JPH0879307A - 通信制御装置 - Google Patents
通信制御装置Info
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- JPH0879307A JPH0879307A JP6214689A JP21468994A JPH0879307A JP H0879307 A JPH0879307 A JP H0879307A JP 6214689 A JP6214689 A JP 6214689A JP 21468994 A JP21468994 A JP 21468994A JP H0879307 A JPH0879307 A JP H0879307A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 相手側の通信制御装置のスループットに応じ
て低料金の交換方式を正確に選択し、通信料金の軽減化
を図ることができる経済性，信頼性に優れた通信制御装
置を提供することを目的とする。 【構成】 通信網１に接続される網インタフェース部４
と、パケット交換通信を行うパケット交換通信部５と、
回線交換通信を行うとともに通信能力を測定する回線交
換通信部６と、通信能力を記憶するスループット記憶部
７と、送信されるデータを蓄積する送信データ記憶部８
と、低料金の交換方式を選択するアプリケーションイン
タフェース部９と、料金算出に必要な曜日及び時刻を与
えるカレンダ部１０と、料金算出に必要なデータを記憶
する料金算出データ記憶部１１と、回線交換料金の算出
を行う回線交換料金算出部１３と、パケット交換料金の
算出を行うパケット交換料金算出部１２と、を備えてい
る構成を有している。
て低料金の交換方式を正確に選択し、通信料金の軽減化
を図ることができる経済性，信頼性に優れた通信制御装
置を提供することを目的とする。 【構成】 通信網１に接続される網インタフェース部４
と、パケット交換通信を行うパケット交換通信部５と、
回線交換通信を行うとともに通信能力を測定する回線交
換通信部６と、通信能力を記憶するスループット記憶部
７と、送信されるデータを蓄積する送信データ記憶部８
と、低料金の交換方式を選択するアプリケーションイン
タフェース部９と、料金算出に必要な曜日及び時刻を与
えるカレンダ部１０と、料金算出に必要なデータを記憶
する料金算出データ記憶部１１と、回線交換料金の算出
を行う回線交換料金算出部１３と、パケット交換料金の
算出を行うパケット交換料金算出部１２と、を備えてい
る構成を有している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パケット交換方式と回
線交換方式を有する通信網に接続し、状況に応じて交換
方式を選択してデータ通信を行う通信制御装置に関する
ものである。
線交換方式を有する通信網に接続し、状況に応じて交換
方式を選択してデータ通信を行う通信制御装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、パケット交換と回線交換の各方式
を備えた通信網と接続する通信制御装置では、どちらの
交換方式を選択して通信を行うか決定する際に、送信デ
ータサイズにしきい値を設け、しきい値より小さい場合
にはパケット交換を選択し、しきい値より大きい場合に
は回線交換を選択して通信を行っていた。更に、距離に
応じた料金の相違を比較したり、土曜，日曜，祝日の割
引や夜間割引を考慮することで、より低料金の交換方式
を選択することが行われてきた。
を備えた通信網と接続する通信制御装置では、どちらの
交換方式を選択して通信を行うか決定する際に、送信デ
ータサイズにしきい値を設け、しきい値より小さい場合
にはパケット交換を選択し、しきい値より大きい場合に
は回線交換を選択して通信を行っていた。更に、距離に
応じた料金の相違を比較したり、土曜，日曜，祝日の割
引や夜間割引を考慮することで、より低料金の交換方式
を選択することが行われてきた。
【０００３】以下に従来の通信制御装置について、図面
を参照しながら説明する。図６は従来の通信制御装置の
機能ブロック図である。１４はパケット交換方式と回線
交換方式を有し他の通信制御装置と接続される通信網、
１５は通信操作を行うアプリケーション、１６は通信網
１４とアプリケーション１５との間に接続される通信制
御装置、１７は通信網１４に接続される網インタフェー
ス部、１８は網インタフェース部１７を介してパケット
交換通信を行うパケット交換通信部、１９は網インタフ
ェース部１７を介して回線交換通信を行うとともに通信
能力を測定する回線交換通信部、２０はパケット交換通
信部１８または回線交換通信部１９により送信されるデ
ータを蓄積する送信データ記憶部、２１はアプリケーシ
ョン１５に接続されデータ通信を行う際に低料金の交換
方式を選択するアプリケーションインタフェース部、２
２はアプリケーションインタフェース部２１に対して料
金算出に必要な曜日及び時刻を与えるカレンダ部、２３
はアプリケーションインタフェース部２１が交換方式を
選択する際に後述のパケット交換料金算出部２４及び後
述の回線交換料金算出部２５における料金算出に必要な
データを記憶する料金算出データ記憶部、２４は料金算
出データ記憶部２３から取得したデータをもとにパケッ
ト交換料金の算出を行うパケット交換料金算出部、２５
は料金算出データ記憶部２３から取得したデータをもと
に回線交換料金の算出を行う回線交換料金算出部であ
る。
を参照しながら説明する。図６は従来の通信制御装置の
機能ブロック図である。１４はパケット交換方式と回線
交換方式を有し他の通信制御装置と接続される通信網、
１５は通信操作を行うアプリケーション、１６は通信網
１４とアプリケーション１５との間に接続される通信制
御装置、１７は通信網１４に接続される網インタフェー
ス部、１８は網インタフェース部１７を介してパケット
交換通信を行うパケット交換通信部、１９は網インタフ
ェース部１７を介して回線交換通信を行うとともに通信
能力を測定する回線交換通信部、２０はパケット交換通
信部１８または回線交換通信部１９により送信されるデ
ータを蓄積する送信データ記憶部、２１はアプリケーシ
ョン１５に接続されデータ通信を行う際に低料金の交換
方式を選択するアプリケーションインタフェース部、２
２はアプリケーションインタフェース部２１に対して料
金算出に必要な曜日及び時刻を与えるカレンダ部、２３
はアプリケーションインタフェース部２１が交換方式を
選択する際に後述のパケット交換料金算出部２４及び後
述の回線交換料金算出部２５における料金算出に必要な
データを記憶する料金算出データ記憶部、２４は料金算
出データ記憶部２３から取得したデータをもとにパケッ
ト交換料金の算出を行うパケット交換料金算出部、２５
は料金算出データ記憶部２３から取得したデータをもと
に回線交換料金の算出を行う回線交換料金算出部であ
る。
【０００４】以上のように構成された従来の通信制御装
置について、以下その動作を説明する。まず、アプリケ
ーション１５がアプリケーションインタフェース部２１
に対してデータの送信を要求すると、アプリケーション
インタフェース部２１は送信データ記憶部２０に送信デ
ータを転送する。送信データ記憶部２０は転送された送
信データを一時的に記憶する。次に、アプリケーション
インタフェース部２１はカレンダ部２２から現在の曜
日，時刻等を取得する。次に、アプリケーションインタ
フェース部２１は、パケット交換料金算出部２４及び回
線交換料金算出部２５に送信データのサイズ，相手電話
番号及び現在の日時，時刻を通知し、通信料金の算出を
要求する。次に、パケット交換料金算出部２４は、相手
先電話番号と現在の日時，時刻をもとに料金算出データ
記憶部２３から現在の料金レートを取得する。次に、パ
ケット交換料金算出部２４は、送信データのサイズと、
料金レートから通信料金を算出し、その結果をアプリケ
ーションインタフェース部２１に通知する。次に、回線
交換料金算出部２５は、料金算出データ記憶部２３か
ら、回線交換の通信能力（以下スループットと称す）を
取得する。ここで使用するスループットは、事前に料金
算出データ記憶部２３に固定値として設定されている。
次に、回線交換料金算出部２５は相手先電話番号と現在
の曜日，時刻をもとに料金算出データ記憶部２３から現
在の料金レートを取得する。次に、回線交換料金算出部
２５は、送信データサイズ，スループット及び料金レー
トから通信料金を算出し、その結果をアプリケーション
インタフェース部２１に通知する。次に、アプリケーシ
ョンインタフェース部２１はパケット交換料金算出部２
４及び回線交換料金算出部２５から通知された通信料金
を比較し、パケット交換の方が低料金の場合にはパケッ
ト交換通信部１８に通信開始を要求し、回線交換の方が
低料金の場合には回線交換通信部１９に通信開始を要求
する。次に、パケット交換通信部１８または回線交換通
信部１９は、送信開始の要求を受けて送信データ記憶部
２０から送信データを読み出し、網インタフェース部１
７を介して通信網１４にデータを送出する。
置について、以下その動作を説明する。まず、アプリケ
ーション１５がアプリケーションインタフェース部２１
に対してデータの送信を要求すると、アプリケーション
インタフェース部２１は送信データ記憶部２０に送信デ
ータを転送する。送信データ記憶部２０は転送された送
信データを一時的に記憶する。次に、アプリケーション
インタフェース部２１はカレンダ部２２から現在の曜
日，時刻等を取得する。次に、アプリケーションインタ
フェース部２１は、パケット交換料金算出部２４及び回
線交換料金算出部２５に送信データのサイズ，相手電話
番号及び現在の日時，時刻を通知し、通信料金の算出を
要求する。次に、パケット交換料金算出部２４は、相手
先電話番号と現在の日時，時刻をもとに料金算出データ
記憶部２３から現在の料金レートを取得する。次に、パ
ケット交換料金算出部２４は、送信データのサイズと、
料金レートから通信料金を算出し、その結果をアプリケ
ーションインタフェース部２１に通知する。次に、回線
交換料金算出部２５は、料金算出データ記憶部２３か
ら、回線交換の通信能力（以下スループットと称す）を
取得する。ここで使用するスループットは、事前に料金
算出データ記憶部２３に固定値として設定されている。
次に、回線交換料金算出部２５は相手先電話番号と現在
の曜日，時刻をもとに料金算出データ記憶部２３から現
在の料金レートを取得する。次に、回線交換料金算出部
２５は、送信データサイズ，スループット及び料金レー
トから通信料金を算出し、その結果をアプリケーション
インタフェース部２１に通知する。次に、アプリケーシ
ョンインタフェース部２１はパケット交換料金算出部２
４及び回線交換料金算出部２５から通知された通信料金
を比較し、パケット交換の方が低料金の場合にはパケッ
ト交換通信部１８に通信開始を要求し、回線交換の方が
低料金の場合には回線交換通信部１９に通信開始を要求
する。次に、パケット交換通信部１８または回線交換通
信部１９は、送信開始の要求を受けて送信データ記憶部
２０から送信データを読み出し、網インタフェース部１
７を介して通信網１４にデータを送出する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、通信相手が変わっても、固定のスループッ
トを用いて料金を算出するために、高料金の交換方式を
選択してしまう。更に、相手側の通信制御装置のスルー
プットが向上しても、料金算出データ記憶部内に記憶さ
れるスループットのデータに対応させて変化させなけれ
ば、低料金の交換方式の選択機能を正確に動作させるこ
とができず経済性，信頼性に欠けるという問題点を有し
ていた。
の構成では、通信相手が変わっても、固定のスループッ
トを用いて料金を算出するために、高料金の交換方式を
選択してしまう。更に、相手側の通信制御装置のスルー
プットが向上しても、料金算出データ記憶部内に記憶さ
れるスループットのデータに対応させて変化させなけれ
ば、低料金の交換方式の選択機能を正確に動作させるこ
とができず経済性，信頼性に欠けるという問題点を有し
ていた。
【０００６】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、相手側の通信制御装置のスループットに応じて低料
金の交換方式を正確に選択し、通信料金の軽減化を図る
ことができる経済性，信頼性に優れた通信制御装置を提
供することを目的とする。
で、相手側の通信制御装置のスループットに応じて低料
金の交換方式を正確に選択し、通信料金の軽減化を図る
ことができる経済性，信頼性に優れた通信制御装置を提
供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の通信制御装置は、パケット交換方式と回線交
換方式を有し他の通信制御装置と接続される通信網と、
通信操作を行うアプリケーションと、通信網とアプリケ
ーションとの間に接続される通信制御装置であって、通
信網に接続される網インタフェース部と、網インタフェ
ース部を介してパケット交換通信を行うパケット交換通
信部と、網インタフェース部を介して回線交換通信を行
うとともに通信能力を測定する回線交換通信部と、回線
交換通信部で測定された通信相手毎の通信能力を記憶す
るスループット記憶部と、パケット交換通信部または回
線交換通信部により送信されるデータを蓄積する送信デ
ータ記憶部と、アプリケーションに接続されデータ通信
を行う際に低料金の交換方式を選択するアプリケーショ
ンインタフェース部と、アプリケーションインタフェー
ス部に対して料金算出に必要な曜日及び時刻を与えるカ
レンダ部と、アプリケーションインタフェース部が交換
方式を選択する際に後述のパケット交換料金算出部及び
後述の回線交換料金算出部における料金算出に必要なデ
ータを記憶する料金算出データ記憶部と、料金算出デー
タ記憶部から取得したデータをもとに回線交換料金の算
出を行う回線交換料金算出部と、料金算出データ記憶部
から取得したデータをもとにパケット交換料金の算出を
行うパケット交換料金算出部と、を備えている構成を有
している。
に本発明の通信制御装置は、パケット交換方式と回線交
換方式を有し他の通信制御装置と接続される通信網と、
通信操作を行うアプリケーションと、通信網とアプリケ
ーションとの間に接続される通信制御装置であって、通
信網に接続される網インタフェース部と、網インタフェ
ース部を介してパケット交換通信を行うパケット交換通
信部と、網インタフェース部を介して回線交換通信を行
うとともに通信能力を測定する回線交換通信部と、回線
交換通信部で測定された通信相手毎の通信能力を記憶す
るスループット記憶部と、パケット交換通信部または回
線交換通信部により送信されるデータを蓄積する送信デ
ータ記憶部と、アプリケーションに接続されデータ通信
を行う際に低料金の交換方式を選択するアプリケーショ
ンインタフェース部と、アプリケーションインタフェー
ス部に対して料金算出に必要な曜日及び時刻を与えるカ
レンダ部と、アプリケーションインタフェース部が交換
方式を選択する際に後述のパケット交換料金算出部及び
後述の回線交換料金算出部における料金算出に必要なデ
ータを記憶する料金算出データ記憶部と、料金算出デー
タ記憶部から取得したデータをもとに回線交換料金の算
出を行う回線交換料金算出部と、料金算出データ記憶部
から取得したデータをもとにパケット交換料金の算出を
行うパケット交換料金算出部と、を備えている構成を有
している。
【０００８】ここで、料金算出データ記憶部に記憶され
るデータとしては、曜日，時刻等に対する料金データが
あげられる。
るデータとしては、曜日，時刻等に対する料金データが
あげられる。
【０００９】
【作用】この構成によって、網インタフェース部が通信
網に接続され、パケット交換通信部が網インタフェース
部を介してパケット交換通信を行い、回線交換通信部が
網インタフェース部を介して回線交換通信を行うととも
に通信能力を測定し、スループット記憶部が回線交換通
信部で測定された通信相手毎の通信能力を記憶し、送信
データ記憶部がパケット交換通信部または回線交換通信
部により送信されるデータを蓄積し、アプリケーション
インタフェース部がアプリケーションに接続されデータ
通信を行う際に低料金の交換方式を選択し、カレンダ部
がアプリケーションインタフェース部に対して料金算出
に必要な曜日及び時刻を与え、料金算出データ記憶部が
アプリケーションインタフェース部が交換方式を選択す
る際にパケット交換料金算出部及び回線交換料金算出部
における料金算出に必要なデータを記憶し、回線交換料
金算出部が料金算出データ記憶部から取得したデータを
もとに回線交換料金の算出を行い、パケット交換料金算
出部が料金算出データ記憶部から取得したデータをもと
にパケット交換料金の算出を行うために、相手側の通信
制御装置の通信能力に応じてパケット交換と回線交換の
選択を行う際に、低料金の交換方式を正確に選択するこ
とができる。
網に接続され、パケット交換通信部が網インタフェース
部を介してパケット交換通信を行い、回線交換通信部が
網インタフェース部を介して回線交換通信を行うととも
に通信能力を測定し、スループット記憶部が回線交換通
信部で測定された通信相手毎の通信能力を記憶し、送信
データ記憶部がパケット交換通信部または回線交換通信
部により送信されるデータを蓄積し、アプリケーション
インタフェース部がアプリケーションに接続されデータ
通信を行う際に低料金の交換方式を選択し、カレンダ部
がアプリケーションインタフェース部に対して料金算出
に必要な曜日及び時刻を与え、料金算出データ記憶部が
アプリケーションインタフェース部が交換方式を選択す
る際にパケット交換料金算出部及び回線交換料金算出部
における料金算出に必要なデータを記憶し、回線交換料
金算出部が料金算出データ記憶部から取得したデータを
もとに回線交換料金の算出を行い、パケット交換料金算
出部が料金算出データ記憶部から取得したデータをもと
にパケット交換料金の算出を行うために、相手側の通信
制御装置の通信能力に応じてパケット交換と回線交換の
選択を行う際に、低料金の交換方式を正確に選択するこ
とができる。
【００１０】
【実施例】以下本発明の一実施例における通信制御装置
について、図面を参照しながら説明する。１はパケット
交換方式と回線交換方式を有し他の通信制御装置と接続
される通信網、２は通信操作を行うアプリケーション、
３は通信網１とアプリケーション２との間に接続される
通信制御装置、４は通信網１に接続される網インタフェ
ース部、５は網インタフェース部４を介してパケット交
換通信を行うパケット交換通信部、６は網インタフェー
ス部４を介して回線交換通信を行うとともに通信能力を
測定する回線交換通信部、７は回線交換通信部６で測定
された通信相手毎の通信能力を記憶するスループット記
憶部、８はパケット交換通信部５または回線交換通信部
６により送信されるデータを蓄積する送信データ記憶
部、９はアプリケーション２に接続されデータ通信を行
う際に低料金の交換方式を選択するアプリケーションイ
ンタフェース部、１０はアプリケーションインタフェー
ス部９に対して料金算出に必要な曜日及び時刻を与える
カレンダ部、１１はアプリケーションインタフェース部
９が交換方式を選択する際に後述のパケット交換料金算
出部１２及び後述の回線交換料金算出部１３における料
金算出に必要なデータを記憶する料金算出データ記憶
部、１２は料金算出データ記憶部１１から取得したデー
タをもとにパケット交換料金の算出を行うパケット交換
料金算出部、１３は料金算出データ記憶部１１から取得
したデータをもとに回線交換料金の算出を行う回線交換
料金算出部である。
について、図面を参照しながら説明する。１はパケット
交換方式と回線交換方式を有し他の通信制御装置と接続
される通信網、２は通信操作を行うアプリケーション、
３は通信網１とアプリケーション２との間に接続される
通信制御装置、４は通信網１に接続される網インタフェ
ース部、５は網インタフェース部４を介してパケット交
換通信を行うパケット交換通信部、６は網インタフェー
ス部４を介して回線交換通信を行うとともに通信能力を
測定する回線交換通信部、７は回線交換通信部６で測定
された通信相手毎の通信能力を記憶するスループット記
憶部、８はパケット交換通信部５または回線交換通信部
６により送信されるデータを蓄積する送信データ記憶
部、９はアプリケーション２に接続されデータ通信を行
う際に低料金の交換方式を選択するアプリケーションイ
ンタフェース部、１０はアプリケーションインタフェー
ス部９に対して料金算出に必要な曜日及び時刻を与える
カレンダ部、１１はアプリケーションインタフェース部
９が交換方式を選択する際に後述のパケット交換料金算
出部１２及び後述の回線交換料金算出部１３における料
金算出に必要なデータを記憶する料金算出データ記憶
部、１２は料金算出データ記憶部１１から取得したデー
タをもとにパケット交換料金の算出を行うパケット交換
料金算出部、１３は料金算出データ記憶部１１から取得
したデータをもとに回線交換料金の算出を行う回線交換
料金算出部である。
【００１１】以上のように構成された本発明の通信制御
装置について、以下その動作について説明する。図２は
本発明の一実施例における通信制御装置のフローチャー
トであり、図３は本発明の一実施例における通信制御装
置の時刻に対するパケット交換料金算出表の構成図であ
り、図４は本発明の一実施例における通信制御装置の曜
日に対する回線交換料金算出表の構成図であり、図５は
本発明の一実施例における通信制御装置のスループット
記憶部の構成図である。まず、図２に示すように、アプ
リケーション２が、アプリケーションインタフェース部
９に対してデータの送信を要求すると、送信データが転
送され、送信データ記憶部８に転送されたデータが一時
的に記憶される（Ｓ１）。次に、アプリケーションイン
タフェース部９が、送信データのサイズ及び相手電話番
号を取得する（Ｓ２）。次に、アプリケーションインタ
フェース部９が、カレンダ部１０から現在の曜日，時刻
を取得する（Ｓ３）。次に、アプリケーションインタフ
ェース部９が、パケット交換料金算出部１２に送信デー
タサイズ、相手電話番号及び現在の曜日，時刻を通知
し、パケット交換での通信料金の算出を要求すると、パ
ケット交換料金算出部１２が、相手電話番号及び現在時
刻をもとに、図３に示すような料金算出データ記憶部１
１内のパケット交換料金算出表を参照し、料金レートを
取得する（Ｓ４）。次に、パケット交換料金算出部１２
が、送信データサイズ、料金レート及び１パケットのサ
イズから（数１）により通信料金を算出し、その結果を
アプリケーションインタフェース部９に通知する（Ｓ
５）。
装置について、以下その動作について説明する。図２は
本発明の一実施例における通信制御装置のフローチャー
トであり、図３は本発明の一実施例における通信制御装
置の時刻に対するパケット交換料金算出表の構成図であ
り、図４は本発明の一実施例における通信制御装置の曜
日に対する回線交換料金算出表の構成図であり、図５は
本発明の一実施例における通信制御装置のスループット
記憶部の構成図である。まず、図２に示すように、アプ
リケーション２が、アプリケーションインタフェース部
９に対してデータの送信を要求すると、送信データが転
送され、送信データ記憶部８に転送されたデータが一時
的に記憶される（Ｓ１）。次に、アプリケーションイン
タフェース部９が、送信データのサイズ及び相手電話番
号を取得する（Ｓ２）。次に、アプリケーションインタ
フェース部９が、カレンダ部１０から現在の曜日，時刻
を取得する（Ｓ３）。次に、アプリケーションインタフ
ェース部９が、パケット交換料金算出部１２に送信デー
タサイズ、相手電話番号及び現在の曜日，時刻を通知
し、パケット交換での通信料金の算出を要求すると、パ
ケット交換料金算出部１２が、相手電話番号及び現在時
刻をもとに、図３に示すような料金算出データ記憶部１
１内のパケット交換料金算出表を参照し、料金レートを
取得する（Ｓ４）。次に、パケット交換料金算出部１２
が、送信データサイズ、料金レート及び１パケットのサ
イズから（数１）により通信料金を算出し、その結果を
アプリケーションインタフェース部９に通知する（Ｓ
５）。
【００１２】
【数１】
【００１３】ここでは、送信データサイズをＤｓｉｚ
ｅ、料金レートをＲｐｋｔ、１パケットのサイズをＰｓ
ｉｚｅ、通信料金をＣｐｋｔとしている。
ｅ、料金レートをＲｐｋｔ、１パケットのサイズをＰｓ
ｉｚｅ、通信料金をＣｐｋｔとしている。
【００１４】次に、アプリケーションインタフェース部
９が、回線交換料金算出部１３に送信データサイズ，相
手電話番号及び現在の曜日，時刻を通知し、回線交換で
の通信料金の算出を要求すると、回線交換料金算出部１
３がスループット記憶部７に、相手電話番号をもとにス
ループットを要求する。スループット記憶部７に登録さ
れている場合には図５に示すようなスループット算出表
を参照し、以前に通信した際のスループットを取得す
る。また、相手電話番号が登録されていない場合には、
直前に通信した相手のスループットを取得し、初回の通
信の場合には予め定められた規定のスループットを取得
する（Ｓ６）。次に、スループット記憶部７は、Ｓ６で
取得したスループットを回線交換料金算出部１３に通知
し、回線交換料金算出部１３が、相手電話番号及び現在
の曜日，時刻をもとに、図４に示す構造の回線交換料金
算出表を参照し、料金レートを取得する（Ｓ７）。次
に、回線交換料金算出部１３が、Ｓ７で取得したスルー
プット、料金レート、送信データサイズ、１度数当たり
の単位料金から（数２）により通信料金を算出し、その
結果をアプリケーションインタフェース部９に通知する
（Ｓ８）。
９が、回線交換料金算出部１３に送信データサイズ，相
手電話番号及び現在の曜日，時刻を通知し、回線交換で
の通信料金の算出を要求すると、回線交換料金算出部１
３がスループット記憶部７に、相手電話番号をもとにス
ループットを要求する。スループット記憶部７に登録さ
れている場合には図５に示すようなスループット算出表
を参照し、以前に通信した際のスループットを取得す
る。また、相手電話番号が登録されていない場合には、
直前に通信した相手のスループットを取得し、初回の通
信の場合には予め定められた規定のスループットを取得
する（Ｓ６）。次に、スループット記憶部７は、Ｓ６で
取得したスループットを回線交換料金算出部１３に通知
し、回線交換料金算出部１３が、相手電話番号及び現在
の曜日，時刻をもとに、図４に示す構造の回線交換料金
算出表を参照し、料金レートを取得する（Ｓ７）。次
に、回線交換料金算出部１３が、Ｓ７で取得したスルー
プット、料金レート、送信データサイズ、１度数当たり
の単位料金から（数２）により通信料金を算出し、その
結果をアプリケーションインタフェース部９に通知する
（Ｓ８）。
【００１５】
【数２】
【００１６】ここでは、スループットをＴｐｕｔ、料金
レートをＲｃｒｔ、送信データサイズをＤｓｉｚｅ、１
度数当たりの単位料金をＣｕｎｉｔ、通信料金をＣｃｒ
ｔとしている。
レートをＲｃｒｔ、送信データサイズをＤｓｉｚｅ、１
度数当たりの単位料金をＣｕｎｉｔ、通信料金をＣｃｒ
ｔとしている。
【００１７】次に、アプリケーションインタフェース部
９が、パケット料金算出部１２及び回線交換料金算出部
１３から通知された通信料金をもとにしてパケット交換
料金のほうが安いか判断を行う（Ｓ９）。Ｙｅｓである
場合、即ちパケット交換の方が低料金の場合にはパケッ
ト交換通信部５に通信開始を要求し、送信データ記憶部
８から送信データを読み出し、網インタフェース部４を
介して通信網１にデータを送出する（Ｓ１０）。一方、
Ｓ９でＮｏである場合、即ち回線交換の方が低料金の場
合には回線交換通信部６に通信開始を要求し、送信デー
タ記憶部８から送信データを読み出し、網インタフェー
ス部４を介して通信網１にデータを送出する（Ｓ１
１）。次に、回線交換通信部６が、通信中に相手側のス
ループットを測定し、通信完了時に測定されたスループ
ットを図５に示すようなスループット記憶部７のスルー
プット算出表に記憶する（Ｓ１２）。
９が、パケット料金算出部１２及び回線交換料金算出部
１３から通知された通信料金をもとにしてパケット交換
料金のほうが安いか判断を行う（Ｓ９）。Ｙｅｓである
場合、即ちパケット交換の方が低料金の場合にはパケッ
ト交換通信部５に通信開始を要求し、送信データ記憶部
８から送信データを読み出し、網インタフェース部４を
介して通信網１にデータを送出する（Ｓ１０）。一方、
Ｓ９でＮｏである場合、即ち回線交換の方が低料金の場
合には回線交換通信部６に通信開始を要求し、送信デー
タ記憶部８から送信データを読み出し、網インタフェー
ス部４を介して通信網１にデータを送出する（Ｓ１
１）。次に、回線交換通信部６が、通信中に相手側のス
ループットを測定し、通信完了時に測定されたスループ
ットを図５に示すようなスループット記憶部７のスルー
プット算出表に記憶する（Ｓ１２）。
【００１８】尚、本実施例では曜日，時刻等によって料
金を算出したが距離，（他に有りませんか）等によって
料金を算出し、スループットによる料金と比較して、低
料金の交換方式を選択することもできる。
金を算出したが距離，（他に有りませんか）等によって
料金を算出し、スループットによる料金と比較して、低
料金の交換方式を選択することもできる。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明は、網インタフェー
ス部が通信網に接続され、パケット交換通信部が網イン
タフェース部を介してパケット交換通信を行い、回線交
換通信部が網インタフェース部を介して回線交換通信を
行うとともに通信能力を測定し、スループット記憶部が
回線交換通信部で測定された通信相手毎の通信能力を記
憶し、送信データ記憶部がパケット交換通信部または回
線交換通信部により送信されるデータを蓄積し、アプリ
ケーションインタフェース部がアプリケーションに接続
されデータ通信を行う際に低料金の交換方式を選択し、
カレンダ部がアプリケーションインタフェース部に対し
て料金算出に必要な曜日及び時刻を与え、料金算出デー
タ記憶部がアプリケーションインタフェース部が交換方
式を選択する際にパケット交換料金算出部及び回線交換
料金算出部における料金算出に必要なデータを記憶し、
回線交換料金算出部が料金算出データ記憶部から取得し
たデータをもとに回線交換料金の算出を行い、パケット
交換料金算出部が料金算出データ記憶部から取得したデ
ータをもとにパケット交換料金の算出を行うために、相
手側の通信制御装置の通信能力に応じてパケット交換と
回線交換の選択を行う際に、低料金の交換方式を正確に
選択することができる経済性，信頼性に優れた通信制御
装置を実現できるものである。
ス部が通信網に接続され、パケット交換通信部が網イン
タフェース部を介してパケット交換通信を行い、回線交
換通信部が網インタフェース部を介して回線交換通信を
行うとともに通信能力を測定し、スループット記憶部が
回線交換通信部で測定された通信相手毎の通信能力を記
憶し、送信データ記憶部がパケット交換通信部または回
線交換通信部により送信されるデータを蓄積し、アプリ
ケーションインタフェース部がアプリケーションに接続
されデータ通信を行う際に低料金の交換方式を選択し、
カレンダ部がアプリケーションインタフェース部に対し
て料金算出に必要な曜日及び時刻を与え、料金算出デー
タ記憶部がアプリケーションインタフェース部が交換方
式を選択する際にパケット交換料金算出部及び回線交換
料金算出部における料金算出に必要なデータを記憶し、
回線交換料金算出部が料金算出データ記憶部から取得し
たデータをもとに回線交換料金の算出を行い、パケット
交換料金算出部が料金算出データ記憶部から取得したデ
ータをもとにパケット交換料金の算出を行うために、相
手側の通信制御装置の通信能力に応じてパケット交換と
回線交換の選択を行う際に、低料金の交換方式を正確に
選択することができる経済性，信頼性に優れた通信制御
装置を実現できるものである。
【図１】本発明の一実施例における通信制御装置の機能
ブロック図
ブロック図
【図２】本発明の一実施例における通信制御装置のフロ
ーチャート
ーチャート
【図３】本発明の一実施例における通信制御装置の時刻
に対するパケット交換料金算出表の構成図
に対するパケット交換料金算出表の構成図
【図４】本発明の一実施例における通信制御装置の曜日
に対する回線交換料金算出表の構成図
に対する回線交換料金算出表の構成図
【図５】本発明の一実施例における通信制御装置のスル
ープット記憶部の構成図
ープット記憶部の構成図
【図６】従来の通信制御装置の機能ブロック図
１，１４ 通信網 ２，１５ アプリケーション ３，１６ 通信制御装置 ４，１７ 網インタフェース部 ５，１８ パケット交換通信部 ６，１９ 回線交換通信部 ７ スループット記憶部 ８，２０ 送信データ記憶部 ９，２１ アプリケーションインタフェース部 １０，２２ カレンダ部 １１，２３ 料金算出データ記憶部 １２，２４ パケット交換料金算出部 １３，２５ 回線交換料金算出部
Claims (1)
- 【請求項１】パケット交換方式と回線交換方式を有し他
の通信制御装置と接続される通信網と、通信操作を行う
アプリケーションと、前記通信網と前記アプリケーショ
ンとの間に接続される通信制御装置であって、前記通信
網に接続される網インタフェース部と、前記網インタフ
ェース部を介してパケット交換通信を行うパケット交換
通信部と、前記網インタフェース部を介して回線交換通
信を行うとともに通信能力を測定する回線交換通信部
と、前記回線交換通信部で測定された通信相手毎の通信
能力を記憶するスループット記憶部と、前記パケット交
換通信部または前記回線交換通信部により送信されるデ
ータを蓄積する送信データ記憶部と、前記アプリケーシ
ョンに接続されデータ通信を行う際に低料金の交換方式
を選択するアプリケーションインタフェース部と、前記
アプリケーションインタフェース部に対して料金算出に
必要な曜日及び時刻を与えるカレンダ部と、前記アプリ
ケーションインタフェース部が交換方式を選択する際に
後述のパケット交換料金算出部及び後述の回線交換料金
算出部における料金算出に必要なデータを記憶する料金
算出データ記憶部と、前記料金算出データ記憶部から取
得したデータをもとに回線交換料金の算出を行う回線交
換料金算出部と、前記料金算出データ記憶部から取得し
たデータをもとにパケット交換料金の算出を行うパケッ
ト交換料金算出部と、を備えていることを特徴とする通
信制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6214689A JPH0879307A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 通信制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6214689A JPH0879307A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 通信制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0879307A true JPH0879307A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16659969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6214689A Pending JPH0879307A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 通信制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0879307A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2313256A (en) * | 1996-05-17 | 1997-11-19 | Motorola Ltd | Method and Apparatus for System Selection |
| US5999826A (en) * | 1996-05-17 | 1999-12-07 | Motorola, Inc. | Devices for transmitter path weights and methods therefor |
| US6977904B2 (en) | 2000-03-14 | 2005-12-20 | Nec Corporation | Packet communication charge pre-notification system |
-
1994
- 1994-09-08 JP JP6214689A patent/JPH0879307A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2313256A (en) * | 1996-05-17 | 1997-11-19 | Motorola Ltd | Method and Apparatus for System Selection |
| US5983092A (en) * | 1996-05-17 | 1999-11-09 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for system selection |
| US5999826A (en) * | 1996-05-17 | 1999-12-07 | Motorola, Inc. | Devices for transmitter path weights and methods therefor |
| GB2313256B (en) * | 1996-05-17 | 2000-08-23 | Motorola Ltd | Method and apparatus for system selection |
| US6977904B2 (en) | 2000-03-14 | 2005-12-20 | Nec Corporation | Packet communication charge pre-notification system |
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