JP3036533B1 - デ―タ通信手段選択方式 - Google Patents

デ―タ通信手段選択方式

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JP3036533B1 JP11029859A JP2985999A JP3036533B1 JP 3036533 B1 JP3036533 B1 JP 3036533B1 JP 11029859 A JP11029859 A JP 11029859A JP 2985999 A JP2985999 A JP 2985999A JP 3036533 B1 JP3036533 B1 JP 3036533B1
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Abstract

【要約】 【課題】 通信をおこなう端末(送信側、受信側の双
方)の電池残量と、使用する通信プロトコルと、通信時
の通信網の電波状態とから推定必要通信時間を考慮し
て、通信手段を選択できるデータ通信手段選択方式を提
供する。 【解決手段】 移動通信網14からの通信データと通信
プロトコル制御部32からの通信データとを無線により
送受信する無線部34と、電池残量管理部26からの電
池残量のデータと、送受信データ管理部30からの送信
データ量と、通信プロトコル制御部32が格納している
通信プロトコルについての情報とを取得しさらに移動通
信網14を介して通信状態監視装置16の移動通信網1
4の通信状態のデータとを取得し、各々のデータから通
信データの送信に適した方法をユーザーへ提示する中央
処理装置36とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信をおこなう端
末(送信側、受信側の双方)の電池残量と、使用する通
信プロトコルと、通信時の通信網の電波状態とから推定
必要通信時間を考慮して、通信手段を選択できるデータ
通信手段選択方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電池残量に対する機器データ通信
の一例が、特開平6−303347号公報に記載されて
いる。この公報に記載された携帯型FAX装置は、電池
の残量を監視する電圧監視手段と、電池残量が少なくな
ったとき電圧監視手段の要求により印刷手段に代わって
一時的に受信FAXデータを蓄積するデータ蓄積手段と
を備え、FAX受信印刷中に電池残量が少なくなったと
き、電圧監視手段によりデータ蓄積手段へFAXデータ
を蓄積する。これによりFAX受信中の電池切れにより
FAX原稿を最後まで受け取れなくなることを防止でき
る。図8にその方法を示す。FAX受信中に電池残量が
少なくなると、電圧監視手段は、電池残量が少なくなっ
たことを検出する(ステップD1)。電池残量が少なく
なったことを表示する(ステップD2)。電圧監視手段
は、印刷手段に対し画像データの印刷中止を要求し、印
刷手段は画像データの印刷を中止する(ステップD
3)。受信データを符号データへ復調する(ステップD
4)。復調された符号データを蓄積手段へ蓄積する(ス
テップD5)。FAXデータが終了したか否かを判断す
る(ステップD6)。判断の結果、終了していない場合
はステップD4へ戻る。判断の結果、終了した場合は受
信終了処理をおこない(ステップD7)、処理を終了す
る。
【0003】さらに従来の電池残量に対する機器データ
通信の一例が、特開平10−107914公報に記載さ
れている。この公報に記載された情報処理装置および方
法は、他の端末装置と通信データを送受信する無線通信
部と、装置の各部の制御をおこなう制御部と、データを
一時的に記憶する不揮発性メモリと、各種情報を表示す
る表示部と、バッテリーの電圧を監視するバッテリー電
圧監視部とを備え、通信回線を介してデータを受信する
とき、バッテリー電圧監視部によりバッテリー電圧を監
視し、残量が所定値より多いとき、データをそのまま受
信し、所定値より少ないとき不揮発性メモリへ記憶す
る。図9に情報処理方法を示す。図9に示すように、情
報処理装置へ着呼し応答すると(ステップE1)、制御
部はバッテリー電圧監視部よりバッテリーの電圧残量を
取得する(ステップE2)。制御部は、規定の電圧値以
上であるか否かを判断する(ステップE3)。判断の結
果、規定の電圧値以上である場合は、データ通信状態に
移行し(ステップE4)、電子メールの内容を表示部へ
表示し(ステップE5)、処理を終了する。ステップE
3の判断で、規定の電圧値以上で無い場合は、無線通信
部以外の動作を中止し(ステップE6)、データ通信状
態へ移行し(ステップE7)、不揮発性メモリへデータ
を記憶し(ステップE8)、処理を終了する。
【0004】いずれも、端末の電池残量を測定して、あ
る基準値との比較の結果、通信データを記憶装置に格納
するか、従来通り、リアルタイムで、表示装置または印
字装置にて処理する方法を選択している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
の従来の技術においても、データ通信を完了させる仕組
みを動作させる判断手段として受信側端末の電池残量の
みを使用しているため、送信側端末の電池残量を考慮し
ていない。また、受信側端末電池残量のみを判断基準に
しているため、データ通信に用いる通信プロトコルによ
る通信時間の差違を考慮していない。さらに、受信側端
末電池残量のみを判断基準にしているため、移動体通信
の場合、通信時の電波安定状態を考慮していない。
【0006】本発明の目的は、移動体通信におけるデー
タ通信時において、送信端末側および受信端末側の電池
残量と、使用する通信プロトコルによる推定通信時間お
よび通信時の通信網の電波安定状態を判断して、通信を
おこなう送信側端末ユーザーに、通信手段の選択を可能
としたデータ通信手段選択方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ通信手段
選択方式は、移動体通信の通信網である移動通信網と、
前記移動通信網の通信時の電波の状態を監視する通信状
態監視装置と、前記移動通信網の端末装置であり、前記
通信状態監視装置から電波の状態を取得し、装置内の電
池の状態と送信データの量と通信プロトコルの情報とを
取得し、可能な通信方法をユーザーへ通知する移動網用
データ通信端末と、前記移動通信網で一時的に前記移動
網用データ通信端末間と送受信すべき通信データを蓄積
するデータ通信用蓄積装置とを備えることを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の特徴は、移動体通信シス
テムにおいて、特に、データ通信をおこなうときに、通
信をおこなう端末(送信側、受信側の双方)の電池残量
と、使用する通信プロトコルと、通信時の通信網の電波
状態とから推定必要通信時間を考慮して、通信手段を選
択できるようにしたことにある。また、本発明では、通
信端末に代わって、送信(または受信)したいデータを
上記条件によって、蓄積・保存し、送信するためのデー
タ通信用蓄積装置を用意した点も特徴のひとつである。
【0009】本発明の実施例の構成を図1,図2を参照
し詳細に説明する。図1は、本発明のシステム全体を表
すブロック図である。図2は、本発明の移動網用データ
通信端末の構成を表すブロック図である。図1に示すよ
うに、一般公衆網を表す既存公衆網10と、既存公衆網
10に接続されデータ通信などの端末であるデータ通信
端末12と、既存公衆網10と接続され移動体通信の網
である移動通信網14と、移動通信網14の通信時の電
波状態を監視する通信状態監視装置16と、移動通信網
14で一時的に送受信すべき通信データを蓄積するデー
タ通信用蓄積装置18と、移動通信網14の端末装置で
ある移動網用データ通信端末20,22とから構成され
る。ここで説明の便宜上、移動網用データ通信端末20
を送信用、移動網用データ通信端末22を受信用と限定
する。
【0010】ここで移動通信網14は、携帯電話システ
ムであるPDCシステムまたはPHSシステムで構成さ
れる。同様に既存公衆網10は、通常のアナログ電話網
である一般公衆網で構成される。データ通信端末12
は、アナログ網でデータ通信が可能なモデム機能をもつ
データ通信端末である。
【0011】移動網用データ通信端末20,22は、図
2に示すように、本体装置を作動させる電源である電池
24と、電池24の電池残量を監視しそのデータを指示
により通知する電池残量管理部26と、記憶装置であり
送信データ,制御データおよびその他制御に必要なデー
タを一時的に格納する送受信データバッファ28と、送
受信データバッファ28とやり取りし、送信データの量
を計測し送信データの量を通知する送受信データ管理部
30と、予め複数の通信プロトコルが登録され、通信デ
ータの通信プロトコルを制御する通信プロトコル制御部
32と、移動通信網14からの通信データと通信プロト
コル制御部32からの通信データとを無線により送受信
する無線部34と、電池残量管理部26からの電池残量
のデータと、送受信データ管理部30からの送信データ
量と、通信プロトコル制御部32が格納している通信プ
ロトコルについての情報とを取得しさらに移動通信網1
4を介して通信状態監視装置16の移動通信網14の通
信状態のデータとを取得し、各々のデータから通信デー
タの送信に適した方法をユーザーへ提示する中央処理装
置36とを有する。
【0012】中央処理装置36は、送受信データ管理部
30と送受信データバッファ28で計測した送信データ
量の通知を受ける。中央処理装置36は、送信データ量
をもとに、通信プロトコル制御部32にあらかじめ登録
されている複数の通信プロトコルを各々使用した場合の
送信完了までの通信時間を推定する。中央処理装置36
は、通信プロトコル制御部32に登録されている複数の
通信プロトコルを各々使用した場合の通信継続可能時間
を電池残量から推定する。中移動網用データ通信端末2
0のユーザーが移動通信網14を使用してデータ送信し
ようとするときに、央処理装置36は、前述した各々の
通信プロトコル使用時の推定送信完了時間と通信継続可
能時間とをユーザーに表示装置等を使用して通知する。
ユーザーは、通知された結果をもとに送信時のプロトコ
ルを選択し、その選択したプロトコルを中央処理装置3
6に指示する。中央処理装置36は、ユーザーが選択し
た選択肢に従い、データの送信をおこなう。データを送
信するとき、選択肢の一つとして、リアルタイムに移動
網用データ通信端末22に送信するのではなく、移動通
信網14に接続されているデータ通信用蓄積装置18に
送信する選択肢も用意されている。
【0013】次に、ユーザーは通信手段を選択し、送信
の動作を開始する。移動網用データ通信端末20は、移
動網用データ通信端末22へ発呼すると、移動通信網1
4の仕組みで、移動網用データ通信端末22へ着呼させ
る。移動通信網14は、移動網用データ通信端末22が
busy状態の場合、その旨を移動網用データ通信端末
20に通知する。移動網用データ通信端末20は、移動
網用データ通信端末22がbusy状態であるとしてデ
ータ通信用蓄積装置18に送信するか否かをユーザーに
通知する。データ通信用蓄積装置18に送信した場合
は、データ通信用蓄積装置18が、移動網用データ通信
端末22に対し、移動網用データ通信端末20に代わ
り、蓄積した送信データの送信をおこなう。
【0014】また、移動網用データ通信端末22がbu
sy状態ではない場合、つまり移動網用データ通信端末
22と呼が成立した場合は、通信状態監視装置16が移
動網用データ通信端末20と移動網用データ通信端末2
2とのそれぞれの電波状態の良好度を確認し、電波状態
の良好度を移動網用データ通信端末20に通知する。移
動網用データ通信端末20は、電波状態情報を考慮し
て、再度、推定送信完了時間を中央処理装置36が割り
出し、ユーザーに通知する。この時点で、ユーザーは、
再度、通信手段を選択可能となる。
【0015】このようにして、本願発明では、使用しよ
うとする通信プロトコル、電池残量、送信側と受信側の
電波状態を考慮して、通信プロトコルを選択できる。ま
た、選択によっては、送信データを一旦、移動通信網1
4にあるデータ通信用蓄積装置18に蓄積することも可
能としているので、データ送信の完了をより確実にする
ことができる。
【0016】本発明の実施例の動作を図3,図4を参照
し詳細に説明する。図3は、本発明のデータ通信設定の
動作のフローチャートを表す図である。図4は、本発明
の通信手段再設定の動作のフローチャートを表す図であ
る。図3に示すように、移動網用データ通信端末20
は、送信すべきデータ量を送受信データ管理部30およ
び送受信データバッファ28をもちいて計測し、その結
果を、中央処理装置36へ通知する(ステップA1)。
中央処理装置36は、通知された送信データ量と使用さ
れるであろう複数のあらかじめ実装されている通信プロ
トコルをおのおの使用した場合の通信完了までの推定時
間およびその通信プロトコルを使用した場合の電池残量
から推定される通信継続可能時間を算出する(ステップ
A2)。中央処理装置36は、算出した前述の通信時間
および通信継続可能時間をおのおのの通信プロトコル毎
に明示したものをまとめて、移動網用データ通信端末2
0の表示装置に提示する(ステップA3)。中央処理装
置36は、データ通信設定準備を終了する。
【0017】次に、図3の動作の完了後、ユーザーが通
信手段を選択・確定し、移動網用データ通信端末20か
ら移動網用データ通信端末22に発呼動作をする。移動
網用データ通信端末22がBUSYの場合は、その旨を
移動通信網14から移動網用データ通信端末20に通知
される。通知をうけた移動網用データ通信端末20は、
データ通信用蓄積装置18へデータを送信するかどうか
の是非を確認するため、移動網用データ通信端末20の
表示装置に移動網用データ通信端末22がBUSY状態
であると提示する(ステップB1)。
【0018】移動網用データ通信端末22と呼が成立し
た場合は、その旨を移動通信網14から移動網用データ
通信端末20に通知される。同時に、通信状態監視装置
16から、送信・受信側双方の電波状態情報が通知され
る(ステップB2)。移動網用データ通信端末20は、
受信した情報をもとに、中央処理装置36で電波状態を
さらに追加して考慮した通信時間および通信継続可能時
間の推定をおこなう(ステップB3)。中央処理装置3
6は、算出した前述の通信時間および通信継続可能時間
をおのおのの通信プロトコル毎にまとめて、移動網用デ
ータ通信端末20の表示装置に提示する(ステップB
4)。中央処理装置36は、通信手段再設定動作を終了
する。この表示結果をもとにユーザーは、妥当な通信手
段を選択することで、より確実な通信完了を期待できる
選択をおこなうことができる。
【0019】以上は、移動網用データ通信端末20,2
2の間での通信の動作説明である。移動網用データ通信
端末20から、データ通信端末12への通信の場合も、
上述と同様に、通信手段の選択が可能であり、同様の効
果を得られる。
【0020】本発明の他の実施例を図5を参照し詳細に
説明する。図5は、本発明の他の実施例の通信手段再設
定の動作のフローチャートを表す図である。
【0021】その基本的構成は上記の通りであるが、受
信側端末である移動網用データ通信端末22の電池残量
をさらに考慮し、通信プロトコルの選択についてさらに
工夫している実施例を示す。
【0022】その差違は、データ通信をおこなうため、
移動網用データ通信端末20が、移動網用データ通信端
末22と呼が成立した時に、受信側端末である移動網用
データ通信端末22の電池残量データを上述の実施例の
動作にさらに追加して考慮し、通信手段の選択肢を移動
網用データ通信端末20に提示する仕組みを追加したも
のである。
【0023】図3の動作の完了後、ユーザーが通信手段
を選択・確定し、移動網用データ通信端末20から移動
網用データ通信端末22に発呼動作をする。移動網用デ
ータ通信端末22と呼が成立した場合は、その旨を移動
通信網14から移動網用データ通信端末20に通知され
る。同時に、通信状態監視装置16から、送信・受信側
双方の電波状態情報が通知され、さらに移動網用データ
通信端末22の電池残量管理部26の電池残量が移動網
用データ通信端末20へ通知される(ステップC1)。
移動網用データ通信端末20は、受信した情報をもと
に、中央処理装置36で電波状態および受信側電池残量
を考慮した通信時間および通信継続可能時間の推定をお
こなう(ステップC2)。中央処理装置36は、算出し
た前述の通信時間および通信継続可能時間をおのおのの
通信プロトコル毎にまとめて、移動網用データ通信端末
20の表示装置に提示する(ステップC3)。中央処理
装置36は、通信手段再設定動作を終了する。この表示
結果をもとにユーザーは、妥当な通信手段を選択するこ
とで、より確実な通信完了を期待できる選択をおこなう
ことができる。
【0024】なお、この場合に、受信側である移動網用
データ通信端末22に、通信手段の選択肢を参考に表示
する機能をもたすことも可能である。このように、本実
施例では、受信側端末である移動網用データ通信端末2
2の電池残量を考慮しているので、前実施例に比べ、さ
らに、通信の完了をより確実にするという効果が得られ
る。
【0025】次に、本発明のさらに他の実施例を図6,
図7を参照し詳細に説明する。図6は、本発明の他の実
施例におけるシステム全体を表すブロック図である。図
7は、本発明の他の実施例における移動網用データ通信
端末の構成を表すブロック図である。
【0026】上述のいずれの実施例において、移動網用
データ通信端末20,22が移動通信網14に含まれる
ことを前提にしたが、電池残量管理部26や、データ通
信の選択肢を前述したようにユーザーに提供する機能を
もつ端末が存在しない場合を想定し、選択肢情報の作成
と提供を移動通信網14の付加装置でおこなう実施例を
提示する。
【0027】図6は、図1に対して、送受信データ管理
部30からの送信データ量と、通信プロトコル制御部3
2が格納している通信プロトコルについての情報とを取
得し、通信状態監視装置16の移動通信網14の通信状
態のデータとを取得し、各々のデータから通信データの
送信に適した方法を移動網用データ通信端末40,42
へ送信する通信時間推定装置38を、移動通信網14に
接続する。移動網用データ通信端末40,42は、図6
および図7に示すように、移動網用データ通信端末2
0,22に対して、電池残量管理部16が削除されてい
る。
【0028】上述のいずれの実施例では、ユーザーに提
示する通信手段の選択肢の作成を移動網用データ通信端
末20でおこなっていた。本実施例では、通信時間推定
装置38で、通信時間を上述の実施例に提示したように
推定し、その結果を移動通信網14を介して移動網用デ
ータ通信端末40に通知する。移動網用データ通信端末
40は、受信した情報をもとに、ユーザーに選択肢を提
示するものである。この、さらに他の実施例において
も、上述の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明のデータ通信手段選択方式は、デ
ータ通信時の送信側端末の電池残量を考慮しているの
で、受信側の相手端末に発呼をする前に、データ通信手
段の妥当性の確認ができる。また、中央処理装置または
通信時間推定装置が、通信プロトコル制御部により通信
プロトコルの差違による通信完了までの通信時間を考慮
しているので、より正確な通信完了までの推定ができ
る。
【0030】さらにデータ通信手段選択方式は、通信手
段の選択肢のなかに、データ蓄積装置への通信を含めて
いるので、通信手段の妥当性の確認の結果、通信が正常
に最後まで完了できないことが予想された場合、別途、
その蓄積装置から、希望する相手端末へ通信が可能とな
ることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム全体を表すブロック図であ
る。
【図2】本発明の移動網用データ通信端末の構成を表す
ブロック図である。
【図3】本発明のデータ通信設定の動作のフローチャー
トを表す図である。
【図4】本発明の通信手段再設定の動作のフローチャー
トを表す図である。
【図5】本発明の他の実施例の通信手段再設定の動作の
フローチャートを表す図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例におけるシステム全
体を表すブロック図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例における移動網用デ
ータ通信端末の構成を表すブロック図である。
【図8】従来の電池残量に対してのデータ通信の動作を
表すフローチャートである。
【図9】従来の電池残量に対してのデータ通信の他の例
の動作を表すフローチャートである。
【符号の説明】
10 既存公衆網 12 データ通信端末 14 移動通信網 16 通信状態監視装置 18 データ通信用蓄積装置 20 移動網用データ通信端末 22 移動網用データ通信端末 24 電池 26 電池残量管理部 28 送受信データバッファ 30 送受信データ管理部 32 通信プロトコル制御部 34 無線部 36 中央処理装置 38 通信時間推定装置 40 移動網用データ通信端末 42 移動網用データ通信端末
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体通信の通信網である移動通信網と、 前記移動通信網の通信時の電波の状態を監視する通信状
    態監視装置と、 前記移動通信網の端末装置であり、前記通信状態監視装
    置から電波の状態を取得し、装置内の電池の状態と送信
    データの量と通信プロトコルの情報とを取得し、可能な
    通信方法をユーザーへ通知する移動網用データ通信端末
    と、 前記移動通信網で一時的に前記移動網用データ通信端末
    間と送受信すべき通信データを蓄積するデータ通信用蓄
    積装置と、を備えることを特徴とするデータ通信手段選
    択方式。
  2. 【請求項2】前記移動網用データ通信端末は、 電池の残量の情報を取得し、前記電池残量を通知する電
    池残量管理部と、 前記送信データの量を計測し、前記送信データの量を通
    知する送受信データ管理部と、 予め通信プロトコルの情報を格納し、前記通信プロトコ
    ルの情報を通知し、前記通信プロトコルの情報により前
    記送信データを前記通信プロトコルで送信する通信プロ
    トコル制御部と、 指示に基づき前記通信プロトコル制御部で定められた通
    信方法により前記送信データを送信する無線部と、 前記電池残量の情報と、前記送信データの量と、前記通
    信プロトコルの情報と、前記電波の状態とを取得し、可
    能である通信方法をユーザーへ提示し、ユーザーの指示
    により前記送信データを、他の移動網用データ通信端末
    または前記データ通信用蓄積装置を介して他の移動網用
    データ通信端末へ送信する中央処理装置と、を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータ通信手段選択方
    式。
  3. 【請求項3】前記中央処理装置は、 さらに前記他の移動網用データ通信端末の電池残量を取
    得し、前記他の移動網用データ通信端末の電池残量を含
    めて可能である通信方法をユーザーへ提示し、他の移動
    網用データ通信端末または前記データ通信用蓄積装置を
    介して他の移動網用データ通信端末へ送信することを特
    徴とする請求項2記載のデータ通信手段選択方式。
  4. 【請求項4】前記データ通信用蓄積装置は、 前記中央処理装置から、前記他の移動網用データ通信端
    末へ前記送信データが送信されてくると、前記送信デー
    タを記憶し、前記他の移動網用データ通信端末へ送信す
    ることを特徴とする請求項3記載のデータ通信手段選択
    方式。
  5. 【請求項5】移動体通信の通信網である移動通信網と、 前記移動通信網の通信時の電波の状態を監視する通信状
    態監視装置と、 前記移動通信網の端末装置であり、送信データの量と通
    信プロトコルの情報とを取得し、通知する移動網用デー
    タ通信端末と、 前記移動通信網で一時的に前記移動網用データ通信端末
    間と送受信すべき通信データを蓄積するデータ通信用蓄
    積装置と、 前記移動網用データ通信端末から送信データの量と通信
    プロトコルの情報とを取得し、前記通信状態監視装置か
    ら電波の状態を取得し、可能である通信方法を送信側の
    移動網用データ通信端末へ通知する通信時間推定装置
    と、を備えることを特徴とするデータ通信手段選択方
    式。
  6. 【請求項6】前記移動網用データ通信端末は、 前記送信データの量を計測し、前記送信データの量を通
    知する送受信データ管理部と、 予め通信プロトコルの情報を格納し、前記通信プロトコ
    ルの情報を通知し、前記通信プロトコルの情報により前
    記送信データを前記通信プロトコルで送信する通信プロ
    トコル制御部と、 指示に基づき前記通信プロトコル制御部で定められた通
    信方法により前記送信データを送信する無線部と、 前記電池残量の情報と、前記送信データの量と、前記通
    信プロトコルの情報とを前記通信時間推定装置へ通知
    し、前記通信時間推定装置から通知された可能である通
    信方法をユーザーへ提示し、ユーザーの指示により前記
    送信データを、他の移動網用データ通信端末または前記
    データ通信用蓄積装置を介して他の移動網用データ通信
    端末へ送信する中央処理装置と、を有することを特徴と
    する請求項5記載のデータ通信手段選択方式。
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