JPH0879288A - リング構成型伝送システム - Google Patents

リング構成型伝送システム

Info

Publication number
JPH0879288A
JPH0879288A JP21231294A JP21231294A JPH0879288A JP H0879288 A JPH0879288 A JP H0879288A JP 21231294 A JP21231294 A JP 21231294A JP 21231294 A JP21231294 A JP 21231294A JP H0879288 A JPH0879288 A JP H0879288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
transmission
terminal interface
main
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21231294A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Furukawa
圭一 古川
Masashi Hirome
正志 廣目
Hidetoshi Amari
英敏 甘利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP21231294A priority Critical patent/JPH0879288A/ja
Publication of JPH0879288A publication Critical patent/JPH0879288A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は互いに逆方向のデータ伝送を行う2系
統のリング伝送路で接続された複数のリング伝送装置が
二重化された伝送路インタフェース部と時間スイッチ部
及び端末インタフェース部を備えたリング構成型伝送シ
ステムに関し,サブリング収容における帯域の非有効使
用や,リング間接続におけるエンド・エンド通信の信頼
性の欠如を無くすことを目的とする。 【構成】メインリング内の2つのリング伝送装置に収容
された一つの端末インタフェース部に別の狭帯域の端末
回線と複数のリング伝送装置を含むサブリングの両端を
接続する。サブリングが接続された各端末インタフェー
ス部は,受信処理においてメインのリングからの2系統
のリング伝送路経由の2つの通信パスの一方を固定して
選択するよう設定して,メインリング内の2つのリング
伝送装置の端末インタフェース部にまたがって別の狭帯
域のサブリングを収容するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光伝送路リング(または
ループ)LAN(ローカルエリアネットワーク)のよう
なリングネットワークを構成し,二重化された伝送路に
より各通信パスの二重化を実現するリング構成型伝送シ
ステムに関する。
【0002】近年,光伝送路を用いた広帯域(数百Mb
ps程度:メガビットパーセコンド)の伝送路を伝送装
置間にリング状に配置したリング構成型伝送システムが
使用されている。このようなリングネットワークでは,
信頼性を維持するためにリングを二重化する構成が採ら
れている。このようなリング構成を持つメインのネット
ワークに対して,狭帯域のサブリングを収容してサブリ
ングの伝送装置によりメインリングを介した通信を行い
たいという要求があるが,サブリングにおいても二重化
を維持するために伝送路の帯域を無駄に使用するためそ
の改善が望まれている。
【0003】
【従来の技術】図14乃至図17を用いて従来の技術を
説明する。図14は従来のシステム構成図である。この
例では,リング伝送装置(またはノード装置)#1〜リ
ング伝送装置#4が0系(#0で表示)のリングと1系
(#1で表示)のリングにより二重化されている。#0
のリングと#1のリングは信号の伝送方向が逆方向の広
帯域(例えば150Mbps,600Mbps等)の光
伝送路である。#0と#1の各リング上には,TDM
(Time Division Multiplexing: 時分割多重) によりデ
ータが伝送され,フレームを構成する多数のタイムスロ
ットの中の割り当てられたタイムスロットを用いて各リ
ング伝送装置は自装置に収容された端末と他のリング伝
送装置の端末との間のデータの送受信を行う。各リング
伝送装置にはそれぞれ複数の端末を収容することがで
き,通信を行う各端末のデータはリング伝送装置#1に
おいて二重化された2つの伝送路(リング)にデータが
送出される。
【0004】図14の構成において,例えば,リング伝
送装置#1の端末1とリング伝送装置#3の端末2との
間でデータを送受信する場合,端末1からのデータはリ
ング伝送装置#1で,#0と#1のリングに送出され,
受信側のリング伝送装置#3において#0と#1のリン
グから自装置の受信用のタイムスロットが抽出される。
この時,2つの伝送路からのデータをチェックして,#
0と#1の中から正常である(誤りが検出されない)系
を選択するよう端末インタフェース(IF)に設けられ
たセレクタ(SELで表示)を切替えて,選択された系
のデータを端末2へ送る。リング伝送装置#3の端末2
からリング伝送装置#1の端末1へデータを送信する場
合も,同様の方法で行われ,リング伝送装置#1の端末
IFにおいて,セレクタSELにより選択されて端末1
へ送られる。
【0005】上記図14の場合,#0と#1は広帯域の
リングであり,これをメインリングとすると,これより
狭い狭帯域(例えば,6Mbps)の通信を行う小規模
リングを複数のリング伝送装置の間に設け,メインリン
グを介した通信を行いたいという要求がある。それは,
低速のデータや音声等の信号を扱う小規模リング(これ
をサブリングという)をメインリングに接続して,メイ
ンリングに接続された他のリング伝送装置や,他の小規
模リングの端末と通信を行うためである。また,伝送媒
体(光ファイバ)の削減という意味からも要求がある。
【0006】図15に従来の小規模リング収容のシステ
ム構成の例を示す。図15において,装置#1〜#5,
#11,#12,#21,#22はリング伝送装置を表
し,この中のリング伝送装置#1〜#5により図14と
同様のメインリングが構成され,その中のリング伝送装
置#2と#4のそれぞれの端末インタフェース(IF)
に端末回線#2と端末回線#3を接続し,リング伝送装
置#21と#22をそれぞれ設け,2つのリング伝送装
置#21と#22間を伝送路(回線)で接続して,サブ
リングaを構成したものである。また,リング伝送装置
#1と#5の端末インタフェース(IF)に端末回線#
1と#4を接続し,リング伝送装置#11と#12を設
け,2つのリング伝送装置#11と#12間を伝送路で
接続して,サブリングbが構成されている。これらのサ
ブリングでは狭帯域(6Mbpsとする)の伝送を行う
ものとする。
【0007】この構成において,サブリングaのリング
伝送装置#21,#22と,サブリングbのリング伝送
装置#11と#12を含めて二重化したリング伝送を構
成する場合,図15の中に矢印を付した太線で示すよう
にリング伝送装置#21が収容されたリング伝送装置#
2とリング伝送装置#11が収容されたリング伝送装置
#1の間で二重化した通信経路を構成し,リング伝送装
置#22が収容されたリング伝送装置#4とリング伝送
装置#12が収容されたリング伝送装置#5の間で二重
化した通信経路を構成する必要がある。その場合,メイ
ンリング上ではリング伝送装置#1と#2間のサブリン
グ間の二重化通信経路と,リング伝送装置#4と#5間
の二重化通信経路は同じ経路を使用することができな
い。
【0008】図16は図15に示すサブリング収容の場
合の通信経路を示す図であり,図15と同様に図16の
「装置」は「リング伝送装置」を表す。サブリングa及
びb(図15参照)内の二重化された通信経路(1) ,(2)
は,図16に示すようにそれぞれメインリング内で二重
化され,(1) は(11)と(12)に,(2) は(21)と(22)として
二重化される。
【0009】このように,2つのサブリングを接続し
て,メインリングを介して二重化した伝送を行うために
は,図16に示すようにサブリングの帯域を4重化する
必要があり,二重化リングで実現するには,サブリング
の使用帯域が2倍必要となる。例えば,各サブリングの
使用帯域が6Mbpsの場合,メインリングの#0と#
1のそれぞれで6Mbps×2=12Mbpsが専有さ
れてしまう。
【0010】次に異なるメインリングを接続する場合の
構成を図17により説明する。図17は従来のリング間
接続を備える場合のシステム構成である。図17でも
「装置」は「リング伝送装置」を表す。この構成では,
メインリング1とメインリング2を接続するために,リ
ング伝送装置#11の端末インタフェース部(端末IF
で表示)とリング伝送装置#21の端末インタフェース
部とを端末回線#1で接続している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記図15乃至図16
に示したように,従来はメインリング上の異なるリング
伝送装置間でサブリングを収容すると,二重化の通信経
路の帯域がサブリングの倍の帯域が必要となり,サブリ
ングを収容するたびに帯域が専有されるという問題があ
った。
【0012】また,上記図17に示す構成により異なる
リングを接続すると,両リング内では,通信パスが二重
化されているため信頼性が高いが,リング間を接続する
部分(端末回線#1)では,各方向の回線が一重化とな
っており信頼性に欠けるという問題があった。
【0013】本発明はサブリング収容におけるメインリ
ング内帯域の非有効使用や,リング間接続におけるエン
ド〜エンド通信の信頼性の欠如を無くすことができるリ
ング構成型伝送システムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明によるリン
グ伝送装置の基本構成図である。図1において,1は左
回りの0系(#0)と右回りの1系(#1)の二重化さ
れたリング(ループ)伝送路であり,このリング伝送路
1はメインリングを構成する。2は0系と1系に二重化
された伝送路インタフェース部,3は0系と1系に二重
化された時間スイッチ部,4は収容する複数の端末また
はサブリングを構成する回線(伝送路)に対応して複数
個設けられた端末インタフェース部であり,端末または
端末回線に接続されると共にメインリング側と二重化さ
れた時間スイッチ部3に接続される。各端末インタフェ
ース部4内の40は0系と1系の2つの系からの受信信
号から一方を選択する選択手段(SEL),41は選択
手段40の選択動作を制御する制御信号が設定される選
択設定手段,5は各部を制御する制御部である。
【0015】本発明は互いに逆方向の伝送を行う二重化
されたリング(ループ)伝送路,各伝送路に接続する二
重化された伝送路インタフェース部及び二重化された時
間スイッチ部を経由して,それぞれに付属する端末に対
応して設けられた端末インタフェース部と接続し,端末
インタフェース部に設けられた2系統の受信信号の一方
を選択するセレクタは,当該端末インタフェース部の接
続先がサブリングの場合予め一方の系統を固定して選択
するよう設定され,端末装置が接続される場合はエラー
の発生に応じて切り換え可能に構成する。
【0016】
【作用】図1に示すリング伝送装置は,左回りの0系
(#0)と右回りの1系(#1)の各リング伝送路1に
それぞれ接続する2つの伝送路インタフェース部2(0
系,1系)を備え,伝送路インタフェース部2は伝送路
が光伝送路の場合,O/E(光/電気)変換,E/O
(電気/光)を行い,更に電気信号レベルでのフレーム
同期・組立等を行い,リング伝送路1上にタイムスロッ
トによる時分割多重化信号を伝送させる。
【0017】0系,1系の各伝送路インタフェース部2
に接続された時間スイッチ部3は,それぞれこのリング
伝送装置に収容された複数の端末またはサブリングを構
成する端末回線に対応して個別に設けられた端末インタ
フェース部4と接続され,複数の端末インタフェース部
4からの信号を伝送路の時分割多重のタイムスロットへ
入れ換えを行うための時間スイッチを行い,伝送路から
の時分割多重のタイムスロットから各端末インタフェー
ス部4へ送信する信号の時間スイッチを行う。また,こ
の時間スイッチ部3には,このリング伝送装置を通過す
るだけの通信パス(端末インタフェース部4で受信され
ない通信パス)に対して,伝送路インタフェース部2か
ら入力すると直ちに折り返して再度伝送路インタフェー
ス部2に入力する構成を備えている。
【0018】端末インタフェース部4は,リング伝送装
置に接続される各種端末に応じた端末インタフェース機
能を持ち,接続される端末の数量及び種類に応じて複数
の端末インタフェース部4が用意される。端末インタフ
ェース部4が端末に接続されている場合,二重化された
時間スイッチ部3の0系,1系から2つの受信信号を受
け取って選択手段40により一方の信号が選択され,端
末から送られてくる信号は0系,1系の両系に同時に送
信される。
【0019】選択手段40は選択設定手段41により切
替えられ,選択設定手段41は制御部5から設定され
る。制御部5は各端末インタフェース部4に端末が接続
されている場合は,誤りが発生していない一方の系のデ
ータを選択する動作を行うよう選択設定手段41に対し
可変動作するよう設定する。また,端末インタフェース
部4が,メインのリング上の2つのリング伝送装置の間
に設けられた狭帯域のサブリングを構成する端末回線に
接続されている場合や,2つのメインリングの間を接続
する回線に接続されている場合は,制御部5から選択設
定手段41に対し,選択手段40が一方の系の受信信号
(例えば0系)を固定して選択するよう設定する。この
場合,サブリングまたはリング間を接続する他方の端末
回線を収容するリング伝送装置では,その端末回線を収
容する端末インタフェース部4の選択設定手段41は,
選択手段40が他方の系の受信信号(例えば1系)を固
定して選択するよう設定される。
【0020】メインのリング上の2つのリング伝送装置
の間に別の狭帯域のサブリングを接続する場合,各リン
グ伝送装置のサブリングを収容する端末インタフェース
部において受信信号の選択を上記のように予め一方を選
択するよう設定することによりメインリング内に従来の
ような4重化の帯域を専有することがない。同様にリン
グ間を接続する端末回線を収容する端末インタフェース
部も固定して受信信号の系を選択することによりメイン
リング上で余分な帯域を専有することがない。
【0021】
【実施例】上記図1の構成における時間スイッチ3部及
び端末インタフェース部4の構成を説明する。図2は時
間スイッチ部の構成図,図3は端末インタフェース部の
構成図である。
【0022】図2に示す時間スイッチ部3において,3
aはデータ・メモリ,3bは分離部,3cはセレクタ
(SEL),3dはアドレス・コントロール・メモリ,
3eはカウンタ,3fはアドレス・コントロール・メモ
リ,3gはデータ・メモリ,3hは多重部である。
【0023】時間スイッチ部3は,伝送路インタフェー
ス部2から受信信号が入力すると,データ・メモリ3a
にカウンタ3eのカウント値を書き込みアドレスとして
書き込みが行われるが,受信信号の中でこのリング伝送
装置を通過する通信パス(端末インタフェース部4で受
信されない信号の通信パス)については,セレクタ3c
へ入力され,読出しアドレスを制御するアドレス・コン
トロール・メモリ3dの制御でセレクタ3cが切替えら
れて伝送路インタフェース部へ出力される。
【0024】これによりリング伝送装置内を経由(通
過)する通信パスのデータは中継処理される。また,デ
ータ・メモリ3aに書き込まれたデータは,アドレス・
コントロール・メモリ3fに設定されたアドレスにより
読み出されて時間スイッチが行われ,読み出されたタイ
ムスロットの多重化されたデータは分離部3bにおい
て,各端末インタフェース部4の信号に分離される。な
お,カウンタ3eとアドレス・コントロール・メモリ3
fの機能(書き込みと読み出し)を逆にすることは可能
である。
【0025】各端末インタフェース部4からの送信デー
タは多重部3hにおいて多重化され,データ・メモリ3
gにカウンタ3eのカウント値をアドレスとして書き込
まれる。データ・メモリ3gに書き込まれたデータは,
アドレス・コントロール・メモリ3dから発生するリー
ドアドレスにより読み出されて,セレクタ3cにおいて
中継処理されるデータと多重化されて伝送路インタフェ
ース部2へ出力される。
【0026】時間スイッチ部3は0系と1系に二重化さ
れているが(図1参照),0系と1系では異なったタイ
ムスロット入れ換えの設定を行うことができるように,
アドレス・コントロール・メモリ3d,3f等のタイム
スロット入れ替えを制御する設定情報を系毎に備え,制
御部(図1の5)から制御バスを介して設定される。こ
のように系によりタイムスロットの入れ替えが可能であ
ることにより,0系の時間スイッチ部3と1系の時間ス
イッチ部3で異なるタイムスロット入れ替えを行って,
同じリング伝送装置内の異なる端末インタフェース部4
の間の接続(装置内接続)が可能となる。
【0027】図3に示す端末インタフェース部4におい
て,4aは監視情報付加回路,4bはセレクタ(図1の
選択手段40に対応),4cは速度変換回路,4dはフ
レーム組立・分解を含む端末インタフェース回路,4e
はアラーム検出回路,4fは選択指示レジスタ(図1の
選択設定手段41に対応),4gは選択制御回路であ
る。
【0028】端末インタフェース部4に対し,端末から
入力されたデータは端末の種類に応じた端末インタフェ
ース回路4dでフレーム同期処理等が行われた後,速度
変換回路で装置内のデータバスの速度に合わせられ,さ
らに監視情報付加回路4aでパリティ等の監視情報が付
加され,二重化された時間スイッチ部3の0系,1系の
それぞれに同一データを出力する。
【0029】一方,0系,1系それぞれの時間スイッチ
部3から入力されたデータは,アラーム検出回路4eと
セレクタ4bに入力される。アラーム検出回路4eで
は,状態が監視され,例えばパリティエラー等のチェッ
クが行われ,その結果が選択制御回路4gに入力され,
その監視結果の状態により0系データと1系データの何
れが正常であるかを確認できる。また,選択指示レジス
タ4fが設けられ,制御部(図1の5)から制御バスを
通じて選択指示が設定可能となっている。
【0030】選択指示レジスタ4fには,固定的に受信
データが選択される系(サブリングに接続される場合に
0系または1系)があるかないかの表示と,ある場合に
は0系/1系のどちらの系であるかを指示する情報が設
定され,設定されると選択制御回路4gへ出力される。
【0031】選択制御回路4gでは,選択指示レジスタ
4fへの設定で固定的に選択される系があると,アラー
ム検出回路4eからの入力は無視され設定された系が常
に選択されるようにセレクタ4bを制御し,選択指示レ
ジスタ4fの設定により固定的に選択される系がなけれ
ば,アラーム検出回路4eの出力により常に正常な系が
選択されるようにセレクタ4bを制御する。このように
して,選択されたデータは速度変換回路4cで端末側の
速度に変換され,端末インタフェース回路4dにおいて
フレーム等の組立を行い,端末またはサブリングの端末
回線へ出力される。
【0032】図4はメインリングにサブリングを収容し
た実施例1の構成図を示す。図4の場合,逆方向に伝送
する二重化されたメインリングのリング伝送路1にリン
グ伝送装置#1〜#5が順次接続され,この中のリング
伝送装置#2と#4の間に狭帯域のサブリングAが設け
られ,リング伝送装置#1と#5の間に狭帯域のサブリ
ングBが設けられている。図4の各リング伝送装置は,
上記図1乃至図3について説明したような,それぞれ二
重化された伝送路インタフェース部2,二重化された時
間スイッチ部3及び各端末または端末回線に対応する端
末インタフェース部4が備えられているが,この図では
伝送路インタフェース部2及び端末インタフェース部4
は簡単なブロックで示し,時間スイッチ部3は図示省略
されている。
【0033】サブリングAは,リング伝送装置#2から
端末回線#2,リング伝送装置#21,回線,リング伝
送装置#22及び端末回線#3とで構成され,サブリン
グBはリング伝送装置#1から端末回線#1,リング伝
送装置#11,回線,リング伝送装置#12及び端末回
線#4とで構成され,サブリングに接続する各リング伝
送装置#1,#2,#4及び#5の各端末インタフェー
ス部を4−1,4−2,4−4,4−5とする。
【0034】本発明によりサブリングAに接続されたリ
ング伝送装置#2の端末インタフェース部4−2の受信
信号は,そのセレクタ4bがリング伝送装置#2の制御
部(図1の5)により1系(#1)の伝送路の信号を固
定して選択するよう,選択指示レジスタ4f(図3参
照)に設定されており,リング伝送装置#4の端末イン
タフェース部4−4の受信信号のセレクタ4bは0系
(#0)の伝送路の信号を固定して選択するようリング
伝送装置#4の制御部により設定されている。
【0035】同様にサブリングBを接続するリング伝送
装置#1の端末インタフェース部4−1のセレクタ4b
は0系の伝送路を選択するよう設定され,リング伝送装
置#5の端末インタフェース部4−5のセレクタ4bは
1系の伝送路を選択するよう設定されている。
【0036】サブリングAとサブリングBに接続する各
端末インタフェース部のセレクタ4bを上記の図4に示
すように固定して選択するように設定すると,リング伝
送装置#1と#2の端末インタフェース部が対向し,リ
ング伝送装置#4と#5の端末インタフェース部が対向
し,メインリングと2つのサブリング(AとB)を含む
形で1つのリングを構成するように固定される。これに
より,1つの端末インタフェース速度の帯域に対して複
数のサブリング(A,B)をメインリングに収容するこ
とが可能となり,リング内で専有される帯域も1つの端
末インタフェース速度分だけとなる。この時の通信経路
を図5に示す。
【0037】図5は図4に示す設定を行った場合のメイ
ンリングを介するサブリングの通信経路を示す。このよ
うにサブリングを収容すると,リング伝送装置#1を起
点とした場合,リング伝送装置#2,#21,#22,
#4,#5,#12,#11,#1という右回りの経路
と,リング伝送装置#1,#11,#12,#5,#
4,#22,#21,#2,#1という左回りの経路が
構成される。当然,メインリング内のみの経路(リング
伝送装置#1,#2,#3,#4,#5,#1の右回り
と,リング伝送装置#1,#5,#4,#3,#2,#
1の左回り)も存在し(タイムスロットにより経路が異
なる),その一部の帯域を使用してサブリングを収容す
ることができる。なお,図5にはサブリングが収容され
る通信経路だけが示されている。
【0038】図6及び図7は単一のリング伝送装置にサ
ブリングを収容した構成の例であり,図6はメインリン
グにサブリングを収容した実施例2の構成図,図7はメ
インリングにサブリングを収容した実施例3の構成図で
ある。
【0039】図6,図7において,「装置#n」と表示
する各ブロックは全て「リング伝送装置#n」を表す。
リング伝送装置#2,#3,#4及びリング伝送装置#
2と#4の間にまたがるサブリングA(端末回線#2,
リング伝送装置#21,#22,端末回線#3)の部分
は,上記図4の実施例1と同様であり,リング伝送装置
#2の端末インタフェース部のセレクタ4bは1系の受
信データを選択し,リング伝送装置#4の端末インタフ
ェース部のセレクタ4bは0系の受信データを選択する
よう設定されている。
【0040】図6の場合,リング伝送装置#1には,L
S(a) とLS(b) の符号で表す2つの端末インタフェー
ス部4−10,4−11が設けられ,この2つの端末イ
ンタフェース部4−10,4−11の間にサブリングC
が収容される。このサブリングCは,端末回線#1,リ
ング伝送装置#11,回線,リング伝送装置#12,端
末回線#4とで構成され,単一のリング伝送装置#1に
収容されている。
【0041】図6の端末インタフェース部4−10の受
信信号のセレクタ4bは0系のリング伝送路の信号を選
択し,端末インタフェース部4−11の受信信号のセレ
クタ4bは1系のリング伝送路の信号を固定選択するよ
う,制御部(図1の5)からの制御によりそれぞれの選
択指示レジスタ(図3の4f)が設定される。
【0042】この時,リング伝送装置#1における時間
スイッチ部と端末インタフェース部のマッピング設定
(0系,1系の時間スイッチ部と端末インタフェース部
間の接続配置)は,0系と1系の時間スイッチ部では接
続される端末インタフェース部が異なる。つまり,0系
の時間スイッチ部では出力側が端末インタフェース部4
−10,入力側が端末インタフェース部4−11に接続
され,一方,1系の時間スイッチ部では出力側が端末イ
ンタフェース部4−11,入力側が端末インタフェース
部4−10に接続される。従って,両系の時間スイッチ
部では異なる設定情報を持つことになる。このような設
定により端末インタフェース部のセレクタ4bの選択を
固定して,後述する図8のように通信経路ができ,同一
のメインリングの帯域に2つのサブリングを収容するこ
とができる。
【0043】0系,1系の時間スイッチ部と端末インタ
フェース部4−10,4−11とのマッピングにおいて
時間スイッチ部の0系と1系とでは異なる。すなわち,
0系と1系の時間スイッチ部でそれぞれ個別のアドレス
・コントロール・メモリ(図2の3d,3f)の設定情
報を持つ。
【0044】この図6の例では,リング伝送装置#1の
端末インタフェース部4−10とリング伝送装置#2の
端末インタフェース部が対向し,リング伝送装置#4の
端末インタフェース部とリング伝送装置#1の端末イン
タフェース部4−11が対向して,メインリングと2つ
のサブリング(A,C)を含む形で1つのリングを構成
するように固定される。つまり,リング伝送装置#1の
端末インタフェース部4−10とリング伝送装置#4の
端末インタフェース部では,常に0系のデータを受信す
るように固定選択し,リング伝送装置#2の端末インタ
フェース部とリング伝送装置#1の端末インタフェース
部4−11では,常に1系のデータを受信するように固
定選択する。
【0045】図7の例では,リング伝送装置#1に設け
られた1つの端末インタフェース部4−12が,2つの
端末インタフェース機構(上記図3と同様の構成を2組
備え,それぞれ一方の系に接続される)を備え,2つの
端末インタフェース機構の間に,端末回線#1,リング
伝送装置#11,回線,リング伝送装置#12,端末回
線#4により形成するサブリングDが収容される。
【0046】この場合も,上記図6と同様にリング伝送
装置#1と#2の端末インタフェース部が対向し,リン
グ伝送装置#4と#1の端末インタフェース部が対向
し,メインリングと2つのサブリング(A,D)を含む
形で1つのリングを構成するように固定する。つまり,
リング伝送装置#4の端末インタフェース部では常に0
系のデータを受信するよう固定選択し,リング伝送装置
#2の端末インタフェース部では常に1系のデータを受
信するよう固定選択する。
【0047】一方,図7のリング伝送装置#1の端末イ
ンタフェース部4−12では,0系,1系それぞれのデ
ータを受信し,そのまま0系から受信したデータはリン
グ伝送装置#11(端末回線#1)側へ,1系から受信
したデータはリング伝送装置#12(端末回線#4)側
へ出力する。逆にリング伝送装置#11(端末回線#
1)側から入力されたデータは1系時間スイッチ部へ,
リング伝送装置#12(端末回線#4)側から入力され
たデータは0系時間スイッチ部へ出力するように構成す
る。この時の時間スイッチ部のマッピング設定は0系と
1系で同一となる。
【0048】このように端末インタフェース部4−12
の構成を2つのインタフェース機構を装備するように変
更することにより,後述する図8のような通信経路の流
れができ,同一のメインリングの帯域に2つのサブリン
グを収容することができる。
【0049】図8は上記,図6及び図7による通信経路
の構成を示す。図8において,「装置#n」は「リング
伝送装置#n」を表す。これによれば,リング伝送装置
#1を起点とした場合,リング伝送装置#1,#2,#
21,#22,#4,#1,#12,#11,#1とい
う右回りの経路と,リング伝送装置#1,#11,#1
2,#1,#4,#22,#21,#2,#1という左
回りの経路を構成することができる。
【0050】上記図4乃至図8によりサブリングの収容
形態の3つの構成を示したが,いずれも,このようなシ
ステムによりサブリング内のリング伝送装置に接続され
る端末も通信経路を確立することができ,しかもメイン
リング内の帯域を無駄に使用することなく,エンド〜エ
ンド間の通信パスを二重化することが可能となる。
【0051】次に本発明によるリング間接続の構成を説
明する。図9はリング間接続を備える実施例1の構成図
である。この構成では,リング伝送装置#11〜リング
伝送装置#15でメインのリング#1を構成し,リング
伝送装置#21〜リング伝送装置#25はリング#2を
構成する。リング#1とリング#2は,リング伝送装置
#11とリング伝送装置#21の端末インタフェース部
及びリング伝送装置#15とリング伝送装置#25の端
末インタフェース部により,それぞれ端末回線#1及び
端末回線#2で接続される。
【0052】この時,リング伝送装置#11と#25は
0系の受信データを固定選択し,リング伝送装置#15
と#21は1系の受信データを固定選択するよう,それ
ぞれのセレクタ(SEL)の選択指示レジスタ(図3の
4f)を,それぞれの制御部(図1の5)から制御バス
を通じて設定する。この固定選択を行うことによりリン
グ間にわたる通信パスにおいて1つの端末インタフェー
ス速度の帯域のみを専有してエンド〜エンドで二重化さ
れることになる。
【0053】図10は図9における通信経路の構成を示
す。上記図9に示すようにリング伝送装置#11,#2
1,#15及び#25の端末インタフェース部において
受信データを固定選択することにより,図10に示す通
信経路が形成される。すなわち,リング伝送装置#11
を起点とした場合,リング伝送装置#11,#12,#
13,#14,#15,#25,#24,#23,#2
2,#21,#11という右回りの経路と,リング伝送
装置#11,#21,#22,#23,#24,#2
5,#15,#14,#13,#12,#11という左
回りの経路を構成することである。当然のことである
が,1つのリング内のみの経路,例えば,リング伝送装
置#11,#12,#13,#14,#15,#11の
右回りの経路とリング伝送装置#11,#15,#1
4,#13,#12,#11の左回りの経路(図10に
は示されない)が存在し,その一部の帯域を使用してリ
ング間の通信経路が構成される。
【0054】図11はリング間接続を備える実施例2の
構成図,図12はリング間接続を備える実施例3の構成
図,図13は図11及び図12によるリング間接続の通
信経路の構成を示す図である。
【0055】上記リング間接続を備える実施例1(図9
参照)が2組のリング伝送装置によりリング間を接続す
るのに対し,この実施例2及び実施例3では,1組のリ
ング伝送装置#11と#21によりリング間を接続する
ものである。
【0056】図11の場合,リング伝送装置#11と#
21のそれぞれに,同種の2つの端末インタフェース部
4−110(LS(a) ),4−111(LS(b) )及び
4−210(LS(c) ),4−211(LS(d) )を接
続し,図12の場合は,リング伝送装置#11と#21
のそれぞれに2つの端末インタフェース機構を持った1
つの端末インタフェース部4−112及び4−212を
接続する。
【0057】図11の構成では,リング間が接続される
各リング伝送装置#11,#21の端末インタフェース
部において図に示すように受信データの固定選択が行わ
れる。すなわち,リング伝送装置#11の端末インタフ
ェース部4−110と#21の端末インタフェース部4
−211では,常に0系のデータを受信するように固定
選択し,リング伝送装置#11の端末インタフェース部
4−111と#21の端末インタフェース部4−210
では常に1系のデータを受信するように固定選択する。
これらの固定選択は,上記の各実施例と同様に各端末イ
ンタフェース部の選択指示レジスタに制御部から選択指
示を設定することにより行われる。
【0058】図11のリング伝送装置#11と#21に
おける時間スイッチ部と各端末インタフェース部のマッ
ピング設定は,0系と1系の時間スイッチ部により接続
される端末インタフェース部が異なる。すなわち,リン
グ伝送装置#11の0系の時間スイッチ部では出力側が
端末インタフェース部4−110,入力側が端末インタ
フェース部4−111に接続され,1系の時間スイッチ
部では出力側が端末インタフェース部4−111,入力
側が端末インタフェース部4−110に接続される。
【0059】一方,リング伝送装置#21の0系の時間
スイッチ部では出力側が端末インタフェース部4−21
1,入力側が端末インタフェース部4−210に接続さ
れ,1系の時間スイッチ部では出力側が端末インタフェ
ース部4−210,入力側が端末インタフェース部4−
211に接続される。従って,両系の時間スイッチ部で
は異なる設定情報を持つ。このような設定により端末イ
ンタフェース部の受信信号のセレクタを図11のように
固定して,図13に示すような通信経路ができ,リング
内の同一の帯域を使用してリング間を接続することがで
きる。
【0060】また,図12の例では,リング伝送装置#
11の端末インタフェース部では,0系,1系それぞれ
のデータを受信し,そのまま0系から受信したデータは
端末回線#1側へ,1系から受信したデータは端末回線
#2側へ出力する。逆に端末回線#1側から入力された
データは1系の時間スイッチ部へ,端末回線#2側から
入力されたデータは0系の時間スイッチ部へ出力するよ
うに接続する。同様に,リング伝送装置#21では,0
系から受信したデータは端末回線#2側へ,1系から受
信したデータは端末回線#1側へ出力する。逆に端末回
線#1側から入力されたデータは0系時間スイッチ部
へ,端末回線#2側から入力されたデータは1系時間ス
イッチ部へ出力するように接続する。この時の時間スイ
ッチ部のマッピング設定は,0系と1系で同一となる。
このように端末インタフェース部の構成を2つのインタ
フェース機構を装備するように変更することにより,図
13に示すような通信経路ができ,リング内の同一帯域
を使用してリング間を接続することができる。
【0061】以上,図9乃至図13によりリング間の接
続形態に対応する3つの実施例の構成を示したが,何れ
の構成によっても複数のリングにまたがったリング伝送
装置間で接続される端末も通信パスを確立することがで
きる。しかも,リング内の帯域を無駄に使用することな
く,エンド・エンド間の通信パスを二重化することが可
能となる。
【0062】さらに,リング内の帯域が分割されて,そ
の分割帯域間でのクロスコネクト(相互のスイッチ接
続)をメインリング内で行わない場合,上記のサブリン
グを収容する構成やリング間接続の構成はそのまま分割
帯域間の接続に適用することができる。すなわち,例え
ば,メインリングを600Mbps(150Mbps×
4)のSDH(Synchronous Digital Hiearchy :同期デ
ィジタル網) インタフェースで構成した場合, リング伝
送装置内で4層分の150Mbpsに分割して処理し,
異なる150Mbpsの層にまたがる分割帯域間(クロ
スコネクト)の通信パスは,それぞれの150Mbps
の層に収容される端末インタフェース部間を接続するこ
とにより実現できる。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば,リングネットワークを
構成するような伝送システムにおいて,メインとなるリ
ングに狭帯域(帯域の少ない)サブリングを収容する場
合に,メインリング内の帯域を無駄に使用することな
く,しかもエンド・エンド間で通信パスの二重化を確保
することができ,帯域を有効に使用しながら信頼性を維
持することができる。また,リング間を接続する場合
や,分割された帯域間の接続においても,リング内の帯
域を無駄に使用することなくエンド・エンド間で通信パ
スの二重化を確保することができ,信頼性を維持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリング伝送装置の基本構成図であ
る。
【図2】時間スイッチ部の構成図である。
【図3】端末インタフェース部の構成図である。
【図4】メインリングにサブリングを収容した実施例1
の構成図である。
【図5】図4に示す設定を行った場合のメインリングを
介するサブリングの通信経路を示す図である。
【図6】メインリングにサブリングを収容した実施例2
の構成図である。
【図7】メインリングにサブリングを収容した実施例3
の構成図である。
【図8】図6及び図7による通信経路の構成を示す図で
ある。
【図9】リング間接続を備える実施例1の構成図であ
る。
【図10】図9における通信経路の構成を示す図であ
る。
【図11】リング間接続を備える実施例2の構成図であ
る。
【図12】リング間接続を備える実施例3の構成図であ
る。
【図13】図11及び図12によるリング間接続の通信
経路の構成を示す図である。
【図14】従来のシステム構成図である。
【図15】従来の小規模リング収容のシステム構成の例
を示す図である。
【図16】図15に示すサブリング収容の場合の通信経
路を示す図である。
【図17】従来のリング間接続を備える場合のシステム
構成を示す図である。
【符号の説明】
1 二重化されたリング伝送路 2 二重化された伝送路インタフェース部 3 二重化された時間スイッチ部 4 端末インタフェース部 40 選択手段(SEL) 41 選択設定手段 5 制御部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のリング伝送装置が互いに逆方向の
    データ伝送を行う2系統のリング伝送路で接続されたメ
    インリングを備え,各リング伝送装置が二重化された伝
    送路インタフェース部,二重化された時間スイッチ部及
    び収容される端末に対応する複数の端末インタフェース
    部を備え,送信データが前記2系統のリング伝送路を介
    して伝送されるリング構成型伝送システムにおいて,前
    記メインリング内の2つのリング伝送装置に収容された
    それぞれ1つの端末インタフェース部に別の狭帯域の端
    末回線と複数のリング伝送装置を含むサブリングの両端
    を接続し,前記サブリングが接続された各端末インタフ
    ェース部は,受信処理においてメインのリングからの前
    記2系統のリング伝送路経由の2つの通信パスの一方を
    固定して選択するよう設定することにより,メインリン
    グ内の2つのリング伝送装置の端末インタフェース部に
    またがって別の狭帯域のサブリングを収容することを特
    徴とするリング構成型伝送システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のリング構成型伝送シス
    テムにおいて,前記メインリング内の1つのリング伝送
    装置に収容された2つの端末インタフェース部に,別の
    狭帯域の端末回線と複数のノード装置を含むサブリング
    を接続し,前記2つの端末インタフェース部は,それぞ
    れ受信処理においてメインのリングからの2系統のリン
    グ伝送路経由の2つの通信パスの一方を固定して選択す
    るよう設定することにより,メインのリング内の1つの
    リング伝送装置の2つの端末インタフェース部に別の狭
    帯域のサブリングを収容することを特徴とするリング構
    成型伝送システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のリング構成型伝送シス
    テムにおいて,前記メインリング内の1つのリング伝送
    装置に接続された1つの端末インタフェース部に,2つ
    のインタフェース機構を設け,前記端末インタフェース
    部の前記2つのインタフェース機構の端末側に,別の狭
    帯域の端末回線と複数のノード装置を含むサブリングを
    接続し,前記2つのインタフェース機構はメインのリン
    グの2系統からの各受信信号を受け取って前記サブリン
    グの両端の2つの回線に入力し,前記サブリングの両端
    から出力された信号は前記受信信号が入力するメインの
    リングの系と異なる系の時間スイッチ部へ出力すること
    により,メインのリング内の1つのリング伝送装置の1
    つの端末インタフェース部に別の狭帯域のサブリングを
    収容することを特徴とするリング構成型伝送システム。
  4. 【請求項4】 複数のリング伝送装置が互いに逆方向の
    データ伝送を行う2系統のリング伝送路で接続された2
    つのメインリングを備え,各リング伝送装置が二重化さ
    れた伝送路インタフェース部,二重化された時間スイッ
    チ部及び収容される端末に対応する複数の端末インタフ
    ェース部を備え,送信データが前記2系統のリング伝送
    路を介して伝送されるリング構成型伝送システムにおい
    て,前記一方のメインリング内の2つのリング伝送装置
    に収容されたそれぞれ1つの端末インタフェース部と,
    他方のメインリング内の2つのリング伝送装置に収容さ
    れたそれぞれ1つの端末インタフェース部とを個別の伝
    送路で接続し,前記各端末インタフェース部の受信処理
    においてそれぞれのメインのリングからの2つの通信パ
    スの一方を固定して選択するよう設定することにより,
    2つのメインのリング間での通信を行うことを特徴とす
    るリング構成型伝送システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のリング構成型伝送シス
    テムにおいて,前記一方のメインリング内の1つのリン
    グ伝送装置に収容された2つの端末インタフェース部
    を,他方のメインリング内の1つのリング伝送装置に収
    容された2つの端末インタフェース部とそれぞれ個別の
    伝送路で接続し,前記各リング伝送装置に収容された2
    つの各端末インタフェース部の受信処理は,それぞれメ
    インリングの2つの系統の一方と他方の通信パスを固定
    して選択することにより2つのメインのリング間での通
    信を行うことを特徴とするリング構成型伝送システム。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のリング構成型伝送シス
    テムにおいて,前記一方のメインリング内の1つのリン
    グ伝送装置に収容された2つの端末インタフェース機構
    を備えた端末インタフェース部を,他方のメインリング
    内の1つのリング伝送装置に収容された2つの端末イン
    タフェース機構を備えた1つの端末インタフェース部と
    を,それぞれ端末インタフェース機構毎に個別の伝送路
    で接続し,前記各端末インタフェース部の2つの端末イ
    ンタフェース機構はそれぞれメインリングの2つの系統
    の一方と他方に固定して接続することにより2つのメイ
    ンのリング間での通信を行うことを特徴とするリング構
    成型伝送システム。
  7. 【請求項7】 請求項1において,メインのリング伝送
    路上の帯域を複数の帯域に分割し,異なる分割帯域間で
    の通信は前記2つのリング伝送装置にそれぞれに収容さ
    れた端末インタフェース部間で行うことを特徴とするリ
    ング構成型伝送システム。
  8. 【請求項8】 請求項2において,メインのリング伝送
    路上の帯域を複数の帯域に分割し,異なる分割帯域間の
    通信は前記1つのリング伝送装置にそれぞれ収容された
    2つの端末インタフェース部間で行うことを特徴とする
    リング構成型伝送システム。
  9. 【請求項9】 請求項3において,メインのリング伝送
    路上の帯域を複数の帯域に分割し,分割帯域間の通信は
    前記端末インタフェース部に設けられた前記2つのイン
    タフェース機構の間で行うことを特徴とするリング構成
    型伝送システム。
JP21231294A 1994-09-06 1994-09-06 リング構成型伝送システム Pending JPH0879288A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21231294A JPH0879288A (ja) 1994-09-06 1994-09-06 リング構成型伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21231294A JPH0879288A (ja) 1994-09-06 1994-09-06 リング構成型伝送システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0879288A true JPH0879288A (ja) 1996-03-22

Family

ID=16620474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21231294A Pending JPH0879288A (ja) 1994-09-06 1994-09-06 リング構成型伝送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0879288A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2713605B2 (ja) リングネットワーク切替制御方式
JP4499089B2 (ja) デジタル加入者線アクセス・マルチプレクサのスタッキングの方法および装置
JP3285138B2 (ja) リングネットワークにおける伝送装置
JP2001268011A (ja) 光ノードシステム、及び、スイッチの接続方法
JPH08107573A (ja) 回線インタフェース装置
JP2001186159A (ja) リング伝送システム及びそのスケルチ方法
JPH04351032A (ja) ネットワーク切替制御方法
JPH08331616A (ja) 非同期転送モードを用いたマルチプロセッサ制御方式のデジタル構内交換機
JPH0879288A (ja) リング構成型伝送システム
JPH1188393A (ja) ノード装置及びそれを用いるネットワーク及びそこで用いる伝送制御方法
JPS641987B2 (ja)
JP3227857B2 (ja) データ伝送方式
JPH01114135A (ja) デジタル音声用のリング型ローカルエリアネットワーク
JP2003209527A (ja) 多重化通信装置の伝送路二重化システム
JP2003060679A (ja) データ通信装置及びシステム
JP2000183934A (ja) ノード装置およびノード装置を用いたネットワーク
JPH01112847A (ja) リング型のローカルエリアネットワーク
JPH06284101A (ja) データ伝送装置内のデータ保護方法
JPS6313450A (ja) ル−プ接続装置
JPH07327053A (ja) 多重化装置及び中継装置及び集線装置
JPS61234634A (ja) 光伝送路切替方式
JP2500763B2 (ja) 伝送装置
JPS59190755A (ja) 通信路二重化システム
JP2513931B2 (ja) 回線切替方式
KR100436135B1 (ko) 에이티엠 교환기에서의 보드간 정합 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020820