JPH04351032A - ネットワーク切替制御方法 - Google Patents

ネットワーク切替制御方法

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JPH04351032A
JPH04351032A JP3152395A JP15239591A JPH04351032A JP H04351032 A JPH04351032 A JP H04351032A JP 3152395 A JP3152395 A JP 3152395A JP 15239591 A JP15239591 A JP 15239591A JP H04351032 A JPH04351032 A JP H04351032A
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JP
Japan
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node
nodes
network
communication
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Withdrawn
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JP3152395A
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English (en)
Inventor
Masaaki Iwasaki
岩崎 雅明
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • HELECTRICITY
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    • H04L45/28Routing or path finding of packets in data switching networks using route fault recovery
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04Q3/0016Arrangements providing connection between exchanges
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    • H04Q3/0075Fault management techniques
    • H04Q3/0079Fault management techniques involving restoration of networks, e.g. disaster recovery, self-healing networks

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネットワーク切替制御方
法に係り、特に複数のノードを回線で接続して構成する
通信ネットワークにおいて、異常発生時に他のノードを
経由する予備ルートへの切替時間を短時間にするように
したこと及び予備ルートを最適なものにあらかじめ決定
しておくようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の通信ネットワークの需要の増加及
びその重要度の増大に伴い、通信設備及び通信回線のい
かなる異常に対しても通信サービスを確保し、しかも異
常時のサービス停止期間を最小とする通信ネットワーク
が要求されている。このため一部のノードまたは回線の
異常時に、予備ルートチャンネルへ切替えることが必要
である。
【0003】従来の切替制御方式では、例えば図15(
A)に示す如く、光端局中継装置100−0,100−
1・・・100−nと、光端局中継装置110−0,1
10−1〜110−nとの間に光中間局中継装置102
−0,102−1〜102−nを設けてこれらを光ファ
イバーで構成される伝送路103,103で接続してい
る。
【0004】この場合、光端局中継装置100−1〜1
00−n、光中間局中継装置102−1〜102−n、
光端局中継装置110−1〜110−nにより現用回線
を構成し、光端局中継装置100−0、光中間局中継装
置102−0、光端局中継装置110−0により予備回
線を構成している。なお図15において101は切替制
御装置であり、入力側の通信チャンネルを光端局中継装
置100−1〜100−nまたは100−0と選択的に
切替制御するものである。同様に切替制御装置111は
光端局中継装置110−1〜110−nまたは110−
0と出力側の通信チャンネルを選択的に切替制御するも
のである。
【0005】通常は、図15(A)に示す如く、現用回
線で運用されているが、例えば光中間局中継装置102
−nのルートに障害が発生すれば、図8(B)に示す如
く、切替制御装置101、111はこれを予備回線側の
光端局中継装置100−0、光中間局中継装置102−
0、光端局中継装置110−0に切替えて使用される。 そしてこの切替時間は、交換機のサービス接続を切らな
い程度に小さくする必要がある。
【0006】ところで、従来の切替制御方式では、ひと
つのルート内(例えば数10本の光ファイバーを束ねて
ひとつの被覆に収めた通信路)に、現用回線と予備回線
を収めており、現用回線の障害時に予備回線に切替えて
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが土木工事など
により、誤ってルート毎、全体が切断されるという全断
のとき、予備回線も切断されるため、予備回線の意味を
なさなかった。このような全断時には人手により別ルー
トに繋ぎ変えるために、通信サービスの回復に大きな時
間がかかった。
【0008】このため、従来では図16(A)に示す如
く、ノード2A〜2Iを光ファイバー121により接続
してネットワークを構成するとともに、ネットワーク管
理装置120と各ノード間を点線で示す制御線122で
接続し、ネットワーク管理装置120からの接続指令に
より各ノード間の接続指示を行っている。
【0009】例えばノード2A−2D−2G−2Hを経
由する通信チャンネル(パス)4Cが形成されていると
きに、×印で示す如く、ノード2Dと2G間に、例えば
全断の如き障害が発生してこれがノード2Aに通知され
たとき、ノード2Aがネットワーク管理装置120の指
示によりノード2A−2B−2E−2Hを経由する通信
チャンネル5Cを形成するように制御が行われる。
【0010】このため、図16(B)に示す如く、ノー
ド2Aがノード2Bに対し通信チャンネル5Cを形成す
るための切替制御命令を作成してこれを転送し、ノード
2Bを切替処理する。次にノード2Eに対し同様な切替
制御命令を作成してこれを転送し、ノード2Bを切替処
理する。ノード2Hに対しても同様な切替処理を行う。 このように、従来の場合には、ノード2Aより、各ノー
ド毎に対して切替制御命令を順次作成、転送することが
必要であった。そのため所望の通信チャンネルを形成す
るために非常に時間がかかるという欠点があった。本発
明の目的は、短時間で通信チャンネルを形成することで
ある。
【0011】しかし従来では、このネットワーク切替制
御命令は、図17(A)に示す如く、データ多重化部1
30により、同図(B)に示す如き、固定化された信号
フレームフォーマットで形成される。
【0012】すなわち、主信号に多重化される制御情報
としては、図17(B)に示す如く、切替制御命令、警
報情報、回線設定情報、試験制御情報、その他の情報(
2個分)等により、信号フレームを形成する。そしてこ
れらの情報の容量は、図17(A)に示す如く、切替制
御命令分として512kbps、警報情報分として12
8kbps、回線設定情報分として256kbps、試
験制御情報分として128kbps、その他の情報用と
して256kbps×2割当てられ、1792kbps
の信号フレームとなって主信号へさらに多重化される。
【0013】この信号フレームフォーマットは、固定フ
ォーマットのため、普段は使用しない回線設定情報や試
験制御情報等に対しても常にその回線容量を確保してお
り、それぞれの必要最低限のデータ速度をそれぞれ多重
化するため、全体として大きな容量とならざるを得なか
った。したがって、本発明の第2の目的は、切替制御命
令を効率的に送出することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明では、図1(A)
に示す如く、ノード2に信号作成部2−0と、事故検出
部2−1と、ネットワーク(NT)データ保持部2−2
を設ける。事故検出部2−1が障害を検出したとき、ノ
ード2はこれをネットワーク管理装置1に通知する。ネ
ットワーク管理装置1は、その障害の場所と、ノード2
の通信先に応じて予備回線ルートのデータをノード2に
送出する。ノード2はこれをNTデータ保持部2−2に
一時保持し、図1(B)に示す如きフォーマットの切替
制御命令を信号作成部2−0で作成する。
【0015】例えば、ネットワーク構成が、図16(A
)に示す場合において、ノード2A−2B−2E−2H
で示す通信チャンネルを形成する場合、ノード2Aの信
号作成部2−0では図1(B)に示すフォーマットの切
替制御命令Aを作成するが、このとき、アドレス部A−
2には2Bだけを記入する。そして制御部A−3にはノ
ード2A−2B間の通信を行うための制御情報を記入し
、ネットワークアドレス部A−4にノード2B、2E、
2Hを記入する。そして切替制御命令部A−5には、切
替制御命令と、接続方向やチャンネル番号をノード別に
記入する。そしてエラーチェック部A−6と、開始・終
了を示すフラグ部A−1、A−7を付加して切替制御命
令Aが作成される。ノード2Aではノード2D側からノ
ード2B側に対する切替処理が行われ、この切替制御命
令Aがノード2Bに転送される。
【0016】ノード2Bではこの切替制御命令Aを受け
てネットワークアドレス部A−4まで解読したとき、回
送先が2Eであることを認識し、図1(B)のBに示す
如き制御命令の作成を始める。初めに開始用フラグ部B
−1を作成し、アドレス部B−2には2Eを記入し、制
御部B−3にはノード2Bと2E間の通信を行うための
制御情報を記入し、ネットワークアドレス部B−4には
ノード2E、2Hを記入する。このときまでに切替制御
命令Aの切替制御命令部A−5が読み出されているので
、これにもとづきノード2E、2Hに対する切替制御命
令が記入され、エラーチェック部とデータの終了を示す
フラグ部が付加された命令が次のノード2Eに回送され
る。勿論ノード2Bではノード2Aから転送された命令
による切替処理が行われる。
【0017】ノード2Eでも同様な命令回送と切替処理
が行われ、ノード2Hではノード2Eより回送された命
令にもとづき切替処理が行われる。
【0018】
【作用】このように本発明によれば初めのノード2Aか
らは1回だけ切替制御命令が送出されるだけであり、し
かもこれを受取ったノードではそのネットワークアドレ
ス部をみて、命令の回送先を認識し、回送命令の作成を
始める。そして切替制御命令のみで送信データを作成し
送出するので、従来のように警報情報、回線設定情報、
試験制御情報等の部分をフレームに用意する必要もなく
、速く切替制御命令を各ノードに順次転送することがで
き、したがって予備回線を使用した通信チャンネルを速
く設定することができる。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例を図2〜図7にもとづき説
明する。図2はノードのデータ多重化部説明図、図3は
ネットワーク切替制御命令転送回路説明図、図4はネッ
トワーク切替制御命令ノードアドレス指定方式説明図、
図5はネットワーク管理装置構成例、図6はノード装置
例、図7は切替制御部・通信アダプタ構成図である。
【0020】図2において、2はノードのデータ多重化
部、2−3は通信部、2−4は通信制御・優先判定部、
2−5は一時記憶部である。
【0021】通信部2−3は隣接ノードとの通信を行う
ものであり、一時記憶部2−5のデータをシリアルデー
タとして通信を行い、例えば1792kbpsの信号を
送出して、主信号に更らに多重化するものである。
【0022】例えば信号作成部2−0で作成された、図
1(B)に示す如き、ネットワーク切替制御命令をシリ
アル出力するが、信号作成部2−0で作成された信号は
、このネットワーク切替制御命令に限定されるものでは
なく、警報情報、回線設定情報、試験制御情報その他の
情報が作成されるので、一般的には図2(B)に示す如
きフレームフォーマットでこれらの信号を示す。
【0023】通信制御・優先判定部2−4は、各種情報
源から伝達された切替制御命令、警報情報、回線設定情
報等各種の情報を識別してその優先順位を判別し、これ
らのデータ送出要求に応じた信号の作成を信号作成部2
−0に指示するものである。なお、優先順位は、切替制
御命令が1位であり、以下警報情報、回線設定情報、試
験制御情報の順位である。
【0024】一時記憶部2−5は、前記切替制御命令や
警報情報等の各信号を作成するために必要な各種情報が
一時保持されるメモリである。例えば図9に示す如きネ
ットワークにおいて、ノード2Dと2G間に×印で示す
障害が発生したとき、ノード2Aでは、ノード2B−2
E−2Hを経由するルートで通信チャンネルを形成する
ことが、この一時記憶部2−5に記入される。通信制御
・優先判定部2−4は、これらの情報を信号作成部2−
0に送出し、図1(B)に示す如きネットワーク切替用
の切替制御命令が作成される。このようにして、各種情
報の中で優先権を持つ情報が順次転送される。
【0025】このようにして、図17に示す如く、従来
の場合には、切替制御命令の外に警報情報、回線設定情
報、その他の情報の区分も用意したフォーマットで主信
号に多重化されたものが、例えば切替制御命令のみで主
信号に多重化されるので、信号の利用効率を高めること
ができる。
【0026】図3において、Aはネットワーク切替制御
命令転送回路部、Bは障害情報検出・回線接続制御部で
あり、ノード内に設けられている。
【0027】図中、他図と同記号部は同一部分を示し、
2−6は優先決定・回送ルート設定データ記憶部、2−
7は障害情報検出・回線接続制御部Bとの通信を行う通
信部、2−8は中央処理部(CPU)、2−9は通信部
である。また2−3B〜2−3Dは隣接ノードとの通信
を行うものであり、図2における通信部2−3に対応す
る。
【0028】障害情報検出・回線接続制御部Bは、障害
が発生したときこれを検出して、救済しなければならな
い障害に対してはこれをネットワーク切替制御命令転送
回路部Aに伝達したり、回線接続制御を行うものである
【0029】ネットワーク切替制御命令転送回路部Aは
、前記の救済しなければならない障害発生報告を受けた
とき、これに応じて図1(B)に示す如き切替制御命令
を作成し送出したり、あるいは他のノードから伝達され
た切替制御命令を他のノードに転送するものである。 このため、障害情報検出・回線接続制御部Bから伝達さ
れた情報を一時記憶部2−5に保持したり、他のノード
から伝達された切替制御情報を一時記憶部2−5に保持
する。なお一時記憶部2−5に保持されているデータを
、通信部2−3B、2−3C、2−3D及び通信部2−
7から同時に送出することが可能である。
【0030】また優先決定/回送ルート設定データ記憶
部2−6には、切替制御命令、警報情報、回線設定情報
、試験制御情報等に対する優先順位が記入されたり、切
替制御命令を作成する場合に必要な回送ルート設定デー
タが記入されている。したがって、信号作成部2−0は
、これに応じて、図1(B)に示す如き切替制御命令を
作成したり、あるいは、一時記憶部2−5に保持された
他のノードからの切替制御情報により転送用の切替制御
命令を作成する。
【0031】次に図4により、本発明において転送され
る命令がどのようにネットワークアドレスが変化するの
かを説明する。
【0032】図4は、#1で示すノードより切替制御命
令をノード#2、ノード#3に下記のケースで送出され
る場合を示す。
【0033】(1) はノード#1からノード#2に出
力する場合であり、ノード#2で切替制御処理が行われ
る。 この図4の(1)で示されるデータ部の前の+はノード
アドレスとデータの続きを示している。
【0034】(2) はノード#1からノード#2を経
由してノード#3に切替制御命令が転送される場合を示
す。 この場合、図4(B)の左側に示すように、そのネット
ワークアドレスにはノード#2、ノード#3の順にデー
タを転送することを示す#2+#3が記入され、切替制
御命令には切替制御に必要なコマンドとか切替情報等の
データが記入されている。そして初めにアドレスされた
ノード#2にこれが伝達されると、図4(B)の右側に
示す如く、ネットワークアドレスと切替制御命令の部分
が書替えられる。即ち、ネットワークアドレスは次に転
送すべき#3が記入され、切替制御命令にはデータ部の
後にノード#2を経由して転送されたことを示す「+#
2」が追加されている。そしてノード#3は、これに応
じて切替制御処理を行う。
【0035】(3) はノード#1からノード#2及び
ノード#3にそれぞれ切替制御命令が転送される場合を
示す。この場合、ネットワークアドレスとしては#2&
#3が記入され、切替制御命令としてはコマンドや各ノ
ード毎の切替情報等のデータが記入されている。なお&
は処理を行うことを示す記号である。ノード#2ではこ
れを受取り、切替制御命令を実行処理するとともに、ノ
ード#3に転送する。このときネットワークアドレスに
は#3が記入され、切替制御命令としてはコマンドやノ
ード#3の切替情報等のデータに加えて、ノード#2で
処理を行ったことを示す&#2が付加されている。
【0036】(4) はノード#2においてノード#3
と図示省略した他のノードへの分岐路が存在するような
場合にノード#1−#2−#3というルートを番号#1
001であらかじめきめておき、ノード#2では処理が
行われず、ノード#3で処理が行われるケースを示す。 この番号により転送ルートを定めておくことにより、多
数のノードを経由する転送パスを+とか&により指定す
ればデータが長くなるのに比較して、短いデータでネッ
トワークアドレスを指示することができる。しかも途中
で分岐するなど複雑な回送ルートに対しても、一回のデ
ータにより転送可能で、大幅に時間を短縮することがで
きる。
【0037】(5) はノード#2において、(4)と
同様な分岐路が存在する場合にノード#1−#2−#3
というルートを番号#1002であらかじめきめておき
、ノード#2でもノード#3でもそれぞれ処理を行うケ
ースを示す。
【0038】図5に、図1に示すネットワーク管理装置
1の具体的構成を示す。図5において、1−1はCPU
、1−2はバス、1−3はメモリ、1−4はディスプレ
イ、1−5はキーボード、1−6はプリンタ、1−7は
通信アダプタ、1−8はハードディスク制御部、1−9
はハードディスク、1−10は磁気テープ制御部、1−
11は磁気テープ装置である。
【0039】ネットワーク管理装置1は、ネットワーク
に障害が発生したときその予備回線のネットワークを指
示するあるいは、あらかじめ予備回線を決定し各ノード
へ通知しておくものである。そのために図16において
、例えば通信チャンネル4cの予備回線として通信チャ
ンネル5cを記憶しておいたり、通信チャンネル5aの
予備回線として通信チャンネル4aを記憶しておくもの
である。そしてこれら予備回線は、例えばハードディス
ク1−9にあらかじめ記憶しておき、ノードからの障害
発生通知が通信アダプタ1−7を経由してCPU1−1
に通知されたとき、CPU1−1はその予備回線の通信
チャンネルをハードディスク制御部1−8を経由してハ
ードディスク1−9から読み出し、これを通信アダプタ
1−7を経由して最初に切替制御命令を出力するノード
に通知する。例えば、図16に示される現用の通信チャ
ンネル4cに障害発生の通知を受けたとき、ネットワー
ク管理装置1は、ノード2Aに対し通信チャンネル5c
を通知する。
【0040】なお、現用回線に対し、予備回線をどのよ
うにしてルート決めするのかということについては、後
述する。
【0041】またメモリ1−3はCPU1−1の主記憶
装置であり、CPU1−1を制御するプログラムの外に
、ノードに送出するデータやノードから伝送されたデー
タが一時的に保持される。
【0042】ディスプレイ1−4は各種の表示を行うも
のであり、例えばオペレータに対し必要な入力事項を表
示したり、通信チャンネルの状態等を表示するものであ
る。キーボード1−5は必要な情報を入力するものであ
り、プリンタ1−6は必要な情報を印刷出力するもので
ある。
【0043】磁気テープ制御部1−10は磁気テープ装
置1−11に対しリード・ライトを行うものであり、例
えばプログラム読み出しなどを行う。
【0044】なお、上記説明ではハードディスク1−9
に予備回線の通信チャンネルを格納する例について説明
したが、勿論これを磁気テープ装置1−11に記入する
こともできるし、ハードディスク1−9にプログラムを
格納しておくこともできる。
【0045】図6及び図7によりノードの具体的構成に
ついて説明する。図6はノードの構成を示し、図7はそ
のうちの切替制御部と通信アダプタの構成を示す。
【0046】図6において、2−11は切替制御部、2
−12は通信アダプタ、2−13は回線の送受信部、2
−14は多重分離部、2−15はクロス・コネクト・ス
イッチ、2−16はユーザ端末とのチャネル・インタフ
ェ−ス部である。
【0047】切替制御部2−11は、各ノード間を接続
する通信チャンネルを形成するためにクロス・コネクト
・スイッチを切替制御するものであり、通信アダプタ2
−12から伝達される切替制御命令にもとづく制御を行
うものであって、図7に示す如く、CPU3−1、バス
3−2、主メモリ3−3、プログラム・メモリ3−4、
ネットワーク・データ・メモリ3−5、通信インタフェ
−ス部3−6等を具備する。ネットワーク・データ・メ
モリ3−5には、通信インタフェ−ス部3−6を経由し
て通信アダプタ2−12から伝達された切替制御用のデ
ータが記入され、これに応じてCPU3−1はプログラ
ム・メモリ3−4に記入された切替制御用プログラムに
もとづき、クロス・コネクト・スイッチ2−15を制御
する。
【0048】通信アダプタ2−12はノード2とネット
ワーク管理装置1との間の通信制御を行ったり、他のノ
ードとの通信制御を行うものであり、図7に示す如く、
RAM4−1、優先判定・転送路メモリ4−2、制御部
4−3、通信インタフェ−ス部4−4を具備する。
【0049】RAM4−1は例えばノード間の通信デー
タや、ネットワーク管理装置1との間の通信データが一
時保持されるものである。
【0050】優先判定・転送路メモリ4−2は、切替制
御命令、警報情報、回線設定情報、試験制御情報等の各
種のデータが伝送されたとき、どれを優先的に転送する
のかを判定するための優先順位が記入されたり、切替制
御命令を作成する場合に必要な回送ルート設定データが
記入されている。
【0051】制御部4−3は、通信アダプタ2−12を
総合的に制御するものであって、プロセッサで構成され
ている。また通信インタフェ−ス4−4はネットワーク
管理装置1と通信を行うときのインタフェ−ス、隣接ノ
ードと通信を行うときのインタフェ−スあるいは切替制
御部2−11と通信を行うときのインタフェ−スとなる
ものである。
【0052】通信チャンネルに障害が発生すれば、切替
制御部2−11にこれが通知され、CPU3−1がこれ
を判別して通信アダプタ2−12に報告する。通信アダ
プタ2−12ではネットワーク管理装置1にこれを報告
する。そしてネットワーク管理装置1ではその障害の発
生した通信チャンネルの予備回線を通信アダプタ2−1
2に通知する。
【0053】この通知にもどづき通信アダプタ2−12
ではこの通知を一旦RAM4−1に格納する。制御部4
−3はこの予備回線のデータにもとづき、例えば図1(
B)に示す如き構成の切替制御命令を作成し、これを隣
接ノードに送出するとともに、自ノードについての切替
制御データを切替制御部2−11に送出し、切替制御が
行われる。
【0054】ところで、前記切替制御命令を受取った隣
接ノードでは、通信アダプタで図1(B)に示す如く、
そのネットワークアドレスを受信したとき、その制御部
4−3で切替制御命令を作成開始する。そして切替制御
命令にもとづき自ノードでの切替制御は、その切替制御
部で遂行される。
【0055】このようにしてネットワーク管理装置1か
ら予備回線のデータを受信したノードからは1回の切替
制御命令を出力するのみでよく、しかもこれを受取った
隣接ノードでは、ネットワークアドレスを受信した時点
で次のノードに対する切替制御命令を作成開始できるの
で、高速に予備回線に切替制御できる。
【0056】ところでネットワークにおいて現用回線に
全断の如き障害が発生すれば、直ちに予備回線に切替え
ることが必要である。そのためネットワークにおいて、
事前に現用回線に対する予備回線を用意しておくことが
必要である。予備回線もまた複数ルート用意することが
必要である。また現用回線から予備回線への切替も短時
間で行うことが必要である。
【0057】実際問題として、図8に示すネットワーク
図において、現用回線C−Dを予備回線として用意して
いる現用回線は、■−■、■−■、■−■、■−1−■
−2、■−1−■−2の如く、多数ある。なお図8にお
いて■−1−■−2及び■−1−■−2は区間KLを一
緒に使用している状態である。そして点線で示すのが予
備回線である。
【0058】したがって、このような場合、現用回線C
−D間に障害が発生したとき、現用回線ならず、予備回
線にも与える影響は非常に大きく、事前に対策をたてる
ことが必要である。このため本発明では後述するように
、ノード間の最短区間の回線設定をどのようにするのか
、また、予備回線をどのように設定するのかをもその目
的としている。ここで最短区間とは、物理的に回線ルー
トが短かいということではなく、中継するノード数が最
小であることを意味する。これは切替遅延時間はノード
数が多い程長時間かかることになる。
【0059】説明簡略化のため、図9に示す如きネット
ワークにおいて、ノードAとノードZ間に通信チャンネ
ルを決定する手法について、図9〜図12にもとづき説
明する。
【0060】図9は現用・予備ルート決定手順を示すネ
ットワーク構成図の一例、図10及び図11は現用・予
備の通信チャンネルを決定するためのフローチャート、
図12はこのフローチャートで作成されるテーブル、レ
ジスタ、カウンタ等を示す。
【0061】本発明における通信チャンネル決定の手法
を、図9及び図12(A)により、図12におけるノー
ドA、Z間に通信チャンネルを設定する場合について説
明する。
【0062】図12(A)において、テーブルANはノ
ードAからの各距離、各方向において分析すべきノード
の名称を示し、テーブルZNはノードZからの各距離、
各方向において分析すべきノードの名称を示す。そして
テーブルAPはノードAからの各距離、各方向において
、分析すべきノードの、ノードAからの繋がりをノード
名の列で示し、テーブルZPはノードZからの各距離、
各方向において分析すべきノードの、ノードZからの繋
がりを、ノード名の列で示すものである。ここで距離と
は分析中のノードがノードAまたはZから何番目のとこ
ろに位置しているのかを示す。
【0063】■最初に各テーブルを初期化し、図12(
A)に示す如く、テーブルANとAPには初期値として
Aを記入し、テーブルZNとZPには初期値としてZを
記入する。そしてテーブルANにノードAからの距離1
のノードとしてノードB、B′、B″を記入し、テーブ
ルAPにはノードBまでの繋がりAB、ノードB′まで
の繋がりAB′、ノードB″までの繋がりAB″を記入
する。
【0064】■またテーブルZNにノードZからの距離
1のノードとしてノードD、D′、D″を記入し、テー
ブルZPにはノードDまでの繋がりZD、ノードD′ま
での繋がりZD′、ノードD″までの繋がりZD″を記
入する。そしてこれらの各繋がりがテーブルAPに記入
されたものと連絡するか否か調らべる。
【0065】■次にテーブルANに、ノードB、B′、
B″からそれぞれ距離1のノードであるC、C′、E、
F、G、Hを記入する。そしてテーブルAPにはこれら
の各ノードまでの繋がりABC、ABC′、AB′E、
AB′F、AB″G、AB″Hを記入する。そしてこれ
らの各繋がりがテーブルZPに記入されたものと連絡す
るか否か調らべる。
【0066】■そしてテーブルZNに、ノードD、D′
、D″からそれぞれ距離1のノードであるC、I、C′
、J、K、Lを記入する。そしてテーブルZPにはこれ
らの各ノードまでの繋がりZDC、ZDI、ZD′C′
、ZD′J、ZD″K、ZD″Lを記入する。そしてこ
れらの各繋がりがテーブルANに記入されたものと連絡
するか否か調らべる。
【0067】これにより、初めにノードCで連絡するこ
とがわかりABCDZの通信チャンネルが得られる。
【0068】このようにして初めに現用の通信チャンネ
ルを得たあとに、今度はこの現用の通信チャンネルをす
べて断状態と仮定して、ノードA、Z間の予備の通信チ
ャンネルを同様の手法で得る。さらに次の予備回線を得
るときには、この予備の通信チャンネルをも断状態に仮
定して別の通信チャンネルを得て、これを第2の予備通
信チャンネルとする。
【0069】このような演算は、例えば図5に示すネッ
トワーク管理装置で行う。このとき、図9で示す如きネ
ットワークのデータは、例えばハードディスク1−9に
保持されており、演算に際してはメモリ1−3に記憶さ
れる。またこの演算を行うプログラムは、これまたハー
ドディスク1−9に格納しておき、演算に際しメモリ1
−3に記憶する。
【0070】この現用あるいは予備の通信チャンネルを
演算するためのプログラムは、図10及び図11で示す
フローチャートに示されている。
【0071】(1) 初めに、メモリ1−3上に、ノー
ドAからの距離、つまり分析中のノードがノードAから
何個目の所に位置しているのかを示すAL用の領域と、
ノードZからの距離つまり分析中のノードがノードAか
ら何個目の所に位置しているのかを示すZL用の領域と
、ノードAからの各距離において、分析すべきノードが
何個存在するのかを示すAD用の領域と、ノードZから
の各距離において分析すべきノードが何個存在するのか
を示すZD用の領域と、図12(A)に示すテーブルA
N、ZN、AP、ZPを用意する。さらに図12(C)
に示す、ノードAまたはZからの分析中の距離について
、分析すべきノードそれぞれを調べるための繰り返し変
数i用の領域と、ノードAまたはZからの分析中の距離
でのノードについて、伝送路により隣接するノードを調
べるための繰り返し数j用の領域と、ノードAまたはZ
からの分析中の距離以下の距離をそれぞれ調べるための
繰り返し数m用の領域と、ノードAまたはZからの分析
中の距離以下の各ノードをそれぞれ調べるための繰り返
し数n用の領域を用意する。
【0072】そしてまずノードAからの距離(伝送路数
)を初期化してAL=0とし、ノードZからの距離(伝
送路数)を初期化してZL=0とし、ノードAからの方
向数(ノード数)を初期化してAD(AL)=1とし、
ノードZからの方向数(ノード数)を初期化してZD(
ZL)=1とする。
【0073】またノードAからの各方向の先端(ノード
名)を初期化して AN(AL,AD(AL)−1)=“A”とし、ノード
Zからの各方向の先端(ノード名)を初期化して ZN(ZL,ZD(ZL)−1)=“Z”とする。そし
てノードAから各方向の先端までの道順(ノード名列)
を初期化して AP(AL,AD(AL)−1)=“A”とし、ノード
Zから各方向の先端までの道順(ノード名列)を初期化
して ZP(ZL,ZD(ZL)−1)=“Z”とする。
【0074】これにより図12(A)のテーブルAN、
ZN、AP、ZPにおいて、それぞれ距離が0の状態と
なる。
【0075】(2) 次にノードAからの各方向の先端
ノードに伝送路が接続されていて、ノードAより1伝送
路分だけ遠いノード名およびその総数を計算する。
【0076】ノードAより1伝送路分だけ遠いノード名
は、B、B′、B″あり、その道順はAB、AB′、A
B″である。そしてこれらがすでに通過したものかどう
かチェックされ、通過しないものを図12(A)のテー
ブルAN、APにおいてそれぞれ距離が1の位置に登録
される。そしてこれがノードZについてのテーブルZN
、ZPに登録されたものと一致しているか調べられる。 一致すれば終了する。
【0077】(3) それからノードZからの各方向の
先端ノードに伝送路が接続されていて、ノードZより1
伝送路分だけ遠いノード名およびその総数を計算する。
【0078】ノードZより1伝送路分だけ遠いノード名
はD、D′、D″あり、その道順はZD、ZD′、ZD
″である。そしてこれらがすでに通過したものかどうか
チェックされ通過しないものを図12(A)のテーブル
ZN、ZPにおいてそれぞれ距離が1の位置に登録され
る。そしてこれがノードAについてのテーブルAN、A
Pに登録されたものと一致しているか調べられる。一致
していれば終了する。
【0079】一致しなければ、次に上記(2)、(3)
と同様のことが一致するまで繰り返される。この例では
距離2の位置で一致する。
【0080】このとき、ノードCとC′の2つの点で一
致するが、この場合、先に一致検出したものを使用して
もよく、また、一致したルートの空きチャンネルを比較
して、その多い方を使用してもよい。
【0081】ところで、図13に示す如く、ノード31
−32−33を接続する通信ルート35の通信チャンネ
ル数が12チャンネルであり、ノード34−32−33
−35を接続する通信ルート36の通信チャンネル数が
7チャンネルの場合、ノード32−33の通信チャンネ
ル数は19チャンネルである。
【0082】このようなとき、ノード31−32間で障
害が発生すれば、各チャンネル単位で切替制御命令を出
していたので12回これを出力していたので切替制御に
長時間を必要としていた。
【0083】本発明はこれを改善するため、1回の切替
制御命令により1通信ルートの全チャンネルを切替制御
するように構成するものである。つまり通信ルートを1
つのグループとして通信チャンネルを切替えるようにす
る。
【0084】このため、本発明では、このグループ切替
制御命令として切替コマンド+グループ名を記入してお
く。そしてこのグループの通信ルートの各ノードではそ
のメモリにグループを構成するチャネル番号を記憶して
おき、このグルーピング方式の切替制御命令が伝達され
たとき、CPUはこれを解読してグループ名でメモリを
アクセスし、グループを構成するチヤネル番号を認識し
てその各チヤネルに対する切替制御を行うものである。
【0085】例えば図14(A)に示す如く、ノードA
−B−Cを現用回線としノードA−D−E−Cを予備通
信ルートとして、3チャンネル使用している場合につい
て説明する。
【0086】図14(B)に示す如く、ノードAでは、
ユーザ端末用通信チャンネル4、5、6によりそれぞれ
ユーザ#1、#2、#3が接続され、現用回線であるノ
ードB側の通信チャンネル3、4、5によりノードBと
通信チャンネルを形成する。ノードBではこれをノード
Cと通信チャンネル6、8、9に接続して現用回線であ
る通信チャンネルを形成し、ノードCではユーザ端末用
通信チャンネル1、7、9によりそれぞれユーザ#1、
#2、#3と接続している。
【0087】この状態で、図14(C)に示す如く、ノ
ードAにてこの現用の通信回線に異常検出し、全体を切
替制御する必要ありと判断されたとき、ノードAから予
備回線の通信ルートであるノードDに切替制御命令が送
出される。そしてノードAでは、図17(B)に示す如
く、ユーザ#1、#2、#3が接続されているユーザ端
末用通信チャンネル4、5、6をそれぞれノードD側の
通信チャンネル14、15、16に切替接続する。
【0088】ノードDでは、切替制御命令を受けたとき
、CPUはLのグループ名(例えば#3)が記入されて
いることにもとづきグルーピング方式の切替制御である
ことを認識し、メモリをグループ名でアクセスしてその
グループを形成する通信チャンネルが14、15、16
であることを認識し、図14(B)に示す如き通信ルー
トを形成する。
【0089】この切替制御命令は、ノードE、ノードC
にも順次伝達される。そしてノードEでもノードDと同
様な制御が行われ、通信チャンネル14、15、16に
よる通信ルートが形成される。
【0090】ノードCではこれを解読してメモリをアク
セスし、E側の通信チャンネル14、15、16で受け
るとともに、通信チャンネル14をユーザ端末用通信チ
ャンネル1に接続してユーザ#1と接続し、通信チャン
ネル15をユーザ端末用通信チャンネル7に接続してユ
ーザ#2と接続し、通信チャンネル16をユーザ端末用
通信チャンネル9に接続してユーザ#3と接続する。こ
のようにして全局切替制御が完了する。
【0091】このようにして予備回線を使用して通信が
行われているとき、それまでの現用回線に存在した異常
が回復すると、ノードAは、今度はノードD、ノードE
、ノードCに対し、同様のグルーピング方式の切戻命令
を送出する。そしてノードAを初めの現用回線に切戻制
御を実行する。この切戻制御はノードD、ノードE、ノ
ードCでも同様に実行され、全局切戻制御が完了する。 この切戻制御により現用回線に復帰することにより、そ
れまで使用していた予備のルートを、他の通信回線が予
備のルートとして使用することの妨害にならない。
【0092】
【発明の効果】本発明によれば、伝送路の断などの障害
に対して切替制御命令を受信中に次の伝送路への回送を
開始するとともに、切替制御命令を高い通信速度の信号
へ多重化することができる。
【0093】しかも1つの情報転送で複数のノードに転
送することができ、複数の隣接するノードに対して一括
して切替制御命令を転送することができる。したがって
通信サービスを救済する際に、切替時間を短縮でき、障
害に対する切替の際に起る通信エラーを最小にすること
ができる。
【0094】しかも、本発明によれば伝送路の断などの
障害に対して、あらかじめ別の道順を準備し、これに切
替えることにより通信サービスを救済することができる
。さらにノード間の現用の通信回線を最短コースで設定
することができるのみならず、現用回線に対する予備回
線の冗長度を小さくすることにより、所要の通信需要に
対して少ない費用で通信ネットワークを構築できる。
【0095】また複数のチャンネルを束ねて切替処理す
ることと、切替制御命令を予備回線ルートで転送するこ
とにより、切替え時間を短縮化でき、障害に対する切替
えの際に起きる通信エラーを最小とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明におけるノードのデータ多重化部説明図
である。
【図3】本発明におけるネットワーク切替制御命令転送
回路説明図である。
【図4】本発明におけるネットワーク切替制御命令ノー
ドアドレス指定方式説明図である。
【図5】本発明におけるネットワーク管理装置構成例で
ある。
【図6】本発明におけるノード装置例である。
【図7】本発明における切替制御部・通信アダプタ構成
図である。
【図8】予備回線の決定状態を示すネットワーク構成図
である。
【図9】現用・予備ルート決定手順を示すネットワーク
構成図である。
【図10】現用・予備ルート決定アルゴリズムの処理フ
ローチャート(その1)である。
【図11】現用・予備ルート決定アルゴリズムの処理フ
ローチャート(その2)である。
【図12】本発明で使用される各テーブル及びメモリ領
域説明図である。
【図13】通信チャンネル説明図である。
【図14】本発明のグルーピング切替制御説明図である
【図15】従来の高速光通信システム構成図である。
【図16】従来のネットワーク切替制御方式の説明図で
ある。
【図17】従来のネットワーク切替制御命令多重化手段
の説明図である。
【符号の説明】
1  ネットワーク管理装置 2  ノード 2−0  信号作成部 2−1  事故検出部 2−2  NTデータ保持部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数のノードを伝送路にて接続して構
    成されている通信ネットワークのノードまたは、伝送路
    の障害時に現用回線から予備回線に切替えるネットワー
    ク切替制御方法において、ノード2に信号作成手段2−
    0を設け、ノードまたは伝送路の異常時に、切替制御命
    令を回線接続先の複数のノードが記入されるネットワー
    クアドレス部と、切替制御命令部を具備するように構成
    し、ネットワークアドレス部で指定されたノードにおい
    てこの切替制御命令をネットワークアドレス部まで受信
    したときに、次のノードに対して転送する切替制御命令
    を作成開始することを特徴とするネットワーク切替制御
    方法。
  2. 【請求項2】  前記切替制御命令は最初のノードより
    1回だけ出力され、次のノードはこの切替制御命令にも
    とづき転送すべき切替制御命令を作成出力することを特
    徴とする請求項1記載のネットワーク切替制御方法。
  3. 【請求項3】  現用回線に対する予備回線データをネ
    ットワーク管理手段(1)で保持し、障害が発生したと
    き、ネットワーク管理手段(1)からこの予備回線デー
    タをノードに送出するようにしたことを特徴とするネッ
    トワーク切替制御方法。
  4. 【請求項4】  通信回線でグループを構成するチャネ
    ルをあらかじめ記憶しておき、現用・予備の回線切替の
    とき、グループ毎に切替制御命令を出力して、グループ
    毎に切替制御することを特徴とする請求項1記載のネッ
    トワーク切替制御方法。
  5. 【請求項5】  2つのノード間を接続する現用または
    予備ルートを決定するとき、2つのノードより単位距離
    毎にノード名及び伝送路を記憶し、すでに通過したノー
    ドを除いて両ノードから共通に接続されるノードを検出
    して伝送路を構成することを特徴とするネットワーク切
    替制御方法。
  6. 【請求項6】  両ノードから共通に接続されるノード
    を検出して伝送路を得るとき、その現用回線に対する予
    備回線の比率が小さいことを特徴とする請求項5記載の
    ネットワーク切替制御方法。
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