JP7193759B2 - 故障判定システム及び故障判定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、故障判定システム及び故障判定方法に関する。
光通信ネットワークは、通信を行う通信ポート、パッケージ及び装置が故障した場合、又は、パッケージ及び装置が更新又は交換される場合に備えて、通信ポート、パッケージ及び装置の冗長化が施されている。故障が発生したり、装置が更新又は交換されたりする場合、光通信ネットワークは、通信プロトコルや通信制御方式を用いて、通信に利用する通信ポート、パッケージ及び装置を切り替えて、通信を継続させる。冗長化及び通信制御方式の具体的な例として、以下のものがある。レイヤ2プロトコルでは、経路冗長-装置冗長-パッケージ冗長方式として、リンクアグリゲーションが広く普及している。装置冗長-装置冗長方式として、スパニングツリープロトコルが広く普及している。
上記のような冗長化が普及している一方で、光通信ネットワークを利用するユーザ側に設置される装置と、それらの装置を収容する収容装置とを接続するアクセス区間では冗長化が施されていない場合が多い。アクセス区間では、冗長化の対象となる通信ポート、パッケージ及び装置の数がとても多く、冗長化のコストが高くなるためである。冗長化が施されていないアクセス区間では、故障が発生したり、パッケージ及び装置が更新又は交換されたりする場合、技術者が現地に赴いて故障、更新又は交換の対応を行っている。
冗長化が施されてない光通信ネットワークでは、技術者が現地に赴いて故障、更新又は交換の対応を行う必要があるため、通信システムの運用に要するコストが増加する要因の一つとなっている。また、技術者が現地で故障、更新又は交換の対応が完了するまで、通信断が継続するため、ユーザの利便性が低下する要因の一つとなっている。
「技術基礎講座[GE-PON]第1回PONとは」、日本電信電話株式会社、NTT技術ジャーナル、2005年8月、pp.71-74
現用系の通信装置が故障した場合に備えて、データセンタ等の通信局舎には、予備の通信装置(以下「予備装置」という。)が予め配備されている。現用系の通信装置が故障した場合、通信局舎内において、技術者は、故障した通信装置と予備装置とを交換し、交換された予備装置に光信号の伝送路を切り替える。技術者が通信局舎に赴いて光信号の伝送路を切り替えるので、通信装置の故障からの復旧に必要な時間が長くなる場合がある。そこで、通信装置の故障から早期に復旧させるため、オペレータは、通信局舎に備えられたRPP(Robot Patch Panel)を遠隔操作して、光信号の伝送路を予備系に切り替えてもよい。
しかしながら、交換された予備装置も故障していて、その交換された予備装置しか通信局舎に配備されていない場合には、通信装置の故障から復旧させるまでの時間は長くなってしまう。交換された予備装置が故障していた場合に備えて、複数の予備装置が通信局舎に予め配備されていてもよいが、コストの負担は大きい。このため、予備装置が故障していないことを、伝送路が予備系に切り替えられる前に、故障判定システムが確認しておく必要がある。しかしながら、予備装置が故障していないことを、伝送路が予備系に切り替えられる前に故障判定システムが遠隔から確認することができなかった。
上記事情に鑑み、本発明は、予備装置が故障していないことを、伝送路が予備系に切り替えられる前に遠隔から確認することが可能である故障判定システム及び故障判定方法を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、上位ネットワークと下位ネットワークとの間の光信号の伝送路を切り替える切替装置と、前記上位ネットワークと前記下位ネットワークとの間の通信を中継する1以上の中位通信装置と、前記中位通信装置の予備ポートを選択する選択装置と、選択された前記予備ポートに前記切替装置を経由して接続され、接続された前記予備ポートの光信号を測定する測定装置と、選択された前記予備ポートを有する前記中位通信装置の故障の有無を、光信号の測定結果に基づいて判定する判定装置と、前記中位通信装置の故障の有無の判定結果を記憶する記憶装置とを備える故障判定システムである。
本発明の一態様は、上記の故障判定システムであって、前記選択装置は、光信号の通信規格の条件に合う前記予備ポートを選択する。
本発明の一態様は、上記の故障判定システムであって、前記選択装置は、前記中位通信装置の前記予備ポートを定期的に選択する。
本発明の一態様は、故障判定システムが実行する故障判定方法であって、上位ネットワークと下位ネットワークとの間の光信号の伝送路を切り替える切替ステップと、前記上位ネットワークと前記下位ネットワークとの間の通信を中継する中位通信装置の予備ポートを選択する選択ステップと、前記上位ネットワークと前記下位ネットワークとの間の光信号の伝送路を切り替える切替装置を経由して、選択された前記予備ポートに接続され、接続された前記予備ポートの光信号を測定する測定ステップと、選択された前記予備ポートを有する前記中位通信装置の故障の有無を、光信号の測定結果に基づいて判定する判定ステップと、前記中位通信装置の故障の有無の判定結果を記憶装置に記録する記録ステップとを含む故障判定方法である。
本発明により、予備装置が故障していないことを、伝送路が予備系に切り替えられる前に遠隔から確認することが可能である。
光通信ネットワークの構成例を示す図である。 上位通信装置、中位通信装置及び下位通信装置それぞれと、切替装置との接続例を示す図である。 切替制御装置の構成例を示すブロック図である。 切替装置配線情報の一例を示す図である。 割当管理部の構成例を示すブロック図である。 割当情報の一例を示す図である。 物理配線管理部の構成例を示すブロック図である。 物理配線情報の一例を示す図である。 第1実施形態における、故障判定システムの構成例を示す図である。 第1実施形態における、故障判定システムの動作例を示すフローチャートである。 第1実施形態における、故障判定システムの動作例を示すシーケンス図である。 第2実施形態における、故障判定システムの構成例を示す図である。 第2実施形態における、故障判定システムの動作例を示すフローチャートである。 第2実施形態における、故障判定システムの動作例を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態における故障判定システム及び故障判定方法を説明する。なお、以下の実施形態では、同一の符号を付した構成要素は同様の動作を行うものとして、重複する説明を適宜省略する。
図1は、光通信ネットワーク100の構成例を示す図である。光通信ネットワーク100は、上位ネットワーク1、通信システム110及び下位ネットワーク4を備える。通信システム110は、上位ネットワーク1と下位ネットワーク4との間の通信で使用される光信号を中継する。通信システム110は、上位ネットワーク1と下位ネットワーク4との間の通信に対する冗長化と、光通信ネットワーク100の運用コストの低減とを可能にする。
例えば、上位ネットワーク1がバックボーンネットワークに接続するネットワークであり、下位ネットワーク4がユーザ側のネットワークである場合、通信システム110は、ユーザ側のネットワークとの通信回線を収容する通信局舎に備えられ、バックボーンネットワークとユーザ側のネットワークとの間の通信を中継する。また、上位ネットワーク1が移動体通信システムのベースバンドユニット(BBU)及びバックホール(Backhaul)と接続するネットワークであり、下位ネットワーク4が複数のアンテナ装置(RRH)を含むネットワークである場合、通信システム110は、各RRHとBBUとの間の通信回線を収容する通信局舎に備えられ、BBUとRRHとの間の通信を中継する。以下、実施形態では、通信システム110が、バックボーンネットワークとユーザ側のネットワークとの間の通信を中継する場合について説明するが、通信システム110の適用対象はこれに限定されない。
上位ネットワーク1は、バックボーンネットワーク又は他の光通信ネットワークと接続する通信回線12と、通信回線12に接続されたM個の上位通信装置11(11-1,…,11-M)を備える。上位通信装置11は、複数の1個の通信ポート111、複数の通信ポート112、及び設定ポート113を備える。通信ポート112は、通信回線12と接続される。通信ポート111は、通信システム110と接続される。設定ポート113は、通信システム110と接続され、装置設定情報を受け付ける。設定ポート113に供給される装置設定情報は、通信ポート112と通信ポート111との間における光信号の中継と信号処理とに関する上位通信装置11の動作を定義する。上位通信装置11は、装置設定情報に基づいて、通信回線12と通信システム110との通信を中継する。上位通信装置11が備える通信ポート111及び通信ポート112の数は1個であってもよい。
下位ネットワーク4は、ユーザ側の装置に接続されるP個の下位通信装置41(41-1,…,41-P)を備える。下位通信装置41は、複数の通信ポート411、複数の通信ポート412、及び設定ポート413を備える。通信ポート412は、通信システム110と接続される。通信ポート411は、ユーザ側の装置と接続される。設定ポート413は、通信システム110と接続され、装置設定情報を受け付ける。設定ポート413に供給される装置設定情報は、通信ポート412と通信ポート411との間における光信号の中継と信号処理とに関する下位通信装置41の動作を定義する。下位通信装置41は、装置設定情報に基づいて、通信システム110とユーザ側の装置との通信を中継する。下位通信装置41が備える通信ポート411及び通信ポート412の数は1個であってもよい。
M及びPは、上位通信装置11及び下位通信装置41の数それぞれを表し、1以上の整数である。図1に示す構成例では、上位通信装置11及び下位通信装置41の数が2個以上の場合を示しているが、上位通信装置11及び下位通信装置41の数の一方又は両方が1個であってもよい。
通信システム110は、N個の中位通信装置2(2-2,…,2-N)、切替装置3、切替制御装置5、通信制御装置6、ネットワーク管理装置7、上位制御装置8及び端末装置9を備える。中位通信装置2は、上位ネットワーク1との通信に用いられる少なくとも一つの通信ポート22と、下位ネットワーク4との通信に用いられる少なくとも一つの通信ポート21と、装置設定情報を入力する設定ポート23とを備える。装置設定情報は、通信ポート22と通信ポート21との間における光信号の中継に関する中位通信装置2の動作を定義する。通信ポート22は、中位通信装置2の上位ポートともいう。また、通信ポート21は、中位通信装置2の下位ポートともいう。
中位通信装置2は、通信制御装置6から設定ポート23に供給される装置設定情報に基づいて、通信ポート22から入力される光信号をいずれかの通信ポート21から出力する。通信ポート22から入力される光信号は、1個の通信ポート21から出力されてもよいし、複数の通信ポート21から出力されてもよい。例えば、光信号が波長分割多重された複数の波長の信号を含む場合、装置設定情報において波長ごとに定められた出力先に基づいて、光信号から分離された各波長の信号を複数の通信ポート21へ出力してもよい。また、中位通信装置2は、装置設定情報に応じて、通信ポート21から入力される光信号をいずれかの通信ポート22から出力する。例えば、上位ネットワーク1との通信に波長分割多重された光信号が用いられる場合、中位通信装置2は、通信ポート21から入力される光信号のうち波長の異なる光信号を合成し、合成により得られる1個の光信号を通信ポート22から出力する。通信ポート21及び通信ポート22から入力される光信号に対する信号処理は、上記の例に限定されない。
複数の中位通信装置2のうち少なくとも一つは、他の中位通信装置2が故障した場合、又は他の中位通信装置2の通信ポート21、22が故障した場合に備えて、上位ネットワーク1と下位ネットワーク4との通信を中継していない通信ポート21、22を有する。また、複数の中位通信装置2のうち少なくとも一つにおいて、全ての通信ポート21、22が上位ネットワーク1と下位ネットワーク4との通信を中継せずともよい。このような中位通信装置2は、他の中位通信装置2の故障、更新、又は交換に備えて設けられた予備装置である。通信システム110は、予備装置としての1台以上の中位通信装置2を備えてもよい。
切替装置3は、複数の物理ポート31と、制御ポート32とを備える。各物理ポート31は、上位通信装置11に備えられる通信ポート111、中位通信装置2に備えられる通信ポート21、22、又は下位通信装置41に備えられる通信ポート412のいずれか一つと接続される。物理ポート31は、光ファイバケーブルに取り付けられるコネクタに応じた形状のコネクタを有し、光信号の入出力を行う。切替装置3は、切替制御装置5による制御情報を、制御ポート32を介して受け付ける。切替装置3は、制御情報に応じて、複数の物理ポートのうち2個の物理ポートを接続して2個の物理ポート間での光信号の伝送を可能にする。例えば、切替装置3は、物理ポート31と、他の物理ポート31との間を接続する光ファイバケーブルをロボットアームにて切り替える構成を有する。あるいは、切替装置3は、MEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)ミラー・デバイスを有し、制御されたMEMSミラーを介して2個の物理ポート31間で光信号の伝送を可能にする。上記の例に限定されることなく、切替装置3は、2個の物理ポート31の対を選択することで、光信号の伝送経路を変更できる構成を有していればよい。
切替制御装置5は、上位制御装置8から受け付ける指示に応じて、切替装置3を制御する。上位制御装置8から受け付ける指示は、2個の物理ポート31を接続することを示す。指示は、複数の対の物理ポート31を接続することを示してもよい。
通信制御装置6は、上位制御装置8から受け付ける指示に応じて、上位通信装置11、中位通信装置2及び下位通信装置41に装置設定情報を供給し、上位通信装置11、中位通信装置2及び下位通信装置41それぞれの動作を制御する。上位通信装置11に供給される装置設定情報は、上位通信装置11の通信ポート111及び通信ポート112から入力される光信号に対する信号処理と、信号処理により得られる光信号を出力する通信ポート111又は通信ポート112を定める。同様に、下位通信装置41に供給される装置設定情報は、通信ポート411及び通信ポート412から入力される光信号に対する信号処理と、信号処理により得られる光信号を出力する通信ポート411又は通信ポート412を定める。
ネットワーク管理装置7は、割当管理部71と、物理配線管理部75とを備える。割当管理部71は、割当情報の記憶及び更新を行う。割当情報は、切替装置3を介して接続される上位通信装置11の通信ポート111と中位通信装置2の通信ポート22との接続を示す情報と、切替装置3を介して接続される中位通信装置2の通信ポート21と下位通信装置41の通信ポート412との接続を示す情報とを含む。割当情報は、上位ネットワーク1と下位ネットワーク4との間の通信に割り当てられた中位通信装置2及びその通信ポート21、22を示す。
物理配線管理部75は、物理配線情報の記憶及び更新を行う。物理配線情報は、上位通信装置11の通信ポート111と切替装置3の物理ポート31との接続を示す情報と、切替装置3と中位通信装置2の通信ポート21及び通信ポート22との接続を示す情報と、切替装置3の物理ポート31と下位通信装置41の通信ポート412との接続を示す情報とを含む。物理配線情報は、上位通信装置11、中位通信装置2及び下位通信装置41の各通信ポートと、切替装置3の物理ポート31との接続を示す。
上位制御装置8は、他のネットワークを介して接続される端末装置9から受信する指示に応じて、物理ポート31の接続を切り替える指示を切替制御装置5に供給する。端末装置9は、光通信ネットワーク100を運用、保守する技術者による入力を受け付け、上位制御装置8へ指示を供給する。端末装置9は、中位通信装置2及び切替装置3が設置される通信局舎と異なる場所に設けられ、技術者は遠隔操作により切替装置3を操作する。通信システム110は、端末装置9を介して、上位ネットワーク1と下位ネットワーク4との間の通信状態に関する状態情報を取得する。状態情報は、例えば、光通信ネットワーク100における通信断、中位通信装置2の故障、中位通信装置2の通信ポート21、22の故障、又は光通信ネットワーク100を利用するユーザに提供する通信回線の変更を示す。
例えば、技術者は、中位通信装置2における故障の連絡や、光通信ネットワーク100を利用するユーザからの通信断の連絡を受けて、切替装置3を操作する。技術者が切替装置3を操作して、通信に割り当てる中位通信装置2及びその通信ポート21、22を切り替えることにより、故障や通信断からの復旧を図る。また、技術者は、光通信ネットワーク100を利用するユーザからの要求に応じて、切替装置3を操作する。例えば、ユーザからの要求として、ユーザに対して提供される通信回線の帯域変更や、通信回線の利用停止、新しい通信回線の増設などが含まれる。このような要求を受けた場合、光通信ネットワーク100は、下位通信装置41に接続する中位通信装置2の変更、下位通信装置41に接続する中位通信装置2の通信ポート21の変更、又は下位通信装置41に接続する通信ポート21の増減を行う。
通信システム110は、上位ネットワーク1と下位ネットワーク4との通信の中継に割り当てる中位通信装置2と、その通信ポート21、22とを、切替装置3を用いて切り替える。切替装置3による中位通信装置2又は通信ポート21、22の切り替えにより、中位通信装置2が設置されている通信局舎に技術者が赴くことなく、中位通信装置2の故障の復旧や、中位通信装置2の更新又は交換が可能となる。通信システム110は、通信局舎における技術者の作業を不要とすることで、光通信ネットワーク100の運用コストを削減し、通信が不能な期間を短くできる。
また、通信システム110は、上位ネットワーク1及び下位ネットワーク4に接続する中位通信装置2の変更を自由に行えるため、通信に利用している中位通信装置2ごとに予備装置を設けずとも、各中位通信装置2の冗長化を実現できる。通信システム110は、冗長化の度合いに応じた数の中位通信装置2を備えることで、中位通信装置2の冗長化に要するコストも削減できる。また、通信システム110は、切替装置3による接続の切り替えにより、ユーザに提供する通信回線の変更も技術者が通信局舎に赴く場合に比べ短い時間で行える。
以下、切替制御装置5、割当管理部71及び物理配線管理部75の構成について説明する。ここで、上位通信装置11、中位通信装置2及び下位通信装置41それぞれと、切替装置3との接続を、具体的に説明するために、図2に示す接続例を用いる。図2は、上位通信装置11、中位通信装置2及び下位通信装置41それぞれと、切替装置3との接続例を示す図である。図2に示す接続例では、上位ネットワーク1が上位通信装置11-1「#A」を備え、通信システム110が中位通信装置2-1「#B」と中位通信装置2-2「#D」とを備え、下位ネットワーク4が下位通信装置41-1「#C」を備える。更に、上位通信装置11-1「#A」は2個の通信ポート111「#1」及び「#2」を備える。中位通信装置2-1「#B」及び2-2「#D」は2個の通信ポート22「#1」及び「#2」と2個の通信ポート21「#3」及び「#4」とを備える。下位通信装置41-1「#C」は2個の通信ポート412「#1」及び「#2」を備える。同じ名称及び符号が割り当てられている通信ポート及び物理ポートを、「#」と数字とを組み合わせて区別する。
切替装置3に備えられる複数の物理ポート31のうち、12個の物理ポート31「#11」、「#12」、「#21」、「#22」、「#23」、「#24」、「#31」、「#32」、「#33」、「#34」、「#41」及び「#42」が、上位通信装置11、中位通信装置2及び下位通信装置41との接続に用いられる。図2に示す接続例は、切替装置3に備えられる複数の物理ポート31のうち、接続に用いられる物理ポート31を示している。
物理ポート31「#11」及び「#12」は、上位通信装置11-1「#A」の通信ポート111「#1」及び「#2」にそれぞれ接続されている。物理ポート31「#21」及び「#22」は、中位通信装置2-1「#B」の通信ポート22「#1」及び「#2」それぞれに接続されている。物理ポート31「#23」及び「#24」は、中位通信装置2-2「#D」の通信ポート22「#1」及び「#2」それぞれに接続されている。物理ポート31「#31」及び「#32」は、中位通信装置2-1「#B」の通信ポート21「#3」及び「#4」それぞれに接続されている。物理ポート31「#33」及び「#34」は、中位通信装置2-2「#D」の通信ポート21「#3」及び「#4」それぞれに接続されている。物理ポート31「#41」及び「#42」は、下位通信装置41-1「#C」の通信ポート412「#1」及び「#2」それぞれに接続されている。
切替装置3において、物理ポート31「#11」及び「#12」が、物理ポート31「#21」及び「#22」それぞれと接続されている。物理ポート31「#31」及び「#32」が、物理ポート31「#41」及び「#42」それぞれに接続されている。切替装置3における物理ポート31間の接続は、前述のように、切替可能である。
図3は、切替制御装置5の構成例を示すブロック図である。切替制御装置5は、インタフェース51、配線情報取得部52、切替装置配線情報記憶部53、配線可否判定部54、配線指示部55、応答受付部56及び配線情報更新部57を備える。インタフェース51は、上位制御装置8との入出力を行う。
インタフェース51は、接続変更情報と要求情報とを制御情報として上位制御装置8からを受け付ける。接続変更情報は、切替装置3における物理ポート31間の接続変更の指示を示す。要求情報は、切替装置配線情報記憶部53が記憶する切替装置配線情報の要求を示す。インタフェース51は、接続変更情報に基づいた接続変更の完了又は不能を示す応答を上位制御装置8に通知する。また、インタフェース51は、要求情報への応答として切替装置配線情報とを上位制御装置8に供給する。
配線情報取得部52は、インタフェース51が要求情報を受け付けると、切替装置配線情報記憶部53に記憶されている切替装置配線情報を読み出し、読み出した切替装置配線情報をインタフェース51に供給する。
切替装置配線情報記憶部53は、切替装置配線情報を記憶する。切替装置配線情報は、切替装置3における物理ポート31間の接続を示す。切替装置配線情報は、接続された2個の物理ポート31を識別する物理ポート番号の対を示す情報を含む。図4は、切替装置配線情報の一例を示す図である。図4に示す切替装置配線情報は、図2に示す接続例における物理ポート31間の接続を表している。図4に示す切替装置配線情報は、物理ポート番号「#11」と「#21」との対を含み、物理ポート番号で示される物理ポート31が接続されていることを表している。同様に、切替装置配線情報は、物理ポート31「#12」と「#22」とが接続されていること、物理ポート31「#41」と「#23」とが接続されていること、及び、物理ポート31「#42」と「#24」とが接続されていることを表している。なお、切替装置配線情報は、上位ネットワーク1と通信ポート22との接続に関する物理ポート番号の対を示す上位配線情報と、下位ネットワーク4と通信ポート22との接続に関する物理ポート番号の対を示す下位配線情報とに分けてもよい。
配線可否判定部54は、インタフェース51が接続変更情報を受け付けると、接続変更情報が示す接続の変更が可能か否かを切替装置配線情報に基づいて判定する。接続の変更が可能な場合、配線可否判定部54は、接続変更情報を配線指示部55へ供給する。接続先の変更が不可能な場合、配線可否判定部54は、接続の変更が不可能なことを示す応答をインタフェース51に通知する。例えば、既に物理ポート31「#22」に接続されている物理ポート31「#12」に対して、物理ポート31「#23」を接続する変更の指示を接続変更情報が示す場合、配線可否判定部54は、物理ポート31「#12」に複数の物理ポートを接続できないと判定し、当該接続を不可能と決定する。このとき、配線可否判定部54は、接続の変更が不可能なことを示す応答をインタフェース51に供給する。
配線指示部55は、接続変更情報に基づいた接続変更の指示を、切替装置3の制御ポート32に供給する。応答受付部56は、接続変更情報に応じた接続変更の完了を示す応答を、切替装置3の制御ポート32から受け付ける。応答受付部56は、接続変更の完了を示す応答を受け付けると、応答の受け付けを配線情報更新部57に通知する。配線情報更新部57は、切替装置配線情報を、接続変更情報が示す接続の変更に応じて更新する。配線情報更新部57は、切替装置配線情報の更新を終えると、接続変更情報に基づいた接続変更の完了を示す応答をインタフェース51に通知する。インタフェース51は、当該通知に応じて、接続変更情報に基づいた接続変更の完了を示す応答を上位制御装置8に供給する。
図5は、割当管理部71の構成例を示すブロック図である。割当管理部71は、インタフェース72、情報作成部73及び割当情報記憶部74を備える。インタフェース72は、上位制御装置8から割当情報の要求及び更新の指示を受け付ける。割当情報を要求する指示を受け付けると、インタフェース72は、割当情報記憶部74に記憶されている割当情報を読み出し、読み出した割当情報を上位制御装置8へ供給する。
インタフェース72は、割当情報の更新の指示を受け付けると、割当情報を更新する指示を情報作成部73へ通知する。情報作成部73は、割当情報を更新する指示を受け付けると、インタフェース72を介して上位制御装置8に切替装置配線情報と物理配線情報とを要求する。インタフェース72は、当該要求への応答として受け付けた切替装置配線情報と物理配線情報とを情報作成部73に供給する。情報作成部73は、切替装置配線情報と物理配線情報とに基づいて割当情報を作成し、作成した割当情報で割当情報記憶部74に記憶されている割当情報を更新する。
図6は、割当情報の一例を示す図である。割当情報は、光通信ネットワーク100に備えられる上位通信装置11、中位通信装置2及び下位通信装置41それぞれに関する通信装置情報を含む。通信装置情報は、上位通信装置11、中位通信装置2及び下位通信装置41それぞれを識別する識別情報と、それらの装置が有する通信ポートそれぞれを識別する通信ポート番号とを含む。すなわち、通信装置情報は、通信システム110において通信ポートを一意に特定する。また、割当情報は、上位ネットワーク1と下位ネットワーク4との間の通信に割り当てられた中位通信装置2及びその通信ポート21、22を示す。
図6に示す割当情報では、上位通信装置11-1「#A」、中位通信装置2-1「#B」及び下位通信装置41-1「#C」それぞれの識別情報として、装置のシリアル番号「AAAA」、「BBBB」及び「CCCC」が用いられている。また、各装置の通信ポートを示す通信ポート番号として、「#1」、「#2」、「#3」及び「#4」が用いられている。識別情報としてシリアル番号が用いられる場合について説明するが、シリアル番号以外を用いて上位通信装置11、中位通信装置2及び下位通信装置41を識別してもよい。例えば、識別情報として、上位通信装置11、中位通信装置2及び下位通信装置41に割り当てられたMAC(Media Access Control)アドレス、ホスト名、装置名、IP(Internet Protocol)アドレスなどのいずれか一つ又はそれらの組み合わせを用いてもよい。
図2に示す接続例を表す割当情報は、図6に示すように、上位通信装置11-1「#A」の通信ポート111「#1」と中位通信装置2-1「#B」の通信ポート22「#1」とが対応することを示し、それらの通信ポートが接続されていることを表している。同様に、割当情報は、上位通信装置11-1「#A」の通信ポート111「#2」と中位通信装置2-1「#B」の通信ポート22「#2」とが接続されていることを表している。更に、割当情報は、中位通信装置2-1「#B」の通信ポート21「#3」と下位通信装置41-1「#C」の通信ポート42「#1」とが接続されていること、及び、中位通信装置2-1「#B」の通信ポート21「#4」と下位通信装置41-1「#C」の通信ポート42「#2」とが接続されていることを表している。
図7は、物理配線管理部75の構成例を示すブロック図である。物理配線管理部75は、インタフェース76、物理配線情報取得部77、物理配線情報更新部78及び物理配線情報記憶部79を備える。インタフェース76は、上位制御装置8から物理配線情報の要求又は更新の指示を受け付ける。物理配線情報を要求する指示を受け付けると、インタフェース76は、指示を物理配線情報取得部77に通知する。インタフェース76は、指示への応答として物理配線情報取得部77から物理配線情報を受け付け、物理配線情報を上位制御装置8に供給する。インタフェース76は、物理配線情報の更新を受け付けると、インタフェース76は、物理配線変更情報を上位制御装置8に要求する。物理配線変更情報は、上位通信装置11、中位通信装置2及び下位通信装置41と、切替装置3との接続の変更を示す。物理配線変更情報を受け付けると、インタフェース76は、物理配線変更情報を物理配線情報更新部78に供給する。
物理配線情報取得部77は、インタフェース76からの指示に応じて、物理配線情報記憶部79から物理配線情報を読み出し、読み出した物理配線情報をインタフェース76に供給する。物理配線情報更新部78は、インタフェース76から物理配線変更情報を受け付けると、物理配線情報記憶部79に記憶されている物理配線情報を、物理配線変更情報が示す接続の変更に基づいて更新する。
図8は、物理配線情報の一例を示す図である。物理配線情報は、切替装置3の物理ポート31を示す切替装置情報又は物理ポート番号と、上位通信装置11、中位通信装置2及び下位通信装置41それぞれに関する通信装置情報とを含む。物理配線情報は、物理ポート31それぞれに接続される、上位通信装置11、中位通信装置2及び下位通信装置41いずれかの通信ポートを示す。物理ポート31に上位通信装置11、中位通信装置2及び下位通信装置41いずれの通信ポートも接続されていない場合、物理配線情報において空(NULL)の情報が当該物理ポート31の物理ポート番号に対応付けられる。
図8に示す物理配線情報では、図6に示した例と同様に、上位通信装置11-1「#A」、中位通信装置2-1「#B」及び下位通信装置41-1「#C」それぞれの識別情報として、シリアル番号「AAAA」、「BBBB」及び「CCCC」が用いられている。また、各装置の通信ポートを示す通信ポート番号として、「#1」、「#2」、「#3」及び「#4」が用いられている。また、物理ポート31を示す物理ポート番号として、「#11」、「#12」、「#21」、「#22」、「#23」、「#24」、「#31」、「#32」、「#33」、「#34」、「#41」及び「#42」が用いられている。
図2に示す接続例を表す物理配線情報は、図8に示すように、物理ポート31「#11」と上位通信装置11-1「#A」の通信ポート111「#1」とが対応することを示し、それらのポートが接続されていることを表している。同様に、物理配線情報は、物理ポート31「#12」と上位通信装置11-1の通信ポート111「#2」が接続されていることを表している。また、物理配線情報は、物理ポート31「#21」、「#22」、「#23」及び「#24」と、中位通信装置2-1の通信ポート22「#1」、通信ポート22「#2」、通信ポート21「#3」及び通信ポート21「#4」とがそれぞれ接続されていることを表している。また、物理配線情報は、物理ポート31「#31」、「#32」、「#33」及び「#34」と、中位通信装置2-2の通信ポート22「#1」、通信ポート22「#2」、通信ポート21「#3」及び通信ポート「#4」とがそれぞれ接続されていることを表している。また、物理配線情報は、物理ポート31「#41」及び「#42」と、下位通信装置41-1の通信ポート412「#1」及び「#2」とがそれぞれ接続されていることを表している。
次に、故障判定システムについて説明する。
(第1実施形態)
図9は、故障判定システム10の構成例を示す図である。故障判定システム10は、通信システム110の予備系における中位通信装置2の故障の有無を判定するシステムである。故障判定システム10は、中位通信装置2-1~2-N(「N」は、2以上の整数。以下では「N=2」。)と、切替装置3と、切替制御装置5と、上位制御装置8と、端末装置9と、測定装置13と、判定装置14とを備える。
これらの装置は、単体の装置、例えば制御装置として設けられてもよい。切替制御装置5と上位制御装置8と判定装置14とのうちの一部又は全部は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが、不揮発性の記録媒体(非一時的な記録媒体)であるメモリに記憶されたプログラムを読み取って実行することにより、ソフトウェアとして実現される。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置などの非一時的な記憶媒体である。プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。切替制御装置5と上位制御装置8と判定装置14とのうちの一部又は全部は、例えば、LSI(Large Scale Integration circuit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等を用いた電子回路(electronic circuit又はcircuitry)を含むハードウェアとして実現されてもよい。
上位制御装置8は、故障の有無が判定される中位通信装置2に備えられた予備の通信ポート(以下「予備ポート」という。)を選択する。例えば、上位制御装置8は、予備ポートを有する中位通信装置2(予備装置)が故障判定システム10に備えられた際に、端末装置9から取得された指示に基づいて予備ポートを選択する。
上位制御装置8は、中位通信装置2の予備ポートを、定期的(例えば、1か月ごと)に選択してもよい。上位制御装置8は、選択された予備ポートを示す情報を、例えばAPI(Application Programming Interface)を用いて切替制御装置5に出力する。なお、切替制御装置5、通信制御装置6、ネットワーク管理装置7、上位制御装置8及び端末装置9の間の互いの通信(指示及び連絡等)には、APIが用いられてもよい。
上位制御装置8は、選択された予備ポートを有する中位通信装置2の故障の有無の判定結果を、判定装置14から取得する。上位制御装置8は、選択された予備ポートを有する中位通信装置2の故障の有無の判定結果を、予備ポートごとに所定の記憶装置に記録する。上位制御装置8は、選択された予備ポートを有する中位通信装置2の故障の有無の判定結果を、予備ポートごとに端末装置9に送信してもよい。端末装置9は、例えば情報処理装置である。
中位通信装置2は、上位ネットワーク1と下位ネットワーク4との間の通信を中継する装置である。中位通信装置2は、例えば、OLT(Optical Line Terminal)である。
切替制御装置5は、切替装置3による伝送路の切り替えを制御する装置である。切替制御装置5は、物理配線情報及び切替装置配線情報を取得する。物理配線情報は、測定装置13に接続された切替装置3の物理ポート31を示す情報を含む。切替制御装置5は、上位制御装置8によって選択された中位通信装置2の予備ポートに接続された物理ポート31と、切替装置配線情報に登録されていない物理ポート31(空き物理ポート)であって測定装置13に接続された物理ポート31との組み合わせを選択する。切替制御装置5は、切替装置3の内部の配線を切替装置3に指示する。これによって、選択された中位通信装置2の予備ポートと測定装置13とは、切替装置3によって互いに接続される。
図9では、切替制御装置5は、中位通信装置2の通信ポート21-2と測定装置13とを切替装置3が接続するように、通信ポート21-2に接続された物理ポート31-1と物理ポート31-3との組み合わせを選択する。切替制御装置5は、中位通信装置2の通信ポート22-2と測定装置13とを切替装置3が接続するように、通信ポート22-2に接続された物理ポート31-4と物理ポート31-6との組み合わせを選択する。
切替装置3は、光信号の伝送路を切り替える装置である。切替装置3は、例えば、RPP又はクロスバースイッチである。切替装置3は、配線の指示を切替制御装置5から取得する。切替装置3は、配線の指示に基づいて、切替装置3の内部の配線を切り替える。これによって、切替装置3は、上位ネットワーク1と下位ネットワーク4との間の光信号の伝送路を切り替える。予備系の中位通信装置2が故障していないことを、伝送路が予備系に切り替えられる前に上位制御装置8が遠隔から確認する場合、切替装置3は、中位通信装置2と測定装置13とを接続するように、光信号の伝送路を切り替える。
切替装置3は、中位通信装置2に備えられた予備ポートと測定装置13とを、配線の指示に基づいて接続する。図9では、切替装置3は、予備ポートの一例として選択された中位通信装置2-Nの通信ポート21-2と測定装置13とを、物理ポート31-1及び物理ポート31-3を用いて接続する。切替装置3は、予備ポートの一例として選択された中位通信装置2-Nの通信ポート22-2と測定装置13とを、物理ポート31-4及び物理ポート31-6を用いて接続する。切替装置3は、切替装置3の内部の配線の切り替えが完了したことを、切替制御装置5に通知する。
測定装置13は、光信号を測定する装置である。図9では、測定装置13は、一例として切替装置3の物理ポート31-3に予め接続される。測定装置13は、一例として切替装置3の物理ポート31-6に予め接続される。
予備系の中位通信装置2-Nが故障していないことを、伝送路が予備系(例えば、通信ポート21-2、通信ポート22-2)に切り替えられる前に上位制御装置8が遠隔から確認する場合、測定装置13は、上位制御装置8によって選択された予備ポート(例えば、通信ポート21-2、通信ポート22-2)に、切替装置3を経由して接続される。
測定装置13は、判定装置14による制御に応じて、接続された予備ポートの光信号(ポート状態)を測定する。例えば、測定装置13は、接続された予備ポートの光信号の強度を測定する。測定装置13と中位通信装置2の予備ポートとの間がリンクアップ又は疎通している場合、光信号の強度は、測定装置13と中位通信装置2の予備ポートとの間がリンクアップ又は疎通していない場合と比較して増加する。
測定装置13は、予め定められた通信規格に基づいて、選択された予備ポートを有する中位通信装置2と通信する。測定装置13は、測定装置13が光トランシーバである場合、例えば、10GBASE-SR、10GBASE-LR等のイーサネット(登録商標)の通信規格に基づいて通信してもよい。
判定装置14は、測定装置13がループバック(Loopback)のコマンドを実行することによって、中位通信装置2の通信ポートの番号を、中位通信装置2から取得する。
判定装置14は、LLDP(Link Layer Discovery Protocol)のパケットを測定装置13がマルチキャスト・アドレス宛に送信することによって、中位通信装置2の通信ポートの番号を、中位通信装置2から取得してもよい。LLDPのパケットを測定装置13がマルチキャスト・アドレス宛て送信した後で、中位通信装置2は、インターフェース番号等の所定の情報を、LLDPのパケットから取得する。LLDPのパケットを中位通信装置2がマルチキャスト・アドレス宛て送信した後で、判定装置14は、インターフェース番号等の所定の情報を、LLDPのパケットから取得してもよい。
判定装置14は、選択された予備ポートを有する中位通信装置2と測定装置13との間がリンクアップ又は疎通したか否かを判定する。ここで、リンクアップしたとは、測定装置13と中位通信装置2(対向装置)とが接続され、測定装置13と中位通信装置2とが通信可能な状態になることである。例えば、測定装置13がイーサネット(登録商標)のプロトコルを用いて通信する場合、測定装置13の物理層(レイヤ1)と中位通信装置2の物理層とが接続され、データリンク層(レイヤ2)においてプロトコルを用いた通信が可能な状態である。疎通したとは、「Ping」又はループバック(Loopback)等の試験信号又はデータ転送の実行が成功したことである。
判定装置14は、選択された予備ポートを有する中位通信装置2の故障の有無を、光信号の測定結果に基づいて判定する。判定装置14は、選択された予備ポートを有する中位通信装置2と測定装置13との間がリンクアップ又は疎通した場合、その中位通信装置2が故障していない(正常である)と判定する。
次に、故障判定システム10の動作例について説明する。
図10は、故障判定システム10の動作例を示すフローチャートである。切替装置3は、配線の指示に基づいて、中位通信装置2と測定装置13とを接続するように、切替装置3の内部の配線を切り替える(ステップS101)。測定装置13は、選択された予備ポートを有する中位通信装置2と測定装置13との間のリンクアップ又は疎通を確認する処理を実行する(ステップS102)。判定装置14は、選択された予備ポートを有する中位通信装置2と測定装置13との間がリンクアップ又は疎通したか否かを判定する(ステップS103)。
選択された予備ポートを有する中位通信装置2と測定装置13との間がリンクアップ及び疎通していない場合(ステップS103:NO)、判定装置14は、その中位通信装置2が故障している(正常でない)と判定する。判定装置14は、リンクアップ又は疎通の失敗を、上位制御装置8に通知する(ステップS104)。
選択された予備ポートを有する中位通信装置2と測定装置13との間がリンクアップ又は疎通した場合(ステップS103:YES)、判定装置14は、その中位通信装置2が故障していない(正常である)と判定する。判定装置14は、リンクアップ又は疎通の成功を、上位制御装置8に通知する(ステップS105)。
図11は、故障判定システム10の動作例を示すシーケンス図である。測定装置13と切替装置3との間は、光ファイバのケーブルで予め接続されている。中位通信装置2と切替装置3との間は、光ファイバのケーブルで予め接続されている。故障判定システム10は、図11に示されたフローチャートの動作を、予備ポートを有する中位通信装置2(予備装置)が通信局舎に配備された際(故障判定システム10の構築時)に実行する。故障判定システム10は、図11に示されたフローチャートの動作を、定期的に実行してもよい。
図11では、中位通信装置2の故障の有無の判定方法の一例として、判定装置14は、中位通信装置2と測定装置13との間が疎通したか否か(接続性)に基づいて、中位通信装置2の故障の有無を判定する。
上位制御装置8は、予め定められた通信規格に基づいて、中位通信装置2に備えられた予備ポートを選択する。上位制御装置8は、選択された予備ポートを示す情報を、APIを用いて切替制御装置5に出力してもよい(ステップS201)。切替制御装置5は、物理ポート31との組み合わせを選択し、選択結果に基づいて切替装置3の内部の配線を切替装置3に指示する(ステップS202)。
切替装置3は、配線の指示に基づいて、中位通信装置2と測定装置13とを接続するように、切替装置3の内部の配線を切り替える(ステップS203)。切替装置3は、切替装置3の内部の配線の切り替えが完了したことを、切替制御装置5に通知する(ステップS204)。切替制御装置5は、切替装置3の内部の配線の切り替えが完了したことを、上位制御装置8に通知する(ステップS205)。上位制御装置8は、判定処理の開始指示を、判定装置14に出力する(ステップS206)。
判定装置14は、選択された予備ポートに関する測定処理の開始指示を、測定装置13-1に出力する(ステップS208)。測定装置13は、ICMP(Internet Control Message Protocol)のechoコマンドを利用して、例えば「Ping」のコマンドを、中位通信装置2-Nに送信する(ステップS208)。中位通信装置2-Nは、受信された「Ping」のコマンドに対する応答信号を、測定装置13に出力する(ステップS209)。測定装置13は、「Ping」のコマンドに対する応答信号を受信したことを表す情報を、判定装置14に出力する(ステップS210)。
他の予備ポートが上位制御装置8によって更に選択された場合、判定装置14は、更に選択された予備ポートに関する測定処理の開始指示を、測定装置13に出力する(ステップS211)。測定装置13は、ICMPのechoコマンドを利用して、例えば「Ping」のコマンドを、中位通信装置2-Nに送信する(ステップS212)。中位通信装置2-Nは、受信された「Ping」のコマンドに対する応答信号を、測定装置13に出力する(ステップS213)。測定装置13は、「Ping」のコマンドに対する応答信号を受信したことを表す情報を、判定装置14に出力する(ステップS214)。
判定装置14は、選択された予備ポートを有する中位通信装置2と測定装置13との間が疎通した場合、その中位通信装置2が故障していない(正常である)と判定する(ステップS215)。上位制御装置8は、選択された予備ポートを有する中位通信装置2の故障の有無の判定結果を、予備ポートごとに所定の記憶装置に記録する(ステップS216)。
以上のように、第1実施形態の故障判定システム10は、切替装置3と、中位通信装置2-1~2-Nと、上位制御装置8(選択装置)と、測定装置13と、判定装置14と、上位制御装置8の記憶装置とを備える。切替装置3は、上位ネットワーク1と下位ネットワーク4との間の光信号の伝送路を切り替える。中位通信装置2は、上位ネットワーク1と下位ネットワーク4との間の通信を中継する。上位制御装置8は、中位通信装置2の予備ポートを選択する。上位制御装置8は、中位通信装置2の予備ポートを定期的に選択してもよい。測定装置13は、上位制御装置8によって選択された予備ポートに、切替装置3を経由して接続される。測定装置13は、接続された予備ポートの光信号を測定する。判定装置14は、選択された予備ポートを有する中位通信装置の故障の有無を、光信号の測定結果に基づいて判定する。上位制御装置8(記憶装置)は、中位通信装置2の故障の有無の判定結果を記憶する。
このように、予備ポートを有する中位通信装置2の故障の有無は、予め判定される。これによって、第1実施形態の故障判定システム10は、予備系の中位通信装置2(予備装置)が故障していないことを、伝送路が予備系に切り替えられる前に遠隔から確認することが可能である。伝送路の配線が正常であることを、伝送路が予備系に切り替えられる前に故障判定システム10が遠隔から確認することが可能である。
配線が正しく行われていなかったことによって遠隔からの工事作業が完了できないというリスクを回避することが可能である。予備装置の故障を運用開始前に故障判定システム10が把握することができるので、故障から復旧するまでの時間を短くすることが可能である。
(第2実施形態)
第2実施形態では、提供される通信サービス等に基づいて光信号の通信規格の条件に合う予備ポートを上位制御装置8が選択する点が、第1実施形態と相違する。第2実施形態では第1実施形態との相違点を説明する。
図12は、故障判定システム10の構成例を示す図である。故障判定システム10は、中位通信装置2-1~2-Nと、切替装置3と、切替制御装置5と、上位制御装置8と、端末装置9と、測定装置13と、判定装置14とを備える。
上位制御装置8は、光信号の通信規格の条件に合う予備ポートを選択する。光信号の通信規格の条件とは、例えば、通信ポートの通信速度、光信号の伝送モード、光信号の波長、光信号の強度、光ファイバの心数などである。光信号の通信規格の条件は、例えば、光通信ネットワーク100における通信サービスの種類に応じて予め定められる。測定装置13は、光信号の通信規格の条件ごとに通信ポートを備える。
判定装置14は、物理配線情報を取得する。物理配線情報における通信装置情報は、予備ポートの光信号の通信規格の条件を表す情報を含む。判定装置14は、選択された予備ポートの光信号の通信規格の条件を表す情報を取得する。
判定装置14は、選択された予備ポートを有する中位通信装置2と測定装置13との間がリンクアップ又は疎通したか否かを、選択された予備ポートの光信号の通信規格の条件ごとに判定する。判定装置14は、選択された予備ポートを有する中位通信装置2と測定装置13との間がリンクアップ又は疎通した場合、その中位通信装置2が故障していない(正常である)と判定する。
次に、故障判定システム10の動作例について説明する。
図13は、故障判定システム10の動作例を示すフローチャートである。ステップS301からステップS303までの動作は、図10に示されたステップS101からステップS103までの動作と同様である。選択された予備ポートを有する中位通信装置2と測定装置13との間がリンクアップ及び疎通していない場合(ステップS303:NO)、判定装置14は、リンクアップ又は疎通していないことが測定装置13における全ての通信規格の条件で確認されたか否かを判定する(ステップS304)。
リンクアップ又は疎通していないことがいずれかの通信規格の条件で確認されていない場合(ステップS304:NO)、判定装置14は、未確認の通信規格の条件に測定装置13の通信条件を切り替える指示を、測定装置13に出力する(ステップS305)。リンクアップ又は疎通していないことが測定装置13における全ての通信規格の条件で確認された場合(ステップS304:YES)、判定装置14は、リンクアップ又は疎通の失敗を、上位制御装置8に通知する(ステップS306)。
選択された予備ポートを有する中位通信装置2と測定装置13との間がリンクアップ又は疎通した場合(ステップS303:YES)、判定装置14は、その中位通信装置2が故障していない(正常である)と判定する。判定装置14は、リンクアップ又は疎通の成功を、上位制御装置8に通知する(ステップS307)。
図14は、故障判定システム10の動作例を示すシーケンス図である。上位制御装置8は、光通信ネットワーク100における通信サービスの種類に応じて、光信号の通信規格の条件に合う予備ポートを選択する(ステップS400)。ステップS401からステップS416までの動作は、図11に示されたステップS201からステップS216までの動作と同様である。故障判定システム10は、光信号の通信規格の条件に合う予備ポートをステップS400において選択するごとに、ステップS401からステップS416までの動作を繰り返す。
以上のように、第2実施形態の上位制御装置8は、予め定められた光信号の通信規格の条件に合う予備ポートを選択する。予備ポートを有する中位通信装置2の故障の有無は、光信号の通信規格の条件(ポート条件)ごとに、予め判定される。これによって、第2実施形態の故障判定システム10は、予備系の中位通信装置2(予備装置)が故障していないことを、光信号の通信規格の条件ごとに、伝送路が予備系に切り替えられる前に遠隔から確認することが可能である。故障判定システム10は、伝送路の配線が正常であることを、光信号の通信規格の条件ごとに、伝送路が予備系に切り替えられる前に遠隔から確認することが可能である。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明は、光通信システムに適用可能である。
1…上位ネットワーク、2…中位通信装置、3…切替装置、4…下位ネットワーク、5…切替制御装置、6…通信制御装置、7…ネットワーク管理装置、8…上位制御装置、9…端末装置、10…故障判定システム、11…上位通信装置、12…通信回線、13…測定装置、14…判定装置、21…通信ポート、22…通信ポート、23…設定ポート、31…物理ポート、32…制御ポート、41…下位通信装置、42…通信ポート、51…インタフェース、52…配線情報取得部、53…切替装置配線情報記憶部、54…配線可否判定部、55…配線指示部、56…応答受付部、57…配線情報更新部、71…割当管理部、72…インタフェース、73…情報作成部、74…割当情報記憶部、75…物理配線管理部、76…インタフェース、77…物理配線情報取得部、78…物理配線情報更新部、79…物理配線情報記憶部、100…光通信ネットワーク、110…通信システム、111…通信ポート、112…通信ポート、113…設定ポート、411…通信ポート、412…通信ポート、413…設定ポート

Claims (4)

  1. 上位ネットワークと下位ネットワークとの間の光信号の伝送路を切り替える切替装置と、
    前記上位ネットワークと前記下位ネットワークとの間の通信を中継する1以上の中位通信装置と、
    前記中位通信装置の予備ポートを選択する選択装置と、
    選択された前記予備ポートに前記切替装置を経由して接続され、接続された前記予備ポートの光信号を測定する測定装置と、
    選択された前記予備ポートを有する前記中位通信装置の故障の有無を、光信号の測定結果に基づいて判定する判定装置と、
    前記中位通信装置の故障の有無の判定結果を記憶する記憶装置と
    を備え、
    前記選択装置は、光信号の通信規格の条件に合う前記予備ポートを選択する、
    故障判定システム。
  2. (削除)
  3. 前記選択装置は、前記中位通信装置の前記予備ポートを定期的に選択する、
    請求項1に記載の故障判定システム。
  4. 故障判定システムが実行する故障判定方法であって、
    上位ネットワークと下位ネットワークとの間の光信号の伝送路を切り替える切替ステップと、
    前記上位ネットワークと前記下位ネットワークとの間の通信を中継する中位通信装置の予備ポートを選択する選択ステップと、
    前記上位ネットワークと前記下位ネットワークとの間の光信号の伝送路を切り替える切替装置を経由して、選択された前記予備ポートに接続され、接続された前記予備ポートの光信号を測定する測定ステップと、
    選択された前記予備ポートを有する前記中位通信装置の故障の有無を、光信号の測定結果に基づいて判定する判定ステップと、
    前記中位通信装置の故障の有無の判定結果を記憶装置に記録する記録ステップと
    を含み、
    前記選択ステップでは、光信号の通信規格の条件に合う前記予備ポートを選択する、
    故障判定方法。
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