JP2014171120A - Ponプロテクションシステムの異常診断方法 - Google Patents

Ponプロテクションシステムの異常診断方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014171120A
JP2014171120A JP2013042216A JP2013042216A JP2014171120A JP 2014171120 A JP2014171120 A JP 2014171120A JP 2013042216 A JP2013042216 A JP 2013042216A JP 2013042216 A JP2013042216 A JP 2013042216A JP 2014171120 A JP2014171120 A JP 2014171120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
osu
redundant
abnormality diagnosis
onu
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013042216A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5894096B2 (ja
Inventor
Yasutaka Kimura
康隆 木村
Takeshi Sakamoto
健 坂本
Takashi Mitsui
隆 光井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2013042216A priority Critical patent/JP5894096B2/ja
Publication of JP2014171120A publication Critical patent/JP2014171120A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5894096B2 publication Critical patent/JP5894096B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、冗長系OSUの異常を予め点検できるPONプロテクションシステムの異常診断方法及びPONプロテクションシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のPONプロテクションシステムの異常診断方法は、正常系OSU11とONU50とをポイント・ツー・マルチポイント形態で接続する光アクセスネットワークを複数含むPONに、光スイッチ32の切り替えでいずれかの正常系OSU11の代理として機能する冗長系OSU12を備えたPONプロテクションシステムの異常診断方法であって、光スイッチ32にONU50と接続するための接続ポートの他に異常診断用ポート設け、光スイッチの冗長系OSU接続ポートと異常診断用ポートを接続した状態で、冗長系OSUを発光してない状態から発光させて運用を開始し、異常診断用ポートを用いて冗長系OSUの異常診断を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、PONプロテクションシステムにおける異常診断方法に関する。
パッシブオプティカルネットワーク(PON;Passive Optical Network)は、1台の局舎側伝送装置である光加入者線終端盤(OSU;Optical Subscriber Unit)と、1台以上のユーザ側伝送装置である光加入者線終端装置(ONU;Optical Network Unit)とを、光ファイバとスプリッタを介して接続する、ポイント・ツー・マルチポイント形態の光アクセスネットワークである。
このPONにおいて、システムの構成要素であるOSU、ONU、光ファイバ、あるいは、スプリッタの冗長化を行い、OSU故障・ONU故障・光ファイバ破損・スプリッタ破損によるシステムダウンを回避する技術が、PONプロテクションである(非特許文献1、113−116頁)。すなわち、PONプロテクション適用時において、これらシステム構成要素の故障・破損時には、正常系から冗長系への動作切り替えにより、サービス継続を行うのである。
PONプロテクションの中でも特に重要視されるのが、OSUの冗長化である。第1の理由は、OSUがPONというポイント・ツー・マルチポイント形態通信における信号の集約点であることから、故障時には配下のすべてのONU(ユーザ)に対し影響が及ぶという、影響の広範囲性を有することにある。第2の理由は、OSUは電子部品やそれらを動作させるソフトウェアから構成されるため、単なる光導波路である光ファイバ・スプリッタに比べ、故障の可能性が高いことにある。従って、PONプロテクションとしてまず第1に冗長化を行うべき個所は、通常、OSUとなる。
ところで、このOSUを1〜複数台と、交換スイッチ(1〜複数台のOSUの上位側に接続される)と、上位ネットワークインタフェース(交換スイッチの上位側に接続される)と、OLT制御部は、通常、まとめて1台の光加入者線端局装置(OLT;Optical Line Terminal)に収容されている。すなわち、OLTは、PONと上位ネットワークの交換を行う通信ノードであり、PON側のインタフェースとなるOSUは多数となることもあり得るものである。従って、OSUの冗長化は、このようなOLTの基本構成を前提に、最適構成を考慮しなければならない。
関連するOSU冗長化技術の第1の構成は、図1に示すように、OLT10の内部において、正常系OSU11のそれぞれに対して冗長系OSU12を1台ずつ用意するものである(例えば、非特許文献1の114頁のType−B参照。)。便宜上、この第1の構成を「冗長系OSU独立型」と称することにする。「冗長系OSU独立型」の具体的構成・動作は以下のとおりである。
正常系OSU11−1と冗長系OSU12−1は、N:2スプリッタ41−1(Nは1以上の整数)を介して、ONU51と接続されている。正常系OSU11−1は、下部のONU51からの信号を上部の交換スイッチへ、上部の交換スイッチからの信号を下部のONU51へ、それぞれ転送している。
正常系OSU11−1が通信中に故障した場合、これを検知したOLT制御部15により切り替えが行われ、
(i)正常系OSU11−1の立ち下げ、
(ii)冗長系OSU12−1の立ち上げ、
(iii)交換スイッチの設定変更が行われる。
そして、冗長系OSU12−1は、故障発生前と同様に、下部のONU51からの信号を上部の交換スイッチへ、上部の交換スイッチからの信号を下部のONU51へ、それぞれ転送を開始することにより、サービス継続する。
正常系OSU11−iと冗長系OSU12−i(i=2、3、…)の接続形態とプロテクション時の動作も、OSU11−1とOSU12−1の関係に同じである。この「冗長系OSU独立型」の構成では、正常系OSUと同数の冗長系OSUをあらかじめOLT10に収容しておく必要があることから、OLTスロット消費の問題や、OSU導入コスト増大の問題を有していた。
これに対し、関連するOSU冗長化技術の第2の構成は、図2に示すように、OLT10の内部において、複数台の正常系OSU11に対して冗長系OSU12を1台用意することにより、OLTスロット消費の問題や、コスト増大の問題を抑圧するものである(図2;特許文献1の図1、特許文献2の図1)。便宜上、この第2の構成を「冗長系OSU共有型」と称することにする。「冗長系OSU共有型」の具体的構成と動作は以下のとおりである。
OLT10には、正常系OSU11−i(i=1、2、3、・・・、M:Mは1以上の整数)と、冗長系OSU12が1台収容されている。冗長系OSU12のONU側入出力ポートにはM:1光スイッチ32が接続されている(光スイッチ32の入出力ポートは、ポートxと称す)。そして、M:1光スイッチ32にM本あるONU側入出力ポート(ポート1、2、3、・・・、Mと称す)は、それぞれポート1とOSU11−1、ポート2とOSU11−2、ポート3とOSU11−3、・・・、ポートMとOSU11−Mのように一対にて、N:2スプリッタ41−i(i=1、2、3、・・・、M)を介してN台以下の共通するONU50と接続されている(スプリッタのONU側のN本のポートには、空きポートがあっても構わない)。
ここで、正常系OSU11−iは、それぞれ下部のONU50からの信号を上部の交換スイッチへ、上部の交換スイッチからの信号を下部のONU50へ、それぞれ転送している。ここで、正常系OSU11−1が通信中に故障した場合、これを検知したOLT制御部15により切り替えが行われ、
(i)光スイッチ32においてポートxとポート1の接続、
(ii)交換スイッチの設定変更、
(iii)正常系OSU1の立ち下げ、
(iv)冗長系OSU12の立ち上げ、が行われる。
そして、冗長系OSU12は、故障発生前と同様に、下部のONU50からの信号を上部の交換スイッチへ、上部の交換スイッチからの信号を下部のONU50へ、それぞれ転送を開始することにより、サービス継続する。
他の正常系OSU11−i(i=2、3、…)の故障時の動作も、それぞれ正常系OSU11、スプリッタ41、光スイッチ32のポートが入れ替わる以外、上記説明と同じである。
この「冗長系OSU共有型」の構成では、正常系OSU11のM台に対して、同時にOLT10に収容する冗長系OSU12が1台で済むことから、OLTスロット消費の問題や、OSU導入コスト増大の問題は解消されている。また、正常系OSUが複数同時に故障する確率は十分低いという条件下では、本構成・動作にての冗長化で信頼性を確保することも容易となる。なお、OLTにおいて、交換スイッチ、上位ネットワークインタフェース、および、OLT制御部についても冗長化する場合があるが、ここでは直接関連しないことから、記載を省略する。
特開平7−226796号公報 特開2000−332857号公報
ITU−T G.983.1
上記説明の通り、関連するOSU冗長化技術の「冗長系OSU共有型」のPONプロテクション構成では、「冗長系OSU独立型」のPONプロテクション構成に比べ、冗長系OSUが少なくて済むことから、OLTスロット消費の問題や、OSU導入コスト増大の問題が解消されている。
ここで、「冗長系OSU共有型」の構成において導入されている冗長系OSU12の異常診断をすることは、正常系OSUが故障発生した場合にサービス継続するために重要である。具体的に、冗長系OSUの異常に起因するPONプロテクションの失敗(サービス継続不可能となるような障害)のシナリオを以下に記載する。「冗長系OSU共有型」のPONプロテクション構成において、正常系OSU11−1が故障したとする。この時、前述の(i)〜(iv)に沿って冗長系OSU12への切り替え動作がおこなわれる筈である。ところが、冗長系OSU12に異常があるとすると、PONプロテクションができないこととなり、その結果、サービス継続不可能となる。
このように、「冗長系OSU共有型」のPONプロテクション構成については、OLTスロット削減やOSU導入コスト削減の観点から魅力があるものの、冗長系OSU異常の観点からPONプロテクションが万全と言えないのが課題である。
これに対し、冗長系OSUを複数配備する方法も考え得るが、2台以上の冗長系OSUの導入はコストの増加という新たな課題も発生する。
また、冗長系OSUの信頼性を向上させる方法も考え得るが、冗長系OSUとして正常系OSUよりも信頼度を高めたOSUが必要となるため、コスト増の課題が発生する。
このように、冗長系OSU関係の信頼性を向上させることは困難である。このことを鑑み、冗長系OSUを予め異常診断し、異常系OSUの異常発生前に冗長系OSUの交換または修理を行うことができれば、サービス継続不可能を回避でき、PONプロテクションの信頼性を向上させることができる。
そこで、PONプロテクションの信頼性を向上するために、本発明は、冗長系OSUの異常を予め点検できるPONプロテクションシステムの異常診断方法及びPONプロテクションシステムを提供することを目的とする。
本願発明のPONプロテクションシステムは、
局舎側伝送装置である1台の正常系光加入者線終端盤(OSU;Optical Subscriber Unit)と、ユーザ側伝送装置である1台以上の光加入者線終端装置(ONU;Optical Network Unit)とを、ポイント・ツー・マルチポイント形態で接続する光アクセスネットワークを複数含むパッシブオプティカルネットワーク(PON;Passive Optical Network)に、光スイッチの切り替えでいずれかの前記正常系OSUの代理として前記正常系OSUに収容される前記ONUと通信できる冗長系OSUを備えたPONプロテクションシステムであって、
前記光スイッチは、前記冗長系OSUの異常診断を行うための異常診断用ポートを備え、
前記光スイッチに前記冗長系OSUと前記異常診断用ポートを接続させ、前記冗長系OSUを発光してない状態から発光させることで、前記冗長系OSUの異常診断を行う制御部と、
を備える。
本願発明のPONプロテクションシステムでは、
前記光スイッチの異常診断用ポートに接続され、前記冗長系OSUと接続試験を行う異常診断用ONUを備え、
前記制御部は、前記冗長系OSUと前記異常診断用ONUが接続した状態で、前記冗長系OSUを発光してない状態から発光させて前記異常診断用ONU及び前記冗長系OSUに接続試験を行わせることで、前記冗長系OSUの異常診断を行ってもよい。
本願発明のPONプロテクションシステムでは、
前記光スイッチの異常診断用ポートに接続され、前記冗長系OSUと接続試験を行う光電力測定部を備え、
前記制御部は、前記冗長系OSUと前記異常診断用ONUが接続した状態で、前記冗長系OSUを発光してない状態から発光させて前記光電力測定部からの測定結果を取得することで、前記冗長系OSUの異常診断を行ってもよい。
本願発明のPONプロテクションシステムの異常診断方法は、
局舎側伝送装置である1台の正常系光加入者線終端盤(OSU;Optical Subscriber Unit)と、ユーザ側伝送装置である1台以上の光加入者線終端装置(ONU;Optical Network Unit)とを、ポイント・ツー・マルチポイント形態で接続する光アクセスネットワークを複数含むパッシブオプティカルネットワーク(PON;Passive Optical Network)に、光スイッチの切り替えでいずれかの前記正常系OSUの代理として前記正常系OSUに収容される前記ONUと通信できる冗長系OSUを備えたPONプロテクションシステムの異常診断方法であって、
前記光スイッチは、前記冗長系OSUの異常診断を行うための異常診断用ポートを備え、
前記光スイッチの前記冗長系OSU接続ポートと前記異常診断用ポートを接続した状態で、前記冗長系OSUを発光してない状態から発光させて運用を開始し、前記異常診断用ポートを用いて前記冗長系OSUの異常診断を行うことを特徴とする。
本願発明のPONプロテクションシステムの異常診断方法では、前記異常診断において、前記異常診断用ポートに異常診断用ONUを接続して、前記異常診断用ONUと前記冗長系OSUとの接続試験を行ってもよい。
本願発明のPONプロテクションシステムの異常診断方法では、前記異常診断において、前記異常診断用ポートで前記冗長系OSUからの光信号を光電力測定してもよい。
本発明は、冗長系OSUの異常を予め点検できるPONプロテクションシステムの異常診断方法及びPONプロテクションシステムを提供することができる。
関連するOSU冗長化技術の第1の構成を示す。 関連するOSU冗長化技術の第1の構成を示す。 実施形態1のPONプロテクションシステムの構成を説明する図である。 実施形態2のPONプロテクションシステムの構成を説明する図である。 実施形態1における異常診断試験の動作を説明するフローチャートである。 実施形態2における異常診断試験の動作を説明するフローチャートである。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施の例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
図3は本実施形態のPONプロテクションシステムの構成を説明する図である。PONプロテクションシステムは、局舎側伝送装置である1台の正常系OSU11と、ユーザ側伝送装置である1台以上のONU50とを、ポイント・ツー・マルチポイント形態で接続する光アクセスネットワークを複数含むPONに、いずれかのOSU11の代理としてOSU11に収容されるONU50と通信できる冗長系OSU12と、冗長系OSU12の異常診断を行うための異常診断用ONU61と、冗長系OSU12といずれかの光アクセスネットワーク、または異常診断用ポートに接続している異常診断用ONU61を選択的に接続する光スイッチ32と、光スイッチ32の切り替えを行う光スイッチ制御部31と、冗長系OSU12の発光による運用開始と消光を行うOLT制御部15を備える。
PONプロテクションシステムは、図2の「冗長系OSU共有型」のPONプロテクション構成に対し、冗長系OSU異常診断の為の構成が付加されたものとなっている。PONプロテクションシステムの構成は、基本構成、および、PONプロテクション時の構成が、図2の「冗長系OSU共有型」のPONプロテクション構成と同じであることから、これらに関する説明は省略する。
以降は、冗長系OSUの異常診断方法についての説明である。なお、PONがプロテクション状態の時は、冗長系OSUは通信中となるため、冗長系OSUに異常が発生した場合、通信エラーが発生することで、冗長系OSUの異常が検出できるため、冗長系OSUの異常診断は省略する。
ここで、「冗長系OSU共有型」のPONプロテクション構成のプロテクション状態において、光スイッチ32の接続先を光アクセスネットワークのいずれかのポート(光スプリッタ41を介してONU50に接続されるポート)に切り替えた状態で、冗長系OSU12を発光して運用を開始すると、光スイッチ32が接続された正常系OSU11配下のONU50は正常系OSU11と冗長系OSU12両方の光信号を受信してしまい、通信エラーが発生する。一方、光スイッチ32のポートxの接続先を異常診断用ポート(異常診断用ONU61が接続しているポートy)に切り替えた状態で、冗長系OSU12を発光し運用を開始すると、すべての正常系OSU11配下のONU50は正常系OSU11と冗長系OSU12両方の光信号を受信することはないため、冗長系OSU12が発光し運用を開始したことに起因する通信エラーは発生しない。したがって、本実施形態においては、光スイッチ32の接続先を異常診断用ONU61に切り替えた状態で、冗長系OSU12を発光し運用を開始し、冗長系OSU12の異常診断試験を行う。
この冗長系OSU12の異常診断試験の動作は以下の通りである。図5にフローチャートを示す。
[開始]
冗長系OSU12の異常診断試験は、OLT制御部15内のタイマ、または、外部からのトリガがOLT制御部15に入力されることにより起動する(S101)。まず、OLT制御部15は、PONが非プロテクション状態であることを確認する(S102)。プロテクションの指示はOLT制御部15から各部に出されているので、プロテクション/非プロテクションの状態の確認は、OLT制御部15の内部メモリを参照すれば可能である。非プロテクション状態でなければ異常診断試験は行わない。非プロテクション状態であれば[冗長系OSU発光前診断]に進む。
[冗長系OSU発光前診断]
光スイッチ32が故障していて、光スイッチ32のポートxとポートyを接続することが失敗した状態で、冗長系OSU12を発光して運用開始すると、冗長系OSU12の光信号がONU50のいずれか、または複数に入ることにより、通信エラーを発生することが考えられる。したがって、冗長系OSU12を発光して運用を開始する前に、光スイッチ32の異常を確認する。
冗長系OSU12を消光させた後(S103)、OLT制御部15は、光スイッチ制御部31を介し、光スイッチ32のポートxと異常診断用ONUが接続しているポートyを接続させ(S104)、冗長系OSU12は、正常系OSU11と通信中であるONU50から上り光信号の受光/非受光を観測する(S105)。なお、光スイッチ異常確認開始前において、必ず冗長系OSU12が消光しているPONプロテクションの処理手順もあることから、冗長系OSU12を消光させる処理は省略してもよい。また、正常系OSU11と通信中であるONU50がスリープ中であるときは、ONU50は発光しないため、冗長系OSU12はONU50の上り光信号の観測期間をスリープ間隔以上とする必要がある。
ここで、異常診断用ONU61は、冗長系OSU12と接続していても、冗長系OSU12は消光しているため、異常診断用ONU61は上り送信許可がなく発光しない。したがって、光スイッチ32のポートxとポートyが接続していれば、冗長系OSU12は非受光になる。一方、冗長系OSU12が受光した場合は光スイッチ32のポートxの接続先が誤ってポート1、2、3、……、Mのどれかに接続しており、ONU50のいずれか1つ、もしくは複数からの上り光信号を受光している、もしくは異常診断用ONU61に異常があり発光していることとなる。したがって、冗長系OSU12が受光を観測した場合、OLT制御部15は故障要因について冗長系OSU発光前診断異常と記録し、警報を出力して冗長系OSU異常診断試験を終了する(S109)。この警報は、OAM信号への重畳、LEDへの出力、あるいは専用出力端への出力のいずれでも構わない。冗長系OSU12が非受光を確認した場合、[冗長系OSU異常診断]へ進む。
[冗長系OSU異常診断]
次にOLT制御部15は、冗長系OSU12を発光して運用開始を行い(S106)、冗長系OSU12の異常診断を行う(S107)。この時、冗長系OSU12が正常に動作していれば、異常診断用ONU61は冗長系OSU12の下り信号光を受光し、異常診断用ONU61と冗長系OSU12のリンクが確立する。一方、異常診断用ONU61が冗長系OSU12の下り光信号を受光できなかったり、異常診断用ONU61と冗長系OSU12のリンク確立を失敗したりする場合は、冗長系OSU12に異常があると検出できる。なお、冗長系OSU12の異常診断は、観測中に異常診断用ONU61で閾値以上の電力の下り信号光を受光している/受光していないということで判定してもよい。あるいは、冗長系OSU12と異常診断用ONU61のリンク確立により判定してもよい。あるいは、冗長系OSU12と異常診断用ONU61のリンク確立後のループバック試験により判定してもよい。
冗長系OSU12に異常を検出した場合、OLT制御部15は、冗長系OSU異常と記録して、警報を出力する(S110)。この警報は、OAM(Operation Administration and Maintenance)信号への重畳、LEDへの出力、専用出力端への出力、あるいはログへの蓄積のいずれでも構わない。一方、冗長系OSU12に異常を検出しなかった場合、OLT制御部15は、冗長系OSU12の異常なし判定とする。
[終了]
冗長系OSU12異常確認後、冗長系OSU12は発光を停止して運用停止し、異常診断試験を終了する(S108、S111)。なお、異常診断試験動作中にPONプロテクションを行う必要が発生した場合にも、異常診断試験を終了する。なお、冗長系OSU12に異常を検知した場合は、冗長系OSUへの電源供給を停止することによって、発光を停止し運用停止してもよい。
なお、実施形態1では、異常診断は、OLT制御部15内のタイマ、または、外部からのトリガがOLT制御部15に入力されることにより起動したが、非プロテクション状態のとき常に冗長系ONU12と異常診断用ONU61を接続状態にしておき、冗長系OSUの異常診断してもよい。
以上、実施形態1の動作について説明した。もし、上記の冗長系OSU異常診断試験により冗長系OSU12の異常が検出され、OLT制御部15から警報が出力されていた場合には、作業者が、冗長系OSU12を交換又は修理し、PONプロテクション前に保全を行うことができる。
(実施形態2)
図4は本実施形態のPONプロテクションシステムの構成を説明する図である。PONプロテクションシステムは、局舎側伝送装置である1台の正常系OSU11と、ユーザ側伝送装置である1台以上のONU50とを、ポイント・ツー・マルチポイント形態で接続する光アクセスネットワークを複数含むPONに、いずれかのOSU11の代理としてOSU11に収容されるONU50と通信できる冗長系OSU12と、冗長系OSU12の動作状態を確認するための光電力測定手段38と、冗長系OSU12といずれかの光アクセスネットワーク、または異常診断ポートに接続している光電力測定手段38を選択的に接続する光スイッチ32と、光スイッチ32の切り替えを行う光スイッチ制御部31と、冗長系OSU12の発光による運用開始と消光を行うOLT制御部15を備える。
この冗長系OSUの異常診断試験の動作は以下の通りである。図6にフローチャートを示す。本実施形態において、光スイッチの冗長系OSU接続ポート(ポートx)との接続先として、異常診断用ポート(ポートy)に接続して冗長系OSU12の異常診断試験を行う点は実施形態1と同じである。しかし、信号光の状態を実施形態1ではポートyに異常診断用OSUを接続して判断していたが、本実施形態ではポートyに光電力測定部38を接続して判断する点が異なる。
[開始]
実施形態1と同じであるので、省略する。
[冗長系OSU発光前診断]
光スイッチ32が故障していて、光スイッチ32のポートxとポートyを接続することが失敗した状態で、冗長系OSU12を発光して運用開始すると、冗長系OSU12の光信号がONU50のいずれか、または複数に入ることにより、通信エラーを発生することが考えられる。したがって、冗長系OSU12を発光して運用を開始する前に、光スイッチ32の異常を確認する。
冗長系OSU12を消光させた後(S103)、OLT制御部15は、光スイッチ制御部31を介し、光スイッチ32のポートxとポートyを接続させ(S104)、冗長系OSU12は、正常系OSU11と通信中であるONU50から上り光信号の受光/非受光を観測する(S105)。なお、光スイッチ異常確認開始前において、必ず冗長系OSU12が消光しているPONプロテクションの処理手順もあることから、冗長系OSU12を消光させる処理は省略してもよい。また、正常系OSU11と通信中であるONU50がスリープ中であるときは、ONU50は発光しないため、冗長系OSU12はONU50の上り光信号の観測期間をスリープ間隔以上とする必要がある。
ここで、光スイッチ32のポートxとポートyが接続していれば、冗長系OSU12は非受光になる。一方、冗長系OSU12が受光した場合は光スイッチ32のポートxの接続先が誤ってポート1、2、3、・・・、Mのどれかに接続しており、ONU50のいずれか1つ、もしくは複数からの上り光信号を受光していることとなる。したがって、冗長系OSU12が受光を観測した場合、OLT制御部15は故障要因について冗長系OSU発光前診断異常と記録し、警報を出力して冗長系OSU異常診断試験を終了する(S109)。この警報は、OAM信号への重畳、LEDへの出力、あるいは専用出力端への出力のいずれでも構わない。冗長系OSU12が非受光を確認した場合、[冗長系OSU異常診断]へ進む。
[冗長系OSU異常診断]
次にOLT制御部15は、冗長系OSU12を発光して運用開始を行い(S206)、冗長系OSU12の異常診断を行う。この時、冗長系OSU12が正常に動作していれば、光電力測定部38は冗長系OSU12の下り信号光を受光する(S207においてNo)。一方、光電力測定部38が冗長系OSU12の下り光信号を受光できなかった場合は(S207においてYes)、冗長系OSU12に異常があると検出できる。なお、冗長系OSU12の異常診断は、所定時間にわたって下り光信号を受光したことで判定してもよいし、観測中に光電力測定部38で閾値以上の電力の下り信号光を受光している/受光していないということで判定してもよい。
冗長系OSU12に異常を検出した場合、OLT制御部15は、冗長系OSU異常と記録して、警報を出力する(S210)。この警報は、OAM(Operation Administration and Maintenance)信号への重畳、LEDへの出力、専用出力端への出力、あるいはログへの蓄積のいずれでも構わない。一方、冗長系OSU12に異常を検出しなかった場合、OLT制御部15は、冗長系OSU12の異常なし判定とする。
[終了]
冗長系OSU12異常確認後、冗長系OSU12は発光を停止して運用停止し、異常診断試験を終了する(S208、S211)。なお、異常診断試験動作中にPONプロテクションを行う必要が発生した場合にも、異常診断試験を終了する。なお、冗長系OSU12に異常を検知した場合は、冗長系OSU12への電源供給を停止することによって、発光を停止し運用停止してもよい。
なお、実施形態2では、異常診断は、OLT制御部15内のタイマ、または、外部からのトリガがOLT制御部15に入力されることにより起動したが、非プロテクション状態のとき、光スイッチ32のポートxとポートyを接続した状態で、常に冗長系OSU12を発光し運用させて冗長系OSU12の下り光信号を光電力測定部38で光電力を測定して、冗長系OSU12の異常診断してもよい。
以上、実施形態2の動作について説明した。もし、上記の冗長系OSU異常診断試験により冗長系OSU12の異常が検出され、OLT制御部15から警報が出力されていた場合には、作業者が、冗長系OSU12を交換又は修理し、PONプロテクション前に保全を行うことができる。
本発明は情報通信産業に適用することができる。
10:OLT
11−1、11−2、11−3、11−i、11−M:正常系OSU
12、12−1、12−2、12−3:冗長系OSU
15:OLT制御部
31:光スイッチ制御部
32:光スイッチ
38:光電力測定部
41−1、41−2、41−3、41−i、41−M:N:2スプリッタ
50:ONU群
51−1、51−N、52−1、52−N、53−1、53−N:ONU
61:異常診断用ONU

Claims (6)

  1. 局舎側伝送装置である1台の正常系光加入者線終端盤(OSU;Optical Subscriber Unit)と、ユーザ側伝送装置である1台以上の光加入者線終端装置(ONU;Optical Network Unit)とを、ポイント・ツー・マルチポイント形態で接続する光アクセスネットワークを複数含むパッシブオプティカルネットワーク(PON;Passive Optical Network)に、光スイッチの切り替えでいずれかの前記正常系OSUの代理として前記正常系OSUに収容される前記ONUと通信できる冗長系OSUを備えたPONプロテクションシステムであって、
    前記光スイッチは、前記冗長系OSUの異常診断を行うための異常診断用ポートを備え、
    前記光スイッチに前記冗長系OSUと前記異常診断用ポートを接続させ、前記冗長系OSUを発光してない状態から発光させることで、前記冗長系OSUの異常診断を行う制御部と、
    を備えるPONプロテクションシステム。
  2. 前記光スイッチの異常診断用ポートに接続され、前記冗長系OSUと接続試験を行う異常診断用ONUを備え、
    前記制御部は、前記冗長系OSUと前記異常診断用ONUが接続した状態で、前記冗長系OSUを発光してない状態から発光させて前記異常診断用ONU及び前記冗長系OSUに接続試験を行わせることで、前記冗長系OSUの異常診断を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のPONプロテクションシステム。
  3. 前記光スイッチの異常診断用ポートに接続され、前記冗長系OSUと接続試験を行う光電力測定部を備え、
    前記制御部は、前記冗長系OSUと前記異常診断用ONUが接続した状態で、前記冗長系OSUを発光してない状態から発光させて前記光電力測定部からの測定結果を取得することで、前記冗長系OSUの異常診断を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のPONプロテクションシステム。
  4. 局舎側伝送装置である1台の正常系光加入者線終端盤(OSU;Optical Subscriber Unit)と、ユーザ側伝送装置である1台以上の光加入者線終端装置(ONU;Optical Network Unit)とを、ポイント・ツー・マルチポイント形態で接続する光アクセスネットワークを複数含むパッシブオプティカルネットワーク(PON;Passive Optical Network)に、光スイッチの切り替えでいずれかの前記正常系OSUの代理として前記正常系OSUに収容される前記ONUと通信できる冗長系OSUを備えたPONプロテクションシステムの異常診断方法であって、
    前記光スイッチは、前記冗長系OSUの異常診断を行うための異常診断用ポートを備え、
    前記光スイッチの前記冗長系OSU接続ポートと前記異常診断用ポートを接続した状態で、前記冗長系OSUを発光してない状態から発光させて運用を開始し、前記異常診断用ポートを用いて前記冗長系OSUの異常診断を行うことを特徴としたPONプロテクションシステムの異常診断方法。
  5. 前記異常診断において、前記異常診断用ポートに異常診断用ONUを接続して、前記異常診断用ONUと前記冗長系OSUとの接続試験を行うことを特徴とする請求項4に記載のPONプロテクションシステムの異常診断方法。
  6. 前記異常診断において、前記異常診断用ポートで前記冗長系OSUからの光信号を光電力測定することを特徴とする請求項4に記載のPONプロテクションシステムの異常診断方法。
JP2013042216A 2013-03-04 2013-03-04 Ponプロテクションシステムの異常診断方法 Expired - Fee Related JP5894096B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013042216A JP5894096B2 (ja) 2013-03-04 2013-03-04 Ponプロテクションシステムの異常診断方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013042216A JP5894096B2 (ja) 2013-03-04 2013-03-04 Ponプロテクションシステムの異常診断方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014171120A true JP2014171120A (ja) 2014-09-18
JP5894096B2 JP5894096B2 (ja) 2016-03-23

Family

ID=51693199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013042216A Expired - Fee Related JP5894096B2 (ja) 2013-03-04 2013-03-04 Ponプロテクションシステムの異常診断方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5894096B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020217299A1 (ja) * 2019-04-23 2020-10-29
WO2024029075A1 (ja) * 2022-08-05 2024-02-08 日本電信電話株式会社 パッケージ交換方法、通信システム及び端局装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008160583A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Mitsubishi Electric Corp 冗長化光アクセス装置
JP2012526421A (ja) * 2009-05-14 2012-10-25 ゼットティーイー コーポレイション イーサネット受動光ネットワークにおいて幹線光ファイバーの保護を実現する方法及び装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008160583A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Mitsubishi Electric Corp 冗長化光アクセス装置
JP2012526421A (ja) * 2009-05-14 2012-10-25 ゼットティーイー コーポレイション イーサネット受動光ネットワークにおいて幹線光ファイバーの保護を実現する方法及び装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020217299A1 (ja) * 2019-04-23 2020-10-29
WO2020217299A1 (ja) * 2019-04-23 2020-10-29 日本電信電話株式会社 故障判定システム及び故障判定方法
JP7193759B2 (ja) 2019-04-23 2022-12-21 日本電信電話株式会社 故障判定システム及び故障判定方法
US11876555B2 (en) 2019-04-23 2024-01-16 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Failure determination system and failure determination method
WO2024029075A1 (ja) * 2022-08-05 2024-02-08 日本電信電話株式会社 パッケージ交換方法、通信システム及び端局装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5894096B2 (ja) 2016-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5649147B2 (ja) Ponプロテクションシステムの自己診断方法及びponプロテクションシステム
KR101952224B1 (ko) 링크 전환 방법, 장치 및 시스템
US9237092B2 (en) Method, apparatus, and system for updating ring network topology information
US8538261B2 (en) Immediate protection scheme for passive optical network
US20130330078A1 (en) Fast protection scheme for passive optical network
WO2010118619A1 (zh) 一种提高type b保护倒换性能的方法、设备及系统
KR101961053B1 (ko) 불량 광 네트워크 유닛을 검출하는 방법, 장치 및 시스템
JP5894096B2 (ja) Ponプロテクションシステムの異常診断方法
WO2022217786A1 (zh) 多总线网络跨网通信方法、装置、系统、设备和存储介质
WO2016061782A1 (zh) 一种光纤故障诊断方法、装置及系统
JP5940994B2 (ja) Ponシステム
JP5321347B2 (ja) ネットワーク保守管理システム、端点ノード、ネットワーク保守管理方法、及び、プログラム
JP2012257167A (ja) 通信制御装置、終端装置及び通信制御システム
JP2009206540A (ja) 回線終端装置、冗長化通信システム、冗長化通信方法及び冗長化通信プログラム
JP6345390B2 (ja) 光スイッチモジュール及び光切替装置
JP2011259064A (ja) 光通信ネットワークシステム、子局通信装置及び親局通信装置
JP6053172B2 (ja) 光アクセスシステム、olt、osu、及びosu冗長化方法
JP2009212668A (ja) 光伝送システム
US20220224595A1 (en) Optical communication device and control method
WO2021240629A1 (ja) 通信システム、通信経路監視方法、通信装置及びプログラム
KR101229641B1 (ko) 노드 제어 방법 및 그를 위한 이더넷 시스템
JP5561230B2 (ja) 通信システム、親局装置および子局装置の動作状態検出方法
KR20070120742A (ko) 가입자 처리장치 및 가입자 처리장치의 수신 포트 설정방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160223

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5894096

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees