JP2000183934A - ノード装置およびノード装置を用いたネットワーク - Google Patents

ノード装置およびノード装置を用いたネットワーク

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JP2000183934A
JP2000183934A JP10356194A JP35619498A JP2000183934A JP 2000183934 A JP2000183934 A JP 2000183934A JP 10356194 A JP10356194 A JP 10356194A JP 35619498 A JP35619498 A JP 35619498A JP 2000183934 A JP2000183934 A JP 2000183934A
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Toru Nakada
透 中田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 障害時においても、予備系の伝送路を用いる
ことなくネットワークの運用を行う。また、簡単な構成
のノード装置を用いて双方向ネットワークを構成する。 【解決手段】 所定のパターンに従って、交換制御を行
う1つのスイッチで双方向の伝送を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノード装置および
ノード装置を用いたネットワークに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報量の増大に伴い、端末装置を
接続するネットワークの高速大容量化に対応すべく、ノ
ード装置を並列多重伝送路で接続したネットワークシス
テムが検討されている。
【0003】図17は従来のネットワークにおけるノー
ド装置の構成図であり、ノード装置にサブ伝送路を介し
て端末1751〜1758を接続している例を示している。符号
1701〜1708は、分離挿入部であり、並列多重伝送路から
入力されるパケットのアドレスを検出し、サブ伝送路を
介して端末へ伝送させるパケットとバッファへ入力させ
るパケットに分離すると共に、端末から伝送されてくる
パケットを、並列多重伝送路から入力されるパケット流
に挿入する機能を有している。符号1711〜1718は、バッ
ファであり、分離挿入部から出力されるパケットをスイ
ッチ1741の出力端に対応した記憶領域に一時記憶する機
能を有している。符号1721〜1728、1731〜1738はノード
装置間を接続するための並列多重伝送路である。
【0004】符号1741はスイッチであり、スイッチ制御
部1742に制御されて、入力端INI〜IN8に入力したパケッ
トを任意の出力端OUT1〜OUT8へ接続する。符号1742はス
イッチ制御部であり、スイッチ1741を制御する。符号17
43はバッファ制御部であり、各バッファに接続されたス
イッチの入力端が所望の出力端に接続されたときに、バ
ッファから記憶されているパケットを読み出す様に制御
する。
【0005】図18は上記ノード装置を用いたネットワー
クの通信原理を説明するための図である。尚、本従来例
の説明では、説明を簡単にするためノード装置に接続す
る端末は4つとする。
【0006】1801〜1804はノード装置、1805〜1808はス
イッチ1741に対応した交換スイッチ、1809〜1812はバッ
ファ1711〜1718に対応したバッファ、1821〜1836は端
末、A,B,C,Dはリングを成す並列伝送路である。
【0007】このネットワークは複数のリングA,B,
C,Dを有し、各リング間は交換スイッチ1805〜1809によ
って相互に接続されている。各端末は並列伝送路A,B,
C,Dの中の1つのリング伝送路に接続されており、他の
リングに接続された端末と通信を行う場合は、少なくと
も1回、任意の交換スイッチで他のリングに交換される
ことで通信が行われる。交換が行われる位置は特定され
ないが、宛先ノード装置の1つ手前のノード装置で宛先
の伝送路へ乗り換えて、他のノードでは任意の伝送路へ
乗り換えるようにすると通信制御が容易になる。
【0008】このネットワークはノード装置を簡略化す
るため、交換スイッチ1805〜1808は入力信号とは無関係
に入出力の接続関係を特定の巡回パターンにしたがって
一定周期に変更し、バッファ1809〜1812で入力信号を一
時蓄積して、交換スイッチの入出力接続関係が所望の関
係になったときにバッファからパケットを読み出すよう
にして交換が行われる。
【0009】例えば、端末1822から端末1832へ通信する
場合は、端末1822から出力されたパケットはノード装置
1801のバッファ1809に蓄積され、スイッチ1805の入力端
IN2が例えば出力端OUT2に接続されたときにバッファか
ら読み出されて伝送路Bに出力され、ノード装置1802の
バッファ1810へ入力してスイッチ1806のIN2とOUT4が接
続されたときにバッファから読み出されることにより、
伝送路Dへ出力されて端末1832へパケットが送られる。
【0010】このように、それぞれのノード装置で任意
のリング伝送路に乗り換えることにより通信が行われ
る。
【0011】また、上記従来例のリングネットワークで
は、片方向にしかパケットを送信することできない。
【0012】そこで、双方向にパケットを送信できるリ
ングネットワークもあるが、その場合は、片方向に1つ
ずつのスイッチが必要である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記システムは伝送路
断等の障害時にネットワーク全体がストップしてしまう
ため、通常は予備系を用意して障害時に切り替えるなど
の対策を行うが、予備系の設置にはコストがほぼ2倍か
かるという問題点があった。
【0014】また、片方向リングネットワークでは最大
伝送距離がリング1周分と長いため、伝送遅延が大きく
なるという問題点があった。
【0015】また、上記双方向のリングネットワークに
使用されるノード装置では、最低でも2つのスイッチ
(片方向に1つずつ)が必要となりノード装置の構成が
複雑になるという問題がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を鑑み
てなされたもので、障害時においても、予備系の伝送路
を用いることなくネットワークの運用を行うこと目的と
する。
【0017】また、本発明の他の目的は、簡単な構成の
ノード装置を用いて双方向ネットワークを構成すること
である。
【0018】また、本発明の他の目的は、双方向ネット
ワークのノード装置のスイッチを1つにすることであ
る。
【0019】また、所定のパターンに従って交換制御を
行うスイッチ1つで双方向通信を可能にすることであ
る。
【0020】本発明は上記目的を達成するために、第1
の伝送方向の複数の第1の伝送チャネルと、第2の伝送方
向の複数の第2の伝送チャネルを用いて通信可能なノー
ド装置を有するネットワークにおいて、前記第1の伝送
チャネルから入力された信号を前記第1の伝送チャネル
あるいは前記第2の伝送チャネルへ出力し、前記第2の伝
送チャネルから入力された信号を前記第1の伝送チャネ
ルあるいは前記第2の伝送チャネルへ出力する交換処理
を1つのスイッチ手段にて行うノード装置を有すること
を特徴とするネットワークを提供する。
【0021】また、第1の伝送方向の複数の第1の伝送チ
ャネルと、第2の伝送方向の複数の第2の伝送チャネルを
用いて通信可能なノード装置において、前記第1の伝送
チャネルから入力された信号を前記第1の伝送チャネル
あるいは前記第2の伝送チャネルへ出力し、前記第2の伝
送チャネルから入力された信号を前記第1の伝送チャネ
ルあるいは前記第2の伝送チャネルへ出力する交換処理
を1つのスイッチ手段にて行うことを特徴とするノード
装置を提供する。
【0022】また、ノード装置に入力する第1の伝送方
向の複数の第1の伝送チャネルと、前記ノード装置から
出力される前記第1の伝送方向の複数の第2の伝送チャネ
ルと、前記ノード装置に入力する第2の伝送方向の複数
の第3の伝送チャネルと、前記ノード装置から出力され
る前記第2の伝送方向の第4の伝送チャネルを用いて通信
可能なノード装置を有するネットワークにおいて、前記
第1の伝送チャネルからの信号を入力するための第1の入
力手段と、前記第3の伝送チャネルからの信号を入力す
るための第2の入力手段と、前記第2の伝送チャネルへ
信号を出力するための第1の出力手段と、前記第4の伝
送チャネルへ信号を出力するための第2の出力手段と、
前記第1の入力手段から入力された信号を入力する第1の
入力端と、前記第2の入力手段から入力された信号を入
力する第2の入力端と、前記第1の出力手段へ信号を出力
する第1の出力端と、前記第2の出力手段へ信号を出力す
る第2の出力端を有し、所定のパターンに従って前記第
1、第2の入力端と第1、第2の出力端を接続することによ
り前記第1、第2の入力手段から入力された信号を前記第
1、第2の出力手段に交換するスイッチ手段を有すること
を特徴とするネットワークを提供する。
【0023】また、ノード装置に入力する第1の伝送方
向の複数の第1の伝送チャネルと、前記ノード装置から
出力される前記第1の伝送方向の複数の第2の伝送チャネ
ルと、前記ノード装置に入力する第2の伝送方向の複数
の第3の伝送チャネルと、前記ノード装置から出力され
る前記第2の伝送方向の第4の伝送チャネルを用いて通信
可能なノード装置において、前記第1の伝送チャネルか
らの信号を入力するための第1の入力手段と、前記第3
の伝送チャネルからの信号を入力するための第2の入力
手段と、前記第2の伝送チャネルへ信号を出力するため
の第1の出力手段と、前記第4の伝送チャネルへ信号を
出力するための第2の出力手段と、前記第1の入力手段か
ら入力された信号を入力する第1の入力端と、前記第2の
入力手段から入力された信号を入力する第2の入力端
と、前記第1の出力手段へ信号を出力する第1の出力端
と、前記第2の出力手段へ信号を出力する第2の出力端を
有し、所定のパターンに従って前記第1、第2の入力端と
第1、第2の出力端を接続することにより前記第1、第2の
入力手段から入力された信号を前記第1、第2の出力手段
に交換するスイッチ手段を有することを特徴とするノー
ド装置を提供する。
【0024】
【発明の実施の形態】(実施例1)以下、本発明の第1
の実施例について説明する。
【0025】図1は本実施例のネットワークに用いるノ
ード装置の構成図であり、ツイストペアケープル等の伝
送路を介して8つの端末と接続するための入出カポートP
ORT1〜PORT8と、本実施例のノード装置同士を多芯光
ファイバケーブル等の並列多重伝送路を介して接続する
ための8つの入力端IN1〜IN8及び8つの出力端OUT1
〜OUT8を有するノード装置の構成を示している。
【0026】図1において、101〜108は並列多重伝送路
からの信号を入力するための入力端IN1〜IN8であり、
光信号を電気信号に変換するための光受信機能等が含ま
れる。
【0027】111〜118は並列多重伝送路へ信号を出力す
るための出力端OUT1〜OUT8であり、電気信号を光信号
へ変換するための光送信機能等が含まれる。
【0028】121〜128はツイストベアケーブル等を介し
て端未を接続するための入出カポートPORT1〜PORT8で
ある。
【0029】181は8×8のスイッチであり、入力端に入
力した信号を後述する接続制御を行うことにより任意の
出力端に接続できる。
【0030】132は制御部であり、スイッチ131の接続制
御及びバッファ151〜158の書き込み読み出し制御等を行
う。
【0031】141〜148は並列多重伝送路から伝送されて
きたパケット流から端末へ送るべきパケットを分離し、
且つ端末から送られてきたバケットを前記パケット流へ
挿入するための分離挿入部である。
【0032】151〜158は入力データを一時的に記憶する
ためのバッファであり、後述するように、宛先の出力端
ごとに記憶領域が分けられている。
【0033】図2は本実施例のノード装置を用いたネッ
トワークの構成例であり、201〜204は本実施例のノード
装置、211〜248はノード装置に接続する端末である。各
ノード装置の出力端OUT1〜OUT4は隣接ノード装置の入
力端IN1〜IN4に接続され、出力端OUT5〜OUT8は隣接
ノード装置の入力端IN5〜IN8にそれぞれ並列多重伝送
路により接続されている。
【0034】並列多重伝送路は、例えば空間的に分離さ
れた複数の光ファイバ伝送路である。また、ノード装置
と端末間は上り用、下り用2対のツイストペアケーブル
や光ファイバケーブル等でそれぞれ接続されている。
【0035】図3は、バッファ1〜8の記憶領域の概念
図である。
【0036】バッファ1〜8は、スイッチ131の出力端O
UT1〜OUT8に対応した記憶領域1〜記憶領域8と、反
時計廻りの伝送路方向にパケットを出力する際に出力端
の指定を特に行わない0系無指定領域と、時計廻りの伝
送路方向にパケットを出力する際に出力端の指定を特に
行わない1系無指定領域に別けられている。
【0037】図4は、パケットを送信する端末が接続さ
れる送信ノード装置のバッファ151〜158への書き
込み制御テーブルである。
【0038】図5は、送信ノード装置からのパケットを
隣接するノード装置に中継する中継ノード装置のバッフ
ァ151〜158への書き込み制御テーブルである。
【0039】図7は、バッファ151〜158の読み出し制御
テーブルである。
【0040】図8は、スイッチ131の接続制御テーブル
である。
【0041】以下に通信動作の詳細を説明する。説明の
都合上、反時計廻りのリングを0系と呼び、時計廻りの
リングを1系と呼ぶことにする。また、分離挿入部141
の有るリングを伝送チャネル1、分離挿入部142の有るリ
ングを伝送チャネル2、分離挿入部143の有るリングを伝
送チャネル3、分離挿入部144の有るリングを伝送チャネ
ル4、分離挿入部145の有るリングを伝送チャネル5、分
離挿入部146の有るリングを伝送チャネル6、分離挿入部
147の有るリングを伝送チャネル7、分離挿入部148の有
るリングを伝送チャネル8と呼ぶことにする。
【0042】まず、図2のノード装置201のPORT5に接続
する端末215からノード装置203のPORT3に接続する端末
233へ通信する場合を例にとり、本実施例の通信動作を
説明する。端末215は送信すべきデータを例えばATM(As
ynchronous Transfer Mode:非同期転送モード)セルの
様な固定長パケットに分割し、ヘッダに宛先アドレス
(宛先:ノード装置203、PORT3)及び送信アドレス(ノ
ード装置201、PORT5)等を記載して送出する。
【0043】ツイストペアケーブルを通ってノード装置
201の入出カポート125より入力した端末215から出力さ
れたパケットは、分離挿入部145へ入力し、入力端105か
らのパケット流の隙間に挿入され、バッファ155におい
て一時記憶される。
【0044】各バッファ151〜158は上述したようにスイ
ッチ131の出力端OUT1〜OUT8に対応した8つの記憶領域
と0系と1系のそれぞれ1つずつの無指定領域に分けら
れており、制御部132の書き込み制御テーブルに従って
入力したパケットをそれぞれ対応した記憶領域に書き込
む。例えば宛先が隣接下流のノード装置に接続された端
末宛てならばその端末が接続されている伝送チャネルに
対応した記憶領域1〜記憶領域8に記憶し、宛先がその他
の場合は0系無指定領域または1系無指定領域に記憶さ
せる。
【0045】本実施例では、ノード装置201のバッファ1
55に入力したパケットは自ノード装置に接続する端末21
5から出力されたパケットなので図4の書き込み制御テ
ーブルを用い、宛先(ノード装置203、PORT3)が0系で
あり且つ、隣接下流ではないので0系無指定領域に記憶
される。
【0046】この時、制御部132はスイッチ131の入出力
接続関係を図8のテーブルに従って周期的にある繰り返
しパターンにしたがって制御しており、スイッチの接続
関係により各バッファの決められた記憶領域から記憶さ
れているパケットを読み出す。
【0047】例えば制御アドレスを1パケット長毎にA
l,A2,A3,A4,A5,A6,A7,A8と順次供給すること
で、ある時間にスイッチ131に制御アドレスAlが供給さ
れるとスイッチ131の接続関係はIN1→OUT1,IN2→0U
T2,IN3→OUT3, IN4→OUT4, IN5→OUT5, IN
6→OUT6,IN7→OUT7, IN8→OUT8になり、1パケ
ット長時間後には制御アドレスA2が供給されて接続関係
はIN1→OUT2, IN2→OUT3, IN3→OUT4,IN4→O
UT5, IN5→OUT6,IN6→OUT7, IN7→OUT8,IN
8→OUT1になり、2パケット長時間後にはA3が供給され
てIN1→OUT3,IN2→0UT4, IN3→OUT5, IN4→O
UT6, IN5→OUT7, IN6→OUT8, IN7→OUT1, I
N8→OUT2になり、以下A4,A5,A6,A7,A8と制御アド
レスが順次供給されて接続関係が変更され、A1に戻って
このパターンが繰り返される。
【0048】このように、スイッチ131では、入力端IN
1〜IN8と出力端OUT1〜OUT8の接続関係を、複数の入
力端が同時に同じ出力端に接続しないようにし、スイッ
チ131での競合制御を行わなくともよくする。
【0049】また、位相変更の周期や繰り返しパターン
は上記に限ったものではないが、位相変更周期はパケッ
ト長の整数倍に設定される。
【0050】制御部132は同時にバッファ151〜158に対
し図7の読み出し制御テーブルを用いて読み出し制御を
行っている。制御アドレスA1の時にはバッファ151の記
憶領域1、バッファ152の記憶領域2、バッファ153の記憶
領域3、バッファ154の記憶領域4、バッファ155の記憶領
域5、バッファ156の記憶領域6、バッファ157の記憶領域
7、バッファ158の記憶領域8からそれぞれ記憶している
パケットを読み出し、A2の時にはバッファ151の記憶領
域2、バッファ152の記憶領域3、バッファ153の記憶領域
4、バッファ154の記憶領域5、バッファ155の記憶領域
6、バッファ156の記憶領域7、バッファ157の記憶領域
8、バッファ158の記憶領域1からそれぞれ記憶している
パケットを読み出し、A3の時にはバッファ151の記憶領
域3、バッファ152の記憶領域4、バッファ153の記憶領域
5、バッファ154の記憶領域6、バッファ155の記憶領域
7、バッファ156の記憶領域8、バッファ157の記憶領域
1、バッファ158の記憶領域2からそれぞれ記憶している
パケットを読み出す。
【0051】同様にA4,A5,A6,A7,A8でそれぞれ対応
するパケットを読み出す。ここで各制御アドレスにおい
て記憶領域1〜記憶領域8にパケットが記憶されていなか
った場合は、0系無指定記憶領域または1系無指定記憶
領域からパケットを読み出すように制御している。
【0052】ここで、ノード装置201のバッファ155の0
系無指定記憶領域に記憶されていたパケットは、図7、
図8に示すように制御アドレスがA5、A6、A7、A8のタイ
ミング、即ち、スイッチ131の入力端IN5が出力端OUT1
〜OUT4に接続されるタイミングで読み出される。
【0053】ここでは例えば制御アドレスA8のタイミン
グのときに記憶領域4にパケットがたまたま無いために
0系無指定領域から先のパケットが読み出されるとす
る。
【0054】読み出されたパケットは、スイッチ131の
入力端IN5から出力端OUT4を通り、出力端114で光信号
に変換されて並列多重伝送路の伝送チャネル4へ出力さ
れる。
【0055】ノード装置201から伝送チャネル4で送出
されたパケットはノード装置202の入力端104に入力し、
電気信号に変換されてバッファ154に入力する。ここで
はパケットの送信元が他のノード装置であるので、図5
の中継装置用書き込み制御テーブルに従ってバッファの
記憶領域に書き込まれる。
【0056】このパケットの宛先は同系、隣接下流のノ
ード装置の伝送チャネル3宛てなので、バッファ154の
記憶領域3に記憶される。このパケットは図7に示すよ
うに制御アドレスA8の時に読み出され、スイッチ131のI
N4から入力し、OUT3へ出力される。出力されたパケッ
トは出力端113で光信号に変換されて並列多重伝送路の
伝送チャネル3に出力される。
【0057】ノード装置202から伝送チャネル3で送出
されたパケットはノード装置203の入力端103に入力し、
電気信号に変換されて分離挿入部143へ入力する。分離
挿入部143はこのパケットの宛先がこのノード装置203の
分離挿入部143に伝送路を介して接続されている端末233
宛てであるので、パケット流からこのパケットを分離し
て入出カポートPORT3へ送り、ツイストペアケープルを
通って端末233まで伝送される。
【0058】このように送信端末が接続されるノード装
置において、宛先端末の接続されている系(0系/1
系)のリングに信号を挿入し、宛先端未が接続されるノ
ード装置の1つ手前のノード装置において宛先の伝送チ
ャネルへの交換が行われることにより通信が行われる。
【0059】尚、本実施例では、宛先端末が分離挿入部
141〜144に接続された端末の場合は0系、分離挿入部14
5〜148に接続された端末の場合は1系と判断することが
できるので、0系か1系かの判断が簡単にできる。
【0060】(実施例2)以下に、本発明の第2の実施
例について説明する。
【0061】ネットワーク構成は実施例1と同じである
が、ノード装置の構成においては、図9に示すように入
力端INII−1〜INII−8(901〜908)に、光信号を電気
信号に変換するための光受信機能の他、光入力断検出機
能、制御パケット分離機能等が含まれる。また、出力端
OUTII−1〜OUTII−8(911〜918)に、電気信号を光信
号へ変換するための光送信機能の他、光信号送出停止機
能、制御パケット挿入機能等が含まれる。また、バッフ
ァ151〜158への書き込み制御テーブルとして、図5の障
害通知情報検出ノード装置用書き込み制御テーブルと、
図6の障害検出ノード装置用書き込み制御テーブルを用
いる。
【0062】本実施例において、通常動作時は実施例1
と同じ通信動作が行われ、障害発生時には本実施例の動
作が行われる。
【0063】仮にノード装置202とノード装置203との間
の0系の並列多重伝送路が切断した場合の通信動作につ
いて説明する。
【0064】この場合、ノード装置203の入力端901〜90
4は並列多重伝送路からの光信号が入力されないので、
ノード装置203の入力端901〜904は光信号入力断を検出
し、制御部132へそれを通知する。ノード装置203の制御
部132はバッファ151〜158への書き込み制御テーブル
(図4、図5)を、図6の障害検出ノード装置用書き込
みテーブルに置き換え、且つ出力端915〜918の光信号の
送出を停止させるように制御する。
【0065】出力端915〜918からの光信号が停止する
と、今度はノード装置202の入力端905〜908で光信号入
力断を検出し、同様にバッファ151〜158への書き込み制
御テーブル(図4、図5)を図6の障害検出ノード装置用
書き込みテーブルに置き換えられる。図6の障害検出ノ
ード用書き込み制御テーブルは、0系の信号をすべて1
系の記憶領域に書き込み、1系の信号をすべて0系の記
憶領域に書き込むように設定されている。
【0066】そのため、ノード装置202では0系の信号
を1系にすべて折り返し、ノード装置203では1系の信
号を0系にすべて折り返すので、0系、1系で一つの多
重リングを形成することになる(ループバック)。
【0067】また同時に、ノード装置202、203では障害
を検出したことを他のノード装置に通知するための障害
通知情報を制御パケットに書き込み、障害を検出した系
の下流のノード装置へ送出する。その制御パケットは各
ノード装置の入力端で分離されて制御部132に出力され
ることにより障害通知情報を検知し、さらに下流ノード
装置へ中継され、すべてのノード装置において上流ノー
ド装置でループバックが行われたことを検知する。尚、
この障害情報は制御パケット中ではなく伝送フレーム中
の障害ビットを用いてもよい。
【0068】本実施例では、ノード装置201、204の制御
部132では障害通知情報が検出されるため、各バッファ
の書き込み制御テーブルを図5の障害通知情報検出ノー
ド装置用書き込み制御テーブルに置き換える。このテー
ブルは0系の信号はすべて0系へ、1系の信号はすべて
1系へ伝送するように設定されている。
【0069】仮にノード装置201、204から送信信号があ
る場合は、書き込み制御テーブルはこのテーブル(図
5)を用い、送信ノード装置用書き込み制御テーブル
(図4)は用いない。3つの書き込み制御テーブルの使
用優先順位は、障害検出ノード装置用書き込み制御テー
ブル(図6)>障害通知情報検出ノード装置用書き込み
制御テーブル(図5)>送信ノード装置用書き込み制御
テーブル(図4)である。
【0070】このようにすることで0系と1系で一つの
多重リングが再構成され、通信が再開される。
【0071】また、障害検出の種類としては、並列多重
伝送路の断線の他、出力端911l〜918の光送信器が故障
して光送信出力パワーが低下した場合や、入力端901〜9
08の光受信器が故障して同期はずれが発生した場合にも
適用できる。
【0072】(実施例3)以下に、本発明の第3の実施
例について説明をする。
【0073】ネットワーク構成は実施例1、2と同じで
あるが、ノード装置の構成は、図10に示すように実施例
2のノード装置(図9)にスイッチ1001〜1008を追加す
る。
【0074】スイッチ1001〜1008は、通常動作時(障害
が検出されない状態)では接点aに接続し、スイッチ131
の出力端OUT1〜OUT8からの信号を出力端OUTII−1
〜OUTII−8を出力するが、障害が検出された場合に
は、制御部132の制御により接点bに接続し、スイッチ13
1の出力端OUT1〜OUT8からの信号を分離挿入部141〜14
8の出力するようにする。
【0075】また、他の構成は図9と同じであるので説
明は省略する。
【0076】また、本実施例において、通常動作時には
実施例1と同じ通信動作が行なわれ、障害動作時には本
実施例の動作が行なわれる。
【0077】仮に本実施例においても、ノード装置202
とノード装置203との間の0系の並列多重伝送路が切断
した場合の通信動作について説明する。
【0078】この場合、ノード装置203の入力端901〜90
4は並列多重伝送路からの光信号が入力されないので、
ノード装置203の入力端901〜904は光信号入力断を検出
し、制御部132へそれを通知する。ノード装置203の制御
部132はノード装置202とノード装置203間の0系の並列
多重伝送路に障害が発生したと判断し、バッファ151〜1
58への書き込み制御テーブル(図4、図5)を、図12
の障害検出ノード装置用書き込みテーブルに置き換え、
且つスイッチ1005〜1008を接点bに接続する。
【0079】これによりノード装置203のスイッチ131の
出力端OUT5からの出力は分離挿入部141に、出力端OUT
6からの出力は分離挿入部142に、出力端OUT7からの出
力は分離挿入部143に、出力端OUT8からの出力は分離挿
入部144に入力されることになる。
【0080】また、スイッチ1005〜1008が接点bに接続
すると、出力端OUTII−5〜OUTII−8(915〜918)
からの光信号が停止するので、今度はノード装置202の
入力端905〜908で光信号入力断を検出する。
【0081】ノード装置202の制御部1312は、ノード装
置202とノード装置203間の1系の並列多重伝送路に障害
が発生したと判断し、バッファ151〜158への書き込み制
御テーブル(図4、図5)を、図11の障害検出ノード
装置用書き込みテーブルに置き換え、且つスイッチ1001
〜1004を接点bに接続する。
【0082】これによりノード装置202のスイッチ131の
出力端OUT1からの出力は分離挿入部145に、出力端OUT
2からの出力は分離挿入部146に、出力端OUT3からの出
力は分離挿入部147に、出力端OUT4からの出力は分離挿
入部148に入力されることになる。
【0083】ここで、図11の障害検出ノード用書き込
み制御テーブルは、1系からの入力に障害を検出したノ
ード装置が使用するテーブルであり、自ノード装置宛て
の信号以外の0系の信号をすべてを1系の記憶領域に書
き込むようにし、更に、自ノード装置の入出力ポートPO
RT5(125)に接続する端末宛てのパケットはバッファ
の記憶領域1に、入出力ポートPORT6(126)に接続す
る端末宛てのパケットはバッファの記憶領域2に、入出
力ポートPORT7(127)に接続する端末宛てのパケット
はバッファの記憶領域3に、入出力ポートPORT8(12
8)に接続する端末宛てのパケットはバッファの記憶領
域4に書込むようにする。
【0084】また、図12の障害検出ノード用書き込み
制御テーブルは、0系からの入力に障害を検出したノー
ド装置が使用するテーブルであり、自ノード装置宛ての
信号以外の1系の信号をすべてを0系の記憶領域に書き
込むようにし、更に、自ノード装置の入出力ポートPORT
1(121)に接続する端末宛てのパケットはバッファの
記憶領域5に、入出力ポートPORT2(122)に接続する
端末宛てのパケットはバッファの記憶領域6に、入出力
ポートPORT3(123)に接続する端末宛てのパケットは
バッファの記憶領域7に、入出力ポートPORT4(124)
に接続する端末宛てのパケットはバッファの記憶領域8
に書込むようにする。
【0085】そのため、ノード装置202では自ノード装
置宛て以外の0系の信号を1系にすべて折り返し、ノー
ド装置203では自ノード装置宛て以外の1系の信号を0
系にすべて折り返すので、0系、1系で一つの多重リン
グを形成することになる(ループバック)。
【0086】また、ノード装置202では、入出力ポートP
ORT1〜PORT4に接続する端末宛てのパケットは分離挿
入部141〜144で分離されて宛先端末に出力され、入出力
ポートPORT5〜PORT8に接続する端末宛てのパケットは
スイッチ131を経由して分離挿入部145〜148に入力し、
宛先端末に出力されることになる。
【0087】また、ノード装置203では、入出力ポートP
ORT5〜PORT8に接続する端末宛てのパケットは分離挿
入部145〜148で分離されて宛先端末に出力され、入出力
ポートPORT1〜PORT4に接続する端末宛てのパケットは
スイッチ131を経由して分離挿入部145〜148に入力し、
宛先端末に出力されることになる。
【0088】また同時に、ノード装置202、203では障害
を検出したことを他のノード装置に通知するための障害
通知情報を制御パケットに書き込み、障害を検出した系
の下流のノード装置へ送出する。その制御パケットは各
ノード装置の入力端で分離されて制御部132に出力され
ることにより障害通知情報を検知し、さらに下流ノード
装置へ中継され、すべてのノード装置において上流ノー
ド装置でループバックが行われたことを検知する。尚、
この障害情報は制御パケット中ではなく伝送フレーム中
の障害ビットを用いてもよい。
【0089】本実施例では、ノード装置201、204の制御
部132では障害通知情報が検出されるため、各バッファ
の書き込み制御テーブルを図5の障害通知情報検出ノー
ド装置用書き込み制御テーブルに置き換える。このテー
ブルは0系の信号はすべて0系へ、1系の信号はすべて
1系へ伝送するように設定されている。
【0090】仮にノード装置201、204から送信信号があ
る場合は、書き込み制御テーブルはこのテーブル(図
5)を用い、送信ノード装置用書き込み制御テーブル
(図4)は用いない。
【0091】このようにすることで0系と1系で一つの
多重リングが再構成され、通信が再開される。
【0092】また、障害検出の種類としては、並列多重
伝送路の断線の他、出力端911l〜918の光送信器が故障
して光送信出力パワーが低下した場合や、入力端901〜9
08の光受信器が故障して同期はずれが発生した場合にも
適用できる。
【0093】以上のようにノード装置202とノード装置2
03との間で障害が検出された場合に、ノード装置202の
入出力ポートPORT8に接続する端末228からノード装置2
03の入出力ポートPORT2に接続する端末232へ通信する
場合を例にとり本実施例の通信動作を説明する。
【0094】尚、本実施例では、各ノード装置の書き込
み制御テーブルは上述したように置き換えられたものと
する。
【0095】ノード装置202の入出力ポートPORT8に接
続する端末228は送信すべきデータを例えばATM(Asynch
ronous Transfer Mode:非同期転送モード)セルの様な
固定長パケットに分割し、ヘッダに宛先アドレス(宛
先:ノード装置203、PORT2)及び送信アドレス(ノー
ド装置202、PORT8)等を記載して送出する。
【0096】ツイストペアケーブルを通ってノード装置
202の入出カポート128より入力した端末228から出力さ
れたパケットは、分離挿入部148へ入力し、バッファ128
に出力されてバッファ128に一時記憶される。
【0097】各バッファ151〜158は上述したようにスイ
ッチ131の出力端OUT1〜OUT8に対応した8つの記憶領域
と0系と1系のそれぞれ1つずつの無指定領域に分けら
れており、図11の書き込み制御テーブルに従って入力
したパケットをそれぞれ対応した記憶領域に書き込む。
本実施例では、宛先が隣接下流のノード装置はないの
で、パケットは1系無指定領域に記憶される。
【0098】この時、制御部132はスイッチ131の入出力
接続関係を図8のテーブルに従って周期的にある繰り返
しパターンにしたがって制御しており、スイッチの接続
関係により各バッファの決められた記憶領域から記憶さ
れているパケットを読み出す。
【0099】制御部132は同時にバッファ151〜158に対
し図7の読み出し制御テーブルを用いて読み出し制御を
行っている。
【0100】ノード装置202のバッファ158の1系無指定
記憶領域に記憶されていたパケットは、図7、図8に示す
ように制御アドレスがA6、A7、A8、A1のタイミング、
即ち、スイッチ131の入力端IN8が出力端OUT5〜OUT8
に接続されるタイミングで読み出される。
【0101】ここでは例えば制御アドレスA8のタイミン
グのときにバッファ158の記憶領域7にパケットがたま
たま無いために1系無指定領域から先のパケットが読み
出されるとする。
【0102】読み出されたパケットは、スイッチ131の
入力端IN8から出力端OUT7を通り、出力端OUTII−7
(917)で光信号に変換されて並列多重伝送路の伝送チ
ャネル7へ出力される。
【0103】ノード装置202から伝送チャネル7で送出
されたパケットはノード装置201の入力端INII−7(9
07)に入力し、電気信号に変換されてバッファ147に入
力する。ここではノード装置201の書き込み制御テーブ
ルは図5に置きかえられているので、図5の障害情報検
出ノード用書き込み制御テーブルに従ってバッファの記
憶領域に書き込まれる。
【0104】このパケットの宛先は隣接下流のノード装
置ではないので、パケットはバッファ157の1系無指定領
域に書込まれる。
【0105】バッファ157の1系無指定領域に書込まれた
パケットは、図7、図8に示すように制御アドレスがA1、
A2、A7、A8のタイミング、即ち、スイッチ131の入力
端IN7が出力端OUT5〜OUT8に接続されるタイミングで
読み出される。
【0106】ここでは例えば制御アドレスA2のタイミン
グのときにバッファ157の記憶領域8にパケットがたまた
ま無いために1系無指定領域から先のパケットが読み出
されるとする。
【0107】読み出されたパケットは、スイッチ131の
入力端IN7から出力端OUT8を通り、出力端OUTII−8
(918)で光信号に変換されて並列多重伝送路の伝送チ
ャネル8へ出力される。
【0108】ノード装置201から伝送チャネル8で送出
されたパケットはノード装置204の入力端INII−8(9
08)に入力し、電気信号に変換されてバッファ158に入
力する。ここでもノード装置204の書き込み制御テーブ
ルは図5に置きかえられているので、図5の障害情報検
出ノード用書き込み制御テーブルに従ってバッファの記
憶領域に書き込まれる。
【0109】ノード装置204の制御部132は、パケットの
宛先が同系、伝送路の隣接下流ノード装置でないので
(宛先ノード装置は隣接しているが、宛先入出力ポート
は0系のリングの接続されている。)、バッファ158の1
系無指定領域に書込まれる。
【0110】バッファ158の1系無指定領域に書込まれた
パケットは、図7、図8に示すように制御アドレスがA6、
A7、A8、A1のタイミング、即ち、スイッチ131の入力端
IN8が出力端OUT5〜OUT8に接続されるタイミングで読
み出される。
【0111】ここでは例えば制御アドレスA6のタイミン
グのときにバッファ158の記憶領域6にパケットがたま
たま無いために1系無指定領域から先のパケットが読み
出されるとする。
【0112】読み出されたパケットは、スイッチ131の
入力端IN8から出力端OUT5を通り、出力端OUTII−5
(915)で光信号に変換されて並列多重伝送路の伝送チ
ャネル5へ出力される。
【0113】ノード装置204から伝送チャネル5で送出
されたパケットはノード装置203の入力端INII−5(9
05)に入力し、電気信号に変換されてバッファ155に入
力する。ここではノード装置203の書き込み制御テーブ
ルは図12に置きかえられているので、図12の障害情
報検出ノード用書き込み制御テーブルに従ってバッファ
の記憶領域に書き込まれる。
【0114】ノード装置203の制御部132は、パケットの
宛先が自ノード装置の入出力ポートPORT2であるので、
受信したパケットを図12の障害検出ノード装置用書き
込み制御テーブルに従ってバッファ155の記憶領域6に
書き込む。
【0115】このバッファ155の記憶領域6に書き込ま
れたパケットは、図7、図8に示すように制御アドレスが
A2のタイミング、即ち、スイッチ131の入力端IN5が出
力端OUT6に接続されるタイミングで読み出される。
【0116】ノード装置203では、スイッチ1005〜1008
が接点bに接続されているので、スイッチ131の出力端OU
T6から出力されたパケットは分離挿入部142に入力し、
パケットの宛先である入出力ポートPORT2へ出力され、
ツイストペアケープルを通って端末232まで伝送され
る。
【0117】以上のように通常動作時は実施例1のよう
な通信を行っているネットワークにおいて並列多重伝送
路に障害が生じても通信を行うことができる。
【0118】(実施例4)以下に本発明の第4の実施例
について説明する。
【0119】図13は本案施例に用いるノード装置の構
成図であり、ツイストペアケーブル等の伝送路を介して
8つの端末と接続するための入出カポートPORT1〜PORT
8を有し、本実施例のノード装置同士を送受2本の光フ
ァイバケープルを介して接続するノード装置の構成を示
している。
【0120】図13において、1301〜1304は波長により
分割された光信号を伝送するための波長多重伝送路であ
る。1311、1312は波長多重された信号をそれぞれの波長
に分離するための分波器である。1313、1314は波長の異
なる光信号を1本の光ファイバケーブルに集光するため
の合波器である。
【0121】1321〜1328は入力信号を任意の波長の光信
号に変換するための波長可変送信部である。波長可変送
信部は例えばDFBレーザ等が使用でき、少なくとも分波
器1311、1312の分波波長に対応した波長λl〜λ4の4つ
の波長に送信波長を設定できる。また、制御部1351から
の制御パケットを挿入する機能を有する。
【0122】1331〜1338は光受信部であり、光信号を電
気信号に変換するための光受信機能の他、光入力断検出
機能、制御パケット分離機能等が含まれる。
【0123】1341〜1348はセレクタであり、2つのバッ
ファからの信号を選択して出力する。1351は制御部であ
り、バッファ151〜158の書き込み読み出し制御、波長可
変送信部1321〜1328の送信波長制御、セレクタ1341〜13
48の切替え制御、光受信器1321〜1328からの制御パケッ
トの処理等を行う。その他の部分は第1、第2、第3実施
例と同様であり、同様な部分は同一番号で記して有る。
【0124】図14は波長可変送信部1331〜1338の波長
制御テーブルである。
【0125】各波長可変送信部は図14の波長制御テー
ブルに基づいて制御されており、1パケット長毎に制御
アドレスAl〜A8が供給されて対応する波長で入力信号を
光信号に変換して出力する。波長可変送信部1321〜1324
および波長可変送信部1325〜1328は同時に同じ波長に設
定されないよう各制御アドレスにおいてそれぞれ異なる
波長に設定されている。
【0126】図15はセレクタ1341〜1348の切替え制御
テーブルである。
【0127】セレクタ1341〜1348は0系および1系の伝送
チャネルを切り替えるために設けられており、セレクタ
1341、1345は伝送チャネル1と伝送チャネル5を切替え、
セレクタ1342、1346は伝送チャネル2と伝送チャネル6を
切替え、セレクタ1343,1347は伝送チャネル3と伝送チ
ャネル7を切替え、セレクタ1344,1348は伝送ャネル4と
伝送チャネル8を切替えるように構成されている。
【0128】各セレクタは図15の切替え制御テーブル
に基づいて制御されており、1パケット長毎に制御アド
レスA1〜A8が供給されて対応する伝送チャネルからの信
号を選択して出力する。
【0129】図16はセレクタ1341〜1348の障害検出時
の切替え制御テーブルである。
【0130】セレクタ1341〜1344は常に1系の信号を選
択し、セレクタ1345〜1348は常に0系の信号を選択する
ように設定される。
【0131】尚、本実施例と第1、第2、第3実施例の違
いは、並列伝送路として波長多重伝送路を用いている点
と、交換方式として波長可変送信部を用いた波長多重交
換方式を用いている点である。
【0132】以下に波長多重交換スイッチの交換動作を
説明する。
【0133】制御部1351は各波長可変送信部1321〜1328
の送信波長を図14のテーブルに従って周期的にある繰
り返しパターンにしたがって制御しており、設定された
送信波長により各バッファの決められた記憶領域から記
憶されているパケットを読み出す。例えば制御アドレス
を1パケット長毎にA1、A2,A3,A4,A5,A6,A7,A8と
順次供給することで、ある時間に制御アドレスA1が供給
されると各波長可変送信部の送信波長は波長可変送信部
1,5→λ1,波長可変送信部2,6→λ2,波長可変送信部
3,7→λ3,波長可変送信部4、8→λ4になり、1パケッ
ト長時間後には制御アドレスA2が供給されて波長可変送
信部1、5→λ2,波長可変送信部2,6→λ3,波長可変送
信部3,7→λ4,波長可変送信部4,8→λ1になり、2バ
ケット長時間後には制御アドレスA3が供給されて波長可
変送信部1,5→λ3,波長可変送信部2,6→λ4,波長可
変送信部3,7→λ1,波長可変送信部4,8→λ2になり、
以下A4,A5,A6,A7,A8と制御アドレスが供給されて送
信波長が変更され、A1に戻ってこのパターンが繰り返さ
れる。
【0134】制御部1351は同時にバッファ151〜158に対
し図7の読み出し制御テーブルを用いて読み出し制御を
行っている。
【0135】制御アドレスA1の時にはバッファ151の記
憶領域1、バッファ152の記憶領域2、バッファ153の記憶
領域3、バッファ154の記憶領域4、バッファ155の記憶領
域5、バッファ156の記憶領域6、バッファ157の記憶領域
7、バッファ158の記憶領域8からそれぞれ記憶している
パケットを読み出し、A2の時にはバッファ151の記憶領
域2、バッファ152の記憶領域3、バッファ153の記憶領域
4、バッファ154の記憶領域5、バッファ155の記憶領域
6、バッファ156の記憶領域7、バッファ157の記憶領域
8、バッファ158の記憶領域1からそれぞれ記憶している
パケットを読み出し、A3の時にはバッファ151の記憶領
域3、バッファ152の記憶領域4、バッファ153の記憶領域
5、バッファ154の記憶領域6、バッファ155の記憶領域
7、バッファ156の記憶領域8、バッファ157の記憶領域
1、バッファ158の記憶領域2からそれぞれ記憶している
パケットを読み出す。
【0136】同様にA4,A5,A6,A7,A8でそれぞれ対応
するパケットを読み出す。
【0137】ここで各制御アドレスにおいて記憶領域1
〜記憶領域8にパケットが記憶されていなかった場合
は、0系無指定記憶領域または1系無指定記憶領域からパ
ケットを読み出すように制御している。
【0138】また同時に、セレクタ1341〜1348に対し図
15の切替え制御テーブルを用いて伝送チャネルの切替
え制御を行っている。
【0139】セレクタ1は制御アドレスA1〜A4の間は伝
送チャネル1を選択し、制御アドレスA5〜A8の間は伝送
チャネル5を選択し、セレクタ2は制御アドレスA8〜A3の
間は伝送チャネル2を選択し、制御アドレスA4〜A7の間
は伝送チャネル6を選択し、セレクタ3は制御アドレスA7
〜A2の間は伝送チャネル3を選択し、制御アドレスA3〜A
6の間は伝送チャネル7を選択し、セレクタ4は制御アド
レスA6〜A1の間は伝送チャネル4を選択し、制御アドレ
スA2〜A5の間は伝送チャネル8を選択し、セレクタ5は制
御アドレスA1〜A4の間は伝送チャネル5を選択し、制御
アドレスA5〜A8の間は伝送チャネル1を選択し、セレク
タ6は制御アドレスA8〜A3の間は伝送チャネル6を選択
し、制御アドレスA4〜A7の間は伝送チャネル2を選択
し、セレクタ7は制御アドレスA7〜A2の間は伝送チャネ
ル7を選択し、制御アドレスA3〜A6の間は伝送チャネル3
を選択し、セレクタ8は制御アドレスA6〜A1の関は伝送
チャネル8を選択し、制御アドレスA2〜A5の間は伝送チ
ャネル4を選択している。
【0140】ここで、例えば伝送チャネル1を伝送され
てきたパケットは一時的にバッファ151の宛先の伝送チ
ャネルに対応した記憶領域に記憶され、波長可変送信部
1321の送信波長が宛先の伝送チャネルに対応した波長
(伝送チャネル1,5→λ1,伝送チャネル2,6→λ2,伝
送チャネル3,7→λ3,伝送チャネル4,8→λ4)に設定
された時に、対応した記憶領域からパケットを読み出
す。仮に伝送チャネル1を伝送されてきたパケットの宛
先が伝送チャネル4であれば、波長可変送信部1321の送
信波長がλ4になり、バッファ151の伝送チャネル1が選
択される制御アドレスA4の時にバッファ151の記憶領域4
からパケットを読み出すと、そのパケットはセレクタ13
41を通り波長可変送信部1321で波長λ4の光信号に変換
されて出力される。
【0141】出力された光信号は他の波長可変送信部13
22〜1324からの信号と合波器1313で合波され、光ファイ
バ伝送路1303に送出される。このとき4つの波長可変送
信部から出力される光信号の波長はそれぞれ異なってい
るので、光伝送路上で衝突することはない。光ファイバ
伝送路を通って隣接下流のノード装置に入力した光信号
は、分波器1311でそれぞれの波長に分離され、先の波長
λ4の光パケットは光受信部1334で受信される。この様
にして、伝送チャネル1から伝送チャネル4への交換が行
われる。
【0142】このように、波長をアドレスとして上流ノ
ード装置からパケットを送出し、下流のノード装置でそ
の波長の信号を分離するように構成することで波長多重
交換スイッチが構成され、通信が行われる。
【0143】なお、他の通常通信動作は実施例1と同じ
であり、送信ノード装置で宛先の系に乗り換え、宛先の
ノード装置のひとつ上流のノード装置で宛先の伝送チャ
ネルの波長で送出して、宛先のノード装置でその波長の
光信号を取込むことで通信が行われる。
【0144】また、障害検出時の動作も実施例2と同様
であり、障害を検出したノード装置のセレクタ1341〜13
48の切替え制御テーブルを図16の制御テーブルに切替
え、セレクタ1341〜1344は常に1系の信号を選択し、セ
レクタ1345〜1348は常に0系の信号を選択するように設
定して上記波長多重交換を行うことで、実施例2と同様
の障害対策が行える。
【0145】また、実施例3と同様な障害対策を行う場
合は、ノード装置に図10のようなスイッチ1001〜1008
を追加すればよい。
【0146】
【発明の効果】以上説明したように、所定のパターンに
従って入出力の切換を行うスイッチを用いて双方向に通
信が行えるため、最大伝送距離が従来よりも短くでき、
伝送遅延が小さくなる。
【0147】また、並列多重伝送路の断線や並列多重伝
送路の入出力部の回路が故障した場合に、予備系を使用
しなくても通信が可能になるため、予備系にかかるコス
トが必要なくなる効果がある。
【0148】また、上記スイッチを複数設ける必要もな
くなるので、ノード装置の構成を簡単にすることができ
る。
【0149】また、上記スイッチを複数設ける必要もな
くなるので、ノード装置内でのスイッチ制御を簡単にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のノード装置の構成を示す図で
ある。
【図2】本発明の実施例のネットワークの構成を示す図
である。
【図3】本発明の実施例のバッファの記憶領域を示す概
念図である。
【図4】本発明の実施例の送信ノード装置のバッファ書
き込み制御テーブルである。
【図5】本発明の実施例の中継ノード装置のバッファ書
き込み制御テーブルである。
【図6】本発明の実施例の障害検出ノード装置のバッフ
ァ書き込み制御テーブルである。
【図7】本発明の実施例のバッファ読み出し制御テーブ
ルである。
【図8】本発明の実施例のスイッチ接続制御テーブルで
ある。
【図9】本発明の実施例のノード装置の構成を示す図で
ある。
【図10】本発明の実施例のノード装置の構成を示す図
である。
【図11】本発明の実施例の障害検出ノード装置のバッ
ファ書き込み制御テーブルである。
【図12】本発明の実施例の障害検出ノード装置のバッ
ファ書き込み制御テーブルである。
【図13】本発明の実施例のノード装置の構成を示す図
である。
【図14】本発明の実施例の波長可変送信部の波長制御
テーブルである。
【図15】本発明の実施例のセレクタの通常時の切替え
制御テーブルである。
【図16】本発明の実施例のセレクタの障害時の切替え
制御テーブルである。
【図17】従来のノード装置の構成を示す図である。
【図18】従来のネットワークの通信原理を示す図であ
る。
【符号の説明】
101〜108 入力端 111〜118 出力端 121〜128 入出力ポート 131 スイッチ 132 制御部 141〜148 分離挿入部 151〜158 バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K002 AA05 BA04 BA05 BA06 BA13 CA05 DA01 DA02 DA04 DA05 DA11 DA13 EA03 EA32 FA01 5K021 AA04 AA08 BB01 BB05 BB07 CC13 DD07 EE00 FF11 5K031 AA03 AA06 AA08 CA15 CB01 DA12 DA19 DB01 DB10 EA01 EB02 EB05

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の伝送方向の複数の第1の伝送チャネ
    ルと、第2の伝送方向の複数の第2の伝送チャネルを用い
    て通信可能なノード装置を有するネットワークにおい
    て、 前記第1の伝送チャネルから入力された信号を前記第1の
    伝送チャネルあるいは前記第2の伝送チャネルへ出力
    し、前記第2の伝送チャネルから入力された信号を前記
    第1の伝送チャネルあるいは前記第2の伝送チャネルへ出
    力する交換処理を1つのスイッチ手段にて行うノード装
    置を有することを特徴とするネットワーク。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記スイッチ手段は、所定のパターンに応じて、前記交
    換処理を行うことを特徴とするネットワーク。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記ノード装置は、 前記第1の伝送チャネルからの信号を入力するための第1
    の入力手段と、 前記第2の伝送チャネルからの信号を入力するための第2
    の入力手段と、 前記第1の伝送チャネルへ信号を出力するための第1の出
    力手段と、 前記第2の伝送チャネルへ信号を出力するための第2の出
    力手段と、を有し、 前記スイッチ手段は、前記第1の入力手段から入力され
    た信号を入力する第1の入力端と、前記第2の入力手段か
    ら入力された信号を入力する第2の入力端と、前記第1の
    出力手段へ信号を出力する第1の出力端と、前記第2の出
    力手段へ信号を出力する第2の出力端を有し、所定のパ
    ターンに従って前記第1、第2の入力端と第1、第2の出力
    端を接続することにより前記第1、第2の入力手段から入
    力された信号を前記第1、第2の出力手段に交換すること
    を特徴とするネットワーク。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記第1の入力手段は、前記複数の第1の伝送チャネル
    の夫々に対応して複数設けられ、 前記第2の入力手段は、前記複数の第2の伝送チャネル
    の夫々に対応して複数設けられ、 前記第1の出力手段は、前記複数の第1の伝送チャネル
    の夫々に対応して複数設けられ、 前記第2の出力手段は、前記複数の第2の伝送チャネル
    の夫々に対応して複数設けられることを特徴とするネッ
    トワーク。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記第1の入力端は、前記複数の第1の入力手段の夫々
    に対応して複数設けられ、 前記第2の入力端は、前記複数の第2の入力手段の夫々
    に対応して複数設けられ、 前記第1の出力端は、前記複数の第1の出力端の夫々に
    対応して複数設けられ、 前記第2の出力端は、前記複数の第2の出力手段の夫々
    に対応して複数設けられることを特徴とするネットワー
    ク。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記スイッチ手段は、所定のパターンに従って前記交換
    処理を行い、前記所定のパターンは、前記前記複数の入
    力端の内の少なくとも2つが同時に同じ出力端に接続し
    ないようなパターンであることを特徴とするネットワー
    ク。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 前記ノード装置は、 端末装置を接続するための接続手段と、 前記第1、第2の伝送チャネルから入力された信号を前記
    接続手段により接続される端末装置、もしくは、前記ス
    イッチ手段に出力する手段を有することを特徴とするネ
    ットワーク。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 前記第1の伝送チャネル、あるいは、前記第2の伝送チャ
    ネルを用いた通信の障害を検出する検出手段を有し、 前記スイッチ手段は、前記検出手段による検出に応じた
    制御を行うことを特徴とするネットワーク。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記スイッチ手段は、前記検出手段により障害が検出さ
    れない場合に使用される第1の交換テーブルと、前記検
    出手段により障害が検出された場合に使用される第2の
    交換テーブルに基いて、前記交換処理を行うことを特徴
    とするネットワーク。
  10. 【請求項10】 第1の伝送方向の複数の第1の伝送チャ
    ネルと、第2の伝送方向の複数の第2の伝送チャネルを用
    いて通信可能なノード装置において、 前記第1の伝送チャネルから入力された信号を前記第1の
    伝送チャネルあるいは前記第2の伝送チャネルへ出力
    し、前記第2の伝送チャネルから入力された信号を前記
    第1の伝送チャネルあるいは前記第2の伝送チャネルへ出
    力する交換処理を1つのスイッチ手段にて行うことを特
    徴とするノード装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記スイッチ手段は、所定のパターンに応じて、前記交
    換処理を行うことを特徴とするノード装置。
  12. 【請求項12】 請求項10において、 更に、前記第1の伝送チャネルからの信号を入力するた
    めの第1の入力手段と、 前記第2の伝送チャネルからの信号を入力するための第2
    の入力手段と、 前記第1の伝送チャネルへ信号を出力するための第1の出
    力手段と、 前記第2の伝送チャネルへ信号を出力するための第2の出
    力手段と、を有し、 前記スイッチ手段は、前記第1の入力手段から入力され
    た信号を入力する第1の入力端と、前記第2の入力手段か
    ら入力された信号を入力する第2の入力端と、前記第1の
    出力手段へ信号を出力する第1の出力端と、前記第2の出
    力手段へ信号を出力する第2の出力端を有し、所定のパ
    ターンに従って前記第1、第2の入力端と第1、第2の出力
    端を接続することにより前記第1、第2の入力手段から入
    力された信号を前記第1、第2の出力手段に交換すること
    を特徴とするノード装置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 前記第1の入力手段は、前記複数の第1の伝送チャネル
    の夫々に対応して複数設けられ、 前記第2の入力手段は、前記複数の第2の伝送チャネル
    の夫々に対応して複数設けられ、 前記第1の出力手段は、前記複数の第1の伝送チャネル
    の夫々に対応して複数設けられ、 前記第2の出力手段は、前記複数の第2の伝送チャネル
    の夫々に対応して複数設けられることを特徴とするノー
    ド装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記第1の入力端は、前記複数の第1の入力手段の夫々
    に対応して複数設けられ、 前記第2の入力端は、前記複数の第2の入力手段の夫々
    に対応して複数設けられ、 前記第1の出力端は、前記複数の第1の出力端の夫々に
    対応して複数設けられ、 前記第2の出力端は、前記複数の第2の出力手段の夫々
    に対応して複数設けられることを特徴とするノード装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項14において、 前記スイッチ手段は、所定のパターンに従って前記交換
    処理を行い、前記所定のパターンは、前記前記複数の入
    力端の内の少なくとも2つが同時に同じ出力端に接続し
    ないようなパターンであることを特徴とするノード装
    置。
  16. 【請求項16】 請求項10において、 更に、端末装置を接続するための接続手段と、 前記第1、第2の伝送チャネルから入力された信号を前記
    接続手段により接続される端末装置、もしくは、前記ス
    イッチ手段に出力する手段を有することを特徴とするノ
    ード装置。
  17. 【請求項17】 請求項10において、 前記第1の伝送チャネル、あるいは、前記第2の伝送チャ
    ネルを用いた通信の障害を検出する検出手段を有し、 前記スイッチ手段は、前記検出手段による検出に応じた
    制御を行うことを特徴とするノード装置。
  18. 【請求項18】 請求項17において、 前記スイッチ手段は、前記検出手段により障害が検出さ
    れない場合に使用される第1の交換テーブルと、前記検
    出手段により障害が検出された場合に使用される第2の
    交換テーブルに基いて、前記交換処理を行うことを特徴
    とするノード装置。
  19. 【請求項19】 ノード装置に入力する第1の伝送方向
    の複数の第1の伝送チャネルと、前記ノード装置から出
    力される前記第1の伝送方向の複数の第2の伝送チャネル
    と、前記ノード装置に入力する第2の伝送方向の複数の
    第3の伝送チャネルと、前記ノード装置から出力される
    前記第2の伝送方向の第4の伝送チャネルを用いて通信可
    能なノード装置を有するネットワークにおいて、 前記第1の伝送チャネルからの信号を入力するための第1
    の入力手段と、 前記第3の伝送チャネルからの信号を入力するための第
    2の入力手段と、 前記第2の伝送チャネルへ信号を出力するための第1の
    出力手段と、 前記第4の伝送チャネルへ信号を出力するための第2の
    出力手段と、 前記第1の入力手段から入力された信号を入力する第1の
    入力端と、前記第2の入力手段から入力された信号を入
    力する第2の入力端と、前記第1の出力手段へ信号を出力
    する第1の出力端と、前記第2の出力手段へ信号を出力す
    る第2の出力端を有し、所定のパターンに従って前記第
    1、第2の入力端と第1、第2の出力端を接続することによ
    り前記第1、第2の入力手段から入力された信号を前記第
    1、第2の出力手段に交換するスイッチ手段を有すること
    を特徴とするネットワーク。
  20. 【請求項20】 請求項19において、 前記第1の入力手段は、前記複数の第1の伝送チャネル
    の夫々に対応して複数設けられ、 前記第2の入力手段は、前記複数の第3の伝送チャネル
    の夫々に対応して複数設けられ、 前記第1の出力手段は、前記複数の第2の伝送チャネル
    の夫々に対応して複数設けられ、 前記第2の出力手段は、前記複数の第2の伝送チャネル
    の夫々に対応して複数設けられることを特徴とするネッ
    トワーク。
  21. 【請求項21】 請求項20において、 前記第1の入力端は、前記複数の第1の入力手段の夫々
    に対応して複数設けられ、 前記第2の入力端は、前記複数の第2の入力手段の夫々
    に対応して複数設けられ、 前記第1の出力端は、前記複数の第1の出力端の夫々に
    対応して複数設けられ、 前記第2の出力端は、前記複数の第2の出力手段の夫々
    に対応して複数設けられることを特徴とするネットワー
    ク。
  22. 【請求項22】 請求項21において、 前記所定のパターンは、前記前記複数の入力端の内の少
    なくとも2つが同時に同じ出力端に接続しないようなパ
    ターンであることを特徴とするネットワーク。
  23. 【請求項23】 請求項19において、 前記ノード装置は、前記スイッチ手段を1つだけ有する
    ことを特徴とするネットワーク。
  24. 【請求項24】 請求項19において、 前記第1の入力手段により入力された信号を一時的に記
    憶する第1の記憶手段と、 前記第2の入力手段により入力された信号を一時的に記
    憶する第2の記憶手段を有し、 前記スイッチ手段の第1、第2の入力端は前記第1、第2の
    記憶手段から読み出された信号が入力することを特徴と
    するネットワーク。
  25. 【請求項25】 請求項19において、 前記第1、第2の記憶手段は、特定の伝送チャネへ信号を
    出力する際に信号を記憶する宛先指定領域と、不特定の
    伝送チャネルへ信号を出力する際に信号を記憶する宛先
    無指定領域を有することを特徴とするネットワーク。
  26. 【請求項26】 請求項25において、 前記宛先指定領域に記憶された信号は、前記宛先無指定
    領域に記憶された信号より優先的に読み出されることを
    特徴とするネットワーク。
  27. 【請求項27】 請求項19において、 前記第1の伝送チャネル、あるいは、前記第2の伝送チャ
    ネル、前記第3の伝送チャネル、あるいは、前記第4の伝
    送チャネルを用いた通信の障害を検出する検出手段を有
    し、 前記スイッチ手段は、前記検出手段による検出に応じた
    制御を行うことを特徴とするネットワーク。
  28. 【請求項28】 請求項27において、 前記スイッチ手段は、前記検出手段により障害が検出さ
    れない場合に使用される第1の交換テーブルと、前記検
    出手段により障害が検出された場合に使用される第2の
    交換テーブルに基いて、前記交換処理を行うことを特徴
    とするネットワーク。
  29. 【請求項29】 ノード装置に入力する第1の伝送方向
    の複数の第1の伝送チャネルと、前記ノード装置から出
    力される前記第1の伝送方向の複数の第2の伝送チャネル
    と、前記ノード装置に入力する第2の伝送方向の複数の
    第3の伝送チャネルと、前記ノード装置から出力される
    前記第2の伝送方向の第4の伝送チャネルを用いて通信可
    能なノード装置において、 前記第1の伝送チャネルからの信号を入力するための第1
    の入力手段と、 前記第3の伝送チャネルからの信号を入力するための第
    2の入力手段と、 前記第2の伝送チャネルへ信号を出力するための第1の
    出力手段と、 前記第4の伝送チャネルへ信号を出力するための第2の
    出力手段と、 前記第1の入力手段から入力された信号を入力する第1の
    入力端と、前記第2の入力手段から入力された信号を入
    力する第2の入力端と、前記第1の出力手段へ信号を出力
    する第1の出力端と、前記第2の出力手段へ信号を出力す
    る第2の出力端を有し、所定のパターンに従って前記第
    1、第2の入力端と第1、第2の出力端を接続することによ
    り前記第1、第2の入力手段から入力された信号を前記第
    1、第2の出力手段に交換するスイッチ手段を有すること
    を特徴とするノード装置。
  30. 【請求項30】 請求項29において、 前記第1の入力手段は、前記複数の第1の伝送チャネル
    の夫々に対応して複数設けられ、 前記第2の入力手段は、前記複数の第3の伝送チャネル
    の夫々に対応して複数設けられ、 前記第1の出力手段は、前記複数の第2の伝送チャネル
    の夫々に対応して複数設けられ、 前記第2の出力手段は、前記複数の第4の伝送チャネル
    の夫々に対応して複数設けられることを特徴とするノー
    ド装置。
  31. 【請求項31】 請求項30において、 前記第1の入力端は、前記複数の第1の入力手段の夫々
    に対応して複数設けられ、 前記第2の入力端は、前記複数の第2の入力手段の夫々
    に対応して複数設けられ、 前記第1の出力端は、前記複数の第1の出力端の夫々に
    対応して複数設けられ、 前記第2の出力端は、前記複数の第2の出力手段の夫々
    に対応して複数設けられることを特徴とするノード装
    置。
  32. 【請求項32】 請求項31において、 前記所定のパターンは、前記前記複数の入力端の内の少
    なくとも2つが同時に同じ出力端に接続しないようなパ
    ターンであることを特徴とするノード装置。
  33. 【請求項33】 請求項29において、 前記スイッチ手段を1つだけ有することを特徴とするノ
    ード装置。
  34. 【請求項34】 請求項29において、 前記第1の入力手段により入力された信号を一時的に記
    憶する第1の記憶手段と、 前記第2の入力手段により入力された信号を一時的に記
    憶する第2の記憶手段を有し、 前記スイッチ手段の第1、第2の入力端は前記第1、第2の
    記憶手段から読み出された信号が入力することを特徴と
    するノード装置。
  35. 【請求項35】 請求項34において、 前記第1、第2の記憶手段は、特定の伝送チャネへ信号を
    出力する際に信号を記憶する宛先指定領域と、不特定の
    伝送チャネルへ信号を出力する際に信号を記憶する宛先
    無指定領域を有することを特徴とするノード装置。
  36. 【請求項36】 請求項35において、 前記宛先指定領域に記憶された信号は、前記宛先無指定
    領域に記憶された信号より優先的に読み出されることを
    特徴とするノード装置。
  37. 【請求項37】 請求項29において前記第1の伝送チ
    ャネル、あるいは、前記第2の伝送チャネル、前記第3の
    伝送チャネル、あるいは、前記第4の伝送チャネルを用
    いた通信の障害を検出する検出手段を有し、 前記スイッチ手段は、前記検出手段による検出に応じた
    制御を行うことを特徴とするノード装置。
  38. 【請求項38】 請求項36において、 前記スイッチ手段は、前記検出手段により障害が検出さ
    れない場合に使用される第1の交換テーブルと、前記検
    出手段により障害が検出された場合に使用される第2の
    交換テーブルに基いて、前記交換処理を行うことを特徴
    とするノード装置。
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