JPH0878493A - 半導体装置のコンタクト抵抗測定用回路 - Google Patents

半導体装置のコンタクト抵抗測定用回路

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JPH0878493A
JPH0878493A JP6207804A JP20780494A JPH0878493A JP H0878493 A JPH0878493 A JP H0878493A JP 6207804 A JP6207804 A JP 6207804A JP 20780494 A JP20780494 A JP 20780494A JP H0878493 A JPH0878493 A JP H0878493A
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JP
Japan
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contact
circuit
semiconductor device
contacts
contact resistance
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Application number
JP6207804A
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English (en)
Inventor
Akira Tanaka
陽 田中
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コンタクト一つ一つのあるいは少数個ずつの抵
抗値を確実に、かつ一括的に測定することができる半導
体装置のコンタクト抵抗測定用回路を実現する。 【構成】拡散層3を介して接続された2つのコンタクト
1A,1Bを一つのコンタクト列CA1〜CAnとし
て、各コンタクト列における一方のコンタクト1Aを端
子T1に接続されたアルミ電極配線2Aに対してそれぞ
れ接続し、各コンタクト列における他方のコンタクト1
Bにはそれぞれアルミ電極配線1Bを接続し、かつこれ
らアルミ電極配線1Bの端部をそれぞれ開放端とする。
これにより、EBテスタ等を用いることによって、大容
量、一括で、各コンタクト列毎のコンタクト抵抗値を測
定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置における複
数個のコンタクトの抵抗値を測定するための回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】大規模集積回路(LSI)においては、
電極配線に多数個、たとえば10万〜100万個のコン
タクトが用いられる。その結果、LSI信頼性確保のた
めに、これらコンタクトのコンタクト抵抗値を確認する
必要がある。
【0003】このコンタクト抵抗値を確認する方法とし
ては、10万〜100万個という多数のコンタクト一つ
一つの抵抗値を測定することは現実的ではないため、従
来、図5に示すような回路構成を用いてコンタクト抵抗
値の測定を行っている。
【0004】図5は、コンタクト抵抗測定用回路の等価
回路を示している。図5において、1はコンタクト、2
はアルミニウムにより形成された電極(以下、アルミ電
極という)、3は拡散層をそれぞれ示している。図5に
示すように、従来のコンタクト抵抗測定用回路は、拡散
層3の両端部に形成されたコンタクト1をアルミ電極2
を用いて、2端子T1およびT2間に直列に接続して構
成されている。そして、2端子T1およびT2間の抵抗
値を測定し、測定した抵抗値の平均値を求めるこによっ
て、多数個のコンタクト1の一つ当たりの抵抗値を予想
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の回路では、たとえば少数個のコンタクト1が異
状な抵抗値を示した場合であっても、他の多数の正常な
コンタクト1の抵抗値に、これらの異常な抵抗値が平均
値として隠されてしまい、異状があるコンタクト1の存
在を知ることができず、信頼性の面で問題があった。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、コンタクト一つ一つのあるいは
少数個ずつの抵抗値を確実に、かつ一括的に測定するこ
とができる半導体装置のコンタクト抵抗測定用回路を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の接続用のコンタクトを複数有する半導体装
置におけるコンタクト抵抗値を測定するための回路は、
少なくとも一のコンタクトからなるコンタクト列の一端
部が、電極配線に対して並列に接続され、当該コンタク
ト列の他端部が実質的に電気的に開放されている。ま
た、上記コンタクト列の一端部が開放端として構成さ
れ、あるいは上記コンタクト列の一端部が高抵抗値の抵
抗素子を介して接地されている。
【0008】
【作用】本発明によれば、回路入力端に、たとえば矩形
状のパルスを印加すると、電極配線に対して並列に接続
されたコンタクト列の開放端(先端)には、回路の容量
値Cと抵抗値Rとの積である「CR」に応じた波形の電
圧が現れる。このパルス波形の立上がり時間tr は「C
R」と等しいので、この時間を求めれば、容量値Cは、
回路の形状および材料の誘電率から一義的に決まるもの
であるから、時間tr の値から抵抗値Rを求めることが
できる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明に係る半導体装置のコンタク
ト抵抗測定用回路の一実施例を示す等価回路図である。
図1において、1A,1Bはコンタクト、2はアルミ電
極、3は拡散層、T1は端子をそれぞれ示している。
【0010】本実施例のコンタクト抵抗測定用回路は、
図5に示す従来回路のように多数のコンタクトを直列に
接続するのではなく、図1に示すように、拡散層3を介
して接続された2つのコンタクト1A,1Bを一つのコ
ンタクト列CA1〜CAnとして、複数のコンタクト列
がアルミ電極配線2に対して並列に接続されている。具
体的には、各コンタクト列における一方のコンタクト1
Aが端子T1に接続されたアルミ電極配線2Aに対して
それぞれ接続されている。そして、各コンタクト列にお
ける他方のコンタクト1Bにはそれぞれアルミ電極配線
1Bが接続されているが、これらアルミ電極配線1Bの
端部はいわゆる開放端となっている。
【0011】次に、図2および図3を参照しながら本発
明に係るコンタクト抵抗測定用回路の製造方法について
説明する。まず、図2(a)に示すように、P型半導体
基板11上に、通常のLOCOS法を用いて、厚さ60
0nmの酸化膜である素子間分離膜12を形成して素子
領域を構成する。
【0012】次に、図2(b)に示すように、図示しな
いレジスト等を所定領域に形成して、砒素イオンAs+
を、エネルギー60keV,ドーズ量5×1015cm-2
で注入して拡散層13を形成する。
【0013】次いで、図2(c)に示すように、厚さ3
00nmの酸化膜を堆積させて層間絶縁膜14を形成し
た後、コンタクトホール15を形成する。そして、図3
(a)に示すように、層間絶縁膜14上およびコンタク
トホール15内にアルミ電極16を形成する。
【0014】最後に、図3(b)に示すように、アルミ
電極16上に、一部がパルス入力窓17aとして開口し
た、厚さ100nmの窒化膜からなるパシベーション膜
17を形成することにより、本発明の回路が完成する。
【0015】次に、上記回路に基づくコンタクト抵抗の
測定方法について説明する。回路入力端T1に、図1中
に示すような矩形状のパルス信号TSTを印加する。こ
れにより、アルミ電極配線2Aに対して並列に接続され
たコンタクト列CA1〜CAnの開放端(先端)には、
回路の容量値Cと抵抗値Rとの積である「CR」に応じ
た波形の電圧が現れる。
【0016】図4は、その電圧波形を模式的に示してい
る。図4に示すように、コンタクト列の開放端(先端)
に現れるパルス波形の立上がり時間tr は次式で表され
る。 tr =CR ここで容量値Cは、回路の形状および材料の誘電率から
一義的に決まるものであるから、時間tr の値から抵抗
値Rを求めることが可能である。この時間tr は、EB
テスタを用いて、非接触で、一括して測定できる。
【0017】以上説明したように、本実施例によれば、
拡散層3を介して接続された2つのコンタクト1A,1
Bを一つのコンタクト列CA1〜CAnとして、各コン
タクト列における一方のコンタクト1Aを端子T1に接
続されたアルミ電極配線2Aに対してそれぞれ接続し、
各コンタクト列における他方のコンタクト1Bにはそれ
ぞれアルミ電極配線1Bを接続し、かつこれらアルミ電
極配線1Bの端部をそれぞれ開放端としたので、EBテ
スタ等を用いることにより、大容量、一括で、各コンタ
クト列毎のコンタクト抵抗値を測定することができ、正
常、異状を確認することができる。
【0018】なお、本実施例においては、2つのコンタ
クトが接続されたコンタクト列をアルミ電極配線2Aに
対して並列に接続した回路を例に説明したが、これに限
定されるものではなく、多数のコンタクト1を1個ず
つ、あるいは複数個(少数個)ずつ並列に接続する回路
であっても、上述した効果と同様の効果を得ることがで
きる。
【0019】また、本実施例では、コンタクトの他方の
端部を開放端としたが、この他方端部を、たとえば高抵
抗値の抵抗素子を介して接地しても、上述したと同様の
作用効果を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンタクト一つ一つ、あるいは少数個ずつの抵抗値を確
実に、かつ一括的に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置のコンタクト抵抗測定
用回路の一実施例を示す等価回路図である。
【図2】本発明に係るコンタクト抵抗測定用回路の製造
方法についての説明図である。
【図3】本発明に係るコンタクト抵抗測定用回路の製造
方法についての説明図である。
【図4】コンタクト列の開放端(先端)に現れるパルス
波形を模式的に示す図である。
【図5】従来のコンタクト抵抗測定用回路の等価回路図
である。
【符号の説明】
1,1A,1B…コンタクト 2,2A,2B…アルミ電極配線 3…拡散層 11…P型半導体基板 12…素子間分離膜 13…拡散層 14…層間絶縁膜 15…コンタクトホール 16…アルミ電極 17…パシベーション膜 17a…パルス入力窓

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続用のコンタクトを複数有する半導体
    装置におけるコンタクト抵抗値を測定するための回路で
    あって、 少なくとも一のコンタクトからなる複数のコンタクト列
    の一端部が、電極配線に対して並列に接続され、当該コ
    ンタクト列の他端部が実質的に電気的に開放されている
    半導体装置のコンタクト抵抗測定用回路。
  2. 【請求項2】 上記コンタクト列の一端部が開放端であ
    る請求項1記載の半導体装置のコンタクト抵抗測定用回
    路。
  3. 【請求項3】 上記コンタクト列の一端部が抵抗素子を
    介して接地されている請求項1記載の半導体装置のコン
    タクト抵抗測定用回路。
JP6207804A 1994-08-31 1994-08-31 半導体装置のコンタクト抵抗測定用回路 Pending JPH0878493A (ja)

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