JPH0878438A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH0878438A JPH0878438A JP20646294A JP20646294A JPH0878438A JP H0878438 A JPH0878438 A JP H0878438A JP 20646294 A JP20646294 A JP 20646294A JP 20646294 A JP20646294 A JP 20646294A JP H0878438 A JPH0878438 A JP H0878438A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ゲート抵抗を抑えつつ、ゲートパターン形成
用のフォトレジスト膜厚変化を抑えてゲートパターン寸
法の均一性向上を図り、微細化を可能とする。 【構成】 能動層領域4外のソース電極1とドレイン電
極2との近傍に、両電極1,2と同一の材料により0.
5μmのラインアンドスペース形状のダミーパターン8
を形成する。フォトレジスト膜6を塗布後、ゲート電極
のパッド部7aがダミーパターン8を含む様にフォトレ
ジスト膜6をパターニングし、ゲートパターン開口部7
を形成する。その後、リセスエッチングによりリセスエ
ッジ部を形成する。その際に、ダミーパターン8も除去
される。
用のフォトレジスト膜厚変化を抑えてゲートパターン寸
法の均一性向上を図り、微細化を可能とする。 【構成】 能動層領域4外のソース電極1とドレイン電
極2との近傍に、両電極1,2と同一の材料により0.
5μmのラインアンドスペース形状のダミーパターン8
を形成する。フォトレジスト膜6を塗布後、ゲート電極
のパッド部7aがダミーパターン8を含む様にフォトレ
ジスト膜6をパターニングし、ゲートパターン開口部7
を形成する。その後、リセスエッチングによりリセスエ
ッジ部を形成する。その際に、ダミーパターン8も除去
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置の製造方
法に関するものであり、特に、電界効果トランジスタに
於けるゲートパターンの形成方法の改良に関している。
又、この発明は、上記ゲートパターンの構造にも関して
いる。
法に関するものであり、特に、電界効果トランジスタに
於けるゲートパターンの形成方法の改良に関している。
又、この発明は、上記ゲートパターンの構造にも関して
いる。
【0002】
【従来の技術】図23は、従来の電界効果トランジスタ
の製造途中のパターンを示す図であり、その内、図23
(a)は上面図を,図23(b)は、図23(a)のI
−J線による側断面図を示している。図23において、
5は半導体基板であり、この半導体基板5の主面側に能
動層領域4を形成し、この上にソース,ドレイン電極
1,2を形成した後、ゲート電極形成用のフォトレジス
ト膜6を形成している。
の製造途中のパターンを示す図であり、その内、図23
(a)は上面図を,図23(b)は、図23(a)のI
−J線による側断面図を示している。図23において、
5は半導体基板であり、この半導体基板5の主面側に能
動層領域4を形成し、この上にソース,ドレイン電極
1,2を形成した後、ゲート電極形成用のフォトレジス
ト膜6を形成している。
【0003】また、図24は、ゲート電極形成用のフォ
トレジスト膜6をパターニングした後の上記電界効果ト
ランジスタの上面図であり、写真製版工程により、フォ
トレジスト膜6を開口した上で、当該開口内にゲートパ
ターン7を形成した状態を示している。尚、図23
(b)中にK,Lで示す部分は、後述の説明に必要な位
置を示す。
トレジスト膜6をパターニングした後の上記電界効果ト
ランジスタの上面図であり、写真製版工程により、フォ
トレジスト膜6を開口した上で、当該開口内にゲートパ
ターン7を形成した状態を示している。尚、図23
(b)中にK,Lで示す部分は、後述の説明に必要な位
置を示す。
【0004】次に、ゲートパターン7を形成するための
レジストパターニング時の現象について説明する。
レジストパターニング時の現象について説明する。
【0005】図23(b)は、図23(a)のI−J線
による側断面図であり、フォトレジスト膜6の膜厚分布
は、ソース電極1およびドレイン電極2の断差により、
本図に示したように、ソース電極1及びドレイン電極2
の電極端部近傍の位置KおよびLにおいて急激な膜厚変
化を起こす。寸法の一例を示すと、ソース電極1,ドレ
イン電極2の膜厚が約3500オングストロームの場
合、半導体基板5上で5400オングストロームの厚さ
のフォトレジスト膜6であるときには、ソース電極1,
ドレイン電極2間上では約1300オングストローム厚
くなり、その厚さは約6700オングストロームとな
る。また、フォトレジスト膜厚6が最大膜厚より薄くな
る膜厚変化量最大の位置である前述の位置KおよびL
は、ソース電極1及びドレイン電極2のメタル端部(図
23において能動層領域4の端部)より中央側へ,0〜
5μm入った場所である。なお、このときのソース電極
1とドレイン電極2との間隔は、4μmである。
による側断面図であり、フォトレジスト膜6の膜厚分布
は、ソース電極1およびドレイン電極2の断差により、
本図に示したように、ソース電極1及びドレイン電極2
の電極端部近傍の位置KおよびLにおいて急激な膜厚変
化を起こす。寸法の一例を示すと、ソース電極1,ドレ
イン電極2の膜厚が約3500オングストロームの場
合、半導体基板5上で5400オングストロームの厚さ
のフォトレジスト膜6であるときには、ソース電極1,
ドレイン電極2間上では約1300オングストローム厚
くなり、その厚さは約6700オングストロームとな
る。また、フォトレジスト膜厚6が最大膜厚より薄くな
る膜厚変化量最大の位置である前述の位置KおよびL
は、ソース電極1及びドレイン電極2のメタル端部(図
23において能動層領域4の端部)より中央側へ,0〜
5μm入った場所である。なお、このときのソース電極
1とドレイン電極2との間隔は、4μmである。
【0006】以上のように、ゲート電極形成用のフォト
レジスト膜6の膜厚変動が発生するため、ステッパを用
いて露光し、現像すると、図24に示す様に、位置Kお
よび位置Lにおいて、ゲートパターン7のフィンガー部
にくびれが発生する。場合によっては、くびれ部分でゲ
ートパターンのフィンガー部が解像不可能となり、不良
となることもあった。更に、0.1μm程度のくびれが
発生するため、その分のマージンをもたせる必要があ
り、当該マージン分だけゲートフィンガー部のパターン
幅(ゲート長)を大きくしなければならない等の問題点
があった。
レジスト膜6の膜厚変動が発生するため、ステッパを用
いて露光し、現像すると、図24に示す様に、位置Kお
よび位置Lにおいて、ゲートパターン7のフィンガー部
にくびれが発生する。場合によっては、くびれ部分でゲ
ートパターンのフィンガー部が解像不可能となり、不良
となることもあった。更に、0.1μm程度のくびれが
発生するため、その分のマージンをもたせる必要があ
り、当該マージン分だけゲートフィンガー部のパターン
幅(ゲート長)を大きくしなければならない等の問題点
があった。
【0007】そこで、かかる問題点を解決する製造方法
として、特開平5−283437号公報に開示されたも
のが提案されている。図26,図27は、この従来技術
を説明するための図である。両図26,図27に示す様
に、本方法では、ソース・ドレインメタルを用いて、能
動層領域4P外において、ゲートパターン7Pを挟み込
む構造のダミーパターン3Pを形成している。この製造
方法によれば、図26(b)の断面図に示す様に、ソー
ス・ドレインパターン1P,2Pに挟まれた領域ではフ
ォトレジスト膜6Pの膜厚は均等となり、その結果、ゲ
ート開口部7Pをパターニングすると、図27に示す様
に、ソース・ドレイン電極1P,2Pに挟まれた部分の
ゲートパターン7Pは均一な寸法となり、上記した問題
点を解決することができる。
として、特開平5−283437号公報に開示されたも
のが提案されている。図26,図27は、この従来技術
を説明するための図である。両図26,図27に示す様
に、本方法では、ソース・ドレインメタルを用いて、能
動層領域4P外において、ゲートパターン7Pを挟み込
む構造のダミーパターン3Pを形成している。この製造
方法によれば、図26(b)の断面図に示す様に、ソー
ス・ドレインパターン1P,2Pに挟まれた領域ではフ
ォトレジスト膜6Pの膜厚は均等となり、その結果、ゲ
ート開口部7Pをパターニングすると、図27に示す様
に、ソース・ドレイン電極1P,2Pに挟まれた部分の
ゲートパターン7Pは均一な寸法となり、上記した問題
点を解決することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図26,図2
7に示した従来の製造方法では、ゲートパターンのパッ
ド部から実際のFET動作に寄与する能動層領域4Pま
での距離が、ダミーパターン3Pの側辺の長さ分だけ長
くなり、その結果、ゲート抵抗が高くなるという問題点
が新たに発生していた。又、ダミーパターン3Pの側辺
の長さ分だけゲートパターンのフィンガー長が長くなる
のに加えて、能動層領域4P外に、4つのダミーパター
ン3Pを形成する必要があるため、勢いチップ面積が大
きくならざるを得ないというデメリットも発生してい
た。
7に示した従来の製造方法では、ゲートパターンのパッ
ド部から実際のFET動作に寄与する能動層領域4Pま
での距離が、ダミーパターン3Pの側辺の長さ分だけ長
くなり、その結果、ゲート抵抗が高くなるという問題点
が新たに発生していた。又、ダミーパターン3Pの側辺
の長さ分だけゲートパターンのフィンガー長が長くなる
のに加えて、能動層領域4P外に、4つのダミーパター
ン3Pを形成する必要があるため、勢いチップ面積が大
きくならざるを得ないというデメリットも発生してい
た。
【0009】そのため、ゲート抵抗やチップ面積の増大
をもたらすことなく、ゲートパターンの寸法を均一化す
ることができる新たな製造方法の開発が要望されてい
た。
をもたらすことなく、ゲートパターンの寸法を均一化す
ることができる新たな製造方法の開発が要望されてい
た。
【0010】又、ゲートパターン形成後もダミーパター
ンが後工程で存続してしまう点は、それ自体による半導
体装置への影響を考えると好ましいものとは言えず、従
って、ゲートパターン形成後は、ダミーパターンを除去
することが望ましいとも言える。しかるに、上述した従
来技術では、この点を克服するための製造方法が何ら提
案されていないという問題点もあった。
ンが後工程で存続してしまう点は、それ自体による半導
体装置への影響を考えると好ましいものとは言えず、従
って、ゲートパターン形成後は、ダミーパターンを除去
することが望ましいとも言える。しかるに、上述した従
来技術では、この点を克服するための製造方法が何ら提
案されていないという問題点もあった。
【0011】また、以上の説明では、ゲートフィンガー
方向のレジスト膜厚変化に関してのみ論じていたが、程
度の差はあるものの、ゲートフィンガーに垂直の方向に
おいてもレジスト膜厚の変化があり、ゲート寸法の変動
に影響があった。
方向のレジスト膜厚変化に関してのみ論じていたが、程
度の差はあるものの、ゲートフィンガーに垂直の方向に
おいてもレジスト膜厚の変化があり、ゲート寸法の変動
に影響があった。
【0012】この問題点を例示した図が、図28
((a)は上面図,(b)はG−H線についての側断面
図)である。同図に示す通り、ソース・ドレイン電極間
において、フォトレジスト膜6の膜厚変動が発生してい
る。このため、ゲートパターンのずれ(アライメントず
れ他)で、パターン幅が変動する。従って、ゲートフィ
ンガーに垂直な方向に関しても、ゲート寸法均一化のた
めの対策を施す必要があった。
((a)は上面図,(b)はG−H線についての側断面
図)である。同図に示す通り、ソース・ドレイン電極間
において、フォトレジスト膜6の膜厚変動が発生してい
る。このため、ゲートパターンのずれ(アライメントず
れ他)で、パターン幅が変動する。従って、ゲートフィ
ンガーに垂直な方向に関しても、ゲート寸法均一化のた
めの対策を施す必要があった。
【0013】この発明は、上記の懸案事項を解決するた
めになされたものであり、その目的は、ゲート抵抗を高
めることなく且つチップ面積の増大化をもたらすことな
く、ゲート電極のパターンをゲートフィンガー方向に関
して均一化することができる半導体装置の製造方法を提
供することにある。又、この発明は、ゲートフィンガー
に垂直な方向についてもゲート電極のパターンを均一化
できる製造方法の提供を目的としている。又、その様な
製造方法で用いられるダミーパターンを最終的に除去し
うることをも目的としている。更にゲート電極のパター
ンが均一に形成され、ゲート抵抗の高くない,チップ面
積の増大をおさえた半導体の構造を実現することをも、
目的としている。
めになされたものであり、その目的は、ゲート抵抗を高
めることなく且つチップ面積の増大化をもたらすことな
く、ゲート電極のパターンをゲートフィンガー方向に関
して均一化することができる半導体装置の製造方法を提
供することにある。又、この発明は、ゲートフィンガー
に垂直な方向についてもゲート電極のパターンを均一化
できる製造方法の提供を目的としている。又、その様な
製造方法で用いられるダミーパターンを最終的に除去し
うることをも目的としている。更にゲート電極のパター
ンが均一に形成され、ゲート抵抗の高くない,チップ面
積の増大をおさえた半導体の構造を実現することをも、
目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
能動層領域上に於いて、同一材料・同一厚みのソース電
極とドレイン電極とによってゲート電極のフィンガー部
を挟み込む構造の半導体装置の製造方法において、前記
ソース電極及び前記ドレイン電極の近傍であって前記フ
ィンガー部が形成される位置の外側に、前記ソース電極
及び前記ドレイン電極と同一の厚みのダミーパターンを
形成し、更に前記ソース電極、前記ドレイン電極及び前
記ダミーパターンの上にフォトレジスト膜を形成し、前
記ゲート電極のパッド部が前記ダミーパターンを含む様
に前記フォトレジスト膜をパターニングして前記ゲート
電極のパターンを形成している。
能動層領域上に於いて、同一材料・同一厚みのソース電
極とドレイン電極とによってゲート電極のフィンガー部
を挟み込む構造の半導体装置の製造方法において、前記
ソース電極及び前記ドレイン電極の近傍であって前記フ
ィンガー部が形成される位置の外側に、前記ソース電極
及び前記ドレイン電極と同一の厚みのダミーパターンを
形成し、更に前記ソース電極、前記ドレイン電極及び前
記ダミーパターンの上にフォトレジスト膜を形成し、前
記ゲート電極のパッド部が前記ダミーパターンを含む様
に前記フォトレジスト膜をパターニングして前記ゲート
電極のパターンを形成している。
【0015】請求項2に係る発明は、請求項1記載の半
導体装置の製造方法に関して、前記ダミーパターンをサ
ブミクロンの幅と間隔とを有するラインアンドスペース
形状で形成している。
導体装置の製造方法に関して、前記ダミーパターンをサ
ブミクロンの幅と間隔とを有するラインアンドスペース
形状で形成している。
【0016】請求項3に係る発明は、請求項1又は2記
載の半導体装置の製造方法に関し、前記ダミーパターン
を前記ソース電極及び前記ドレイン電極と同一の材料で
形成している。
載の半導体装置の製造方法に関し、前記ダミーパターン
を前記ソース電極及び前記ドレイン電極と同一の材料で
形成している。
【0017】請求項4に係る発明は、請求項2記載の半
導体装置の製造方法に関し、前記ゲート電極のパターン
形成後に、前記ダミーパターンをウエットエッチングに
より除去している。
導体装置の製造方法に関し、前記ゲート電極のパターン
形成後に、前記ダミーパターンをウエットエッチングに
より除去している。
【0018】請求項5に係る発明は、請求項1又は2記
載の半導体装置の製造方法に関し、前記ダミーパターン
を絶縁物で形成している。
載の半導体装置の製造方法に関し、前記ダミーパターン
を絶縁物で形成している。
【0019】請求項6に係る発明は、請求項5記載の半
導体装置の製造方法において、前記ゲート電極のパター
ン形成後に、前記ダミーパターンをウエットエッチング
により除去している。
導体装置の製造方法において、前記ゲート電極のパター
ン形成後に、前記ダミーパターンをウエットエッチング
により除去している。
【0020】請求項7に係る発明は、請求項1又は2記
載の半導体装置の製造方法に関して、前記ダミーパター
ンを水溶性の前記フォトレジスト膜で形成している。
載の半導体装置の製造方法に関して、前記ダミーパター
ンを水溶性の前記フォトレジスト膜で形成している。
【0021】請求項8に係る発明は、請求項7記載の半
導体装置の製造方法に関して、前記ダミーパターン形成
後に当該ダミーパターンに紫外線を照射した上で、前記
フォトレジスト膜を形成している。
導体装置の製造方法に関して、前記ダミーパターン形成
後に当該ダミーパターンに紫外線を照射した上で、前記
フォトレジスト膜を形成している。
【0022】請求項9に係る発明は、能動層領域上に於
いて、同一材料・同一厚みのソース電極とドレイン電極
とによってゲート電極のフィンガー部を挟み込む構造の
半導体装置の製造方法であって、前記ソース電極と前記
ドレイン電極とで挟み込まれた領域内に於いて、前記ソ
ース電極及び前記ドレイン電極の両パターンエッジに平
行に、前記ソース電極及び前記ドレイン電極と同一の厚
みのダミーパターンを形成し、更に前記ソース電極、前
記ドレイン電極及び前記ダミーパターンの上にフォトレ
ジスト膜を形成し、前記フォトレジスト膜をパターニン
グして前記ゲート電極のフィンガー部のパターンを前記
ダミーパターンと平行に形成している。
いて、同一材料・同一厚みのソース電極とドレイン電極
とによってゲート電極のフィンガー部を挟み込む構造の
半導体装置の製造方法であって、前記ソース電極と前記
ドレイン電極とで挟み込まれた領域内に於いて、前記ソ
ース電極及び前記ドレイン電極の両パターンエッジに平
行に、前記ソース電極及び前記ドレイン電極と同一の厚
みのダミーパターンを形成し、更に前記ソース電極、前
記ドレイン電極及び前記ダミーパターンの上にフォトレ
ジスト膜を形成し、前記フォトレジスト膜をパターニン
グして前記ゲート電極のフィンガー部のパターンを前記
ダミーパターンと平行に形成している。
【0023】請求項10に係る発明は、請求項9記載の
半導体装置の製造方法に関して、前記ダミーパターンを
絶縁物で形成している。
半導体装置の製造方法に関して、前記ダミーパターンを
絶縁物で形成している。
【0024】請求項11に係る発明は、請求項9記載の
半導体装置の製造方法に関して、前記ダミーパターンを
水溶性の前記フォトレジスト膜で形成している。
半導体装置の製造方法に関して、前記ダミーパターンを
水溶性の前記フォトレジスト膜で形成している。
【0025】請求項12に係る発明は、能動層領域上に
於いて、同一材料・同一厚みのソース電極とドレイン電
極とによってゲート電極のフィンガー部を挟み込む構造
の半導体装置において、前記能動層領域外であって前記
ソース電極と前記ドレイン電極とに近傍し且つ前記フィ
ンガー部の両端に繋がったダミーパターンと、前記ダミ
ーパターンを取り囲む様に形成された前記ゲート電極の
パッド部とを備えている。
於いて、同一材料・同一厚みのソース電極とドレイン電
極とによってゲート電極のフィンガー部を挟み込む構造
の半導体装置において、前記能動層領域外であって前記
ソース電極と前記ドレイン電極とに近傍し且つ前記フィ
ンガー部の両端に繋がったダミーパターンと、前記ダミ
ーパターンを取り囲む様に形成された前記ゲート電極の
パッド部とを備えている。
【0026】請求項13に係る発明は、能動層領域上に
於いて、同一材料・同一厚みのソース電極とドレイン電
極とによってゲート電極のフィンガー部を挟み込む構造
の半導体装置において、ソース電極とドレイン電極とで
挟み込まれた領域内においてゲート電極のフィンガー部
に平行に形成されたダミーパターンを備えている。
於いて、同一材料・同一厚みのソース電極とドレイン電
極とによってゲート電極のフィンガー部を挟み込む構造
の半導体装置において、ソース電極とドレイン電極とで
挟み込まれた領域内においてゲート電極のフィンガー部
に平行に形成されたダミーパターンを備えている。
【0027】
【作用】請求項1記載の発明では、ソース電極及びドレ
イン電極の近傍であってフィンガー部が形成される位置
の外側にダミーパターンを形成し、且つゲート電極のパ
ッド部のパターンがダミーパターンを含んでいるので、
ゲート電極のフィンガー部の長さがダミーパターンの存
在により長くなるのが防止される。そして、ドレイン電
極及びソース電極に挟まれた部分に形成されたフォトレ
ジスト膜の膜厚が、ゲート電極のフィンガー部の方向に
ついて均一となり、均一な膜厚のフォトレジスト膜に対
して、ゲート電極のパターニングが行われる。
イン電極の近傍であってフィンガー部が形成される位置
の外側にダミーパターンを形成し、且つゲート電極のパ
ッド部のパターンがダミーパターンを含んでいるので、
ゲート電極のフィンガー部の長さがダミーパターンの存
在により長くなるのが防止される。そして、ドレイン電
極及びソース電極に挟まれた部分に形成されたフォトレ
ジスト膜の膜厚が、ゲート電極のフィンガー部の方向に
ついて均一となり、均一な膜厚のフォトレジスト膜に対
して、ゲート電極のパターニングが行われる。
【0028】請求項2記載の発明では、ゲート電極のパ
ッド部のパターン内に形成されたラインアンドスペース
形状のダミーパターンの存在により、ゲート電極のフィ
ンガー部の長さが長くなるのが防止される一方、ドレイ
ン電極及びソース電極に挟まれた部分に形成されたフォ
トレジスト膜の膜厚も均一となる。これにより、均一な
膜厚のフォトレジスト膜に対して、ゲート電極のパター
ニングが行われる。
ッド部のパターン内に形成されたラインアンドスペース
形状のダミーパターンの存在により、ゲート電極のフィ
ンガー部の長さが長くなるのが防止される一方、ドレイ
ン電極及びソース電極に挟まれた部分に形成されたフォ
トレジスト膜の膜厚も均一となる。これにより、均一な
膜厚のフォトレジスト膜に対して、ゲート電極のパター
ニングが行われる。
【0029】請求項3記載の発明では、ダミーパターン
はドレイン電極とソース電極の形成時に同時に形成され
る。
はドレイン電極とソース電極の形成時に同時に形成され
る。
【0030】請求項4記載の発明では、ラインアンドス
ペース形状のダミーパターンはサブミクロンの幅と間隔
とで形成されている。このため、ゲート電極のパターニ
ング後のウエットエッチング処理により、ラインアンド
スペース形状のダミーパターンもまた除去される。
ペース形状のダミーパターンはサブミクロンの幅と間隔
とで形成されている。このため、ゲート電極のパターニ
ング後のウエットエッチング処理により、ラインアンド
スペース形状のダミーパターンもまた除去される。
【0031】請求項5記載の発明では、ドレイン電極及
びソース電極に挟まれた部分に形成されたフォトレジス
ト膜の膜厚が、ゲート電極のフィンガー部の方向につい
て均一となり、均一な膜厚のフォトレジスト膜に対し
て、ゲート電極のパターニングが行われる。
びソース電極に挟まれた部分に形成されたフォトレジス
ト膜の膜厚が、ゲート電極のフィンガー部の方向につい
て均一となり、均一な膜厚のフォトレジスト膜に対し
て、ゲート電極のパターニングが行われる。
【0032】請求項6記載の発明では、絶縁物のダミー
パターンは、ゲート電極のパターニング後のウエットエ
ッチング処理により、除去されてしまう。
パターンは、ゲート電極のパターニング後のウエットエ
ッチング処理により、除去されてしまう。
【0033】請求項7記載の発明では、ダミーパターン
は水溶性のフォトレジストから成るため、ゲート電極の
パターン形成時又はその後の処理に於いて除去されてし
まう。
は水溶性のフォトレジストから成るため、ゲート電極の
パターン形成時又はその後の処理に於いて除去されてし
まう。
【0034】請求項8記載の発明では、ダミーパターン
は紫外線照射を受け水溶性となる。この為、その後に形
成されるフォトレジスト膜とダミーパターンとの混合が
起こらない。
は紫外線照射を受け水溶性となる。この為、その後に形
成されるフォトレジスト膜とダミーパターンとの混合が
起こらない。
【0035】請求項9記載の発明では、ダミーパターン
の存在により、ドレイン電極及びソース電極に挟まれた
部分に形成されたフォトレジスト膜の膜厚が、ゲート電
極のフィンガー部に垂直な方向について均一となり、そ
の後、均一な膜厚のフォトレジスト膜に対してゲート電
極のパターン形成が行われる。
の存在により、ドレイン電極及びソース電極に挟まれた
部分に形成されたフォトレジスト膜の膜厚が、ゲート電
極のフィンガー部に垂直な方向について均一となり、そ
の後、均一な膜厚のフォトレジスト膜に対してゲート電
極のパターン形成が行われる。
【0036】請求項10記載の発明では、絶縁物として
のダミーパターンの存在により、ドレイン電極及びソー
ス電極に挟まれた部分に形成されたフォトレジスト膜の
膜厚が、ゲート電極のフィンガー部に垂直な方向につい
て均一となり、その後、均一な膜厚のフォトレジスト膜
に対してゲート電極のパターン形成が行われる。
のダミーパターンの存在により、ドレイン電極及びソー
ス電極に挟まれた部分に形成されたフォトレジスト膜の
膜厚が、ゲート電極のフィンガー部に垂直な方向につい
て均一となり、その後、均一な膜厚のフォトレジスト膜
に対してゲート電極のパターン形成が行われる。
【0037】請求項11記載の発明では、ダミーパター
ンは水溶性のフォトレジストから成るため、ゲート電極
のパターン形成時又はその後の処理に於いて除去されて
しまう。
ンは水溶性のフォトレジストから成るため、ゲート電極
のパターン形成時又はその後の処理に於いて除去されて
しまう。
【0038】請求項12記載の発明では、ソース電極及
びドレイン電極の近傍であってフィンガー部が形成され
る位置の外側にダミーパターンを形成し、且つゲート電
極のパッド部のパターンがダミーパターンを含んでいる
ので、ゲート電極のフィンガー部の長さがダミーパター
ンの存在により長くなるのを防止する。又、ダミーパタ
ーンの存在は、ゲート電極のパターンを正確な寸法で形
成する方法に寄与しうる。
びドレイン電極の近傍であってフィンガー部が形成され
る位置の外側にダミーパターンを形成し、且つゲート電
極のパッド部のパターンがダミーパターンを含んでいる
ので、ゲート電極のフィンガー部の長さがダミーパター
ンの存在により長くなるのを防止する。又、ダミーパタ
ーンの存在は、ゲート電極のパターンを正確な寸法で形
成する方法に寄与しうる。
【0039】請求項13記載の発明では、ゲート電極の
パターンを正確な寸法で実現しうるダミーパターンが、
ドレイン電極及びソース電極に挟まれた部分において、
フィンガー部に平行に形成されているので、その存在
は、ゲート電極のフィンガー部の長さ及びチップ面積に
影響を及ぼすこともない。
パターンを正確な寸法で実現しうるダミーパターンが、
ドレイン電極及びソース電極に挟まれた部分において、
フィンガー部に平行に形成されているので、その存在
は、ゲート電極のフィンガー部の長さ及びチップ面積に
影響を及ぼすこともない。
【0040】
【実施例】 (実施例1) 以下、この発明の第一の実施例を図1〜
図6に基づき説明する。図1(a),(b)は、第一の
実施例におけるダミーパターン3の形状を示す図であ
り、ダミーパターン形成後の状態を示している。この
内、図1(a)は上面図を,図1(b)は図1(a)の
A−B線における側断面図を示している。図1において
は、図23と同一符号で示す部分は同一部分を表わして
おり、3は、ソース電極1およびドレイン電極2と同じ
厚さをもつダミーパターンであり、しかもソース・ドレ
イン電極メタル、例えばAuGe/Ni/Auで形成さ
れている。
図6に基づき説明する。図1(a),(b)は、第一の
実施例におけるダミーパターン3の形状を示す図であ
り、ダミーパターン形成後の状態を示している。この
内、図1(a)は上面図を,図1(b)は図1(a)の
A−B線における側断面図を示している。図1において
は、図23と同一符号で示す部分は同一部分を表わして
おり、3は、ソース電極1およびドレイン電極2と同じ
厚さをもつダミーパターンであり、しかもソース・ドレ
イン電極メタル、例えばAuGe/Ni/Auで形成さ
れている。
【0041】図2は、図1のダミーパターン形成後に、
ソース,ドレイン電極1,2及びダミーパターン3上に
フォトレジスト膜6を形成した状態を示している。この
内、(a)は上面図を、(b)は(a)のA−B線にお
ける側断面図を示している。
ソース,ドレイン電極1,2及びダミーパターン3上に
フォトレジスト膜6を形成した状態を示している。この
内、(a)は上面図を、(b)は(a)のA−B線にお
ける側断面図を示している。
【0042】このように、ソース,ドレイン電極1,2
の端部の近傍で能動層領域4の外の位置にダミーパター
ン3を形成することにより、図2(b)に示すように、
フォトレジスト膜6の膜厚の変動領域は、能動層領域4
の外側のダミーパターン3上の位置Cと位置D、およ
び、ダミーパターン3の端付近の位置E,位置Fとな
る。
の端部の近傍で能動層領域4の外の位置にダミーパター
ン3を形成することにより、図2(b)に示すように、
フォトレジスト膜6の膜厚の変動領域は、能動層領域4
の外側のダミーパターン3上の位置Cと位置D、およ
び、ダミーパターン3の端付近の位置E,位置Fとな
る。
【0043】次に、マスク(図示せず)に形成されたゲ
ートパターンを露光によりフォトレジスト膜6に転写
し、現像処理等を行ってフォトレジスト膜をパターニン
グする。図3は、図2のフォトレジスト膜6にゲートパ
ターン7,すなわちゲートパターン形成用レジスト開口
パターン7を形成した状態を示している。この内、
(a)が上面図を、(b)がA−B線における側断面図
を示す。図3の(a)に示されている様に、ゲートパタ
ーン7のパッド部7aはダミーパターン3を含む形状及
び位置に形成される。
ートパターンを露光によりフォトレジスト膜6に転写
し、現像処理等を行ってフォトレジスト膜をパターニン
グする。図3は、図2のフォトレジスト膜6にゲートパ
ターン7,すなわちゲートパターン形成用レジスト開口
パターン7を形成した状態を示している。この内、
(a)が上面図を、(b)がA−B線における側断面図
を示す。図3の(a)に示されている様に、ゲートパタ
ーン7のパッド部7aはダミーパターン3を含む形状及
び位置に形成される。
【0044】しかも、図3に示されるように、位置C,
位置D,位置E,位置Fは、共にゲートパターン7のフ
ィンガー部7b以外の広がったパターン部分に位置する
ので、寸法くびれによるパターン現像不良は発生しな
い。これは、次の理由による。
位置D,位置E,位置Fは、共にゲートパターン7のフ
ィンガー部7b以外の広がったパターン部分に位置する
ので、寸法くびれによるパターン現像不良は発生しな
い。これは、次の理由による。
【0045】ステッパのように単一波長を用いて露光を
行うと、フォトレジスト膜厚とパターン寸法(抜きパタ
ーンの寸法)との関係は、図25に示すように波型とな
る。すなわち、フォトレジスト膜6内において露光光の
多重反射が干渉をおこし、露光エネルギーがフォトレジ
スト膜厚によって変化するためにおこる。露光光にi線
(365nm)を用いた場合には、寸法波形のボトムか
らピークまでの膜厚変化量は約600オングストローム
であり、また、パターン寸法変動量は一般的に0.1μ
m程度である。従って、従来の電界効果トランジスタの
製造方法では、図23(b)のようにフォトレジスト膜
厚に分布があるので、図24に示すように、ゲートパタ
ーン7のフィンガー部の位置KおよびL付近でパターン
のくびれが発生し、場合によっては、くびれ部分でパタ
ーンの解像がなくなり不良となることもあった。また、
0.1μm程度のくびれが発生するため、その分のマー
ジン分だけゲートパターン7のフィンガー部のパターン
幅(ゲート長)を大きくしなければならなかったのであ
る。
行うと、フォトレジスト膜厚とパターン寸法(抜きパタ
ーンの寸法)との関係は、図25に示すように波型とな
る。すなわち、フォトレジスト膜6内において露光光の
多重反射が干渉をおこし、露光エネルギーがフォトレジ
スト膜厚によって変化するためにおこる。露光光にi線
(365nm)を用いた場合には、寸法波形のボトムか
らピークまでの膜厚変化量は約600オングストローム
であり、また、パターン寸法変動量は一般的に0.1μ
m程度である。従って、従来の電界効果トランジスタの
製造方法では、図23(b)のようにフォトレジスト膜
厚に分布があるので、図24に示すように、ゲートパタ
ーン7のフィンガー部の位置KおよびL付近でパターン
のくびれが発生し、場合によっては、くびれ部分でパタ
ーンの解像がなくなり不良となることもあった。また、
0.1μm程度のくびれが発生するため、その分のマー
ジン分だけゲートパターン7のフィンガー部のパターン
幅(ゲート長)を大きくしなければならなかったのであ
る。
【0046】図3のゲートパターン開口後は、半導体基
板1の主面から300オングストロームから4000オ
ングストローム程度の深さまでリセスエッチングを行
い、リセスエッチング部10を形成する。図4は、上記
リセスエッチング後の状態を示した図であり、同図中、
(a)は上面図を、(b)はA−B線における側断面図
を、それぞれ示している。
板1の主面から300オングストロームから4000オ
ングストローム程度の深さまでリセスエッチングを行
い、リセスエッチング部10を形成する。図4は、上記
リセスエッチング後の状態を示した図であり、同図中、
(a)は上面図を、(b)はA−B線における側断面図
を、それぞれ示している。
【0047】図3で開口されたフォトレジスト膜6のパ
ターンをマスクとしてリセスエッチングすると、ダミー
パターン3の周囲も0〜0.25μm程度エッチングさ
れる。しかし、ダミーパターン3自体の寸法は上記エッ
チング量よりはるかに大きいので、その大部分がエッチ
ングされずに残る。即ち、ダミーパターン3自体は、リ
セスエッチング時には除去されない。
ターンをマスクとしてリセスエッチングすると、ダミー
パターン3の周囲も0〜0.25μm程度エッチングさ
れる。しかし、ダミーパターン3自体の寸法は上記エッ
チング量よりはるかに大きいので、その大部分がエッチ
ングされずに残る。即ち、ダミーパターン3自体は、リ
セスエッチング時には除去されない。
【0048】図4のリセスエッチング後は、ゲートメタ
ル11、例えばTi(1500オングストローム)/A
l(4000オングストローム)/Mo(500オング
ストローム)を蒸着する。蒸着後の状態を、図5の上面
図(a)及びA−B線についての側断面図(b)に示
す。その際、同図(b)に示す通り、ダミーパターン部
3のエッジに空洞11aが発生する。この空洞11aの
存在自体は電界効果トランジスタの性能に大きな影響を
与えるものではなく、大きな問題とはならないと言える
が、プロセス的にはあまり好ましくないものである。
ル11、例えばTi(1500オングストローム)/A
l(4000オングストローム)/Mo(500オング
ストローム)を蒸着する。蒸着後の状態を、図5の上面
図(a)及びA−B線についての側断面図(b)に示
す。その際、同図(b)に示す通り、ダミーパターン部
3のエッジに空洞11aが発生する。この空洞11aの
存在自体は電界効果トランジスタの性能に大きな影響を
与えるものではなく、大きな問題とはならないと言える
が、プロセス的にはあまり好ましくないものである。
【0049】ゲートメタル蒸着後は、リフトオフ法によ
りゲートメタル(ゲート電極)11を形成する。図6
は、リフトオフ後・ゲートパターン形成後の状態を示し
ており、同図の(a)は上面図を、(b)はA−B線に
おける側断面図を、各々示している。本工程では、図5
のフォトレジスト膜6を溶解することにより、フォトレ
ジスト膜6と当該フォトレジスト膜6上のゲートメタル
11とが除去される。図6より明かな通り、ダミーパタ
ーン3上に、ダミーパターン3を含み込む様にゲートメ
タル11のパッド部が形成されている。
りゲートメタル(ゲート電極)11を形成する。図6
は、リフトオフ後・ゲートパターン形成後の状態を示し
ており、同図の(a)は上面図を、(b)はA−B線に
おける側断面図を、各々示している。本工程では、図5
のフォトレジスト膜6を溶解することにより、フォトレ
ジスト膜6と当該フォトレジスト膜6上のゲートメタル
11とが除去される。図6より明かな通り、ダミーパタ
ーン3上に、ダミーパターン3を含み込む様にゲートメ
タル11のパッド部が形成されている。
【0050】本実施例1では、上述の通り、図2(b)
の位置E,Fで膜厚の変動を起こしうるので、ソース電
極1とドレイン電極2とで挟まれた能動層領域4上のフ
ォトレジスト膜6の膜厚を均一化することができる。こ
れにより、均一なレジスト膜厚の状態でゲートフィンガ
ーの露光が可能となり、フィンガー方向におけるゲート
電極のパターン寸法の均一性を向上させることができ
る。又、膜厚変動分のマージンを見込む必要がなくなる
ので、より微細なパターンが形成できる。
の位置E,Fで膜厚の変動を起こしうるので、ソース電
極1とドレイン電極2とで挟まれた能動層領域4上のフ
ォトレジスト膜6の膜厚を均一化することができる。こ
れにより、均一なレジスト膜厚の状態でゲートフィンガ
ーの露光が可能となり、フィンガー方向におけるゲート
電極のパターン寸法の均一性を向上させることができ
る。又、膜厚変動分のマージンを見込む必要がなくなる
ので、より微細なパターンが形成できる。
【0051】しかも、ダミーパターン3が、能動層領域
4外の両電極1,2の近傍の位置において、ゲート電極
のパッド部のパターン7a内に納まる様に設けられてい
るので、ゲート抵抗を増加させることはない。そして、
周囲にダミーパターンを設ける必要はないので、チップ
面積の増大化をもたらさずに本目的を達成できるメリッ
トがある。
4外の両電極1,2の近傍の位置において、ゲート電極
のパッド部のパターン7a内に納まる様に設けられてい
るので、ゲート抵抗を増加させることはない。そして、
周囲にダミーパターンを設ける必要はないので、チップ
面積の増大化をもたらさずに本目的を達成できるメリッ
トがある。
【0052】尚、本ダミーパターン使用によるFET性
能へのデメリットは、発生しない。
能へのデメリットは、発生しない。
【0053】本実施例1においては、ダミーパターンを
形成する工程は、ソース・ドレイン電極形成と同一の工
程で行えば良く、従来のプロセスフローに比べて工程数
の増加はない。又、ダミーパターンをソース・ドレイン
電極メタルで形成する為、ダミーパターンの厚みを容易
にソース・ドレイン電極の厚みと同じにすることがで
き、本発明の効果が再現性良く得られる。
形成する工程は、ソース・ドレイン電極形成と同一の工
程で行えば良く、従来のプロセスフローに比べて工程数
の増加はない。又、ダミーパターンをソース・ドレイン
電極メタルで形成する為、ダミーパターンの厚みを容易
にソース・ドレイン電極の厚みと同じにすることがで
き、本発明の効果が再現性良く得られる。
【0054】(実施例2) 次に実施例2について、図
7〜図13を用いて説明する。
7〜図13を用いて説明する。
【0055】実施例1では、ダミーパターンをゲート電
極のフィンガー部両端に各一片のパターンとして形成し
たが、本実施例2では、図7に示すように、0.5μm
のラインアンドスペース形状のダミーパターン8を形成
する。ダミーパターンの位置、材質および厚みは、実施
例1と同様である。
極のフィンガー部両端に各一片のパターンとして形成し
たが、本実施例2では、図7に示すように、0.5μm
のラインアンドスペース形状のダミーパターン8を形成
する。ダミーパターンの位置、材質および厚みは、実施
例1と同様である。
【0056】以上のようなサブミクロンの幅と間隔とを
有するラインアンドスペース形状のダミーパターンを形
成する利点は、次の通りである。即ち、ゲート電極用の
レジストパターンの形成後に、半導体基板をウェットエ
ッチングで約3500オングストローム程堀り込むリセ
スエッチング工程が行われるが、同工程により、ウェッ
トエッチングの性質上、ダミーパターンの下部の半導体
基板がサイドエッチングされ、その際にダミーパターン
も半導体基板より分離され、除去される。このときの、
リセスエッチング条件は、例えば、半導体基板がGaA
sの場合では、酒石酸:水=1:40で、350秒であ
る。
有するラインアンドスペース形状のダミーパターンを形
成する利点は、次の通りである。即ち、ゲート電極用の
レジストパターンの形成後に、半導体基板をウェットエ
ッチングで約3500オングストローム程堀り込むリセ
スエッチング工程が行われるが、同工程により、ウェッ
トエッチングの性質上、ダミーパターンの下部の半導体
基板がサイドエッチングされ、その際にダミーパターン
も半導体基板より分離され、除去される。このときの、
リセスエッチング条件は、例えば、半導体基板がGaA
sの場合では、酒石酸:水=1:40で、350秒であ
る。
【0057】以上の点をより明確にするため、以下に、
図7〜図13で示された工程を説明する。
図7〜図13で示された工程を説明する。
【0058】図7は、ラインアンドスペース形状のダミ
ーパターン8を形成した後の状態を示しており、同図
(a)が上面図を、同図(b)が同図(a)のK−L線
についての側断面図を、それぞれ示している。尚、同図
(a)のA−B線についての側断面図は、実施例1の図
1(b)と同一である。
ーパターン8を形成した後の状態を示しており、同図
(a)が上面図を、同図(b)が同図(a)のK−L線
についての側断面図を、それぞれ示している。尚、同図
(a)のA−B線についての側断面図は、実施例1の図
1(b)と同一である。
【0059】ダミーパターン8の形成後は、フォトレジ
スト膜6を塗布してベーキングする。フォトレジスト膜
塗布後の状態を図8に示す。同図(a)は上面図を、同
図(b)は同図(a)のK−L線についての側断面図で
あり、A−B線についての側断面図は実施例1の図2
(b)に相当している。
スト膜6を塗布してベーキングする。フォトレジスト膜
塗布後の状態を図8に示す。同図(a)は上面図を、同
図(b)は同図(a)のK−L線についての側断面図で
あり、A−B線についての側断面図は実施例1の図2
(b)に相当している。
【0060】フォトレジスト膜6の塗布後は、マスク上
のゲートパターンをフォトレジスト膜6に転写して現像
処理を行い(レジストパターニング)、ゲート電極のパ
ターンを開口する。ここで、開口後の状態を示した図が
図9であり、(a)は上面図を、(b)は(a)のK−
L線についての側断面図を、各々示している。又、A−
B断面は、実施例1の図3(b)と同一である。図9に
示す通り、ゲート電極7のパッド部パターン7aの開口
内に、ラインアンドスペース形状のダミーパターンが納
まっている。
のゲートパターンをフォトレジスト膜6に転写して現像
処理を行い(レジストパターニング)、ゲート電極のパ
ターンを開口する。ここで、開口後の状態を示した図が
図9であり、(a)は上面図を、(b)は(a)のK−
L線についての側断面図を、各々示している。又、A−
B断面は、実施例1の図3(b)と同一である。図9に
示す通り、ゲート電極7のパッド部パターン7aの開口
内に、ラインアンドスペース形状のダミーパターンが納
まっている。
【0061】ゲートパターン7の開口後は、リセスエッ
チングによってリセスエッジ溝10を形成する。このリ
セスエッチング後の状態を、図10における、上面図
(a)のA−B線についての側断面図(b)と上面図
(a)のK−L線についての側断面図(c)とに示す。
同図(b),(c)に示された通り、リセスエッチング
の横方向サイドエッチング(〜0.25μm)によっ
て、0.5μmのL/S(ラインアンドスペース)形状
のダミーパターン8は完全に除去される。従って、実施
例1の後工程で発生していた空洞11a(図5(b))
が生ずることがなく、本実施例2における図10で示す
状態は、プロセス的に好ましいものとなっている。
チングによってリセスエッジ溝10を形成する。このリ
セスエッチング後の状態を、図10における、上面図
(a)のA−B線についての側断面図(b)と上面図
(a)のK−L線についての側断面図(c)とに示す。
同図(b),(c)に示された通り、リセスエッチング
の横方向サイドエッチング(〜0.25μm)によっ
て、0.5μmのL/S(ラインアンドスペース)形状
のダミーパターン8は完全に除去される。従って、実施
例1の後工程で発生していた空洞11a(図5(b))
が生ずることがなく、本実施例2における図10で示す
状態は、プロセス的に好ましいものとなっている。
【0062】次に、実施例1と同一構造のメタルを蒸着
して、ゲートメタル11を全面に形成する。ゲートメタ
ル蒸着後の状態を図11((a)は上面図,(b)はA
−B線についての側断面図)に示す。
して、ゲートメタル11を全面に形成する。ゲートメタ
ル蒸着後の状態を図11((a)は上面図,(b)はA
−B線についての側断面図)に示す。
【0063】更にリフトオフ法によりゲート11電極を
形成する。この状態を、図12に示す。同図(a)は上
面図であり、(b)は(a)のA−B線についての側断
面図である。このように、本実施例2では、実施例1の
場合と比べ、ダミーパターン8が残らないためにパッド
部(ダミーパターン形成部分)がフラットとなり、空洞
等の発生もなくなる。
形成する。この状態を、図12に示す。同図(a)は上
面図であり、(b)は(a)のA−B線についての側断
面図である。このように、本実施例2では、実施例1の
場合と比べ、ダミーパターン8が残らないためにパッド
部(ダミーパターン形成部分)がフラットとなり、空洞
等の発生もなくなる。
【0064】本実施例2の方法で半導体装置を製造する
ことにより、上述した実施例1の方法によるメリットに
加え、ダミーパターンが後工程まで残らない効果とし
て、リセスエッチングによるダミーパターン端の半導体
基板の断差やダミーパターンそのものによる半導体装置
への影響を避けられるメリットがある。
ことにより、上述した実施例1の方法によるメリットに
加え、ダミーパターンが後工程まで残らない効果とし
て、リセスエッチングによるダミーパターン端の半導体
基板の断差やダミーパターンそのものによる半導体装置
への影響を避けられるメリットがある。
【0065】尚、L/S形状のダミーパターン8の幅及
び隣り合うダミーパターン8の間隔の寸法は、0.5μ
mに限らず、0.4μm〜0.6μmの範囲内で同様に
望ましい結果が得られる。
び隣り合うダミーパターン8の間隔の寸法は、0.5μ
mに限らず、0.4μm〜0.6μmの範囲内で同様に
望ましい結果が得られる。
【0066】(実施例3) 実施例3は、実施例1の変
形例であり、その場合のダミーパターン3の材質とし
て、ソース・ドレインメタルに代えて、絶縁膜(SiO
NやSiNやSiO等)を用いるものである。ダミーパ
ターンの位置および厚みは、実施例1の場合と同様であ
る。
形例であり、その場合のダミーパターン3の材質とし
て、ソース・ドレインメタルに代えて、絶縁膜(SiO
NやSiNやSiO等)を用いるものである。ダミーパ
ターンの位置および厚みは、実施例1の場合と同様であ
る。
【0067】ダミーパターンを絶縁膜で形成するメリッ
トは、次の点にある。即ち、ゲート電極用のレジストパ
ターンの形成後に、バッファードフッ酸等の薬品(エッ
チャント)を用いたウェットエッチングによってダミー
パターンを除去できる点にある。
トは、次の点にある。即ち、ゲート電極用のレジストパ
ターンの形成後に、バッファードフッ酸等の薬品(エッ
チャント)を用いたウェットエッチングによってダミー
パターンを除去できる点にある。
【0068】具体的には、例えば、ダミーパターンをプ
ラズマCVDを用いて形成したSiOとした場合におい
て、その厚みをソース・ドレイン電極と同じ厚さの35
00オングストロームとした場合には、バッファードフ
ッ酸(フッ化アンモニウム:フッ酸=6:1)で3分
で、上記SiOパターンを除去できる。
ラズマCVDを用いて形成したSiOとした場合におい
て、その厚みをソース・ドレイン電極と同じ厚さの35
00オングストロームとした場合には、バッファードフ
ッ酸(フッ化アンモニウム:フッ酸=6:1)で3分
で、上記SiOパターンを除去できる。
【0069】本実施例3の工程図は、次の通りである。
即ち、ダミーパターンを形成し(実施例1の図1(a)
(b)と同一)、レジスト塗布後(図2(a)
(b))、ゲートパターンを開口する(図3(a)
(b))。そして、上記ウェットエッチングでダミーパ
ターンを除去する。除去後の状態は、図13に示す通り
である。同図(a)は上面図であり、(b)はA−B断
面図である。その後、リセスエッチングを行い(図1
0)、ゲートメタルを蒸着した上で(図11)、リフト
オフ法によりゲート電極を形成する(図12)。
即ち、ダミーパターンを形成し(実施例1の図1(a)
(b)と同一)、レジスト塗布後(図2(a)
(b))、ゲートパターンを開口する(図3(a)
(b))。そして、上記ウェットエッチングでダミーパ
ターンを除去する。除去後の状態は、図13に示す通り
である。同図(a)は上面図であり、(b)はA−B断
面図である。その後、リセスエッチングを行い(図1
0)、ゲートメタルを蒸着した上で(図11)、リフト
オフ法によりゲート電極を形成する(図12)。
【0070】以上により、本実施例3の方法で、半導体
装置を製造することにより、実施例2の場合と同様なメ
リットが得られる。
装置を製造することにより、実施例2の場合と同様なメ
リットが得られる。
【0071】(実施例4) さらに、この実施例4で
は、実施例1の場合のダミーパターンであるソースドレ
インのメタルに代えて、レジストパターンをダミーパタ
ーンに用いている。そして、ダミーパターンの位置およ
び厚みは、実施例1と同様である。但し、ダミーパター
ンのフォトレジスト膜がゲートパターン形成用のフォト
レジスト膜自体とミキシングを行さない様なフォトレジ
ストを選択する必要がある。例えば、水溶性のフォトレ
ジストに紫外線照射処理を加えたものを用いることがで
きる。
は、実施例1の場合のダミーパターンであるソースドレ
インのメタルに代えて、レジストパターンをダミーパタ
ーンに用いている。そして、ダミーパターンの位置およ
び厚みは、実施例1と同様である。但し、ダミーパター
ンのフォトレジスト膜がゲートパターン形成用のフォト
レジスト膜自体とミキシングを行さない様なフォトレジ
ストを選択する必要がある。例えば、水溶性のフォトレ
ジストに紫外線照射処理を加えたものを用いることがで
きる。
【0072】ダミーパターンを水溶性レジストで形成す
る利点は、次の通りである。即ち、ゲートパターン用の
レジストパターン現像後の水リンス時に、ダミーパター
ンは溶解し除去される点である。
る利点は、次の通りである。即ち、ゲートパターン用の
レジストパターン現像後の水リンス時に、ダミーパター
ンは溶解し除去される点である。
【0073】実施例3における工程は、次の通りであ
る。即ち、先ずダミーパターンを水溶性のフォトレジス
トで形成し(図1参照)、紫外線照射を行う。その後、
ゲート電極パターン形成用のフォトレジスト膜6を塗布
し(図2)、露光,現象,リンス等の処理を経てゲート
パターンを開口する(図13)。その際、水リンスによ
ってダミーパターンも溶解し除去される。その後、リセ
スエッチング(図10)、ゲートメタル蒸着(図11)
を経て、リフトオフ法によりゲート電極11を形成して
いる(図12)。
る。即ち、先ずダミーパターンを水溶性のフォトレジス
トで形成し(図1参照)、紫外線照射を行う。その後、
ゲート電極パターン形成用のフォトレジスト膜6を塗布
し(図2)、露光,現象,リンス等の処理を経てゲート
パターンを開口する(図13)。その際、水リンスによ
ってダミーパターンも溶解し除去される。その後、リセ
スエッチング(図10)、ゲートメタル蒸着(図11)
を経て、リフトオフ法によりゲート電極11を形成して
いる(図12)。
【0074】本実施例4の方法で、半導体装置を製造す
ることにより、実施例2と同様なメリットが得られる。
ることにより、実施例2と同様なメリットが得られる。
【0075】(実施例5) さらに他の実施例5では、
L/S形状のダミーパターンを、実施例2の場合におけ
るソース・ドレインメタルに代えて、絶縁膜(SiO,
SiON,SiN等)を用いている。ダミーパターンの
形状,位置,厚みは、実施例2と同様である。
L/S形状のダミーパターンを、実施例2の場合におけ
るソース・ドレインメタルに代えて、絶縁膜(SiO,
SiON,SiN等)を用いている。ダミーパターンの
形状,位置,厚みは、実施例2と同様である。
【0076】本実施例5のダミーパターンを用いる場合
には、ダミーパターンの除去方法として、実施例2で述
べた方法や実施例3で述べた方法のいずれでも適用可能
であり、選択可能である。
には、ダミーパターンの除去方法として、実施例2で述
べた方法や実施例3で述べた方法のいずれでも適用可能
であり、選択可能である。
【0077】本実施例の方法で半導体装置を製造するこ
とにより、実施例2の場合と同様なメリットが得られ
る。
とにより、実施例2の場合と同様なメリットが得られ
る。
【0078】(実施例6) さらに他の実施例6では、
実施例2の場合のダミーパターンであるソース・ドレイ
ンメタルに代えて、水溶性レジストパターンをL/S形
状のダミーパターンに用いている。この方法では、実施
例4で述べた時と同様に、ダミーパターンとゲートパタ
ーニング用レジストとのミキシングを抑えるため、ダミ
ーパターンのパターニング後に紫外線照射処理を行う。
本実施例のダミーパターンを用いる場合には、ダミーパ
ターンの除去方法として、実施例2で述べた方法に加
え、実施例4で述べた方法を用いても良く、選択可能で
ある。本実施例6でも、実施例2と同様のメリットがえ
られることは、明白である。
実施例2の場合のダミーパターンであるソース・ドレイ
ンメタルに代えて、水溶性レジストパターンをL/S形
状のダミーパターンに用いている。この方法では、実施
例4で述べた時と同様に、ダミーパターンとゲートパタ
ーニング用レジストとのミキシングを抑えるため、ダミ
ーパターンのパターニング後に紫外線照射処理を行う。
本実施例のダミーパターンを用いる場合には、ダミーパ
ターンの除去方法として、実施例2で述べた方法に加
え、実施例4で述べた方法を用いても良く、選択可能で
ある。本実施例6でも、実施例2と同様のメリットがえ
られることは、明白である。
【0079】(実施例7) 以上までの実施例1〜6で
は、ゲートフィンガーに平行方向のレジスト膜厚変動に
対する改善例を述べたが、本実施例7では、ゲートフィ
ンガーに垂直方向の膜厚変動に対する改善技術に関して
いる。
は、ゲートフィンガーに平行方向のレジスト膜厚変動に
対する改善例を述べたが、本実施例7では、ゲートフィ
ンガーに垂直方向の膜厚変動に対する改善技術に関して
いる。
【0080】図14ないし図19の各図は、本実施例7
を用いた場合の半導体装置(FET)の製造途中のパタ
ーンを示している。この内、図14はダミーパターン形
成後の状態を示しており、同図(a)は上面図を、同図
(b)はG−H線についての側断面図を、各々示してい
る。又、図15は、図14の工程後に引続いて行われる
フォトレジスト膜の塗布後の状態を示す図であり、その
(a)は上面図であり、(b)はG−H線についての側
断面図である。図16は、フォトレジスト膜塗布後に行
われる、ゲートパターン開口後の状態を示しており、同
様に(a)は上面図を、(b)はG−H断面図をそれぞ
れ示している。更に、図17は、図16のゲートパター
ン開口後に行われるリセスエッチングを行った後の状態
を示しており、同図(a)は上面図を、同図(b)はG
−H線についての側断面図である。更に、図18は、リ
セスエッチング後に行われる、ゲートメタル蒸着後の状
態を示しており、(a)は上面図であり、(b)はG−
H断面図である。更に図19は、ゲートメタル蒸着後に
リフトオフによってゲート電極を形成した後の状態を示
しており、その(a)は上面図を、その(b)はG−H
断面図を示している。これらの図において、9はゲート
フィンガーに平行にライン状に形成したダミーパター
ン。他の番号のものは実施例6までのものと同じであ
る。
を用いた場合の半導体装置(FET)の製造途中のパタ
ーンを示している。この内、図14はダミーパターン形
成後の状態を示しており、同図(a)は上面図を、同図
(b)はG−H線についての側断面図を、各々示してい
る。又、図15は、図14の工程後に引続いて行われる
フォトレジスト膜の塗布後の状態を示す図であり、その
(a)は上面図であり、(b)はG−H線についての側
断面図である。図16は、フォトレジスト膜塗布後に行
われる、ゲートパターン開口後の状態を示しており、同
様に(a)は上面図を、(b)はG−H断面図をそれぞ
れ示している。更に、図17は、図16のゲートパター
ン開口後に行われるリセスエッチングを行った後の状態
を示しており、同図(a)は上面図を、同図(b)はG
−H線についての側断面図である。更に、図18は、リ
セスエッチング後に行われる、ゲートメタル蒸着後の状
態を示しており、(a)は上面図であり、(b)はG−
H断面図である。更に図19は、ゲートメタル蒸着後に
リフトオフによってゲート電極を形成した後の状態を示
しており、その(a)は上面図を、その(b)はG−H
断面図を示している。これらの図において、9はゲート
フィンガーに平行にライン状に形成したダミーパター
ン。他の番号のものは実施例6までのものと同じであ
る。
【0081】図14(a)に示すように、ソース電極1
およびドレイン電極2にはさまれた4μmの領域におけ
る、ゲート電極のフィンガー部のパターンに重ならない
部分に、1μmほどのダミーパターン9を絶縁物(プラ
ズマCVDで形成されたSiOやSiON等)で形成す
る。このダミーパターン9の厚さは、ソース電極1,ド
レイン電極2とほぼ同じ厚みの3500オングストロー
ムとする。この様に、本実施例では、ダミーパターン9
は、ソース電極1及びドレイン電極2によって挟み込ま
れた4μmの能動層4上の領域内において、ソース電極
1とドレイン電極2の双方のパターンエッジに平行に、
且つゲート電極のフィンガー部に平行に形成されてい
る。
およびドレイン電極2にはさまれた4μmの領域におけ
る、ゲート電極のフィンガー部のパターンに重ならない
部分に、1μmほどのダミーパターン9を絶縁物(プラ
ズマCVDで形成されたSiOやSiON等)で形成す
る。このダミーパターン9の厚さは、ソース電極1,ド
レイン電極2とほぼ同じ厚みの3500オングストロー
ムとする。この様に、本実施例では、ダミーパターン9
は、ソース電極1及びドレイン電極2によって挟み込ま
れた4μmの能動層4上の領域内において、ソース電極
1とドレイン電極2の双方のパターンエッジに平行に、
且つゲート電極のフィンガー部に平行に形成されてい
る。
【0082】ダミーパターン9を形成する事により、ゲ
ートフィンガーに垂直方向(G−H線に平行な方向)の
ゲートパターン形成用フォトレジスト膜6の膜厚分布の
ソース電極1とドレイン電極2とにはさまれた領域内の
変化が、図15(b)に示すように、減少する。これ
は、従来のフォトレジスト膜6の塗布前の断差の間隔
が、ソース電極1とドレイン電極2間の間隔にあたる、
4μmもあったのに対して(図28(b)参照)、本実
施例7では、ダミーパターン9の形成により断差間隔が
2μm以下と狭くなっているためである。
ートフィンガーに垂直方向(G−H線に平行な方向)の
ゲートパターン形成用フォトレジスト膜6の膜厚分布の
ソース電極1とドレイン電極2とにはさまれた領域内の
変化が、図15(b)に示すように、減少する。これ
は、従来のフォトレジスト膜6の塗布前の断差の間隔
が、ソース電極1とドレイン電極2間の間隔にあたる、
4μmもあったのに対して(図28(b)参照)、本実
施例7では、ダミーパターン9の形成により断差間隔が
2μm以下と狭くなっているためである。
【0083】本実施例7に示した製造方法により、ゲー
トフィンガーに垂直方向のレジスト膜厚変動を少なくす
ることができるため、ゲートパターン露光時のアライメ
ントずれによるゲートパターン7の位置ずれによるゲー
トパターン寸法の変動を抑えることができるメリットが
ある。
トフィンガーに垂直方向のレジスト膜厚変動を少なくす
ることができるため、ゲートパターン露光時のアライメ
ントずれによるゲートパターン7の位置ずれによるゲー
トパターン寸法の変動を抑えることができるメリットが
ある。
【0084】(実施例8) 実施例7ではダミーパター
ン9に絶縁物を用いていたが、本実施例8では、絶縁物
に代えて、レジストパターン自体を上記ダミーパターン
に用いる。この場合のレジストダミーパターンの、形
状,位置,厚みは、実施例7に準じる。
ン9に絶縁物を用いていたが、本実施例8では、絶縁物
に代えて、レジストパターン自体を上記ダミーパターン
に用いる。この場合のレジストダミーパターンの、形
状,位置,厚みは、実施例7に準じる。
【0085】本実施例7の工程中、ダミーパターン形
成,フォトレジスト膜の塗布、ゲート電極パターン開
口、リセスエッチング及びゲートメタル蒸着後の各状態
は、それぞれ図14〜図18に相当している。又、図2
0(a),(b)は、それぞれリフトオフ・ゲート電極
形成後の上面図、G−H線に関する側断面図を示してい
る。
成,フォトレジスト膜の塗布、ゲート電極パターン開
口、リセスエッチング及びゲートメタル蒸着後の各状態
は、それぞれ図14〜図18に相当している。又、図2
0(a),(b)は、それぞれリフトオフ・ゲート電極
形成後の上面図、G−H線に関する側断面図を示してい
る。
【0086】レジストパターンでダミーパターン9を形
成した後(図14参照)、ゲートパターニング用レジス
ト膜6の塗布時にレジスト間でのミキシングを防ぐた
め、ダミーパターン9のパターニング後に紫外光照射処
理を行っている。
成した後(図14参照)、ゲートパターニング用レジス
ト膜6の塗布時にレジスト間でのミキシングを防ぐた
め、ダミーパターン9のパターニング後に紫外光照射処
理を行っている。
【0087】本実施例8によれば、ゲート電極形成後に
ゲートパターン形成用フォトレジスト膜6の除去時にダ
ミーパターン9の除去も可能となる。よって、本実施例
8によるメリットは、上記実施例7のメリットに加え、
ダミーパターンによる半導体装置への影響を避けられる
メリットがある。
ゲートパターン形成用フォトレジスト膜6の除去時にダ
ミーパターン9の除去も可能となる。よって、本実施例
8によるメリットは、上記実施例7のメリットに加え、
ダミーパターンによる半導体装置への影響を避けられる
メリットがある。
【0088】(実施例9) 本実施例9は、上述の実施
例7の変形例であり、ゲート電極のフィンガーパターン
の片側一方にのみ当該フィンガーパターンに沿って平行
にダミーパターン9Aを形成している。図21及び図2
2((a):上面図,(b):G−H断面図)は、共に
本実施例9における製造中のダミーパターン9Aの状態
を示している。この内、図21がフォトレジスト塗布後
であり、図22はその後引続いて行われるゲートパター
ン開口後の図である。
例7の変形例であり、ゲート電極のフィンガーパターン
の片側一方にのみ当該フィンガーパターンに沿って平行
にダミーパターン9Aを形成している。図21及び図2
2((a):上面図,(b):G−H断面図)は、共に
本実施例9における製造中のダミーパターン9Aの状態
を示している。この内、図21がフォトレジスト塗布後
であり、図22はその後引続いて行われるゲートパター
ン開口後の図である。
【0089】この実施例9では、図21(b)に示すと
おり、ダミーパターン9Aをソース電極1側寄りにのみ
設けているため、ダミーパターン9Aとドレイン電極2
との間のフォトレジスト膜6の膜厚変化が軽微になって
いる。
おり、ダミーパターン9Aをソース電極1側寄りにのみ
設けているため、ダミーパターン9Aとドレイン電極2
との間のフォトレジスト膜6の膜厚変化が軽微になって
いる。
【0090】逆に、ダミーパターン9Aをドレイン電極
2側にのみ設けても、ダミーパターン9Aとソース電極
1との間のフォトレジスト膜の膜厚変化を軽微にできる
点は、勿論である。
2側にのみ設けても、ダミーパターン9Aとソース電極
1との間のフォトレジスト膜の膜厚変化を軽微にできる
点は、勿論である。
【0091】又、本実施例9におけるダミーパターン9
Aを実施例8に適用することも可能である。
Aを実施例8に適用することも可能である。
【0092】本実施例9によれば、実施例7ないし8の
メリットに加えて、積極的にゲートパターン位置をゲー
トフィンガーと垂直方向にずらして形成する場合にも、
レジスト膜厚の変化を考慮する必要がなく、プロセスマ
ージンが従来に比べて拡がる効果がある。
メリットに加えて、積極的にゲートパターン位置をゲー
トフィンガーと垂直方向にずらして形成する場合にも、
レジスト膜厚の変化を考慮する必要がなく、プロセスマ
ージンが従来に比べて拡がる効果がある。
【0093】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ゲート抵
抗を高めることなく且つチップ面積の増大をもたらすこ
となく、ゲート電極のフィンガー部に平行な方向のフォ
トレジスト膜の膜厚変動を抑えることができ、当該膜厚
変動に伴うゲート電極のパターンの寸法変動を抑えるこ
とができる。これにより、ゲート電極のパターンの寸法
の均一性を向上させて微細化を可能とすることができる
共に、半導体装置のトランジスタ特性を向上させること
ができる。
抗を高めることなく且つチップ面積の増大をもたらすこ
となく、ゲート電極のフィンガー部に平行な方向のフォ
トレジスト膜の膜厚変動を抑えることができ、当該膜厚
変動に伴うゲート電極のパターンの寸法変動を抑えるこ
とができる。これにより、ゲート電極のパターンの寸法
の均一性を向上させて微細化を可能とすることができる
共に、半導体装置のトランジスタ特性を向上させること
ができる。
【0094】請求項2記載の発明によれば、ゲート抵抗
を高めることなく且つチップ面積の増大をもたらすこと
なく、ゲート電極のフィンガー部に平行な方向のフォト
レジスト膜の膜厚変動を抑えることができ、ゲート電極
のパターン寸法の均一性の向上、ひいてはパターン寸法
の微細化を可能とすることができる。
を高めることなく且つチップ面積の増大をもたらすこと
なく、ゲート電極のフィンガー部に平行な方向のフォト
レジスト膜の膜厚変動を抑えることができ、ゲート電極
のパターン寸法の均一性の向上、ひいてはパターン寸法
の微細化を可能とすることができる。
【0095】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2の効果に加えて、ソース電極及びドレイン電極の形
成と同一の工程でダミーパターンを形成することがで
き、工程数の増加を引き起こさないという効果がある。
又、ダミーパターンの厚みを正確にソース電極及びドレ
イン電極の厚みと同一に製造することができ、上述した
効果を再現性良く得ることができる効果もある。
は2の効果に加えて、ソース電極及びドレイン電極の形
成と同一の工程でダミーパターンを形成することがで
き、工程数の増加を引き起こさないという効果がある。
又、ダミーパターンの厚みを正確にソース電極及びドレ
イン電極の厚みと同一に製造することができ、上述した
効果を再現性良く得ることができる効果もある。
【0096】請求項4記載の発明によれば、請求項2の
効果に加えて、ダミーパターンをゲート電極のパターン
形成後に除去できる効果がある。これにより、ダミーパ
ターンの存在による半導体装置の製造プロセスへの影響
を除去でき、高性能の半導体装置を実現できる。
効果に加えて、ダミーパターンをゲート電極のパターン
形成後に除去できる効果がある。これにより、ダミーパ
ターンの存在による半導体装置の製造プロセスへの影響
を除去でき、高性能の半導体装置を実現できる。
【0097】請求項5記載の発明によれば、ゲート抵抗
を高めることなく且つチップ面積の増大をもたらすこと
なく、ゲート電極のフィンガー部に平行な方向のフォト
レジスト膜の膜厚変動を抑えることができ、ゲート電極
のパターン寸法の均一性の向上、ひいてはパターン寸法
の微細化を可能とすることができる。
を高めることなく且つチップ面積の増大をもたらすこと
なく、ゲート電極のフィンガー部に平行な方向のフォト
レジスト膜の膜厚変動を抑えることができ、ゲート電極
のパターン寸法の均一性の向上、ひいてはパターン寸法
の微細化を可能とすることができる。
【0098】請求項6記載の発明によれば、請求項5の
効果に加えて、ダミーパターンをゲート電極のパターン
形成後に除去できる効果がある。これにより、ダミーパ
ターンの存在による半導体装置の製造プロセスへの影響
を除去でき、高性能の半導体装置を実現できる。
効果に加えて、ダミーパターンをゲート電極のパターン
形成後に除去できる効果がある。これにより、ダミーパ
ターンの存在による半導体装置の製造プロセスへの影響
を除去でき、高性能の半導体装置を実現できる。
【0099】請求項7記載の発明によれば、請求項1又
は2の効果に加えて、ゲート電極のパターン形成時又は
形成後に、ダミーパターンを溶解して除去することがで
きる効果がある。これにより、ダミーパターンの存在に
よる半導体装置の製造プロセスへの影響を除去でき、高
性能の半導体装置を実現できる。又、水溶性とすること
で、ダミーパターン用のフォトレジスト膜とゲート電極
パターン形成用のフォトレジスト膜との混合を防止でき
る効果がある。
は2の効果に加えて、ゲート電極のパターン形成時又は
形成後に、ダミーパターンを溶解して除去することがで
きる効果がある。これにより、ダミーパターンの存在に
よる半導体装置の製造プロセスへの影響を除去でき、高
性能の半導体装置を実現できる。又、水溶性とすること
で、ダミーパターン用のフォトレジスト膜とゲート電極
パターン形成用のフォトレジスト膜との混合を防止でき
る効果がある。
【0100】請求項8記載の発明によれば、ダミーパタ
ーン用のフォトレジスト膜とゲート電極パターン形成用
のフォトレジスト膜との混合を防止できる効果がある。
ーン用のフォトレジスト膜とゲート電極パターン形成用
のフォトレジスト膜との混合を防止できる効果がある。
【0101】請求項9に記載の発明によれば、ゲート抵
抗を高めることなく且つチップ面積の増大をもたらすこ
となく、ゲート電極のフィンガー部に垂直な方向のフォ
トレジスト膜の膜厚変動を抑えることができる。これに
より、ソース・ドレイン電極間のゲート電極のパターン
位置による寸法変動を抑えて、ゲート電極のパターン寸
法の均一性をより一層向上させることができ、ひいて
は、パターン寸法の微細化を一層可能とすることができ
る。その結果、半導体装置のトランジスタ特性をより一
層向上させることができる。
抗を高めることなく且つチップ面積の増大をもたらすこ
となく、ゲート電極のフィンガー部に垂直な方向のフォ
トレジスト膜の膜厚変動を抑えることができる。これに
より、ソース・ドレイン電極間のゲート電極のパターン
位置による寸法変動を抑えて、ゲート電極のパターン寸
法の均一性をより一層向上させることができ、ひいて
は、パターン寸法の微細化を一層可能とすることができ
る。その結果、半導体装置のトランジスタ特性をより一
層向上させることができる。
【0102】請求項10に記載の発明によれば、ゲート
抵抗を高めることなく且つチップ面積の増大をもたらす
ことなく、ゲート電極のフィンガー部に垂直な方向のフ
ォトレジスト膜の膜厚変動を抑えることができる。これ
により、ソース・ドレイン電極間のゲート電極のパター
ン位置による寸法変動を抑えて、ゲート電極のパターン
寸法の均一性をより一層向上させることができ、ひいて
は、パターン寸法の微細化を一層可能とすることができ
る。その結果、半導体装置のトランジスタ特性をより一
層向上させることができる。
抵抗を高めることなく且つチップ面積の増大をもたらす
ことなく、ゲート電極のフィンガー部に垂直な方向のフ
ォトレジスト膜の膜厚変動を抑えることができる。これ
により、ソース・ドレイン電極間のゲート電極のパター
ン位置による寸法変動を抑えて、ゲート電極のパターン
寸法の均一性をより一層向上させることができ、ひいて
は、パターン寸法の微細化を一層可能とすることができ
る。その結果、半導体装置のトランジスタ特性をより一
層向上させることができる。
【0103】請求項11記載の発明によれば、請求項9
の効果に加えて、ゲート電極のパターン形成時又は形成
後に、ダミーパターンを溶解して除去することができる
効果がある。これにより、ダミーパターンの存在による
半導体装置の製造プロセスへの影響を除去でき、高性能
の半導体装置を実現できる。又、水溶性とすることで、
ダミーパターン用のフォトレジスト膜とゲート電極パタ
ーン形成用のフォトレジスト膜との混合を防止できる効
果がある。
の効果に加えて、ゲート電極のパターン形成時又は形成
後に、ダミーパターンを溶解して除去することができる
効果がある。これにより、ダミーパターンの存在による
半導体装置の製造プロセスへの影響を除去でき、高性能
の半導体装置を実現できる。又、水溶性とすることで、
ダミーパターン用のフォトレジスト膜とゲート電極パタ
ーン形成用のフォトレジスト膜との混合を防止できる効
果がある。
【0104】請求項12に記載の発明によれば、チップ
面積の増大が無く、ゲート抵抗が低く、フィンガー部に
平行な方向に関してゲート電極のパターン寸法に変動の
無い、半導体装置を実現できる効果がある。
面積の増大が無く、ゲート抵抗が低く、フィンガー部に
平行な方向に関してゲート電極のパターン寸法に変動の
無い、半導体装置を実現できる効果がある。
【0105】請求項13に記載の発明によれば、チップ
面積の増大が無く、ゲート抵抗が低く、フィンガー部に
垂直な方向に関してゲート電極のパターン寸法に変動の
無い、半導体装置を実現できる効果がある。
面積の増大が無く、ゲート抵抗が低く、フィンガー部に
垂直な方向に関してゲート電極のパターン寸法に変動の
無い、半導体装置を実現できる効果がある。
【図1】 この発明の実施例1に於ける電界効果トラン
ジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図2】 この発明の実施例1に於ける電界効果トラン
ジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図3】 この発明の実施例1に於ける電界効果トラン
ジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図4】 この発明の実施例1に於ける電界効果トラン
ジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図5】 この発明の実施例1に於ける電界効果トラン
ジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図6】 この発明の実施例1に於ける電界効果トラン
ジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図7】 この発明の実施例2に於ける電界効果トラン
ジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図8】 この発明の実施例2に於ける電界効果トラン
ジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図9】 この発明の実施例2に於ける電界効果トラン
ジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図10】 この発明の実施例2に於ける電界効果トラ
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図11】 この発明の実施例2に於ける電界効果トラ
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図12】 この発明の実施例2に於ける電界効果トラ
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図13】 この発明の実施例3に於ける電界効果トラ
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図14】 この発明の実施例7に於ける電界効果トラ
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図15】 この発明の実施例7に於ける電界効果トラ
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図16】 この発明の実施例7に於ける電界効果トラ
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図17】 この発明の実施例7に於ける電界効果トラ
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図18】 この発明の実施例7に於ける電界効果トラ
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図19】 この発明の実施例7に於ける電界効果トラ
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図20】 この発明の実施例8に於ける電界効果トラ
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図21】 この発明の実施例9に於ける電界効果トラ
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図22】 この発明の実施例9に於ける電界効果トラ
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
ンジスタの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図23】 従来の電界効果トランジスタの製造途中の
パターンを示す説明図である。
パターンを示す説明図である。
【図24】 従来の電界効果トランジスタの製造途中の
パターンを示す説明図である。
パターンを示す説明図である。
【図25】 ゲートパターン形成時のレジスト膜厚とパ
ターン寸法との関係を示した説明図である。
ターン寸法との関係を示した説明図である。
【図26】 他の従来技術に於ける電界効果トランジス
タの製造途中のパターンを示す説明図である。
タの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図27】 他の従来技術に於ける電界効果トランジス
タの製造途中のパターンを示す説明図である。
タの製造途中のパターンを示す説明図である。
【図28】 従来技術の問題点を例示した説明図であ
る。
る。
1 ソース電極、2 ドレイン電極、3 ダミーパター
ン、4 能動層領域、5 半導体基板、6 フォトレジ
スト膜、7 ゲートパターン開口部、8 ラインアンド
スペース形状のダミーパターン、9 ダミーパターン、
10 リセスエッジ部、11 ゲートメタル。
ン、4 能動層領域、5 半導体基板、6 フォトレジ
スト膜、7 ゲートパターン開口部、8 ラインアンド
スペース形状のダミーパターン、9 ダミーパターン、
10 リセスエッジ部、11 ゲートメタル。
Claims (13)
- 【請求項1】 能動層領域上に於いて、同一材料・同一
厚みのソース電極とドレイン電極とによってゲート電極
のフィンガー部を挟み込む構造の半導体装置の製造方法
であって、 前記ソース電極及び前記ドレイン電極の近傍であって前
記フィンガー部が形成される位置の外側に、前記ソース
電極及び前記ドレイン電極と同一の厚みのダミーパター
ンを形成し、 更に前記ソース電極、前記ドレイン電極及び前記ダミー
パターンの上にフォトレジスト膜を形成し、 前記ゲート電極のパッド部が前記ダミーパターンを含む
様に前記フォトレジスト膜をパターニングして前記ゲー
ト電極のパターンを形成することを特徴とする、半導体
装置の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の製造方法で
あって、 前記ダミーパターンをサブミクロンの幅と間隔とを有す
るラインアンドスペース形状で形成したことを特徴とす
る、半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の半導体装置の製造
方法であって、 前記ダミーパターンを前記ソース電極及び前記ドレイン
電極と同一の材料で形成したことを特徴とする、半導体
装置の製造方法。 - 【請求項4】 請求項2記載の半導体装置の製造方法で
あって、 前記ゲート電極のパターン形成後に、前記ダミーパター
ンをウエットエッチングにより除去することを特徴とす
る、半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1又は2記載の半導体装置の製造
方法であって、 前記ダミーパターンを絶縁物で形成したことを特徴とす
る、半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 請求項5記載の半導体装置の製造方法で
あって、 前記ゲート電極のパターン形成後に、前記ダミーパター
ンをウエットエッチングにより除去することを特徴とす
る、半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 請求項1又は2記載の半導体装置の製造
方法であって、 前記ダミーパターンを水溶性の前記フォトレジスト膜で
形成したことを特徴とする、半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 請求項7記載の半導体装置の製造方法で
あって、 前記ダミーパターン形成後に当該ダミーパターンに紫外
線を照射した上で、前記フォトレジスト膜を形成するこ
とを特徴とする、半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】 能動層領域上に於いて、同一材料・同一
厚みのソース電極とドレイン電極とによってゲート電極
のフィンガー部を挟み込む構造の半導体装置の製造方法
であって、 前記ソース電極と前記ドレイン電極とで挟み込まれた領
域内に於いて、前記ソース電極及び前記ドレイン電極の
両パターンエッジに平行に、前記ソース電極及び前記ド
レイン電極と同一の厚みのダミーパターンを形成し、 更に前記ソース電極、前記ドレイン電極及び前記ダミー
パターンの上にフォトレジスト膜を形成し、 前記フォトレジスト膜をパターニングして前記ゲート電
極のフィンガー部のパターンを前記ダミーパターンと平
行に形成することを特徴とする、半導体装置の製造方
法。 - 【請求項10】 請求項9記載の半導体装置の製造方法
であって、 前記ダミーパターンを絶縁物で形成したことを特徴とす
る、半導体装置の製造方法。 - 【請求項11】 請求項9記載の半導体装置の製造方法
であって、 前記ダミーパターンを水溶性の前記フォトレジスト膜で
形成したことを特徴とする、半導体装置の製造方法。 - 【請求項12】 能動層領域上に於いて、同一材料・同
一厚みのソース電極とドレイン電極とによってゲート電
極のフィンガー部を挟み込む構造の半導体装置におい
て、 前記能動層領域外であって前記ソース電極と前記ドレイ
ン電極とに近傍し且つ前記フィンガー部の両端に繋がっ
たダミーパターンを備え、 前記ダミーパターンを取り囲む様に前記ゲート電極のパ
ッド部が形成されていることを特徴とする、半導体装
置。 - 【請求項13】 能動層領域上に於いて、同一材料・同
一厚みのソース電極とドレイン電極とによってゲート電
極のフィンガー部を挟み込む構造の半導体装置におい
て、 前記ソース電極と前記ドレイン電極とで挟み込まれた領
域内に於いて、前記ゲート電極のフィンガー部に平行に
形成されたダミーパターンを備えていることを特徴とす
る、半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20646294A JPH0878438A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20646294A JPH0878438A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0878438A true JPH0878438A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16523784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20646294A Pending JPH0878438A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0878438A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100293711B1 (ko) * | 1997-12-27 | 2001-08-07 | 박종섭 | 미세 게이트 선폭을 갖는 모스트랜지스터의 특성검사를 위한 모스트랜지스터 테스트 패턴을 구비하는 반도체 장치 |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP20646294A patent/JPH0878438A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100293711B1 (ko) * | 1997-12-27 | 2001-08-07 | 박종섭 | 미세 게이트 선폭을 갖는 모스트랜지스터의 특성검사를 위한 모스트랜지스터 테스트 패턴을 구비하는 반도체 장치 |
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