JPH0878108A - 接続機構 - Google Patents
接続機構Info
- Publication number
- JPH0878108A JPH0878108A JP6209696A JP20969694A JPH0878108A JP H0878108 A JPH0878108 A JP H0878108A JP 6209696 A JP6209696 A JP 6209696A JP 20969694 A JP20969694 A JP 20969694A JP H0878108 A JPH0878108 A JP H0878108A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fpc
- slider
- reinforcing plate
- circuit board
- printed circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種電気機器のフレキシブルプリント配線板
の接続機構において、その接続作業の複雑なのを解決
し、上記作業の挿入が１つの方向で（指１本で）できる
という特性を持つ接続機構を目的とする。 【構成】 フレキシブルプリント配線板を接続するコネ
クタであって、接続時に可働するスライダー４がフレキ
シブルプリント配線板と同時に動き接合する構造を有
し、かつその接続されるフレキシブルプリント配線板の
補強板５の長さがスライダー４の奥行き寸法とほぼ同じ
である構成で、横からの一方向で挿入，接続作業ができ
るものである。
の接続機構において、その接続作業の複雑なのを解決
し、上記作業の挿入が１つの方向で（指１本で）できる
という特性を持つ接続機構を目的とする。 【構成】 フレキシブルプリント配線板を接続するコネ
クタであって、接続時に可働するスライダー４がフレキ
シブルプリント配線板と同時に動き接合する構造を有
し、かつその接続されるフレキシブルプリント配線板の
補強板５の長さがスライダー４の奥行き寸法とほぼ同じ
である構成で、横からの一方向で挿入，接続作業ができ
るものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板上でフレ
キシブルプリント配線板を接続するコネクタの接続機構
に関するものである。
キシブルプリント配線板を接続するコネクタの接続機構
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、フレキシブルプリント配線板（以
下ＦＰＣと略す）を接続するコネクタとその接続作業に
関する接続機構は、コネクタの狭ピッチ化にあいまって
複雑なものになり作業工数も多く、その改善が求められ
ている。
下ＦＰＣと略す）を接続するコネクタとその接続作業に
関する接続機構は、コネクタの狭ピッチ化にあいまって
複雑なものになり作業工数も多く、その改善が求められ
ている。
【０００３】以下に、従来の接続機構について説明す
る。図３は、従来の接続機構の断面図である。図３にお
いて、プリント基板１にはんだ付けされたＦＰＣコネク
タ本体部２に対し、まず第１にＦＰＣ補強板５，ＦＰＣ
カバーフィルム６，ＦＰＣ導体部７，ＦＰＣベースフィ
ルム８からなるＦＰＣがコネクタ本体部２の奥行きいっ
ぱいまで挿入されている。この時、スライダー４は引出
されている。次に、１２のＦＰＣの押さえ力が図のよう
に加えられ、ＦＰＣは固定されながら１１のスライダー
挿入力の方向によりコネクタにＦＰＣが接続されてい
る。この場合、１１のスライダー挿入力と１２のＦＰＣ
押さえ（固定）力の２つの力が必要であり、すなわち両
方の手で作業しなければならないのである。
る。図３は、従来の接続機構の断面図である。図３にお
いて、プリント基板１にはんだ付けされたＦＰＣコネク
タ本体部２に対し、まず第１にＦＰＣ補強板５，ＦＰＣ
カバーフィルム６，ＦＰＣ導体部７，ＦＰＣベースフィ
ルム８からなるＦＰＣがコネクタ本体部２の奥行きいっ
ぱいまで挿入されている。この時、スライダー４は引出
されている。次に、１２のＦＰＣの押さえ力が図のよう
に加えられ、ＦＰＣは固定されながら１１のスライダー
挿入力の方向によりコネクタにＦＰＣが接続されてい
る。この場合、１１のスライダー挿入力と１２のＦＰＣ
押さえ（固定）力の２つの力が必要であり、すなわち両
方の手で作業しなければならないのである。
【０００４】次に、図４は従来の接続機構図３に相対す
るＦＰＣの構造図を示している。ＦＰＣ補強板５の長さ
は、コネクタ本体部２の長さプラス４のスライダーの挿
入時の長さ、すなわちＦＰＣの接続奥行き必要寸法より
充分大きいＢ寸法となっている。
るＦＰＣの構造図を示している。ＦＰＣ補強板５の長さ
は、コネクタ本体部２の長さプラス４のスライダーの挿
入時の長さ、すなわちＦＰＣの接続奥行き必要寸法より
充分大きいＢ寸法となっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、ＦＰＣをコネクタに接続する時に、まず
第１にコネクタのスライダーを引出し、第２にＦＰＣを
挿入し、第３にスライダーを挿入するという３つの作業
が必要であり、かつスライダー挿入時にはＦＰＣの固定
とスライダーの挿入という２つの力が必要となる。以上
のように従来の接続機構では、非常にはん雑な作業をし
なければならないという問題点を有していた。
来の構成では、ＦＰＣをコネクタに接続する時に、まず
第１にコネクタのスライダーを引出し、第２にＦＰＣを
挿入し、第３にスライダーを挿入するという３つの作業
が必要であり、かつスライダー挿入時にはＦＰＣの固定
とスライダーの挿入という２つの力が必要となる。以上
のように従来の接続機構では、非常にはん雑な作業をし
なければならないという問題点を有していた。
【０００６】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、簡単な作業でしかも片手、指一本、すなわち１つの
力で接続作業ができる接続機構を提供することを目的と
する。
で、簡単な作業でしかも片手、指一本、すなわち１つの
力で接続作業ができる接続機構を提供することを目的と
する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の接続機構は、まずコネクタのスライダーをＦ
ＰＣと同時に動くようにし、その動きで接続が完了する
ようにする。そしてかつそのスライダーとＦＰＣの動き
を１つの力で動くようＦＰＣの補強板をそのスライダー
の奥行き寸法と同じようにし、ＦＰＣをスライダーの端
面で折るようにしてスライダーとＦＰＣを挿入できると
いう構成を有している。
に本発明の接続機構は、まずコネクタのスライダーをＦ
ＰＣと同時に動くようにし、その動きで接続が完了する
ようにする。そしてかつそのスライダーとＦＰＣの動き
を１つの力で動くようＦＰＣの補強板をそのスライダー
の奥行き寸法と同じようにし、ＦＰＣをスライダーの端
面で折るようにしてスライダーとＦＰＣを挿入できると
いう構成を有している。
【０００８】
【作用】この構成によって、まずコネクタのスライダー
が引出し、次にＦＰＣをスライダーと同時に挿入してい
くという２つの作業で接続ができ、かつそのスライダー
とＦＰＣの挿入がＦＰＣの補強板の長さがスライダーの
奥行きと同じ長さであるためにＦＰＣはスライダー端面
で折り曲げることができ、スライダー端面に沿ったＦＰ
Ｃを一方向の力で押すことにより、スライダー，ＦＰＣ
を挿入することができる。
が引出し、次にＦＰＣをスライダーと同時に挿入してい
くという２つの作業で接続ができ、かつそのスライダー
とＦＰＣの挿入がＦＰＣの補強板の長さがスライダーの
奥行きと同じ長さであるためにＦＰＣはスライダー端面
で折り曲げることができ、スライダー端面に沿ったＦＰ
Ｃを一方向の力で押すことにより、スライダー，ＦＰＣ
を挿入することができる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１０】図１は、本発明の実施例のコネクタ，ＦＰ
Ｃの断面図である。プリント基板１上にはんだ付けされ
たコネクタ本体部２に対し、引出されたスライダー４上
にＦＰＣ補強板５，ＦＰＣカバーフィルム６，ＦＰＣベ
ースフィルム８，ＦＰＣ導体部７で構成されたＦＰＣが
図のように置かれている。そして矢印１０の力によりＦ
ＰＣの補強板５のところを境に折り曲げられたＦＰＣが
まず押され、重なってスライダー４が押されＦＰＣと同
時に移動し、スライダー４はコネクタ本体部２内で接続
端子３を押し拡げているのを徐々に解除し、最終地点で
接続端子３がＦＰＣと精度良く接触しその接続が完了す
るのである。このようにスライダー，ＦＰＣの挿入の力
方向が１つであり、１本の指９の腹の部分でＦＰＣとス
ライダーを同時に押して挿入することが可能となる。
Ｃの断面図である。プリント基板１上にはんだ付けされ
たコネクタ本体部２に対し、引出されたスライダー４上
にＦＰＣ補強板５，ＦＰＣカバーフィルム６，ＦＰＣベ
ースフィルム８，ＦＰＣ導体部７で構成されたＦＰＣが
図のように置かれている。そして矢印１０の力によりＦ
ＰＣの補強板５のところを境に折り曲げられたＦＰＣが
まず押され、重なってスライダー４が押されＦＰＣと同
時に移動し、スライダー４はコネクタ本体部２内で接続
端子３を押し拡げているのを徐々に解除し、最終地点で
接続端子３がＦＰＣと精度良く接触しその接続が完了す
るのである。このようにスライダー，ＦＰＣの挿入の力
方向が１つであり、１本の指９の腹の部分でＦＰＣとス
ライダーを同時に押して挿入することが可能となる。
【００１１】次に、図２にそのＦＰＣの各部の構成，寸
法関係を示す。ＦＰＣ補強板５は図１との関係で示され
ているように、スライダー４の奥行き寸法Ａと同じであ
る。実際上はまったく同じ寸法でなくても、図２で支障
ない程度で同時にスライダーとＦＰＣを１つの力、すな
わち指で同時に押せる範囲の寸法であればよい。よって
ほぼ同じ寸法ということになる。ＦＰＣカバーフィルム
６は、ＦＰＣの製造上可能な範囲でかつコネクタの接続
端子２がいかなる製造バラツキに対しても必ずＦＰＣ導
体部７が接続するよう削除されている。
法関係を示す。ＦＰＣ補強板５は図１との関係で示され
ているように、スライダー４の奥行き寸法Ａと同じであ
る。実際上はまったく同じ寸法でなくても、図２で支障
ない程度で同時にスライダーとＦＰＣを１つの力、すな
わち指で同時に押せる範囲の寸法であればよい。よって
ほぼ同じ寸法ということになる。ＦＰＣカバーフィルム
６は、ＦＰＣの製造上可能な範囲でかつコネクタの接続
端子２がいかなる製造バラツキに対しても必ずＦＰＣ導
体部７が接続するよう削除されている。
【００１２】なお、この実施例の接続機構は、フレキシ
ブルフラットケーブルに対しても同様に作用することが
できる。同じようにその補強板の長さをスライダーの奥
行き寸法に合わせればよいのである。
ブルフラットケーブルに対しても同様に作用することが
できる。同じようにその補強板の長さをスライダーの奥
行き寸法に合わせればよいのである。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明は、ＦＰＣ接続のコ
ネクタにおいて、そのスライダー部をＦＰＣと同時に移
動させ、接続が完了する構成を有し、かつＦＰＣ補強板
寸法をそのスライダー奥行き長さを同じにすることによ
り、スライダー部端子でＦＰＣを折り曲げることがで
き、同時に１つの方向の力で接続作業ができるという優
れた接続機構を実現できるものである。
ネクタにおいて、そのスライダー部をＦＰＣと同時に移
動させ、接続が完了する構成を有し、かつＦＰＣ補強板
寸法をそのスライダー奥行き長さを同じにすることによ
り、スライダー部端子でＦＰＣを折り曲げることがで
き、同時に１つの方向の力で接続作業ができるという優
れた接続機構を実現できるものである。
【図１】本発明の一実施例のコネクタ，ＦＰＣの断面図
【図２】（ａ）本発明の一実施例のＦＰＣの上面図 （ｂ）同側面図
【図３】従来のコネクタ，ＦＰＣの断面図
【図４】従来のＦＰＣの上面および側面図
１ プリント基板 ２ コネクタ本体部 ３ 接続端子 ４ スライダー ５ ＦＰＣ補強板 ６ ＦＰＣカバーフィルム ７ ＦＰＣ導体部 ８ ＦＰＣベースフィルム
Claims (1)
- 【請求項１】 リジッドのプリント基板上ではんだ付け
され、フレキシブルプリント配線板を接続する接続機構
であって、フレキシブルプリント配線板を接続するとき
に可動するスライド部がフレキシブルプリント配線板と
同時に動き接合する構造を有し、かつその接続されるフ
レキシブルプリント配線板の補強板の長さが、上記スラ
イダー部の奥行き寸法とほぼ同じであり、横方向から挿
入することができることを特徴とする接続機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6209696A JPH0878108A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 接続機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6209696A JPH0878108A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 接続機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0878108A true JPH0878108A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16577125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6209696A Pending JPH0878108A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 接続機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0878108A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001313508A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-09 | Nippon Antenna Co Ltd | フィルムアンテナ |
| WO2003107486A1 (ja) * | 2002-06-18 | 2003-12-24 | オムロン株式会社 | 電気接続装置及び電気接続装置を備えた電子機器 |
-
1994
- 1994-09-02 JP JP6209696A patent/JPH0878108A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001313508A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-09 | Nippon Antenna Co Ltd | フィルムアンテナ |
| WO2003107486A1 (ja) * | 2002-06-18 | 2003-12-24 | オムロン株式会社 | 電気接続装置及び電気接続装置を備えた電子機器 |
| CN100372179C (zh) * | 2002-06-18 | 2008-02-27 | 欧姆龙株式会社 | 电气连接装置及具有电气连接装置的电子设备 |
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