JPS5935934Y2 - 多極マイクロスイツチ - Google Patents
多極マイクロスイツチInfo
- Publication number
- JPS5935934Y2 JPS5935934Y2 JP8355781U JP8355781U JPS5935934Y2 JP S5935934 Y2 JPS5935934 Y2 JP S5935934Y2 JP 8355781 U JP8355781 U JP 8355781U JP 8355781 U JP8355781 U JP 8355781U JP S5935934 Y2 JPS5935934 Y2 JP S5935934Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push button
- case
- movable piece
- chamfer
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、1個のボタンで複数の可動片を動作させ、複
数個の接点を開閉するようにした多極マイクロスイッチ
に関するものである。
数個の接点を開閉するようにした多極マイクロスイッチ
に関するものである。
従来、マイクロスイッチを組立てる場合には、まずケー
スに可動片を有する共通端子を挿入するとともに、常閉
側および常開側固定端子を挿入し、次に押ボタンを挿入
し、最後にカバーをかぶせて組立てを完了していた。
スに可動片を有する共通端子を挿入するとともに、常閉
側および常開側固定端子を挿入し、次に押ボタンを挿入
し、最後にカバーをかぶせて組立てを完了していた。
このとき、共通端子および固定端子についでは、ケース
内に障害物がないために挿入は容易であるが、押ボタン
については可動片が邪魔になり、挿入しにくい。
内に障害物がないために挿入は容易であるが、押ボタン
については可動片が邪魔になり、挿入しにくい。
それは、自由状態にお・いて押ボタンのガタッキを規制
するためお・よび可動接点と常閉接点との接触圧を確保
するために、可動片の先端が押ボタンの挿入位置より上
方に位置するからである。
するためお・よび可動接点と常閉接点との接触圧を確保
するために、可動片の先端が押ボタンの挿入位置より上
方に位置するからである。
そのために、押ボタンを挿入する際には、可動片をピン
セットや治具によって一度押し下げた状態で押ボタンを
挿入しなければならず、作業が面倒となっていた。
セットや治具によって一度押し下げた状態で押ボタンを
挿入しなければならず、作業が面倒となっていた。
とくに、多極になると複数の可動片を同時に押し下げる
ことは困難であり、治工具化するにも非常に費用がかか
り、また時として可動片を塑性変形させてしまい、特性
の不安定な商品となるという問題があった。
ことは困難であり、治工具化するにも非常に費用がかか
り、また時として可動片を塑性変形させてしまい、特性
の不安定な商品となるという問題があった。
本考案はかがる問題点に鑑みてなされたせので、その目
的は、押ボタンの挿入作業を容易にして作業スピードを
向上させ、かつ可動片を塑性変形させる心配のない多極
マイクロスイッチを提供することにある。
的は、押ボタンの挿入作業を容易にして作業スピードを
向上させ、かつ可動片を塑性変形させる心配のない多極
マイクロスイッチを提供することにある。
以下、本考案を一実施例である添付図面にしたがって説
明する。
明する。
図面は本考案の一例である2極マイクロスイツチを示し
、スイッチケース1の挿入溝2. 3. 4にはそれぞ
れ2組の常開側固定端子10.11.常閉側固定端子1
2.13および共通端子14.15が挿入固定されてい
る。
、スイッチケース1の挿入溝2. 3. 4にはそれぞ
れ2組の常開側固定端子10.11.常閉側固定端子1
2.13および共通端子14.15が挿入固定されてい
る。
共通端子14.15には一枚板からなる可動片16.1
7が固着されてお・す、この可動片16゜17は長手方
向のスリット18.19により側片部20゜21と接片
部22.23との2部分に分割されでいる。
7が固着されてお・す、この可動片16゜17は長手方
向のスリット18.19により側片部20゜21と接片
部22.23との2部分に分割されでいる。
分割された一方の側片部20は上方に折曲され、下面を
ケース1の段部5で支持されてお゛す、他方の接片部2
2.23は中央に可動接点24.25を有し、可動片1
6.17の先端部26.27を上下に操作することによ
って上下に反転するようになっている。
ケース1の段部5で支持されてお゛す、他方の接片部2
2.23は中央に可動接点24.25を有し、可動片1
6.17の先端部26.27を上下に操作することによ
って上下に反転するようになっている。
押ボタン28はケース1に設けた凹所6に上下方向に所
定範囲移動可能に挿入されており、上下2箇所に設けた
操作面29.30が上記可動片16.17の先端部26
.27に当接している。
定範囲移動可能に挿入されており、上下2箇所に設けた
操作面29.30が上記可動片16.17の先端部26
.27に当接している。
カバー31は上記ケース1の開口面に取付けられ、接点
機構を横取する上記各部品をおおっている。
機構を横取する上記各部品をおおっている。
上記可動片16.17の先端部26.27のカバー側角
部にはR面からなる面取り26a、27aが設けられて
おり(第2図参照)、押ボタン28の操作面29゜30
と隣接するケース側角部には0面からなる面取り29a
、30aが設けられている(第4図参照)。
部にはR面からなる面取り26a、27aが設けられて
おり(第2図参照)、押ボタン28の操作面29゜30
と隣接するケース側角部には0面からなる面取り29a
、30aが設けられている(第4図参照)。
つぎに、上記横取からなるマイクロスイッチの組立方法
を説明する。
を説明する。
まず、ケース1に共通端子14.15と固定端子1゜1
1、12.13とを挿入し、可動片16の側片部20を
ケース1の段部5に係合させる。
1、12.13とを挿入し、可動片16の側片部20を
ケース1の段部5に係合させる。
この状態で、可動片16.17の先端部26.27は自
身のバネ力によって第1図中一点鎖線で示すごとく上方
へ変位した位置にある。
身のバネ力によって第1図中一点鎖線で示すごとく上方
へ変位した位置にある。
ここで押ボタン28をケース1に第5図に示す順序で挿
入する。
入する。
すなわち、押ボタン28の下部面取り30aを下方の可
動片17の面取り27aに矢印A方向より係合させると
ともに、押ボタン28の下部をケース1に対し矢印B方
向に押し込み、そして押ボタン28の上部ケース1に矢
印C方向に回動させながら押し込む。
動片17の面取り27aに矢印A方向より係合させると
ともに、押ボタン28の下部をケース1に対し矢印B方
向に押し込み、そして押ボタン28の上部ケース1に矢
印C方向に回動させながら押し込む。
このとき、押ボタン28の上部面取り29aが上方の可
動片16の面取り26aに当接するため、押ボタン28
を軽く押し込むだけで上方の可動片16の先端部が自然
に下方に撓み、押ボタン28の操作面29.30に可動
片16.17の先端部26.27が当接することによっ
て押ボタン28の挿入作業を完了する。
動片16の面取り26aに当接するため、押ボタン28
を軽く押し込むだけで上方の可動片16の先端部が自然
に下方に撓み、押ボタン28の操作面29.30に可動
片16.17の先端部26.27が当接することによっ
て押ボタン28の挿入作業を完了する。
したがって、ピンセットや治具を使用する必要がなくな
り、組立作業が簡単になるとともに、必要以上に可動片
16.17を撓めることもなくなり、可動片16.17
が塑性変形してしまうこともない。
り、組立作業が簡単になるとともに、必要以上に可動片
16.17を撓めることもなくなり、可動片16.17
が塑性変形してしまうこともない。
押ボタン28の挿入方法としては、上記のごとく押ボタ
ン28をケース1に対して斜め方向より挿入し、先に下
部の面取り30aを係合させた後上部の面取り29aを
係合させる方法に限らず、押ボタン28をケース1と対
向方向に挿入してもよい。
ン28をケース1に対して斜め方向より挿入し、先に下
部の面取り30aを係合させた後上部の面取り29aを
係合させる方法に限らず、押ボタン28をケース1と対
向方向に挿入してもよい。
この場合には、押ボタン28の上下2個の面取り29a
。
。
30aが可動片16.17の面取り26a、27aに同
時に係合することになる。
時に係合することになる。
なお゛、本考案にかかるマイクロスイッチは、2極に限
らず、3極以上の多極マイクロスイッチにも同様に適用
できる。
らず、3極以上の多極マイクロスイッチにも同様に適用
できる。
また、押ボタンお・よび可動片の面取りとしでは、0面
あるいはR面のいずれでもよい。
あるいはR面のいずれでもよい。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば押ボタン
と可動片の先端部とに面取りを設けたので、押ボタンを
ケースに挿入するとき上記面取りが互いに摺接して押ボ
タンをスムーズに挿入することができる。
と可動片の先端部とに面取りを設けたので、押ボタンを
ケースに挿入するとき上記面取りが互いに摺接して押ボ
タンをスムーズに挿入することができる。
したがって、従来のようにピンセットや治具によって可
動片を撓ませる必要がなくなり、組立作業のスピードア
ップが図れるとともに、可動片を誤って塑性変形させる
こともなく、特性の安定したマイクロスイッチを得るこ
とができる。
動片を撓ませる必要がなくなり、組立作業のスピードア
ップが図れるとともに、可動片を誤って塑性変形させる
こともなく、特性の安定したマイクロスイッチを得るこ
とができる。
第1図は本考案にかかる多極マイクロスイッチの内部機
構を示す正面図、第2図は第1図の■−■線断面図、第
3図、第4図は押ボタンの正面図および右側面図、第5
図は押ボタンの挿入方法を示す説明図である。 1・・・・・・ケース、10〜13・・・・・・固定端
子、14.15・・・・・・共通端子、16.17・・
・・・・可動片、26.27・・・・・・先端部、26
a、27a・・・・・・面取り、28・・・・・・押ボ
タン、29゜30・・・・・・操作面、29a、30a
・・・・・・面取り、31・・・・・・カッく−
構を示す正面図、第2図は第1図の■−■線断面図、第
3図、第4図は押ボタンの正面図および右側面図、第5
図は押ボタンの挿入方法を示す説明図である。 1・・・・・・ケース、10〜13・・・・・・固定端
子、14.15・・・・・・共通端子、16.17・・
・・・・可動片、26.27・・・・・・先端部、26
a、27a・・・・・・面取り、28・・・・・・押ボ
タン、29゜30・・・・・・操作面、29a、30a
・・・・・・面取り、31・・・・・・カッく−
Claims (1)
- ケース内に複数個並設された可動片の先端部を1個のボ
タンに設けた複数の操作面で押圧操作するようにした多
極マイクロスイッチにお・いて、上記可動片の先端部の
カバー側角部に面取りを設けるとともに、押ボタンの上
記操作面のケース側角部に上記面取りと摺接する面取り
を設けたことを特徴とする多極マイクロスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8355781U JPS5935934Y2 (ja) | 1981-06-05 | 1981-06-05 | 多極マイクロスイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8355781U JPS5935934Y2 (ja) | 1981-06-05 | 1981-06-05 | 多極マイクロスイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57195731U JPS57195731U (ja) | 1982-12-11 |
JPS5935934Y2 true JPS5935934Y2 (ja) | 1984-10-04 |
Family
ID=29878980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8355781U Expired JPS5935934Y2 (ja) | 1981-06-05 | 1981-06-05 | 多極マイクロスイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5935934Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2538703Y2 (ja) * | 1990-12-14 | 1997-06-18 | オムロン株式会社 | マイクロスイッチ構造 |
-
1981
- 1981-06-05 JP JP8355781U patent/JPS5935934Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57195731U (ja) | 1982-12-11 |
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