JPH0876688A - 熱転写記録ラベル - Google Patents

熱転写記録ラベル

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Publication number
JPH0876688A
JPH0876688A JP21103094A JP21103094A JPH0876688A JP H0876688 A JPH0876688 A JP H0876688A JP 21103094 A JP21103094 A JP 21103094A JP 21103094 A JP21103094 A JP 21103094A JP H0876688 A JPH0876688 A JP H0876688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal transfer
layer
recording label
label
transfer recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP21103094A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Morimoto
功 森本
Masao Nakajima
正雄 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、この構成の記録ラベルに折曲線を設
けて、剥離した後のカール防止と整理、保管を容易にで
きるようにした熱転写記録ラベルを提供することを目的
とする。 【構成】熱転写受像シート(16)と、この下側にアン
カーコート層(14)と剥離層(13)と粘着剤層(1
2)とを順に設け、さらに粘着剤層(12)の下側に剥
離紙(11)を設けて、前記アンカーコート層(14)
と剥離層(13)との間で剥離可能とした熱転写記録ラ
ベル(10)において、この熱転写記録ラベルの幅方向
に直交する中央近傍の位置に、熱転写受像シート(1
6)から少なくともアンカーコート層(14)に達する
折曲線(15)を設けた熱転写記録ラベルである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品の配送用の熱転写
記録ラベルに関し、詳しくは、保管管理のため上層部分
を剥離した伝票用の記録ラベルがカールせず、保管して
も支障がない熱転写記録ラベルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カーボンインキ等を裏面に設けた
複数枚の複写伝票を使用し、発送から荷受けの主要地点
で一部の伝票を抜き取り保管し、荷物の追跡、データの
集計等を行っている管理システムが一般的であった。
【0003】しかし、これらの管理システムでは荷物の
追跡、データの集計等を短時間に行うことは難しく、現
状においては、図3に示すように、熱転写受像シート
(16)を上層に設け、この下側にアンカーコート層
(14)、剥離層(13)、粘着剤層(12)を設け、
このアンカーコート層(14)と剥離層(13)の間か
ら剥離可能とした熱転写記録ラベル(10)を使用し
て、プリンター等でバーコード、宛先、差出人等の必要
事項を印字(17)して、発送〜荷受けの主要地点でバ
ーコードをスキャニングし、データはコンピューターに
インプットする。また、荷物の追跡調査も端末からデー
タをピックアップする管理システムが主流になってお
り、この荷受け時には、受領印又は署名(サイン)を受
領した後に、この記録ラベルをアンカーコート層(1
4)と剥離層(13)との間から印字(記録)された上
層部分(A)を剥離して、配送業者が伝票として保管す
るシステム用の熱転写記録ラベルが採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このシ
ステム用に開発された記録ラベルではあるが、保管する
ため記録ラベルの熱転写受像シート(16)とアンカー
コート層(14)の上層部分(A)を剥離すると、この
構成の上層部分のシートは両側端部から上方にカールが
発生し(図3(b)を参照)、整理、保管がしにくい問
題があった。
【0005】そこで本発明は、この構成の上層部分のシ
ートに折曲線を設けて、剥離した後のカール防止と保管
を容易にできるようにした熱転写記録ラベルを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、紙基材上に受像層を設けた熱転写受像シー
ト(16)を設け、この下側にアンカーコート層(1
4)と剥離層(13)と粘着剤層(12)とを順に設
け、さらに粘着剤層(12)の下側に剥離紙(11)を
設けて、前記アンカーコート層(14)と剥離層(1
3)との間で剥離可能とした熱転写記録ラベル(10)
において、この熱転写記録ラベル(10)の幅方向に直
交する中央近傍の位置に、前記熱転写受像シート(1
6)から少なくともアンカーコート層(14)に達する
折曲線(15)を設けた熱転写記録ラベルである。
【0007】
【作用】本発明の熱転写記録ラベルは、熱転写受像シー
ト(16)から少なくともアンカーコート層(14)に
達する折曲線(15)を設けることで、この熱転写受像
シート(16)とアンカーコート層(14)により構成
される上層部分(A)のシートを剥離しても折曲線によ
りカールの発生を抑制するとともに、この折曲線(1
5)から外側に僅かに折り曲げることで、剥離した上層
部分のラベルを丘陵形状を保持することができ整理、保
管が容易になる。
【0008】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例における熱転写記録ラベルの積
層構成を示す断面図である。また、図2は、折曲線の状
態を示す平面図(a)と、剥離した上層部分を折曲線か
ら折り曲げた状態を示す説明図(b)である。
【0009】本発明は、サーマルヘッド等の加熱手段と
転写リボンを利用して、熱転写受像シート(16)上に
バーコード、宛先、差出人等の必要事項を印字(17)
記録して、物品配送用の管理システムに用いる熱転写記
録ラベル(10)である。この記録ラベルは、紙基材上
に受像層を設けた熱転写受像シート(16)と、この下
側にアンカーコート層(14)と剥離層(13)と粘着
剤層(12)とを順に設け、さらに粘着剤層(12)の
下側に剥離紙(11)を設けて、前記アンカーコート層
(14)と剥離層(13)との間で剥離できるようにし
た熱転写記録ラベル(10)で、この熱転写記録ラベル
(10)の幅方向と直交する中央近傍の位置に、熱転写
受像シート(16)から少なくともアンカーコート層
(14)に達する折曲線(15)を設けた熱転写記録ラ
ベルである。
【0010】この材料は、先ず熱転写受像シート(1
6)においては、上質紙(坪量50〜200g/m2
上に受像層として白土層又は白土にポリエステル樹脂を
配合した塗料を厚さ3〜10g/m2 に塗工したもので
ある。またアンカーコート層(14)としては、樹脂バ
インダー、溶剤、その他の添加物からなり受像シートの
基材との接着性が強いものがよく一般的にはアンカー層
と呼ばれるもので、ポリエチレン樹脂、アクリル樹脂、
ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビ/酢酸ビ共重合体
等を用いることができる。また、剥離層(13)として
は、シリコン樹脂を添加調整したアクリル樹脂、ウレタ
ン樹脂、塩化ビ/酢酸ビ共重合樹脂等を使用することが
できる。次に、感圧粘着剤による粘着剤層(12)は、
透明、不透明を問わないが指圧で容易に貼着できる必要
があり、アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、シリコン
系樹脂等を用いることができる。剥離紙(11)は、紙
にポリエチレンを塗工したもの、シリコン加工されたグ
ラシン紙等の一般的な剥離紙でよい。さらに熱転写受像
シート(16)からアンカーコート層(14)に達する
折曲線(15)については、通常用いられている折線用
の罫線に限定するものではなく、軽く折り曲げられるも
のでよくミシン目線も使用できる。また、折曲線(1
5)を設ける位置は、熱転写記録ラベルの幅方向に対し
て直交する方向の中央部で、かつ、長さ方向の側端から
側端まで設ける。
【0011】これら材料の塗工は、グラビア印刷方式、
ナイフコーティング、ロールコーティング、コンマコー
ティング方式などがあるが、本発明においてはグラビア
コーティング、コンマコーティング方式で行った。
【0012】上記構成の熱転写記録ラベル(10)の一
使用例を示すと、図示はしないが、先ず転写リボンを介
在させてサーマルヘッド等により熱転写受像シート(1
6)上にバーコード等の必要事項を印字(17)をした
後、剥離紙(11)を剥がしてダンボール等の被着体
(18)(荷物)の所定の位置に貼着し、このデータを
コンピューターにインプットする。この荷物を配送し受
領印等が入った記録ラベルの熱転写受像シート(16)
とアンカーコート層(14)で構成される上層部分
(A)を剥離層(13)から剥離する。剥離した上層部
分(A)のシートは折曲線(15)から折り曲げると、
丘陵形状となりカールを防止するので整理し易く、保管
が容易となる。
【0013】
【発明の効果】本発明の熱転写記録ラベルは、熱転写受
像シートと少なくともアンカーコート層に達する折曲線
を設けることで、これにより構成される上層部分を剥離
しても、剥離した上層部分にカールが起こらなず、ま
た、この折曲線から折り曲げておくことでカールが再発
しないため、管理用伝票として整理保管が容易となる。
【0014】また、この剥離した記録ラベルの裏面に
は、粘着剤が移行しないため通常の管理用の伝票のよう
に保管、活用することができるとともに、被着体側に残
った粘着剤層は剥離層に隠蔽されるので、このダンボー
ル等の被着体を積み重ねてもなんら支障をきたさない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における熱転写記録ラベルの積
層構成を示す断面で表した説明図である。
【図2】本発明の実施例における熱転写記録ラベルの折
曲線の状態を示す平面図(a)と、剥離した記録ラベル
の上層部分を折曲線から折り曲げた状態を示す説明図
(b)である。
【図3】従来における被着体に貼着した熱転写記録ラベ
ル(a)と、剥離した上層部分のカール状態を示す説明
図(b)である。
【符号の説明】
10…熱転写記録ラベル 11…剥離紙 12…粘着剤層 13…剥離層 14…アンカーコート層 15…折曲線 16…熱転写受像シート A…上層部分(熱転写受像シートとアンカーコート層)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙基材上に受像層を設けた熱転写受像シー
    ト(16)の下側に、アンカーコート層(14)と剥離
    層(13)と粘着剤層(12)とを順に設け、この粘着
    剤層(12)の下側に剥離紙(11)を設けて、前記ア
    ンカーコート層(14)と剥離層(13)との間で剥離
    可能とした熱転写記録ラベル(10)において、この熱
    転写記録ラベル(10)の幅方向に直交する中央近傍の
    位置に、前記熱転写受像シート(16)から少なくとも
    アンカーコート層(14)に達する折曲線(15)を設
    けたことを特徴とする熱転写記録ラベル。
JP21103094A 1994-09-05 1994-09-05 熱転写記録ラベル Pending JPH0876688A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21103094A JPH0876688A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 熱転写記録ラベル

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JP21103094A JPH0876688A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 熱転写記録ラベル

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JPH0876688A true JPH0876688A (ja) 1996-03-22

Family

ID=16599204

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JP21103094A Pending JPH0876688A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 熱転写記録ラベル

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