JPH0876185A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH0876185A
JPH0876185A JP23860794A JP23860794A JPH0876185A JP H0876185 A JPH0876185 A JP H0876185A JP 23860794 A JP23860794 A JP 23860794A JP 23860794 A JP23860794 A JP 23860794A JP H0876185 A JPH0876185 A JP H0876185A
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JP
Japan
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battery voltage
release
detected
camera
voltage
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JP23860794A
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English (en)
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Osamu Harada
修 原田
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Canon Inc
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤動作を生じさせることなく、かつ、最適な
タイミングで電池電圧の検出を行う。 【構成】 レリーズ動作がなされた回数をカウントする
カウント手段と、タイマ手段Tにて所定時間が計時され
る前であっても、前記カウント手段の値が所定値に達し
た時は、電池電圧検出手段101を動作させる検出動作
強制手段100を設け、初回のレリーズからの時間が所
定時間内であっても、レリーズ回数が所定値に達した場
合は、強制的に電池電圧の検出を行うようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、初回のレリーズ操作が
なされた時点で行った電圧検出レベルが所定レベル以上
であれば、この時点から所定時間が計時されるまでは、
電池電圧検出を行わない手段を有するカメラの改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラにおける電池電圧の検出方
法としては、レリーズ毎に電池電圧検出を行うものや、
初回のレリーズ時の電池電圧検出レベルが所定値以上で
ある場合は、初回レリーズ時から所定時間内は電池電圧
検出を行わないといったものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例において、前者の場合は、例えば電池電圧検出レ
ベルが禁止電圧レベルに比べて充分であってもレリーズ
毎に電池電圧を検出するため、必要時以外も電池電圧検
出のために余計な電力を消費してしまうことになるとい
った欠点があった。
【0004】また、後者の場合は、初回のレリーズ時の
電池電圧検出レベルが所定値以上であれば前者のように
レリーズ毎に電池電圧検出動作は行わず、初回レリーズ
時から所定時間内は電池電圧検出を行わないため、上記
の欠点は有しないが、仮に前記所定時間内のレリーズ回
数が多大であると、前記所定時間内に電池電圧が禁止領
域に達して誤動作をする可能性があった。
【0005】(発明の目的)本発明の目的は、誤動作を
生じさせることなく、かつ、最適なタイミングで電池電
圧の検出を行うことのできるカメラを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、レリーズ動作がなされた回数をカウント
するカウント手段と、タイマ手段にて所定時間が計時さ
れる前であっても、前記カウント手段の値が所定値に達
した時は、電池電圧検出手段を動作させる検出動作強制
手段を設け、初回のレリーズからの時間が所定時間内で
あっても、レリーズ回数が所定値に達した場合は、強制
的に電池電圧の検出を行うようにしている。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0008】図1は本発明の第1の実施例におけるカメ
ラの概略構成を示したブロック図である。
【0009】図1において、100はカメラの全ての動
きを制御するマイクロコンピュータ(以下、マイコンと
記す)であり、内部にタイマTやRAM等を具備してい
る。101は電池電圧レベルを検出し、A/D変換する
電池電圧検出回路、102は不図示の測光センサより得
た測光値に基づいてマイコン100により決定した露出
量に応じて不図示のシャッタを制御するためのシャッタ
駆動回路、103はフィルムの巻上げ及び巻戻しを行う
ために不図示の給送用モータを制御するための給送駆動
回路、104は適正な露出を得るために不図示のストロ
ボ装置の発光を制御するためのストロボ発光制御回路で
ある。
【0010】105は上記マイコン100からストロボ
発光回路104までの各回路に電圧を供給するための電
源回路、106は基準クロックをマイコン100に供給
するための発振器である。107はカメラの一連のシー
ケンスを実行するためのレリーズスイッチであり、これ
の半押しによりスイッチSW1がONし、全押しでスイ
ッチSW2がONする。108はストロボの自動発光,
強制ON,強制OFF,スローシンクロの各モードを選
択するためのストロボモードの外部切換えスイッチであ
る。
【0011】次に、上記図1を参照しながら電池電圧検
出に関して簡単に説明する。
【0012】レリーズスイッチ107が半押し(スイッ
チSW1がON)されると、不図示のシャッタコイルに
シャッタ駆動回路102を介して所定の電流値が逆通電
される。このときの電池電圧は電池電圧検出回路101
で検出され、A/D変換されてマイコン100内に取り
込まれる。そして、マイコン100にてこの検出電圧と
禁止電圧レベルとが比較され、前記検出電圧が禁止電圧
レベルより高い場合はレリーズ可能状態となる。
【0013】レリーズ可能な状態において、レリーズス
イッチ107が全押し(スイッチSW2がON)される
と、一連のシーケンスが実行される。
【0014】また、前記検出電圧が禁止電圧レベル以下
であれば、レリーズ不可能となり、この場合に不図示の
表示パネルの電池マークが消されてユーザーにこの旨を
知らせると共に、カメラの全ての動作は禁止される。
【0015】次に、この第1の実施例におけるカメラの
動作について、図2のフローチャートを用いて説明す
る。
【0016】ステップ(200)はカメラのメインスイ
ッチがON状態であり、レリーズスイッチ107を押せ
ばいつでも撮影できる撮影待機状態である。次のステッ
プ(201)では、レリーズスイッチ107が半押しさ
れたか否かを判別しており、半押しされていなければス
テップ(200)の撮影待機状態に戻り、半押しがなさ
れるまで同様のループを繰り返す。
【0017】ステップ(201)においてレリーズスイ
ッチ107が半押しされたことを検知すると、初回レリ
ーズより動作するマイコン100内にあるタイマTの状
態をステップ(202)で調べる。この結果、前記タイ
マTが所定時間の計時を終了していれば(タイマT=
0)、マイコン100内にある電池電圧検出を行わない
レリーズ回数を計数する為のカウンタのリセットをステ
ップ(216)で行い、次のステップ(204)にて上
記タイマTを所定の時間にセットし、続くステップ(2
05)にて上記タイマTをスタートさせる。
【0018】そして、ステップ(206)にて前述した
ようにして電池電圧検出を行い、電池電圧検出の判定が
NGであればステップ(217)へ移行し、ここで不図
示の表示パネルの電池マークを消灯し、上記のステップ
(200)の撮影待機状態に戻る。
【0019】一方、電池電圧検出の判定がOKであれ
ば、検出された電圧(Xv)をステップ(207)にて
マイコン100内のRAMに記憶する。
【0020】また、上記ステップ(202)において前
記タイマTの状態が0でない場合は、前記タイマTが既
に動作しているか、或は、初期状態であるかわからない
ためにステップ(203)へ移行し、ここで前記カウン
タの内容を確認する。もし前記カウンタの内容が0であ
れば初期状態であるから、同様にステップ(204)〜
ステップ(206)を行う。一方、前記カウンタの内容
が0でないときは、初回のレリーズでないため、電池電
圧検出を行わない。つまり、ステップ(204)〜ステ
ップ(207)の動作を省略する。
【0021】次に、ステップ(208)においては、不
図示の測光センサにより得た測光値から適正露出を決定
する。そして、測光が終ると次のステップ(209)に
てレリーズスイッチ107の全押しがなされたか否かの
判別を行い、全押しがなされていなければ上記のステッ
プ(200)の撮影待機状態に戻る。
【0022】上記ステップ(209)にてレリーズスイ
ッチ107の全押しがなされたことを検知すると、ステ
ップ(210)にて不図示のシャッタを開閉して露光を
行い、次のステップ(211)にて送給駆動回路103
等を介してフィルムの1駒の巻上げを行い、ステップ
(212)へ進む。
【0023】ステップ(212)においては、上記ステ
ップ(207)にて記憶されている電池電圧検出レベル
(BCレベル)と次回のレリーズ時にも電池電圧検出を
行うか否かを判別する為に予め設定されている閾値電圧
(Bv)との比較を行う〔ここで、前記閾値電圧(B
v)は禁止電圧レベルより充分大きいものとする〕。こ
の結果、前記電池電圧検出レベル(BCレベル)が前記
閾値電圧(Bv)より小さい場合は、次回のレリーズ時
も電池電圧検出を行う必要があるため、ステップ(21
5)にて前記カウンタをリセットしてステップ(20
0)の撮影待機状態ステップ(200)に戻る。
【0024】一方、前記電池電圧検出レベル(BCレベ
ル)が前記閾値電圧(Bv)より大きい場合は、次回の
レリーズ時は電池電圧検出を行う必要がないので、ステ
ップ(212)からステップ(213)へ移行し、ここ
で前記カウンタに1を加算し、次のステップ(214)
にてこの内容と予め設定された所定レリーズ回数(C)
を比較する。もし前記カウンタの内容が設定された前記
所定レリーズ回数(C)を越えていれば、ステップ(2
15)へ移行して前記カウンタをリセットし、ステップ
(200)の撮影待機状態に戻り、一方、前記カウンタ
の内容が設定された前記所定レリーズ回数(C)以下で
あれば、前記カウンタの内容はそのままにして直ちにス
テップ(200)の撮影待機状態に戻る。
【0025】以上により一連の動作が終了する。
【0026】(第2の実施例)上記第1の実施例は、初
回のレリーズから所定時間内は電池電圧検出を行わない
電池電圧検出方式に於て、前記所定時間内であってもレ
リーズ回数が所定回数を越えると電池電圧検出を行うも
のであり、又前記所定回数は撮影条件に関係無く一定で
あった。しかし、レリーズ回数が前記所定回数に達する
までの撮影内容が全てストボロ発光したものとそうでな
いものとでは消費電力に大差が生じ、前者の場合では、
電池電圧検出動作を行わない前記所定時間内で、かつ、
前記所定回数内に、電池電圧検出レベルが禁止電圧以下
になってしまう恐れがある。これを考慮したものが第2
の実施例である。
【0027】この第2の実施例は、ストロボのモードと
測光結果に応じてストロボ撮影がされた時には、前記所
定時間内の電池電圧検出を行わないレリーズ回数が変化
するものである。尚、カメラの構成は第1の実施例と同
じであるから、図1を流用して説明を省略する。
【0028】図3は本発明の第2の実施例におけるカメ
ラの動作を示すフローチャートであり、以下これにした
がって説明する。
【0029】レリーズスイッチ107が半押し(スイッ
チSW1がON)されると、不図示のシャッタコイルに
シャッタ駆動回路102を介して所定の電流値が逆通電
される。このときの電池電圧は電池電圧検出回路101
で検出され、A/D変換されてマイコン100内に取り
込まれる。そして、マイコン100にてこの検出電圧と
禁止電圧レベルとが比較され、前記検出電圧が禁止電圧
レベルより高い場合はレリーズ可能状態となる。
【0030】レリーズ可能な状態において、レリーズス
イッチ107が全押し(スイッチSW2がON)される
と、一連のシーケンスが実行される。
【0031】また、前記検出電圧が禁止電圧レベル以下
であれば、レリーズ不可能となり、この場合に不図示の
表示パネルの電池マークが消されてユーザーにこの旨を
知らせると共に、カメラの全ての動作は禁止される。
【0032】次に、この第2の実施例におけるカメラの
動作について、図3のフローチャートを用いて説明す
る。
【0033】ステップ(300)はカメラのメインスイ
ッチがON状態であり、レリーズスイッチ107を押せ
ばいつでも撮影できる撮影待機状態である。次のステッ
プ(301)では、レリーズスイッチ107が半押しさ
れたか否かを判別しており、半押しされていなければス
テップ(300)の撮影待機状態に戻り、半押しがなさ
れるまで同様のループを繰り返す。
【0034】ステップ(301)においてレリーズスイ
ッチ107が半押しされたことを検知すると、初回レリ
ーズより動作するマイコン100内にあるタイマTの状
態をステップ(302)で調べる。この結果、前記タイ
マTが所定時間の計時を終了していれば(タイマT=
0)、マイコン100内にある電池電圧検出を行わない
レリーズ回数を計数する為のカウンタのリセットをステ
ップ(318)で行い、次のステップ(304)にて上
記タイマTを所定の時間にセットし、続くステップ(3
05)にて上記タイマTをスタートさせる。
【0035】そして、ステップ(306)にて前述した
ようにして電池電圧検出を行い、電池電圧検出の判定が
NGであればステップ(319)へ移行し、ここで不図
示の表示パネルの電池マークを消灯し、上記のステップ
(300)の撮影待機状態に戻る。
【0036】一方、電池電圧検出の判定がOKであれ
ば、検出された電圧(Xv)をステップ(307)にて
マイコン100内のRAMに記憶する。
【0037】また、上記ステップ(302)において前
記タイマTの状態が0でない場合は、前記タイマTが既
に動作しているか、或は、初期状態であるかわからない
ためにステップ(303)へ移行し、ここで前記カウン
タの内容を確認する。もし前記カウンタの内容が0であ
れば初期状態であるから、同様にステップ(304)〜
ステップ(306)を行う。一方、前記カウンタの内容
が0でないときは、初回のレリーズでないため、電池電
圧検出を行わない。つまり、ステップ(304)〜ステ
ップ(307)の動作を省略する。
【0038】次に、ステップ(308)においては、不
図示の測光センサにより得た測光値から適正露出を決定
する。そして、測光が終ると次のステップ(309)に
てレリーズスイッチ107の全押しがなされたか否かの
判別を行い、全押しがなされていなければ上記のステッ
プ(300)の撮影待機状態に戻る。
【0039】上記ステップ(309)にてレリーズスイ
ッチ107の全押しがなされたことを検知すると、ステ
ップ(310)にて不図示のシャッタを開閉して露光を
行い、次のステップ(311)にて送給駆動回路103
等を介してフィルムの1駒の巻上げを行い、ステップ
(312)へ進む。
【0040】ステップ(312)においては、上記ステ
ップ(307)にて記憶されている電池電圧検出レベル
(BCレベル)と次回のレリーズ時にも電池電圧検出を
行うか否かを判別する為に予め設定されている閾値電圧
(Bv)との比較を行う〔ここで、前記閾値電圧(B
v)は禁止電圧レベルより充分大きいものとする〕。こ
の結果、前記電池電圧検出レベル(BCレベル)が前記
閾値電圧(Bv)より小さい場合は、次回のレリーズ時
も電池電圧検出を行う必要があるため、ステップ(31
7)にて前記カウンタをリセットしてステップ(30
0)の撮影待機状態ステップ(300)に戻る。
【0041】一方、前記電池電圧検出レベル(BCレベ
ル)が前記閾値電圧(Bv)より大きい場合は、ステッ
プ(312)からステップ(313)へ移行し、ストロ
ボモードの外部切換えスイッチ108の状態を識別す
る。この結果、ストロボモードが強制OFFの場合は、
不図示のストロボ装置が発光しなかったことになるので
ステップ(320)へ移行し、ここで前記カウンタの内
容に1を加算する。
【0042】また、ストロボモードが強制発光時の場合
は、不図示のストロボ装置が発光したことになるのでス
テップ(313)からステップ(315)へ移行し、前
記カウンタの内容に2を加算する。
【0043】また、ストロボのモードが自動発光の場
合、上記ステップ(308)の測光結果より低輝度又は
逆光の時はステップ(314)にて不図示のストロボ装
置が発光したことを検知するので、次のステップ(31
5)にて前記カウンタの内容に2を加算する。
【0044】なお、ステップ(308)の測光結果が低
輝度でなく、逆光でない場合は、ステップ(314)に
て不図示のストロボが発光しなかったことを検知するの
で、この場合はステップ(320)へ移行し、ここで前
記カウンタの内容に1を加算する。
【0045】上記の様にして設定されたカウンタの内容
は予め設定された所定レリーズ回数(C)とステップ
(316)にて比較され、もし前記カウンタの内容が設
定された前記所定レリーズ回数(C)を越えていれば、
次のステップ(317)にて前記カウンタをリセット
し、ステップ(300)の撮影待機状態に戻り、一方、
前記カウンタの内容が設定された前記所定レリーズ回数
(C)以下であれば、前記カウンタの内容はそのままに
して直ちにステップ(300)の撮影待機状態に戻る。
【0046】以上にて一連の動作が終了する。
【0047】このように撮影時のストロボ発光の有無に
応じてレリーズ回数を計数するためのカウンタの加算数
を変えることにより、電池電圧検出を行わないレリーズ
回数を変化させている。
【0048】以上の各実施例によれば、初回レリーズ時
の電池電圧検出レベルが所定値以上である場合、初回レ
リーズから所定時間内は電池電圧検出を行わないことに
より起り得るカメラの誤動作を、初回レリーズからの時
間が所定時間内であってもレリーズ回数が所定回数(第
2の実施例では、ストロボ発光の有無や発光モードによ
って回数に重み付けを行っている)に達したときは電池
電圧検出を行うことにより、防止することができると共
に、適切なタイミングでのみ電池電圧の検出を行うの
で、エネルギーロスを最小限に抑えることが可能とな
り、電池の寿命を延ばすことに効果がある。
【0049】(発明と実施例の対応)本実施例におい
て、マイコン100が本発明の検出動作制御手段,検出
動作強制手段に相当し、タイマTが本発明のタイマ手段
に相当し、レリーズスイッチ107が本発明のレリーズ
操作部材に相当し、電池電圧検出回路101が本発明の
電池電圧検出手段に相当する。
【0050】以上が実施例の各構成と本発明の各構成の
対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成に限
定されるものではなく、請求項で示した機能、又は実施
例がもつ機能が達成できる構成であればどのようなもの
であってもよいことは言うまでもない。
【0051】(変形例)第2の実施例では、ストロボ発
光時における前記カウンタの加算量は説明の便宜上
“2”としたが、この限りではなく、例えば調光可能な
ストロボ装置を搭載したカメラにおいては発光光量によ
って電池の消費量が変化するため、該場合の前記カウン
タの加算量は該発光光量に応じて変化するものである。
【0052】また、ストロボ発光の有無や発光モードの
みでなく、その他大電流が消費される動作の種類(レン
ズ駆動,シャッタ駆動,絞り駆動等)毎に細かく加算量
を変化させるようにしてもよい。例えば、単写ではレン
ズ駆動は行われるが、連写ではレンズ駆動は行われない
為、これによって電池電圧の検出タイミングを変化させ
ることで、適切な電池電圧の検出が可能となる。
【0053】また、本発明は、一眼レフカメラ,レンズ
シャッタカメラ,ビデオカメラ等のカメラに適用した場
合を述べているが、その他の光学機器や他の装置、更に
は構成ユニットとしても適用することができるものであ
る。
【0054】更に、本発明は、以上の各実施例、又はそ
れらの技術を適当に組み合わせた構成にしてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
初回のレリーズからの時間が所定時間内であっても、レ
リーズ回数が所定値に達した場合は、強制的に電池電圧
の検出を行うようにしている。
【0056】よって、誤動作を生じさせることなく、か
つ、最適なタイミングで電池電圧の検出を行うことので
きるカメラを提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるカメラの要部構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるカメラの動作を
示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例におけるカメラの動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 マイコン 101 電池電圧検出回路 104 ストロボ発光制御回路 107 レリーズスイッチ 108 ストロボモードの外部切換えスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池電圧を検出する電池電圧検出手段
    と、レリーズ操作部材と、該レリーズ操作部材の初回の
    レリーズ操作がなされてから所定時間を計時するタイマ
    手段と、前記初回のレリーズ操作がなされた時点で前記
    電池電圧検出手段を動作させ、この際の電圧検出レベル
    が所定レベル以上であれば、前記タイマ手段にて所定時
    間が計時されるまでは、前記電池電圧検出手段の動作を
    禁止する検出動作制御手段とを備えたカメラにおいて、
    レリーズ動作がなされた回数をカウントするカウント手
    段と、前記タイマ手段にて所定時間が計時される前であ
    っても、前記カウント手段の値が所定値に達した時は、
    前記電池電圧検出手段を動作させる検出動作強制手段を
    設けたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記カウント手段にてカウントされる回
    数は、一回のレリーズ動作につき、ストロボ発光の有無
    や発光モードによって変化せられることを特徴とする請
    求項1記載のカメラ。
JP23860794A 1994-09-07 1994-09-07 カメラ Pending JPH0876185A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004230812A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Canon Inc 電池残量検出方法

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