JPH0876025A - 内視鏡のケーブル - Google Patents

内視鏡のケーブル

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Publication number
JPH0876025A
JPH0876025A JP6234191A JP23419194A JPH0876025A JP H0876025 A JPH0876025 A JP H0876025A JP 6234191 A JP6234191 A JP 6234191A JP 23419194 A JP23419194 A JP 23419194A JP H0876025 A JPH0876025 A JP H0876025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
endoscope
relay
section
sliding groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP6234191A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Sakamoto
和広 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP6234191A priority Critical patent/JPH0876025A/ja
Publication of JPH0876025A publication Critical patent/JPH0876025A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルの捩れを良好に吸収し、操作性の向
上を図ることができるようにする。 【構成】 内視鏡の操作部3と接続用コネクタ10,1
1との間に、ケーブル14、中継部15、分岐ケーブル
8,9が配設される。この中継部15において、回転機
構として、ケーブル14の端部固定管18に摺動溝20
が角度αの範囲で設けられ、この摺動溝20に係合する
係合ピン21が中継部15側に配置される。従って、係
合ピン21が摺動溝20内を摺動する範囲で、ケーブル
14は所定角度だけ回転することになる。この中継部の
回転機構によれば、操作部に回転機構を設けた場合に比
較して、ケーブル自体の回転がスムーズとなり、捩れの
解消が良好に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内視鏡のケーブル、特に
操作部と光源装置やプロセッサ装置との間に配設される
接続用ケーブルの途中に設けられた中継部の構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば電子内視鏡では、患者の体腔内等
へ挿入する挿入部に連通して操作部が設けられ、この操
作部と光源装置及び外部プロセッサ装置との間に、接続
用ケーブル(又は軟性部ともいう)が配設される。この
ケーブル内には、イメージガイド、ライトガイド、信号
ケーブル等が配設されている。
【0003】図4には、従来の電子内視鏡の全体構成
(中継部は拡大図である)が示されており、図示される
ように、CCD(Charge Coupled Device)が配置され
た先端部1、曲げ操作可能な挿入部2、操作部3等を有
しており、この操作部3には挿入部2の曲げ操作をする
アングルツマミ4、送気/送水、吸引或いはフリーズ等
の操作をする操作釦5が設けられる。この操作部3に、
図示されるように、ケーブル6が接続され、このケーブ
ル6は中継部7から分岐ケーブル8、9に分岐してお
り、これら分岐ケーブル8,9に光源側コネクタ10、
プロセッサ側コネクタ11が取り付けられる。
【0004】これらのケーブル6,8,9は、可撓管か
らなり、この可撓管を中継部(分岐部)7に固定する構
造とされており、ケーブル6及び8内にライトガイド、
送気/送水管、吸引管等が通され、ケーブル6及び9内
に信号ケーブル等が通される。そして、ライトガイド、
送気/送水管等は上記光源側コネクタ10を介して光源
装置へ、信号ケーブルはプロセッサ側コネクタ11を介
してプロセッサ装置に接続されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の内視
鏡(電子内視鏡を含む)では、上記挿入部2が被観察体
内へ挿入され、術者は操作部3を手に持ちながら各種の
操作をすることになるが、この際には、挿入部2を軸方
向に回転させたり、操作部3自体を上下、左右に動かし
たりすることになる。従って、このような内視鏡の操作
中に、上記ケーブル6,8,9が捩れることになる。し
かしながら、これらのケーブル6,8,9では内部の可
撓管により可撓性が付与されてはいるが、捩れを吸収す
る機能はないため、操作がし難いという問題があった。
【0006】このため、従来では、操作部側のケーブル
の付け根部分を回転させることも提案されている。しか
し、これを上記図4に示した内視鏡に適用し、上記操作
部3のケーブル6の付け根部分に回転機構を設けたとし
ても、操作時にはケーブル6が付け根部分で図示のよう
に曲がった状態となることが多く、ケーブル6の捩れを
良好に吸収することができないという問題がある。ま
た、操作部3では各種の操作部材が配置されていること
から、操作部が大きくなり操作し難くなる。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、ケーブルの捩れを良好に吸収し、
操作性の向上を図ることができる内視鏡のケーブルを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、内視鏡操作部と接続用コネクタとの間に
配設される内視鏡のケーブルにおいて、このケーブルの
途中に設けられた中継部に、上記操作部から配設された
ケーブルを所定角度だけ回転させる回転機構を設けたこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成によれば、上記中継部は電子内視鏡に
おいては光源装置側とプロセッサ装置側に分岐するため
の分岐部として配置される。そして、回転機構として、
例えばケーブル外周のリングに摺動溝が所定角度範囲で
形成され、中継部本体側にはこの摺動溝に係合するピン
が取り付けられる。このような中継部の回転機構によれ
ば、中継部近傍のケーブルが真っ直ぐな状態となってい
るので、中継部でのケーブル自体の回転はスムーズに行
われ、ケーブルの捩れが容易に吸収されることになる。
【0010】
【実施例】図1には、実施例に係るケーブルを備えた電
子内視鏡の全体図(中継部は拡大図である)が示され、
図2には中継部の回転機構が示され、図3には図2のII
I−III線の断面図が示されている。実施例においても、
上記図4と同様に、電子内視鏡にはCCDを有する先端
部1、曲げ操作可能な挿入部2、操作部3が備えられ、
この操作部3に挿入部2の曲げ操作をするアングルツマ
ミ4、送気/送水、吸引或いはフリーズ等の操作をする
操作釦5が取り付けられる。そして、操作部3に可撓管
からなるケーブル14が接続され、このケーブル14は
分岐部である中継部15で分岐ケーブル8、9に分れて
おり、一方の分岐ケーブル8に光源側コネクタ10、他
方の分岐ケーブル9にプロセッサ側コネクタ11が取り
付けられる。なお、上記ケーブル14とケーブル8内に
ライトガイド、送気/送水管、吸引管等が通され、ケー
ブル14とケーブル9内にCCDからの信号ケーブル等
が通される。
【0011】そうして、上記中継部15においては、図
2及び図3に示されるように、内周に雌ネジ部が形成さ
れた取付け部16が設けられ、ケーブル14側の端部固
定管18には雄ネジ部が形成されたリング19が摺動自
在にはめ込まれ、このリング19が上記取付け部16に
螺合するようになっている。また、上記端部固定管18
にはその外周に図3の角度α(例えば150度程度)の
範囲で摺動溝20が形成され、一方リング19にはこの
摺動溝20内に係合する係合ピン21が配置されてい
る。従って、リング19が取付け部16に螺合すること
によって、リング19及び係合ピン21が中継部15側
に固定されることになり、上記係合ピン21が摺動溝2
0内に案内されることによって、ケーブル14は上記角
度αの範囲において回転することになる。
【0012】なお、図2に示されるように、上記ケーブ
ル14の端部固定管18の先端22には、抜止めリング
23が取り付けられており、この抜止めリング23が上
記リング19の端面に接触することによって、ケーブル
14は中継部15から抜けないようになる。そして、こ
の中継部15の他端では、図1に示されるように、分岐
ケーブル8,9が従来と同様にして接続・固定されてい
る。
【0013】実施例は以上の構成からなり、上記の電子
内視鏡では、術者は上記操作部3を手に持ちながら、挿
入部2を被観察体内へ導入し、操作部3のアングルツマ
ミ4或いは操作釦5等を操作することになるが、このと
き、ケーブル14では上記操作部3の動きに応じて捩れ
が生じる。しかし、この捩れはケーブル14の端部固定
管18が中継部15内で回転することにって吸収される
ことになる。本発明では、中継部15においてケーブル
14の捩れを吸収するようにしたので、操作部3で捩れ
を吸収する場合よりも、良好に捩れを解消できるという
利点がある。なぜなら、操作部3の近くではケーブル1
4が曲げられた状態となることが多いのに対し、中継部
15の近くではケーブル14が真っ直ぐな状態となり、
中継部15の方が捩れの反発力によりケーブル14が回
転し易いからである。
【0014】また、上記実施例では、ケーブル14の回
転領域を摺動溝20によって角度αに限定しており、こ
れによってケーブル14内の各種部材が捩れ過ぎないよ
うになっている。即ち、上記のケーブル14内には、ラ
イトガイド等の各種部材が配置されており、上記ケーブ
ル14の捩れが表面上吸収されたとしても、これらの部
材の捩れ状態は実質的に解消されておらず、中継部15
内等で捩れたままとなる。そこで、実施例では角度αの
範囲にのみケーブル14の回転を限定して、内部の各種
部材を保護するようにしている。なお、この角度αは任
意の値を選択することができる。
【0015】上記実施例では、中継部15においてケー
ブル14側のみに回転機構を設けたが、これに加えて分
岐ケーブル8,9側に回転機構を設けることもでき、更
には分岐ケーブル8,9側のみに回転機構を設けること
もできる。また、接眼レンズを用いて光学的に観察する
内視鏡について、本発明を適用することができ、この場
合はケーブル分岐のための分岐部を中継部として利用す
るのではなく、回転機構のみを備えた中継部をケーブル
の途中に設けることになる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ケーブルの途中に設けられた中継部に、操作部から配設
されたケーブルを所定角度回転させる回転機構を設けた
ので、操作部の構成を複雑にすることなく、ケーブルの
捩れを良好に吸収し、内視鏡の操作性を向上させること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る電子内視鏡のケーブルの
構成を示す全体図である。
【図2】上記実施例の中継部の回転機構を示す断面図で
ある。
【図3】上記図2の中継部をIII −III 線で切断した断
面図である。
【図4】従来の電子内視鏡のケーブルの構成を示す全体
図である。
【符号の説明】
2 … 挿入部、 3 … 操作部、 6,14 … ケーブル、 7,15 … 中継部、 8,9 … 分岐ケーブル、 16 … 取付け部、 18 … 端部固定管、 19 … リング、 20 … 摺動溝、 21 … 係合ピン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡操作部と接続用コネクタとの間に
    配設される内視鏡のケーブルにおいて、このケーブルの
    途中に設けられた中継部に、上記操作部から配設された
    ケーブルを所定角度だけ回転させる回転機構を設けたこ
    とを特徴とする内視鏡のケーブル。
JP6234191A 1994-09-02 1994-09-02 内視鏡のケーブル Pending JPH0876025A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6234191A JPH0876025A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 内視鏡のケーブル

Applications Claiming Priority (1)

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JP6234191A JPH0876025A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 内視鏡のケーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0876025A true JPH0876025A (ja) 1996-03-22

Family

ID=16967114

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6234191A Pending JPH0876025A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 内視鏡のケーブル

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JP (1) JPH0876025A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1974653A1 (en) 2007-03-27 2008-10-01 Fujinon Corporation Electronic endoscope apparatus
JP2009247791A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡
JP2009273652A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Olympus Corp 内視鏡システムおよびコネクタカバー

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031216