JPH0875613A - エンジン−ダイナモベンチにおける制御方式 - Google Patents

エンジン−ダイナモベンチにおける制御方式

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JPH0875613A
JPH0875613A JP6215450A JP21545094A JPH0875613A JP H0875613 A JPH0875613 A JP H0875613A JP 6215450 A JP6215450 A JP 6215450A JP 21545094 A JP21545094 A JP 21545094A JP H0875613 A JPH0875613 A JP H0875613A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御の応答性,追従性を向上させる。 【構成】 エンジン開度指令切り換えを、上限,下限回
転速度監視回路13によりエンジン回転速度を監視し、
上限,下限値へ到達する時点を見込んで行いオーバシュ
ートやアンダシュートを抑え、時間遅れ関数器11によ
り開度指令に時間遅れを与えて加,減速時の回転速度の
飛び出しを抑え、開度制御回路12によりエンジン1を
制御する。一方、ダイナモ2側の制御は、関数回路21
により開度指令ダイナモ回転速度指令からダイナモトル
クを設定し、ダイナモトルク制御回路26にてフィード
フオワード制御を行い、これに回転速度指令と回転速度
の偏差が入力するダイナモ回転速度補正制御回路33か
らのフィードバック制御を併用し、更に関数回路27に
よりトルク設定,速度指令からダイナモ励磁電流設定を
行い励磁電流制御回路29にてフィードフオワード制御
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動力計(ダイナモメー
タ)を利用したエンジンの性能,耐久を試験するエンジ
ン−ダイナモベンチにおける制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジン−ダイナモベンチにおけ
る制御方式を図9に示す。1は供試エンジン、2はこの
エンジンに負荷トルクを与えるダイナモメータ(ダイナ
モ)、3はエンジンとダイナモのカップリング、4はエ
ンジンとダイナモからなるシステム慣性を示す。
【0003】エンジン1側の制御は、エンジントルク設
定とダイナモロードセルで検出したトルク検出値との偏
差をつき合わせ器41で検出し、エンジントルク制御回
路42にてアクチュエータ43を操作してエンジンスロ
ットル開度を制御している。
【0004】また、ダイナモ2側の制御は、ダイナモ速
度設定とシステム慣性4の回転数(エンジン回転数)と
の偏差をつき合わせ器51で検出し、ダイナモ速度制御
回路52,電流制御回路53を介してダイナモ2を制御
している。即ち、エンジン側はトルク制御し、ダイナモ
側は速度制御している。
【0005】この制御方式は、図10に示すような運転
パターンにおいて、エンジン回転のオーバシュートやア
ンダシュートを抑え、開度一定、トルク一定の安定した
運転を目的としている。
【0006】図11にエンジントルク/開度特性、図1
2にダイナモトルク/電流特性の一例を示し、図13に
従来例の運転結果を示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
制御方式には次のような問題がある。
【0008】(1)エンジントルク検出をダイナモ側へ
取り付けたダイナモロードセルから検出しているため、
ダイナモトルクの制御変動がエンジン側に出現してしま
い、エンジン側の出力トルクがエンジン自体のトルクと
して判定しにくい。
【0009】(2)エンジン側がトルク制御になってい
るため、トルクを一定に制御しようとすると開度が変動
してしまい、トルク一定,開度一定の安定した運転がで
きない。
【0010】(3)一般にダイナモメータを使用して速
度制御等を行った場合、制御動作に遅れを生じる。ま
た、そのダイナモトルクをエンジントルクの検出として
いるため、エンジン側にも制御動作に遅れが生じる。
【0011】(4)制御遅れによりエンジン速度の上
限,下限値にオーバーシュートやアンダーシュートが発
生する。(図14参照)。
【0012】(5)ダイナモメータの制御遅れによりエ
ンジン速度の加減速時に速度の飛び出しが生じる。(図
14参照)。
【0013】本発明は、従来のこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、制御
の応答性及び追従性が向上するエンジン−ダイナモベン
チにおける制御方式を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるエンジン−ダイナモベンチの制御方
式は、エンジン開度を制御すると共にダイナモメータを
制御してエンジンに負荷トルクを与えてエンジンの試験
を行うエンジン−ダイナモベンチの制御方式において、
エンジン側制御を、開度指令によるエンジン開度のフィ
ードフオワード制御とし、ダイナモメータ側制御を、エ
ンジン出力のトルク信号を求めこれをトルク指令とする
フィードフオワード制御と、速度でトルク指令を補正す
るフィードバック制御としたことを特徴とする。
【0015】
【作用】この制御方式は、基本的にスロットル開度−ト
ルク運転による非干渉制御となっている。そしてエンジ
ン側制御は、開度指令によるエンジン開度のフィードフ
オワード制御方式となっているので、制御が安定する。
また、ダイナモメータ側制御は、速度偏差に応じてトル
ク指令を補正しているので速度指令に対する追従性が向
上する。従って非干渉制御による安定したトルク負荷を
かけた運転ができる。
【0016】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1はエンジン−ダイナモベンチの制御回路構成
を示すもので、1は供試エンジン、2はこのエンジン負
荷トルクを与えるダイナモメータ(ダイナモ)、3はエ
ンジンとダイナモとのカップリング、4はエンジンとダ
イナモからなるシステム慣性を示す。SW1は開度指令
0%と100%とを切り換えて、目標とする運転パター
ン(図10)の開度指令を出力させる切替スイッチ、1
1は速度の加減速時に見られる速度の飛び出し(図1
4)を抑えるため、スイッチSW1からの開度指令に、
ダイナモ速度指令により図示のパターンの時間関数で遅
れ時間を与えて開度指令を出力する関数回路。
【0017】12はこの開度指令によりエンジンスロッ
トル開度をフィードフオワード制御する開度制御器、1
3はエンジン回転数の上限,下限値のオーバシュート,
アンダーシュート(図14)を抑えるために、エンジン
回転数を監視して開度指令の上限値,下限値へ到達する
時点を見込んでスイッチSW1を切り替えて開度指令の
切り替えを行う上限,下限速度監視装置。
【0018】21はスイッチSW1からの開度指令とダ
イナモ速度指令で図11の特性に基づいて開度設定に応
じたトルク設定を発生させる関数回路、22はダイナモ
速度指令の変化を検出する微分回路、23は関数回路2
1からのトルク設定と微分器22からの加速度との差を
検出するつき合わせ器、24はこのつき合わせ器23か
らトルク信号を後述のダイナモ速度補正制御回路33か
らの信号で補正するつき合わせ器、25はこのつき合わ
せ器24からのトルク信号とダイナモトルク検出値との
差を検出するつき合わせ器。
【0019】26はこのつき合わせ器25からのトルク
信号が入力するダイナモトルク制御回路、27はダイナ
モ速度指令とつき合わせ器24からのトルク信号から図
12の特性に基づいて電流設定をする関数回路、28は
トルク制御回路26からの電流設定と関数回路27から
の電流を加算する加算器、29はこの加算器28からの
電流指令によりダイナモメータの励磁電流を制御する励
磁電流制御回路。
【0020】31はエンジン回転数を通すフィルタ、3
2はダイナモ速度指令とフィルタ31からの回転数との
偏差を検出するつき合わせ器、33はこの偏差によりダ
イナモ速度補正制御信号を前記つき合わせ器24に出力
するダイナモ速度補正制御回路、34はダイナモロード
セルからのダイナモトルク検出信号を通し前記つき合わ
せ器25に出力するフィルタである。
【0021】次に、この実施例の動作について説明す
る。
【0022】開度制御回路12は図2に示すように開度
設定によりエンジン1のスロットル開度をフィードフオ
ワード制御しているので、エンジン側の制御が安定す
る。そして、図3,図4に示すように、上限,下限速度
監視回路13によりエンジン回転数(速度)を監視し
て、速度の上限,下限値に到達する時点を見込んでエン
ジン開度指令を切り換えているので、図14に示すエン
ジン速度のオーバシュートやアンダーシュートを抑制で
きる。更に、図5に示すように、開度指令を関数回路1
1で速度指令の小さいとき遅らせているので、図14に
示す速度飛び出しが防止できる。
【0023】また、励磁電流制御回路29は図6に示す
ように、関数回路27からの励磁電流指令によりダイナ
モ2をフィードフオワード制御しているので、ダイナモ
側の制御遅れが改善される。そしてトルク制御回路26
は図7に示すように、関数回路21で設定されたエンジ
ン出力トルク設定を、ダイナモ速度指令の変化を微分回
路22で微分した信号で補正したトルク指令でダイナモ
メータをフィードフオワード制御し、これに速度指令と
回転数の偏差が入力するダイナモ速度補正制御回路33
のフィードバック制御を併用しているので、エンジン側
の制御遅れが改善される。
【0024】上記実施例の運転結果を図8に示す。この
運転結果によれば、図13に示す従来の運転結果に比し
制御特性が著しく向上した。
【0025】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
【0026】(1)基本的に開度−トルク運転による非
干渉制御であり、指令速度との偏差に応じてトルク補正
をすることにより指令速度に対する追従性が向上すると
共に、非干渉制御による安定したトルク負荷をかけた運
転が実現できる。
【0027】(2)エンジン出力トルクとダイナモの励
磁電流をフィードフオワード制御にしたので、制御の応
答性が向上した。
【0028】(3)エンジン速度の上限,下限を監視し
ながら開度指令を切り換えているので、オーバシュート
やアンダーシュートを抑制できる。
【0029】(4)開度指令部に時間関数を設けたの
で、加減速時における速度の飛び出しがなくなり、制御
の追従性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるエンジン−ダイナモベ
ンチの制御回路構成図。
【図2】実施例におけるエンジン側の安定制御ループを
示すブロック線図。
【図3】実施例における速度監視ループを示すブロック
線図。
【図4】上限値,下限値到達予想時点を説明する線図。
【図5】実施例における速度飛び出し防止ループを示す
ブロック線図。
【図6】実施例におけるダイナモ側の制御遅れ改善ルー
プを示すブロック線図。
【図7】実施例におけるエンジン側の制御遅れ改善ルー
プを示すブロック図。
【図8】実施例による応答波形図。
【図9】従来制御回路を示すブロック線図。
【図10】目標運転パターンを示す線図。
【図11】開度−エンジントルク特性を示す線図。
【図12】励磁電流−ダイナモトルク特性を示す線図。
【図13】従来例の応答波形図。
【図14】従来例のエンジン回転パターン図。
【符号の説明】
1…エンジン 2…ダイナモメータ(ダイナモ,動力計) 3…カップリング 4…システム慣性 11…速度指令に遅れ時間を与える関数回路 12…スロットル開度制御回路 13…上限,下限速度監視回路 21…トルク設定する関数回路 22…微分回路 23,24,25,32,41,51…つき合わせ器 26…ダイナモトルク制御回路 27…励磁電流設定する関数回路 28…加算器 29…励磁電流制御回路 31,34,44,54…フィルタ 33…ダイナモ速度補正制御回路 42…エンジントルク制御回路 43…アクチュエータ 52…ダイナモ速度制御回路 53…ダイナモ電流制御回路。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】また、ダイナモ2側の制御は、ダイナモ回
転速度設定とシステム慣性4の回転速度(エンジン回転
速度)との偏差をつき合わせ器51で検出し、ダイナモ
速度制御回路52,電流制御回路53を介してダイナモ
2を制御している。即ち、エンジン側はトルク制御し、
ダイナモ側は速度制御している(以下、回転速度を単に
速度という)
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるエンジン−ダイナモベンチの制御方
式は、エンジン開度を制御すると共にダイナモメータを
制御してエンジンに負荷トルクを与えてエンジンの試験
を行うエンジン−ダイナモベンチの制御方式において、
エンジン側制御を、開度制御とし、ダイナモメータ側制
御を、エンジン出力のトルク信号を求めこれをトルク指
令とするフィードフオワード制御と、回転速度でトルク
指令を補正するフィードバック制御としたことを特徴と
する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【作用】この制御方式は、基本的にスロットル開度−ト
ルク運転による非干渉制御となっている。そしてエンジ
ン側制御は、開度制御となっているので、制御が安定す
る。また、ダイナモメータ側制御は、回転速度偏差に応
じてトルク指令を補正しているので回転速度指令に対す
る追従性が向上する。従って非干渉制御による安定した
トルク負荷をかけた運転ができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】12はこの開度指令によりエンジンスロッ
トル開度を制御する開度制御器、13はエンジン回転数
の上限,下限値のオーバシュート,アンダーシュート
(図14)を抑えるために、エンジン回転数を監視して
開度指令の上限値,下限値へ到達する時点を見込んでス
イッチSW1を切り替えて開度指令の切り替えを行う上
限,下限速度監視装置。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】21はスイッチSW1からの開度指令とダ
イナモ速度指令で図11の特性に基づいて開度設定に応
じたトルク設定を発生させる関数回路、22はダイナモ
速度指令の変化からシステムの吸収トルク分を求める演
算回路、23は関数回路21からのトルク設定と演算回
22からのシステムの吸収トルクとの差を検出するつ
き合わせ器、24はこのつき合わせ器23からトルク信
号を後述のダイナモ速度補正制御回路33からの信号で
補正するつき合わせ器、25はこのつき合わせ器24か
らのトルク信号とダイナモトルク検出値との差を検出す
るつき合わせ器。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】エンジン側は図3,図4に示すように、上
限,下限速度監視回路13によりエンジン速度を監視し
て、速度の上限,下限値に到達する時点を見込んでエン
ジン開度指令を切り換えているので、図14に示すエン
ジン速度のオーバシュートやアンダーシュートを抑制で
きる。更に、図5に示すように、開度指令を関数回路1
1で速度指令の低いとき遅らせているので、図14に示
回転速度の飛び出しが防止できる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】また、励磁電流制御回路29は図6に示す
ように、関数回路27からの励磁電流指令によりダイナ
モ2をフィードフオワード制御しているので、ダイナモ
側の制御遅れが改善される。そしてトルク制御回路26
は図7に示すように、関数回路21で設定されたエンジ
ン出力トルク設定を、ダイナモ速度指令から演算回路2
2で求めたシステムの吸収トルク分で補正したトルク指
令によりダイナモメータをフィードフオワード制御し、
これに速度指令と回転数の偏差が入力するダイナモ速度
補正制御回路33のフィードバック制御を併用している
ので、エンジン側の制御遅れが改善される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1…エンジン 2…ダイナモメータ(ダイナモ,動力計) 3…カップリング 4…システム慣性 11…(回転)速度指令に遅れ時間を与える関数回路 12…スロットル開度制御回路 13…上限,下限(回転)速度監視回路 21…トルク設定する関数回路 22…システムの吸収トルク分を求める演算回路 23,24,25,32,41,51…つき合わせ器 26…ダイナモトルク制御回路 27…励磁電流設定する関数回路 28…加算器 29…励磁電流制御回路 31,34,44,54…フィルタ 33…ダイナモ(回転)速度補正制御回路 42…エンジントルク制御回路 43…アクチュエータ 52…ダイナモ(回転)速度制御回路 53…ダイナモ電流制御回路。
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン開度を制御すると共にダイナモ
    メータを制御してエンジンに負荷トルクを与えてエンジ
    ンの試験を行うエンジン−ダイナモベンチの制御におい
    て、 エンジン側制御を、開度指令によるエンジン開度のフィ
    ードフオワード制御とし、ダイナモメータ側制御を、エ
    ンジン出力のトルク信号を求めこれをトルク指令とする
    フィードフォーワード制御と、速度でトルク指令を補正
    するフィードバック制御としたことを特徴としたエンジ
    ン−ダイナモベンチにおける制御方式。
  2. 【請求項2】 ダイナモメータの速度指令とエンジンの
    開度設定に応じたエンジントルク信号を出力する関数回
    路を設け、この信号をトルク指令としてダイナモメータ
    のトルクをフィードフオワード制御することを特徴とし
    た請求項1記載のエンジンダイナモベンチにおける制御
    方式。
  3. 【請求項3】 エンジンの開度設定が、エンジン速度を
    監視してその速度が上限値,下限値へ到達すると予想さ
    れる時点で切り換えられることを特徴とした請求項1又
    は2記載のエンジン−ダイナモベンチにおける制御方
    式。
  4. 【請求項4】 ダイナモメータの速度指令と、トルク設
    定に応じた励磁電流信号を出力する関数回路を設け、こ
    の励磁電流信号を励磁電流指令としてダイナモメータの
    励磁電流をフィードフオワード制御することを特徴とし
    た請求項1又は2又は3記載のエンジン−ダイナモベン
    チにおける制御方式。
  5. 【請求項5】 エンジンの開度設定に、速度に応じた時
    間関数を用い、速度の加減速時の飛び出しを防止するこ
    とを特徴とした請求項1〜4のいずれか1つに記載のエ
    ンジン−ダイナモベンチにおける制御方式。
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Cited By (5)

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