JPH06195128A - 電動機の位置制御装置および方法 - Google Patents

電動機の位置制御装置および方法

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JPH06195128A
JPH06195128A JP4346546A JP34654692A JPH06195128A JP H06195128 A JPH06195128 A JP H06195128A JP 4346546 A JP4346546 A JP 4346546A JP 34654692 A JP34654692 A JP 34654692A JP H06195128 A JPH06195128 A JP H06195128A
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JP
Japan
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signal
speed
simulated
value
rotation angle
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Application number
JP4346546A
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English (en)
Inventor
Fumio Kumazaki
文男 熊崎
Tetsuaki Nagano
鉄明 長野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御パラメータの収束特性を一定に保つ。誤
修正を防止する。 【構成】 模擬速度信号ωaから前記実速度信号ωmを
減ずることにより速度偏差信号Δω2を算出し,その速
度偏差信号Δω2と速度偏差信号Δω2の絶対値に対す
る単調減少関数との乗算値と前記模擬トルク信号τaと
に基づいて修正値ΔJを算出し,その修正値ΔJに基づ
いて慣性モーメントJを修正する。 【効果】 回転角指令信号θmsの傾きにかかわらず、
制御パラメータを適切に修正できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電動機の位置制御装
置および方法に関し、さらに詳しくは、工作機械のテー
ブルや産業用ロボットのアームなどの負荷機械を駆動す
る電動機(たとえば直流電動機,誘導電動機,同期電動
機)の位置制御装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の電動機の位置制御装置
を示す説明図である。この位置制御装置501は、電動
機の回転角を指令する回転角指令信号θmsを回転角指
令信号発生回路Aから受け入れ、負荷機械Lを駆動する
直流電動機Mへの駆動信号Qを出力する。
【0003】位置制御装置501は、フィードフォワー
ド信号演算回路2と,回転検出器3と,位置制御回路4
と,速度制御回路5と,トルク制御回路6Aと,電力変
換回路6Bと,修正回路57とから構成される。フィー
ドフォワード信号演算回路2は、回転角指令信号発生回
路Aからの回転角指令信号θmsに基づいて模擬回転角
信号θaと,模擬速度信号ωaと,模擬トルク信号τa
を算出して、出力する。回転検出器3は、直流電動機M
の回転速度と回転角を検出して実回転角信号θmと,実
速度信号ωmを算出して、出力する。位置制御回路4
は、受け入れた模擬回転角信号θaと,実回転角信号θ
mに基づいて速度信号ω1を算出して、出力する。速度
制御回路5は、受け入れた模擬速度信号ωaと,速度信
号ω1と,前記実速度信号ωmに基づいてトルク信号τ
1を算出して、出力する。トルク制御回路6Aは、受け
入れた模擬トルク信号τaと,トルク信号τ1と,電流
検出器(図示省略)から受け入れた電機子電流Iaに基
づいて電力変換回路6Bへのスイッチング信号Pを出力
する。電力変換回路(例えば4現象チョッパ回路)6B
は、受け入れたスイッチング信号Pに基づいて直流電動
機Mへの駆動信号Qを出力する。修正回路57は、模擬
速度信号ωaと,実速度信号ωmと,模擬トルク信号τ
aとに基づいて修正値ΔJを算出し,その修正値ΔJに
基づいて機械系の慣性モーメントJを算出し,その慣性
モーメントJを制御パラメータとしてフィードフォワー
ド信号演算回路2に出力する。ここで、直流電動機Mの
慣性モーメントをJMと,負荷機械Lの慣性モーメント
をJLとすると、慣性モーメントJの真値Jt=JM+J
Lである。
【0004】次に、修正回路57の動作を、図11に示
すブロック図を用いて説明する。この修正回路57は、
上記フィードフォワード信号演算回路2からの模擬速度
信号ωaを受け入れる入力端子50と,上記回転検出器
3からの実速度信号ωmを受け入れる入力端子51と,
それらの入力端子50,51に接続された減算器32
と,上記トルク制御回路6からの模擬トルク信号τaを
受け入れる入力端子52と,その入力端子52に接続さ
れた極性判別回路33と,その極性判別回路33の出力
と前記減算器32とに接続された乗算器34と,その乗
算器34の出力に接続された積分器35と,その積分器
35と定数設定器37とに接続された加算器36と,そ
の加算器36から出力される慣性モーメントJの出力端
子53とから構成されている。
【0005】まず、減算器32は、受け入れた模擬速度
信号ωaと,実速度信号ωmとから、速度偏差信号Δω
2(=ωa−ωm)を算出し、乗算器34に出力する。
一方、極性判別回路33は、受け入れた模擬トルク信号
τaが“正”であれば極性信号Sgとして“+1”を出
力し、模擬トルク信号τaが“負”であれば極性信号S
gとして“−1”を出力する。
【0006】乗算器34は、減算器32からの速度偏差
信号Δω2と,極性判別回路33からの極性信号Sgと
の乗算値Δω2・Sgを算出し、積分器35に出力す
る。積分器35は、乗算器34からの乗算値Δω2・S
gを積分して修正値ΔJを算出し、加算器36に出力す
る。加算器36は、積分器35からの修正値ΔJと,定
数設定器37からの慣性モーメントの初期値Jo(例え
ば直流電動機Mの慣性モーメント)とを乗算して慣性モ
ーメントJを算出し、出力端子53に出力する。
【0007】図12は、上記従来の電動機の位置制御装
置501において、修正回路57が算出した慣性モーメ
ントJがJ<JM+JLであるときの、各部の変化を示す
グラフである。 回転角指令信号θmsの傾きが小さいとき 回転角指令信号θmsが、図12の(a1)に示すよう
に、T時間に0→P1に増大したとき、模擬速度信号ω
aと,速度信号ω1は、図12の(a2)に示すように
変化する。そこで、速度偏差信号Δω2は、図12の
(a3)に示すように変化する。極性信号Sgは、図1
2の(a4)に示すように、Δω2が正のときは“+
1”となり,Δω2が負のときは“−1”となる。そこ
で、乗算値Δω2・Sgは、図12の(a5)に示すよ
うに変化する。従って、慣性モーメントJは、図12の
(a6)に示すように、緩やかに真値Jtに収束する。
【0008】回転角指令信号θmsの傾きが大きいと
き 回転角指令信号θmsが、図12の(b1)に示すよう
に、T時間に0→P2(>P1)に増大したとき、模擬
速度信号ωaと,速度信号ω1は、図12の(b2)に
示すように変化する。そこで、速度偏差信号Δω2は、
図12の(b3)に示すように変化する。極性信号Sg
は、図12の(b4)に示すように、Δω2が正のとき
は“+1”となり,Δω2が負のときは“−1”とな
る。そこで、乗算値Δω2・Sgは、図12の(b5)
に示すように変化する。従って、慣性モーメントJは、
図12の(b6)に示すように、急激に真値Jtに収束
する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電動機の位
置制御装置501では、回転角指令信号θmsの傾きが
小さいときには速度偏差信号Δω2の絶対値の変化も小
さくなるので、慣性モーメントJは緩やかに真値Jtに
収束する。これに対して、回転角指令信号θmsの傾き
が大きいときには速度偏差信号Δω2の絶対値の変化も
大きくなるので、慣性モーメントJは急激に真値Jtに
収束する。そのため、回転角指令信号θmsの傾きが小
さいときに好適な収束特性となるように修正回路57の
積分ゲインKcを大きくすると、回転角指令信号θms
の傾きが大きくなったとき、フィードフォワード信号演
算回路2から過大な模擬トルク信号τaが出力され、負
荷機械Lに機械振動や,異常音が発生する問題点があ
る。一方、回転角指令信号θmsの傾きが大きいときに
好適な収束特性となるように修正回路57の積分ゲイン
Kcを小さくすると、回転角指令信号θmsの傾きが小
さくなったとき、慣性モーメントJが目標値Jtに追従
できなくなり,負荷機械Lの位置制御にオーバーシュー
トが発生する問題点がある。
【0010】また、直流電動機Mが定速状態に近づくに
つれて、速度偏差信号Δω2の振幅は、慣性モーメント
ではなく,直流電動機Mおよび負荷機械Lの動摩擦に依
存するので、慣性モーメントJを誤修正してしまう問題
点がある。
【0011】そこで、この発明の目的は、回転角指令信
号θmsの傾きの大小にかかわらず、慣性モーメントJ
の収束特性を一定に保ち,且つ慣性モーメントJの誤修
正を防止できる電動機の位置制御装置および方法を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、この発
明は、電動機の回転角を指令する回転角指令信号θms
に基づいて模擬回転角信号θaと模擬速度信号ωaと模
擬トルク信号τaを算出するフィードフォワード信号演
算回路と、前記電動機の回転速度および回転角を検出し
て実回転角信号θmと実速度信号ωmを算出する回転検
出器と、前記模擬回転角信号θaおよび実回転角信号θ
mに基づいて速度信号ω1を算出する位置制御回路と、
前記模擬速度信号ωaと前記速度信号ω1と前記実速度
信号ωmに基づいてトルク信号τ1を算出する速度制御
回路と、前記模擬トルク信号τaおよび前記トルク信号
τ1に基づいて前記電動機のトルクを制御するトルク制
御手段と、前記模擬速度信号ωaから前記実速度信号ω
mを減ずることにより速度偏差信号Δω2を算出し,そ
の速度偏差信号Δω2を速度偏差信号Δω2の絶対値に
対して単調減少のゲインで増幅した増幅速度偏差信号
(またはその速度偏差信号Δω2と速度偏差信号Δω2
の絶対値に対する単調減少関数との乗算値)と,前記模
擬トルク信号τaとに基づいて修正値ΔJを算出し,そ
の修正値ΔJに基づいて機械系の慣性モーメントJを算
出し,その慣性モーメントJを制御パラメータとして前
記フィードフォワード信号演算回路に出力する修正回路
とを具備したことを特徴とする電動機の位置制御装置を
提供する。
【0013】第2の観点では、この発明は、修正回路
は、フィードフォワード信号演算回路が算出した模擬ト
ルク信号τaの大きさが所定値以下のときは、その直前
の慣性モーメントJを前記フィードフォワード信号演算
回路に出力することを特徴とする電動機の位置制御装置
を提供する。
【0014】第3の観点では、この発明は、電動機の回
転角を指令する回転角指令信号θmsに基づいて模擬回
転角信号θaと模擬速度信号ωaと模擬トルク信号τa
を算出し、前記電動機の回転速度および回転角を検出し
て実回転角信号θmと実速度信号ωmを算出し、前記模
擬回転角信号θaおよび実回転角信号θmに基づいて速
度信号ω1を算出し、前記模擬速度信号ωaと前記速度
信号ω1と前記実速度信号ωmに基づいてトルク信号τ
1を算出し、前記模擬トルク信号τaおよび前記トルク
信号τ1に基づいて前記電動機のトルクを制御し、前記
模擬速度信号ωaから前記実速度信号ωmを減ずること
により速度偏差信号Δω2を算出し,その速度偏差信号
Δω2を速度偏差信号Δω2の絶対値に対して単調減少
のゲインで増幅した増幅速度偏差信号(またはその速度
偏差信号Δω2と速度偏差信号Δω2の絶対値に対する
単調減少関数との乗算値)と前記模擬トルク信号τaと
に基づいて修正値ΔJを算出し,その修正値ΔJに基づ
いて機械系の慣性モーメントJを算出し,その慣性モー
メントJを制御パラメータとすることを特徴とする電動
機の位置制御方法を提供する。
【0015】
【作用】上記第1の観点による電動機の位置制御装置で
は、修正回路は、速度偏差信号Δω2を速度偏差信号の
絶対値に対して単調減少のゲインで増幅した増幅速度偏
差信号(またはその速度偏差信号Δω2と速度偏差信号
Δω2の絶対値に対する単調減少関数との乗算値)を用
いて修正値ΔJを算出するので、回転角指令信号θms
の傾きの大小にかかわらず、制御パラメータの収束特性
を一定に保つことが出来る。
【0016】上記第2の観点による電動機の位置制御装
置では、修正回路は、フィードフォワード信号演算回路
が算出した模擬トルク信号τaの大きさが所定値以下の
ときはその直前の慣性モーメントJをフィードフォワー
ド信号演算回路に出力するので、制御パラメータの誤修
正を防止できる。
【0017】上記第3の観点による電動機の位置制御方
法は、上記第1の観点による電動機の位置制御装置を実
現するステップを実行するので、作用は第1の観点によ
る電動機の位置制御装置と同じである。
【0018】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの発明をさら
に詳しく説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。図1は、この発明の電動機の位置制
御装置の一実施例を示す説明図である。この電動機の位
置制御装置101は、電動機の回転角を指令する回転角
指令信号θmsを回転角指令信号発生回路Aから受け入
れ、負荷機械Lを駆動する直流電動機Mへの駆動信号Q
を出力する。
【0019】位置制御装置501は、フィードフォワー
ド信号演算回路2と,回転検出器3と,位置制御回路4
と,速度制御回路5と,トルク制御回路6Aと,電力変
換回路6Bと,修正回路7とから構成される。フィード
フォワード信号演算回路2は、回転角指令信号発生回路
Aからの回転角指令信号θmsに基づいて模擬回転角信
号θaと,模擬速度信号ωaと,模擬トルク信号τaを
算出して、出力する。回転検出器3は、電動機Mの回転
速度と回転角を検出して実回転角信号θmと,実速度信
号ωmを算出して、出力する。位置制御回路4は、受け
入れた模擬回転角信号θaと,実回転角信号θmに基づ
いて速度信号ω1を算出して、出力する。速度制御回路
5は、受け入れた模擬速度信号ωaと,速度信号ω1
と,前記実速度信号ωmに基づいてトルク信号τ1を算
出して、出力する。トルク制御回路6Aは、受け入れた
模擬トルク信号τaと,トルク信号τ1と,電流検出器
(図示省略)から受け入れた電機子電流Iaに基づいて
電力変換回路6Bへのスイッチング信号Pを出力する。
電力変換回路(例えば4現象チョッパ回路)6Bは、受
け入れたスイッチング信号Pに基づいて直流電動機Mへ
の駆動信号Qを出力する。修正回路7は、模擬速度信号
ωaから前記実速度信号ωmを減ずることにより速度偏
差信号Δω2を算出し,その速度偏差信号Δω2と速度
偏差信号Δω2の絶対値に対する単調減少関数との乗算
値と前記模擬トルク信号τaとに基づいて修正値ΔJを
算出し,その修正値ΔJに基づいて機械系の慣性モーメ
ントJを算出し,その慣性モーメントJを制御パラメー
タとしてフィードフォワード信号演算回路2に出力す
る。
【0020】次に、この電動機の位置制御装置101の
動作を説明する。まず、フィードフォワード信号演算回
路2の動作を、図2に示すブロック図を用いて説明す
る。フィードフォワード信号演算回路2では、上記回転
角指令信号発生回路Aからの回転角指令信号θmsを受
け入れる入力端子38と,その入力端子38および後記
積分器16の出力に接続された減算器10と,その減算
器10に接続された係数器11とにより模擬位置制御回
路を形成する。また、前記係数器11の出力と後記積分
器15の出力に接続された減算器12と,その減算器1
2の出力に接続された係数器13とにより模擬速度制御
回路を形成する。さらに、前記係数器13の出力と後記
積分器16の出力に接続された積分器15と,その積分
器15の出力に接続された積分器16とにより機械系模
擬回路を形成する。なお、前記積分器15から出力され
た模擬速度信号ωaは、外部端子41に出力される。ま
た、前記積分器16から出力された模擬回転角信号θa
は、外部端子42に出力される。一方、乗算器17は、
入力端子39で受け入れた上記修正回路7からの慣性モ
ーメントJと,前記係数器13の出力とを乗算して疑似
トルク信号τaを算出して、出力端子43に出力する。
【0021】まず、減算器10は、受け入れた回転角指
令信号θmsと,積分器16から出力された模擬回転角
信号θaとから、模擬回転角信号Δθa(=θms−ω
a)を算出し、係数器11に出力する。係数器11は、
減算器10からの模擬回転角信号ΔθaをKpa倍して
模擬速度指令信号ωasを算出し、減算器12に出力す
る。減算器12は、係数器11からの模擬速度指令信号
ωasと,積分器15からの模擬速度信号ωaとから、
模擬速度偏差信号Δωa(=ωas−ωa)を算出し、
係数器13に出力する。係数器13は、減算器12から
の模擬速度偏差信号Δωaをωsc倍して、乗算器17
と,積分器15とに出力する。
【0022】積分器15は、係数器13の出力を積分し
て模擬速度信号ωaを算出し、積分器16と,出力端子
41とに出力する。積分器16は、積分器15からの模
擬速度信号ωaをさらに積分して模擬回転信号θaを算
出し、出力端子42に出力する。乗算器17は、受け入
れた慣性モーメントJと,係数器13の出力とを乗算し
て模擬トルク信号τaを算出し、出力端子43に出力す
る。
【0023】次に、位置制御回路4の動作を、図3に示
すブロック図を用いて説明する。この位置制御回路4
は、上記フィードフォワード信号演算回路2からの模擬
回転角信号θaを受け入れる入力端子43と,回転検出
器3からの実回転角信号θmを受け入れる入力端子44
と,前記入力端子43および前記入力端子44に接続さ
れた減算器17と,その減算器17に接続された係数器
18と,その係数器18から出力された速度信号ω1の
出力端子45とから構成されている。
【0024】まず、減算器17は、受け入れた模擬回転
角信号θaと,実回転角信号θmとから、回転角偏差Δ
θ(=θa−θm)を算出し、係数器18に出力する。
係数器18は、減算器17からの回転角偏差ΔθをKp
p倍して速度信号ω1を算出し、出力端子45に出力す
る。
【0025】次に、速度制御回路5の動作を、図4に示
すブロック図を用いて説明する。この速度制御回路5
は、上記フィードフォワード信号演算回路2からの模擬
速度信号ωaを受け入れる入力端子46と,上記位置制
御回路4からの速度信号ω1を受け入れる入力端子47
と,それら入力端子46,47に接続された加算器19
と,上記回転検出器3からの実速度信号ωmを受け入れ
る入力端子48と,前記加算器19と前記入力端子48
に接続された減算器20と,その減算器20に接続され
た係数器21および積分器22と,前記係数器21およ
び前記積分器22の出力に接続された加算器23と,そ
の加算器23から出力されたトルク信号τ1の出力端子
49とから構成されている。
【0026】まず、加算器19は、受け入れた模擬速度
信号ωaと,速度信号ω1との加算速度信号ω2(=ω
a+ω1)を算出し、減算器20に出力する。減算器2
0は、加算器19からの加算速度信号ω2と,受け入れ
た実速度信号ωmとから速度偏差信号Δω(=ω2−ω
m)を算出し、係数器21と,積分器22とに出力す
る。係数器21は、減算器20からの速度偏差信号Δω
をKsp倍して、加算器23に出力する。積分器22
は、減算器20からの速度偏差信号Δωを積分ゲインK
siで積分して、加算器23に出力する。加算器23
は、係数器21からの出力と,積分器22からの出力と
を加算してトルク信号τ1を算出し、出力端子49に出
力する。
【0027】次に、トルク制御回路6Aの動作を、図5
に示すブロック図を用いて説明する。このトルク制御回
路6Aは、上記速度制御回路5からのトルク信号τ1を
受け入れる入力端子54と,上記フィードフォワード信
号演算回路2からの模擬トルク信号τaを受け入れる入
力端子55と,それら入力端子54,55に接続された
加算器31と,その加算器31に出力された制限回路2
4と,その制限回路24の出力に接続された係数器25
と,電機子電流Iaを受け入れる入力端子56と,前記
係数器25の出力と前記入力端子56とに接続された減
算器26と,その減算器26の出力に接続された係数器
27および積分器28と,前記係数器27および積分器
28の出力に接続された加算器29と,その加算器29
に接続されたPWM回路30と,PWM回路30から出
力されるスイッチング信号Pの出力端子57とから構成
されている。
【0028】まず、加算器31は、受け入れたトルク信
号τ1と,受け入れた模擬トルク信号τaとから、最終
トルク信号τms(=τ1+τa)を算出し、制限回路
24に出力する。制限回路24は、加算器31からの最
終トルク信号τmsを所定の振幅に制限して係数器25
に出力する。
【0029】係数器25は、制限回路24からの最終ト
ルク信号τmsを(1/Kt)倍して電機子電流指令信
号Iasを算出し、減算器26に出力する。ここで、K
tは、トルク定数である。なお、直流電動機Mの発生ト
ルクτm=Kt・Iaなる関係が知られているので、最
終トルク信号τmsを(1/Kt)倍することにより、
電機子電流指令信号Iasが得られる。
【0030】減算器26は、係数器25からの電機子電
流指令信号Iasと,受け入れた電機子電流Iaとから
電流偏差信号ΔI(=Ias−Ia)を算出し、係数器
27と,積分器28とに出力する。係数器27は、減算
器26からの電流偏差信号ΔIをKcp倍して加算器2
9に出力する。積分器28は、減算器26からの電流偏
差信号ΔIを積分ゲインKciで積分して加算器29に
出力する。加算器29は、係数器21からの出力と,積
分器22からの出力とを加算して端子電圧指令信号Va
sを算出してPWM回路30に出力する。PWM回路3
0は、加算器29からの端子電圧指令信号Vasに基づ
いて、電力変換回路6Bへのスイッチング信号Pを出力
する。
【0031】なお、スイッチング信号Pを受け入れた電
力変換器Cは、駆動信号Rを直流電動機Mに出力する。
このとき、電動機Mの端子電圧Vaは、端子電圧指令信
号Vasに追従するので、直流電動機Mの発生トルクτ
mは、最終トルク信号τmsに追従するように制御され
ることとなる。
【0032】次に、修正回路7の動作を、図6に示すブ
ロック図を用いて説明する。この修正回路7は、上記フ
ィードフォワード信号演算回路2からの模擬速度信号ω
aを受け入れる入力端子68と,上記回転検出器3から
の実速度信号ωmを受け入れる入力端子69と,それら
の入力端子68,69に接続された減算器59と,その
減算器59に接続された絶対値回路72と,その絶対値
回路72の出力に接続された単調減少関数回路60と,
その単調減少関数回路60の出力と減算器59とに接続
された乗算器62と,上記トルク制御回路6Aからの模
擬トルク信号τaを受け入れる入力端子70と,その入
力端子70に接続された所定値・極性判別回路66と,
前記乗算器62と前記所定値・極性判別回路66の出力
とに接続された乗算器63と,その乗算器63に接続さ
れた積分器64と,その積分器64と定数設定器67と
に接続された加算器65と,その加算器65から出力さ
れる慣性モーメントJの出力端子71とから構成されて
いる。
【0033】まず、減算器59は、受け入れた模擬速度
信号ωaと,実速度信号ωmとから、速度偏差信号Δω
2(=ωa−ωm)を算出し、絶対値回路72と,乗算
器62とに出力する。絶対値回路72は、前記速度偏差
信号Δω2の絶対値|Δω2|を算出し、単調減少関数
回路60に出力する。単調減少関数回路60は、前記絶
対値|Δω2|の単調減少関数値ω5を算出し、乗算器
62に出力する。図7の(a)と(b)に、絶対値|Δ
ω2|に対する単調減少関数値ω5の一例を、グラフ表
示する。乗算器62は、単調減少関数回路60からの単
調減少関数値ω5と,減算器59からの速度偏差信号Δ
ω2との乗算値ω6(=Δω2・ω5)を算出し、乗算
器63に出力する。
【0034】一方、所定値・極性判別回路66は、以下
に示す算出式により、受け入れた模擬トルク信号τaか
ら所定値・極性信号Sg1を算出し、乗算器63に出力
する。 |τa|≦(所定値)のとき、Sg1=0 |τa|>(所定値),かつτa>0のとき、Sg1
=1 |τa|>(所定値),かつτa<0のとき、Sg1
=−1
【0035】乗算器63は、乗算器62からの乗算値ω
6と,所定値・極性判別回路66からの所定値・極性信
号Sg1との乗算値ω6・Sg1を算出し、積分器64
に出力する。積分器64は、乗算器63からの乗算値ω
6・Sg1を積分して修正値ΔJを算出し、加算器65
に出力する。例えば、上記の場合は、積分器64への
入力が“0”となり、修正値ΔJとして以前の値が保持
される。加算器65は、積分器64からの修正値ΔJ
と,定数設定器67からの慣性モーメントの初期値Jo
(例えば直流電動機Mの慣性モーメント)とを加算して
慣性モーメントJを算出し、出力端子71に出力する。
【0036】図8,図9は、この発明の電動機の位置制
御装置101における、各部の変化を示すグラフであ
る。 J<JM+JLで,回転角指令信号θmsの傾きが小さ
いとき 回転角指令信号θmsが、図8の(a1)に示すよう
に、T時間に0→P1に増大したとき、模擬速度信号ω
aと,速度信号ω1は、図8の(a2)に示すように変
化する。そこで、速度偏差信号Δω2は図8の(a3)
に示されるので、単調減少関数値ω5は、図8の(a
4)に示すように変化する。なお、ここでは、図7の
(a)に示した単調減少関数を用いたものとする。一
方、疑似トルク信号τaは、図8の(a5)に示される
ので、所定値・極性信号Sg1は、図8の(a6)に示
すように、|τa|>(所定値)のときは“+1”また
は“−1”となり、|τa|≦(所定値)のときは
“0”となる。そこで、乗算値ω6(=Δω2・ω5)
は、図8の(a7)に示される。従って、乗算値Sg1
・ω6は、図8の(a8)に示すように変化する。即
ち、慣性モーメントJは、図8の(a9)に示すよう
に、|τa|>(所定値)のときに上方修正され、|τ
a|≦(所定値)のときは停止状態となり、適切な収束
特性で真値Jtに収束する。
【0037】J<JM+JLで,回転角指令信号θms
の傾きが大きいとき 回転角指令信号θmsが、図8の(b1)に示すよう
に、T時間に0→P2(>P1)に増大したとき、模擬
速度信号ωaと,速度信号ω1は、図8の(b2)に示
すように変化する。そこで、速度偏差信号Δω2は図8
の(b3)に示されるので、単調減少関数値ω5は、図
8の(b4)に示すように変化する。なお、ここでは、
図7の(a)に示した単調減少関数を用いたものとす
る。一方、疑似トルク信号τaは、図8の(b5)に示
されるので、所定値・極性信号Sg1は、図8の(b
6)に示すように、|τa|>(所定値)のときは“+
1”または“−1”となり、|τa|≦(所定値)のと
きは“0”となる。そこで、乗算値ω6(=Δω2・ω
5)は、図8の(b7)に示される。従って、乗算値S
g1・ω6は、図8の(b8)に示すように変化する。
即ち、慣性モーメントJは、図8の(b9)に示すよう
に、|τa|>(所定値)のときに上方修正され、|τ
a|≦(所定値)のときは停止状態となり、適切な収束
特性で真値Jtに収束する。
【0038】J<JM+JLで,回転角指令信号θms
の傾きが小さいとき 回転角指令信号θmsが、図9の(a1)に示すよう
に、T時間に0→P1に増大したとき、模擬速度信号ω
aと,速度信号ω1は、図9の(a2)に示すように変
化する。そこで、速度偏差信号Δω2は図9の(a3)
に示されるので、単調減少関数値ω5は、図9の(a
4)に示すように変化する。なお、ここでは、図7の
(a)に示した単調減少関数を用いたものとする。一
方、疑似トルク信号τaは、図9の(a5)に示される
ので、所定値・極性信号Sg1は、図9の(a6)に示
すように、|τa|>(所定値)のときは“+1”また
は“−1”となり、|τa|≦(所定値)のときは
“0”となる。そこで、乗算値ω6(=Δω2・ω5)
は、図9の(a7)に示される。従って、乗算値Sg1
・ω6は、図9の(a8)に示すように変化する。即
ち、慣性モーメントJは、図9の(a9)に示すよう
に、|τa|>(所定値)のときに上方修正され、|τ
a|≦(所定値)のときは停止状態となり、適切な収束
特性で真値Jtに収束する。
【0039】J<JM+JLで,回転角指令信号θms
の傾きが大きいとき 回転角指令信号θmsが、図9の(b1)に示すよう
に、T時間に0→P2(>P1)に増大したとき、模擬
速度信号ωaと,速度信号ω1は、図9の(b2)に示
すように変化する。そこで、速度偏差信号Δω2は図9
の(b3)に示されるので、単調減少関数値ω5は、図
9の(b4)に示すように変化する。なお、ここでは、
図7の(a)に示した単調減少関数を用いたものとす
る。一方、疑似トルク信号τaは、図9の(b5)に示
されるので、所定値・極性信号Sg1は、図9の(b
6)に示すように、|τa|>(所定値)のときは“+
1”または“−1”となり、|τa|≦(所定値)のと
きは“0”となる。そこで、乗算値ω6(=Δω2・ω
5)は、図9の(b7)に示される。従って、乗算値S
g1・ω6は、図9の(b8)に示すように変化する。
即ち、慣性モーメントJは、図9の(b9)に示すよう
に、|τa|>(所定値)のときに上方修正され、|τ
a|≦(所定値)のときは停止状態となり、適切な収束
特性で真値Jtに収束する。
【0040】
【発明の効果】この発明の電動機の位置制御装置および
方法によれば、回転角指令信号θmsの傾きの大小にか
かわらず、制御パラメータ(例えば慣性モーメントJ)
の収束特性を一定に保ち、適切な修正を行なうことが出
来る。また、模擬トルク信号τaの大きさが所定値以下
のときには制御パラメータの修正を停止するので、誤修
正を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例による電動機の位置制御
装置の説明図である。
【図2】フィードフォワード信号演算回路のブロック図
である。
【図3】位置制御回路のブロック図である。
【図4】速度制御回路のブロック図である。
【図5】トルク制御回路のブロック図である。
【図6】修正回路のブロック図である。
【図7】単調減少関数の説明図である。
【図8】図1の電動機の位置制御装置の動作説明図であ
る。
【図9】図1の電動機の位置制御装置の別の動作説明図
である。
【図10】従来の電動機の位置制御装置の説明図であ
る。
【図11】修正回路の別のブロック図である。
【図12】図10の電動機の位置制御装置の動作説明図
である。
【符号の説明】
101,501 電動機の位置制御装置 2 フィードフォワード信号演算回路 3 回転検出器 4 位置制御回路 5 速度制御回路 6A トルク制御回路 6B 電力変換回路 7,57 修正回路 A 回転角指令信号発生回路 M 直流電動機
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】JJM+JLで,回転角指令信号θms
の傾きが小さいとき 回転角指令信号θmsが、図9の(a1)に示すよう
に、T時間に0→P1に増大したとき、模擬速度信号ω
aと,速度信号ω1は、図9の(a2)に示すように変
化する。そこで、速度偏差信号Δω2は図9の(a3)
に示されるので、単調減少関数値ω5は、図9の(a
4)に示すように変化する。なお、ここでは、図7の
(a)に示した単調減少関数を用いたものとする。一
方、疑似トルク信号τaは、図9の(a5)に示される
ので、所定値・極性信号Sg1は、図9の(a6)に示
すように、|τa|>(所定値)のときは“+1”また
は“−1”となり、|τa|≦(所定値)のときは
“0”となる。そこで、乗算値ω6(=Δω2・ω5)
は、図9の(a7)に示される。従って、乗算値Sg1
・ω6は、図9の(a8)に示すように変化する。即
ち、慣性モーメントJは、図9の(a9)に示すよう
に、|τa|>(所定値)のときに上方修正され、|τ
a|≦(所定値)のときは停止状態となり、適切な収束
特性で真値Jtに収束する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】JJM+JLで,回転角指令信号θms
の傾きが大きいとき 回転角指令信号θmsが、図9の(b1)に示すよう
に、T時間に0→P2(>P1)に増大したとき、模擬
速度信号ωaと,速度信号ω1は、図9の(b2)に示
すように変化する。そこで、速度偏差信号Δω2は図9
の(b3)に示されるので、単調減少関数値ω5は、図
9の(b4)に示すように変化する。なお、ここでは、
図7の(a)に示した単調減少関数を用いたものとす
る。一方、疑似トルク信号τaは、図9の(b5)に示
されるので、所定値・極性信号Sg1は、図9の(b
6)に示すように、|τa|>(所定値)のときは“+
1”または“−1”となり、|τa|≦(所定値)のと
きは“0”となる。そこで、乗算値ω6(=Δω2・ω
5)は、図9の(b7)に示される。従って、乗算値S
g1・ω6は、図9の(b8)に示すように変化する。
即ち、慣性モーメントJは、図9の(b9)に示すよう
に、|τa|>(所定値)のときに上方修正され、|τ
a|≦(所定値)のときは停止状態となり、適切な収束
特性で真値Jtに収束する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機の回転角を指令する回転角指令信
    号θmsに基づいて模擬回転角信号θaと模擬速度信号
    ωaと模擬トルク信号τaを算出するフィードフォワー
    ド信号演算回路と、前記電動機の回転速度および回転角
    を検出して実回転角信号θmと実速度信号ωmを算出す
    る回転検出器と、前記模擬回転角信号θaおよび実回転
    角信号θmに基づいて速度信号ω1を算出する位置制御
    回路と、前記模擬速度信号ωaと前記速度信号ω1と前
    記実速度信号ωmに基づいてトルク信号τ1を算出する
    速度制御回路と、前記模擬トルク信号τaおよび前記ト
    ルク信号τ1に基づいて前記電動機のトルクを制御する
    トルク制御手段と、前記模擬速度信号ωaから前記実速
    度信号ωmを減ずることにより速度偏差信号Δω2を算
    出し,その速度偏差信号Δω2を速度偏差信号Δω2の
    絶対値に対して単調減少のゲインで増幅した増幅速度偏
    差信号(またはその速度偏差信号Δω2と速度偏差信号
    Δω2の絶対値に対する単調減少関数との乗算値)と,
    前記模擬トルク信号τaとに基づいて修正値ΔJを算出
    し,その修正値ΔJに基づいて前記フィードフォワード
    信号演算回路の制御パラメータを修正する修正回路とを
    具備したことを特徴とする電動機の位置制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電動機の位置制御装置
    において、 修正回路は、フィードフォワード信号演算回路が算出し
    た模擬トルク信号τaの大きさが所定値以下のときは、
    その直前の慣性モーメントJを前記フィードフォワード
    信号演算回路に出力することを特徴とする電動機の位置
    制御装置。
  3. 【請求項3】 電動機の回転角を指令する回転角指令信
    号θmsに基づいて模擬回転角信号θaと模擬速度信号
    ωaと模擬トルク信号τaを算出し、前記電動機の回転
    速度および回転角を検出して実回転角信号θmと実速度
    信号ωmを算出し、前記模擬回転角信号θaおよび実回
    転角信号θmに基づいて速度信号ω1を算出し、前記模
    擬速度信号ωaと前記速度信号ω1と前記実速度信号ω
    mに基づいてトルク信号τ1を算出し、前記模擬トルク
    信号τaおよび前記トルク信号τ1に基づいて前記電動
    機のトルクを制御し、前記模擬速度信号ωaから前記実
    速度信号ωmを減ずることにより速度偏差信号Δω2を
    算出し,その速度偏差信号Δω2を速度偏差信号Δω2
    の絶対値に対して単調減少のゲインで増幅した増幅速度
    偏差信号(またはその速度偏差信号Δω2と速度偏差信
    号Δω2の絶対値に対する単調減少関数との乗算値)と
    前記模擬トルク信号τaとに基づいて修正値ΔJを算出
    し,その修正値ΔJに基づいて制御パラメータを修正す
    ることを特徴とする電動機の位置制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996037039A1 (fr) * 1995-05-17 1996-11-21 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Appareil de determination de constantes de commande
CN113067514A (zh) * 2021-03-23 2021-07-02 华中科技大学 一种适用于伺服系统的快速在线转动惯量辨识方法和系统
CN118034071A (zh) * 2024-04-15 2024-05-14 四川沃飞长空科技发展有限公司 飞行器控制分配方法、装置、飞行器、存储介质及产品

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