JPH0875538A - 重量選別方法および重量選別装置 - Google Patents

重量選別方法および重量選別装置

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JPH0875538A
JPH0875538A JP23225694A JP23225694A JPH0875538A JP H0875538 A JPH0875538 A JP H0875538A JP 23225694 A JP23225694 A JP 23225694A JP 23225694 A JP23225694 A JP 23225694A JP H0875538 A JPH0875538 A JP H0875538A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】選別対象の物品が規格品または規格外品どちら
かに少なく偏っている場合に、選別効率を向上すること
ができる重量選別方法または選別装置を提供する。 【構成】排出制御手段26が、選別対象の物品のうち少
なく偏っている規格品または規格外品を、計量ホッパ6
-1〜6-10 内で所定個数に達したときに、該計量ホッパ
6-1〜6-10 から排出させるようにしているので、その
間、この規格品または規格外品を排出することがなく、
選別効率を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、物品を重量選別する
重量選別装置に関し、特にその選別効率の向上に関す
る。
【0002】
【従来の技術】多数の物品を重量に応じて選別する場
合、多数の計量ホッパを有する重量選別装置(重量チェ
ッカー)が用いられる。例えば、ブロイラー肉の切り身
のような物品が1つずつ手動で計量ホッパに投入される
と、各計量ホッパの重量検出器により、物品単品の重量
が計測される。選別手段は、重量検出器により検出され
た重量に応じて規格品と規格外品とを選別する。例え
ば、100g〜110gの範囲を規格品とすると、これ
以外はすべて規格外品となる。選別された規格品は計量
ホッパから排出され、搬送コンベアによって正量側に搬
送され、次に、規格外品は不良側に搬送されて、規格品
と規格外品とが選別される。このように、従来の重量選
別においては、物品の重量を検出し、規格品か規格外品
かを選別し、規格品を正量側に排出し、規格外品を不良
側に排出して1つの作業サイクルが完了することにな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置において、選別対象の物品が規格品または規格外品ど
ちらかに少なく偏っている場合に、次のような問題があ
った。
【0004】例えば、10個の計量ホッパがあって、規
格外品の数が物品全体数の約10%に偏っている場合に
おいて、確率的に、規格品は9個の計量ホッパに投入さ
れ、規格外品も1個の計量ホッパに含まれるため、1つ
の作業サイクルで正量側と不良側とにそれぞれ排出され
る。また、逆に、規格品の数が約10%に偏っている場
合において、規格外品は9個の計量ホッパに投入され、
規格品も1個の計量ホッパに含まれるため、同様に、1
つの作業サイクルで正量側と不良側にそれぞれ排出され
る。このように、選別対象の物品が規格品または規格外
品どちらかに少なく偏っている場合においても、両方の
物品が選別対象に含まれている限りはそれぞれ排出させ
る必要があり、選別作業の効率化を図ることができな
い。
【0005】この発明は、上記の問題点を解決して、選
別対象の物品が規格品または規格外品どちらかに少なく
偏っている場合に、選別効率を向上することができる重
量選別方法または選別装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1または2の発明は、物品を計量ホッパによ
り1つずつ計量し、重量に応じて物品を規格品と規格外
品とに選別し、選別結果に基づいて、規格外品が少ない
場合には、規格品を排出するとともに、規格外品を、計
量ホッパ内で所定個数に達したときに該計量ホッパから
排出させ、規格品が少ない場合には、規格外品を排出す
るとともに、規格品を、計量ホッパ内で所定個数に達し
たときに該計量ホッパから排出させ、計量ホッパから排
出された規格品を正方向に、規格外品を逆方向に搬送す
る。
【0007】
【作用】この発明によれば、排出制御手段が、選別対象
の物品のうち少なく偏っている規格品または規格外品
を、計量ホッパ内で所定個数に達したときに、該計量ホ
ッパから排出させるようにしているので、その間、この
規格品または規格外品を排出することがなく、選別効率
を向上することができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1に、この発明の一実施例に係る重量選別装
置の概略側面図を示す。この装置は、複数(例えば10
個)のプールホッパ4-1〜4-10 、その下部に設けられ
た排出ゲート14-1〜14-10 、プールホッパ4-1〜4
-10 に対応する計量ホッパ6-1〜6-10 、その下部に設
けられた排出ゲート16-1〜16-10 、計量ホッパ6-1
〜6-10 内の物品Mの重量を検出する重量検出器(ロー
ドセル)8-1〜8-10 、正逆搬送コンベヤ12、および
選別手段24と排出制御手段26を含む制御部20を備
えている。
【0009】まず、選別対象であるブロイラー肉の切り
身のような単品の物品Mは、プールホッパ4-1〜4-10
に手動で1つずつ投入され、一時的にこのプールホッパ
4-1〜4-10 にプールされる。対応する計量ホッパ6-1
〜6-10 の物品Mがなくなると、その所定時間後に、プ
ールホッパの排出ゲート14-1〜14-10 が排出制御手
段26の開放信号Oにより開かれて物品Mが投入され
る。
【0010】各重量検出器8-1〜8-10 は、各計量ホッ
パ6-1〜6-10 に投入された物品Mの重量を計測して重
量検出信号Wを出力する。これら重量検出信号Wを受け
て、選別手段24は、予め設定された規格品の重量範
囲、例えば100g以上で110g以下という範囲に基
づいて、物品Mを規格品MR と規格外品MI とに選別す
る。そして、選別結果に基づいて、排出制御手段26の
開放信号Oが出力されると、計量ホッパの排出ゲート1
6-1〜16-10 が開放されて、規格品MR または規格外
品MI が正逆搬送コンベア12に排出される。
【0011】正逆搬送コンベア12は、駆動ローラJ1
およびJ2 にベルトBが架け渡されており、排出制御手
段26からのモータ制御信号SによりモータM1 を駆動
させ、駆動ローラJ1 をa(正)方向に回転させてベル
トBを正量側に移動させる。このとき、駆動ローラJ2
は、従動ローラとして動作する。また、モータ制御信号
SによりモータM2 を駆動させ、駆動ローラJ2 をb
(逆)方向に回転させてベルトBを不良側に移動させ
る。このとき、駆動ローラJ1 は、従動ローラとして動
作する。正逆搬送コンベア12は規格品MR を正方向に
搬送し、次いで規格外品MI を逆方向に搬送する。こう
して、物品Mが規格品MR と規格外品MI とに選別され
る。
【0012】ここで、選別対象の物品Mのうち、規格外
品MI が少なく偏っている場合、この排出制御手段26
は、選別結果に基づいて、規格品MR については規格品
MRが投入された計量ホッパの排出ゲート16を開放信
号Oにより開放して排出するが、規格外品MI について
は予め設定された計量ホッパ許容合計数Kに達していな
ければ、規格外品MI が投入された計量ホッパの排出ゲ
ート16に開放禁止信号Pを出力して排出させない。そ
して、選別作業が進んで、規格外品MI が投入された計
量ホッパの合計数がK個に達したときにはじめて、これ
らの計量ホッパの排出ゲートに開放信号Oを出力して規
格外品MI を排出させるように動作する。図2に、プー
ルホッパ4-1〜4-10 および計量ホッパ6-1〜6-10 の
概略側面図を示す。以下、この排出制御手段26の動作
を具体的に説明する。
【0013】例えば、規格外品MI の数が物品Mの全体
数の約10%に偏っており、排出制御手段26において
規格外品MI が投入された計量ホッパの許容合計数Kが
3個に設定されているものとする。図2(A)におい
て、10個の計量ホッパ6-1〜6-10 には、規格品MR
が9個の計量ホッパ6-1,6-3〜6-10 に投入され、規
格外品MI は計量ホッパ6-2だけに投入されている。ま
ず、排出制御手段26は、選別手段24の選別結果に基
づいて、規格品MR が投入された9個の計量ホッパの排
出ゲート16-1,16-3〜16-10 を開放信号Oにより
開放する。すると、規格品MR は、計量ホッパ6-1,6
-3〜6-10 から排出されて、正転駆動される正逆搬送コ
ンベア12により、正量側に排出される。しかし、規格
外品MI が投入された計量ホッパの排出ゲート16-2
は、規格外品MI の計量ホッパの合計数Kは1個である
ので、開放禁止信号Pにより開放されず、規格外品MI
は計量ホッパ6-2に投入されたままになっている。
【0014】次に、図2(B)において、物品Mが排出
されて空になった計量ホッパ6-1,6-3〜6-10 に、排
出制御手段26からの開放信号Oによりプールホッパの
排出ゲート14-1,14-3〜14-10 が開放されて、プ
ールホッパ4-1,4-3〜4-10 から物品Mが投入され
る。計量ホッパ6-2には規格外品MI が投入されたまま
になっているので、プールホッパ4-2から物品Mは投入
されない。この9個の計量ホッパのうち、規格品MR が
8個の計量ホッパ6-1,6-3〜6-10 に投入され、規格
外品MI が計量ホッパ6-3だけに投入されると、同様に
開放信号Oにより計量ホッパ6-1,6-3〜6-10 の排出
ゲート16-1,16-3〜16-10 が開放されて、規格品
MR が排出される。しかし、規格外品MI が投入された
計量ホッパの排出ゲート16-3は、規格外品MI の計量
ホッパの合計数Kが計量ホッパ6-2および6-3の2個で
あるので、開放禁止信号Pが出力されて開放されず、規
格外品MI は計量ホッパ6-2および6-3に投入されたま
まになっている。
【0015】次に、図2(C)において、物品MR が排
出されて空になった8個の計量ホッパ6-1,6-4〜6-1
0 に、同様にプールホッパ4-1,4-4〜4-10 から物品
Mが投入される。計量ホッパ6-2および6-3には規格外
品MI が投入されたままになっているので、プールホッ
パ4-2およびプールホッパ4-3から物品Mは投入されな
い。この8個の計量ホッパのうち、規格品MR が8個の
計量ホッパ6-1,6-3〜6-9に投入され、規格外品MI
が計量ホッパ6-10 だけに投入されると、開放信号Oに
より計量ホッパの排出ゲート16-1,16-4〜16-9が
開放されて、規格品MR が排出される。次に、規格外品
MI の計量ホッパの合計数Kが計量ホッパ6-2,6-3,
6-10 の3個となったため、今度は開放信号Oが出力さ
れて、計量ホッパの排出ゲート16-2,16-3,16-1
0 が開放されて、規格外品MI が排出される。排出され
た規格外品MI は、正逆搬送コンベア12が逆転駆動さ
れることにより、不良側へ搬出される。
【0016】こうして、排出制御手段26において規格
外品MI の計量ホッパの許容合計数Kを3個にすると、
Kが3個になるまで規格外品MI は不良側に排出されな
くなり、つまり、この例では3つの作業サイクルで不良
側の排出が2度省かれることになり、その間、規格外品
MI は正逆搬送コンベア12により搬送されないことか
ら、1つの作業サイクルにかかる時間が速くなり、選別
効率の向上が図られる。
【0017】また、規格外品MI がほとんどなく、例え
ば物品Mの全体数の3%程度の場合、許容合計数Kを3
個にすると、計量ホッパ内に保持されている時間が上記
の10%の場合の約3倍の時間に長くなり、肉の乾燥な
ど品質に悪影響を及ぼすおそれがある。その場合、規格
外品MI の許容合計数Kを1個にすると、規格外品MI
が発生すればただちに排出されるので、品質低下のおそ
れがなくなる。
【0018】なお、この実施例においては、規格外品が
少なく偏っている場合について説明しているが、規格品
が少なく偏っている場合についても同様であり、その場
合、計量結果に基づいて、規格外品をただちに計量ホッ
パから排出させ、規格品は、所定個数に達したときに計
量ホッパから排出させる。
【0019】なお、この実施例では、物品の供給は手作
業で行う半自動の重量選別を行っているが、自動の重量
選別に用いてもよい。また、組合せ計量の重量選別に用
いてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、排出
制御手段が、選別対象の物品のうち少なく偏っている規
格品または規格外品を、計量ホッパ内に所定個数に達し
たときに、該計量ホッパから排出させるようにしている
ので、その間、規格品または規格外品を排出することが
なく、選別効率を向上することができる。これにより、
選別対象の物品が規格品または規格外品どちらかに少な
く偏っている場合に、選別効率を向上することができる
重量選別方法または選別装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る重量選別装置を示す
概略側面図である。
【図2】上記のプールホッパおよび計量ホッパを示す概
略側面図である。
【符号の説明】
6-1〜6-10 …計量ホッパ、12…正逆搬送機、24…
選別手段、26…排出制御手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を計量ホッパにより1つずつ計量
    し、 重量に応じて物品を規格品と規格外品とに選別し、 選別結果に基づいて、規格外品が少ない場合には、規格
    品を排出するとともに、規格外品を、計量ホッパ内で所
    定個数に達したときに該計量ホッパから排出させ、規格
    品が少ない場合には、規格外品を排出するとともに、規
    格品を、計量ホッパ内で所定個数に達したときに該計量
    ホッパから排出させ、 計量ホッパから排出された規格品を正方向に、規格外品
    を逆方向に搬送する重量選別方法。
  2. 【請求項2】 物品を1つずつ計量する計量ホッパ
    と、 重量に応じて物品を規格品と規格外品とに選別する選別
    手段と、 選別結果に基づいて、規格品と規格外品のいずれか一方
    を排出するとともに、他方を、計量ホッパ内で所定個数
    に達したときに該計量ホッパから排出させる排出制御手
    段と、 計量ホッパから排出された規格品を正方向に、規格外品
    を逆方向に搬送する正逆搬送機とを備えた重量選別装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100349082C (zh) * 2002-04-29 2007-11-14 中兴通讯股份有限公司 一种限流保护装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100349082C (zh) * 2002-04-29 2007-11-14 中兴通讯股份有限公司 一种限流保护装置

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