JP2865392B2 - 重量選別装置 - Google Patents

重量選別装置

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JP2865392B2 JP19522790A JP19522790A JP2865392B2 JP 2865392 B2 JP2865392 B2 JP 2865392B2 JP 19522790 A JP19522790 A JP 19522790A JP 19522790 A JP19522790 A JP 19522790A JP 2865392 B2 JP2865392 B2 JP 2865392B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は計重値に応じて選別する重量選別装置に関す
るものである。
従来の技術 特開昭59−76583号公報には第4図に示すように設置
場所Aに対して上下方向〔矢印B方向〕に回転駆動され
る無端状体1を設け、この無端状体1に複数のバケット
2を取り付けて無端状体1の系外に配設された計量ステ
ーション3で計量済みの選別対象品を順にバケット2に
投入し、バケット2に載置されて排出ステーション41
4Nを通過するときに、それぞれの選別対象品の計重値と
その排出ステーションの重量ランクとを比較して、該当
の重量ランクの排出ステーションにバケット2が到着し
たときにバケット2を傾動させて該当の排出ステーショ
ンの位置、例えば第4図では排出ステーション42の位置
というように重量ランク毎の位置で選別対象品を排出す
るように構成されている。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、重量ランクごとに選別対
象品を選別したものの、選別ミスもなく設定の重量ラン
クでの選別を実現できたかどうかを確認する手段は何も
設けられていない。
本発明は選別結果が正しいかどうかを確認して誤差が
ある場合にはそれを自動修正できる重量選別装置を提供
することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明の重量選別装置は、バケットの搬送経路に沿っ
て重量ランクの順に排出ステーションを設け、前記バケ
ットに選別対象品を載置して搬送し、排出ステーション
の重量ランクと通過するバケットに載置されている選別
対象品の重量を比較器で比較して、該当の排出ステーシ
ョンでバケットから選別対象品を排出するように構成す
るとともに、各排出ステーションごとに選別対象品を貯
める容器を設け、前記容器ごとの正味重量を測定する計
量機を設け、特定の排出ステーションに払い出された選
別対象品の数がプリセット個数“N"に達したときに計量
機の出力する正味重量値を“GN"、その特定の排出ステ
ーションの担当する重量ランクの上限値を“ZH"下限値
を“ZL"とした場合に、 (GN/N) > (ZH+ZL)/2 (GN/N) < (ZH+ZL)/2 の状態の発生を検出する制御部を設け、制御部が(GN/
N) > (ZH+ZL)/2の状態を検出したときに特定排
出ステーションの前記比較器に供給する重量ランクを重
量減少方向に修正し、(GN/N) < (ZH+ZL)/2の状
態を検出したときに特定排出ステーションの前記比較器
に供給する重量ランクを重量増加方向に修正する重量ラ
ンク修正部を設けたことを特徴とする。
作用 この構成によると、特定の排出ステーションに払い出
された選別対象品を容器に受けて、この容器に投入され
た選別対象品の正味重量が計量機で測定される。制御部
は特定の排出ステーションに払い出された選別対象品の
数がプリセット個数“N"に達したときの計量機の計重値
に基づいて選別結果が許容誤差重量の範囲内かどうかを
判定し、重量ランク修正部はこの制御部の判定に基づい
て特定排出ステーションの比較器に供給する重量ランク
を自動修正する。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図に基づいて
説明する。なお、従来例を示す第4図と同様の作用をな
すものには、同一の符号を付けて説明する。
第2図と第3図は本発明の重量選別装置を示し、無端
状体1は設置場所Aに対して水平に回転するように配置
されて往路5と復路6が同一の平面内にある。無端状体
1には選別対象品を載せる複数のバケット2が所定間隔
で取り付けられている。ここで無端状体1の往路5には
搬送方向Cに沿って排出ステーション41〜44が配置さ
れ、復路6には排出ステーション45〜47が配置されてい
る。往路5の排出ステーション41〜44の上手側には計量
機7が据え付けられている。計量機7は通過するバケッ
トの荷重を測定している。
各バケット2には、第1,第2のメモリを内蔵した無線
応答タグTが取り付けられている。計量機7の近傍に
は、計量中のバケット2に取り付けられている無線応答
タグTに対して読み書きするための読み書き装置8が取
り付けられている。
計量機7の計量値は読み書き装置8に入力される。運
転開始の直後には、何れのバケット2にも選別対象品を
載置しない状態で運転されて、そのときの各バケット2
の計量機7での計量値(風袋重量値Gt)が、読み書き装
置8を介して自己のバケット2に取り付けられている無
線応答タグTの第1のメモリに書き込まれる。その後の
運転中には、自己のバケット2に取り付けられている無
線応答タグTの第1メモリから読み出した風袋重量値Gt
でそのときの計量機7から得られる総重量値Gを補正し
て選別対象品の正味重量値G0を計算して、正味重量値G0
が読み書き装置8を介して自己のバケット2に取り付け
られている無線応答タグTの第2のメモリに書き込まれ
る。
排出ステーション41〜47には無線応答タグTの読出装
置9がそれぞれ設けられている。各読出装置9は到着し
たバケット2に取り付けられている無線応答タグTの第
2のメモリから載置されている選別対象品の正味重量値
G0を読み出して、それぞれの排出ステーション41〜47
比較器C1〜C7に供給する。
比較器C1〜C7には基準値としてそれぞれ重量ランクZ1
〜Z7が与えられている。ここでは重量の小さい方から大
きい方に Z1〈Z2〈Z3〈Z4〈Z5〈Z6〈Z7 の順に与えられている。なお、比較器C4については後述
の重量ランク修正部18が介装されているが、運転初期は
修正量が“ゼロ”で重量ランクZ4がそのまま比較器C4
供給されている。
排出ステーション41〜47に設けられた排出トリガQ1
Q7は、それぞれの比較器C1〜C7の出力に基づいて運転さ
れている。
具体的には、比較器C1では読出装置8が読み出した正
味重量値G0と制御部10から設定されている重量ランクZ1
とを比較して G0≦Z1H の場合に排出トリガQ1が駆動されて、排出ステーション
41に位置しているバケット2が傾動してその上に載置さ
れている選別対象品が容器131に排出される。排出トリ
ガQ1の前記駆動はバケット2の傾動後に直ちに解除され
て後続のバケット2に備える。排出トリガQ2〜Q7の駆動
についても同様である。なお、ここでZ1Hは重量ランクZ
1の上限値である。
同様に比較器C2では読出装置9が読み出した正味重量
値G0と制御部10から設定されている重量ランクZ2とを比
較して Z2L<G0≦Z2H の場合に排出トリガQ2が駆動されて、排出ステーション
42に位置しているバケット2が傾動して選別対象品が容
器132に排出される。Z2Lは重量ランクZ2の下限値(=
Z1)、Z2Hは重量ランクZ2の上限値である。
重量ランクZ3〜Z7の比較器C3〜C7においても同様であ
る。
この第2図と第3図では排出トリガQ2,Q7とが駆動さ
れて、その排出ステーション42,47に到着しているバケ
ット2が傾動している。
ここで排出ステーション44の選別結果をチェックする
場合を例に挙げて説明する。この場合には容器134は第
1図と第3図に示すように計量機14で支持されており、
運転に際しては容器134自身の荷重分は風袋量として消
去されている。運転中には計量機14の計重値G4と排出ト
リガQ4の駆動回数などは制御部15で次のように処理され
ている。
制御部15は排出ステーション44から容器134に選別対
象品を排出するに際して駆動される排出トリガQ4の駆動
の回数を個数管理部16で計数し、その計数値がプリセッ
ト値Nになったときに判定部17のルーチンを実行する。
判定部17では、ここで特定の排出ステーションである排
出ステーション44の相当している重量ランクZ4と許容誤
差重量範囲Δnなどに基づいて計量機14の計重値GNを次
のように判定する。ここで云う計重値GNは第N個目の選
別対象品が容器134に落下した後の計重値である。
重量ランクZ4の上限値を“Z4H"、下限値を“Z4L"とし
た場合に、 (GN/N) > (Z4H+Z4L)/2 …… (GN/N) < (Z4H+Z4L)/2 …… の何れかの状態の発生を検出すると制御部15は、アップ
/ダウンカウンタ19と掛算器20および加減算器21とで構
成されている重量ランク修正部18に比較器C4へ供給する
重量ランクの修正を指示する。
具体的には、制御部15が容器134に投入された選別対
象品の平均重量(GN/N)が重量ランクZ4のセンター値
(Z4H+Z4L)/2よりも大きい前記の状態であると判定
すると、アップ/ダウンカウンタ19の内容が“ゼロ”か
ら“+1"にインクリメントされる。ここでは修正の最小
単位が“Δz"であって、加減算器21の入力22には掛算器
20を介して“Δz"が供給される。アップ/ダウンカウン
タ19のカウント値が正の場合には加減算器21が減算器と
して動作し、比較器C4に供給される重量ランクが(Z4
Δ)に自動修正される。ここで云う(Z4−Δz)と
は、排出ステーション44の担当する重量範囲の下限値Z
4Lと上限値Z4Hがそれぞれ“Δz"づつ重量減小方向に修
正された状態を表現している。
このように比較器C4に供給する重量値を自動修正する
と、平均重量(GN/N)が重量ランクZ4のセンター値(Z
4H+Z4L)/2に近づいて所期の重量ランクZ4でのより正
確な重量選別を期待できる。
制御部15が容器134に投入された選別対象品の総重量
が不足になっていて前記の状態ではなくての状態で
あると判定された場合には、アップ/ダウンカウンタ19
の内容が“ゼロ”から“−1"にインクリメントされる。
アップ/ダウンカウンタ19のカウント値が負の場合には
加減算器21が加算器として動作し、比較器C4に供給され
る重量ランクが(Z4+Δz)に自動修正される。この場
合には、比較器C4に供給される重量範囲の下限値Z4L
上限値Z4Hがそれぞれ“Δz"づつ重量増加方向に自動修
正されて、平均重量(GN/N)が重量ランクZ4のセンター
値(Z4H+Z4L)/2に近づいて所期の重量ランクZ4でのよ
り正確な重量選別を期待できる。
上記の実施例では排出ステーション44についてだけ重
量ランクの自動修正を実施したが、その他の排出ステー
ション41,42,43,45,46,47に付いて同様に重量ランクの
自動修正を実施できる。また、排出ステーションのうち
の一つの例えば排出ステーション44で上記実施例のよう
に選別結果を制御部15で判定して排出ステーション44
比較器C4に供給する重量範囲を重量ランク修正部18で修
正するとともに、その他の排出ステーションについても
重量ランク修正部を設けて、排出ステーション44の選別
結果に基づいて残りの排出ステーションの比較器に供給
する重量範囲を修正するように構成することもできる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、排出ステーションごと
に選別対象品を貯める容器を設け、前記容器ごとの正味
重量を測定する計量機を設け、特定の排出ステーション
に払い出された選別対象品の数がプリセット個数“N"に
達したときに計量機の出力する正味重量値を“GN"、そ
の特定の排出ステーションの担当する重量ランクの上限
値を“ZH"、下限値を“ZL"とした場合に、 (GN/N) > (ZH+ZL)/2 (GN/N) < (ZH+ZL)/2 の状態の発生を検出する制御部を設け、制御部が(GN/
N) > (ZH+ZL)/2の状態を検出したときに特定排
出ステーションの前記比較器に供給する重量ランクを重
量減小方向に修正し、(GN/N) < (ZH+ZL)/2の状
態を検出したときに特定排出ステーションの前記比較器
に供給する重量ランクを重量増加方向に修正する重量ラ
ンク修正部を設けたため、特定排出ステーションの比較
器に供給する重量ランクの下限値ZLと上限値ZHがそれぞ
れ自動修正され、(GN/N)が(ZH+ZL)/2に近づいて所
期の重量ランクZ4でのより正確な重量選別を期待でき、
選別の計量誤差が大きいと思われる選別対象品群を後段
の処理ラインに流し続けるような事態を回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の重量選別装置の一実施例の要部の電気
回路構成図、第2図と第3図は同重量選別装置の平面図
と正面図、第4図は従来の重量選別装置の正面図であ
る。 1……無端状体、2……バケット、41〜47……排出ステ
ーション、7……計量機、131〜137……容器、14……計
量機、15……制御部、16……個数管理部、17……判定
部、18……重量ランク修正部、C1〜C7……比較器、Q1
Q7……排出トリガ、Z1〜Z7……重量ランク。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バケットの搬送経路に沿って重量ランクの
    順に排出ステーションを設け、前記バケットに選別対象
    品を載置して搬送し、排出ステーションの重量ランクと
    通過するバケットに載置されている選別対象品の重量を
    比較器で比較して、該当の排出ステーションでバケット
    から選別対象品を排出するように構成するとともに、各
    排出ステーションごとに選別対象品を貯める容器を設
    け、前記容器ごとの正味重量を測定する計量機を設け、
    特定の排出ステーションに払い出された選別対象品の数
    がプリセット個数“N"に達したときに計量機の出力する
    正味重量値を“GN"、その特定の排出ステーションの担
    当する重量ランクの上限値を“ZH"下限値を“ZL"とした
    場合に、 (GN/N) > (ZH+ZL)/2 (GN/N) < (ZH+ZL)/2 の状態の発生を検出する制御部を設け、制御部が(GN/
    N) > (ZH+ZL)/2の状態を検出したときに特定排
    出ステーションの前記比較器に供給する重量ランクを重
    量減小方向に修正し、(GN/N) < (ZH+ZL)/2の状
    態を検出したときに特定排出ステーションの前記比較器
    に供給する重量ランクを重量増加方向に修正する重量ラ
    ンク修正部を設けた重量選別装置。
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