JP3026995B2 - 重量選別装置 - Google Patents

重量選別装置

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JP3026995B2
JP3026995B2 JP2187383A JP18738390A JP3026995B2 JP 3026995 B2 JP3026995 B2 JP 3026995B2 JP 2187383 A JP2187383 A JP 2187383A JP 18738390 A JP18738390 A JP 18738390A JP 3026995 B2 JP3026995 B2 JP 3026995B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は計重値に応じて選別する重量選別装置に関す
るものである。
従来の技術 特開昭59−76583号公報には第4図に示すように設置
場所Aに対して上下方向〔矢印B方向〕に回転駆動され
る無端状体1を設け、この無端状体1に複数のバケット
2を取り付けて無端状体1の系外に配設された計量ステ
ーション3で計量済みの選別対象品を順にバケット2に
投入し、バケット2に載置されて排出ステーション41
4Nを通過するときに、それぞれの選別対象品の計重値と
その排出ステーションの重量ランクとを比較して、該当
の重量ランクの排出ステーションにバケット2が到着し
たときにバケット2を傾動させて該当の排出ステーショ
ンの位置、例えば第4図では排出ステーション42の位置
というように重量ランク毎の位置で選別対象品を排出す
るように構成されている。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、各排出ステーション41
4Nの重量ランクは運転中は一定であって、第5図に示す
ような重量分布の選別対象品群の重量選別を実施した場
合には、次のような問題が発生する。
ここで排出ステーション41〜47の重量ランクをZ1〜Z7
とすると、重量ランクZ4の排出ステーション44に置かれ
ている容器に選別対象品が集中してオーバーフローす
る。
そのため、オーバーフローする前に作業員が容器を交
換することが必要であるが、無端状体1を高速回転させ
て高速の重量選別を実施しているような場合には、容器
の交換作業が間に合わない事態の発生が予測される。
本発明は選別対象品が特定の排出ステーションに集中
しても従来のようなオーバーフローを低減することがで
きる重量選別装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明の重量選別装置は、バケットの搬送経路に沿っ
て重量ランクの順に排出ステーションを設け、前記バケ
ットに選別対象品を載置して搬送し、排出ステーション
の重量ランクと通過するバケットに載置されている選別
対象品の重量を比較して、該当の排出ステーションでバ
ケットから選別対象品を排出するように構成するととも
に、各排出ステーションでの排出数を計数し、計数値が
規定値になった排出ステーションを特定排出ステーショ
ンとして、この特定排出ステーションの前記搬送経路の
上手側と下手側のうちの少なくとも一方の排出ステーシ
ョンの重量ランクを、特定排出ステーションと同じ重量
ランクに切り換えて、特定排出ステーションを中央にし
て重量ランクが切り換えられた側の排出ステーションの
重量ランクを隣接する外側の排出ステーションにシフト
させて排出ステーションの重量ランクを変更する制御部
を設けたことを特徴とする。
作用 この構成によると、制御部が各排出ステーションの重
量ランクを管理しており、制御部は、選別対象品の排出
数が規定値を越えた特定排出ステーションに隣接する排
出ステーションの重量ランクを特定排出ステーションと
同じ重量ランクに切り換えて、選別対象品の重量分布が
集中している重量ランクについては、取り扱いの排出ス
テーションの数が自動的に増加する。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図に基づいて
説明する。なお、従来例を示す第4図と第5図と同様の
作用をなすものには、同一の符号を付けて説明する。
第2図と第3図は本発明の重量選別装置を示し、無端
状体1は設置場所Aに対して水平に回転するように配置
されて往路5と復路6が同一の平面内にある。無端状体
1には選別対象品を載せる複数のバケット2が所定間隔
で取り付けられている。ここで無端状体1の往路5には
搬送方向Cに沿って排出ステーション41〜44が配置さ
れ、復路6には排出ステーション45〜47が配置されてい
る。往路5の排出ステーション41〜44の上手側には計量
機7が据え付けられている。計量機7は通過するバケッ
トの荷重を測定している。
各バケット2には、第1,第2のメモリを内蔵した無線
応答タグTが取り付けられている。計量機7の近傍に
は、計量中のバケット2に取り付けられている無線応答
タグTに対して読み書きするための読み書き装置8が取
り付けられている。計量機7の計重値は読み書き装置8
に入力される。運転開始の直後には、何れのバケット2
にも選別対象品を載置しない状態で運転されて、そのと
きの各バケット2の計量機7での計重値(風袋重量値
Gt)が、読み書き装置8を介して自己のバケット2に取
り付けられている無線応答タグTの第1のメモリに書き
込まれる。その後の運転中には、自己のバケット2に取
り付けられている無線応答タグTの第1のメモリから読
み出した風袋重量値Gtでそのときの計量機7から得られ
る総重量値Gを補正して選別対象品の正味重量値G0を計
算して、正味重量値G0が読み書き装置8を介して自己の
バケット2に取り付けられている無線応答タグTの第2
のメモリに書き込まれる。
排出ステーション41〜47には無線応答タグTの読出装
置9がそれぞれ設けられている。各読出装置9は到着し
たバケット2に取り付けられている無線応答タグTの第
2のメモリから載置されている選別対象品の正味重量値
G0を読み出して、それぞれの排出ステーション41〜47
比較器C1〜C7に供給する。
第1図に示すように、この比較器C1〜C7には基準値と
してそれぞれ制御部10の重量ランク管理部11から重量ラ
ンクが指定されている。ここでは運転の開始の直後に
は、下記の第1表のように重量ランクZ1〜Z7が与えられ
ている。
ここでZ1〜Z7は第5図に示すように重量の小さい方か
ら大きい方に Z1<Z2<Z3<Z4<Z5<Z6<Z7 の順に与えられている。排出ステーション41〜47に設け
られた排出トリガQ1〜Q7は、それぞれの比較器C1〜C7
出力に基づいて運転されている。
具体的には、比較器C1では読出装置9が読み出した正
味重量値G0と制御部10から設定されている重量ランクZ1
とを比較して G0≦Z1H の場合に排出トリガQ1が駆動されて、排出ステーション
41に位置しているバケット2が傾動してその上に載置さ
れている選別対象品が容器131に排出される。排出トリ
ガQ1の前記駆動はバケット2の傾動後に直ちに解除され
て後続のバケット2に備える。排出トリガQ2〜Q7の駆動
についても同様である。なお、ここでZ1Hは重量ランクZ
1の上限値である。
同様に比較器C2では読出装置9が読み出した正味重量
値G0と制御部10から設定されている重量ランクZ2とを比
較して Z2L<G0≦Z2H の場合に排出トリガQ2が駆動されて、排出ステーション
42に位置しているバケット2が傾動して選別対象品が容
器132に排出される。Z2Lは重量ランクZ2の下限値(=Z
1H)、Z2Hは重量ランクZ2の上限値である。
重量ランクZ3〜Z7の比較器C3〜C7においても同様であ
る。
この第2図と第3図では排出トリガQ2,Q7とが駆動さ
れて、その排出ステーション42,47に到着しているバケ
ット2が傾動している。
制御部10は単位時間当たりの排出トリガQ1〜Q7の駆動
の回数を個数管理部12で格別に計数しており、何れかの
計数値が排出ステーション41〜47に置かれている容器13
1〜137の容量と選別対象品の大きさによって決まる収容
再大数をNHとした場合に、設定値N0(N0≦NH)に達した
ことを検出すると、重量ランク管理部11は比較器C1〜C7
に与える重量ランクの切り換えを指示する。
具体的には、選別対象品群の重量分布が第5図に示す
ような場合には、個数が最も多い重量ランクZ4を取り扱
っている排出ステーション44の排出トリガQ4の駆動の回
数が最も速くに設定値N0に達するものと思われ、排出ス
テーション44の排出トリガQ4の駆動の回数が設定値N0
達したことを個数管理部12が検出すると、重量ランク管
理部11は下記に示す第2表のように比較器C1〜C7に与え
る重量ランクの切り換えを指示する。
このように排出ステーション44に隣接する排出ステー
ション43の重量ランクが“Z3"から“Z4"に変更し、排出
ステーション42と41についても重量ランクをシフトさせ
て排出ステーション42は“Z2"から“Z3"に、排出ステー
ション41は“Z1"から“Z2"にそれぞれ自動変更される。
このように構成したため、排出ステーション44の容器
134が重量ランクZ4の選別対象品で一杯になりかけた時
点には、上記のように重量ランク管理部11が比較器C1
C7に与える重量ランクの自動変更を実施するため、それ
まで重量ランクZ3の選別対象品が投入されていた容器13
3にそれ以後は重量ランクZ4の選別対象品が排出され
て、容器134がオーバーフローするような自体を回避で
きる。この場合、重量ランクZ2の選別対象品が投入され
ていた容器132には重量ランクZ3の選別対象品が排出さ
れる。重量ランクZ1の選別対象品が投入されていた容器
131には重量ランクZ2の選別対象品が排出される。
上記の実施例では排出ステーション43の重量ランクZ3
を重量ランクZ4に変更したが、これは下記の第3表に示
すように 排出ステーション44に隣接する排出ステーション45の重
量ランクZ5を重量ランクZ4に変更して、排出ステーショ
ン46の重量ランクを“Z6"から“Z5"に変更し、排出ステ
ーション47の重量ランクを“Z7"から“Z6"に変更するよ
うに制御部10の重量ランク管理部11を構成しても同様で
ある。ただし、この場合には排出ステーション44におけ
る選別対象品の総払い出し数が前記NHに達した時点に比
較器C4に供給されている重量ランクのデータを変更して
重量ランクZ4の選別対象品が到着しても排出ステーショ
ン44の排出トリガQ4を駆動しない状態に切り換えられて
いる。
上記の各実施例では排出ステーション44を中央にして
この特定排出ステーションに隣接する排出ステーション
43と45のうちの一方の排出ステーションの重量ランクを
特定排出ステーションと同じに設定したが、これは排出
ステーション43と45の両方の排出ステーションの重量ラ
ンクを特定排出ステーションと同じに設定することもで
きる。この場合に制御部10が比較器C1〜C7に指示する重
量ランクは下記に示す第4表のように変更される。
発明の効果 以上のように本発明によれば、各排出ステーションで
の排出数を計数し、計数値が規定値になった排出ステー
ションを特定排出ステーションとして、この特定排出ス
テーションの前記搬送経路の上手側と下手側のうちの少
なくとも一方の排出ステーションの重量ランクを、特定
排出ステーションと同じ重量ランクに切り換えて、特定
排出ステーションを中央にして重量ランクが切り換えら
れた側の排出ステーションの重量ランクを隣接する外側
の排出ステーションにシフトさせて排出ステーションの
重量ランクを変更する制御部を設けたため、選別対象品
の排出数が規定値を越えた特定排出ステーションに隣接
する排出ステーションの重量ランクを特定排出ステーシ
ョンと同じ重量ランクに切り換えて、選別対象品の重量
分布が集中した重量ランクについては、取り扱いの排出
ステーションの数が自動的に拡張され、無端状体を高速
回転させて高速の重量選別を実施した場合に、各排出ス
テーションで重量選別品を受ける容器がオーバーフロー
するような事態の発生を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の重量選別装置の一実施例の要部の電気
回路構成図、第2図と第3図は同重量選別装置の平面図
と正面図、第4図は従来の重量選別装置の正面図、第5
図は選別対象品群の重量分布図である。 1……無端状体、2……バケット、41〜47……排出ステ
ーション、7……計量機、10……制御部、11……重量ラ
ンク管理部、12……個数管理部、131〜137……容器、C1
〜C7……比較器、Q1〜Q7……排出トリガ、Z1〜Z7……重
量ランク。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バケットの搬送経路に沿って重量ランクの
    順に排出ステーションを設け、前記バケットに選別対象
    品を載置して搬送し、排出ステーションの重量ランクと
    通過するバケットに載置されている選別対象品の重量を
    比較して、該当の排出ステーションでバケットから選別
    対象品を排出するように構成するとともに、各排出ステ
    ーションでの排出数を計数し、計数値が規定値になった
    排出ステーションを特定排出ステーションとして、この
    特定排出ステーションの前記搬送経路の上手側と下手側
    のうちの少なくとも一方の排出ステーションの重量ラン
    クを、特定排出ステーションと同じ重量ランクに切り換
    えて、特定排出ステーションを中央にして重量ランクが
    切り換えられた側の排出ステーションの重量ランクを隣
    接する外側の排出ステーションにシフトさせて排出ステ
    ーションの重量ランクを変更する制御部を設けた重量選
    別装置。
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