JPH087420Y2 - 鉄塔用標識体におけるレールの固定金具 - Google Patents
鉄塔用標識体におけるレールの固定金具Info
- Publication number
- JPH087420Y2 JPH087420Y2 JP2024093U JP2024093U JPH087420Y2 JP H087420 Y2 JPH087420 Y2 JP H087420Y2 JP 2024093 U JP2024093 U JP 2024093U JP 2024093 U JP2024093 U JP 2024093U JP H087420 Y2 JPH087420 Y2 JP H087420Y2
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- vertical side
- rail
- angle member
- vertical
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は構造部材の締め付け手段
の分野に属し、主として送電線を支持する鉄塔に表示す
る注意標識等の標識体を取着するレールを、鉄塔の構造
部材に固定するためのレール固定金具として利用され
る。
の分野に属し、主として送電線を支持する鉄塔に表示す
る注意標識等の標識体を取着するレールを、鉄塔の構造
部材に固定するためのレール固定金具として利用され
る。
【0002】
【従来の技術】従来から送電線用鉄塔に取着する標識体
は、種々の金具を介して取着されているものであるが、
標識体の取付け位置を変更自在に取着できる案内レール
を用いた接続要素においては、該案内レールを鉄塔のア
ングル材に固定する固定金具が、該アングル材の取付け
姿勢に左右され、自由度が狭く取付け作業の能率を向上
できない欠点を内在していた。
は、種々の金具を介して取着されているものであるが、
標識体の取付け位置を変更自在に取着できる案内レール
を用いた接続要素においては、該案内レールを鉄塔のア
ングル材に固定する固定金具が、該アングル材の取付け
姿勢に左右され、自由度が狭く取付け作業の能率を向上
できない欠点を内在していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は鉄塔のアング
ル材の取付け姿勢に左右されない鉄塔用標識体における
レール固定金具を提供するものである。
ル材の取付け姿勢に左右されない鉄塔用標識体における
レール固定金具を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の鉄塔用標識体に
おけるレール固定金具は、U字状に折曲した一方の垂直
辺を長尺寸法とし、長尺の垂直辺の中央部に縦長の取付
け孔を貫設するとともに、該垂直辺の前後端の何れか一
端より垂直辺に対して平面直角状に直角辺を短尺な垂直
辺と反対側に所要丈張出し、該直角辺に所要の取付け孔
を貫設するとともに、端部には長尺な垂直辺の他端側に
向けて直角に短尺な折曲辺を配設して成るものである。
おけるレール固定金具は、U字状に折曲した一方の垂直
辺を長尺寸法とし、長尺の垂直辺の中央部に縦長の取付
け孔を貫設するとともに、該垂直辺の前後端の何れか一
端より垂直辺に対して平面直角状に直角辺を短尺な垂直
辺と反対側に所要丈張出し、該直角辺に所要の取付け孔
を貫設するとともに、端部には長尺な垂直辺の他端側に
向けて直角に短尺な折曲辺を配設して成るものである。
【0005】
【作用】上記構成によれば、長尺な垂直辺の内面が鉄塔
の構造部材であるアングル材の垂直部の外面に対応し、
該垂直辺の縦長の取付け孔は該アングル材の垂直部の丈
の高低に対応し、直角辺の内面は該アングル材の水平部
の先端面に対応する。
の構造部材であるアングル材の垂直部の外面に対応し、
該垂直辺の縦長の取付け孔は該アングル材の垂直部の丈
の高低に対応し、直角辺の内面は該アングル材の水平部
の先端面に対応する。
【0006】
【実施例】本考案の鉄塔用標識体におけるレール固定金
具a(以下、簡単にレール固定金具aとする。)を実施
例により説明すると、図1に示すように、水平辺1の一
端に短尺な垂直辺2を立設し、他端には長尺な垂直辺3
を折曲立設し、該垂直辺3の中央部に縦長の取付け孔4
を貫設するとともに、該垂直辺3の後端より垂直辺3に
対して平面直角状に直角辺5を短尺な垂直辺2と反対側
に所要丈張出し、該直角辺5に丸孔から成る取付け孔6
を貫設するとともに、端部には長尺な垂直辺3の前端側
に向けて直角に短尺な折曲辺7を配設して成る。
具a(以下、簡単にレール固定金具aとする。)を実施
例により説明すると、図1に示すように、水平辺1の一
端に短尺な垂直辺2を立設し、他端には長尺な垂直辺3
を折曲立設し、該垂直辺3の中央部に縦長の取付け孔4
を貫設するとともに、該垂直辺3の後端より垂直辺3に
対して平面直角状に直角辺5を短尺な垂直辺2と反対側
に所要丈張出し、該直角辺5に丸孔から成る取付け孔6
を貫設するとともに、端部には長尺な垂直辺3の前端側
に向けて直角に短尺な折曲辺7を配設して成る。
【0007】このようにして成るレール固定金具aは、
図2に示すように鉄塔の構造部材であるアングル材8
が、その水平部9の先端を外面に向け、且つ垂直部10
の先端を下向きにして配設されている場合では、垂直辺
3が該アングル材8の垂直部10に当接され、図7に示
すように、上下方向の適宜な位置でレール11の裏面に
縦設したT形の案内溝12に係着したボルト13を取付
け孔4に挿通し、裏面からナット14を螺合して締め上
げることにより、レール11をアングル材8に固着でき
るものである。このように適宜な個所でレール11をア
ングル材8に固着した後、レール11の表面に縦設した
T形の案内溝12に係着したボルト20を介し、該レー
ル11に各種の標識体15をナット30で固定するもの
である。
図2に示すように鉄塔の構造部材であるアングル材8
が、その水平部9の先端を外面に向け、且つ垂直部10
の先端を下向きにして配設されている場合では、垂直辺
3が該アングル材8の垂直部10に当接され、図7に示
すように、上下方向の適宜な位置でレール11の裏面に
縦設したT形の案内溝12に係着したボルト13を取付
け孔4に挿通し、裏面からナット14を螺合して締め上
げることにより、レール11をアングル材8に固着でき
るものである。このように適宜な個所でレール11をア
ングル材8に固着した後、レール11の表面に縦設した
T形の案内溝12に係着したボルト20を介し、該レー
ル11に各種の標識体15をナット30で固定するもの
である。
【0008】図3に示したものはアングル材8がその水
平部9の先端を外面に向け、且つ垂直部10の先端を上
向きにして配設されている場合の取付け状態を示すもの
で、この場合は垂直辺3の天地を逆にしてレール固定金
具aをアングル材8の垂直部10に当接し、前記の要領
でレール11をアングル材8に固定するものである。
平部9の先端を外面に向け、且つ垂直部10の先端を上
向きにして配設されている場合の取付け状態を示すもの
で、この場合は垂直辺3の天地を逆にしてレール固定金
具aをアングル材8の垂直部10に当接し、前記の要領
でレール11をアングル材8に固定するものである。
【0009】次に、図4に示すように、アングル材8が
水平部9の先端を内面に向け、且つ垂直部10の先端を
上向きにして配設されている場合では、レール固定金具
aはその直角辺5の短手方向を垂直状態にして水平部9
の先端に係着し、レール11の案内溝12に係着したボ
ルト13を取付け孔6に挿通し、裏面からナット14を
螺合して締め上げることによりレール11をアングル材
8に固着するものである。
水平部9の先端を内面に向け、且つ垂直部10の先端を
上向きにして配設されている場合では、レール固定金具
aはその直角辺5の短手方向を垂直状態にして水平部9
の先端に係着し、レール11の案内溝12に係着したボ
ルト13を取付け孔6に挿通し、裏面からナット14を
螺合して締め上げることによりレール11をアングル材
8に固着するものである。
【0010】また、図5に示したものは、アングル材8
が水平部9の先端を内面に向け、且つ垂直部10の先端
を下向きにして配設されている場合の取付け状態を示す
もので、この場合は直角辺5の天地を逆にしてレール固
定金具aをアングル材8の水平部9の先端に当接し、前
記の要領でレール11をアングル材8に固定するもので
ある。なお、レール固定金具aにおける垂直辺3の取付
け孔4は縦長に貫設されているから、アングル材8の大
小に簡便に対応できるものである。
が水平部9の先端を内面に向け、且つ垂直部10の先端
を下向きにして配設されている場合の取付け状態を示す
もので、この場合は直角辺5の天地を逆にしてレール固
定金具aをアングル材8の水平部9の先端に当接し、前
記の要領でレール11をアングル材8に固定するもので
ある。なお、レール固定金具aにおける垂直辺3の取付
け孔4は縦長に貫設されているから、アングル材8の大
小に簡便に対応できるものである。
【0011】このように鉄塔の構造部材であるアングル
材8の取付け姿勢や大小に拘りなく、図6に示すよう
に、標識体15の固定手段であるレール11を該アング
ル材8に容易に係着できるものである。
材8の取付け姿勢や大小に拘りなく、図6に示すよう
に、標識体15の固定手段であるレール11を該アング
ル材8に容易に係着できるものである。
【0012】
【考案の効果】以上のように本考案のレール固定金具に
よれば、鉄塔におけるアングル材の姿勢や大小に拘りな
く、該アングル材にレールを簡便に係着できるから、鉄
塔への標識体の取着が極めて容易となる。
よれば、鉄塔におけるアングル材の姿勢や大小に拘りな
く、該アングル材にレールを簡便に係着できるから、鉄
塔への標識体の取着が極めて容易となる。
【図1】本考案に係る鉄塔用標識体におけるレール固定
金具aの斜視図である。
金具aの斜視図である。
【図2】アングル材へのレールの取付け状態図である。
【図3】アングル材へのレールの取付け状態図である。
【図4】アングル材へのレールの取付け状態図である。
【図5】アングル材へのレールの取付け状態図である。
【図6】鉄塔への標識体の取付け状態図である。
【図7】
標識体の取付け状態を示す横断面図である。
3 垂直辺 4 取付け孔 5 直角辺 6 取付け孔 8 アングル材 9 水平部 10 垂直部 11 レール 12 案内溝 15 標識体 20 ボルト 30 ナット a 鉄塔用標識体におけるレール固定金具
Claims (1)
- 【請求項1】U字状に折曲した一方の垂直辺を長尺寸法
とし、長尺の垂直辺の中央部に縦長の取付け孔を貫設す
るとともに、該垂直辺の前後端の何れか一端より垂直辺
に対して平面直角状に直角辺を短尺な垂直辺と反対側に
所要丈張出し、該直角辺に所要の取付け孔を貫設すると
ともに、端部には長尺な垂直辺の他端側に向けて直角に
短尺な折曲辺を配設して成る鉄塔用標識体におけるレー
ル固定金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2024093U JPH087420Y2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 鉄塔用標識体におけるレールの固定金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2024093U JPH087420Y2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 鉄塔用標識体におけるレールの固定金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0673780U JPH0673780U (ja) | 1994-10-18 |
JPH087420Y2 true JPH087420Y2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=12021678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2024093U Expired - Fee Related JPH087420Y2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 鉄塔用標識体におけるレールの固定金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087420Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102903302A (zh) * | 2011-07-26 | 2013-01-30 | 黑龙江省火电第一工程公司 | 标语牌固定装置 |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP2024093U patent/JPH087420Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102903302A (zh) * | 2011-07-26 | 2013-01-30 | 黑龙江省火电第一工程公司 | 标语牌固定装置 |
CN102903302B (zh) * | 2011-07-26 | 2015-03-11 | 中国能源建设集团黑龙江省火电第一工程有限公司 | 标语牌固定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0673780U (ja) | 1994-10-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |