JPH0874187A - スチールコードおよびこれを用いた空気入りタイヤ - Google Patents

スチールコードおよびこれを用いた空気入りタイヤ

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JPH0874187A
JPH0874187A JP6232088A JP23208894A JPH0874187A JP H0874187 A JPH0874187 A JP H0874187A JP 6232088 A JP6232088 A JP 6232088A JP 23208894 A JP23208894 A JP 23208894A JP H0874187 A JPH0874187 A JP H0874187A
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steel cord
cord
strands
steel
tire
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JP6232088A
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English (en)
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Seiichiro Heiji
誠一郎 瓶子
Tomoyuki Uryu
知幸 瓜生
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Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B1/00Constructional features of ropes or cables
    • D07B1/06Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
    • D07B1/0606Reinforcing cords for rubber or plastic articles
    • D07B1/0646Reinforcing cords for rubber or plastic articles comprising longitudinally preformed wires
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B2201/00Ropes or cables
    • D07B2201/20Rope or cable components
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  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、スチールコード及びこれを用いた
空気入りタイヤに関し、特にスチールコードの生産性、
加工性の改良とこれをいたタイヤの耐カット性、耐久性
を向上せしめる。 【構成】 予め2次元形状にくせ付けしたn本の素線を
撚合わせて螺旋状に型付けした1×nの単層撚りスチー
ルコードであって、 【数1】 (h;くせ付け高さ、d;素線の直径)により算出され
るHが120%〜200%の範囲、かつ該素線のくせ付
けピッチ(L)は、L=(0.34〜0.90)P(P;コード
撚りピッチで7〜20mm)、上記n本の素線は螺旋状
に型付けして空隙部が形成されるように撚合され、その
切断時伸びが4%以上である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐久性および生産、加
工性の良好なる空気入りラジアルタイヤ用の補強材、特
にベルトの補強材として用いられるスチールコード、お
よびこれをベルトの強力利用材(テンションメンバー)
としてではなく、主としてベルトの最外層の補強材とし
て用いた空気入りタイヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気入りラジアルタイヤの補強
材として用いられるスチールコードは、カーカスおよび
/またはベルトの補強材としてゴム中に埋設して用いら
れ、特に、ベルトの補強材として用いられる場合におい
ては、該ベルトがカーカスを半径方向に締付けることに
よって、主としてタイヤの耐久性の保持、向上を担保し
ているものである。そして一般的には、このベルトは、
スチールコードを多数配列して埋設したゴム層の複数層
より構成されていて、このうちタイヤ半径方向の最も外
側に位置する補強材として用いられる最外層ベルトに埋
設されたスチールコードは、主としてラジアルタイヤの
耐カット性の維持向上に寄与するものであり、またベル
トにおけるその他のスチールコードは、ラジアルタイヤ
のカーカスに対し、いわゆる“たが”として機能するも
のである。
【0003】上記のとおり、ラジアルタイヤの補強材と
して用いられるスチールコードは、その埋設ゴム中にお
いて充分なる補強効果を発揮せしめるためには、ゴムと
スチールとの接着性を良好ならしめることが重要であっ
て、そのために該スチールコードの表面には各種の金属
メッキが施されたものが一般的に用いられている。
【0004】ところで、最近のトラック等大型車の高速
化に伴い、いわゆる高荷重用タイヤとしても、その耐久
性の強化の要請から、補強材としてのスチールコード、
特にベルトの最外層の補強材として用いられるスチール
コードに対しても耐カット性を負担する機能を有するこ
とから、その要求特性の高度化傾向はその例外ではな
く、中でもスチールコードとゴムとの接着性界面におけ
るスチールコードの発錆および接着剥離(セパレーショ
ン)等の防止に関する改良が強く要請され、これに伴っ
てタイヤの耐久性、耐疲労性等の向上改良、特にベルト
の耐カット性の向上が課題となっている。そこで、これ
の改良を一方策として、タイヤの衝撃性吸収機能もスチ
ールコードの各素線を取巻く、ゴムの弾性吸収性に加え
て、スチールコードの変形に伴うばね特性をもその機能
の一つとして担保せしめるために、スチールコードの各
素線を撚合わせる前、また撚合わせると同時にスチール
コードの素線に対して一定形状の“くせ付け”を行うと
いう試みがなされている。更に他方において、省資源化
に伴うタイヤの軽量化、更には生産性、加工性の改良に
よるコスト低下の実現化の要請もあってこの両面からの
改良が目下急務である。
【0005】そこで、従来においては、かかる要請に呼
応すべく、先ずベルトの最外層には耐カット性を高める
必要性から、大きな伸度を有する複撚り構造を採用する
のが常であった。例えば4×4×0.23、即ち、直径0.23
mmのスチールワイヤ素線4本どうしをストランドにし
て4ストランドを撚合わせたものであり、また同様に3
×7×0.22、即ち、これは直径0.22mmのスチールワイ
ヤ素線7本どうしをストランドにして3ストランドを撚
合せたものであって、前者の撚りピッチは3.5mm/5.5
mm、即ち素線どうしの撚りピッチは3.5 mmであ
り、ストランドどうしの撚りピッチは5.5 mmであっ
て、後者の撚りピッチは4.0 mm/7.5 mmであった。
しかしこれらのスチールコードは共に低ピッチ複撚り構
造であることから、切断時の伸びが6.5 〜7.0 %となっ
て大きく、柔軟性に富み、衝撃吸収性が大となって、タ
イヤの耐カット性能も高かった。しかし、これらは何れ
も複層撚り構造であって、強力の“撚減り”の程度が大
きく、素線の強力を有効に利用するという点では不十分
であった。
【0006】そこでこの種スチールコードの有する固有
の特性を生かすと共に、一方においてゴムとスチールコ
ードとの接着界面の両面からの改良が種々なされてい
る。例えば、スチールコードの素線を予め一定形状にく
せ付けしておき、この複数本の素線を撚合せることによ
って素線どうしの間に形成される隙間よりコード中への
ゴムの浸透性を助長せしめてゴムとスチールコードとを
完全接着被覆することにより発錆を防止すると共に、ス
チールコード表面を被覆するゴムの防振効果を最大限に
発揮せしめることによって、いわゆるフレッティング現
象を防止させ、他方において、素線のくせ付けに伴う素
線の変形がスチールコードの衝撃吸収性を増大させるこ
ととなって、これによって、タイヤの耐屈曲疲労性、耐
圧縮疲労性等のタイヤの物性を改良しようとするもので
ある。
【0007】その試みの一つとして、例えば、実公昭6
0−6476号公報には、スパイラル状にくせ付けした
2〜5本の素線を並行に束ね、その上からラッピングワ
イヤを巻付けて、フイラメント間に空隙を形成させたス
チールコードが提案されているが、素線は撚合されてい
ないのでコードの強力は十分には発揮されていない。ま
た、特開平5−12440号および同5−230780
号公報では、共に2本の素線を螺旋状にくせ付けして撚
合せたスチールコードが提案されているが、これらは共
に2本の素線を撚合せたコードであるために、2本が横
に平坦状に並立することとなってこの部分へのゴムの充
填量を増加させる必要上、同時にこの部分へのエヤーの
巻込みが発生する機会が増大することとなって、“エア
ー留まり”の原因となり、その結果、ゴムとコードとの
剥離のおそれがあり、またこの提案では撚りピッチが短
く生産性の面でも好ましくない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記のとおり、従来に
おいて改良技術が種々に提案されているが、複層構造の
スチールコードでは、撚減りの程度が大きかったり、更
に2本単層撚り構造として素線にくせ付けしたスチール
コードにおいても、空気溜まりのおそれや、撚りピッチ
が短くて生産性に問題がある等の課題を有していた。
【0009】本発明者は、前述のような実情に鑑み、コ
スト低減化の要請に対応するために、上記のようなショ
ートピッチ化では生産性向上に限界がある点に着目し、
この点の改良について種々検討を行った結果、素線を特
定条件下において予め2次元形状にくせ付けを施すこと
により、スチールコードの物性の低下を引き起こすこと
なく、従来の撚りピッチよりもよりロングピッチ化する
ことで生産性、加工性を改良するものである。即ち、本
発明では、従来のコードとは同等の耐衝撃性、耐カット
性等の物性を保持すると共に、ゴム侵入性を助長せし
め、更に、コードのロングピッチ化および好ましくは荷
重−伸び曲線上に変曲点を有せしめないスチールコード
とすることによって、スチールコードの生産性、加工性
を向上せしめたスチールコードを提供すると共に、該コ
ードをラジアルタイヤの少なくともベルトの最外層の補
強材として用いることにより耐カット性、耐久性のすぐ
れた空気入りタイヤを提供することを目的とするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスチールコ
ードは、予め2次元にくせ付けしたn本(但し、n=3
〜7本である。)の素線を撚合わせて螺旋状に型付けし
た1×nの単層撚り構造のスチールコードにおいて、次
式;
【0011】
【数2】 [但し、hはくせ付け高さ(mm)、dは素線の直径
(mm)を示す。]により算出されるくせ付け率(H)
が、120%<H<200%の範囲にあり、かつ、該素
線のくせ付けピッチ(L)は、L=(0.5 〜0.9 )Pの
関係(但し、P=7mm〜20mmである。)にあると
共に、上記n本の素線は螺旋状に型付けして空隙部が形
成されるように、各素線が撚合され、その切断時伸びが
4%以上である構成を特徴としている。
【0012】かかるスチールコードは、予め2次元にく
せ付けした各素線を撚合せることにより、各素線間にゴ
ムの浸透する空隙部を形成すると共に、スチールワイヤ
をくせ付けすることにより、ばね特性を発揮せしめるも
のであって、2次元の形状としては、波状、ジグザグ状
等種々な形態があるが、形状の安定性およびくせ付けに
伴うスチールの内部応力の集中化による耐疲労性の低下
を回避する上から波形が好ましい。また、本発明におけ
るコードの素線の本数は、1×nの単層撚り構造であっ
て、n=3〜7本の範囲内である。n=2の場合は、2
本の並列に伴うその外面へのゴム被覆に伴う空気溜まり
のおそれがあり、また7本を越えると、切断時にコード
端部がばらけるので作業上不適である。また本発明に係
る前記式におけるくせ付け率(H)が、120%未満で
は素線どうしの隙間の形成が小となって、そこからゴム
の侵入は充分行なわれず、したがって、効果は十分には
得られない。また、200%を越えるとコードの撚上り
の形状として、コードの長手方向の凹凸が大となるため
に不均一な構造となって、コードの耐疲労性が低下し、
コード径も大となって軽量化に反する。更に、本発明に
おけるスチールコードの撚りピッチ(P)は、ロングピ
ッチであって7mm未満では、生産性が不十分であり、
また20mmを越えると伸びが不十分となってコードの
切断荷重が低下して、耐疲労性が低下する。したがって
好ましくは10mm〜15mmが好適である。
【0013】更にくせ付けピッチ(L)は、0.5P未満
でも、同様に生産性は十分に達せられず、0.9 Pを越え
るとコードの撚りピッチ(P)と同調し易くなって、ゴ
ムの侵入性が不十分となる。したがって0.65P以下が好
ましい。一方、本発明におけるくせ付け高さhは0.17m
m〜0.3 mmが好適な範囲である。そして更に、切断時
伸びが4%未満では低伸度で柔軟性に乏しく、タイヤの
補強材として用いた場合には、タイヤの荷重変形性およ
び衝撃緩和が十分に発揮されない。そしてまた、撚合せ
後のスチールコードの切断時伸びは、4%未満では低伸
度であって柔軟性に乏しく、タイヤの補強材として用い
た場合には、タイヤの荷重変形性、衝撃緩和性が十分に
発揮されない。また他方、本発明のスチールコードは、
荷重−伸び曲線上に変曲点を有すると、低荷重伸びが大
となって被覆ゴムとの加工性、特にカレンダー加工性が
不安定となって、成形品の品質上好ましくないので、荷
重−伸び曲線上に変曲点を有さない方が好適である。
【0014】次に、本発明のスチールコードをラジアル
コード配列のカーカスとトレッドとの間に位置するベル
トの補強材として、特に少なくともベルトの最外層の補
強材としてゴム中に埋設して用いたタイヤにおいては、
すぐれた耐カット性を発揮することとなる。即ち、本発
明のスチールコードをベルトのすべての層の補強材とし
て用いると、ベルトの伸びが大となり過ぎてカーカスを
締付けるところの“たが”としての効果が低下する。
【0015】次に、本発明の構成について、図面を参照
しながら、より詳細に説明する。
【0016】図1および図2に示す本発明のスチールコ
ード10は、図1に示した2次元形状(本例では波形)
に予めくせ付けが個別に施された素線11のn本(本例
では5本)を相互に撚合わせて図2に示した単層撚り構
造のスチールコード10が構成される。
【0017】前記、2次元形状にくせ付けされる、その
くせ付け率(H)は、次式により求められる。
【0018】
【数3】
【0019】この場合のhは、図1に示すとおりのくせ
付け高さ(mm)、dは素線11の直径(mm)であ
り、120%<H<200%の範囲内である。また素線
11のくせ付けピッチめ(L)は、L=(0.5 〜0.9)
P(但し、Pはコードの撚りピッチ)、の関係を満足す
る(但し、P=7mm〜20mm)。
【0020】上記のような素線11のくせ付けを施す装
置として適当なものは、例えば図3に示すような3枚の
孔付鏡板12の各通孔12Hに素線11を嵌通し、中央
鏡板12Mのみを矢印方向の上下、または左右に一定サ
イクルで移動させると共に、素線11を矢印方向に進行
させて所定のくせ付けすることができる。この時、くせ
付けピッチ(L)は、素線11の進行速度および中央鏡
板12Mの移動幅等の選定により所定値に決定される。
もちろん、本くせ付け装置は、これに限定されるもので
はなく、歯車間等を通してくせ付けを施してもよい。
【0021】以上によりくせ付けされた5本の素線11
は、次に捩りを付与して3000r.p.m で回転するバン
チャー型撚線機を用いて撚合わせてスチールコード10
が形成される。この場合の撚りピッチPは、本発明では
ロングピッチであってP=7mm〜20mmの範囲内に
選択される。
【0022】このようにして構成する本発明のスチール
コード10は、図1および図2に示すように、直径dを
有する素線11は、くせ付け高さhを保持してその外接
円11′の内にあってらせん状に矢印方向に移動するこ
ととなる。そして、スチールコード10の空隙部13、
特に中央空隙部13′には、素線11間の隙間Sからゴ
ムが加硫工程において流れて侵入して充填され、素線1
1を完全にゴムで被覆することとなる。
【0023】次に、このようにして得られたゴム被覆ス
チールコードは、図4に示すように、タイヤ1におい
て、カーカス2とトレッド3間に位置する4枚のベルト
4a,4b,4cおよび4dのうち、少なくともタイヤ
半径方向の最外層のベルトである4dの補強材として使
用される。本タイヤ1は、ラジアルタイヤであるから、
カーカス2は、両端ビートコア5間に、ラジアルコード
配列されている。
【0024】
【作用】本発明のスチールコードは、1×n単層撚り構
造として2次元形状の、好ましくは波形に予めくせ付け
したn本の素線を特定割合のくせ付け率、くせ付けピッ
チを有する素線をロングピッチにして撚合せて3次元状
態に型付けした構造であるために、素線間のところどこ
ろに空隙部が開放状態として形成されており、該コード
を補強材としてゴム中に埋設すればゴムのコード内部へ
の侵入は容易であってゴムとコードとの接着は強固とな
るばかりでなく、素線の全表面をゴムで被覆することと
なって雨水等の侵入よってもスチールの発錆は防止され
てコードとゴムとのセパレーション現象をよくコントロ
ールすることができる。またこのスチールコードは、前
記のとおりゴムが該コードの全面を被覆しているので、
適度なゴム弾性を示すと共に、素線は予め撚合わせる前
に2次元形状にくせ付けされているので、スチールコー
ド固有のばね効果も加わって衝撃吸収性が向上する。し
かも、このスチールコードは1×n単層撚り構造で、か
つ撚りピッチを従来のものよりもより長くしたことでコ
ードの生産性をアップせしめることができ、また素線に
2次元形状のくせ付けしたことによりバンチャー型撚線
機に組し易くなって、従来の螺旋状にくせ付けした場合
に比べて加工性は有利であり、更にコードの荷重−伸び
曲線上に変曲点を有しない場合のカレンダー加工性も改
良される点等よりスチールコードの生産性、加工性は向
上改良される。そして更に、本発明のスチールコードを
タイヤの補強材として、特にラジアルタイヤの最外層ベ
ルトの補強材としてゴム中に埋設して使用したタイヤに
おいては、前記のとおりスチールコードの錆発生が防止
されてゴムとの接着性は強固であると共に、コードの有
する適度な衝撃吸収性および切断時の伸びが4%以上の
高伸度性等により、従来タイヤに比しても高速耐久性、
転動抵抗性等を損なうことなくコードの耐カット性およ
びベルトセパレーション等においても顕著な改良効果が
みられる。
【0025】
【実施例】次に、本発明を実施例にしたがってより具体
的に説明する。
【0026】(実施例1,比較例1〜7)本各例では、
主として素線のくせ付けに伴うスチールコードの物性と
生産性、加工性との関連を示したものである。
【0027】素線の直径dが何れも同一の0.38mmで、
JIS−G3502のSWRS72A材を伸線加工し、
その表面を組成がCu63%、Zn37%のメッキを施
した(付着量;6g/kg)ものを用いた。次に素線を
図1に示すような波形のくせ付け、即ち、くせ付け率
(H)、くせ付け高さ(h)、くせ付けピッチ(L)に
おいて、表1に示すように予め個々にくせ付けを施した
5本の素線を、所定の撚りピッチ(P)で捩りを付与し
て撚合せたスチールコードをそれぞれ8種類作成し、そ
の物性を測定した。一方、このスチールコードをそれぞ
れ図4に示した11R22.5 14PRのラジアルタイヤ
1のカーカスとトレッド3との間に位置する4枚のベル
トの最外層のベルトである4dの補強材として使用し
た。なお、カーカス側の3枚のベルト4a,4b,4c
には、3×0.20+6×0.35の構成の複層構造のスチール
コードが同様にゴム中に埋設されている。即ち、このス
チールコードは、直径0.20mmの3本のスチールワイヤ
と直径0.35mmの6本のスチールワイヤとから構成され
ており、その打込み本数は、24本/5cmである。ま
た、これら3枚のベルト4a,4b,4cの径方向内方
には、3+9+15×0.175+1構成の複層構造よりな
るスチールコードから構成され、打込本数23本/5c
mのカーカス2が、ゴム中に埋設されている。そして、
前記3枚のベルト4a,4b,4cは、カーカス2を半
径方向に締付けて、いわゆる“たが”の効果を奏する。
この発明において重要である前記最外層のベルト4d
は、表2に示した構造のスチールコード10が同様にゴ
ム中に埋設されていて、ベルトの主として耐カット性を
担保するものである。
【0028】本実施例、比較例の試験結果として、スチ
ールコードの結果を表1に、このスチールコードを最外
層ベルトの補強材として用いたタイヤの結果を表2にそ
れぞれ示した。これら各表には、7つの比較例について
各特性も示されているが、比較例1は素線の型付けを施
さない場合のコードであり、比較例2は撚りピッチ
(P)が短い場合を、同3および4はくせ付けピッチ
(L)が短い場合、また同5はくせ付けピッチ(L)が
短く、かつくせ付け率(H)が過大なる場合を、比較例
7は、各素線にくせ付けせず、かつコード切断時伸びが
4%未満の場合である。また、比較例1〜5は、コード
の荷重−伸び曲線上に変曲点を有する場合を、また比較
例6,7は共に変曲点を有さない場合の例である。な
お、荷重−伸び曲線上における変曲点の有無は、荷重−
伸び曲線上に求めたが、図5に示した変曲点の例は、こ
のうちの実施例1および比較例1の場合の例である。
【0029】なお、各比較例のタイヤも実施例1と同一
の11R 22.5 14PRのラジアルタイヤであって、カ
ーカス2および3枚のベルト4a,4b,4cは共に実
施例1と同一である。但し、最外層のベルト4dは、実
施例1と同様に各比較例所定の表1に示したスチールコ
ードがそれぞれ埋設されて用いられている。
【0030】また、表1および表2に示した各物性の試
験方法は次の方法によった。コード特性としての変曲点
の有無は、前記のとおり荷重−伸びの値を測定してこれ
をグラフ化して求めたが、この最低荷重伸びが大、即ち
変曲点が曲線上に存在する場合には、ゴム引き加工時に
コードの伸縮が大となって、その結果、成形品の出来上
がりが不安定となってカレンダー加工性が低下する。衝
撃吸収性はシャルピー型衝撃試験機を用い、比較例1の
場合を100として指数表示した(数値大程良好)。コ
ード内へのゴム侵入性は、タイヤから摘出したコードを
観察した。高速耐久性は、FMVSSNo.109法に
準拠して行った。悪路走行コード切れ試験は、砂利採取
用ダンプカーに試験タイヤを装着し、2万km走行後に
タイヤ路面部を観察し、比較例1の場合を100として
指数表示した(数値小程良好)。更に、錆伝播性はコー
ド切れ発生部を解体して錆伝播性を測定した。またコー
ド生産性は、主として撚りピッチの長短からの生産性
を、また加工工程性は主としてゴムのカレンダー加工に
おける相対的加工性について評価し、ゴム侵入性の結果
と共に0(良),△(可),×(不良)の3段階評価で
示した。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】表1および表2に示した試験結果から、く
せ付けを施し、荷重−伸び曲線上に変曲点を有しない実
施例1では、コードへのゴムの侵入性も良好であって、
そのために、タイヤの高速耐久性、悪路走行テストにお
けるタイヤの耐カット性、即ちコート切れ率および錆伝
播性等を損なうことなく、ロングピッチ化、即ち、より
ピッチ(P)を7mm〜20mmに選定し、しかも、くせ付
けピッチ(L)を撚りピッチ(P)の34〜90%とす
ることにより、コード生産性および加工工程性を、共に
改良することができたことを示している。
【0034】(実施例2〜9,比較例8〜12)本各例
では、主として素線のくせ付けに伴うスチールコードの
物性とタイヤの悪路テストにおけるベルト関係の故障割
合および転動抵抗との関連を示たものである。
【0035】本各例で用いたスチールコードの素線の直
径(d)、組成およびメッキ層は前記実施例1と同一の
ものを用いた。またくせ付けは、実施例1に示したと同
様に図1に示した波形のくせ付けを表3に示すようなく
せ付け率(H)、くせ付け高さ(h)、くせ付けピッチ
(L)において、予め個々にくせ付けした5本の素線を
使用し、所定の撚りピッチ(P)で前記実施例1と同様
の捩りを付与して撚合わせたスチールコードをそれぞれ
13種類作成し、その物性を測定した。一方、このスチ
ールコードを同様にそれぞれ図4に示したタイヤの最外
層のベルトに用いたが、このタイヤサイズ、カーカス側
の3枚のベルトの構成およびカーカスの構成等は、実施
例1と同一である。
【0036】本各実施例、各比較例の試験結果は、スチ
ールコードの実施例2〜9は表3に、最外層ベルトおよ
びタイヤの実施例の結果は表4に示した。また同様に、
比較例8〜12のスチールコードについては表5に、最
外層ベルトおよびタイヤについては、表6にそれぞれ示
した。
【0037】これら表5,6には、5つの比較例につい
ての各特性も示されているが、比較例8はくせ付けを施
さず、かつ撚りピッチPが小なる場合を、比較例9はL
/P(くせ付けピッチと撚りピッチとの比)の値が過大
なる場合を、比較例10はL値が過小なる場合を、比較
例11は、反対に過大なる場合を、更に比較例12はく
せ付けを施さないコードの例をそれぞれ示している。
【0038】なお、表3〜6に示した各物性の試験方法
は、前記実施例1および比較例1〜7に示した各物性の
試験項目と同一の項目は同一の試験方法で行ったが、本
各例特有の物性の試験方法は次のとおりである。
【0039】タイヤの悪路走行テストにおいて、ベルト
に至るカット数は実施例1および比較例1〜7の場合と
同様に測定し、比較例12の場合を100として指数表
示した(数値小程良好)。また、コード切れ率は、前記
試験条件において走行後の全カット数に対するベルトの
切れ数の割合を%で示した。同様にベルトセパレーショ
ン故障発生率も全セパレーション故障発生件数中のベル
トの発生件数の割合を求めて%で示した。また転動抵抗
試験は、SAE(米国自動車技術者協会)−J1269
の規格に準拠して行い、比較例12の場合を100とし
て指数表示した(数値小程良好)。同様に、以下の試験
項目についても比較例12の場合を100としてそれぞ
れ指数表示した。即ち、コードの衝撃吸収性(数値大程
良好)、曲げ硬さ(指数大程良好)がそれである。 以下余白
【0040】
【表3】
【0041】
【表4】
【0042】
【表5】
【0043】
【表6】
【0044】表3〜6に示した試験結果では、本発明の
スチールコードを最外層ベルト補強材として用いたタイ
ヤ(実施例2〜9)では、転動抵抗性は比較例9〜12
とほぼ同等であったが、ベルトに至るカット数は比較例
よりは良好であり、また特にコード切れ率およびベルト
セパレーション故障発生率は、比較例よりは改良結果が
みられた。即ち、スチールコード素線を波形にくせ付け
するに際し、比較例9ではL/P(くせ付けピッチと撚
りピッチとの比)が0.93と過大であるために衝撃吸収性
の効果低く、したがってタイヤの悪路走行テストにおけ
るベルトセパレーション故障発生率もやや高い。また、
比較例10はh(素線のくせ付け高さ)が0.5 と過小と
なるために、比較例9と同様に衝撃吸収性およびベルト
セパレーション故障発生率の大きな効果はみられない。
そして比較例12は素線にくせ付けしない場合の例であ
るが、当然のことながらコード切れ率およびベルトセパ
レーション故障発生率は高い値を示している。上記の事
実から、特にベルトセパレーション故障発生率を低く押
さえるためには、hを0.17mm〜0.3 mmの範囲とし、
またL/Pを0.34〜0.90の範囲内とするのが妥当である
ことが分かる。なお、前記実施例では、スチールコード
を埋設するベルトは、4枚、即ち4a,4b,4cおよ
び4dとした例を示したが、このベルトは4枚に限定さ
れるものではなく、必要に応じ適宜増減させることがで
きる。
【0045】
【発明の効果】以上説明のとおり、本発明に係るスチー
ルコードは、予め2次元にくせ付けしたn本の素線を撚
合せた時に、3次元状態として空隙部が形成されるよう
に各素線を撚合せて単層撚構造としたために、複層撚構
造に対して強力の撚減りが少なく、したがって素線強力
利用率は高いものと推測され、また、上記コードの空隙
部からコード内へゴムがよく侵入するために、スチール
コードの発錆は防止され、しかもロングピッチ下におい
て単層撚構造に撚合されるので、コードの生産性は向上
する。更に、本発明のスチールコードにおいては、荷重
−伸び曲線上に変曲点を有しない場合には、低荷重時の
伸びが小となってゴムとの加工性、特にカレンダー加工
工程性は良好である。そして更に、本発明のスチールコ
ードは切断時伸びを4%以上としたので、このスチール
コードをタイヤの最外層ベルトの補強材として用いたタ
イヤでは、コードの耐カット性が良好に維持される。即
ち、特にコード内へのゴムのより良い侵入性と相乗して
ベルトに至るコード切れ率およびベルトセパレーション
の故障発生率はよく改良される。
【0046】以上のとおり、本発明のスチールコードで
は従来と同等以上の剛性を維持しながら、生産性、加工
性の改良が可能であると共に、このスチールコードを最
外層のベルトの補強材として用いた空気入りタイヤで
は、ベルトのコード切れ、セパレーションの発生,成長
をよくコントロールすることができ、しかも前記のとお
り生産性、加工性との両面において物性が改良された経
済的にも有利なる空気入りタイヤを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスチールコードの素線の側面構成
を示す部分拡大側面図である。
【図2】本発明の一実施例を示すスチールコードの拡大
断面説明図である。
【図3】本発明のスチールコードの素線のくせ付けを施
すための一装置を略示する要部斜視説明図である。
【図4】本発明のスチールコードを最外層ベルトの補強
材として用いた本発明の実施例に係る空気入りタイヤの
右半部断面図である。
【図5】本発明の一実施例を示すスチールコードの荷重
−伸び曲線および変曲点の関係グラフである。
【符号の説明】
1 空気入りタイヤ 2 カーカス 3 トレッド 4a,4b,4c,4d ベルト 5 ビードコア 10 スチールコード 11 素線 11′ 外接円 12 鏡板 12M 中央鏡板 12H 通孔 13 空隙部 13 中央空隙部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め2次元形状にくせ付けしたn本(但
    し、n=3〜7である。)の素線を撚合わせて螺旋状に
    型付けした1×nの単層撚り構造のスチールコードであ
    って、次式; 【数1】 [但し、hはくせ付け高さ(mm)、dは素線の直径
    (mm)を示す。]により算出されるくせ付け率(H)
    が、120%<H<200%の範囲にあり、かつ、該素
    線のくせ付けピッチ(L)は、L=(0.34〜0.90)P
    (但し、Pはコードの撚りピッチであって、P=7mm
    〜20mmである。)の関係にあると共に、上記n本の
    素線は螺旋状に型付けして空隙部が形成されるように各
    素線が撚合され、その切断時伸びが4%以上であること
    を特徴とするスチールコード。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の式により算出される
    各素線を撚合せるに際し、各素線に捩りを付与して撚合
    せると共に、前記スチールコードの荷重−伸び曲線上に
    変曲点を有しないことを特徴とする請求項1記載のスチ
    ールコード。
  3. 【請求項3】 前記請求項1記載の式により算出される
    各素線を撚合せるに際し、2次元形状として波形にくせ
    付けすると共に、該波形のくせ付けピッチLは、L=
    (0.5 〜0.65) P(但し、P=10mm〜15mmであ
    る。)の関係にあり、かつ、前記くせ付け高さ(h)が
    0.17mm〜0.3 mmの範囲にあることを特徴とする請求
    項1記載のスチールコード。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載のスチールコ
    ードを、ラジアルコード配列のカーカスとタイヤのトレ
    ッドとの間に位置するベルトの少なくともタイヤ半径方
    向の最外層の補強層として用いたことを特徴とする空気
    入りタイヤ。
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