JPH0873942A - 孔開扁平部品の焼入方法および装置 - Google Patents

孔開扁平部品の焼入方法および装置

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JPH0873942A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ニードルスラストベアリング用の軌道輪等の
薄板リング状の機械部品、その他の孔開扁平部品を変形
を伴なうことなく焼入する方法及びその装置を提供す
る。 【構成】 孔開扁平部品1の開孔に片持水平棒状のハン
ガー203を通して該孔開扁平部品1を炉内にて鉛直姿
態に支持して加熱し、その後該孔開扁平部品1の開孔中
に移動フォーク315を挿入し該孔開扁平部品1を該ハ
ンガー203から外して該移動フォーク315上に鉛直
姿態に支持させて冷却部500に移動し、該冷却部にて
該孔開扁平部品1に上方から気体を吹き付けて急冷す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ニードルスラストベア
リング用の軌道輪等の薄板リング状の機械部品、その他
の薄い金属板を打ち抜いて形成されたような孔開扁平部
品を変形を伴なうことなく焼入する方法及びその装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばニードルスラストベアリングの軌
道輪として使用される例えばクロムモリブデン鋼からな
る厚さ1ミリ前後,直径80ミリ程度の環状の扁平部品
は、浸炭焼入するに際して従来では例としてメッシュベ
ルトコンベヤ上にベタに並べて炉内を搬送させることに
より浸炭雰囲気中で880℃程度に加熱し、油槽に入れ
て急冷し焼入していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような扁
平部品は上記のような焼入方法では反り等の変形,歪が
生じるため焼入後に元の形状に矯正する必要があった。
このため工程が増し製造コストを上昇させるという問題
があると共に、変形が大きいと充分な矯正もできず歪が
残るので、不良品の発生率が高いという問題があった。
また、メッシュベルト上に一枚宛重ならないように配置
して炉内に搬入させる必要があるので、大量に処理する
場合には広いスペースを要する大型の炉が必要になると
いう問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る孔開扁平部
品の焼入方法は上記課題を解決しようとするもので、孔
開扁平部品の開孔に片持水平棒状のハンガーを通して該
孔開扁平部品を炉内にて鉛直姿態に支持して加熱し、そ
の後該孔開扁平部品の開孔中に移動フォークを挿入し該
孔開扁平部品を該ハンガーから外して該移動フォーク上
に鉛直姿態に支持させて冷却部に移動し、該冷却部にて
該孔開扁平部品に上方から気体を吹き付けて急冷させる
ことを特徴とする。
【0005】また、本発明は上記焼入方法において、気
体中に水を噴霧してなることを特徴とする。
【0006】また、本発明の孔開扁平部品の焼入装置
は、連続炉と、該連続炉内に配置され片持水平棒状のハ
ンガーを設けてなるスタンドと、孔開扁平部品を該ハン
ガーに引掛けるための移動フォークを有している装入装
置と、孔開扁平部品を該ハンガーから外すための移動フ
ォークを有している抽出装置と、該抽出装置の移動フォ
ーク上に支持された孔開扁平部品を急冷するために上方
から該孔開扁平部品に気体を吹き付ける冷却部を具備し
てなることを特徴とする。
【0007】また本発明は上記焼入装置において、ハン
ガーの上縁部に孔開扁平部品の妄動を防ぐ凹凸を形成し
複数の孔開扁平部品を鉛直姿態で吊下できるようにした
ことを特徴とする。
【0008】また本発明は上記焼入装置において、抽出
装置の移動フォークは熱容量の小さい2枚のフォーク片
を所定間隔を離して平行に形成してなるものであって、
その上縁部に孔開扁平部品の妄動を防ぐ凹凸を形成し複
数の孔開扁平部品を鉛直姿態で吊下できるようにしたこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】鉛直姿態にて加熱することで材料が軟化しても
変形し難く、また、同じ姿態にて上方から気体を吹付け
ることで風圧により該孔開扁平部品が妄動することなく
変形が防止できる。また、水の噴霧により一層冷却速度
を速くすることができる。また、ハンガー上に多数の孔
開扁平部品を吊下できスペースを要しない。さらに、熱
容量の小さい移動フォークに移載することにより冷却が
容易となる。
【0010】
【実施例】次に本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。図1にこの焼入方法を実施するための連続炉100
とスタンド200と装入装置300と抽出装置400と
冷却部500とからなる焼入装置の平面図を示す。連続
炉100は回転炉床式ガス浸炭炉で、図2に示したよう
に円筒形の炉体101の床面に回転軸102に支持され
モータ駆動により矢印の方向に低速回転する回転テーブ
ル103が設けられている。104は該回転テーブル1
03が定角度回転する毎にこれを停止させるために回転
軸102に設けられた円板109に係合するカムストッ
パである。105は炉体101内に設けられたラジアン
トチューブバーナ、106は炉天井部に設けられた炉内
フアン、107は炉体101の外側壁に開設された装入
口、108は同じく抽出口である。なお該炉体101内
には浸炭性の雰囲気ガスが送給される。
【0011】回転テーブル103上に載置されるスタン
ド200は、図3にも示したように、T字状の本体20
1上に支柱202が樹立され該支柱202の上端に片持
水平棒状のハンガー203が設けられている。なお該ハ
ンガー203の上縁部には定ピッチの波状の凹凸204
が形成されている。1は被処理材たる厚さ1ミリ程度の
薄い金属板(クロムモリグデン鋼板)をプレス加工する
ことにより直径80ミリ程のリング状に打抜いてなる孔
開扁平部品で、該孔開扁平部品1は後述する装入装置3
00により複数個を定ピッチで該ハンガー203に鉛直
吊下姿態にて支持し得る。なお、その場合前記凹凸20
4は孔開扁平部品1の妄動を防いで各孔開扁平部品1間
の間隔を一定ならしめる。
【0012】装入装置300は、トロリーコンベヤ30
1に搬入されて来る孔開扁平部品1を該トロリーコンベ
ヤ301の吊下棒304から外して装入口107に置か
れたスタンド200のハンガー203に引掛ける主マニ
プレータ302と、該スタンド200を把持して回転テ
ーブル103上に移載する副マニプレータ303とから
なる。トロリーコンベヤ301はレール305中を矢印
の方向に走行する無端チエン306にL字状の吊下棒3
04を定間隔で取着してなり、該吊下棒304に複数個
の孔開扁平部品1を鉛直吊下姿態に吊下している。そし
て該吊下棒304の上縁には凹凸307が形成されてい
てその凹部に孔開扁平部品1が止まることで該孔開扁平
部品1が振動等で無用に妄動しないようにし各孔開扁平
部品1間に常に所定の間隔が存し定ピッチで吊下げでき
るようにしている。
【0013】主マニプレータ302は、フレーム310
上に垂設した小ストロークのシリンダ311により昇降
台312が上下動するように配設され、該昇降台312
上に設けたレール319に沿って摺動自在なるように方
形枠の摺動体313が設けられ、該昇降台312の後部
に固設したシリンダ314の作動により該摺動体313
が装入口107に向けて進出動し得るようにすると共
に、該摺動体313の前縁に移動フォーク315を設け
ている。該移動フォーク315は耐熱性の金属性薄板か
ら製作した熱容量の小さい2枚の細長状のフォーク片3
16,317が所定間隔を離して平行に支持されるよう
に摺動体313に固着してなり、該フォーク片316,
317の先端部寄りの上縁部には前記凹凸307と同様
の凹凸318を形成している。
【0014】また副マニプレータ303は、フレーム3
20上に垂設した小ストロークのシリンダ321により
昇降台322が上下動するように配設され、該昇降台3
22上にシリンダ323の作動によりレール331上を
進退動し得るようにマニプレータ本体324が設けられ
ている。該マニプレータ本体324は支軸325に一対
のアーム326,327が開閉自在に軸支され、該アー
ム326,327の上方部は図3に示したように装入口
107に向けて水平に折曲し、該アーム326,327
の先端部の相対する内面に夫々摺り止め用の突起328
を突設し、アーム326,327の下端部には夫々シリ
ンダ329,330を設け該シリンダ329,330の
作動により該アーム326,327が開閉動することで
先端部の突起328により前記スタンド200を把持し
シリンダ323の作動により該スタンド200を回転テ
ーブル103上に装入できるようにしている。
【0015】一方抽出装置400は、回転テーブル10
3上に乗って炉内を矢印の方向に周回したスタンド20
0を把持して抽出口108に移載する副マニプレータ4
01と、該スタンド200のハンガー203から孔開扁
平部品1を外してトロリーコンベヤ403の吊下棒(図
示せず)に引掛ける主マニプレータ402とからなる。
トロリーコンベヤ403の吊下棒(図示せず)に引掛け
る主マニプレータ402とからなる。なお、該副マニプ
レータ401は前記副マニプレータ303と同一構成で
あり、主マニプレータ402は前記主マニプレータ30
2と同一構成であり、トロリーコンベヤ403はトロリ
ーコンベヤ301と同一構成であるので、これらの同一
部分には同一符号を付すことにより詳細な構造説明は割
愛する。
【0016】冷却部500は図4にも示したように主マ
ニプレータ402による孔開扁平部品1の移動経路の上
方に垂直に送風ダクト501を設けると共に、該送風ダ
クト501を中にモータ502により回転するフアン5
03を設け、該送風ダクト501の上端開口部にはシリ
ンダ504により開閉するシャッタ505を設けてい
る。そして送風ダクト501の一側壁には水を該送風ダ
クト501中に噴霧するノズル506が設けられてい
る。なお507はその下方に設けられた排気フードを示
す。
【0017】しかしてこの焼入装置では、複数の孔開扁
平部品1が鉛直吊下姿態に吊下している吊下棒304を
装入口107前にて停止させ、該孔開扁平部品1の開孔
中に移動フォーク315を挿入するべくシリンダ314
の作動により主マニプレータ302の後方より該移動フ
ォーク315を進入させ、該フォーク片316,317
間に吊下棒304が位置するようにして停止させる。そ
してシリンダ311により該移動フォーク315を少し
上昇させることにより該孔開偏平部品1を該フォーク片
316、317上に移載した後、該移動フォーク315
をさらに前進させ、装入口107中に進入させて該フォ
ーク片316,317間にスタンド200のハンガー2
03を位置させて停止し、シリンダ311を収縮させ移
動フォーク315を少し下げることにより孔開扁平部品
1をハンガー203上に移載させる。次いで、該スタン
ド200をアーム326,327により把持させ、マニ
プレータ本体324をシリンダ323の作動により装入
口107に接近させることにより該スタンド200を回
転テーブル103上に移載する。
【0018】こうして炉体101内に装入された孔開扁
平部品1は回転テーブル103が矢印の方向に周回する
間に浸炭性雰囲気ガスの基でラジアントチューブヒータ
105の加熱により880℃程度に加熱される。そして
抽出口108に来たところで副マニプレータ401のア
ーム326,327が炉内に挿入され該スタンド200
を把持させて該スタンド200を抽出口108に移動さ
せる。そして抽出口108に置かれたスタンド200の
孔開扁平部品1の開孔に移動フォーク315を進入させ
該移動フォーク315を少し上昇させることにより孔開
扁平部品1を該移動フォーク315上に移載しシリンダ
314を収縮させて移動フォーク315を後退させ、送
風ダクト501の真下にて停止させる。そしてシャッタ
505を開けることにより空気を送風ダクト501から
吹き出させ孔開扁平部品1に上方から該空気を吹付ける
ことにより孔開扁平部品1を急冷する。このように移動
フォーク315に鉛直吊下姿態に支持された孔開扁平部
品1に上方から冷気を吹付けることで該孔開扁平部品1
は風圧で動くことなくその吊下姿態を整然と保って20
〜30秒間で200℃程度まで急冷でき所期の硬度に焼
入できる。なお、孔開扁平部品を急冷させるための気体
は空気の他、窒素ガス、不活性ガスであってもよいし、
場合によってはクーラ等で冷却してもよい。さらに孔開
扁平部品1を鉛直姿態に支持する手段としては前記実施
例の他に孔開扁平部品1の内径側をゆるいバネ力により
複数点支持する手段を採用してもよい。
【0019】またこの冷却時に、孔開扁平部品1は炉外
にあった熱容量の小さい移動フォーク315上に移載支
持されることで、該移動フォーク315はほぼ常温に保
たれるので孔開扁平部品1に熱的影響を与えるおそれが
なく、孔開扁平部品1を急冷可能となる。
【0020】さらにノズル506から水を送風ダクト5
01内に噴霧して気体と伴に孔開扁平部品1に吹き付け
ることにより水の気化熱を利用し冷却速度をさらに2倍
程度に高めることができる。こうして焼入できた孔開扁
平部品1は移動フォーク315をさらに後退させトロリ
ーコンベヤ403の吊下棒304に吊下し搬出される。
【0021】
【発明の効果】このように本発明に係る焼入方法によれ
ば、孔開扁平部品をハンガーに鉛直姿態に支持して所期
の高温度に加熱し、加熱後に該孔開扁平部品を該ハンガ
ーから外して移動フォーク上に鉛直姿態に支持して上方
から気体を吹付けることにより急冷するものであるか
ら、孔開扁平部品の自重は加熱中も冷却中も真直に掛か
り、このため従来のメッシュベルト上にベタに並べたと
きのような変形を起こすおそれはなく高精度な焼入部品
を容易に製作できる。また、この焼入装置によって多数
の孔開扁平部品を連続的に処理でき高い生産性が得られ
ると共に設置スペースをさほど要しないなど有益な効果
がある。さらに油等の冷却材が不要になり、洗浄工程等
の後工程の省略も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る焼入装置の水平断面平面図。
【図2】図1のAーA線断面図。
【図3】図1の炉体の装入口の付近の斜視図。
【図4】図1の冷却部の拡大縦断面図。
【符号の説明】
1 孔開扁平部品 100 回転炉床式ガス浸炭炉 101 炉体 103 回転テーブル 107 装入口 108 抽出口 200 スタンド 203 ハンガー 204 凹凸 300 装入装置 302 主マニプレータ 303 副マニプレータ 314 シリンダ 315 移動フォーク 316,317 フォーク片 318 凹凸 400 抽出装置 401 副マニプレータ 402 主マニプレータ 500 冷却部 501 送風ダクト 503 フアン 505 シャッタ 506 ノズル
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C21D 9/00 A 9352−4K (72)発明者 滝沢 伸一 愛知県名古屋市南区松下町1の11の1

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 孔開扁平部品の開孔に片持水平棒状のハ
    ンガーを通して該孔開扁平部品を炉内にて鉛直姿態に支
    持して加熱し、その後該孔開扁平部品の開孔中に移動フ
    ォークを挿入し該孔開扁平部品を該ハンガーから外して
    該移動フォーク上に鉛直姿態に支持させて冷却部に移動
    し、該冷却部にて該孔開扁平部品に上方から気体を吹き
    付けて急冷させることを特徴とした孔開扁平部品の焼入
    方法。
  2. 【請求項2】 気体中に水を噴霧してなる請求項1に記
    載の孔開扁平部品の焼入方法。
  3. 【請求項3】 連続炉と、該連続炉内に配置され片持水
    平棒状のハンガーを設けてなるスタンドと、孔開扁平部
    品を該ハンガーに引掛けるための移動フォークを有して
    いる装入装置と、孔開扁平部品を該ハンガーから外すた
    めの移動フォークを有している抽出装置と、該抽出装置
    の移動フォーク上に支持された孔開扁平部品を急冷する
    ために上方から該孔開扁平部品に気体を吹き付ける冷却
    部を具備してなることを特徴とする孔開扁平部品の焼入
    装置。
  4. 【請求項4】 ハンガーの上縁部に孔開扁平部品の妄動
    を防ぐ凹凸を形成し複数の孔開扁平部品を鉛直姿態で吊
    下できるようにした請求項3に記載の孔開扁平部品の焼
    入装置。
  5. 【請求項5】 抽出装置の移動フォークは熱容量の小さ
    い2枚のフォーク片を所定間隔を離して平行に形成して
    なるものであって、その上縁部に孔開扁平部品の妄動を
    防ぐ凹凸を形成し複数の孔開扁平部品を鉛直姿態で吊下
    できるようにした請求項3に記載の孔開扁平部品の焼入
    装置。
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