JPH08733U - 宅配物ボックス - Google Patents

宅配物ボックス

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JPH08733U
JPH08733U JP4781493U JP4781493U JPH08733U JP H08733 U JPH08733 U JP H08733U JP 4781493 U JP4781493 U JP 4781493U JP 4781493 U JP4781493 U JP 4781493U JP H08733 U JPH08733 U JP H08733U
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JP
Japan
Prior art keywords
panel
box
bottom plate
edge
pivotally attached
Prior art date
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Pending
Application number
JP4781493U
Other languages
English (en)
Inventor
則之 蛯名
安幸 大山
Original Assignee
キング工業株式会社
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Publication date
Application filed by キング工業株式会社 filed Critical キング工業株式会社
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Publication of JPH08733U publication Critical patent/JPH08733U/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 従来の宅配物ボックスは部品点数が多くコス
トが嵩む。また宅配物ボックスはドアそとに設置して使
用するが、ドアの外側通路が狭い場所では突出量が大き
いと通行の支障となる。そこで本考案は、ボックスの部
品点数を減少させるとともに、折り畳み収納時の外方突
出量をより小さくすることを目的とする。 [構成] 中間位置で内折可能な側壁パネルの前後両側
縁を、前側パネルおよび後側パネルに回動可能に軸着す
る一方、上部蓋体の後縁を後側パネル上端部に回動可能
に軸着し、ボックス底板の前縁および後縁のいずれか一
方を、対応する前後パネル下端部に回動可能に軸着固定
するとともに、後側パネルの適宜箇所に設置壁面への固
定手段を配する。前後面を一枚パネルで構成するから、
折り畳み収納時の突出量は格段に減少する。また全体構
成が単純となり部品点数を低減できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は宅配物を一時的に収納するための宅配物ボックスに係り、特に不使用 時におけるボックスの折り畳み構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
留守宅に届けられた宅配物を一時的に保管するボックスとして、従来、例えば 図5に示すようなものが知られている(実開平3−19380号公報)。
【0003】 この宅配ボックスは、前枠1と、左右側枠2と、後枠3と、底板4とを備えて なり、左右側枠2は中間部を内側に折り畳み可能とするためヒンジを5によって 軸着され、また左右側枠2はヒンジ6によって前縁および後縁を前枠1および後 枠3に螺着され、底板4はヒンジ7によって前縁を前枠1に螺着され、前面開口 部および上面開口部の少なくとも一方には、開閉蓋8が設けられる。尚、符号9 はキャスター、10は支持枠、11は底板4に設けたクッション材である。
【0004】 側枠2を折り畳み可能とした結果、使用していない状態では、図6に示すよう にボックスを畳んで容積を小さくし、歩行の邪魔にならないようにすることが出 来る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、かかる従来の宅配物ボックスはその部品点数が多く、コストが嵩む という難点がある。
【0006】 また、宅配物ボックスは、住宅やマンションのドアそと(または近傍壁面)に 設置して使用するが、マンションのようにドアの外側通路が狭い場所では、通行 の支障とならないよう、ボックスの突出寸法は出来るだけ小さく抑えることが望 ましい。ところが、前記従来の宅配物ボックスは、折り畳み時の状態でも相当の 突出量となる。
【0007】 そこで本考案の目的は、ボックスの部品点数を減少させるとともに、折り畳み 収納時の外方突出量をより小さくする点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成して課題を達成するため、本考案に係る宅配物ボックスは、中 間位置で内折可能な側壁パネルの前後両側縁を、前側パネルおよび後側パネルに 回動可能に軸着する一方、上部蓋体の後縁を後側パネル上端部に回動可能に軸着 し、ボックス底板の前縁および後縁のいずれか一方を、対応する前後パネル下端 部に回動可能に軸着固定するとともに、後側パネルの適宜箇所に設置壁面への固 定手段を配した。
【0009】
【作用】
この宅配物ボックスは、前後面を一枚パネルで構成する。従って、折り畳み収 納時には、前後パネルの肉厚分と底板パネル、上部蓋体の寸法分しか突出量が生 じない。また前後面が一枚パネルであるため、全体構成が単純となり部品点数を 低減することが可能となる。
【0010】
【実施例】
以下、添付図面に基づいて本考案の実施例を説明する。 図1は本考案に係る宅配物ボックスの一例を示すものである。この宅配物ボッ クス20は、中間位置にヒンジ21を設けて内折可能とした側壁パネル22の前 後両側縁を、ヒンジ23,24によって前側パネル30および後側パネル40に 回動可能に軸着する一方、上部蓋体50の後縁をヒンジ51によって後側パネル 40の上端部に回動可能に軸着し、ボックスの底板60を、後縁に配したヒンジ 61によって後側パネル40の下端部に回動可能に軸着固定してなり、また後側 パネル40には、ドアDの下端部に固定した取付パネル70に係着固定するため の固定手段を備える。
【0011】 この宅配物ボックス20は、各ボックスパネルを樹脂または金属パネルで成形 する。パネル肉厚は、通常宅配物の重量に耐える程度の剛性があれば良い。
【0012】 側壁パネル22に配した各ヒンジ21,23,24は、当該側壁パネル22を 中間部(ヒンジ21部分)において中折れ可能としている。
【0013】 前側パネル30は、その両端部に配されたヒンジ23により、側壁パネル22 の屈伸動に伴って前進後退動するようになっている。また、前側パネル30の外 側中央部には、展開収納用の引手32を設け、適当箇所、例えば引手32の上側 部分にキーシリンダ34を配設する。
【0014】 一方、底板60は、その後端縁をヒンジ(図示せず)によって後側パネル40 に軸着し、内折可能に配設する。底板60の前縁を係止するため、前側パネル3 0または側壁パネル22の下端適当箇所に図示しない係止片を設ける。
【0015】 上部蓋体50は、前面および両側面にそれぞれパネル面53,54を備える。 前側のパネル面53中央にはキーシリンダ34のロック片(図示せず)に係合す る施錠部56を設けてある。このロック機構は、いわゆる電磁式または電子式で 構成されるオートロック機構とするのが望ましい。尚、上部蓋体50の両側のパ ネル面54は、前方に向かって上下寸法を拡開させた形状としてある。また蓋体 50の外側面には、図4に示すように引手57を設ける。
【0016】 取付パネル70は、その中央部に凸ライン71をクロス成形し、上部両端にビ ス孔72を設ける一方、下部両端に断面略U字状の係止片73を固定して、パネ ルの周縁適当箇所をビス75によってドアDに固定する。この取付パネル70に 対向するボックスの後側パネル40は、その上部両端にビス42を通すためのビ ス孔43を穿設し、下部両端には、前記係合片73を係止させる係合孔44を設 けてある。
【0017】 この宅配物ボックス20は、後側パネル40の係合孔44に取付パネル70の 係合片73を係止させるとともに、ビス42を取付パネル70のビス孔72に螺 着させることによってドアDに固定する。床面Fからの高さは、例えば図2に示 すように例えば3〜10cm程度とする。
【0018】 使用時には、上部蓋体50の引手57および前側パネル30の引手32を引い てボックスを展開し、宅配物をボックス内部に納める。ここで上部蓋体50を閉 じると、オートロックによって上部蓋体50がロックされ、開錠キーを使用しな い限り宅配物を取り出すことはできなくなる。尚、オートロックを使用しない場 合は、ボックス専用キーは各戸の住人のほか宅配業務担当者が一定の管理責任の 下に所持し、宅配物を入れた後は、宅配業者が閉じた上部蓋体50を専用キーに よってロックしても良い。
【0019】 配達を受けた住人は、後刻、自分の専用キーによって上部蓋体50を開け、宅 配物を受け取ってからボックスを折り畳んで小さく収納する。ボックスの収納は 例えば図3に示すように、蓋体50を上に開き、底板60を押し上げ、前側パネ ル30の引手32を押し込み、側壁パネル22を内折させることによって行う。 尚、使用していない場合におけるボックスの収納状態を図4に示す。
【0020】 このように本考案に係る宅配物ボックスは、ドアDの下端に収納ボックスを固 定することによって、ボックスの構造をより単純化し、部品点数および製造コス トを低減することを可能とする。また、通常時には小さく折り畳むことにより、 極めてコンパクトに収納することが出来るため、狭いマンション通路においても 歩行者の通行を妨げることがない。また、配達時にはパネルを展開してボックス を作り、宅配物を納めてから上部蓋体50をロックすることによって盗難を防ぐ ことが出来る。
【0021】 尚、本考案に係る宅配物ボックスは、前記実施例のものに限らない。例えば、 上部蓋体50を施開錠するための機構は、機械的な機構に限らず電子ロック式、 磁気カード式等各種の機構を採用できる。特に、電子式のロック機構では、所定 の暗唱番号を打ち込むキーボード盤を設けることにより、居住者と宅配担当それ ぞれの暗唱番号を入力させることで盗難防止を一層確実に出来る。また上部蓋体 50の開状態を支持するロッドを背板に配しても良い。当該ロッドはガス封入ロ ッドであっても良い。
【0022】 ボックスの固定位置はドアに限らず、ドア横の壁部であっても良い。また各部 のヒンジはいわゆる蝶番に限らず樹脂ヒンジ等、適宜の軸着部材を使用すること ができる。各パネルの材質は限定されない。底板にクッション材を配しても良い ことは勿論である。取付パネルに対するボックスの固定方法は、特に限定されな い。例えば係止以外に、突出部材の嵌入、磁石による支持補完等である。また前 側パネルおよび上部蓋体に設けた引手は、収納或いは展開を容易にするためのも のであるが、必ずしも必要なものではなく、また若干の突出を伴う凸ノブで代用 しても構わない。またボックスを折り畳んだ状態では、上部蓋体が各パネルを抑 え込む形になるので、この上部蓋体の裏面に磁石を配し、閉じた収納状態を完全 ならしめるように設計しても良い。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る宅配物ボックスによれば、ボックスの部品点 数を減少させるとともに、折り畳み収納時の外方突出量をより小さくすることが 出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る宅配物ボックスの一例を示す図で
ある。
【図2】本考案に係る宅配物ボックスの一例を示す側面
図である。
【図3】本考案に係る宅配物ボックスの収納動作を例示
する斜視図である。
【図4】本考案に係る宅配物ボックスの収納状態を例示
する図である。
【図5】従来の宅配物ボックスの展開状態を示す斜視図
である。
【図6】従来の宅配物ボックスの収納状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
20 宅配物ボックス 21 ヒンジ 22 側壁パネル 21,23,24,51,61 ヒンジ 30 前側パネル 32 引手 34 キーシリンダ 40 後側パネル 44 係合孔 50 上部蓋体 60 底板 70 取付パネル 71 凸ライン 73 係止片 75 係合孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中間位置で内折可能な側壁パネルの前後両
    側縁を、前側パネルおよび後側パネルに回動可能に軸着
    する一方、上部蓋体の後縁を後側パネル上端部に回動可
    能に軸着し、ボックス底板の前縁および後縁のいずれか
    一方を、対応する前後パネル下端部に回動可能に軸着固
    定するとともに、後側パネルの適宜箇所に設置壁面への
    固定手段を配したことを特徴とする宅配物ボックス。
JP4781493U 1993-08-09 1993-08-09 宅配物ボックス Pending JPH08733U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4781493U JPH08733U (ja) 1993-08-09 1993-08-09 宅配物ボックス

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JP4781493U JPH08733U (ja) 1993-08-09 1993-08-09 宅配物ボックス

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JPH08733U true JPH08733U (ja) 1996-04-30

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ID=12785835

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990316