JPH0873162A - エスカレータ用収納型マンホールカバー装置 - Google Patents

エスカレータ用収納型マンホールカバー装置

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JPH0873162A
JPH0873162A JP20836694A JP20836694A JPH0873162A JP H0873162 A JPH0873162 A JP H0873162A JP 20836694 A JP20836694 A JP 20836694A JP 20836694 A JP20836694 A JP 20836694A JP H0873162 A JPH0873162 A JP H0873162A
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JP
Japan
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manhole cover
manhole
escalator
cover
guide rail
Prior art date
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Application number
JP20836694A
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English (en)
Inventor
Yoshimitsu Fujisawa
佳充 藤澤
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0873162A publication Critical patent/JPH0873162A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マンホールカバーと取り外すことなくマンホ
ール内に収納するエスカレータ用収納型マンホールカバ
ー装置を提供する。 【構成】 エスカレータ用収納型マンホールカバー装置
のマンホールカバー17の下面の両端には、それぞれレ
ール11が設けられ、その先端にはストッパ14が取り
付けられている。マンホール内には、壁に張り出すよう
に底板15が取付けられ、マンホールの2隅にはそれぞ
れガイドローラ12がローラ軸13によって軸支されて
いる。マンホールカバー17を開ける場合は、取付けネ
ジ16を外してマンホールカバー17の孔32にレンチ
を引っ掛け、マンホールカバー17を持ち上げる。それ
により、ガイドローラ12に沿ってレール11を介して
マンホールカバー17がマンホール内に徐々に落とし込
まれ、ストッパ14にガイドローラ12が当接すると、
マンホールカバー17の落とし込みが終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エスカレータ用収納型
マンホールカバー装置、特に保守・点検時にエスカレー
タの乗降口の下に設けられた機械室の出入口となるマン
ホールカバーを安全かつ容易に開閉可能なエスカレータ
用収納型マンホールカバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、エスカレータ乗降口の下には、エ
スカレータの機械室が設けられており、図1に示すよう
に、この機械室の出入口には、マンホールカバー3が取
り付けられている。そして、運転時にはマンホールカバ
ー3を閉じているが、保守・点検の際には、マンホール
カバー3を開けて、このマンホールから作業者は機械室
に入って点検・保守の作業を行う。
【0003】従来のマンホールカバー装置としては、特
開昭57−38286公報の「乗客用コンベアの乗降口
カバー装置」が挙げられる。図1は、エスカレータの概
要を示す図であり、図2は、従来のマンホールカバー装
置の構成を示す断面図である。
【0004】図1に示すように、エスカレータ本体は、
トラス2の上部に配置され、エスカレータの移動手摺1
は、1本の大きなループ形状を有し、上方又は下方に走
行する。そして、エスカレータの乗降口には、機械室へ
の出入口となるマンホールカバー3が取り付けられてい
る。
【0005】更に、図2に示すように、マンホールカバ
ー3の下には、機械室7が設けられている。また、マン
ホール内の機械室7の上部には、トラス2の粱30が配
置されている。また、マンホールカバー3及びランディ
ングプレート4は、それぞれ粱30の上に配置された支
持粱5と支持粱6とによって支持されている。更に、マ
ンホールカバー3は、取付けネジ16によって支持粱6
にねじ止めされている。また、エスカレータのスカート
ガード10付近では、コムプレート8がランディングプ
レート4に固定され、コムプレート8の先端には、くし
9が設けられている。エスカレータのステップは、くし
9を通過してエスカレータ上に現れる。
【0006】上記の構造を有する従来のマンホールカバ
ー装置の場合、作業者は、マンホールカバー3を作業時
に完全に取り外してから、機械室7へ出入し保守・点検
作業を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マンホ
ールカバーは重量物であるため、保守・点検作業時にマ
ンホールカバーを外したり又は運搬する場合に、作業者
がバランスを崩して転倒したり、マンホールカバーを落
下させて怪我をする虞があった。
【0008】また、重量物のマンホールカバーを移動さ
せる際に、マンホール付近の床を傷付けてしまう虞もあ
った。
【0009】更に、取り外してマンホール周辺に置いた
マンホールカバーに作業者やエスカレータの利用者が躓
き転倒して、怪我をする虞があった。
【0010】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、その目的は、マンホールカバーを取り外すことなく
マンホール内に収納するエスカレータ用収納型マンホー
ルカバー装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本発明に係るエスカレータ用収納型マンホ
ールカバー装置は、マンホールを覆うマンホールカバー
と、前記マンホールカバーをマンホール内に収納する収
納箱と、前記マンホールカバーの下面の両端にそれぞれ
設けられたレールと、前記レールを介して前記マンホー
ルカバーを移動させるために前記収納箱の入口の両側に
それぞれ軸支されたガイドローラと、を有することを特
徴とする。
【0012】また、本発明に係るエスカレータ用収納型
マンホールカバー装置は、マンホールを覆うマンホール
カバーと、前記マンホールカバーをマンホール内に収納
する収納箱と、前記マンホールカバーの下面の両端に軸
支されたローラと、前記ローラが移動可能なように前記
マンホール内に設けられた湾曲したガイドレールと、を
有することを特徴とする。
【0013】更に、本発明に係るエスカレータ用収納型
マンホールカバー装置は、マンホールを覆うマンホール
カバーと、前記マンホールカバーの下面に回動可能に取
り付けられたローラと、前記マンホールの壁内部に斜向
状に形成され一部が前記マンホールに突き出すように設
けられたガイドレールと、を有し、前記マンホールカバ
ーを傾けると前記ローラが前記ガイドレールに当接し、
前記ガイドレールに沿って前記マンホールカバーがスラ
イドして収納されることを特徴とする。
【0014】
【作用】以上のように構成された本発明に係るエスカレ
ータ用収納型マンホールカバー装置によれば、マンホー
ル内に設けられた収納箱の入口の両側には、それぞれガ
イドローラが軸支され、一方このガイドローラの回転に
よって、マンホールカバーの下面の両端にそれぞれ設け
られたレールを介してマンホールカバーが移動し、収納
箱に収納される。これにより、マンホールカバーを外す
必要がなくなり、マンホールカバーの運搬時等における
危険を回避できる。更に、マンホールカバーを取り外し
て移動させることもないので、床に傷を付ける虞もな
い。更に、取り外して置いたマンホールカバーに躓いて
作業者等が転倒する虞もない。
【0015】また、本発明に係るエスカレータ用収納型
マンホールカバー装置によれば、マンホールカバーの下
面の両側に軸支されたローラが、マンホール内に設けら
れた湾曲したガイドレールを移動することによって、マ
ンホールカバーがマンホール内の収納箱に収納される。
更に、マンホールカバーを落とし込んで機械室への出入
口を開ける際に、作業者は最も悪い体勢でマンホールカ
バーを支えているが、ガイドレールの湾曲部をマンホー
ルカバー付近に形成すれば、その最も態勢が悪い時に、
穏やかなガイドレールの湾曲部でマンホールカバーの重
量をある程度支えることができる。これにより、作業者
の負担を軽減することができる。
【0016】更に、本発明に係るエスカレータ用収納型
マンホールカバー装置によれば、マンホールカバーの下
面に回動可能にローラを取り付け、一方ガイドレールが
マンホールの壁内部に斜向状に形成され一部がマンホー
ルに突き出すように設けられているので、マンホールカ
バーを傾けると前記ローラが前記ガイドレールに当接
し、前記ガイドレールに沿って前記マンホールカバーが
スライドして収納される。従って、ガイドレールに沿っ
てマンホールカバーが収納されるので、力を掛けずに楽
にマンホールカバーを収納することができる。また、マ
ンホールカバーがマンホールの壁内部に収納されるの
で、機械室のスペースを狭くすることがない。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好適な一実施
例を説明する。
【0018】第1実施例 図3は、本発明の第1実施例のエスカレータ用収納型マ
ンホールカバー装置の構成を示す断面図である。また、
図4は、図3のA−A′線に沿った断面図である。図5
は、本発明の第1実施例のエスカレータ用収納型マンホ
ールカバー装置の動作を説明する図である。尚、従来の
マンホールカバー装置と同様の構成要素には同一の符号
を付し、その説明を省略する。
【0019】以下、第1実施例のエスカレータ用収納型
マンホールカバー装置について説明する。
【0020】図3及び図4に示すように、本実施例のエ
スカレータ用収納型マンホールカバー装置において、マ
ンホールカバー17の下面の両端には、それぞれレール
11が設けられている。このレール11は、両袖を有
し、この両袖の内側にそれぞれストッパ14が取り付け
られている。そして、通常、マンホールカバー17は、
取付けネジ16によって支持粱6にねじ止めされてい
る。
【0021】一方、マンホール内には、マンホールカバ
ー17を収納する収納箱が設けられている。本実施例に
おいて、この収納箱は、図3に示すようにマンホールの
壁と底板15とからなる。この底板15は、マンホール
内の壁に張り出すように取付けられている。また、収納
箱の入口の両側、すなわちマンホールの2隅には、レー
ル11を介してマンホールカバー17を移動可能なよう
に、それぞれガイドローラ12がローラ軸13によって
軸支されている。
【0022】次に、本実施例のエスカレータ用収納型マ
ンホールカバー装置の動作について説明する。
【0023】マンホールカバー17を開ける場合には、
まず取付けネジ16を外して、その取付けネジ16が挿
入されていたマンホールカバー17の孔32にレンチを
引っ掛けて、マンホールカバー17を少しずつ持ち上げ
る。それにより、図5に示すように、収納箱の入口、す
なわちマンホールの2隅に軸支されたガイドローラ12
に沿って、レール11を介してマンホールカバー17が
収納箱内に徐々に落とし込まれる。そして、レール11
の先端のストッパ14にガイドローラ12が当接する
と、マンホールカバー17の落とし込み(収納)の動作
が終了する。
【0024】これにより、マンホールカバー17をマン
ホールから完全に取り外す必要がなくなる。このため、
マンホールカバー17の運搬時の怪我等を回避でき、エ
スカレータ周辺の床に傷を付ける虞もなくなる。更に、
エスカレータの周辺にマンホールカバー17を放置する
ことがないので、このマンホールカバー17に躓いて怪
我をする虞もなくなる。
【0025】また、マンホールカバー17によってマン
ホールを閉じる場合には、マンホールカバー17の孔3
2に引っ掛けたレンチによって、マンホールカバー17
を引き上げる。これにより、ガイドローラ12を介して
マンホールカバー17がスムーズ引き出され、元の位置
に戻される。その後、取付けネジ16を孔32に挿入
し、支持粱6にマンホールカバー17を固定する。
【0026】第2実施例 図6は、本発明の第2実施例のエスカレータ用収納型マ
ンホールカバー装置の構成を示す断面図である。また、
図7は、本発明の第2実施例のエスカレータ用収納型マ
ンホールカバー装置の動作を説明する図である。尚、従
来のマンホールカバー装置及び上記実施例と同様の構成
要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0027】以下、第2実施例のエスカレータ用収納型
マンホールカバー装置について説明する。
【0028】図6及び図7に示すように、本実施例のエ
スカレータ用収納型マンホールカバー装置は、マンホー
ルカバー20の下面の両側には、足が設けられ、この足
にローラ19が軸支されている。一方、マンホール内に
は、このローラ19が移動可能なようにS字型の湾曲し
たガイドレール18が、底板15に至るまで設けられて
いる。
【0029】特に、本実施例の特徴は、ガイドレール1
8の湾曲部Bをマンホールカバー20付近に形成したこ
とである。従って、作業者が最も悪い体勢でマンホール
カバーを支えているマンホールカバー20の落とし込み
初期、すなわちマンホールカバーを少しずつ持ち上げる
ときに、ガイドレールの穏やかな湾曲部Bでマンホール
カバーの重量をある程度支えることができる。これによ
り、上記第1実施例の場合のように、マンホールカバー
20の落とし込みの全行程に亘って、マンホールカバー
20の自重が作業者にかかることがない。つまり、作業
者の負担を軽減することができる。
【0030】次に、本実施例のエスカレータ用収納型マ
ンホールカバー装置の動作について説明する。
【0031】まず、マンホールカバー20を開ける場合
には、取付けネジ16を外して、その取付けネジ16が
挿入されていたマンホールカバー20の孔32にレンチ
を引っ掛けて、マンホールカバー20を少しずつ持ち上
げる。これにより、ローラ19が回転して、ガイドレー
ル18内を移動する。この移動に伴って、マンホールカ
バー20がマンホール内に収納されてゆき、マンホール
カバー20が底板15に当接することによって、マンホ
ールカバー20の落とし込み(収納)の動作が終了す
る。
【0032】上述したように、マンホールカバー20の
持ち上げ初期は、穏やかなガイドレール18の湾曲部B
内をローラ19が移動するので、マンホールカバー20
の重量をある程度ガイドレール18によって支えること
ができる。このため、マンホールカバー20の重みが低
減され、作業者の負担が軽くなる。
【0033】また、マンホールカバー20よってマンホ
ールを閉じる場合には、マンホールカバー20の孔32
に引っ掛けたレンチによって、マンホールカバー20を
引き出す。これにより、ローラ19が回転してガイドレ
ール18に沿ってマンホールカバー20がスムーズ引き
出され、元の位置に戻される。その後、取付けネジ16
を孔32に挿入し、支持粱6にマンホールカバー20を
固定する。
【0034】以上の構成により、マンホールカバー20
をマンホールから完全に取り外す必要がなくなる。この
ため、マンホールカバー20の運搬時の怪我等を回避で
き、エスカレータ周辺の床に傷を付ける虞もなくなる。
更に、エスカレータの周辺にマンホールカバー20を放
置することがないので、このマンホールカバー20に躓
いて怪我をする虞もなくなる。
【0035】第3実施例 図8は、本発明の第3実施例のエスカレータ用収納型マ
ンホールカバー装置の構成を示す断面図である。また、
図9は、本発明の第3実施例のエスカレータ用収納型マ
ンホールカバー装置の動作を説明する図である。尚、従
来のマンホールカバー装置及び上記実施例と同様の構成
要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0036】以下、第3実施例のエスカレータ用収納型
マンホールカバー装置について説明する。
【0037】図8及び図9に示すように、本実施例のエ
スカレータ用収納型マンホールカバー装置は、マンホー
ルカバー20の下面の左右に回動可能にローラ19が取
り付けられており、一方ガイドレール21が、マンホー
ルの壁内部に斜向状に形成され、またその一部がマンホ
ールに突き出すように形成されている。尚、このガイド
レール21の傾斜は、作業者の落とし込みや引き出しの
作業性の点から、ある程度穏やかである方がよい。
【0038】従って、マンホールカバー20を開ける場
合には、取付けネジ16を外して、その取付けネジ16
が挿入されていたマンホールカバー20の孔32にレン
チを引っ掛けて、マンホールカバー20を少しずつ持ち
上げる。これにより、マンホールカバー20が傾き、ロ
ーラ19がガイドレール21に当接し、ガイドレール2
1に沿ってローラ19が移動する。これにより、マンホ
ールカバー20がスライドしてガイドレール21内に収
納される。
【0039】このため、マンホールカバー20をマンホ
ールから完全に取り外す必要がなくなる。従って、マン
ホールカバー20の運搬時の怪我等を回避でき、エスカ
レータ周辺の床に傷を付ける虞もなくなる。更に、エス
カレータの周辺にマンホールカバー20を放置すること
がないので、このマンホールカバー20に躓いて怪我を
する虞もなくなる。特に、本実施例の構成によれば、力
を掛けずに楽にマンホールカバー20をマンホール内に
収納することができる。また、マンホールカバー20が
マンホールの壁内部に収納されるので、機械室7のスペ
ースを狭くすることがない。
【0040】第4実施例 図10は、本発明の第4実施例のエスカレータ用収納型
マンホールカバー装置の構成を示す図である。また、図
11は、図10のB−B′線に沿った断面図である。
尚、従来のマンホールカバー装置及び上記実施例と同様
の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
【0041】以下、第3実施例のエスカレータ用収納型
マンホールカバー装置について説明する。
【0042】図10及び図11に示すように、本実施例
と上記第3実施例のマンホールカバー20を中央から分
割して2つのマンホールカバー22としたことである。
従って、このマンホールカバー22のそれぞれには、左
右にローラ19を取付けられており、一方、マンホール
の対向する壁内部にはそれぞれマンホールカバー22を
収納するためのガイドレール21が設けられている。
【0043】従って、マンホールカバー22を開ける場
合には、それぞれ取付けネジ16を外して、その取付け
ネジ16が挿入されていたマンホールカバー22の孔に
レンチを引っ掛けて、マンホールカバー22を少しずつ
持ち上げる。これにより、マンホールカバー22が傾
き、ローラ19がガイドレール21に当接し、ガイドレ
ール21に沿ってローラ19が移動する。このため、マ
ンホールカバー22はそれぞれスライドしてガイドレー
ル21内に収納される。
【0044】以上より、マンホールカバー22をマンホ
ールから完全に取り外す必要がなくなる。このため、マ
ンホールカバー22の運搬時の怪我等を回避でき、エス
カレータ周辺の床に傷を付ける虞もなくなる。更に、エ
スカレータの周辺にマンホールカバー22を放置するこ
とがないので、このマンホールカバー22に躓いて怪我
をする虞もなくなる。特に、本実施例の構成によれば、
マンホールカバーを分割したので、マンホールカバー2
2の重さが軽くなり、更に力を掛けずに楽にマンホール
カバー22をマンホール内に収納することができる。ま
た、エスカレータの電源の入切等の簡単な作業の際に
は、片方のマンホールカバー22のみを開けて収納すれ
ばよいので、作業効率が向上する。また、マンホールカ
バー22がマンホールの壁内部に収納されるので、機械
室7のスペースを狭くすることがない。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るエスカレー
タ用収納型マンホールカバー装置によれば、マンホール
内に設けられた収納箱の入口の両側には、それぞれガイ
ドローラが軸支され、一方このガイドローラの回転によ
って、マンホールカバーの下面の両端にそれぞれ設けら
れたレールを介してマンホールカバーが移動して、マン
ホール内の収納箱に収納することができる。
【0046】また、本発明に係るエスカレータ用収納型
マンホールカバー装置によれば、マンホールカバーの下
面の両側に軸支されたローラが、マンホール内に設けら
れた湾曲したガイドレールを移動することによって、マ
ンホールカバーがマンホール内の収納箱に収納すること
ができる。更に、マンホールカバーを落とし込んで機械
室への出入口を開ける際に、作業者は最も悪い体勢でマ
ンホールカバーを支えているが、ガイドレールの湾曲部
をマンホールカバー付近に形成すれば、その最も態勢が
悪い時に、穏やかなガイドレールの湾曲部でマンホール
カバーの重量をある程度支えることができる。これによ
り、作業者の負担を軽減することができる。
【0047】更に、本発明に係るエスカレータ用収納型
マンホールカバー装置によれば、マンホールカバーの下
面に回動可能にローラを取り付け、一方ガイドレールが
マンホールの壁内部に斜向状に形成され一部がマンホー
ルに突き出すように設けられているので、マンホールカ
バーを傾けると前記ローラが前記ガイドレールに当接
し、前記ガイドレールに沿って前記マンホールカバーを
スライドさせて収納することができる。従って、ガイド
レールに沿ってマンホールカバーが収納されるので、力
を掛けずに楽にマンホールカバーを収納することができ
る。また、マンホールカバーがマンホールの壁内部に収
納されるので、機械室のスペースを狭くすることがな
い。
【0048】以上より、本発明によれば、マンホールカ
バーを外す必要がなくなるので、マンホールカバーの運
搬時等における危険を回避できる。更に、マンホールカ
バーを取り外して移動させることもないので、床に傷を
付ける虞もない。更に、取り外して置いたマンホールカ
バーに躓いて作業者等が転倒や怪我をする虞もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】エスカレータの概要を示す図である。
【図2】従来のマンホールカバー装置の構成を示す断面
図である。
【図3】本発明の第1実施例のエスカレータ用収納型マ
ンホールカバー装置の構成を示す断面図である。
【図4】図3のA−A′線に沿った断面図である。
【図5】本発明の第1実施例のエスカレータ用収納型マ
ンホールカバー装置の動作を説明する図である。
【図6】本発明の第2実施例のエスカレータ用収納型マ
ンホールカバー装置の構成を示す断面図である。
【図7】本発明の第2実施例のエスカレータ用収納型マ
ンホールカバー装置の動作を説明する図である。
【図8】本発明の第3実施例のエスカレータ用収納型マ
ンホールカバー装置の構成を示す断面図である。
【図9】本発明の第3実施例のエスカレータ用収納型マ
ンホールカバー装置の動作を説明する図である。
【図10】本発明の第4実施例のエスカレータ用収納型
マンホールカバー装置の構成を示す断面図である。
【図11】図10のB−B′線に沿った断面図である。
【符号の説明】
4 ランディングプレート 6 支持粱 11 レール 12 ガイドローラ 14 ストッパ 15 底板 16 取付けネジ 17 マンホールカバー 30 粱 32 孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホールを覆うマンホールカバーと、 前記マンホールカバーをマンホール内に収納する収納箱
    と、 前記マンホールカバーの下面の両端にそれぞれ設けられ
    たレールと、 前記レールを介して前記マンホールカバーを移動させる
    ために前記収納箱の入口の両側にそれぞれ軸支されたガ
    イドローラと、 を有することを特徴とするエスカレータ用収納型マンホ
    ールカバー装置。
  2. 【請求項2】 マンホールを覆うマンホールカバーと、 前記マンホールカバーをマンホール内に収納する収納箱
    と、 前記マンホールカバーの下面の両端に軸支されたローラ
    と、 前記ローラが移動可能なように前記マンホール内に設け
    られた湾曲したガイドレールと、 を有することを特徴とするエスカレータ用収納型マンホ
    ールカバー装置。
  3. 【請求項3】 マンホールを覆うマンホールカバーと、 前記マンホールカバーの下面に回動可能に取り付けられ
    たローラと、 前記マンホールの壁内部に斜向状に形成され一部が前記
    マンホールに突き出すように設けられたガイドレール
    と、を有し、 前記マンホールカバーを傾けると前記ローラが前記ガイ
    ドレールに当接し、前記ガイドレールに沿って前記マン
    ホールカバーがスライドして収納されることを特徴とす
    るエスカレータ用収納型マンホールカバー装置。
JP20836694A 1994-09-01 1994-09-01 エスカレータ用収納型マンホールカバー装置 Pending JPH0873162A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19907632C2 (de) * 1998-02-28 2003-03-20 Lgeotis Elevator Co Bodengleiche Abdeckung für eine Wartungsöffnung, insbesondere für einen Maschinenraum an einer Personenförderanlage
KR100909086B1 (ko) * 2007-09-28 2009-07-23 서울메트로 트렌치커버가 양측으로 개방되는 트렌치
CN103922216A (zh) * 2013-01-15 2014-07-16 株式会社日立制作所 接头结构、具有接头结构的乘客传送设备以及乘客传送设备的安装方法
CN104355212A (zh) * 2014-10-23 2015-02-18 苏州新达电扶梯部件有限公司 一种偏心顶紧定位机构

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