JPH0872A - 栽培用ベッド及びこれを用いた栽培方法 - Google Patents
栽培用ベッド及びこれを用いた栽培方法Info
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- JPH0872A JPH0872A JP6137630A JP13763094A JPH0872A JP H0872 A JPH0872 A JP H0872A JP 6137630 A JP6137630 A JP 6137630A JP 13763094 A JP13763094 A JP 13763094A JP H0872 A JPH0872 A JP H0872A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 植物の発芽を早め、育苗及び育生を促進さ
せ、害虫による栽培植物の被害を防止する。 【構成】 粒状或いは繊維状に形成したゴム粒粉２によ
って栽培用ベッド１を構成し、該栽培用ベッド１に播
種、覆土、散水して種子を発芽させ、育生する。
せ、害虫による栽培植物の被害を防止する。 【構成】 粒状或いは繊維状に形成したゴム粒粉２によ
って栽培用ベッド１を構成し、該栽培用ベッド１に播
種、覆土、散水して種子を発芽させ、育生する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、植物の発芽、育苗及び
育生を行なう際の栽培用ベッド及びこれを用いた栽培方
法に関するものである。
育生を行なう際の栽培用ベッド及びこれを用いた栽培方
法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、図６に示す如く、土壌(６)の畝に
直接植物の種子(５)を播き、覆土(８)をし、発芽、育苗
及び育生を行なっている。
直接植物の種子(５)を播き、覆土(８)をし、発芽、育苗
及び育生を行なっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】植物の発芽を早め、育
苗及び育生を促進するには、栽培用ベッド(１)を保温す
る必要がある。従来は、栽培用ベッド(１)をビニールシ
ート(７)や、藁等で覆ったり、栽培用ベッド(１)を温室
に入れることにより温度管理をしている。又、栽培用ベ
ッド(１)に含まれる害虫及び害虫卵を駆除する必要があ
った。発明者らは、ゴムを繊維状、粉状或いは粒状に細
かく破砕したゴム粒粉は、畑上の如き柔らかい感触であ
って、嵩高性があり、握りしめれば、土と同じく塊にな
るが、崩すと容易に粒に戻る。然も、ゴムの比熱は1.13
〜2.01J/g・K(砂であれば0.80J/g・K)であり、保温性があ
り、使用するゴムが黒体である場合には輻射熱による熱
の保存性がよく、栽培用ベッドとして極めて優れている
ことを見出した。本発明の目的は、植物の発芽を早め、
育苗及び育生を促進させ、害虫による栽培植物の被害を
防止するゴム粒粉(２)を用いた栽培用ベッド及びこれを
用いた栽培方法を明らかにするものである。
苗及び育生を促進するには、栽培用ベッド(１)を保温す
る必要がある。従来は、栽培用ベッド(１)をビニールシ
ート(７)や、藁等で覆ったり、栽培用ベッド(１)を温室
に入れることにより温度管理をしている。又、栽培用ベ
ッド(１)に含まれる害虫及び害虫卵を駆除する必要があ
った。発明者らは、ゴムを繊維状、粉状或いは粒状に細
かく破砕したゴム粒粉は、畑上の如き柔らかい感触であ
って、嵩高性があり、握りしめれば、土と同じく塊にな
るが、崩すと容易に粒に戻る。然も、ゴムの比熱は1.13
〜2.01J/g・K(砂であれば0.80J/g・K)であり、保温性があ
り、使用するゴムが黒体である場合には輻射熱による熱
の保存性がよく、栽培用ベッドとして極めて優れている
ことを見出した。本発明の目的は、植物の発芽を早め、
育苗及び育生を促進させ、害虫による栽培植物の被害を
防止するゴム粒粉(２)を用いた栽培用ベッド及びこれを
用いた栽培方法を明らかにするものである。
【０００４】
【課題を解決する為の手段】ゴムを細かく破砕してゴム
粒粉(２)を形成し、該ゴム粒粉(２)を育苗ケース(３)に
敷き詰めて栽培用ベッド(１)を構成し、植物の種子(５)
を栽培用ベッド(１)上に播いて、発芽させ、育苗する。
又、本発明は、通気性資材によって形成した袋(４)にゴ
ム粒粉(２)を充填して、栽培用ベッド(１)を構成する。
更に、本発明は、基床(９)の上にゴム粒粉(２)の層を形
成して栽培用ベッド(１)を構成し、該栽培用ベッド(１)
上に植物の種子(５)を播き、発芽、育苗及び育生する。
尚、この明細書に於て、「基床(９)」とは、植物の根付
く層(土壌、スポンジ、おがくず等の層)を意味する。
粒粉(２)を形成し、該ゴム粒粉(２)を育苗ケース(３)に
敷き詰めて栽培用ベッド(１)を構成し、植物の種子(５)
を栽培用ベッド(１)上に播いて、発芽させ、育苗する。
又、本発明は、通気性資材によって形成した袋(４)にゴ
ム粒粉(２)を充填して、栽培用ベッド(１)を構成する。
更に、本発明は、基床(９)の上にゴム粒粉(２)の層を形
成して栽培用ベッド(１)を構成し、該栽培用ベッド(１)
上に植物の種子(５)を播き、発芽、育苗及び育生する。
尚、この明細書に於て、「基床(９)」とは、植物の根付
く層(土壌、スポンジ、おがくず等の層)を意味する。
【０００５】
【発明の作用及び効果】植物の発芽及び育苗用の栽培用
ベッド(１)を構成するゴム粒粉(２)は、 ゴムの特性で
ある熱伝導率が低く、比熱が高いため、保温性が高いの
で、従来の温度管理設備である栽培用ベッド(１)を覆う
ビニールシート(７)や、藁等、及び温室設備が不要にな
る。又、害虫の成長及び産卵の防止が出来、栽培植物を
害虫から保護することが出来る。
ベッド(１)を構成するゴム粒粉(２)は、 ゴムの特性で
ある熱伝導率が低く、比熱が高いため、保温性が高いの
で、従来の温度管理設備である栽培用ベッド(１)を覆う
ビニールシート(７)や、藁等、及び温室設備が不要にな
る。又、害虫の成長及び産卵の防止が出来、栽培植物を
害虫から保護することが出来る。
【０００６】
【実施例】本発明で用いるゴム粒粉(２)は、ＳＢＲ系ゴ
ム（スチレン・ブタジエン共重合体合成ゴム）、自動車
用タイヤゴム等の合成樹脂製ゴム、又は天然ゴムを液体
窒素によって凍結させて粉砕して粒状にさせ、又は目の
粗い回転砥石(直径150mm、60番程度の砥石、300rpm)で
削って粒状とする。尚、ゴム粒粉は、その製法を問わ
ず、又形状は粉体、粒体又は繊維状の何れでもよい。粒
粉の大きさは、広い範囲で使用可能であって、粉末状の
ものから、直径５mm程度までが望ましい。繊維状の場合
は、最大径0.8mm、長さ１〜10mm程度が扱い易く、根の
成育に適当である。
ム（スチレン・ブタジエン共重合体合成ゴム）、自動車
用タイヤゴム等の合成樹脂製ゴム、又は天然ゴムを液体
窒素によって凍結させて粉砕して粒状にさせ、又は目の
粗い回転砥石(直径150mm、60番程度の砥石、300rpm)で
削って粒状とする。尚、ゴム粒粉は、その製法を問わ
ず、又形状は粉体、粒体又は繊維状の何れでもよい。粒
粉の大きさは、広い範囲で使用可能であって、粉末状の
ものから、直径５mm程度までが望ましい。繊維状の場合
は、最大径0.8mm、長さ１〜10mm程度が扱い易く、根の
成育に適当である。
【０００７】以下、本発明の一実施例につき、図面に沿
って詳述する。図１に示す如く、育苗ケース(３)に、ゴ
ム粒粉(２)を敷き詰め、栽培用ベッド(１)を形成し、該
栽培用ベッド(１)上に植物の種子(５)を播く。種子(５)
を播いた後に、薄くゴム粒粉(２)を被せることによっ
て、覆土(８)を施す。種子(５)を播いた後或いは覆土
(８)を施した後に散水する。尚、覆土(８)の飛散を防ぐ
ために、覆土(８)上に通気性のよい薄布を掛けてもよ
い。
って詳述する。図１に示す如く、育苗ケース(３)に、ゴ
ム粒粉(２)を敷き詰め、栽培用ベッド(１)を形成し、該
栽培用ベッド(１)上に植物の種子(５)を播く。種子(５)
を播いた後に、薄くゴム粒粉(２)を被せることによっ
て、覆土(８)を施す。種子(５)を播いた後或いは覆土
(８)を施した後に散水する。尚、覆土(８)の飛散を防ぐ
ために、覆土(８)上に通気性のよい薄布を掛けてもよ
い。
【０００８】上記実施例の具体例を以下に示す。図１に
示す如く、一辺の長さＡ(60cm)の育苗ケース(３)に粉末
状のゴム粒粉(２)を厚さＢ(４cm)に敷き詰めた栽培用ベ
ッド(１)上に、二十日大根の種子(５)を20粒播いた。実
験時の外気温は30℃、天気は晴れであり、育苗ケース
(３)を日光の当る室外に設置した。従来の一般的な栽培
であれば、二十日大根の種の平均発芽時間は、60〜80時
間である。発明者らは播種した後、ゴム粒粉(２)の覆土
を厚さＣ（0.5cm）に被せ、朝夕一回500〜700cc程度づ
つ散水した。40時間経過後、種子(５)からの発芽が確認
された。又、播種した20粒の種の内、16粒から発芽し
た。
示す如く、一辺の長さＡ(60cm)の育苗ケース(３)に粉末
状のゴム粒粉(２)を厚さＢ(４cm)に敷き詰めた栽培用ベ
ッド(１)上に、二十日大根の種子(５)を20粒播いた。実
験時の外気温は30℃、天気は晴れであり、育苗ケース
(３)を日光の当る室外に設置した。従来の一般的な栽培
であれば、二十日大根の種の平均発芽時間は、60〜80時
間である。発明者らは播種した後、ゴム粒粉(２)の覆土
を厚さＣ（0.5cm）に被せ、朝夕一回500〜700cc程度づ
つ散水した。40時間経過後、種子(５)からの発芽が確認
された。又、播種した20粒の種の内、16粒から発芽し
た。
【０００９】図２に示す如く、育苗ケース(３)に、予め
植物の種子(５)を混入したゴム粒粉(２)を敷き詰め、栽
培用ベッド(１)を形成し、該栽培用ベッド(１)に散水を
行なうことによって植物の発芽及び育苗を行なうことも
出来る。尚、ゴム粒粉(２)又は種子(５)の飛散を防止す
るために、通気性のよい薄布(71)を栽培用ベッド(１)上
に掛けてもよい。
植物の種子(５)を混入したゴム粒粉(２)を敷き詰め、栽
培用ベッド(１)を形成し、該栽培用ベッド(１)に散水を
行なうことによって植物の発芽及び育苗を行なうことも
出来る。尚、ゴム粒粉(２)又は種子(５)の飛散を防止す
るために、通気性のよい薄布(71)を栽培用ベッド(１)上
に掛けてもよい。
【００１０】他の実施例について詳述する。図３に示す
如く、和紙の如き風合の通気性不織布、網状の繊維布等
の通気性のよい材料で形成され、一端に開口を有する育
苗袋(４)に、ゴム粒粉(２)を詰めて、厚さＤ(１cm)位に
展げる。植物の種子(５)は、ゴム粒粉(２)に予め混入し
ておいてもよいし、ゴム粒粉(２)を育苗袋(４)に詰めて
展げた後に、該育苗袋(４)の開口からゴム粒粉体の表面
へ手播きしてもよい。栽培用ベッド(１)に播く種子(５)
は、西洋芝等の稲科の種子(５)が望ましい。ゴム粒粉
(２)及び種子(５)を育苗袋(４)に装填した後、該育苗袋
(４)の開口部分をステープラー(41)等の封止手段により
封じる。
如く、和紙の如き風合の通気性不織布、網状の繊維布等
の通気性のよい材料で形成され、一端に開口を有する育
苗袋(４)に、ゴム粒粉(２)を詰めて、厚さＤ(１cm)位に
展げる。植物の種子(５)は、ゴム粒粉(２)に予め混入し
ておいてもよいし、ゴム粒粉(２)を育苗袋(４)に詰めて
展げた後に、該育苗袋(４)の開口からゴム粒粉体の表面
へ手播きしてもよい。栽培用ベッド(１)に播く種子(５)
は、西洋芝等の稲科の種子(５)が望ましい。ゴム粒粉
(２)及び種子(５)を育苗袋(４)に装填した後、該育苗袋
(４)の開口部分をステープラー(41)等の封止手段により
封じる。
【００１１】次にゴム粒粉(２)及び種子(５)を装填した
上記栽培用ベッド(１)を、基床(９)の上に配置し、該栽
培用ベッド(１)に散水をする。発芽した苗(51)は、育苗
袋(４)の通気性の隙間部分(42)のから伸び出る。尚、栽
培用ベッド(１)の育苗袋(４)に詰めるゴム粒粉(２)の量
は、該育苗袋(４)内に１cm(Ｄ)程度の厚みになる分量で
あることが望ましい。例えば、一辺が30cmの育苗袋(４)
に１cmの厚さとなる程度にゴム粒粉(２)を充填し、20〜
30cc程の芝の種子を該育苗袋(４)に装填し、開口を封止
して、該育苗袋(４)を施工場所に敷き詰め、散水するこ
とにより、手軽に芝の栽培を行なうことが出来る。
上記栽培用ベッド(１)を、基床(９)の上に配置し、該栽
培用ベッド(１)に散水をする。発芽した苗(51)は、育苗
袋(４)の通気性の隙間部分(42)のから伸び出る。尚、栽
培用ベッド(１)の育苗袋(４)に詰めるゴム粒粉(２)の量
は、該育苗袋(４)内に１cm(Ｄ)程度の厚みになる分量で
あることが望ましい。例えば、一辺が30cmの育苗袋(４)
に１cmの厚さとなる程度にゴム粒粉(２)を充填し、20〜
30cc程の芝の種子を該育苗袋(４)に装填し、開口を封止
して、該育苗袋(４)を施工場所に敷き詰め、散水するこ
とにより、手軽に芝の栽培を行なうことが出来る。
【００１２】育苗袋(４)は、最初から袋状である必要は
なく、例えば、予め育苗袋資材シートを展開して床上に
置き、該シート上へゴム粒粉(２)を厚さＤ(１cm)に撒
き、播種した後、育苗袋資材シートの４辺を折り曲げて
重ね合わせ、各辺をステープラーにより封止し、栽培用
ベッド(１)を構成することも出来る。
なく、例えば、予め育苗袋資材シートを展開して床上に
置き、該シート上へゴム粒粉(２)を厚さＤ(１cm)に撒
き、播種した後、育苗袋資材シートの４辺を折り曲げて
重ね合わせ、各辺をステープラーにより封止し、栽培用
ベッド(１)を構成することも出来る。
【００１３】更に他の実施例について詳述する。図４に
示す如く、平坦な基床(９)の上に層厚Ｅ(１cm)程度のゴ
ム粒粉(２)の層からなる栽培用ベッド(１)を形成し、該
栽培用ベッド(１)の上部に植物の種子(5)を播く。種子
(５)を播いた後に、覆土(８)を施してもよい。播種後又
は更に覆土(８)をした後、上面に和紙状の不織布や網状
の繊維布等の通気性のよい薄布(71)を掛け、風によるゴ
ム粒粉(２)の飛散を防止し、散水を続けることによっ
て、種子を栽培用ベッド(１)上で発芽させ、その後は基
床(９)へ根を延ばして生長させることも出来る。
示す如く、平坦な基床(９)の上に層厚Ｅ(１cm)程度のゴ
ム粒粉(２)の層からなる栽培用ベッド(１)を形成し、該
栽培用ベッド(１)の上部に植物の種子(5)を播く。種子
(５)を播いた後に、覆土(８)を施してもよい。播種後又
は更に覆土(８)をした後、上面に和紙状の不織布や網状
の繊維布等の通気性のよい薄布(71)を掛け、風によるゴ
ム粒粉(２)の飛散を防止し、散水を続けることによっ
て、種子を栽培用ベッド(１)上で発芽させ、その後は基
床(９)へ根を延ばして生長させることも出来る。
【００１４】又、ビルの屋上に厚さ３cm程の基床を形成
し、該基床上に本発明に係るゴム粒粉(２)を厚さ１cm程
度になるように撒き、芝の種子を播き、薄布を掛け、散
水することにより、ビルの屋上で芝を育生することも出
来る。尚、予め植物の種子(５)を混入したゴム粒粉(２)
層からなる栽培用ベッド(１)を基床(９)の上に形成して
も同様の効果が得られる。
し、該基床上に本発明に係るゴム粒粉(２)を厚さ１cm程
度になるように撒き、芝の種子を播き、薄布を掛け、散
水することにより、ビルの屋上で芝を育生することも出
来る。尚、予め植物の種子(５)を混入したゴム粒粉(２)
層からなる栽培用ベッド(１)を基床(９)の上に形成して
も同様の効果が得られる。
【００１５】更に、図５に示す如く、基床(９)に直径Ｆ
(２cm)程度の穴(61)を掘り、該穴(61)にゴム粒粉(２)を
詰め、種子(５)を播いた後、覆土(８)をすることも出来
る。
(２cm)程度の穴(61)を掘り、該穴(61)にゴム粒粉(２)を
詰め、種子(５)を播いた後、覆土(８)をすることも出来
る。
【００１６】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【００１７】例えば、ゴム粒粉におがくず等を混ぜて保
水性をよくしたり、肥料を混入することにより、植物の
育生を促進させることも出来る。又、栽培用ベッドへの
散水は、播種後でもよいし、予めゴム粒粉に水を練り合
わせておいてもよい。
水性をよくしたり、肥料を混入することにより、植物の
育生を促進させることも出来る。又、栽培用ベッドへの
散水は、播種後でもよいし、予めゴム粒粉に水を練り合
わせておいてもよい。
【００１８】使用するゴムは、自動車用のタイヤゴムを
利用すれば、ゴム自体の材質が高級であり、保温性に優
れていて好ましい。
利用すれば、ゴム自体の材質が高級であり、保温性に優
れていて好ましい。
【図１】育苗ケースにゴム粒粉の栽培用ベッドを形成し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図２】育苗ケースに種子を混入したゴム粒粉の栽培用
ベッドを形成した斜視図である。
ベッドを形成した斜視図である。
【図３】育苗袋の栽培用ベッドの斜視図である。
【図４】基床の上にゴム粒粉の栽培用ベッドを形成した
断面図である。
断面図である。
【図５】他の実施例の断面図である。
【図６】従来例の断面図である。
(１) 栽培用ベッド (２) ゴム粒粉 (３) 育苗ケース (４) 育苗袋 (５) 種子 (８) 覆土 (９) 基床
Claims (3)
- 【請求項１】 ゴム粒粉(２)をケース(３)に敷き詰め、
該ゴム粒粉(２)層上に植物の種子(５)を播き、又は植物
の種子(５)を混入したゴム粒粉(２)をケース(３)中に敷
き詰め、発芽及び育苗を行なうことを特徴とする栽培方
法。 - 【請求項２】 ゴム粒粉(２)を通気性資材によって構成
した袋(４)に充填して形成した栽培用ベッド。 - 【請求項３】 土壌層、スポンジ層、おがくず層等の基
床(９)の上に、ゴム粒粉(２)層の栽培用ベッド(１)を形
成し、該栽培用ベッド(１)上に植物の種子(５)を播き、
又は該基床(９)の上に植物の種子(５)を混入したゴム粒
粉(２)の層を形成し、発芽、育苗及び育生を行なうこと
を特徴とする栽培方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6137630A JPH0872A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 栽培用ベッド及びこれを用いた栽培方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6137630A JPH0872A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 栽培用ベッド及びこれを用いた栽培方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0872A true JPH0872A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15203150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6137630A Pending JPH0872A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 栽培用ベッド及びこれを用いた栽培方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0872A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5127536A (en) * | 1974-08-26 | 1976-03-08 | Kureha Chemical Ind Co Ltd | Shibafuno kanisaibaiho |
| JPH0541924A (ja) * | 1991-08-12 | 1993-02-23 | Shibaken Kogyo:Kk | 法面緑化工等における人工土壌 |
| JPH06153688A (ja) * | 1992-11-20 | 1994-06-03 | Shiro Takahashi | ゴム製品の廃物で農芸資材を製造する方法 |
-
1994
- 1994-06-20 JP JP6137630A patent/JPH0872A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5127536A (en) * | 1974-08-26 | 1976-03-08 | Kureha Chemical Ind Co Ltd | Shibafuno kanisaibaiho |
| JPH0541924A (ja) * | 1991-08-12 | 1993-02-23 | Shibaken Kogyo:Kk | 法面緑化工等における人工土壌 |
| JPH06153688A (ja) * | 1992-11-20 | 1994-06-03 | Shiro Takahashi | ゴム製品の廃物で農芸資材を製造する方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970408 |