JPH0871201A - ラインマーカー - Google Patents
ラインマーカーInfo
- Publication number
- JPH0871201A JPH0871201A JP21140594A JP21140594A JPH0871201A JP H0871201 A JPH0871201 A JP H0871201A JP 21140594 A JP21140594 A JP 21140594A JP 21140594 A JP21140594 A JP 21140594A JP H0871201 A JPH0871201 A JP H0871201A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paint
- spray
- nozzle
- electric pump
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Road Repair (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業者が塗料の吹付け状態を目視で確認しな
がら作業を行うことができ、白線を所定の位置に正確に
引くことができるラインマーカーを提供する。 【構成】 一端にハンドルを有しモーターによって駆動
される台車の上に電動ポンプと、塗料タンクと、電源と
を載置する。電動ポンプの吸込口と塗料タンクとを入口
側配管を介して接続する。台車の側部に噴射装置を取り
付け、この噴射装置と電動ポンプの吐出口とを出口側配
管を介して接続する。噴射装置に対して噴射ノズルを設
け、この噴射ノズルの側方に互いに平行に一対のガイド
用方形板を垂下する。噴射ノズルと一対のガイド用方形
板のそれぞれとの水平方向の離間距離を同一とし、ガイ
ド用方形板の上端縁の水平位置が噴射ノズルよりも上部
に位置するようにする。
がら作業を行うことができ、白線を所定の位置に正確に
引くことができるラインマーカーを提供する。 【構成】 一端にハンドルを有しモーターによって駆動
される台車の上に電動ポンプと、塗料タンクと、電源と
を載置する。電動ポンプの吸込口と塗料タンクとを入口
側配管を介して接続する。台車の側部に噴射装置を取り
付け、この噴射装置と電動ポンプの吐出口とを出口側配
管を介して接続する。噴射装置に対して噴射ノズルを設
け、この噴射ノズルの側方に互いに平行に一対のガイド
用方形板を垂下する。噴射ノズルと一対のガイド用方形
板のそれぞれとの水平方向の離間距離を同一とし、ガイ
ド用方形板の上端縁の水平位置が噴射ノズルよりも上部
に位置するようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラインマーカーに係り、
特にサッカー、野球、その他のスポーツのコートに白線
を引く際に使用されるスプレー形式のラインマーカーに
関する。
特にサッカー、野球、その他のスポーツのコートに白線
を引く際に使用されるスプレー形式のラインマーカーに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スプレー形式のラインマーカーと
して、例えば図5および図6に示されているように、手
押台車1のほぼ中央に、ノズル2を押込んだ時に噴出す
るエアゾルタイプの塗料入り缶3を逆向きに装填し、ノ
ズル2の下方であって台車1の下部に一対の垂下壁4、
4よりなるガイド部材5を設けたものが知られている
(実公平1−23514参照)。この装置においては、
塗料入り缶3の尾端面を押下用ビーム6によって圧接
し、ノズル2を押込むことによって塗料を噴射させる。
塗料はほぼ円錐状をなしてノズル2から噴射された後、
垂下壁4、4によって横方向への拡散が制限される。す
なわち、一対の垂下壁4、4の離間距離によってコート
7に引かれる白線の幅が決定される。ここで、白線の幅
はスポーツの種類によって異なり、例えばサッカーの場
合は12cmと規定されている。そこで、この従来のラ
インマーカーは、垂下壁4、4の離間距離が異なる2種
類のガイド部材5a、5bを背合わせ状態で合体したも
のを台車1の下部に上下反転自在に装着し、これらのガ
イド部材5a、5bを選択的に使い分けられるようにな
っている。
して、例えば図5および図6に示されているように、手
押台車1のほぼ中央に、ノズル2を押込んだ時に噴出す
るエアゾルタイプの塗料入り缶3を逆向きに装填し、ノ
ズル2の下方であって台車1の下部に一対の垂下壁4、
4よりなるガイド部材5を設けたものが知られている
(実公平1−23514参照)。この装置においては、
塗料入り缶3の尾端面を押下用ビーム6によって圧接
し、ノズル2を押込むことによって塗料を噴射させる。
塗料はほぼ円錐状をなしてノズル2から噴射された後、
垂下壁4、4によって横方向への拡散が制限される。す
なわち、一対の垂下壁4、4の離間距離によってコート
7に引かれる白線の幅が決定される。ここで、白線の幅
はスポーツの種類によって異なり、例えばサッカーの場
合は12cmと規定されている。そこで、この従来のラ
インマーカーは、垂下壁4、4の離間距離が異なる2種
類のガイド部材5a、5bを背合わせ状態で合体したも
のを台車1の下部に上下反転自在に装着し、これらのガ
イド部材5a、5bを選択的に使い分けられるようにな
っている。
【0003】なお、サッカー等のコート7には、線引き
用のガイドロープが予め張られている場合が多く、前記
従来のラインマーカーによって白線を引く際には、台車
1の下部に設けられたガイド部材5をコート7上に張ら
れたガイドロープに位置合わせをした後、このガイドロ
ープに沿って手押台車1を押しながら線引きを行う。
用のガイドロープが予め張られている場合が多く、前記
従来のラインマーカーによって白線を引く際には、台車
1の下部に設けられたガイド部材5をコート7上に張ら
れたガイドロープに位置合わせをした後、このガイドロ
ープに沿って手押台車1を押しながら線引きを行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術においては、ガイド部材5が台車1の下部に設けられ
ているために、線引き作業時において塗料の吹付け状態
を目視で確認しながら作業を行うことができなかった。
このため、ガイドロープに沿って正確に台車1を走行さ
せることが困難であり、正規の位置からずれて白線が引
かれてしまうという問題があった。特に、線引き作業中
にガイド部材5がガイドロープに接触し、ガイド部材5
がガイドロープを押し動かしながら線引きがなされる恐
れがあり、この場合には白線が正規の位置から大きく外
れて引かれてしまうことになる。また、作業者は白線を
跨いで作業を行うことになるため、作業者の歩行動作が
不自然なものとなり、ひいては作業効率が低下するとい
う問題があった。
術においては、ガイド部材5が台車1の下部に設けられ
ているために、線引き作業時において塗料の吹付け状態
を目視で確認しながら作業を行うことができなかった。
このため、ガイドロープに沿って正確に台車1を走行さ
せることが困難であり、正規の位置からずれて白線が引
かれてしまうという問題があった。特に、線引き作業中
にガイド部材5がガイドロープに接触し、ガイド部材5
がガイドロープを押し動かしながら線引きがなされる恐
れがあり、この場合には白線が正規の位置から大きく外
れて引かれてしまうことになる。また、作業者は白線を
跨いで作業を行うことになるため、作業者の歩行動作が
不自然なものとなり、ひいては作業効率が低下するとい
う問題があった。
【0005】また、ガイド部材5を台車1の下部に設け
る場合、ガイド部材5の上方のスペースが台車1の構成
部材によって制限される。このため、ガイド部材5を構
成する垂下壁4の高さが必然的に低くなり、垂下壁4の
上端縁を超えてスプレー塗料が飛散してコートを汚して
しまうという問題があった。
る場合、ガイド部材5の上方のスペースが台車1の構成
部材によって制限される。このため、ガイド部材5を構
成する垂下壁4の高さが必然的に低くなり、垂下壁4の
上端縁を超えてスプレー塗料が飛散してコートを汚して
しまうという問題があった。
【0006】さらに、上記従来の装置は、作業者による
手押し操作によって台車1を移動して線を引くものであ
るため、特に芝のコートにおいては台車移動時の走行抵
抗が大きく、作業者の肉体的負担は過大なものになると
共に、台車1の移動速度を一定にすることが難しく、移
動速度の変動によって白線に濃淡ができるという問題も
あった。
手押し操作によって台車1を移動して線を引くものであ
るため、特に芝のコートにおいては台車移動時の走行抵
抗が大きく、作業者の肉体的負担は過大なものになると
共に、台車1の移動速度を一定にすることが難しく、移
動速度の変動によって白線に濃淡ができるという問題も
あった。
【0007】また、上記従来のラインマーカーは、塗料
入り缶3のノズル2の位置が固定されている。このた
め、ノズル2の位置が高すぎる場合には噴出した塗料の
多くが垂下壁4に吹付けられ、垂下壁4上に塗料が徐々
に蓄積される。蓄積した塗料はやがて垂下壁4の表面上
を下方に向かって流れ出し、垂下壁4の下端縁からコー
ト7へと滴下する。このような現象は塗料の無駄遣いに
なるばかりでなく、白線に濃淡ができてしまい、さら
に、滴下した塗料がコート7上の芝の成育を阻害すると
いう問題があった。一方、ノズル2の位置が低すぎる場
合には、噴出した塗料が垂下壁4に衝突することなくコ
ート表面に塗布されるために所定の白線幅を得ることが
できなかった。
入り缶3のノズル2の位置が固定されている。このた
め、ノズル2の位置が高すぎる場合には噴出した塗料の
多くが垂下壁4に吹付けられ、垂下壁4上に塗料が徐々
に蓄積される。蓄積した塗料はやがて垂下壁4の表面上
を下方に向かって流れ出し、垂下壁4の下端縁からコー
ト7へと滴下する。このような現象は塗料の無駄遣いに
なるばかりでなく、白線に濃淡ができてしまい、さら
に、滴下した塗料がコート7上の芝の成育を阻害すると
いう問題があった。一方、ノズル2の位置が低すぎる場
合には、噴出した塗料が垂下壁4に衝突することなくコ
ート表面に塗布されるために所定の白線幅を得ることが
できなかった。
【0008】また、上記従来のものは、垂下壁4の離間
距離を2種類しか選択できないために、各種のスポーツ
に共通して使用することは不可能であった。
距離を2種類しか選択できないために、各種のスポーツ
に共通して使用することは不可能であった。
【0009】そこで、本発明の目的は、線引き作業時に
おいて、作業者が塗料の吹付け状態を目視で確認しなが
ら作業を行うことが可能であって、白線を所定の位置に
正確に引くことができるラインマーカーを提供すること
にある。
おいて、作業者が塗料の吹付け状態を目視で確認しなが
ら作業を行うことが可能であって、白線を所定の位置に
正確に引くことができるラインマーカーを提供すること
にある。
【0010】また、本発明の他の目的は、芝のコートの
ような走行抵抗が大きいコートにおいても均一濃度の白
線を引くことができると共に、作業者の肉体的負担が過
大とならないラインマーカーを提供することにある。
ような走行抵抗が大きいコートにおいても均一濃度の白
線を引くことができると共に、作業者の肉体的負担が過
大とならないラインマーカーを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるラインマーカーは、一端にハンドルを
有しモーターによって駆動される台車と、この台車上に
載置された電動ポンプと、同じく台車上に載置され入口
側配管を介して前記電動ポンプの吸込口に接続された塗
料タンクと、前記台車の側部に取り付けられ出口側配管
を介して前記電動ポンプの吐出口に接続された噴射装置
と、前記モーターおよび前記電動ポンプの電源とを備
え、前記噴射装置は塗料をスプレー状に噴射するための
噴射ノズルと、この噴射ノズルの側方に互いに平行に垂
下された一対のガイド用方形板とを有し、前記噴射ノズ
ルと前記一対のガイド用方形板のそれぞれとの水平方向
の離間距離は同一であり、前記ガイド用方形板の上端縁
の水平位置が前記噴射ノズルよりも上部に位置するよう
にしたことを特徴とするものである。
に、本発明によるラインマーカーは、一端にハンドルを
有しモーターによって駆動される台車と、この台車上に
載置された電動ポンプと、同じく台車上に載置され入口
側配管を介して前記電動ポンプの吸込口に接続された塗
料タンクと、前記台車の側部に取り付けられ出口側配管
を介して前記電動ポンプの吐出口に接続された噴射装置
と、前記モーターおよび前記電動ポンプの電源とを備
え、前記噴射装置は塗料をスプレー状に噴射するための
噴射ノズルと、この噴射ノズルの側方に互いに平行に垂
下された一対のガイド用方形板とを有し、前記噴射ノズ
ルと前記一対のガイド用方形板のそれぞれとの水平方向
の離間距離は同一であり、前記ガイド用方形板の上端縁
の水平位置が前記噴射ノズルよりも上部に位置するよう
にしたことを特徴とするものである。
【0012】また、前記噴射装置は、前記噴射ノズルを
上下に移動させる手段と、前記一対のガイド用方形板の
離間距離を調節する手段とを備えていることが好まし
い。
上下に移動させる手段と、前記一対のガイド用方形板の
離間距離を調節する手段とを備えていることが好まし
い。
【0013】さらに、前記噴射装置は下端部に前記噴射
ノズルが取り付けられた吐出管を備え、この吐出管は第
1バルブおよび還流配管を介して前記塗料タンクに接続
された第2バルブを有し、前記第2バルブの開閉度を調
節して塗料の吐出量を調節するようにすることが好まし
い。
ノズルが取り付けられた吐出管を備え、この吐出管は第
1バルブおよび還流配管を介して前記塗料タンクに接続
された第2バルブを有し、前記第2バルブの開閉度を調
節して塗料の吐出量を調節するようにすることが好まし
い。
【0014】
【作用】台車の側部に取り付けられた一方のガイド用方
形板の下端縁をコート上のガイドロープに一致させる。
次に電動ポンプを介して塗料タンク内の塗料を噴射ノズ
ルから噴射させると共に、モータによって台車を一定速
度で走行させる。作業者は、塗料の吹き付け状態を目視
で確認しながら、ハンドルによって進行方向を調整しつ
つガイドロープに沿って台車を走行させる。ここで、ガ
イド用方形板の上端縁の水平位置は噴射ノズルよりも上
部に位置しているため、噴射された塗料がガイド用方形
板の上端縁を超えて飛散してコートを汚すことはない。
形板の下端縁をコート上のガイドロープに一致させる。
次に電動ポンプを介して塗料タンク内の塗料を噴射ノズ
ルから噴射させると共に、モータによって台車を一定速
度で走行させる。作業者は、塗料の吹き付け状態を目視
で確認しながら、ハンドルによって進行方向を調整しつ
つガイドロープに沿って台車を走行させる。ここで、ガ
イド用方形板の上端縁の水平位置は噴射ノズルよりも上
部に位置しているため、噴射された塗料がガイド用方形
板の上端縁を超えて飛散してコートを汚すことはない。
【0015】また、白線幅を変更する場合には、ガイド
用方形板の離間距離を調節する。次に噴射ノズルの上下
位置を調節し、噴射ノズルから噴射された塗料がガイド
用方形板の下端縁のやや上部に吹き付けられるようにす
る。
用方形板の離間距離を調節する。次に噴射ノズルの上下
位置を調節し、噴射ノズルから噴射された塗料がガイド
用方形板の下端縁のやや上部に吹き付けられるようにす
る。
【0016】さらに、還流配管を介して塗料タンクに接
続された第2バルブの開閉度を調節し、還流配管を介し
て塗料タンクに還流される塗料の流量を調節することに
よって噴射ノズルから吐出される塗料の量を調節する。
続された第2バルブの開閉度を調節し、還流配管を介し
て塗料タンクに還流される塗料の流量を調節することに
よって噴射ノズルから吐出される塗料の量を調節する。
【0017】
【実施例】以下、本発明によるラインマーカーの一実施
例について図1乃至図3を参照して説明する。図1にお
いて符号10は台車を示し、この台車10は底パネル1
1を有し、この底パネル11の一端部には側壁パネル1
2が取り付けられている。この側壁パネル12の上端に
はハンドル13が設けられており、また、側壁パネル1
2の一側面には操作盤14が固着されている。台車10
の上には塗料タンク15が載置されており、この塗料タ
ンク15内には水溶性塗料が収容されている。また、台
車10上には直流24Vのバッテリー16が搭載されて
おり、このバッテリー16の上面にはギヤーポンプ17
が設置されている。このギヤーポンプ17は、塗料タン
ク15内の水溶性塗料の沈殿物(白色顔料)を吸い上げ
るのに適している。バッテリー16には充電装置として
も機能するインバーター装置(図示を省略)が接続され
ており、このインバーター装置によってバッテリー16
の直流が交流100Vに変換され、ギヤーポンプ17の
電源とされる。ギヤーポンプ17の吸込口17aは、入
口側配管18を介して塗料タンク15に接続されてい
る。一方、ギヤーポンプ17の吐出口17bは出口側配
管19を介して噴射装置20に接続されている。この噴
射装置20は台車10の側部に支持アーム21を介して
固設されている。
例について図1乃至図3を参照して説明する。図1にお
いて符号10は台車を示し、この台車10は底パネル1
1を有し、この底パネル11の一端部には側壁パネル1
2が取り付けられている。この側壁パネル12の上端に
はハンドル13が設けられており、また、側壁パネル1
2の一側面には操作盤14が固着されている。台車10
の上には塗料タンク15が載置されており、この塗料タ
ンク15内には水溶性塗料が収容されている。また、台
車10上には直流24Vのバッテリー16が搭載されて
おり、このバッテリー16の上面にはギヤーポンプ17
が設置されている。このギヤーポンプ17は、塗料タン
ク15内の水溶性塗料の沈殿物(白色顔料)を吸い上げ
るのに適している。バッテリー16には充電装置として
も機能するインバーター装置(図示を省略)が接続され
ており、このインバーター装置によってバッテリー16
の直流が交流100Vに変換され、ギヤーポンプ17の
電源とされる。ギヤーポンプ17の吸込口17aは、入
口側配管18を介して塗料タンク15に接続されてい
る。一方、ギヤーポンプ17の吐出口17bは出口側配
管19を介して噴射装置20に接続されている。この噴
射装置20は台車10の側部に支持アーム21を介して
固設されている。
【0018】また、図2に示されているように、台車1
0の底部にはバッテリー16によって駆動される直流モ
ーター22が取り付けられており、このモーター22は
スライド式のギヤーヘッド23を有している。このギヤ
ーヘッド23は出力軸24を有し、この出力軸24には
第1平歯車25が固着されている。この第1平歯車25
は、この歯車の軸心と平行な軸心を有する第2平歯車2
6と着脱自在に噛み合っており、第1平歯車25と第2
平歯車26とによってトルク出力を大きくしている。第
2平歯車26は台車10の車軸27を回転軸としてお
り、車軸27の両端には一対の駆動用車輪28、28が
取り付けられている。また、台車10の底部で駆動用車
輪28と反対側の端部には操舵用車輪29が取り付けら
れており、この操舵用車輪29は水平面内を360°回
動可能である。
0の底部にはバッテリー16によって駆動される直流モ
ーター22が取り付けられており、このモーター22は
スライド式のギヤーヘッド23を有している。このギヤ
ーヘッド23は出力軸24を有し、この出力軸24には
第1平歯車25が固着されている。この第1平歯車25
は、この歯車の軸心と平行な軸心を有する第2平歯車2
6と着脱自在に噛み合っており、第1平歯車25と第2
平歯車26とによってトルク出力を大きくしている。第
2平歯車26は台車10の車軸27を回転軸としてお
り、車軸27の両端には一対の駆動用車輪28、28が
取り付けられている。また、台車10の底部で駆動用車
輪28と反対側の端部には操舵用車輪29が取り付けら
れており、この操舵用車輪29は水平面内を360°回
動可能である。
【0019】また、噴射装置20は、図1に示されてい
るように、側方へ延出した支持アーム21によって台車
10の側部に取り付けられた吐出管30を有し、この吐
出管30の上端は出口側配管19を介してギヤーポンプ
17の吐出口17bに接続されている。また、吐出管3
0の中程には第1バルブ31が取り付けられており、こ
の第1バルブ31の上方には第2バルブ32が配設され
ている。この第2バルブ32は還流配管33を介して塗
料タンク15に接続されている。さらに、図3に示され
ているように支持アーム21の端部には上下調整ハンド
ル34を有するギヤーボックス35が設けられており、
このギヤーボックス35のピニオン36は吐出管30の
側面に貼着されたラック37と噛み合っている。また、
ギヤーボックス35には吐出管30の上下動を固定する
ための吐出管固定ねじ38が螺着されている。
るように、側方へ延出した支持アーム21によって台車
10の側部に取り付けられた吐出管30を有し、この吐
出管30の上端は出口側配管19を介してギヤーポンプ
17の吐出口17bに接続されている。また、吐出管3
0の中程には第1バルブ31が取り付けられており、こ
の第1バルブ31の上方には第2バルブ32が配設され
ている。この第2バルブ32は還流配管33を介して塗
料タンク15に接続されている。さらに、図3に示され
ているように支持アーム21の端部には上下調整ハンド
ル34を有するギヤーボックス35が設けられており、
このギヤーボックス35のピニオン36は吐出管30の
側面に貼着されたラック37と噛み合っている。また、
ギヤーボックス35には吐出管30の上下動を固定する
ための吐出管固定ねじ38が螺着されている。
【0020】また、吐出管30の下部には上下調整ブラ
ケット39が上下に移動可能に嵌装されている。また、
吐出管30の最下端には噴射ノズル40が取り付けられ
ている。上下調整ブラケット39の一側面には縦一列に
4つの位置決め孔41、41、41、41が穿設されて
おり、これらの位置決め孔41、41、41、41のい
ずれかにノックピン42が差し込まれている。このノッ
クピン42の先端は吐出管30の所定位置に設けられた
凹部(図示を省略)に嵌合されている。なお、位置決め
孔41の穿設位置はスポーツ毎に規定される白線幅に応
じて決定されるが、本実施例においては符号Sがサッカ
ー、Bが野球、Tがテニス、Gがゲートボールとなって
いる。また、上下調整ブラケット39の他の側面にはブ
ラケット39を固定するためのブラケット固定ねじ43
が螺着されている。
ケット39が上下に移動可能に嵌装されている。また、
吐出管30の最下端には噴射ノズル40が取り付けられ
ている。上下調整ブラケット39の一側面には縦一列に
4つの位置決め孔41、41、41、41が穿設されて
おり、これらの位置決め孔41、41、41、41のい
ずれかにノックピン42が差し込まれている。このノッ
クピン42の先端は吐出管30の所定位置に設けられた
凹部(図示を省略)に嵌合されている。なお、位置決め
孔41の穿設位置はスポーツ毎に規定される白線幅に応
じて決定されるが、本実施例においては符号Sがサッカ
ー、Bが野球、Tがテニス、Gがゲートボールとなって
いる。また、上下調整ブラケット39の他の側面にはブ
ラケット39を固定するためのブラケット固定ねじ43
が螺着されている。
【0021】さらに、上下調整ブラケット39に対して
水平アーム44が固設されており、この水平アーム44
の上方には両端に逆ねじが切られた送りねじ45が設け
られている。この送りねじ45は水平アーム44の両端
の上部に設けられた一対の軸受46、46によって回転
可能に支持されており、これら軸受46、46の一方に
は送りねじ45を固定するための線幅固定ねじ47が螺
着されている。また、送りねじ45の一方の端部には線
幅調整ハンドル48が取り付けられている。
水平アーム44が固設されており、この水平アーム44
の上方には両端に逆ねじが切られた送りねじ45が設け
られている。この送りねじ45は水平アーム44の両端
の上部に設けられた一対の軸受46、46によって回転
可能に支持されており、これら軸受46、46の一方に
は送りねじ45を固定するための線幅固定ねじ47が螺
着されている。また、送りねじ45の一方の端部には線
幅調整ハンドル48が取り付けられている。
【0022】また、水平アーム44の両端には、一対の
垂直アーム49、49の上端が摺動自在に嵌め込まれて
おり、これらの垂直アーム49、49のそれぞれと噴射
ノズル40との水平方向の離間距離は同一である。ま
た、それぞれの垂直アーム49、49の最上端にはナッ
ト50、50が固着されており、これらのナット50、
50には送りねじ45の両端が回動自在に螺合されてい
る。また、一対の垂直アーム49、49の一方には線幅
読取り窓51が開設されており、この線幅読取り窓51
を介して水平アーム44の一端部に刻設された線幅目盛
52を読み取ることができる。また、垂直アーム49、
49の下端には方形板固定ねじ53、53によって一対
のガイド用方形板54、54が対向して垂設されてい
る。
垂直アーム49、49の上端が摺動自在に嵌め込まれて
おり、これらの垂直アーム49、49のそれぞれと噴射
ノズル40との水平方向の離間距離は同一である。ま
た、それぞれの垂直アーム49、49の最上端にはナッ
ト50、50が固着されており、これらのナット50、
50には送りねじ45の両端が回動自在に螺合されてい
る。また、一対の垂直アーム49、49の一方には線幅
読取り窓51が開設されており、この線幅読取り窓51
を介して水平アーム44の一端部に刻設された線幅目盛
52を読み取ることができる。また、垂直アーム49、
49の下端には方形板固定ねじ53、53によって一対
のガイド用方形板54、54が対向して垂設されてい
る。
【0023】次に上述したラインマーカーの作用を説明
する。まず、ギヤーボックス35の吐出管固定ねじ38
を緩め、上下調整ハンドル34を回して噴射ノズル40
およびガイド用方形板54、54を上昇させてコート表
面から引き離す。
する。まず、ギヤーボックス35の吐出管固定ねじ38
を緩め、上下調整ハンドル34を回して噴射ノズル40
およびガイド用方形板54、54を上昇させてコート表
面から引き離す。
【0024】次に、ブラケット固定ねじ43を緩めた後
に上下調整ブラケット39を上下に移動させ、スポーツ
の種類によって決定される所定の位置決め孔41にノッ
クピン42を差し込み、その後再びブラケット固定ねじ
43を締め付けて上下調整ブラケット39を固定する。
例えば、サッカーの場合は符号Sで示された位置決め孔
41にノックピン42を差し込む。
に上下調整ブラケット39を上下に移動させ、スポーツ
の種類によって決定される所定の位置決め孔41にノッ
クピン42を差し込み、その後再びブラケット固定ねじ
43を締め付けて上下調整ブラケット39を固定する。
例えば、サッカーの場合は符号Sで示された位置決め孔
41にノックピン42を差し込む。
【0025】次に、線幅固定ねじ47を緩め、線幅調整
ハンドル48を回してガイド用方形板54、54の離間
距離を調整する。すなわち、線幅目盛52で確認しなが
ら線幅調整ハンドル48を回し、ガイド用方形板54、
54の離間距離をスポーツの種類によって決定される所
定の線幅に調整する。その後、再び線幅固定ねじ47を
締め付けてガイド用方形板54、54を固定する。例え
ばサッカーの場合は白線幅が12cmとされているの
で、ガイド用方形板54、54の離間距離を12cmに
調整する。
ハンドル48を回してガイド用方形板54、54の離間
距離を調整する。すなわち、線幅目盛52で確認しなが
ら線幅調整ハンドル48を回し、ガイド用方形板54、
54の離間距離をスポーツの種類によって決定される所
定の線幅に調整する。その後、再び線幅固定ねじ47を
締め付けてガイド用方形板54、54を固定する。例え
ばサッカーの場合は白線幅が12cmとされているの
で、ガイド用方形板54、54の離間距離を12cmに
調整する。
【0026】なお、線幅調整ハンドル48を回すと両端
に逆ねじが切られた送りねじ45が回動し、この送りね
じ45の両端に回動自在に螺合された一対のナット5
0、50が互いに逆方向に同一距離だけ移動する。した
がって、一対のナット50、50に固着された垂直アー
ム49、49のそれぞれは、常に噴射ノズル40との水
平方向の離間距離が同一に保たれる。以上の操作によっ
て噴射ノズル40とガイド用方形板54、54との相対
位置が決定されるが、この相対位置は噴射ノズル40か
ら噴射された塗料がガイド用方形板54、54の下端縁
のやや上部に吹き付けられる位置となっている。
に逆ねじが切られた送りねじ45が回動し、この送りね
じ45の両端に回動自在に螺合された一対のナット5
0、50が互いに逆方向に同一距離だけ移動する。した
がって、一対のナット50、50に固着された垂直アー
ム49、49のそれぞれは、常に噴射ノズル40との水
平方向の離間距離が同一に保たれる。以上の操作によっ
て噴射ノズル40とガイド用方形板54、54との相対
位置が決定されるが、この相対位置は噴射ノズル40か
ら噴射された塗料がガイド用方形板54、54の下端縁
のやや上部に吹き付けられる位置となっている。
【0027】次に、上下調整ハンドル34を回して噴射
ノズル40およびガイド用方形板54を降下させ、ガイ
ド用方形板54、54の下端縁がコート表面に近接する
位置で吐出管固定ねじ38を締め付けて吐出管30を固
定する。
ノズル40およびガイド用方形板54を降下させ、ガイ
ド用方形板54、54の下端縁がコート表面に近接する
位置で吐出管固定ねじ38を締め付けて吐出管30を固
定する。
【0028】次に、一方のガイド用方形板54の下端縁
をコート表面に予め張られているガイドロープに一致さ
せる。そして、第1バルブ31および第2バルブ32を
開放し、ギヤポンプ17を作動させて噴射ノズル40か
ら塗料を吐出すると共に、第2バルブ32の開閉度を調
節して塗料の吐出量を調節する。なお、塗料の吐出量
は、コート表面の性状に応じて最適濃度の白線が引ける
ように調節する。
をコート表面に予め張られているガイドロープに一致さ
せる。そして、第1バルブ31および第2バルブ32を
開放し、ギヤポンプ17を作動させて噴射ノズル40か
ら塗料を吐出すると共に、第2バルブ32の開閉度を調
節して塗料の吐出量を調節する。なお、塗料の吐出量
は、コート表面の性状に応じて最適濃度の白線が引ける
ように調節する。
【0029】次に、操作盤14に設けられた走行スイッ
チ(図示を省略)をオンにしてギヤーヘッド23をスラ
イドさせて第1平歯車25と第2平歯車26とを噛合せ
て駆動用車輪28を回転させて台車10を移動させる。
なお、台車10の走行速度は、操作盤14に設けられた
可変ボリューム(図示を省略)によってモーター22の
回転速度を調整して制御する。また、台車10の駆動方
向は、操作盤14に設けられた切替スイッチ(図示を省
略)によってモーター22への供給電源の極性を切り替
えることによって前進又は後退を選択できる。
チ(図示を省略)をオンにしてギヤーヘッド23をスラ
イドさせて第1平歯車25と第2平歯車26とを噛合せ
て駆動用車輪28を回転させて台車10を移動させる。
なお、台車10の走行速度は、操作盤14に設けられた
可変ボリューム(図示を省略)によってモーター22の
回転速度を調整して制御する。また、台車10の駆動方
向は、操作盤14に設けられた切替スイッチ(図示を省
略)によってモーター22への供給電源の極性を切り替
えることによって前進又は後退を選択できる。
【0030】作業者は、ガイド用方形板54の下端縁が
ガイドロープに沿って移動するように、ハンドル13に
よって台車10の進行方向を調整する。なお、ガイドロ
ープが曲線をなしている場合でも、操舵用車輪29の水
平面内の回動によって滑らかな白線を引くことができ
る。
ガイドロープに沿って移動するように、ハンドル13に
よって台車10の進行方向を調整する。なお、ガイドロ
ープが曲線をなしている場合でも、操舵用車輪29の水
平面内の回動によって滑らかな白線を引くことができ
る。
【0031】また、ガイドロープが直角をなしている場
合には、角部まで線引きを行った時点で塗料の噴射を一
旦停止し、ギヤーヘッド23をスライドさせて第1平歯
車25と第2平歯車26とをフリーな状態にする。次に
手押し操作によって台車10を90°回転させて再びガ
イドロープに位置合わせを行い、塗料の噴射を再開する
共にギヤーを入れて線引き作業を続行する。
合には、角部まで線引きを行った時点で塗料の噴射を一
旦停止し、ギヤーヘッド23をスライドさせて第1平歯
車25と第2平歯車26とをフリーな状態にする。次に
手押し操作によって台車10を90°回転させて再びガ
イドロープに位置合わせを行い、塗料の噴射を再開する
共にギヤーを入れて線引き作業を続行する。
【0032】次に、本発明によるラインマーカーの他の
実施例について図4を参照して説明する。上下調整ブラ
ケット39の一側面に上下読取り窓55が開設されてお
り、この上下読取り窓55を介して吐出管30の下部に
刻設された上下目盛56を読み取ることができる。ま
た、ガイド用方形板54、54が固着された一対の垂直
アーム49、49のそれぞれの上端には線幅読取り窓5
1、51が開設されており、これらの窓を介して水平ア
ーム44の両端に刻設された線幅目盛52、52を読み
取ることができる。また、一対の垂直アーム49、49
のそれぞれの最上端にはアーム固定ねじ57、57が螺
着されている。
実施例について図4を参照して説明する。上下調整ブラ
ケット39の一側面に上下読取り窓55が開設されてお
り、この上下読取り窓55を介して吐出管30の下部に
刻設された上下目盛56を読み取ることができる。ま
た、ガイド用方形板54、54が固着された一対の垂直
アーム49、49のそれぞれの上端には線幅読取り窓5
1、51が開設されており、これらの窓を介して水平ア
ーム44の両端に刻設された線幅目盛52、52を読み
取ることができる。また、一対の垂直アーム49、49
のそれぞれの最上端にはアーム固定ねじ57、57が螺
着されている。
【0033】このように構成された本実施例において
は、アーム固定ねじ57、57を緩め、垂直アーム4
9、49を左右に摺動させ、線幅目盛52を利用してガ
イド用方形板54、54の離間距離を所定幅に調整す
る。その後再びアーム固定ねじ57、57を締め付けて
ガイド用方形板54、54を固定する。次に、ブラケッ
ト固定ねじ43を緩め、上下調整ブラケット39を上下
に摺動させ、上下目盛56を利用して上下調整ブラケッ
ト39を所定位置に調整する。その後再びブラケット固
定ねじ43を締め付けて上下調整ブラケット39を固定
する。ここで、上下調整ブラケット39の固定位置は、
噴射ノズル40から噴射された塗料がガイド用方形板5
4、54の下端縁のやや上部に吹き付けられる位置とす
る。
は、アーム固定ねじ57、57を緩め、垂直アーム4
9、49を左右に摺動させ、線幅目盛52を利用してガ
イド用方形板54、54の離間距離を所定幅に調整す
る。その後再びアーム固定ねじ57、57を締め付けて
ガイド用方形板54、54を固定する。次に、ブラケッ
ト固定ねじ43を緩め、上下調整ブラケット39を上下
に摺動させ、上下目盛56を利用して上下調整ブラケッ
ト39を所定位置に調整する。その後再びブラケット固
定ねじ43を締め付けて上下調整ブラケット39を固定
する。ここで、上下調整ブラケット39の固定位置は、
噴射ノズル40から噴射された塗料がガイド用方形板5
4、54の下端縁のやや上部に吹き付けられる位置とす
る。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、噴射
装置が台車の側部に取り付けられているので、線引き作
業時において塗料の吹付け状態を作業者が目視で確認し
ながら作業を行うことが可能であり、これによって白線
を所定の位置に正確に引くことができる。また、作業者
は白線を跨いで作業をする必要がないから、作業効率が
低下することがない。
装置が台車の側部に取り付けられているので、線引き作
業時において塗料の吹付け状態を作業者が目視で確認し
ながら作業を行うことが可能であり、これによって白線
を所定の位置に正確に引くことができる。また、作業者
は白線を跨いで作業をする必要がないから、作業効率が
低下することがない。
【0035】また、ガイド用方形板の上端縁の水平位置
が噴射ノズルよりも上部に位置しているから、ガイド用
方形板の上端縁を超えてスプレー塗料が飛散してコート
を汚してしまうということがない。
が噴射ノズルよりも上部に位置しているから、ガイド用
方形板の上端縁を超えてスプレー塗料が飛散してコート
を汚してしまうということがない。
【0036】また、台車はモーターによって駆動されて
一定速度で走行するので、芝のコートのような走行抵抗
が大きいコートにおいても均一濃度の白線を引くことが
できると共に、作業者の肉体的負担を軽減することがで
きる。
一定速度で走行するので、芝のコートのような走行抵抗
が大きいコートにおいても均一濃度の白線を引くことが
できると共に、作業者の肉体的負担を軽減することがで
きる。
【0037】さらに、ノズルが上下に移動可能であるか
ら、ガイド用方形板の離間距離に応じた適切な高さにノ
ズル位置を調節することができる。したがって、ノズル
が高すぎるためにガイド用方形板に吹き付けられた大量
の塗料がコートに滴下するようなことがなく、また、ノ
ズルが低すぎることによって所定の白線幅が得られない
ということもない。
ら、ガイド用方形板の離間距離に応じた適切な高さにノ
ズル位置を調節することができる。したがって、ノズル
が高すぎるためにガイド用方形板に吹き付けられた大量
の塗料がコートに滴下するようなことがなく、また、ノ
ズルが低すぎることによって所定の白線幅が得られない
ということもない。
【0038】また、一対のガイド用方形板の離間距離を
調節することができるから、スポーツの種類に応じて所
定幅の白線を引くことができる。
調節することができるから、スポーツの種類に応じて所
定幅の白線を引くことができる。
【0039】また、還流配管を介して塗料タンクに接続
された第2バルブの開閉度を調節することによって塗料
の吐出量を調節できるから、コート表面の性状に応じて
最適濃度の白線を引くことができる。
された第2バルブの開閉度を調節することによって塗料
の吐出量を調節できるから、コート表面の性状に応じて
最適濃度の白線を引くことができる。
【図1】本発明によるラインマーカーの一実施例を示し
た斜視図。
た斜視図。
【図2】上記実施例の底面図。
【図3】上記実施例の噴射装置を拡大して示した斜視
図。
図。
【図4】本発明によるラインマーカーの他の実施例の噴
射装置を示した斜視図。
射装置を示した斜視図。
【図5】従来のスプレー形式のラインマーカーを示した
側断面図。
側断面図。
【図6】上記従来例を示した背面図。
10 台車 11 底パネル 12 側壁パネル 13 ハンドル 14 操作盤 15 塗料タンク 16 バッテリー 17 ギヤーポンプ 18 入口側配管 19 出口側配管 20 噴射装置 21 支持アーム 22 モーター 30 吐出管 34 上下調整ハンドル 35 ギヤーボックス 36 ピニオン 37 ラック 39 上下調整ブラケット 40 噴射ノズル 44 水平アーム 45 送りねじ 46 軸受け 48 線幅調整ハンドル 49 垂直アーム 50 ナット 54 ガイド用方形板
Claims (3)
- 【請求項1】一端にハンドルを有しモーターによって駆
動される台車と、この台車上に載置された電動ポンプ
と、同じく台車上に載置され入口側配管を介して前記電
動ポンプの吸込口に接続された塗料タンクと、前記台車
の側部に取り付けられ出口側配管を介して前記電動ポン
プの吐出口に接続された噴射装置と、前記モーターおよ
び前記電動ポンプの電源とを備え、前記噴射装置は塗料
をスプレー状に噴射するための噴射ノズルと、この噴射
ノズルの側方に互いに平行に垂下された一対のガイド用
方形板とを有し、前記噴射ノズルと前記一対のガイド用
方形板のそれぞれとの水平方向の離間距離は同一であ
り、前記ガイド用方形板の上端縁の水平位置が前記噴射
ノズルよりも上部に位置するようにしたことを特徴とす
るラインマーカー。 - 【請求項2】前記噴射装置は、前記噴射ノズルを上下に
移動させる手段と、前記一対のガイド用方形板の離間距
離を調節する手段とを有することを特徴とする請求項1
記載のラインマーカー。 - 【請求項3】前記噴射装置は下端部に前記噴射ノズルが
取り付けられた吐出管を備え、この吐出管は第1バルブ
および還流配管を介して前記塗料タンクに接続された第
2バルブを有し、前記第2バルブの開閉度を調節して塗
料の吐出量を調節するようにしたことを特徴とする請求
項1記載のラインマーカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21140594A JPH0871201A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | ラインマーカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21140594A JPH0871201A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | ラインマーカー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0871201A true JPH0871201A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16605419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21140594A Pending JPH0871201A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | ラインマーカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0871201A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002076562A1 (en) * | 2001-03-26 | 2002-10-03 | Edgeroi Pty Ltd | Automatic ground marking method and apparatus |
GB2425741A (en) * | 2005-05-06 | 2006-11-08 | Linemark | Line marking apparatus |
KR100926145B1 (ko) * | 2007-07-04 | 2009-11-10 | 임태성 | 경기장용 라인 표시장치 |
JP2011000407A (ja) * | 2009-06-18 | 2011-01-06 | Intes Co Ltd | ラインマーカーとライン引き方法 |
WO2015051412A1 (en) * | 2013-10-08 | 2015-04-16 | Dullaway Michael Hillan | Marking apparatus |
KR101523055B1 (ko) * | 2014-11-28 | 2015-05-26 | 이대우 | 주차장 차선 도색장치 |
DK201470710A1 (da) * | 2014-04-16 | 2015-11-09 | Intelligent Marking I S | Fremgangsmåde til opstribning, robotenhed til maling af striber, samt anvendelse heraf. |
KR101653111B1 (ko) * | 2015-07-30 | 2016-08-31 | 한국해양대학교 산학협력단 | 그라운드용 라인마커 |
WO2017063652A1 (en) * | 2015-10-12 | 2017-04-20 | Intelligent Marking Aps | Self-propelled robot unit including a navigation system and movement items for positioning of the robot unit on an even base |
CN109011531A (zh) * | 2018-09-25 | 2018-12-18 | 衢州学院 | 一种用于临时足球场的划线小车 |
CN109364459A (zh) * | 2018-09-25 | 2019-02-22 | 衢州学院 | 一种足球场的划线推车 |
CN109403196A (zh) * | 2018-12-05 | 2019-03-01 | 北京龙运君业贸易有限公司 | 一种新型公路施工划线设备 |
CN109555002A (zh) * | 2017-09-25 | 2019-04-02 | 韩国道路公社 | 道路引导线的建造装置和方法 |
-
1994
- 1994-09-05 JP JP21140594A patent/JPH0871201A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002076562A1 (en) * | 2001-03-26 | 2002-10-03 | Edgeroi Pty Ltd | Automatic ground marking method and apparatus |
GB2425741A (en) * | 2005-05-06 | 2006-11-08 | Linemark | Line marking apparatus |
KR100926145B1 (ko) * | 2007-07-04 | 2009-11-10 | 임태성 | 경기장용 라인 표시장치 |
JP2011000407A (ja) * | 2009-06-18 | 2011-01-06 | Intes Co Ltd | ラインマーカーとライン引き方法 |
WO2015051412A1 (en) * | 2013-10-08 | 2015-04-16 | Dullaway Michael Hillan | Marking apparatus |
DK201470710A1 (da) * | 2014-04-16 | 2015-11-09 | Intelligent Marking I S | Fremgangsmåde til opstribning, robotenhed til maling af striber, samt anvendelse heraf. |
DK178298B1 (da) * | 2014-04-16 | 2015-11-16 | Intelligent Marking I S | Fremgangsmåde til opstribning, robotenhed til maling af striber, samt anvendelse heraf. |
KR101523055B1 (ko) * | 2014-11-28 | 2015-05-26 | 이대우 | 주차장 차선 도색장치 |
KR101653111B1 (ko) * | 2015-07-30 | 2016-08-31 | 한국해양대학교 산학협력단 | 그라운드용 라인마커 |
WO2017063652A1 (en) * | 2015-10-12 | 2017-04-20 | Intelligent Marking Aps | Self-propelled robot unit including a navigation system and movement items for positioning of the robot unit on an even base |
DK178897B1 (da) * | 2015-10-12 | 2017-05-08 | Intelligent Marking Aps | Selvkørende robotenhed omfattende et navigationssystem og bevægeorganer til positionering af robotenheden på et jævnt underlag. |
US11467601B2 (en) | 2015-10-12 | 2022-10-11 | Intelligent Marking Aps | Self-propelled robot unit including a navigation system and movement items for positioning of the robot unit on an even base |
CN109555002A (zh) * | 2017-09-25 | 2019-04-02 | 韩国道路公社 | 道路引导线的建造装置和方法 |
CN109011531A (zh) * | 2018-09-25 | 2018-12-18 | 衢州学院 | 一种用于临时足球场的划线小车 |
CN109364459A (zh) * | 2018-09-25 | 2019-02-22 | 衢州学院 | 一种足球场的划线推车 |
CN109403196A (zh) * | 2018-12-05 | 2019-03-01 | 北京龙运君业贸易有限公司 | 一种新型公路施工划线设备 |
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