JPH08710B2 - 光ファイバ線引き加熱炉のシ−ル方法 - Google Patents
光ファイバ線引き加熱炉のシ−ル方法Info
- Publication number
- JPH08710B2 JPH08710B2 JP14460187A JP14460187A JPH08710B2 JP H08710 B2 JPH08710 B2 JP H08710B2 JP 14460187 A JP14460187 A JP 14460187A JP 14460187 A JP14460187 A JP 14460187A JP H08710 B2 JPH08710 B2 JP H08710B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base material
- support rod
- heating furnace
- clearance
- optical fiber
- Prior art date
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/02—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
- C03B37/025—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor from reheated softened tubes, rods, fibres or filaments, e.g. drawing fibres from preforms
- C03B37/029—Furnaces therefor
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2205/00—Fibre drawing or extruding details
- C03B2205/60—Optical fibre draw furnaces
- C03B2205/80—Means for sealing the preform entry or upper end of the furnace
- C03B2205/81—Means for sealing the preform entry or upper end of the furnace using gas
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光ファイバの線引き加熱炉のシール方法に関
するものである。
するものである。
〔従来の技術〕 石英系光ファイバの製造は、光ファイバと導波構造が
相似な棒状ガラス母材(プリフォーム)を合成する工程
と、その母材をファイバに線引きする工程からなる。各
種方法で合成される母材は外径が20mm程度であり、線引
きされて外径が100〜150μmで長さが数km〜数十kmのフ
ァイバになる。線引き工程では、寸法精度が良く長手方
向に均一な細線化技術が重要である。
相似な棒状ガラス母材(プリフォーム)を合成する工程
と、その母材をファイバに線引きする工程からなる。各
種方法で合成される母材は外径が20mm程度であり、線引
きされて外径が100〜150μmで長さが数km〜数十kmのフ
ァイバになる。線引き工程では、寸法精度が良く長手方
向に均一な細線化技術が重要である。
線引き装置は母材送部、加熱炉、線径測定器、一次被
覆部、キャプスタン、ドラムから構成される。加熱炉に
は高周波誘導炉や抵抗炉が用いられている。
覆部、キャプスタン、ドラムから構成される。加熱炉に
は高周波誘導炉や抵抗炉が用いられている。
第2図において、母材(1)の加熱炉体(4)への送
込速度は数mm/minであり、局部的に軟化したガラスは微
弱な下向きの張力によって紡すい形になり、その先端か
ら下方に数十m/minの速度で糸状に引出される。母材
(1)が炉壁と接触して傷がつくことを防ぐために、母
材(1)と炉上部入口(7)との間には若干のクリアラ
ンスが設けられており、炉内を外気からシールするため
に、ガス供給口(6)から不活性ガスが吹き出してい
る。母材(1)を炉加熱部へ送り込むため、母材(1)
上部に支持ロッド(2)を継ぎたし、支持ロッド(2)
をロッドキャッチャ(3)でつかんでいる。この支持ロ
ッド(2)の径は経済的理由と重量軽減のため、母材径
に比べて細くすることが望ましい。
込速度は数mm/minであり、局部的に軟化したガラスは微
弱な下向きの張力によって紡すい形になり、その先端か
ら下方に数十m/minの速度で糸状に引出される。母材
(1)が炉壁と接触して傷がつくことを防ぐために、母
材(1)と炉上部入口(7)との間には若干のクリアラ
ンスが設けられており、炉内を外気からシールするため
に、ガス供給口(6)から不活性ガスが吹き出してい
る。母材(1)を炉加熱部へ送り込むため、母材(1)
上部に支持ロッド(2)を継ぎたし、支持ロッド(2)
をロッドキャッチャ(3)でつかんでいる。この支持ロ
ッド(2)の径は経済的理由と重量軽減のため、母材径
に比べて細くすることが望ましい。
しかしながら、上記のように径の異なる母材と支持ロ
ッドが継がれているため、この継ぎ部分が炉上部入口よ
り下にくると炉上部入口とのクリアランスが大きくな
り、ガスの流出圧力が減少して炉の外気からのシール性
を維持することが困難になるという問題が生じる。
ッドが継がれているため、この継ぎ部分が炉上部入口よ
り下にくると炉上部入口とのクリアランスが大きくな
り、ガスの流出圧力が減少して炉の外気からのシール性
を維持することが困難になるという問題が生じる。
本発明は以上のような点にかんがみてなされたもの
で、その目的とするところは、加熱炉上部入口のシール
性をよくするため、径の異なる母材と支持ロッドが炉上
部入口を通過する際に、そのクリアランスが一定になる
加熱炉のシール方法を提供することにある。
で、その目的とするところは、加熱炉上部入口のシール
性をよくするため、径の異なる母材と支持ロッドが炉上
部入口を通過する際に、そのクリアランスが一定になる
加熱炉のシール方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明によれば、母材に該
母材より径の小さい支持ロッドを継ぎ、該支持ロッドに
より母材を加熱炉内に送込み線引きする光ファイバ線引
き加熱炉において、母材と加熱炉体上部入口とのクリア
ランスと同程度のクリアランスを支持ロッドとの間にも
つ穴と、加熱炉体上部入口の内径より大きい外径を有す
るシール板の、前記穴に支持ロッドを通し、前記シール
板を母材と支持ロッドの継ぎ部分で保持し、線引きする
ことを特徴とする光ファイバ線引き加熱炉のシール方法
が提供される。
母材より径の小さい支持ロッドを継ぎ、該支持ロッドに
より母材を加熱炉内に送込み線引きする光ファイバ線引
き加熱炉において、母材と加熱炉体上部入口とのクリア
ランスと同程度のクリアランスを支持ロッドとの間にも
つ穴と、加熱炉体上部入口の内径より大きい外径を有す
るシール板の、前記穴に支持ロッドを通し、前記シール
板を母材と支持ロッドの継ぎ部分で保持し、線引きする
ことを特徴とする光ファイバ線引き加熱炉のシール方法
が提供される。
母材とこれより径の小さい支持ロッドとの継ぎ部分が
加熱炉上部入口までくると、この継ぎ部分に保持された
シール板が、上記加熱炉上部入口をふさぎ、ガスがシー
ル板の穴と支持ロッドの間のクリアランスを通して外部
へ放出され、ガスの放出圧が母材の位置に関係なくほぼ
一定に保たれる。
加熱炉上部入口までくると、この継ぎ部分に保持された
シール板が、上記加熱炉上部入口をふさぎ、ガスがシー
ル板の穴と支持ロッドの間のクリアランスを通して外部
へ放出され、ガスの放出圧が母材の位置に関係なくほぼ
一定に保たれる。
以下本発明の一実施例を図面により詳細に説明する。
第1図a、bは本発明による加熱炉のレール方法を説
明する図である。母材(1)と加熱炉上部入口(7)の
内壁との間には小さなクリアランスをとり、接触により
母材に傷が生じるのを防止する。炉体上部のシール板
(8)は、外径が炉体上部入口(7)の内径より大き
く、かつ中央に穴を有し、その穴の径は支持ロッド
(2)とのクリアランスが前記母材(1)と加熱炉上部
入口(7)のクリアランスと同程度になるように定めら
れている。シール板(8)は、その穴に支持ロッド
(2)を通して、支持ロッド(2)と母材(1)の継ぎ
目である肩の部分に保持される。このような状態で、支
持ロッド(2)をロッドキャッチャ(3)でつかみ、第
1図aに示すように、母材(1)を加熱炉体内に導入す
る。母材が炉上部入口(7)を通過している間は、ガス
供給口(6)からのガスは母材(1)と炉上部入口
(7)とのクリアランスを通して外部へ放出される。支
持ロッド(2)と母材(1)の継ぎ部分が炉上部入口よ
り下にくると、第1図bに示すように、シール板(8)
が炉上部入口をふさぎ、ガスはシール板(8)の穴と支
持ロッド(2)の間のクリアランスを通して外部へ放出
される。従って、ガスの放出圧は母材(1)の位置にか
かわらずほぼ一定であり、外気の加熱炉内への流入を防
ぐことができる。
明する図である。母材(1)と加熱炉上部入口(7)の
内壁との間には小さなクリアランスをとり、接触により
母材に傷が生じるのを防止する。炉体上部のシール板
(8)は、外径が炉体上部入口(7)の内径より大き
く、かつ中央に穴を有し、その穴の径は支持ロッド
(2)とのクリアランスが前記母材(1)と加熱炉上部
入口(7)のクリアランスと同程度になるように定めら
れている。シール板(8)は、その穴に支持ロッド
(2)を通して、支持ロッド(2)と母材(1)の継ぎ
目である肩の部分に保持される。このような状態で、支
持ロッド(2)をロッドキャッチャ(3)でつかみ、第
1図aに示すように、母材(1)を加熱炉体内に導入す
る。母材が炉上部入口(7)を通過している間は、ガス
供給口(6)からのガスは母材(1)と炉上部入口
(7)とのクリアランスを通して外部へ放出される。支
持ロッド(2)と母材(1)の継ぎ部分が炉上部入口よ
り下にくると、第1図bに示すように、シール板(8)
が炉上部入口をふさぎ、ガスはシール板(8)の穴と支
持ロッド(2)の間のクリアランスを通して外部へ放出
される。従って、ガスの放出圧は母材(1)の位置にか
かわらずほぼ一定であり、外気の加熱炉内への流入を防
ぐことができる。
以上説明したように本発明によれば、母材と加熱炉体
上部入口とのクリアランスと同程度のクリアランスを支
持ロッドとの間にもつ穴と、加熱炉体上部入口の内径よ
り大きい外径を有するシール板の、前記穴に支持ロッド
を通し、前記シール板を母材と支持ロッドの継ぎ部分で
保持し、線引きするため、支持ロッド径を母材に比して
相対的に小さくでき、かつ加熱炉上部への外気流入のシ
ール性を改善することができるという優れた効果があ
る。
上部入口とのクリアランスと同程度のクリアランスを支
持ロッドとの間にもつ穴と、加熱炉体上部入口の内径よ
り大きい外径を有するシール板の、前記穴に支持ロッド
を通し、前記シール板を母材と支持ロッドの継ぎ部分で
保持し、線引きするため、支持ロッド径を母材に比して
相対的に小さくでき、かつ加熱炉上部への外気流入のシ
ール性を改善することができるという優れた効果があ
る。
第1図a,bは本発明にかかる加熱炉のシール方法の説明
図であり、aは母材と支持ロッドの継ぎ部分が炉入口よ
り上にある場合、bは前記継ぎ部分が炉入口より下にあ
る場合である。第2図は従来の光ファイバの線引き加熱
炉の要部断面図を示す。 1……母材、2……支持ロッド、3……ロッドキャッチ
ャ、4……加熱炉体、5……ヒータ、6……ガス供給
口、7……炉上部入口、8……シール板。
図であり、aは母材と支持ロッドの継ぎ部分が炉入口よ
り上にある場合、bは前記継ぎ部分が炉入口より下にあ
る場合である。第2図は従来の光ファイバの線引き加熱
炉の要部断面図を示す。 1……母材、2……支持ロッド、3……ロッドキャッチ
ャ、4……加熱炉体、5……ヒータ、6……ガス供給
口、7……炉上部入口、8……シール板。
Claims (1)
- 【請求項1】母材に該母材より径の小さい支持ロッドを
継ぎ、該支持ロッドにより母材を加熱炉内に送込み線引
きする光ファイバ線引き加熱炉において、母材と加熱炉
体上部入口とのクリアランスと同程度のクリアランスを
支持ロッドとの間にもつ穴と、加熱炉体上部入口の内径
より大きい外径を有するシール板の、前記穴に支持ロッ
ドを通し、前記シール板を母材と支持ロッドの継ぎ部分
で保持し、線引きすることを特徴とする光ファイバ線引
き加熱炉のシール方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14460187A JPH08710B2 (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | 光ファイバ線引き加熱炉のシ−ル方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14460187A JPH08710B2 (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | 光ファイバ線引き加熱炉のシ−ル方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63310746A JPS63310746A (ja) | 1988-12-19 |
JPH08710B2 true JPH08710B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=15365830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14460187A Expired - Fee Related JPH08710B2 (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | 光ファイバ線引き加熱炉のシ−ル方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08710B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2754551B2 (ja) * | 1988-02-02 | 1998-05-20 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバの製造方法 |
JP2697921B2 (ja) * | 1989-10-12 | 1998-01-19 | 古河電気工業株式会社 | 光ファイバの製造方法 |
KR0165211B1 (ko) * | 1995-09-29 | 1998-12-15 | 김광호 | 광섬유의 인출 장치 |
JP5023016B2 (ja) | 2007-08-10 | 2012-09-12 | 信越化学工業株式会社 | 光ファイバ製造装置および線引き炉のシール方法 |
-
1987
- 1987-06-10 JP JP14460187A patent/JPH08710B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63310746A (ja) | 1988-12-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |