JPH08333130A - 光ファイバ線引用加熱炉 - Google Patents
光ファイバ線引用加熱炉Info
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- JPH08333130A JPH08333130A JP13540295A JP13540295A JPH08333130A JP H08333130 A JPH08333130 A JP H08333130A JP 13540295 A JP13540295 A JP 13540295A JP 13540295 A JP13540295 A JP 13540295A JP H08333130 A JPH08333130 A JP H08333130A
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- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/02—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
- C03B37/025—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor from reheated softened tubes, rods, fibres or filaments, e.g. drawing fibres from preforms
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- C03B2205/60—Optical fibre draw furnaces
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 光ファイバ用ガラス母材1は、電気ヒータ
2を具備する加熱炉3の上部に設けられた光ファイバ用
ガラス母材導入口4から徐々に該加熱炉3の中にの炉心
管5内に導入される。そして、炉心管5の外周に設けた
電気ヒータ2の部分を通る際に加熱され、前記加熱炉下
方にある図示しない引き取り装置に引き取られ、光ファ
イバ引き取り口6から光ファイバ7となって引きだされ
る。また、上部不活性ガス供給口8及び下部不活性ガス
供給口9からはArガスが供給され、該Arガスは加熱
炉3内を下方から上方へ流れている。なお、前記炉心管
5の内部の光ファイバ用ガラス母材1の外径が1mm 〜10
mmである位置には、スリーブ10によって図示しない強
制排出装置を具備した炉内ガス排出口11が形成されて
いる。 【効果】 本発明によれば、断線の少ない高品質な光フ
ァイバを製造することが可能な光ファイバの線引き加熱
炉が提供される。
2を具備する加熱炉3の上部に設けられた光ファイバ用
ガラス母材導入口4から徐々に該加熱炉3の中にの炉心
管5内に導入される。そして、炉心管5の外周に設けた
電気ヒータ2の部分を通る際に加熱され、前記加熱炉下
方にある図示しない引き取り装置に引き取られ、光ファ
イバ引き取り口6から光ファイバ7となって引きだされ
る。また、上部不活性ガス供給口8及び下部不活性ガス
供給口9からはArガスが供給され、該Arガスは加熱
炉3内を下方から上方へ流れている。なお、前記炉心管
5の内部の光ファイバ用ガラス母材1の外径が1mm 〜10
mmである位置には、スリーブ10によって図示しない強
制排出装置を具備した炉内ガス排出口11が形成されて
いる。 【効果】 本発明によれば、断線の少ない高品質な光フ
ァイバを製造することが可能な光ファイバの線引き加熱
炉が提供される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバの線引き加
熱炉の改良に関するものである。
熱炉の改良に関するものである。
【0002】
【従来技術】光ファイバの製造方法としては以下の方法
が一般的である。まず、VAD法、外付け法などにより
光ファイバ用多孔質ガラス母材を形成する。しかる後、
該光ファイバ用多孔質ガラス母材を脱水焼結して光ファ
イバ用ガラス母材とする。これを必要により線引きに適
した外径となるよう延伸した後、光ファイバ線引き用の
加熱炉内に移し、高温下で加熱溶融しつつ所定の力で下
方に引き取ることにより線引きして光ファイバとするの
である。
が一般的である。まず、VAD法、外付け法などにより
光ファイバ用多孔質ガラス母材を形成する。しかる後、
該光ファイバ用多孔質ガラス母材を脱水焼結して光ファ
イバ用ガラス母材とする。これを必要により線引きに適
した外径となるよう延伸した後、光ファイバ線引き用の
加熱炉内に移し、高温下で加熱溶融しつつ所定の力で下
方に引き取ることにより線引きして光ファイバとするの
である。
【0003】線引き工程で使用する従来の加熱炉につい
て図3を用いて具体的に説明する。加熱炉3は、主とし
て加熱する手段としての電気ヒータ2と光ファイバ用ガ
ラス母材1が加熱される炉心管5からなる。該炉心管5
は高温の加熱に耐える必要があるため、カーボンからな
ることが多い。通常40φ〜80φの外径を有する光ファイ
バ用ガラス母材1は、前記加熱炉3の上部に設けられた
光ファイバ用ガラス母材導入口4から前記加熱炉3内に
入る。そして前記電気ヒータ2により約2000℃に加熱さ
れ、加熱炉3の下方にある図示しない引き取り装置によ
って下方に引き取られる。これらの工程を経ることによ
って、光ファイバ用ガラス母材1は、外径 125μmの光
ファイバ7に線引きされて、前記加熱炉3の下部に設け
られた光ファイバ引き取り口6から引き出される。
て図3を用いて具体的に説明する。加熱炉3は、主とし
て加熱する手段としての電気ヒータ2と光ファイバ用ガ
ラス母材1が加熱される炉心管5からなる。該炉心管5
は高温の加熱に耐える必要があるため、カーボンからな
ることが多い。通常40φ〜80φの外径を有する光ファイ
バ用ガラス母材1は、前記加熱炉3の上部に設けられた
光ファイバ用ガラス母材導入口4から前記加熱炉3内に
入る。そして前記電気ヒータ2により約2000℃に加熱さ
れ、加熱炉3の下方にある図示しない引き取り装置によ
って下方に引き取られる。これらの工程を経ることによ
って、光ファイバ用ガラス母材1は、外径 125μmの光
ファイバ7に線引きされて、前記加熱炉3の下部に設け
られた光ファイバ引き取り口6から引き出される。
【0004】また、前記炉心管5の上部及び下部には、
大気が炉心管5内に流入すること防ぐことを目的として
上部不活性ガス供給口8及び下部不活性ガス供給口9か
ら不活性ガス、具体的にはArガス、N2 ガス、Heガ
スなどが流されている。これにより、炉心管5を形成す
るカーボン部材の酸化による劣化や光ファイバ用ガラス
母材1に不純物が付着することを防いでいる。また、炉
内に不活性ガスを流す方法としては、上方より下方に流
す方法と下方より上方に流す方法がある。いずれも炉内
を陽圧に保っている。
大気が炉心管5内に流入すること防ぐことを目的として
上部不活性ガス供給口8及び下部不活性ガス供給口9か
ら不活性ガス、具体的にはArガス、N2 ガス、Heガ
スなどが流されている。これにより、炉心管5を形成す
るカーボン部材の酸化による劣化や光ファイバ用ガラス
母材1に不純物が付着することを防いでいる。また、炉
内に不活性ガスを流す方法としては、上方より下方に流
す方法と下方より上方に流す方法がある。いずれも炉内
を陽圧に保っている。
【0005】ところが、光ファイバ用ガラス母材1を加
熱炉3に導出入の際に大気が流入したり、該光ファイバ
用ガラス母材1が自らが高温となるために一部蒸発した
りして、カーボンの酸化によるダストが発生することが
あった。これらの理由により、前記加熱炉3内に生じた
ダストは、光ファイバの破断要因となるため、これらが
光ファイバ用ガラス母材1に付着しないよう前記炉心管
5とのクリアランスを調整したり、クリアランスに流す
ガスの流速を調整したりしていた。
熱炉3に導出入の際に大気が流入したり、該光ファイバ
用ガラス母材1が自らが高温となるために一部蒸発した
りして、カーボンの酸化によるダストが発生することが
あった。これらの理由により、前記加熱炉3内に生じた
ダストは、光ファイバの破断要因となるため、これらが
光ファイバ用ガラス母材1に付着しないよう前記炉心管
5とのクリアランスを調整したり、クリアランスに流す
ガスの流速を調整したりしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の上記方法によっ
てダストのレベルはある程度改善できるものの、ダスト
の付着量を皆無にすることはできなかった。しかしなが
ら近年は製造される光ファイバの品質の向上が要求され
ており、これらダストの付着すると光ファイバの破断の
要因となり、光ファイバの信頼性に問題が生じる。ま
た、スクリーニングテストにおいても、破断回数が多い
と時間がかかるという問題があり、コストアップの原因
となっており、ダストの光ファイバへの付着は望ましく
ない。そこで、よりダストの付着量を減少させる光ファ
イバ線引用加熱炉の開発が望まれていた。
てダストのレベルはある程度改善できるものの、ダスト
の付着量を皆無にすることはできなかった。しかしなが
ら近年は製造される光ファイバの品質の向上が要求され
ており、これらダストの付着すると光ファイバの破断の
要因となり、光ファイバの信頼性に問題が生じる。ま
た、スクリーニングテストにおいても、破断回数が多い
と時間がかかるという問題があり、コストアップの原因
となっており、ダストの光ファイバへの付着は望ましく
ない。そこで、よりダストの付着量を減少させる光ファ
イバ線引用加熱炉の開発が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、安価でかつ高
品質の光ファイバを製造することが可能な線引き加熱炉
を提供することを目的とする。本発明は、炉心管の外周
にヒータを有する加熱炉であって、前記炉心管の一端か
ら光ファイバ用ガラス母材を導入して、これを加熱線引
きし、他端から光ファイバを引き出す光ファイバ線引用
加熱炉において、前記光ファイバ用ガラス母材が過熱線
引きされて、その外径が1mm 〜10mmとなる位置に炉内ガ
スを強制排気する炉内ガス排出口を設けたことを特徴と
する。
品質の光ファイバを製造することが可能な線引き加熱炉
を提供することを目的とする。本発明は、炉心管の外周
にヒータを有する加熱炉であって、前記炉心管の一端か
ら光ファイバ用ガラス母材を導入して、これを加熱線引
きし、他端から光ファイバを引き出す光ファイバ線引用
加熱炉において、前記光ファイバ用ガラス母材が過熱線
引きされて、その外径が1mm 〜10mmとなる位置に炉内ガ
スを強制排気する炉内ガス排出口を設けたことを特徴と
する。
【0008】
【作用】前述した問題を解決するために、種々検討を重
ねたところ、発明者はダストの付着近辺から炉内雰囲気
を強制排気すると良いことを見いだした。さらに、実験
を重ねたところ、ダストは、光ファイバ用ガラス母材の
外径が1mm 〜10mmである位置に集中していることがわか
った。
ねたところ、発明者はダストの付着近辺から炉内雰囲気
を強制排気すると良いことを見いだした。さらに、実験
を重ねたところ、ダストは、光ファイバ用ガラス母材の
外径が1mm 〜10mmである位置に集中していることがわか
った。
【0009】そこで、光ファイバ用ガラス母材の外径が
1mm 〜10mmである位置に、例えばスリーブによって炉内
ガス排出口を形成し、かつ該炉内ガス排出口から強制排
気を行ったところ、発生したダストが直ちに炉外へと排
出されるため、ダストの付着が発生せず、高品質な光フ
ァイバを得ることができる。
1mm 〜10mmである位置に、例えばスリーブによって炉内
ガス排出口を形成し、かつ該炉内ガス排出口から強制排
気を行ったところ、発生したダストが直ちに炉外へと排
出されるため、ダストの付着が発生せず、高品質な光フ
ァイバを得ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。ま
ず、実施例1に用いた線引き加熱炉を図1を用いて説明
する。光ファイバ用ガラス母材1は、電気ヒータ2を具
備する加熱炉3の上部に設けられた光ファイバ用ガラス
母材導入口4から徐々に該加熱炉3の中にの炉心管5内
に導入される。そして、炉心管5の外周に設けた電気ヒ
ータ2の部分を通る際に加熱され、前記加熱炉下方にあ
る図示しない引き取り装置に引き取られて線引きされ
る。つまり、前記加熱炉3の下部に設けられた光ファイ
バ引き取り口6から光ファイバ7となって引きだされ
る。また、上部不活性ガス供給口8及び下部不活性ガス
供給口9からは不活性ガス、具体的にはArガスが流さ
れており、かつそのガス流量は下部不活性ガス供給口9
によるものの方が大きい。したがって、この場合は、炉
心管5内には下方から上方へと不活性ガスが流れてい
る。なお、前記炉心管5の内部の光ファイバ用ガラス母
材1の外径が1mm 〜10mmとなる位置には、スリーブ10
によって図示しない強制排出装置を具備した炉内ガス排
出口11が形成されている。
ず、実施例1に用いた線引き加熱炉を図1を用いて説明
する。光ファイバ用ガラス母材1は、電気ヒータ2を具
備する加熱炉3の上部に設けられた光ファイバ用ガラス
母材導入口4から徐々に該加熱炉3の中にの炉心管5内
に導入される。そして、炉心管5の外周に設けた電気ヒ
ータ2の部分を通る際に加熱され、前記加熱炉下方にあ
る図示しない引き取り装置に引き取られて線引きされ
る。つまり、前記加熱炉3の下部に設けられた光ファイ
バ引き取り口6から光ファイバ7となって引きだされ
る。また、上部不活性ガス供給口8及び下部不活性ガス
供給口9からは不活性ガス、具体的にはArガスが流さ
れており、かつそのガス流量は下部不活性ガス供給口9
によるものの方が大きい。したがって、この場合は、炉
心管5内には下方から上方へと不活性ガスが流れてい
る。なお、前記炉心管5の内部の光ファイバ用ガラス母
材1の外径が1mm 〜10mmとなる位置には、スリーブ10
によって図示しない強制排出装置を具備した炉内ガス排
出口11が形成されている。
【0011】前述した線引き加熱炉を用いて、線引計算
長約 100Kmの光ファイバ用ガラス母材を用いて10本の光
ファイバを線引きした。この結果得られた光ファイバ7
をスクリーニングテストしたところ、生じた断線は7回
であった。
長約 100Kmの光ファイバ用ガラス母材を用いて10本の光
ファイバを線引きした。この結果得られた光ファイバ7
をスクリーニングテストしたところ、生じた断線は7回
であった。
【0012】実施例2として、炉内ガス排出口11がス
リーブ10の光ファイバ用ガラス母材1の外径が1mm 〜
10mmである位置相当する部分に形成されている以外は実
施例1と全く同様の装置でかつ同一の線引きの条件で光
ファイバの線引きをおこなった。この結果得られた光フ
ァイバを1をスクリーニングテストしたところ、生じた
断線は5回であった。
リーブ10の光ファイバ用ガラス母材1の外径が1mm 〜
10mmである位置相当する部分に形成されている以外は実
施例1と全く同様の装置でかつ同一の線引きの条件で光
ファイバの線引きをおこなった。この結果得られた光フ
ァイバを1をスクリーニングテストしたところ、生じた
断線は5回であった。
【0013】比較例として、加熱炉3内に炉内ガス排出
口を有しない以外は実施例1、2と全く同様の装置であ
る同一の線引条件で光ファイバの線引きをおこなった。
この結果得られた光ファイバを1をスクリーニングテス
トしたところ、断線は13回生じた。
口を有しない以外は実施例1、2と全く同様の装置であ
る同一の線引条件で光ファイバの線引きをおこなった。
この結果得られた光ファイバを1をスクリーニングテス
トしたところ、断線は13回生じた。
【0014】以上の結果より、実施例(本発明の線引き
用加熱炉を用いた場合)では断線の回数が、比較例(従
来の線引き用加熱炉を用いた場合)よりも半分近く少な
いことがわかった。
用加熱炉を用いた場合)では断線の回数が、比較例(従
来の線引き用加熱炉を用いた場合)よりも半分近く少な
いことがわかった。
【0015】なお、本実施例ではいずれも炉内の不活性
ガスを炉の下方から上方へと流したが、炉内ガスを上方
から下方へと流した場合にも、本発明が効果を奏するこ
とは明らかである。
ガスを炉の下方から上方へと流したが、炉内ガスを上方
から下方へと流した場合にも、本発明が効果を奏するこ
とは明らかである。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、断線の少ない高品質な
光ファイバを製造することが可能な光ファイバの線引き
加熱炉が提供される。
光ファイバを製造することが可能な光ファイバの線引き
加熱炉が提供される。
【図1】図1は、実施例1に示した本発明の光ファイバ
の線引き加熱炉の一実施例である。
の線引き加熱炉の一実施例である。
【図2】図2は、実施例2に示した本発明の光ファイバ
の線引き加熱炉の一実施例である。
の線引き加熱炉の一実施例である。
【図3】図3は、従来の光ファイバの線引き加熱炉であ
る。
る。
1…光ファイバ用ガラス母材 2…電気ヒータ 3…加熱炉 4…光ファイバ用ガラス母材導入口 5…炉心管 6…光ファイバ引き取り口 7…光ファイバ 8…上部不活性ガス供給口 9…下部不活性ガス供給口 10…スリーブ 11…炉内ガス排出口
Claims (1)
- 【請求項1】 炉心管の外周にヒータを有する加熱炉で
あって、前記炉心管の一端から光ファイバ用ガラス母材
を導入して、これを加熱線引きし、他端から光ファイバ
を引き出す光ファイバ線引用加熱炉において、前記光フ
ァイバ用ガラス母材が過熱線引きされて、その外径が1m
m 〜10mmとなる位置に炉内ガスを強制排気する炉内ガス
排出口を設けたことを特徴とする光ファイバ線引用加熱
炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13540295A JPH08333130A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 光ファイバ線引用加熱炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13540295A JPH08333130A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 光ファイバ線引用加熱炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08333130A true JPH08333130A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15150888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13540295A Pending JPH08333130A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 光ファイバ線引用加熱炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08333130A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006240930A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Hitachi Cable Ltd | 光ファイバ線引炉及び光ファイバの線引方法 |
CN115335337A (zh) * | 2020-03-23 | 2022-11-11 | 住友电气工业株式会社 | 光纤拉丝炉以及光纤制造方法 |
-
1995
- 1995-06-01 JP JP13540295A patent/JPH08333130A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006240930A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Hitachi Cable Ltd | 光ファイバ線引炉及び光ファイバの線引方法 |
JP4655685B2 (ja) * | 2005-03-04 | 2011-03-23 | 日立電線株式会社 | 光ファイバ線引炉及び光ファイバの線引方法 |
CN115335337A (zh) * | 2020-03-23 | 2022-11-11 | 住友电气工业株式会社 | 光纤拉丝炉以及光纤制造方法 |
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