JPH0869404A - データのバックアップ方法及びそれを利用したデータ処理装置 - Google Patents

データのバックアップ方法及びそれを利用したデータ処理装置

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JPH0869404A
JPH0869404A JP6203147A JP20314794A JPH0869404A JP H0869404 A JPH0869404 A JP H0869404A JP 6203147 A JP6203147 A JP 6203147A JP 20314794 A JP20314794 A JP 20314794A JP H0869404 A JPH0869404 A JP H0869404A
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雅美 山口
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明の目的は、バックアップ時のデータの
転送時間を短縮することである。 【構成】 データ処理装置11で変更されたデータをN
MS21にバックアップする場合には、NMS21にバ
ックアップされているデータのバージョンと、データ変
更履歴管理領域16に記憶されているデータのバージョ
ンとが一致するか否かを判別する。データのバージョン
が一致した場合には、データ変更履歴管理領域16に記
憶されているデータの変更分を、通信回線を介してNM
S21へ転送する。判別の結果、データのバージョンが
一致しなかった場合には、データ処理装置11のEEP
ROM12に記憶さている変更部分以外を含む全データ
をNMS21へ転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理装置に記憶
されたデータを、通信回線を介してデータ記憶装置にバ
ックアップするときのバックアップ方法及びそれを利用
してバックアップを行うデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】データ処理装置の処理能力が向上するに
つれ、1台または複数台のデータ処理装置で処理するデ
ータ量も増大し、データのバックアップを行うことが益
々重要となってきている。特に、複数のデータ処理装置
がネットワークに接続されたシステムでは、データ処理
装置内あるいはネットワーク内で何らかの異常が発生し
てデータが失われたときに、速やかにデータを復元しな
いと、ネットワーク全体がダウンする可能性がある。そ
のため、ネットワーク上にデータ記憶装置を設け、その
データ記憶装置に最新のデータをバックアップしておい
て、異常が発生してデータが失われたときには、データ
記憶装置にバックアップされているデータを用いること
でシステムダウンとなるのを防止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したネットワーク
システムにおいて、データを確実に保存しておくために
は、常に最新のデータをデータ記憶装置にバックアップ
しておく必要があり、そのため変更されたデータをデー
タ処理装置からデータ記憶装置に通信回線を介して転送
する必要がある。しかしながら、データが変更される度
にデータ処理装置からデータ記憶装置にデータを転送す
るのでは、通信回線の利用時間に占めるデータのバック
アップ時間の割合がが高くなり、通信回線の利用効率が
低下するという問題点があった。
【0004】本発明の目的は、データのバックアップ時
間を短縮し、通信回線の利用効率を高めることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】データ処理装置に記憶さ
れているデータを通信回線を介してデータ記憶装置にバ
ックアップするときに、本発明のバックアップ方法で
は、バックアップ時に、前回のバックアップ時のデータ
との変更分を前記データ記憶装置に転送する。
【0006】図1は、本発明のバックアップ方法に基づ
いてデータのバックアップを行うデータ処理装置の原理
ブロック図である。このデータ処理装置は、データを記
憶する記憶手段と、データの変更分と該データの変更履
歴情報とを記憶する変更データ記憶手段と、データのバ
ックアップを行う際に、変更データ記憶手段に記憶され
ているデータの変更分とそのデータの変更履歴情報と
を、通信回線を介してデータ記憶装置に転送するデータ
転送手段とを備える。
【0007】
【作用】本発明のバックアップ方法にれば、変更された
データをデータ処理装置からデータ記憶装置にバックア
ップする際、データの変更分のみを転送し、変更されて
いないデータは転送しないので、転送時間が大幅に短縮
され、通信回線の利用効率が向上する。
【0008】また、本発明のデータ処理装置では、デー
タの変更分とそのデータの変更履歴情報とを記憶してお
いて、通信回線を介してデータ記憶装置にデータをバッ
クアップする際に、記憶されているデータの変更分とそ
の変更履歴情報のみを転送するようにしたので、データ
の転送時間が短縮され、通信回線の利用効率が向上す
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図2は、本発明のバックアップ方法に基づい
てデータのバックアップを行うネットワークシステムの
システム構成図である。
【0010】同図において、データ処理装置11は、ユ
ーザによるデータ入力、データの変更等が行われる装置
であり、変更されたデータを記憶するEEPROM12
と、不揮発性メモリ13と、データを一時記憶しておく
RAM14と、通信インターフェース15と、データの
変更分及びデータの変更履歴情報が記憶されるデータ変
更履歴管理領域16と、それらを制御するCPU17と
からなる。なお、データ変更履歴管理領域16は、不揮
発性メモリ13あるいはEEPROM12の内部に設け
てもよい。
【0011】NMS(Network Management System )2
1は、ネットワークに接続されているデータ処理装置1
1のデータのバックアップを行う装置であり、バックア
ップデータを記憶するEEPROM22と、不揮発性メ
モリ23と、RAM24と、通信インターフェース25
と、それらを制御するCPU26とからなる。
【0012】上記データ処理装置11とNMS21とは
通信回線を介し、さらにモデムあるいはCPUのEnbede
d Operation Channel 等を介して接続されている。次
に、データ変更履歴管理領域16の構成を図3を参照し
て説明する。データ変更履歴管理領域16には、その領
域内に記憶されているデータのバージョンを記憶するデ
ータバージョン管理フィールド31と、そのバージョン
のサブバージョンを記憶するデータ変更履歴バージョン
フィールド32ー1と、次の変更履歴情報の格納アドレ
スを記憶する次入力先ポインタフィールド33ー1と、
データの変更数を記憶するデータ変更回数管理フィール
ド34ー1と、1番目の変更データのEEPROM12
の格納位置を示す開始アドレスを記憶するデータ入力開
始アドレスフィールド35-1-1と、1番目の変更データ
の終了アドレスを記憶するデータ入力終了アドレスフィ
ールド36-1-1と、実際の変更データを記憶する変更デ
ータフィールド37-1-1とが設けられている。さらに、
それらの領域に続いて、2番目、3番目・・・の変更デ
ータの開始アドレス、終了アドレス及び実際の変更デー
タを記憶するデータ入力開始アドレスフィールド35-1
-2、35-1-3・・・、データ入力終了アドレスフィール
ド36-1-2、36-1-3・・・及び変更データフィールド
37-1-2、37-1-3・・・が設けられている。
【0013】データ変更履歴管理領域16には、この他
に2回目、3回目・・・の変更データ及びその変更履歴
情報を記憶する同様のフィールドが設けられる。次に、
変更されたデータをデータ変更履歴管理領域16に格納
する際の処理内容を、図4及び図5のフローチャートを
参照して説明する。
【0014】図4のステップS1でデータの変更が行わ
れると、次のステップS2でデータ変更履歴管理領域1
6に今回のデータの変更分を全て記憶するだけのメモリ
容量があるか否かを判別する。この判別でデータ変更履
歴管理領域16に今回変更したデータを全て記憶できる
メモリ容量があると判別されたときには、ステップS3
に進みデータ変更履歴管理16のデータバージョン管理
フィールド31の次のアドレス、あるいは1番目の次入
力先ポインタフィールド33ー1の指すアドレスに「F
F」が書き込まれているか否か判別する。
【0015】この判別で、データバージョン管理フィー
ルド31の次のアドレス、あるいは次入力先ポインタフ
ィールド33ー1の指すアドレスに「FF]が書き込ま
れていないと判別されたときには(S3,NO)、ステ
ップS4に進み次の次入力先ポインタフィールド33ー
2の指すアドレスに「FF]が書き込まれているか否か
を判別する。以下、「FF」の書き込まれている領域を
検出するまで上記の処理を繰り返す。
【0016】ステップS3の判別で、次入力先ポインタ
フィールド33ーi(i番目の次入力先ポインタフィー
ルド)の指すアドレスに「FF」が書き込まれていると
判別されたときには、次のステップS5でデータ変更履
歴バージョン管理フィールド32ーi(i番目のデータ
変更履歴バージョン管理フィールド)に新しいバージョ
ンナンバーを設定する。そして、次のステップS6で次
回の変更データのバックアップにに備えて次入力先ポイ
ンタフィールド32−(i+1) を確保する。その後、デー
タ変更数管理フィールド34ーiに今回変更されたデー
タの個数を入力する。さらに、ステップS8で1番目の
変更データのEEPROM12における格納位置を示す
先頭アドレスを、1番目のデータ入力開始アドレスフィ
ールド35-i-1に格納し、次のステップS9で同様に1
番目の変更データの最終アドレスをデータ入力終了アド
レスフィールド36-i-1に格納する。さらに、ステップ
S10で1番目の変更データを変更データフィールド3
7-i-1に格納する。
【0017】次に、図5のステップS11で、今回変更
されたデータの個数分のバックアップが完了したか否か
を判別する。この判別で、変更されたデータの個数分の
データのバックアップが完了していないと判別されたと
きには、図4のステップS8に戻り、2番目の変更デー
タのEEPROM12における先頭アドレスを2番目の
データ入力開始アドレスフィールド35-i-2に格納し、
以下、上述したS8〜S11の処理を繰り返す。
【0018】他方、図5のステップS11の判別で全て
の変更データのバックアップが完了したと判別されたと
きには、最後のデータを格納した変更データフィールド
37-i-nの次のアドレスを、次回のデータ変更時の変更
データの格納アドレスとして、先に確保した次入力先ポ
インタフィールド33ーiに設定する。さらに、ステッ
プS13でその次入力先ポインタフィールド33−iに
設定されたアドレス、すなわち今回の変更データのバッ
クアップで使用されたメモリエリアの最終アドレスの次
のアドレスに「FF」を書き込み、データ変更履歴管理
領域16対する変更データの格納処理を終了する。
【0019】一方、図4のステップS2の判別で、デー
タ変更履歴管理領域16の残りのメモリエリアが少な
く、今回の変更データを全て記憶することができないと
判別されたときには、ステップS14に進みデータ変更
履歴管理領域16の各フィールドをクリアする、そし
て、次のステップS15でデータバージョン管理フィー
ルド31のバージョンを前回のバージョンより1つ上
げ、次のアドレスに「FF」を書き込む。
【0020】ここで、上述した変更データの格納処理
で、データ変更履歴管理領域16に記憶されるデータに
ついて説明する。図6、図7及び図8は、データ変更履
歴管理領域16にデータの変更分を記憶する領域が存在
する場合のデータ変更履歴管理領域16の内容を示す図
である。
【0021】図6(a) は、データ変更履歴管理領域16
の各フィールドがクリアされた後、データバージョン管
理フィールド31にデータのバージョンとして「A」が
設定されたときの状態を示しており、データバージョン
管理フィールド31の次のフィールドには「FF」が記
憶されている。なお、図6で斜線で示す領域は、既に入
力が行われた領域を示しており、点線で示す領域は、確
保された次入力先ポインタフィールドを示しており、次
の変更データを記憶するアドレスが決定した時点で、そ
のフィールドにアドレスが書き込まれる。
【0022】この状態で、変更されたデータのデータ変
更履歴管理領域16へのバックアップが開始されると、
図6(b) に示すように最初のデータ変更履歴バージョン
フィールド32ー1に、新たなバージョンとして「A−
1」が設定され、さらに図6(C) に示すように次入力先
ポインタフィールド33ー1が確保され、図6(d) に示
すように、データ変更数管理フィールド34ー1に今回
変更するデータ数Nが設定される。
【0023】さらに、図7(e) に示すように、1番目の
変更データ#1のEEPROM12における格納アドレ
スの先頭アドレスが、次のデータ入力開始アドレスフィ
ールド35-1-1に記憶され、その変更データ#1の最終
アドレスが、次のデータ入力終了アドレスフィールド3
6-1-1に記憶され、さらに変更データ#1が、次のデー
タ変更データフィールド37-1-1に格納される。以下、
順に2番目、3番目の変更データ#2、#3の先頭アド
レス、最終アドレス及び変更データが、2番目、3番目
のデータ入力開始アドレスフィールド35-1-2、35-1
-3、データ入力終了アドレスフィールド36-1-2、36
-1-3及び変更データフィールド37-1-2、37-1-3に、
それぞれ記憶される。
【0024】次に、データ変更履歴管理領域16に変更
データ及びその変更履歴管理情報が格納された後、再度
データの変更が行われ、それらのデータをデータ変更履
歴管理領域16に格納する場合の各フィールドの内容
を、図8を参照して説明する。
【0025】この場合、バージョンA−1のデータのバ
ックアップが終了しているので、同図(h) に示すよう
に、最初の次入力先ポインタフィールド33ー1の指す
アドレスに「FF」が書き込まれている。そこで、その
「FF」が書き込まれている位置、つまり2番目のデー
タ変更履歴バージョンフィールド32ー2に、バージョ
ンAの2番目のバージョンであることを示すバージョン
ナンバー「A−2」を格納した後(図8(i) の状態)、
それ以降の各フィールドに、今回変更されたデータのデ
ータ変更数、データ入力開始アドレス、データ入力終了
アドレス、変更データ等を格納する。
【0026】次に、図9は、新たな変更データを格納す
る場合に、データ変更履歴管理領域16のメモリ領域が
足りず、データ変更履歴管理領域16 の各フィールドを
一旦クリアして、その後変更データを格納したときの各
フィールドの内容を示す図である。
【0027】領域が足りない場合には、データ変更履歴
管理領域16の各フィールドがクリアされる。この結
果、同図(a) に示すデータバージョン管理フィールド3
1、データ変更履歴バージョンフィールド32−1、そ
の他のフィールドのデータがクリアされ、同図(b) に示
す状態となる。その後、同図(c) に示すように、データ
のバージョンが「A」から「B」に変更され、その次の
データ変更履歴バージョンフィールド32−1に「F
F」が書き込まれる。
【0028】次に、データ処理装置11のデータをNM
S21へバックアップする場合の手順を、図10を参照
して説明する。データ処理装置11は、図10のステッ
プS21で、ユーザからNMS21に対するバックアッ
プ要求を受け付けると、次のステップS23でNMS2
1が前回バックアップしたデータのバージョンと、自装
置のデータバージョン管理フィールド31に記憶されて
いるデータのバージョンが一致するか否かを判別する。
【0029】この判別で両者のバージョンが一致すると
判別されたときには、データ処理装置11は、次のステ
ップS23でデータ変更履歴管理領域16に記憶されて
いるデータの変更分のみを、通信インタフェース15を
介してNMS21に転送する。
【0030】NMS21は、ステップS24で、自装置
の通信インタフェース25を介してデータ処理装置11
から送信されるデータの変更分を受信したなら、次のス
テップS25で前回バックアップしたデータに今回受信
したデータの変更分を結合し、結合したデータを自装置
のEEPROM22に格納する。
【0031】他方、ステップS22の判別で、NMS2
1が前回バックアップしたデータのバージョンと、デー
タ処理装置11のデータ変更履歴管理領域16のデータ
バージョン管理フィールド31に記憶されているバージ
ョンが一致しないと判別されたときには、データ処理装
置11は、ステップS26でEEPROM12に記憶さ
れている今回変更された全データの送信行う。NMS2
1は、ステップS27で、データ処理装置11から送信
されてくる全データを受信する。
【0032】すなわち、NMS21にバックアップされ
ているデータのバージョンとデータ処理装置11のデー
タ変更履歴管理領域16に記憶されているデータのバー
ジョンとが一致する場合には、データの変更分のみをデ
ータ処理装置11からNMS21に転送し、バージョン
が一致しない場合のみ、データ処理装置11に記憶され
ている全データをNMS21に転送するようにしてい
る。従って、データ処理装置11のデータをNMS21
へバックアップする場合に、その都度全データを送信す
る必要がないので、データの送信時間を大幅に短縮する
ことができる。
【0033】NMS21は、ステップS28で、更新し
たデータ、すなわち自装置のEEPROM22に記憶さ
れているデータと、データ処理装置11から送信された
データの変更分とを結合したデータ、あるいはバージョ
ンが不一致でデータ処理装置11から送信された全デー
タのチェックサムを計算し、その計算結果をデータ処理
装置11に通知する。
【0034】データ処理装置11は、ステップS29
で、NMS21から通知されたチェックサムと、自装置
のEEPROM12に記憶されているデータのチェック
サムとが一致するか否かを判別する。
【0035】この判別でチェックサムが一致しない場合
には、データ処理装置11は、ステップS30で自装置
のEEPROM12に記憶されているデータの送信要求
を行い、EEPROM12に記憶されている今回変更さ
れた全データをNMS21へ送信する。NMS21は、
ステップS31で、データ処理装置11から送信される
全データを受信し、ステップS28の処理を再度実行す
る。
【0036】他方、ステップS29の判別で、NMS2
1で更新されたデータのチェックサムと、データ処理装
置11のEEPROM12に記憶されているデータのチ
ェックサムとが一致したときには、そこでデータのバッ
クアップ処理を終了する。
【0037】なお、上述した実施例では、データ変更履
歴管理領域16が一杯となり、新たな変更データが格納
できないときには、各フィールドを一旦クリアし、デー
タバージョン管理フィールド31に記憶されているデー
タのバージョンを変更するようにしているが、データ変
更履歴管理領域16が一杯になった時点で、各フィール
ドに記憶されているデータをNMS21にバックアップ
し、その後各フィールドをクリアするようにしても良
い。このようにすると、NMS21にバックアップされ
ているデータのバージョンと、データ変更履歴管理領域
16に記憶されているデータのバージョンとが常に一致
するようになるので、NMS21にデータをバックアッ
プするときに、常にデータの変更分のみを送信するだけ
でよい。
【0038】以上述べたように、上記実施例では、デー
タ処理装置11のデータをNMS21にバックアップす
る場合に、データの変更分のみを送信するようにしたの
で、データ処理装置11とNMS21との間のデータ転
送時間を大幅に短縮し、通信回線の利用効率をより向上
させることができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、入力されたデータを別
の装置にバックアップする際に、前回バックアップ時の
データとの変更分を送信するようにしたので、バックア
ップ時のデータの転送時間を大幅に短縮することがで
き、通信回線の利用効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の実施例のネットワークシステムのシス
テム構成図である。
【図3】データ変更履歴管理領域の構成を示す図であ
る。
【図4】変更されたデータをデータ変更履歴管理領域に
格納する際の処理内容を示すフローチャート(その1)
である。
【図5】変更されたデータをデータ変更履歴管理領域に
格納する際の処理内容を示すフローチャート(その2)
である。
【図6】変更されたデータを記憶する領域が存在する場
合のデータ変更履歴管理領域の内容を示す図(その1)
である。
【図7】変更されたデータを記憶する領域が存在する場
合のデータ変更履歴管理領域の内容を示す図(その2)
である。
【図8】変更されたデータを記憶する領域が存在する場
合のデータ変更履歴管理領域の内容を示す図(その3)
である。
【図9】変更されたデータを記憶する領域が足りない場
合のデータ変更履歴管理領域の内容を示す図である。
【図10】NMSに対するデータのバックアップ手順を
示す図である。
【符号の説明】
11 データ処理装置 12、22 EEPROM 16 データ変更履歴管理領域 21 NMS

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ処理装置に記憶されているデータ
    を通信回線を介してデータ記憶装置にバックアップする
    ときのバックアップ方法であって、 バックアップ時に、前回バックアップ時のデータとの変
    更分を前記データ記憶装置に転送することを特徴とする
    データのバックアップ方法。
  2. 【請求項2】 前記データ処理装置に前記データの変更
    分と該データの変更履歴情報とを記憶し、 前記データ記憶装置に該データと該データの変更履歴情
    報とを記憶し、 バックアップ時に、前記データ処理装置に記憶されてい
    るデータの変更履歴情報と、前記データ記憶装置にバッ
    クアップされているデータの変更履歴情報とが一致する
    か否かを判別し、 変更履歴情報が一致するときには、一致する変更履歴情
    報を有するデータの変更分を該データ記憶装置に転送
    し、変更履歴情報が一致しないときには、変更された全
    データを該データ記憶装置に転送することを特徴とする
    請求項1記載のデータのバックアップ方法。
  3. 【請求項3】 データを記憶する記憶手段と、 前記データの変更分と該データの変更履歴情報とを記憶
    する変更データ記憶手段と、 データのバックアップを行う際に、前記変更データ記憶
    手段に記憶されているデータの変更分と該データの変更
    履歴情報とを、通信回線を介してデータ記憶装置に転送
    するデータ転送手段とを備えることを特徴とするデータ
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記変更データ記憶手段は、変更された
    データを記憶する際に、記憶領域が不足するときには、
    該変更データ記憶手段に記憶されているデータの変更分
    と該データの変更履歴情報とを前記データ記憶装置に転
    送した後、該変更データ記憶手段の記憶領域をクリアし
    て、該記憶領域に次の変更データを記憶させる記憶制御
    手段を有することを特徴とする請求項3記載のデータ処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記変更データ記憶手段は、データの変
    更履歴情報としてデータの変更履歴を示すバージョンを
    記憶し、 前記データ転送手段は、前記変更データ記憶装置にバッ
    クアップされているデータのバージョンが、前記変更デ
    ータ記憶手段に記憶されているデータのバージョンと一
    致するか否かを判別し、データのバージョンが一致する
    ときには、該変更データ記憶手段に記憶されている同一
    のバージョンのデータの変更分を前記データ記憶装置に
    転送し、データのバージョンが一致しないときには、前
    記記憶手段に記憶されているバックアップすべき全デー
    タを前記データ記憶装置に転送することを特徴とする請
    求項3記載のデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶制御手段は、データの変更が行
    われ、該データの変更分を記憶する領域が不足したとき
    に、該領域をクリアした後、データの変更履歴を示すバ
    ージョンを変更し、該領域にデータの変更分を記憶させ
    ることを特徴とする請求項4記載のデータ処理装置。
JP6203147A 1994-08-29 1994-08-29 データのバックアップ方法及びそれを利用したデータ処理装置 Pending JPH0869404A (ja)

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