JPH11149388A - 2重化装置におけるデータ同期の高速化方式 - Google Patents
2重化装置におけるデータ同期の高速化方式Info
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- JPH11149388A JPH11149388A JP9318458A JP31845897A JPH11149388A JP H11149388 A JPH11149388 A JP H11149388A JP 9318458 A JP9318458 A JP 9318458A JP 31845897 A JP31845897 A JP 31845897A JP H11149388 A JPH11149388 A JP H11149388A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 2重化装置において、2重化装置間のデータ
転送に要するCPU使用率の最小化および転送の高速化
をすることを目的とする。 【解決手段】 2重化装置における各々の装置1,2は
予め具備する主記憶装置上に第1と第2の主記憶領域を
具備し、一方の装置における第1の主記憶領域にデータ
の格納/更新が行われると該格納/更新が行われたデー
タを、インタフェース制御アダプタ4,5内のDMA転
送手段を介して他方の装置における第2の主記憶領域に
転送する。
転送に要するCPU使用率の最小化および転送の高速化
をすることを目的とする。 【解決手段】 2重化装置における各々の装置1,2は
予め具備する主記憶装置上に第1と第2の主記憶領域を
具備し、一方の装置における第1の主記憶領域にデータ
の格納/更新が行われると該格納/更新が行われたデー
タを、インタフェース制御アダプタ4,5内のDMA転
送手段を介して他方の装置における第2の主記憶領域に
転送する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2重化された装置
におけるデータ同期方式に関し、特にデータ同期の高速
化方式に関する。
におけるデータ同期方式に関し、特にデータ同期の高速
化方式に関する。
【0002】
【従来の技術】オンラインシステムなどにおける2重化
装置は、耐故障性を考慮しハードウェア故障等の障害で
一方の装置の処理の継続が不可能になった時に他方の装
置で処理を継続し、外見えに装置の障害をマスクするた
めのものである。
装置は、耐故障性を考慮しハードウェア故障等の障害で
一方の装置の処理の継続が不可能になった時に他方の装
置で処理を継続し、外見えに装置の障害をマスクするた
めのものである。
【0003】2重化の方法としては、2重化された両装
置に同一の処理を行わせる方法と通常は異なる処理を行
わせ障害時に残された装置が障害装置の処理を引き継ぐ
方法とがある。前者の場合、両装置に同一の処理を行わ
せるため性能的には1台の装置の性能しか出すことがで
きない。これに対して後者の場合、通常は両装置で異な
る処理を行っているため2台分の性能を出すことができ
る。
置に同一の処理を行わせる方法と通常は異なる処理を行
わせ障害時に残された装置が障害装置の処理を引き継ぐ
方法とがある。前者の場合、両装置に同一の処理を行わ
せるため性能的には1台の装置の性能しか出すことがで
きない。これに対して後者の場合、通常は両装置で異な
る処理を行っているため2台分の性能を出すことができ
る。
【0004】しかし後者の場合、一方の装置に障害が発
生した時、残りの装置が処理を引き継ぐために、通常時
に互いに他方の処理結果等を受け取っておく必要があ
る。この方法としては、2重化された装置が互いに共有
する外部記憶装置(ディスク)を介してデータの送受信
を行う方法と、装置間にデータ送受信インタフェースを
備え、このインタフェースを用いて直接データの送受信
を行う方法とがある。しかし前者の場合外部記憶装置を
介すため、後者の方法のほうが性能は高い。
生した時、残りの装置が処理を引き継ぐために、通常時
に互いに他方の処理結果等を受け取っておく必要があ
る。この方法としては、2重化された装置が互いに共有
する外部記憶装置(ディスク)を介してデータの送受信
を行う方法と、装置間にデータ送受信インタフェースを
備え、このインタフェースを用いて直接データの送受信
を行う方法とがある。しかし前者の場合外部記憶装置を
介すため、後者の方法のほうが性能は高い。
【0005】しかし後者であっても、本来2重化されて
いない装置と比較すれば2重化のためのデータ送受信の
処理分性能が低下することになり、本データ送受信の性
能を少しでも向上させる必要がある。その一例として、
公開特許公報「特開平7−3214」に示された高速デ
ータ転送方式がある。
いない装置と比較すれば2重化のためのデータ送受信の
処理分性能が低下することになり、本データ送受信の性
能を少しでも向上させる必要がある。その一例として、
公開特許公報「特開平7−3214」に示された高速デ
ータ転送方式がある。
【0006】特開平7−3214に示された高速データ
転送方式は、装置間のインタフェースを2重化し各々の
インタフェースを単方向としてインタフェース(バス)
の使用権の獲得を高速化することを目的としている。従
来と比べれば、この方法でデータ転送性能は改善され
る。
転送方式は、装置間のインタフェースを2重化し各々の
インタフェースを単方向としてインタフェース(バス)
の使用権の獲得を高速化することを目的としている。従
来と比べれば、この方法でデータ転送性能は改善され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の特開平
7−3214に示された高速データ転送方式では、デー
タ転送の処理自身はCPUによって行われるため、従来
と同様、CPUの処理を消費するという欠点があった。
7−3214に示された高速データ転送方式では、デー
タ転送の処理自身はCPUによって行われるため、従来
と同様、CPUの処理を消費するという欠点があった。
【0008】本発明は以上の点に着目してなされたもの
で、2重化された装置の装置間のデータ転送に可能な限
りCPUを消費させない方法を提供することを目的とす
る。
で、2重化された装置の装置間のデータ転送に可能な限
りCPUを消費させない方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、2
重化装置におけるデータ同期の高速化方式において、前
記2重化装置における各々の装置は予め具備する主記憶
装置上に第1と第2の主記憶領域を具備し、一方の装置
における前記第1の主記憶領域にデータの格納/更新が
行われると該格納/更新が行われたデータをDMA転送
手段を介して他方の装置における前記第2の主記憶領域
に転送することを特徴とする。
重化装置におけるデータ同期の高速化方式において、前
記2重化装置における各々の装置は予め具備する主記憶
装置上に第1と第2の主記憶領域を具備し、一方の装置
における前記第1の主記憶領域にデータの格納/更新が
行われると該格納/更新が行われたデータをDMA転送
手段を介して他方の装置における前記第2の主記憶領域
に転送することを特徴とする。
【0010】また、本願の第2の発明は、第1の発明に
おける前記DMA転送手段により転送される前記データ
の前記他方の装置における前記第2の主記憶領域の送信
先アドレス=前記他方の装置における前記第2の主記憶
領域の先頭アドレス+(前記第1の主記憶領域の送信元
アドレス−前記第1の主記憶領域の先頭アドレス)であ
ることを特徴とする。
おける前記DMA転送手段により転送される前記データ
の前記他方の装置における前記第2の主記憶領域の送信
先アドレス=前記他方の装置における前記第2の主記憶
領域の先頭アドレス+(前記第1の主記憶領域の送信元
アドレス−前記第1の主記憶領域の先頭アドレス)であ
ることを特徴とする。
【0011】また、本願の第3の発明は、2重化装置に
おけるデータ同期の高速化方式において、各々の装置に
は、該各々の装置の主記憶装置上に自身で処理した処理
結果を格納する第1の主記憶領域と相手装置の処理結果
を格納する第2の主記憶領域と、前記相手装置内の前記
第2の主記憶領域の先頭アドレスを格納する先頭アドレ
ス格納領域と、前記相手装置内の前記第2の主記憶領域
の前記先頭アドレスを取得するための先頭アドレス取得
手段と、前記相手装置へデータを送信する際に該相手装
置の前記第2の主記憶領域上のアドレスを算出する相手
装置アドレス算出手段と、前記相手装置へのデータ送信
要求手段とを備え、前記各々の装置側に各々存在するイ
ンタフェース制御アダプタには、自側の前記装置の前記
第1の主記憶領域及び前記第2の主記憶領域との間で直
接データ転送を行うDMA転送手段と、前記自側の装置
からの前記データ送信要求手段による処理要求によりイ
ンタフェースを介しデータの転送処理を行うデータ転送
処理手段を備えることにより、2重化装置間のデータの
転送処理の性能を向上させることを特徴とする。
おけるデータ同期の高速化方式において、各々の装置に
は、該各々の装置の主記憶装置上に自身で処理した処理
結果を格納する第1の主記憶領域と相手装置の処理結果
を格納する第2の主記憶領域と、前記相手装置内の前記
第2の主記憶領域の先頭アドレスを格納する先頭アドレ
ス格納領域と、前記相手装置内の前記第2の主記憶領域
の前記先頭アドレスを取得するための先頭アドレス取得
手段と、前記相手装置へデータを送信する際に該相手装
置の前記第2の主記憶領域上のアドレスを算出する相手
装置アドレス算出手段と、前記相手装置へのデータ送信
要求手段とを備え、前記各々の装置側に各々存在するイ
ンタフェース制御アダプタには、自側の前記装置の前記
第1の主記憶領域及び前記第2の主記憶領域との間で直
接データ転送を行うDMA転送手段と、前記自側の装置
からの前記データ送信要求手段による処理要求によりイ
ンタフェースを介しデータの転送処理を行うデータ転送
処理手段を備えることにより、2重化装置間のデータの
転送処理の性能を向上させることを特徴とする。
【0012】また、本願の第4の発明は、各々の装置は
予め具備する主記憶装置上に第1と第2の主記憶領域を
具備し、一方の装置における前記第1の主記憶領域にデ
ータの格納/更新が行われると該格納/更新が行われた
データをDMA転送手段を介して他方の装置における前
記第2の主記憶領域に転送する2重化装置を用いたオン
ライン情報処理システムであることを特徴とする。
予め具備する主記憶装置上に第1と第2の主記憶領域を
具備し、一方の装置における前記第1の主記憶領域にデ
ータの格納/更新が行われると該格納/更新が行われた
データをDMA転送手段を介して他方の装置における前
記第2の主記憶領域に転送する2重化装置を用いたオン
ライン情報処理システムであることを特徴とする。
【0013】また、本願の第5の発明は、各々の装置は
予め具備する主記憶装置上に第1と第2の主記憶領域を
具備し、一方の装置における前記第1の主記憶領域にデ
ータの格納/更新が行われると該格納/更新が行われた
データをDMA転送手段を介して他方の装置における前
記第2の主記憶領域に転送する2重化装置を用いたオン
ライン制御システムであることを特徴とする。
予め具備する主記憶装置上に第1と第2の主記憶領域を
具備し、一方の装置における前記第1の主記憶領域にデ
ータの格納/更新が行われると該格納/更新が行われた
データをDMA転送手段を介して他方の装置における前
記第2の主記憶領域に転送する2重化装置を用いたオン
ライン制御システムであることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1(a)は本発明の2重化装置における
データ同期の高速化方式の一実施の形態を示す装置のブ
ロック図である。装置1は主記憶上に2つの主記憶領域
10,20と、2重化の相手装置2(図2を参照、装置
1と同じ構造)の主記憶領域20の先頭アドレス格納領
域30と、先頭アドレス取得手段40と、相手装置アド
レス算出手段50と、データ送信要求手段60とを備え
ている。尚、主記憶領域10,20は、物理的に別々の
主記憶装置であっても良い。また、特許請求の範囲にお
ける第1の主記憶領域は主記憶領域10を意味し、第2
の主記憶領域は主記憶領域20を意味する。
データ同期の高速化方式の一実施の形態を示す装置のブ
ロック図である。装置1は主記憶上に2つの主記憶領域
10,20と、2重化の相手装置2(図2を参照、装置
1と同じ構造)の主記憶領域20の先頭アドレス格納領
域30と、先頭アドレス取得手段40と、相手装置アド
レス算出手段50と、データ送信要求手段60とを備え
ている。尚、主記憶領域10,20は、物理的に別々の
主記憶装置であっても良い。また、特許請求の範囲にお
ける第1の主記憶領域は主記憶領域10を意味し、第2
の主記憶領域は主記憶領域20を意味する。
【0016】図1(b)は本発明の2重化装置における
データ同期の高速化方式の一実施の形態を示すインタフ
ェース制御アダプタのブロック図である。インタフェー
ス制御アダプタ4はDMA転送手段70とデータ転送処
理手段80を備えている。また、相手側のインタフェー
ス制御アダプタ5(図2を参照)はインタフェース制御
アダプタ4と同じ構造である。
データ同期の高速化方式の一実施の形態を示すインタフ
ェース制御アダプタのブロック図である。インタフェー
ス制御アダプタ4はDMA転送手段70とデータ転送処
理手段80を備えている。また、相手側のインタフェー
ス制御アダプタ5(図2を参照)はインタフェース制御
アダプタ4と同じ構造である。
【0017】図1(c)は装置1のデータ送信要求手段
60によってインタフェース制御アダプタ4に引き渡さ
れる送信要求指示データを示している(装置2とインタ
フェース制御アダプタ5においても同様である)。本デ
ータには送信元アドレス群とそれに対応した送信先アド
レス群と転送サイズ群が格納されている。
60によってインタフェース制御アダプタ4に引き渡さ
れる送信要求指示データを示している(装置2とインタ
フェース制御アダプタ5においても同様である)。本デ
ータには送信元アドレス群とそれに対応した送信先アド
レス群と転送サイズ群が格納されている。
【0018】図2は本発明の一実施の形態を示す2重化
システムの構成図であり、2重化を構成する装置1と装
置2はインタフェース3によって接続されている。2台
の装置1,2はインタフェース制御アダプタ4、5を備
えている。
システムの構成図であり、2重化を構成する装置1と装
置2はインタフェース3によって接続されている。2台
の装置1,2はインタフェース制御アダプタ4、5を備
えている。
【0019】次に本発明の一実施の形態の動作を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0020】装置1,2は予め(立ち上げ時等)、先頭
アドレス取得手段によってお互いに相手の主記憶領域2
0の先頭アドレスを取得し、先頭アドレス格納手段30
に格納しておく。
アドレス取得手段によってお互いに相手の主記憶領域2
0の先頭アドレスを取得し、先頭アドレス格納手段30
に格納しておく。
【0021】装置1,2が両装置共に正常な時は、装置
1,2はともに自身に割り当てられた処理を主記憶領域
10を用いて実行し、その結果等の情報の格納/更新を
自身の主記憶領域10に行う。さらにこの情報の格納/
更新時データ送信要求手段60を用いて、格納/更新し
たデータ内容の送信要求をインタフェース制御アダプタ
4,5に行う。
1,2はともに自身に割り当てられた処理を主記憶領域
10を用いて実行し、その結果等の情報の格納/更新を
自身の主記憶領域10に行う。さらにこの情報の格納/
更新時データ送信要求手段60を用いて、格納/更新し
たデータ内容の送信要求をインタフェース制御アダプタ
4,5に行う。
【0022】この時の装置1,2は図1(c)に示され
たフォーマットの要求指示データを作成しインタフェー
ス制御アダプタ4,5に渡す。本指示データは送信元ア
ドレスに主記憶領域10内の送信を希望するデータの格
納アドレスを、転送サイズに送信を希望するデータのサ
イズを、送信先アドレスに相手装置の主記憶領域20内
の送信を希望するデータの格納アドレスを格納する。
たフォーマットの要求指示データを作成しインタフェー
ス制御アダプタ4,5に渡す。本指示データは送信元ア
ドレスに主記憶領域10内の送信を希望するデータの格
納アドレスを、転送サイズに送信を希望するデータのサ
イズを、送信先アドレスに相手装置の主記憶領域20内
の送信を希望するデータの格納アドレスを格納する。
【0023】ここで送信先アドレスを求めるには相手装
置アドレス算出手段50を用いる。本相手装置アドレス
算出手段50は以下の算出式で送信先アドレスを求め
る。
置アドレス算出手段50を用いる。本相手装置アドレス
算出手段50は以下の算出式で送信先アドレスを求め
る。
【0024】送信先アドレス=相手装置の主記憶領域2
0の先頭アドレス+(送信元アドレス−自身の主記憶領
域10の先頭アドレス) ここで、相手装置の主記憶領域20の先頭アドレスは先
頭アドレス格納領域30に格納されている。
0の先頭アドレス+(送信元アドレス−自身の主記憶領
域10の先頭アドレス) ここで、相手装置の主記憶領域20の先頭アドレスは先
頭アドレス格納領域30に格納されている。
【0025】尚、複数の領域のデータを一度に送信する
場合は、上記の送信元アドレス、送信先アドレス、送信
サイズの組を複数個用意すればよい。
場合は、上記の送信元アドレス、送信先アドレス、送信
サイズの組を複数個用意すればよい。
【0026】次に送信要求指示データを受け取ったイン
タフェース制御アダプタ4,5のデータ送信処理手段8
0は、送信指示データ内の送信元アドレスで示される自
身の接続されている装置の主記憶上の領域から送信指示
データ内の送信サイズが示すデータ量のデータをDMA
転送手段70によって取得し、指示データとともにイン
タフェース3を介して相手装置のインタフェース制御ア
ダプタに送信する。インタフェース3を介して指示デー
タと送信データを受信したインタフェース制御アダプタ
のデータ転送処理手段80は、受信した指示データ内の
送信先アドレスでー示される自身の接続されている装置
の主記憶上の領域に受信したデータをDMA転送手段7
0によって格納する。尚、指示データに複数の組が指定
されていた場合は全ての組の処理を終えるまで前述の処
理を繰り返す。
タフェース制御アダプタ4,5のデータ送信処理手段8
0は、送信指示データ内の送信元アドレスで示される自
身の接続されている装置の主記憶上の領域から送信指示
データ内の送信サイズが示すデータ量のデータをDMA
転送手段70によって取得し、指示データとともにイン
タフェース3を介して相手装置のインタフェース制御ア
ダプタに送信する。インタフェース3を介して指示デー
タと送信データを受信したインタフェース制御アダプタ
のデータ転送処理手段80は、受信した指示データ内の
送信先アドレスでー示される自身の接続されている装置
の主記憶上の領域に受信したデータをDMA転送手段7
0によって格納する。尚、指示データに複数の組が指定
されていた場合は全ての組の処理を終えるまで前述の処
理を繰り返す。
【0027】以上の方法によれば相手装置の主記憶領域
20は自装置の主記憶領域10のコピーとなる。これに
より、例えば装置2が故障等で障害となり処理を継続で
きなくなったとする。この時、残りの装置1は主記憶領
域20を用いて装置2が行うべき処理を引き継ぐことが
可能となる。
20は自装置の主記憶領域10のコピーとなる。これに
より、例えば装置2が故障等で障害となり処理を継続で
きなくなったとする。この時、残りの装置1は主記憶領
域20を用いて装置2が行うべき処理を引き継ぐことが
可能となる。
【0028】上述したように、2重化された装置の装置
間のデータ転送は、インタフェース制御アダプタのDM
A転送により行われるため、装置自身のCPUの転送に
係わる処理は最小限に押さえられることが分かる。
間のデータ転送は、インタフェース制御アダプタのDM
A転送により行われるため、装置自身のCPUの転送に
係わる処理は最小限に押さえられることが分かる。
【0029】本発明の2重化装置におけるデータ同期の
高速化方式は、ATM等の情報処理を主とするオンライ
ン情報処理システム、電話の交換制御などのオンライン
制御システムに適用できることは言うまでもない。
高速化方式は、ATM等の情報処理を主とするオンライ
ン情報処理システム、電話の交換制御などのオンライン
制御システムに適用できることは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、2重化さ
れた装置の装置間のデータの送受信にDMA転送を使用
することにより、装置自身のCPUの消費を最小限に押
さえることが可能となる効果がある。
れた装置の装置間のデータの送受信にDMA転送を使用
することにより、装置自身のCPUの消費を最小限に押
さえることが可能となる効果がある。
【図1】(a)は本発明の2重化装置におけるデータ同
期の高速化方式の一実施の形態を示す装置のブロック
図、(b)は本発明の2重化装置におけるデータ同期の
高速化方式の一実施の形態を示すインタフェース制御ア
ダプタのブロック図、(c)はデータ送信要求手段によ
ってインタフェース制御アダプタに引き渡される送信要
求指示データを示す図である。
期の高速化方式の一実施の形態を示す装置のブロック
図、(b)は本発明の2重化装置におけるデータ同期の
高速化方式の一実施の形態を示すインタフェース制御ア
ダプタのブロック図、(c)はデータ送信要求手段によ
ってインタフェース制御アダプタに引き渡される送信要
求指示データを示す図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示す2重化システムの
構成図である。
構成図である。
1,2 装置 3 装置間インタフェース 4,5 インタフェース制御アダプタ 10,20 主記憶領域 30 先頭アドレス格納領域 40 先頭アドレス取得手段 50 相手装置アドレス算出手段 60 データ送信要求手段 70 DMA転送手段 80 データ転送処理手段
Claims (5)
- 【請求項1】 2重化装置におけるデータ同期の高速化
方式において、前記2重化装置における各々の装置は予
め具備する主記憶装置上に第1と第2の主記憶領域を具
備し、一方の装置における前記第1の主記憶領域にデー
タの格納/更新が行われると該格納/更新が行われたデ
ータをDMA転送手段を介して他方の装置における前記
第2の主記憶領域に転送することを特徴とする2重化装
置におけるデータ同期の高速化方式。 - 【請求項2】 前記DMA転送手段により転送される前
記データの前記他方の装置における前記第2の主記憶領
域の送信先アドレス=前記他方の装置における前記第2
の主記憶領域の先頭アドレス+(前記第1の主記憶領域
の送信元アドレス−前記第1の主記憶領域の先頭アドレ
ス)であることを特徴とする請求項1記載の2重化装置
におけるデータ同期の高速化方式。 - 【請求項3】 2重化装置におけるデータ同期の高速化
方式において、各々の装置には、該各々の装置の主記憶
装置上に自身で処理した処理結果を格納する第1の主記
憶領域と相手装置の処理結果を格納する第2の主記憶領
域と、前記相手装置内の前記第2の主記憶領域の先頭ア
ドレスを格納する先頭アドレス格納領域と、前記相手装
置内の前記第2の主記憶領域の前記先頭アドレスを取得
するための先頭アドレス取得手段と、前記相手装置へデ
ータを送信する際に該相手装置の前記第2の主記憶領域
上のアドレスを算出する相手装置アドレス算出手段と、
前記相手装置へのデータ送信要求手段とを備え、前記各
々の装置側に各々存在するインタフェース制御アダプタ
には、自側の前記装置の前記第1の主記憶領域及び前記
第2の主記憶領域との間で直接データ転送を行うDMA
転送手段と、前記自側の装置からの前記データ送信要求
手段による処理要求によりインタフェースを介しデータ
の転送処理を行うデータ転送処理手段を備えることによ
り、2重化装置間のデータの転送処理の性能を向上させ
ることを特徴とする2重化装置におけるデータ同期の高
速化方式。 - 【請求項4】 各々の装置は予め具備する主記憶装置上
に第1と第2の主記憶領域を具備し、一方の装置におけ
る前記第1の主記憶領域にデータの格納/更新が行われ
ると該格納/更新が行われたデータをDMA転送手段を
介して他方の装置における前記第2の主記憶領域に転送
する2重化装置を用いたオンライン情報処理システム。 - 【請求項5】 各々の装置は予め具備する主記憶装置上
に第1と第2の主記憶領域を具備し、一方の装置におけ
る前記第1の主記憶領域にデータの格納/更新が行われ
ると該格納/更新が行われたデータをDMA転送手段を
介して他方の装置における前記第2の主記憶領域に転送
する2重化装置を用いたオンライン制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9318458A JPH11149388A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 2重化装置におけるデータ同期の高速化方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9318458A JPH11149388A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 2重化装置におけるデータ同期の高速化方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11149388A true JPH11149388A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18099354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9318458A Pending JPH11149388A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 2重化装置におけるデータ同期の高速化方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11149388A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7844852B2 (en) | 2004-03-31 | 2010-11-30 | Nec Corporation | Data mirror cluster system, method and computer program for synchronizing data in data mirror cluster system |
-
1997
- 1997-11-19 JP JP9318458A patent/JPH11149388A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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