JPH10289196A - コンピュータおよびコンピュータにおける周辺デバイス制御データの転送方法 - Google Patents

コンピュータおよびコンピュータにおける周辺デバイス制御データの転送方法

Info

Publication number
JPH10289196A
JPH10289196A JP9760997A JP9760997A JPH10289196A JP H10289196 A JPH10289196 A JP H10289196A JP 9760997 A JP9760997 A JP 9760997A JP 9760997 A JP9760997 A JP 9760997A JP H10289196 A JPH10289196 A JP H10289196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral device
control data
data
dma
intermediate buffer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9760997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3399776B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Uehara
利之 上原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP09760997A priority Critical patent/JP3399776B2/ja
Publication of JPH10289196A publication Critical patent/JPH10289196A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3399776B2 publication Critical patent/JP3399776B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bus Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メインCPUへの負荷を最小限とし、汎用メ
モリやI/Oデバイスとは独立に周辺デバイスへの制御
データの設定および更新を同時に並行動作させることを
可能にして周辺デバイスの制御処理を高速化すること。 【解決手段】 メインCPU1と周辺デバイスデータ用
スレーブ制御部3とをCPUローカルバス6により接続
し、CPUローカルバス6上にDMAコントローラ8と
周辺デバイス51 〜5n の制御データ格納メモリ7と周
辺デバイス51 〜5n の制御データ設定用の中間バッフ
ァ9、10とを接続する。周辺デバイス5 1 〜5n の設
定/更新用の制御データを、制御データ格納メモリ7と
中間バッファ9、10との間と、中間バッファ9、10
と周辺デバイスデータ用スレーブ制御部3との間のそれ
ぞれにおいて、メインCPU1が発行するDMA転送開
始コマンドによりDMAコントローラ8のチャネルによ
ってCPUローカルバス6上でDMA転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータお
よびコンピュータにおける周辺デバイス制御データの転
送方法に関し、特に周辺デバイスデータ用スレーブ制御
部に周辺デバイスを接続された周辺デバイスの制御用デ
ータの設定と更新を行うコンピュータ、およびその周辺
デバイスの制御用データの設定と更新を行うときに必要
な周辺デバイス制御データの転送方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、周辺デバイスデータ用スレーブ
制御部に周辺デバイスを接続された周辺デバイスの制御
用データの設定と更新を行うコンピュータの従来例を示
している。このコンピュータは、システム全体を制御す
るメインCPU100と、メインCPU100に接続さ
れたCPUメインバス101と、CPUメインバス10
1に接続され、CPUメインバス101上の転送データ
を送受する周辺デバイスデータ用スレーブ制御部102
と、周辺デバイスデータ用スレーブ制御部102と複数
個の周辺デバイス1031 〜103i 〜103n ( 但
し、1≦i≦nであり、以下に、この複数個の周辺デバ
イス1031 〜103i 〜103n を周辺デバイス群と
云うことがある)とを接続する周辺I/O共通バス10
4と、CPUメインバス101に接続された制御データ
格納メモリ105とを有している。
【0003】つぎに上述のコンピュータにおける周辺デ
バイス制御データの転送動作について説明する。
【0004】メインCPU100は、CPUメインバス
101上の制御データ格納メモリ105に周辺デバイス
用制御コードの初期設定値を作成する。初期設定値の作
成後に、メインCPU100は、制御データ格納メモリ
105上の周辺デバイス用制御コードをCPUデータバ
ス101経由で周辺デバイスデータ用スレーブ制御部1
02に転送する。
【0005】周辺デバイスデータ用スレーブ制御部10
2は、単一の周辺I/O共通バス104によって対応す
る周辺デバイス群の周辺デバイス1031 〜103i
103n のそれぞれに対して、受け取った周辺デバイス
用制御コードを順次送信する。
【0006】周辺デバイス群は、各周辺デバイス103
1 〜103i 〜103n のステータスを示す応答コード
を周辺デバイスデータスレーブ制御部102に順次送
る。周辺デバイスデータ用スレーブ制御部102は、送
られてきた各周辺デバイス毎の応答コードを受けて周辺
デバイス1031 〜103i 〜103n の各ステータス
情報をCPUメインバス101経由でメインCPU10
0に順次通知する。
【0007】続いて、メインCPU100は、読み出さ
れた周辺デバイス1031 〜103 i 〜103n の各ス
テータス情報から各周辺デバイス1031 〜103i
103n の制御コードの各初期設定値を必要に応じて変
更し、変更した制御コードの各初期設定値をCPUメイ
ンバス101経由で制御データ格納メモリ105に書き
込む。
【0008】メインCPU100は、制御データ格納メ
モリ105上の周辺デバイス群に対する各制御コードの
設定変更値を、再度CPUメインバス101経由で周辺
デバイスデータ用スレーブ制御部102に送る。
【0009】CPUメインバス101上に他のI/Oデ
バイスまたは他のメモリが接続されている場合には、上
述の制御コードの設定変更値のデータ転送中は、メイン
CPU100によるデータバス上での他のデバイスに対
するアクセスはできないから、周辺デバイス群の制御コ
ードの設定変更値によるデータ転送完了後に、メインC
PU100は他のI/Oデバイスまたは他のメモリにア
クセスすることができる。
【0010】周辺デバイス群の制御コードの設定変更値
を受けた周辺デバイスデータ用スレーブ制御部102
は、各制御コード変更値を、周辺I/O共通バス104
を経由して対応する周辺デバイス1031 〜103i
103n 毎に送り、周辺デバイス1031 〜103i
103n の各制御コード再設定を順次行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンピュータに
おける周辺デバイスに対する制御用データの設定と更新
のための制御データ転送は、以上のように行われている
から、周辺デバイスに対する制御データを更新するとき
に、メインCPUに直結した他のデバイスにも繋がるC
PUメインバス上での周辺デバイス群の制御データ転送
が他のI/Oデバイスと排他的に動作してCPUメイン
バスを占有することになり、周辺デバイスに関する制御
データ転送処理のメインCPUへの依存度が高く、メイ
ンCPUの負荷が増大し、周辺デバイスの制御処理の遅
延を招いている。
【0012】また、単一のデータバスとしてCPUメイ
ンバス、周辺I/O共通バスを共用しているため、複数
の周辺デバイスに対応する各制御データ設定のためのデ
ータ転送と、周辺デバイスからの応答であるステータス
情報の読み取りのためのデータ転送とを並行して行うこ
とができず、このことによっても周辺デバイスの制御処
理を高速化することができない。
【0013】この発明は、上述のような問題点を改善す
るためになされたものでメインCPUへの負荷を最小限
とし、頻繁に使用される汎用メモリやI/Oデバイスと
は独立に周辺デバイスへの制御データの設定および更新
を同時に並行動作させることを可能にして周辺デバイス
の制御処理を高速化し、また周辺デバイスのステータス
情報から制御データ(制御コード)で必要な変更部分の
みをメインCPUに高速送信することがてきるコンピュ
ータおよびコンピュータにおける周辺デバイス制御デー
タの転送方法を得ることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明によるコンピュータは、周辺デバイスデ
ータ用スレーブ制御部を有し、周辺デバイスデータ用ス
レーブ制御部に周辺デバイスを接続されたコンピュータ
において、メインCPUと周辺デバイスデータ用スレー
ブ制御部とがCPUローカルバスにより接続され、当該
CPUローカルバス上にDMAコントローラと周辺デバ
イスの制御データ格納メモリと周辺デバイスの制御デー
タ設定用の中間バッファとが接続され、前記周辺デバイ
スの設定/更新用の制御データを、前記制御データ格納
メモリと前記中間バッファとの間と、前記中間バッファ
と前記周辺デバイスデータ用スレーブ制御部との間のそ
れぞれにおいて、前記メインCPUが発行するDMA転
送開始コマンドにより前記DMAコントローラのチャネ
ルによって前記CPUローカルバス上でDMA転送する
ものである。
【0015】このコンピュータでは、メインCPUは、
DMA転送開始コマンドを発行するだけで、周辺デバイ
スに関するデータ転送の制御を常時行わず、DMAコン
トローラのチャネルによってメインCPUのI/Oデバ
イスや他のメモリを接続されるCPUメインバスとは別
のCPUローカルバス上で、周辺デバイス制御のデータ
転送がDMA転送により高速に行われる。このCPUロ
ーカルバス上でのDMA方式によるデータ転送は、CP
Uメインバス上でのデータ転送に依存しないため、周辺
デバイスの制御データ転送が実行されているときに、C
PUメインバス上の任意I/Oデバイスやメモリに対し
て、メインCPUからのアクセスが任意のタイミングで
可能となる。
【0016】つぎの発明によるコンピュータは、上述の
発明によるコンピュータにおいて、前記CPUローカル
バスとは別に前記メインCPUと前記周辺デバイスデー
タ用スレーブ制御部とを接続するステータス割込信号ラ
インを有し、周辺デバイスでのステータス情報の発生を
前記ステータス割込信号ラインを使用して周辺デバイス
データ用スレーブ制御部からメインCPUへのステータ
ス割込信号によりメインCPUに伝え、メインCPUが
ステータス割込信号を受けることにより、メインCPU
が前記周辺デバイスデータ用スレーブ制御部から前記中
間バッファへのステータス情報のDMA転送開始コマン
ドを発行するものである。
【0017】この発明によるコンピュータでは、周辺デ
バイスでのステータス情報の発生がステータス割込信号
ラインを使用して周辺デバイスデータ用スレーブ制御部
からメインCPUへのステータス割込信号によりメイン
CPUに伝えられ、メインCPUがステータス割込信号
を受けることにより、メインCPUが周辺デバイスデー
タ用スレーブ制御部から中間バッファへのステータス情
報のDMA転送開始コマンドを発行する。これにより周
辺デバイスデータ用スレーブ制御部から中間バッファへ
のステータス情報のDMA転送がイベントとして随時行
われる。
【0018】つぎの発明によるコンピュータは、上述の
発明によるコンピュータにおいて、前記周辺デバイスデ
ータ用スレーブ制御部に複数個の周辺デバイスがそれぞ
れ個別の周辺I/Oデータバスにより接続され、前記D
MAコントローラは複数個のチャネルを有し、前記制御
データ格納メモリと前記中間バッファとの間と、前記中
間バッファと前記周辺デバイスデータ用スレーブ制御部
との間の制御データのDMA転送を前記DMAコントロ
ーラの各チャネルで行い、複数チャネル制御により各チ
ャネルによる制御データのDMA転送を並行して行うも
のである。
【0019】この発明によるコンピュータでは、周辺デ
バイスの制御データの設定および更新のための制御デー
タのDMA転送(制御データの送受)が、DMAコント
ローラの複数チャネル制御により並行して同期転送で行
われる。
【0020】つぎの発明によるコンピュータは、上述の
発明によるコンピュータにおいて、前記周辺デバイスデ
ータ用スレーブ制御部から前記中間バッファへ送信する
周辺デバイスのステータス情報は、制御データ部分以外
に、各周辺デバイスの制御データ変更要求部分を含んで
おり、メインCPUは、前記中間バッファ上で、前記ス
テータス情報から、変更に必要な制御データ部分を選択
抽出し、変更が必要な部分のみを前記中間バッファから
前記制御データ格納メモリへDMA転送するものであ
る。
【0021】この発明によるコンピュータでは、周辺デ
バイスデータ用スレーブ制御部から中間バッファへ送信
する周辺デバイスのステータス情報が、制御データ部分
以外に、各周辺デバイスの制御データ変更要求部分を含
んでおり、メインCPUが中間バッファ上でそのステー
タス情報から、変更に必要な制御データ部分を選択抽出
し、変更が必要な部分のみが中間バッファから制御デー
タ格納メモリへDMA転送される。
【0022】また、この発明によるコンピュータにおけ
る周辺デバイス制御データの転送方法は、周辺デバイス
データ用スレーブ制御部を有し、周辺デバイスデータ用
スレーブ制御部に周辺デバイスを接続されたコンピュー
タにおける周辺デバイス制御データの転送方法におい
て、メインCPUと周辺デバイスデータ用スレーブ制御
部とをCPUローカルバスにより接続し、当該CPUロ
ーカルバス上にDMAコントローラと周辺デバイスの制
御データ格納メモリと周辺デバイスの制御データ設定用
の中間バッファとを接続し、前記周辺デバイスの設定/
更新用の制御データを、前記制御データ格納メモリと前
記中間バッファとの間と、前記中間バッファと前記周辺
デバイスデータ用スレーブ制御部との間のそれぞれにお
いて、メインCPUが発行するDMA転送開始コマンド
によりDMAコントローラのチャネルによって前記CP
Uローカルバス上でDMA転送するものである。
【0023】この発明によるコンピュータにおける周辺
デバイス制御データの転送方法ではメインCPUは、D
MA転送開始コマンドを発行するだけで、周辺デバイス
に関するデータ転送の制御を常時行わず、DMAコント
ローラのチャネルによってメインCPUのI/Oデバイ
スや他のメモリを接続されるCPUメインバスとは別の
CPUローカルバス上で、周辺デバイス制御のデータ転
送がDMA転送により高速に行われる。このCPUロー
カルバス上でのDMA方式によるデータ転送は、CPU
メインバス上でのデータ転送に依存しないため、周辺デ
バイスの制御データ転送が実行されているときに、CP
Uメインバス上の任意I/Oデバイスやメモリに対し
て、メインCPUからのアクセスが任意のタイミングで
可能となる。
【0024】つぎの発明によるコンピュータにおける周
辺デバイス制御データの転送方法は、上述の発明による
コンピュータにおける周辺デバイス制御データの転送方
法において、周辺デバイスでのステータス情報の発生を
前記CPUローカルバスとは別のステータス割込信号ラ
インを使用して周辺デバイスデータ用スレーブ制御部か
らメインCPUへのステータス割込信号によりメインC
PUに伝え、メインCPUがステータス割込信号を受け
ることにより、メインCPUが前記周辺デバイスデータ
用スレーブ制御部から前記中間バッファへのステータス
情報のDMA転送開始コマンドを発行するものである。
【0025】この発明によるコンピュータにおける周辺
デバイス制御データの転送方法では、周辺デバイスでの
ステータス情報の発生がステータス割込信号ラインを使
用して周辺デバイスデータ用スレーブ制御部からメイン
CPUへのステータス割込信号によりメインCPUに伝
えられ、メインCPUがステータス割込信号を受けるこ
とにより、メインCPUが周辺デバイスデータ用スレー
ブ制御部から中間バッファへのステータス情報のDMA
転送開始コマンドを発行する。これにより周辺デバイス
データ用スレーブ制御部から中間バッファへのステータ
ス情報のDMA転送がイベントとして随時行われる。
【0026】つぎの発明によるコンピュータにおける周
辺デバイス制御データの転送方法は、上述の発明による
コンピュータにおける周辺デバイス制御データの転送方
法において、前記周辺デバイスデータ用スレーブ制御部
に複数個の周辺デバイスをそれぞれ個別の周辺I/Oデ
ータバスにより接続し、前記DMAコントローラは複数
個のチャネルを有し、前記制御データ格納メモリと前記
中間バッファとの間と、前記中間バッファと前記周辺デ
バイスデータ用スレーブ制御部との間の制御データのD
MA転送を前記DMAコントローラの各チャネルで行
い、複数チャネル制御により各チャネルによる制御デー
タのDMA転送を並行して行うものである。
【0027】この発明によるコンピュータにおける周辺
デバイス制御データの転送方法では、周辺デバイスの制
御データの設定および更新のための制御データのDMA
転送(制御データの送受)が、DMAコントローラの複
数チャネル制御により並行して同期転送で行われる。
【0028】つぎの発明によるコンピュータにおける周
辺デバイス制御データの転送方法は、上述の発明による
コンピュータにおける周辺デバイス制御データの転送方
法において、前記周辺デバイスデータ用スレーブ制御部
から前記中間バッファへ送信する周辺デバイスのステー
タス情報は、制御データ部分以外に、各周辺デバイスの
制御データ変更要求部分を含んでおり、メインCPU
は、前記中間バッファ上で、前記ステータス情報から、
変更に必要な制御データ部分を選択抽出し、変更が必要
な部分のみを前記中間バッファから前記制御データ格納
メモリへDMA転送するものである。
【0029】この発明によりコンピュータにおける周辺
デバイス制御データの転送方法では、周辺デバイスデー
タ用スレーブ制御部から中間バッファへ送信する周辺デ
バイスのステータス情報が、制御データ部分以外に、各
周辺デバイスの制御データ変更要求部分を含んでおり、
メインCPUによって中間バッファ上でそのステータス
情報から、変更に必要な制御データ部分を選択抽出する
ことが行われ、変更の必要な部分のみが中間バッファか
ら制御データ格納メモリへDMA転送される。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明に係るコンピュータおよびコンピュータにおける周辺
デバイス制御データの転送方法の実施の形態を詳細に説
明する。
【0031】図1はこの発明による周辺デバイス制御デ
ータの転送方法の実施に使用されるコンピュータを示し
ている。このコンピュータは、システム全体を制御する
メインCPU1と、CPUメインバス2と、周辺デバイ
スデータ用スレーブ制御部3と、複数個の周辺デバイス
1 〜5i 〜5n (但し、1≦i≦nであり、以下に、
この複数個の周辺デバイス51 〜5i 〜5n を周辺デバ
イス群と云うことがある)と、メインCPU1と周辺デ
バイス用スレーブ制御部3とを接続するCPUローカル
バス6と、CPUローカルバス6に接続された制御デー
タ格納メモリ7と、CPUローカルバス6に接続された
DMAコントローラ8と、CPUローカルバス6に接続
され周辺デバイス群に対する制御データ設定/更新用の
中間バッファ9、10と、周辺デバイス51 〜5i 〜5
n と周辺デバイスデータ用スレーブ制御部3とを各周辺
デバイス毎に個別に接続する周辺I/Oデータバス11
1〜11i 〜11n と、周辺デバイス用スレーブ制御部
3からメインCPU1へステータス割込信号を送信する
ステータス割込信号ライン12とを有している。
【0032】このコンピュータは、周辺デバイス51
i 〜5n の設定/更新用の制御データの、制御データ
格納メモリ7と中間バッファ9、10との間と、中間バ
ッファ9、10と周辺デバイスデータ用スレーブ制御部
3とのそれぞれの間の転送を、メインCPU1が発行す
るDMA転送開始コマンドによりDMAコントローラ8
のチャネルによってCPUローカルバス6上でDMA転
送により行う。
【0033】DMAコントローラ8は、複数個のチャネ
ルを有しており、制御データ格納メモリ7より中間バッ
ファ9へのDMA転送と、中間バッファ10より制御デ
ータ格納メモリ7へのDMA転送と、中間バッファ9よ
り周辺デバイスデータ用スレーブ制御部3へのDMA転
送と、周辺デバイスデータ用スレーブ制御部3より中間
バッファ9へのDMA転送をDMAコントローラの各チ
ャネルで行い、複数チャネル制御により各チャネルによ
る制御データのDMA転送を並行して行う。
【0034】周辺デバイス51 〜5i 〜5n でのステー
タス情報の発生は、ステータス割込信号ライン12を使
用して周辺デバイスデータ用スレーブ制御部3からメイ
ンCPU1へのステータス割込信号によりメインCPU
1に伝える。メインCPU1は、ステータス割込信号を
受けると、周辺デバイスデータ用スレーブ制御部3から
中間バッファ10へのステータス情報のDMA転送開始
コマンドを発行する。
【0035】メインCPU1が発行するDMA転送開始
コマンドには、第1チャネル開始コマンド〜第4チャネ
ル開始コマンドがある。
【0036】第1チャネル開始コマンドは、DMAコン
トローラ8の第1チャネルで、制御データ格納メモリ7
から中間バッファ9への制御データのDMA転送を開始
するためのコマンドである。
【0037】第2チャネル開始コマンドは、DMAコン
トローラ8の第2チャネルで、中間バッファ9から周辺
デバイスデータ用スレーブ制御部3への制御データのD
MA転送を開始するためのコマンドである。
【0038】第3チャネル開始コマンドは、DMAコン
トローラ8の第3チャネルで、周辺デバイスデータ用ス
レーブ制御部3から中間バッファ10へのステータス情
報のDMA転送を開始するためのコマンドである。
【0039】第4チャネル開始コマンドは、DMAコン
トローラ8の第4チャネルで、中間バッファ10から制
御データ格納メモリ7への制御データのDMA転送を開
始するためのコマンドである。
【0040】周辺デバイスデータ用スレーブ制御部3か
ら中間バッファ10へ送られるステータス情報は、制御
データ部分以外に、各周辺デバイス51 〜5i 〜5n
制御データ変更要求部分を含んでおり、メインCPU1
は、中間バッファ10上で、ステータス情報から、変更
に必要な制御データ部分を選択抽出し、変更が必要な部
分のみを、DMAコントローラ8への第4チャネルのD
MA転送開始コマンド(第4チャネル開始コマンド)発
行により、中間バッファ10から制御データ格納メモリ
7へDMA転送することが行われる。
【0041】周辺デバイスデータ用スレーブ制御部3
は、DMAコントローラ8による第2チャネルおよび第
3チャネルのDMA転送における周辺I/Oデータバス
111〜11i 〜11n とCPUローカルバス6との間
の各デバイス制御データの一括転送を周辺デバイスデー
タ用スレーブ制御部3の各入出力ポートを介して行う。
【0042】つぎに、図2を参照して制御データ格納メ
モリ7上のデータフォーマットおよび周辺デバイス更新
データの転送データフォーマットについて説明する。
【0043】メインCPU1は、図2(a)に示されて
いるような制御データ格納メモリ7上の周辺デバイス5
1 〜5i 〜5n に対応した各周辺デバイス制御データ領
域内で、該当する各周辺デバイス制御更新データを抽出
し、DMAコントローラ8に抽出した周辺デバイス制御
更新データに対する制御データ格納メモリ7上のメモリ
アドレスを指定後、DMAコントローラ8に該当の制御
更新データに対するDMA転送の開始コマンドを発行す
る。
【0044】DMAコントローラ8は、メインCPU1
からのDMA転送の開始コマンドを受けて、図2(b)
に示されているような周辺デバイス更新データの転送デ
ータフォーマットで構成された制御更新データのDMA
転送を開始する。
【0045】同様に、他の周辺デバイスの制御データを
変更する場合は、周辺デバイス更新データの転送データ
フォーマットの構成で、新たに制御更新データを作成
後、更新された転送データフォーマットの構成によりD
MAコントローラ8に再度DMA転送の起動を行う。
【0046】以下、周辺デバイス51 〜5i 〜5n から
のステータス対応により、必要に応じて制御更新データ
のDMA転送が繰り返される。
【0047】これらの周辺デバイスの制御更新データに
対する各DMA転送では、各周辺デバイス51 〜5i
n の制御データを全て再設定し直す必要はない。
【0048】つぎに、上述の構成によるコンピュータシ
ステムにおける制御データ高速転送の手順について説明
する。
【0049】(1)メインCPU1は、制御データ格納
メモリ7に周辺デバイス群(周辺デバイス51 〜5i
n ) に対応した制御データの各初期設定値を最初に書
き込む。
【0050】(2)この後に、メインCPU1は、DM
Aコントローラ8の第1チャネルで制御データ格納メモ
リ7から中間バッファ9へのDMA転送を開始するため
に、DMAの第1チャネル開始コマンドをDMAコント
ローラ8に発行する。このコマンドにより、DMAコン
トローラ8は、第1チャネルで、制御データ格納メモリ
7から中間バッファ9へのDMA転送を実行する。
【0051】(3)第1チャネルのDMA転送終了後、
メインCPU1は中間バッファ9から周辺デバイスデー
タ用スレーブ制御部3へのDMA転送を開始するため
に、DMAの第2チャネル開始コマンドをDMAコント
ローラ8に発行する。これにより、DMAコントローラ
8による第2チャネルのDMA転送が実行される。
【0052】(4)周辺デバイスデータ用スレーブ制御
部3は、DMAコントローラ8の第2チャネルでDMA
転送された周辺デバイス群の制御データを受けた後、入
出力ポートに接続された周辺I/Oデータバス111
11i 〜11n に各周辺デバイス用制御データを送出す
る。
【0053】(5)周辺デバイス群を構成する各周辺デ
バイス51 〜5i 〜5n は、対応する各周辺デバイスの
制御データを周辺デバイスデータ用スレーブ制御部3か
ら受けた後、各周辺デバイスのステータス情報を周辺I
/Oデータバス111 〜11i〜11n 経由で周辺デバ
イスデータ用スレーブ制御部3に送る。
【0054】(6)各周辺デバイス51 〜5i 〜5n
ステータス情報を受けた周辺デバイスデータ用スレーブ
制御部3は、周辺デバイス51 〜5i 〜5n の各ステー
タス情報の発生をステータス割込信号としてステータス
割込信号ライン12を使用してメインCPU1に通知
し、DMAコントローラ8の第3チャネル開始コマンド
の発行要求をメインCPU1に対して行う。
【0055】(7)ステータス割込信号を受けたメイン
CPU1は、DMAコントローラ8に対して第3チャネ
ルのDMA転送開始コマンド(第3チャネル開始コマン
ド)を発行する。これによりDMAコントローラ8は、
第3チャネルで、周辺デバイスデータ用スレーブ制御部
3から中間バッファ10へのステータス情報のDMA転
送を実行する。
【0056】(8)第3チャネルのDMA転送終了後、
メインCPU1は、中間バッファ10上の各周辺デバイ
ス51 〜5i 〜5n の制御データ変更要求を含むステー
タス情報から、変更に必要な制御データ部分を任意選択
し、抽出する。
【0057】(9)メインCPU1は、抽出した中間バ
ッファ10上の各周辺デバイス51 〜5i 〜5n の制御
データで、変更が必要な部分のみを中間バッファ10か
ら制御データ格納メモリ7へDMA転送するために、第
4チャネル開始コマンドをDMAコントローラ8に発行
する。このコマンドにより、DMAコントローラ8は、
第4チャネルで、中間バッファ10から制御データ格納
メモリ7へのDMA転送を実行する。
【0058】(10)DMAコントローラ8の第4チャ
ネルによる中間バッファ10から制御データ格納メモリ
7へのDMA転送完了後、メインCPU1は制御データ
格納メモリ7上の更新された各周辺デバイス用制御デー
タを中間バッファ9へ送るために、再度DMAコントロ
ーラ8に対して第1チャネルのDMA転送開始コマンド
を発行する。
【0059】(11)中間バッファ9で更新された制御
データに関するDMA転送終了後、メインCPU1は、
CPUローカルバス6上で、前述のDMAコントローラ
8による中間バッファ9から周辺デバイスデータ用スレ
ーブ制御部3への第2チャネルDMA転送を再び実行す
る。
【0060】(12)上述した手順と同様の手順によ
り、上記の更新された周辺デバイスの制御データは、周
辺デバイスデータ用スレーブ制御部3を経由して周辺デ
バイス群の各周辺デバイス51 〜5i 〜5n に再度送ら
れる。
【0061】上述のような制御データの転送では、メイ
ンCPU1はCPUローカルバス6上での周辺デバイス
用制御データの処理に常時関与しないので、メインCP
U1は、DMA転送中に、その他の処理を任意に実行で
きる。
【0062】また、第1チャネルのDMA転送中、DM
Aコントローラ8の他チャネル(第2〜第4)によるC
PUローカルバス6上での他の周辺デバイスに関する制
御データの転送は可能であり、メインCPU1は各周辺
デバイス51 〜5i 〜5n で必要な制御データの設定/
更新に関する任意のDMAチャネル(第2〜第4)のD
MA転送を、該当するDMA転送開始コマンド発行によ
り上述の第1チャネルDMA転送と並行して実行でき
る。
【0063】また、第2チャネルのDMA転送中、同時
に任意周辺デバイスに関する任意のDMAチャネル(第
1、第3、第4)でのDMA転送をメインCPU1のD
MAコントローラ8に対する任意の指定チャネル開始コ
マンド発行により並行して実行でき、かつ、各チャネル
のDAM転送中は、メインCPU1は各DMA転送の制
御に常時関与しない。
【0064】したがって、メインCPU1は、上述の各
DMA転送中にCPUメインバス2上で、各種I/Oデ
バイス、メモリ等のデータアクセスを任意に行うことが
でき、メインCPU1の周辺デバイス群に対する制御デ
ータ処理の負荷が低減することになる。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明によるコンピュータによれば、メインCPUは、DM
A転送開始コマンドを発行するだけで、周辺デバイスに
関するデータ転送の制御を常時行わず、DMAコントロ
ーラのチャネルによってメインCPUのI/Oデバイス
や他のメモリを接続されるCPUメインバスとは別のC
PUローカルバス上で、周辺デバイス制御のデータ転送
がDMA転送により高速に行われるから、周辺デバイス
のデータ転送が高速化されると共に、周辺デバイスのデ
ータ転送に関するメインCPUの負荷が軽減され、CP
Uローカルバス上でのDMA方式によるデータ転送がC
PUメインバス上でのデータ転送に依存しないため、周
辺デバイスの制御データ転送が実行されているときに、
CPUメインバス上の任意のI/Oデバイスや汎用メモ
リに対してメインCPUからのアクセスが任意のタイミ
ングで可能となり、コンピュータのデータ処理性能が向
上する。
【0066】つぎの発明によるコンピュータによれば、
周辺デバイスでのステータス情報の発生がステータス割
込信号ラインを使用して周辺デバイスデータ用スレーブ
制御部からメインCPUへのステータス割込信号により
メインCPUに伝えられ、メインCPUがステータス割
込信号を受けることにより、メインCPUが周辺デバイ
スデータ用スレーブ制御部から中間バッファへのステー
タス情報のDMA転送開始コマンドを発行するから、周
辺デバイスデータ用スレーブ制御部から中間バッファへ
のステータス情報のDMA転送がイベントとして随時行
われ、周辺デバイスの制御データの更新がリアルタイム
に行われ得るようになる。
【0067】つぎの発明によるコンピュータによれば、
周辺デバイスの制御データの設定および更新のための制
御データのDMA転送が、DMAコントローラの複数チ
ャネル制御により並行して同期転送で行われるから、周
辺デバイスのデータ転送が高速化され、周辺デバイスの
データ転送処理速度性能が向上する。
【0068】つぎの発明によるコンピュータによれば、
周辺デバイスデータ用スレーブ制御部から中間バッファ
へ送信する周辺デバイスのステータス情報が、制御デー
タ部分以外に、各周辺デバイスの制御データ変更要求部
分を含んでおり、メインCPUが中間バッファ上でその
ステータス情報から、変更に必要な制御データ部分を選
択抽出し、変更が必要な部分のみが中間バッファから制
御データ格納メモリへDMA転送されるから、無駄なデ
ータ転送によるデータ転送所要時間の増加が回避され、
周辺デバイスのデータ転送処理速度性能が向上する。
【0069】つぎの発明によるコンピュータにおける周
辺デバイス制御データの転送方法によれば、メインCP
Uは、DMA転送開始コマンドを発行するだけで、周辺
デバイスに関するデータ転送の制御を常時行わず、DM
AコントローラのチャネルによってメインCPUのI/
Oデバイスや他のメモリを接続されるCPUメインバス
とは別のCPUローカルバス上で、周辺デバイス制御の
データ転送をDMA転送により高速に行うから、周辺デ
バイスのデータ転送が高速化されると共に、周辺デバイ
スのデータ転送に関するメインCPUの負荷が軽減さ
れ、CPUローカルバス上でのDMA方式によるデータ
転送がCPUメインバス上でのデータ転送に依存しない
ため、周辺デバイスの制御データ転送が実行されている
ときに、CPUメインバス上の任意のI/Oデバイスや
汎用メモリに対してメインCPUからのアクセスが任意
のタイミングで可能となり、コンピュータのデータ処理
性能が向上する。
【0070】つぎの発明によるコンピュータにおける周
辺デバイス制御データの転送方法によれば、周辺デバイ
スでのステータス情報の発生を、ステータス割込信号ラ
インを使用して周辺デバイスデータ用スレーブ制御部か
らメインCPUへのステータス割込信号によりメインC
PUに伝え、メインCPUがステータス割込信号を受け
ることにより、メインCPUが周辺デバイスデータ用ス
レーブ制御部から中間バッファへのステータス情報のD
MA転送開始コマンドを発行するから、周辺デバイスデ
ータ用スレーブ制御部から中間バッファへのステータス
情報のDMA転送がイベントとして随時行われ、周辺デ
バイスの制御データの更新がリアルタイムに行われ得る
ようになる。
【0071】つぎの発明によるコンピュータにおける周
辺デバイス制御データの転送方法によれば、周辺デバイ
スの制御データの設定および更新のための制御データの
DMA転送を、DMAコントローラの複数チャネル制御
により並行して同期転送で行うから、周辺デバイスのデ
ータ転送が高速化され、周辺デバイスのデータ転送処理
速度性能が向上する。
【0072】つぎの発明によるコンピュータにおける周
辺デバイス制御データの転送方法によれば、周辺デバイ
スデータ用スレーブ制御部から中間バッファへ送信する
周辺デバイスのステータス情報が、制御データ部分以外
に、各周辺デバイスの制御データ変更要求部分を含んで
おり、メインCPUが中間バッファ上でそのステータス
情報から、変更に必要な制御データ部分を選択抽出し、
変更が必要な部分のみを中間バッファから制御データ格
納メモリへDMA転送するから、無駄なデータ転送によ
るデータ転送所要時間の増加が回避され、周辺デバイス
のデータ転送処理速度性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による周辺デバイス制御データの転
送方法の実施に使用されるコンピュータの一つの実施の
形態を示すブロック線図である。
【図2】 (a)はこの発明による周辺デバイス制御デ
ータの転送方法で使用される制御データ格納メモリのデ
ータフォーマット例を示す説明図、(b)は周辺デバイ
ス更新データの転送データフォーマット例を示す説明図
である。
【図3】 従来における周辺デバイス付きコンピュータ
の概略構成を示すブロック線図である。
【符号の説明】
1 メインCPU,2 CPUメインバス,3 周辺デ
バイスデータ用スレーブ制御部,51 〜5i 〜5n
辺デバイス,6 CPUローカルバス,7 制御データ
格納メモリ,8 DMAコントローラ,9、10 中間
バッファ,11 1 〜11i 〜11n 周辺I/Oデータ
バス,12 ステータス割込信号ライン。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周辺デバイスデータ用スレーブ制御部を
    有し、周辺デバイスデータ用スレーブ制御部に周辺デバ
    イスを接続されたコンピュータにおいて、 メインCPUと周辺デバイスデータ用スレーブ制御部と
    がCPUローカルバスにより接続され、当該CPUロー
    カルバス上にDMA(Direct Memory Access )コン
    トローラと周辺デバイスの制御データ格納メモリと周辺
    デバイスの制御データ設定用の中間バッファとが接続さ
    れ、前記周辺デバイスの設定/更新用の制御データを、
    前記制御データ格納メモリと前記中間バッファとの間
    と、前記中間バッファと前記周辺デバイスデータ用スレ
    ーブ制御部との間のそれぞれにおいて、前記メインCP
    Uが発行するDMA転送開始コマンドにより前記DMA
    コントローラのチャネルによって前記CPUローカルバ
    ス上でDMA転送することを特徴とするコンピュータ。
  2. 【請求項2】 前記CPUローカルバスとは別に前記メ
    インCPUと前記周辺デバイスデータ用スレーブ制御部
    とを接続するステータス割込信号ラインを有し、周辺デ
    バイスでのステータス情報の発生を前記ステータス割込
    信号ラインを使用して周辺デバイスデータ用スレーブ制
    御部からメインCPUへのステータス割込信号によりメ
    インCPUに伝え、メインCPUがステータス割込信号
    を受けることにより、メインCPUが前記周辺デバイス
    データ用スレーブ制御部から前記中間バッファへのステ
    ータス情報のDMA転送開始コマンドを発行することを
    特徴とする請求項1に記載のコンピュータ。
  3. 【請求項3】 前記周辺デバイスデータ用スレーブ制御
    部に複数個の周辺デバイスがそれぞれ個別の周辺I/O
    データバスにより接続され、前記DMAコントローラは
    複数個のチャネルを有し、前記制御データ格納メモリと
    前記中間バッファとの間と、前記中間バッファと前記周
    辺デバイスデータ用スレーブ制御部との間の制御データ
    のDMA転送を前記DMAコントローラの各チャネルで
    行い、複数チャネル制御により各チャネルによる制御デ
    ータのDMA転送を並行して行うことを特徴とする請求
    項1または2に記載のコンピュータ。
  4. 【請求項4】 前記周辺デバイスデータ用スレーブ制御
    部から前記中間バッファへ送信する周辺デバイスのステ
    ータス情報は、制御データ部分以外に、各周辺デバイス
    の制御データ変更要求部分を含んでおり、メインCPU
    は、前記中間バッファ上で、前記ステータス情報から、
    変更に必要な制御データ部分を選択抽出し、変更が必要
    な部分のみを前記中間バッファから前記制御データ格納
    メモリへDMA転送することを特徴とする請求項3に記
    載のコンピュータ。
  5. 【請求項5】 周辺デバイスデータ用スレーブ制御部を
    有し、周辺デバイスデータ用スレーブ制御部に周辺デバ
    イスを接続されたコンピュータにおける周辺デバイス制
    御データの転送方法において、 メインCPUと周辺デバイスデータ用スレーブ制御部と
    をCPUローカルバスにより接続し、当該CPUローカ
    ルバス上にDMA(Direct Memory Access)コント
    ローラと周辺デバイスの制御データ格納メモリと周辺デ
    バイスの制御データ設定用の中間バッファとを接続し、
    前記周辺デバイスの設定/更新用の制御データを、前記
    制御データ格納メモリと前記中間バッファとの間と、前
    記中間バッファと前記周辺デバイスデータ用スレーブ制
    御部との間のそれぞれにおいて、メインCPUが発行す
    るDMA転送開始コマンドによりDMAコントローラの
    チャネルによって前記CPUローカルバス上でDMA転
    送することを特徴とするコンピュータにおける周辺デバ
    イス制御データの転送方法。
  6. 【請求項6】 周辺デバイスでのステータス情報の発生
    を前記CPUローカルバスとは別のステータス割込信号
    ラインを使用して周辺デバイスデータ用スレーブ制御部
    からメインCPUへのステータス割込信号によりメイン
    CPUに伝え、メインCPUがステータス割込信号を受
    けることにより、メインCPUが前記周辺デバイスデー
    タ用スレーブ制御部から前記中間バッファへのステータ
    ス情報のDMA転送開始コマンドを発行することを特徴
    とする請求項5に記載のコンピュータにおける周辺デバ
    イス制御データの転送方法。
  7. 【請求項7】 前記周辺デバイスデータ用スレーブ制御
    部に複数個の周辺デバイスをそれぞれ個別の周辺I/O
    データバスにより接続し、前記DMAコントローラは複
    数個のチャネルを有し、前記制御データ格納メモリと前
    記中間バッファとの間と、前記中間バッファと前記周辺
    デバイスデータ用スレーブ制御部との間の制御データの
    DMA転送を前記DMAコントローラの各チャネルで行
    い、複数チャネル制御により各チャネルによる制御デー
    タのDMA転送を並行して行うことを特徴とする請求項
    5または6に記載のコンピュータにおける周辺デバイス
    制御データの転送方法。
  8. 【請求項8】 前記周辺デバイスデータ用スレーブ制御
    部から前記中間バッファへ送信する周辺デバイスのステ
    ータス情報は、制御データ部分以外に、各周辺デバイス
    の制御データ変更要求部分を含んでおり、メインCPU
    は、前記中間バッファ上で、前記ステータス情報から、
    変更に必要な制御データ部分を選択抽出し、変更が必要
    な部分のみを前記中間バッファから前記制御データ格納
    メモリへDMA転送することを特徴とする請求項7に記
    載のコンピュータにおける周辺デバイス制御データの転
    送方法。
JP09760997A 1997-04-15 1997-04-15 コンピュータおよびコンピュータにおける周辺デバイス制御データの転送方法 Expired - Fee Related JP3399776B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09760997A JP3399776B2 (ja) 1997-04-15 1997-04-15 コンピュータおよびコンピュータにおける周辺デバイス制御データの転送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09760997A JP3399776B2 (ja) 1997-04-15 1997-04-15 コンピュータおよびコンピュータにおける周辺デバイス制御データの転送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10289196A true JPH10289196A (ja) 1998-10-27
JP3399776B2 JP3399776B2 (ja) 2003-04-21

Family

ID=14196969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09760997A Expired - Fee Related JP3399776B2 (ja) 1997-04-15 1997-04-15 コンピュータおよびコンピュータにおける周辺デバイス制御データの転送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3399776B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005327078A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd レジスタ設定方法及びレジスタ設定装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005327078A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd レジスタ設定方法及びレジスタ設定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3399776B2 (ja) 2003-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07210519A (ja) データ転送制御方法および送受信制御装置
JPH0212432A (ja) データ処理装置
US6668205B1 (en) Control method of factory automation system, recording medium recording a program therefor and central processor of factory automation system
EP1128275A2 (en) Method and apparatus for controlling multiple processors using a serial bus
JPH10289196A (ja) コンピュータおよびコンピュータにおける周辺デバイス制御データの転送方法
US5797040A (en) Computer system having system bus which couples adapter and processing units and requires acquisition for data transmission thereover
JPH1185673A (ja) 共有バスの制御方法とその装置
JP2000244585A (ja) バスインタフェース回路
JP2705955B2 (ja) 並列情報処理装置
JPH09218859A (ja) マルチプロセッサ制御システム
KR100584583B1 (ko) 직렬 버스 제어 장치 및 방법
JPH10312354A (ja) 割り込み処理システム
KR100253790B1 (ko) 중대형 컴퓨터 컨트롤러 보드의 인터페이스 방법
JPH11136309A (ja) データ処理装置
JP3817741B2 (ja) 編集装置
JP2001127767A (ja) パケット転送システム及びそれを用いたパケット転送方法
JP2638505B2 (ja) バスインタフェース装置
JPH0553336B2 (ja)
JPH0658655B2 (ja) シリアルi/o方式
JPH06245021A (ja) 制御システム
JPH10320352A (ja) バスマスタ転送システム
JPH0225963A (ja) プロセッサ間通信方式
JPH10320345A (ja) バスコントローラ
JPS6111874A (ja) 計算機間のデ−タ転送システム
JP2000035939A (ja) インテリジェント型pcアドインボード

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees