JPH11136309A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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Publication number
JPH11136309A
JPH11136309A JP9311022A JP31102297A JPH11136309A JP H11136309 A JPH11136309 A JP H11136309A JP 9311022 A JP9311022 A JP 9311022A JP 31102297 A JP31102297 A JP 31102297A JP H11136309 A JPH11136309 A JP H11136309A
Authority
JP
Japan
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data
unit
data processing
transfer
processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP9311022A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Miyata
佳昭 宮田
Hiroyuki Mori
弘之 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP9311022A priority Critical patent/JPH11136309A/ja
Publication of JPH11136309A publication Critical patent/JPH11136309A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニット連結型システムのデータ処理装置に
関し、高スループットのデータ転送を可能とし、かつ接
続するユニット数にかかわらず安定したデータ転送性能
を発揮することを目的とする。 【解決手段】 データ処理部と前記データ処理部の入出
力データを転送するデータバスを備えたデータ処理ユニ
ットを着脱自在な接続部を介して複数個縦列接続し、前
記データ処理ユニット間でデータ転送を行うデータ処理
装置において、前記各ユニット内の入力側接続部および
出力側接続部間に転送制御部を設け、前記データバスで
データをクロック同期で入力時のクロック信号の次のク
ロック信号に同期してフリップフロップを介して隣接ユ
ニットに転送するように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のデータ処理
ユニットを縦列接続してなるユニット連結型システムの
データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユニット連結型システムにおける
データ転送は、バックプレーン方式やスタック方式が多
く用いられている。バックプレーン方式は、図22に示
すように複数のデータ処理ユニット10A〜10Fをコ
ネクタ11A〜11Fを介してデータバス12に接続す
る構成となっている。
【0003】また、スタック方式は、図23に示すよう
に、ユニット10A〜10Fをその両側に設けたコネク
タ13A〜13F,14A〜14Fを介して接続するこ
とにより、両コネクタ間を直結する内部バスが縦列接続
されてデータバス15を構成するようになっている。
【0004】このため、バックプレーン方式はユニット
をコネクタを介して接続することによりユニット数を増
加することができ、スタック方式はユニットに取り付け
たコネクタを介して隣接ユニットに接続することにより
ユニット数を増加することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来方
式では、1つの信号線を多数のユニットで共有する構成
となっているため、ユニット数が多くなるにつれて電気
的負荷の増加やトレース長の増加などによって信号波形
が劣化したり、伝送遅延が大きくなったりし、要求転送
レートを確保するためにはユニットの最大構成を制限し
なければならないという不都合があった。また、スタッ
ク方式では多段のコネクタを経由して信号を伝送するた
め、転送クロックを上げられないという不都合があっ
た。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、高スループットのデータ転送
を可能とし、かつ接続するユニット数にかかわらず安定
したデータ転送性能を発揮することができるデータ処理
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
データ処理装置は、データ処理部とこのデータ処理部の
入出力データを転送するデータバスを備えたデータ処理
ユニットを着脱自在な接続部を介して複数個縦列接続
し、データ処理ユニット間でデータ転送を行うデータ処
理装置において、各ユニット内の入力側接続部および出
力側接続部間に転送制御部を設け、データバスでデータ
をクロック同期で入力時のクロック信号の次のクロック
信号に同期してフリップフロップを介して隣接ユニット
に転送するように構成したものである。
【0008】本発明によれば、伝送路長と負荷の制限さ
れた高速動作可能な伝送路環境を作り出し、切断された
データバス間をパイプライン状に同期リレー伝送するこ
とにより、ユニット数によらない安定した高スループッ
トのデータ転送が行える。
【0009】本発明の請求項2記載のデータ処理装置
は、請求項1記載の発明において、データバス上で転送
された自ユニット宛のデータを受け入れると、転送制御
部を制御して後段のデータ処理ユニットへのデータの転
送を停止するように構成したものである。
【0010】本発明によれば、システムのデータ転送経
路を複数の経路に分割して同時に動作させることができ
る。
【0011】本発明の請求項3記載のデータ処理装置
は、請求項1記載の発明において、転送データのエラー
チェックを行い、データバス上の障害発生箇所をデータ
処理ユニット毎に特定するように構成したものである。
【0012】本発明によれば、転送経路上の障害を検知
してユニット単位で障害箇所を特定することができる。
【0013】本発明の請求項4記載のデータ処理装置
は、請求項1記載の発明において、自データ処理ユニッ
ト内の故障時に、データバス上を転送されてきたデータ
を自データ処理部に転送せず、データバス上を送られて
来るデータを後段のデータ処理ユニットへ転送するよう
に構成したものである。
【0014】本発明によれば、ユニットの内部回路の故
障時に、内部回路を転送経路から切り離してシステムを
引き続き稼働させることができる。
【0015】本発明の請求項5記載のデータ処理装置
は、請求項1記載の発明において、データを後段のデー
タ処理ユニットへ転送中に優先度が高い属性を有するデ
ータが前段のデータ処理ユニットから入力されると、後
段のデータ処理ユニットへ転送中のデータの転送を中断
して優先度が高いデータを後段のデータ処理ユニットへ
転送するように構成したものである。
【0016】本発明によれば、優先度が高いデータを優
先的に転送するので、アービトレーションに要する時間
をなくすことができる。
【0017】本発明の請求項6記載のデータ処理装置
は、請求項1記載の発明において、データバスは双方向
の伝送路から構成され、複数のデータ処理ユニットは1
つのマスタデータ処理ユニットとそれに従属する複数の
スレーブデータ処理ユニットとから構成され、スレーブ
データ処理ユニットはマスタデータ処理ユニットからの
読み出し命令を受けてマスタデータ処理ユニットにデー
タを転送し、マスタデータ処理ユニットにデータが到達
するまでの間に1回の読み出し命令で最大2転送クロッ
ク分のデータを転送するように構成したものである。
【0018】本発明によれば、各スレーブユニットはマ
スタユニットからの1回の読み出し命令を受けて最大2
転送クロック分ずつのデータを出力することができる。
【0019】本発明の請求項7記載のデータ処理装置
は、請求項1記載の発明において、複数のデータ処理ユ
ニットは1つのマスタユニットとそれに従属する複数の
スレーブユニットから構成され、マスタユニットは被処
理データに処理トークンを付加してスレーブユニットに
転送し、処理開始可能状態にあるスレーブユニットは被
処理データおよび処理トークンを受け入れると後段のス
レーブユニットへの転送を停止し、処理開始可能状態に
ないスレーブユニットは被処理データおよび処理トーク
ンを後段のスレーブユニットへ転送するように構成した
ものである。
【0020】本発明によれば、各ユニットの処理開始可
否状態をマスタユニットが確認しなくとも、処理開始可
能なユニットが自律的にデータを取り込んで処理実行す
ることができる。
【0021】本発明の請求項8記載のデータ処理装置
は、請求項7記載の発明において、マスタユニットは被
処理データに条件付き処理トークンを付加してスレーブ
ユニットに転送し、処理開始可能状態にあるスレーブユ
ニットは被処理データおよび処理トークンを受け入れて
処理トークンの条件を変更し、被処理データおよび条件
を変更した処理トークンを後段のスレーブユニットへ転
送するように構成したものである。
【0022】本発明によれば、予め定められた条件に従
って複数の処理開始可能なユニットに対してデータをマ
ルチキャスト転送し、分散処理させることができるもの
である。
【0023】本発明の請求項9記載のデータ処理装置
は、請求項7記載の発明において、処理開始可能状態に
あるスレーブユニットは被処理データおよび処理トーク
ンを受け入れ、後段のスレーブユニットへは内部回路で
処理した処理結果データを転送するように構成したもの
である。
【0024】本発明によれば、同一バス上で被処理デー
タと処理結果データとを転送することができるので、バ
スを実質的に2倍のバンド幅で利用することができるも
のである。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用されるユニ
ット連結型システムのブロック図で、複数のデータ処理
ユニット1A〜1Fが各ユニットの両側に設けた接続部
材としてのコネクタ2A〜2F,3A〜3Fを介して縦
列接続されており、データ処理ユニット1A側からデー
タ処理ユニット1F側へデータを転送するように構成さ
れている。各ユニット1A〜1Fは内部にCPU等を有
し、データ処理機能を備えた構成となっている。
【0026】また、各データ処理ユニット1A〜1F内
には、インターフェイス部(I/F部)4A〜4Fが設
けられており、一方のコネクタ2A〜2Fと他方のコネ
クタ3A〜3FとはこのI/F部4A〜4Fを介して接
続されている。従って、全データ処理ユニット1A〜1
Fを貫くデータバス5は、各データ処理ユニット1A〜
1Fの一方のコネクタ2(2A〜2F)、I/F部4
(4A〜4F)および他方のコネクタ3(3A〜3F)
を介して接続されている。
【0027】図2は、I/F部4内の転送制御部40の
構成を示すブロック図で、データ処理ユニット1A側か
らのデータを受け取る入力部41と、データ処理ユニッ
ト1F側へデータを送出する出力部42とを備える。
【0028】入力部41で受けたクロック信号および入
力信号は、データ処理ユニット1内の内部回路(図示せ
ず)に入力される。また、クロック信号はクロックドラ
イバ43で増幅されて出力部42に入力され、入力信号
はフリップフロップ(FF)44およびマルチプレクサ
(MUX)45を経て出力部42に入力される。
【0029】フリップフロップ44はクロック信号によ
って制御され、入力信号を同期化する回路であり、マル
チプレクサ45は制御部46によって制御され、フリッ
プフロップ44の出力信号または内部回路の出力信号を
選択して出力する。クロックドライバ43とフリップフ
ロップ44との間にはスイッチ部47が設置され、制御
部46の制御の下にフリップフロップ44へのクロック
信号の供給を制御するようになっている。
【0030】この構成において、各データ処理ユニット
1の転送制御部40は、クロック信号の立ち上がりで入
力信号をラッチし、出力信号を隣接ユニットに出力す
る。クロック信号とデータとは同様の伝送路を通るの
で、クッロクスキューの影響が相殺できる。また、1転
送クロック間の信号経路を隣接ユニット間に限定できる
ので、伝送路の負荷や経路が最小化され、各隣接ユニッ
ト間転送の高速化が可能になる。
【0031】例えば、最左端のデータ処理ユニット1A
が画像データを取り込むカメラユニットであり、その他
のデータ処理ユニット1B〜1Fが画像処理ユニットで
あるとすると、画像データはカメラユニット1Aから画
像処理ユニット1B〜1Fに一方向に転送される。
【0032】この画像データを1画面(フレーム)毎に
各ユニット1B〜1Fに割り当てれば、ユニット1B〜
1F相互間の入力データの位相は必ずしも揃っている必
要はなく、むしろ大量のデータを転送するためにスルー
プットを上げることが重要となる。そこで、本実施の形
態のようにパイプライン状に同期リレー転送でデータを
転送する方法が効果的に働く。
【0033】(通常のデータ転送)本実施の形態におけ
る通常のデータ転送では、伝送路長と負荷を制限して電
気的動作環境の改善されたデータバスを高速動作させ、
パイプラインのようにデータをクロック同期でリレー転
送することにより、ユニット数の増減にかかわらず高ス
ループットで安定したデータ転送が可能となる。図3
は、そのときのタイミングチャートである。
【0034】(コンカレントデータ転送)図4は、デー
タ処理ユニット1Aをカメラ#0ユニットとし、データ
処理ユニット1Bを画像処理#0ユニットとし、データ
処理ユニット1Cをカメラ#1ユニットとし、データ処
理ユニット1D〜1Fを画像処理#1〜#3ユニットと
した画像処理装置を示すものである。
【0035】この構成において、画像処理#0ユニット
1Bとカメラ#1ユニット1Cとの間の転送経路を分断
し、カメラ#0ユニット1Aで取り込んだ画像データは
画像処理#0ユニット1Bで処理し、カメラ#1ユニッ
ト1Cで取り込んだ画像データは画像処理#1〜#3ユ
ニット1D〜1Fで分割して処理するようにする。
【0036】具体的には、画像処理#0ユニット1Bの
転送制御部40内のスイッチ部47を開放状態とし、フ
リップフロップ44へのクロック信号の供給を停止する
ことで行う。
【0037】これにより、カメラ#0の画像転送経路と
カメラ#1の画像転送経路とを分断し、同時に独立して
データ転送が行える。しかし、完全に分断された別々の
バスとは異なり、カメラ#0の画像データを画像処理#
1〜#3に転送する場合は、画像処理#0ユニット1B
の転送制御部4Bを駆動して画像データをリレー転送す
ることによりデータ転送が行える。
【0038】(障害検知)図5は、転送経路上の障害を
検知する場合の動作を示すブロック図である。転送経路
上の障害を検知する手段としては、転送データの誤りを
検知し、その誤りを訂正するパリティやECC(Error
Correcting Code :誤り訂正符号)等の手段、転送プロ
トコルのエラーでスタックしたとき、それを検知して復
旧するのによく利用されるWDT(ウオッチド・タイマ
ー)がある。
【0039】本実施の形態では、エラーを検知するとそ
のデータ処理ユニット内のレジスタREGにエラー検出
を示す情報をセットし、データ転送バス5とは別に設け
た非同期経路6を介して転送エラーの発生を他のデータ
転送ユニットに通知する。
【0040】エラー通知を受けた他のデータ転送ユニッ
トは、直ちに転送を中止し、マスタユニットは各ユニッ
トのレジスタを調べて転送経路上のどのユニット間で障
害が発生したかを特定し、障害ユニットを切り離す等の
エラー処理を行う。
【0041】この例では、データ処理ユニット1D〜1
E間に障害があり、データ処理ユニット1Dのレジスタ
REGにエラー確認を示す情報をセットし、データ処理
ユニット1EのレジスタREGにエラー転送を示す情報
をセットする。そして、データ処理ユニット1D,1E
から非同期経路6を介して他のデータ処理ユニットにエ
ラーを通知する。
【0042】(障害ユニットの切り離し)図6は、ある
ユニットの内部回路に障害が発生し、正常に動作できな
くなったときに、そのユニットの転送制御部4と内部回
路とを切り離すようにスルーパスモードを設けた場合の
動作を示すブロック図である。
【0043】このモードでは、隣接ユニットから受け取
ったデータや制御信号はそのまま後段の隣接にユニット
に受け渡すもので、システム全体から見ればデータを1
クロック送らせる遅延素子となるが、データ転送には一
切干渉せず存在しないものとみなせる。
【0044】この例では、データ処理ユニット1Dの内
部回路に障害が発生し、データ処理ユニット1Dの内部
回路と転送制御部4Dとを切り離し、転送制御部4Dは
データを1クロック送らせる単なる遅延素子として作動
する様子を示している。
【0045】(優先度付きデータ転送)図7は、転送す
るデータに優先度を設け、低優先度データの転送中に高
優先度のデータを受け取ると、実行中の低優先度データ
の転送を一旦中断し、高優先度のデータを転送する。例
えば、画像表示など恒常的にデータ転送バス5を占有す
るバースト転送中に、緊急性の高い割り込み処理を速や
かに実行する場合などに有効である。
【0046】図8は、各データ処理ユニットにおける優
先処理の手順を示すフローチャートである。まず、制御
部46は転送中のデータよりも優先度が高いデータが来
ると(ステップS11)、未転送のデータを自データ処
理ユニット内の一時バッファに保存し(ステップS1
2)、転送の優先度属性を更新し、高優先度データを次
のデータ処理ユニットに転送する(ステップS13)。
転送完了後、優先度属性を元に戻し、一時バッファに保
存した低優先度のデータを転送する(ステップS1
4)。
【0047】転送中のデータよりも優先度が低いデータ
が来ると(ステップS11)、転送の衝突を通知し(ス
テップS15)、実行中のデータの転送を続ける(ステ
ップS16)。転送完了後、衝突解除を通知する(ステ
ップS17)。
【0048】図9は、優先処理の一例を示すタイミング
チャートで、データ処理ユニット1Bからデータ処理ユ
ニット1Cに8ビットのデータL0〜L7を転送してい
る途中で、データ処理ユニット1Aから優先度の高い4
ビットのデータH0〜H3が転送されて来ると、データ
処理ユニット1Bは未転送のデータL3〜L7をユニッ
ト内の一時バッファに保存し、優先度の高いデータH0
〜H3を先に転送した後に、残りのデータL3〜L7を
転送する。
【0049】(双方向転送)図10は、データ転送バス
5を双方向転送のデータ転送経路に拡張し、データ処理
ユニット1Aをマスタユニットとし、データ処理ユニッ
ト1B〜1Fをスレーブユニットとしたシングルマスタ
構成のユニット連結型システムのブロック図である。
【0050】マスタユニット1Aが発信したアクセスの
制御信号はスレーブユニット1B〜1F間をリレー転送
され、スレーブユニット1B〜1Fからのリードデータ
は双方向の逆の経路をリレー転送されてマスタユニット
1Aへと到達する。
【0051】従って、マスタユニット1Aからのリード
アクセスに対して、スレーブユニット1B〜1Fがデー
タを返し、それがマスタユニット1Aに到達するのに隣
接ユニット間でそれぞれ2クロックずつの時間差が生じ
る。この時間差を利用して2クロックで転送できるだけ
のデータを1回のリードアクセスで全てのユニットから
読み出すことが可能である。
【0052】図11は、その動作を示すタイミングチャ
ートで、マスタユニット1Aから発せられたリードアク
セスBRがスレーブユニット1B〜1Fに順次リレー転
送されて行く過程で、スレーブユニット1Bからはデー
タDo〜D1、スレーブユニット1CからはデータD2
〜D3、スレーブユニット1DからはデータD4〜D5
というように、各スレーブユニットから2クロック分の
データが転送される様子を示している。
【0053】(並列処理)ところで、データ入力をトリ
ガとして処理を開始し、データ単位と処理単位とが1対
1に対応する演算処理ユニットからなる並列処理システ
ムでは、処理するデータが画像データとすると、データ
源であるカメラユニットから画像処理ユニットに一方通
行で転送できる。各ユニットが処理に要する時間にバラ
ツキがある場合は、各ユニットに単純にデータを割り振
ると、転送の時間間隔をバラツキの最大値に合わせなく
てはならず無駄な時間を浪費する。
【0054】一方、早く処理を完了したユニットを見つ
け出し、時間の無駄なくデータを割り振ろうとして状態
センス用信号線を設けると、処理を完了したユニットを
識別するために信号線が多数必要になり、識別処理のた
めに時間が掛ったりする。そこで、転送データに処理ト
ークンを付加してリレー転送し、処理開始可能状態にあ
るユニットがデータとトークンとを受け取るとそれらを
取り込み、処理を開始するようにした分配方式とする。
データとトークンとを受け取ったユニットの次のユニッ
トにはトークンを渡さないようにする。
【0055】これにより、処理時間のバラツキのせいで
次の処理を開始できるまでの時間が長くなっても、いず
れかの処理開始可能なユニットがデータを処理できるの
で、タクト時間を短縮できる。
【0056】図12は、このような並列処理システムに
おけるマスタ側の処理手順とスレーブ側の処理手順とを
示すフローチャートである。マスタ側の処理手順として
は、処理依頼トークンと処理データとをスレーブ側に送
信し(ステップS21)、スレーブ側からの返答(AC
K)が返ってくるのを所定時間待つ(ステップS2
2)。ACKが返ってくれば(ステップS23)、再び
ステップS21以降の処理を繰り返し、ACKが返って
こなければ、エラー処理(ステップS24)した後にス
テップS21以降の処理を繰り返す。
【0057】スレーブ側の処理手順としては、トークン
が来ると(ステップS31)、ユニットがアイドル状態
であれば(ステップS32)、トークンを次のユニット
に送らずにデータを取り込み、マスター側にACKを返
す(ステップS33)。取り込んだデータの処理が終了
すると(ステップS34)、再びステップS31以降の
処理を繰り返す。ユニットがアイドル状態でなければ
(ステップS32)、トークンとデータを次のユニット
に転送し(ステップS35)、ステップS31以降の処
理を繰り返す。
【0058】(拡張トークン方式)被処理データを複数
のユニットに転送し、それぞれ異なる処理を実行させる
場合、前述したトークン方式を拡張し、トークンに処理
条件などの情報を追加して転送するようにする。
【0059】例えば、N個のユニットにデータを転送し
て分散処理させる場合、トークンにNという数値情報を
追加する。処理開始可能なユニットはトークンを受け取
り、その値がNならばデータを処理する最初のユニット
であると判断し、最初のユニットが実行すべき処理を行
う。同時にトークンの値を1減じて次のユニットに転送
する。
【0060】以下同様に、処理開始可能ユニットは受け
取ったトークンの値に応じて処理を実行し、次ユニット
には1減じたトークンを受け渡す。処理開始可能でない
ユニットや、処理開始可能であっても既にトークン値が
ゼロの場合は、そのままトークンを次ユニットに渡す。
【0061】こうして被処理データを複数ユニットで分
散処理する場合、割り振られた処理を完了して再び処理
開始可能になったユニットに次の処理を割り振れるの
で、N個のユニットで分散処理する場合でも、処理ユニ
ットの数が必ずしもNの倍数である必要はなくなる。
【0062】図13は、このような拡張トークン方式に
おけるマスタ側の処理手順とスレーブ側の処理手順とを
示すフローチャートである。マスタ側の処理手順として
は、転送先ユニット数を処理依頼トークンにセットし
(ステップS41)、処理依頼トークンと処理データを
送信する(ステップS42)。スレーブ側からの返答
(ACK)が返ってくるのを所定時間待ち(ステップS
43)、所定回数のACKが返ってくれば(ステップS
44)、再びステップS41以降の処理を繰り返す。A
CKが返ってこなければ、エラー処理(ステップS4
5)した後にステップS41以降の処理を繰り返す。
【0063】スレーブ側の処理手順としては、トークン
が正の値で(ステップS51)、ユニットがアイドル状
態であれば(ステップS52)、トークン値を1減じて
データを取り込み、マスター側にACKを返す(ステッ
プS53)。次いで、トークンとデータを次のユニット
に転送し(ステップS54)、取り込んだデータを処理
する(ステップS55)。
【0064】データの処理が終了すると、再びステップ
S51以降の処理を繰り返す。ユニットがアイドル状態
でなければ(ステップS52)、トークンとデータを次
のユニットに転送し(ステップS56)、ステップS5
1以降の処理を繰り返す。
【0065】(変換データの転送)被処理データが1つ
のデータ処理ユニットで処理される場合は、そのデータ
がそのユニットに伝送されると、もはやその後段のデー
タ処理ユニットに伝送する意味がない。一方、処理開始
可能なユニットはその前に完了した処理結果を出力する
必要がある。例えば、カメラからの画像入力を処理して
入力とは異なる画像を作り出し、これを表示する場合が
これに当たる。こうして同じバスを利用して転送するデ
ータを途中ですり替えることにより、バスのバンド幅の
2倍までの実質転送レートを実現できる。
【0066】図14および図15は、ユニット1Aから
送られてきた被処理データD0〜D7がユニット1Cで
処理され、ユニット1Cから処理結果データR0〜R3
として出力される様子を示すブロック図およびタイミン
グチャートである。
【0067】(ウェイト制御)図16は、転送制御部4
0の他の実施の形態を示すブロック図で、自ユニットの
内部回路または後段のデータ処理ユニットからウェイト
(Wait)信号を受け、前段のデータ処理ユニットに出力
するように構成され、さらにデータ転送用のフリップフ
ロップ44の他にデータ一時保存用のバッファ48を有
する構成となっている。その他の構成は図2に示す構成
と同一である。
【0068】この構成によれば、マスタユニット1Aか
ら連続的にデータが出力されたときに、スレーブユニッ
ト1B〜1F側で遅滞なくデータを受けたり出したりす
ることができない状態が生じた場合は、マスタユニット
1Aに対しデータ出力を停止することを要求するウェイ
ト信号が必要となる。
【0069】例えば、現在、他の処理を実行している
が、少し経てば受け付けることが出来る場合や、16バ
イトの処理を続けて実行した後に数クロック休止してか
ら再び16バイトの処理を実行するといった場合が相当
する。
【0070】すなわち、データをある程度受け入れて処
理し、その処理結果を出力し、再びデータを受け入れる
という処理を実行するためにはウェイト信号が必要とな
る。各ユニットは自ユニットまたは後段ユニットからウ
ェイト信号を受け取ると、前段ユニットにウェイト信号
を出力し転送データを中断させる。
【0071】しかし、複数のユニットが縦列接続されて
いるため、あるスレーブユニットからウェイト信号を出
力しても、マスタユニット1Aに到達するには時間が掛
るため、その間にもマスタユニット1Aからは次々とデ
ータが出力される。そのような場合には、すでに出力さ
れたデータを各ユニットのバッファ48に保存し、ウェ
イトが解除されて転送が再開されるまで一時的に保存し
ておく。
【0072】図17は、このようなウェイト制御の手順
を示すフローチャートである。自ユニットの内部回路ま
たは後段ユニットからウェイト要求があれば(ステップ
S61)、転送制御部40は前段ユニットにウェイト信
号を出力し、後段ユニットへの出力を中断する(ステッ
プS62)。前段ユニットからデータがあれば(ステッ
プS63)、一時保存用のバッファ48に格納する(ス
テップS64)。
【0073】ウェイトが解除されると(ステップS6
5)、後段ユニットへの出力を再開し(ステップS6
6)、一時保存用のバッファ48に格納したデータを排
出し(ステップS67)、それが終了すると前段ユニッ
トへウェイト解除を通知する(ステップS68)。
【0074】図18は、ウェイト制御の動作を示すタイ
ミングチャートである。自ユニットに前段ユニットから
データDo〜D2が送られて来た時点で、後段ユニット
からウェイト信号が送られて来た場合は、ウェイト信号
を前段ユニットに転送し、データD3を一時保存用のバ
ッファ(tmp)48に格納し、後段ユニットへの出力
を中断する。同様にして前段ユニットの一時保存用のバ
ッファ48にはデータD4が格納される。
【0075】ウェイトが解除されると、バッファ48に
格納したデータD3を排出して後段ユニットに出力し、
前段ユニットにウェイト解除を通知する。すると、前段
ユニットの一時保存用のバッファ48に格納されていた
データD4が排出されて自己ユニットに転送される。そ
れ以降のデータD5〜D7は通常通り転送される。
【0076】(FIFO制御)このように、各ユニット
は発信側ユニットから受信側ユニットの間では転送デー
タを一時保存するFIFOとみなすことができる。ユニ
ットがn個あるとすると、最左端から最右端までデータ
転送を行うときは、n−1クロックの遅延があり、最右
端のスレーブユニットがウェイト信号を出してマスタユ
ニットに伝わるまでに「(n−1)×2−1」クロック
が経過する。
【0077】このため、「(n−1)×2−1」段のF
IFOが必要となる。各ユニットに1段のFIFOを持
ち、スレーブユニットからマスタユニットに向ってウェ
イト信号が順に伝わって来るが、1クロックづつの遅れ
があるので、各ユニットには2個のデータが保存され
る。1個はドライブしておき、もう1個はFIFO(バ
ッファ48)に入れる。
【0078】マスタユニット1Aは各スレーブユニット
がFIFOを持っているか否かの情報を有しており、F
IFOのないスレーブユニットに対してはバースト転送
を行ってはならない。また、FIFOが必要な段数より
少ないときは、マスタユニットがウェイト信号を挿入
し、FIFOの必要量を低減させることができる。
【0079】次に、図19は、マスタユニット1Aから
例えばスレーブユニット1Dにデータを転送する際に、
その間のスレーブユニットをFIFOとみなし、マスタ
ユニット1Aとスレーブユニット1Dとの接続が確立す
るまで数段分のデータを転送し、スレーブユニット1D
からのレディー信号(転送可能信号)またはウェイト信
号によって転送制御する様子を示すタイミングチャート
である。
【0080】すなわち、マスタユニット1Aからデータ
D0,D1,D2,D3の順にデータが出力され、デー
タD0がスレーブユニット1Dに達すると、スレーブユ
ニット1Dからレディー信号がマスタユニット1Aに送
られる。
【0081】レディー信号がマスタユニット1Aに到達
するまではデータ転送を停止し、レディー信号がマスタ
ユニット1Aに到達すると、マスタユニット1Aは次の
データD4,D5を出力する。この後、スレーブユニッ
ト1Dからウェイト信号が到達すると再びデータ転送を
停止し、次のレディー信号の到達によってデータD6,
D7,…を出力する。
【0082】図20は、マスタユニットからスレーブユ
ニットにデータを転送する際に、マスタユニットとその
スレーブユニットとの接続が確立してからブロック転送
を行う様子を示すタイミングチャートである。マスタユ
ニット1Aが転送要求をスレーブユニット1Dに出し、
スレーブユニット1Dがレディー信号を返すまで、2番
目以降のデータを転送することはできない。マスタユニ
ット1Aはスレーブユニット1Dからレディー信号を受
け取るたびに新しいデータの転送を行い、ウェイト信号
を受け取るとデータの転送を停止する。
【0083】(リング状接続)図21は、データバス5
の両端を接続してリング状になるように構成したユニッ
ト連結型システムのブロック図で、マスタユニット1A
からのアクセスがスレーブユニット1B〜1Fを一巡し
て戻るようなデータ経路を作り、全ての信号を一方通行
で処理することによってバスアクセスをパイプライン方
式で実行できるようにしている。
【0084】例えば、マスタユニット1Aがライトアク
セスを実行する場合、スレーブユニットにライトバッフ
ァを持たせておき、ポステッド・ライト方式でパイプラ
イン的に異なるライトアクセスを連続して発行できる。
これに対し、リードアクセスでは、データが返って来る
のを待つ間、バスを占有してスループットを低下させる
ことができる。
【0085】また、この構成ではスレーブユニットから
のリードデータがアクセス制御信号と同じ方向に伝送さ
れてマスタユニットに返るため、アクセスが完了するの
を待たずに次のアクセスを連続して発行することができ
る。リードアクセスおよびライトアクセスともにスルー
プットを向上させることができる。
【0086】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、伝送路長
と負荷の制限された高速動作可能な伝送路環境を作り出
し、切断されたデータバス間をパイプライン状に同期リ
レー伝送することにより、ユニット数によらない安定し
た高スループットのデータ転送が行える。
【0087】請求項2記載の発明によれば、システムの
データ転送経路を複数の経路に分割して同時に動作させ
ることができる。
【0088】請求項3記載の発明によれば、転送経路上
の障害を検知してユニット単位で障害箇所を特定するこ
とができる。
【0089】請求項4記載の発明によれば、ユニットの
内部回路の故障時に、内部回路を転送経路から切り離し
てシステムを引き続き稼働させることができる。
【0090】請求項5記載の発明によれば、優先度が高
いデータを優先的に転送するので、アービトレーション
に要する時間をなくすことができる。
【0091】請求項6記載の発明によれば、各スレーブ
ユニットはマスタユニットからの1回の読み出し命令を
受けて最大2転送クロック分ずつのデータを出力するこ
とができる。
【0092】請求項7記載の発明によれば、各ユニット
の処理開始可否状態をマスタユニットが確認しなくと
も、処理開始可能なユニットが自律的にデータを取り込
んで処理実行することができる。
【0093】請求項8記載の発明によれば、予め定めら
れた条件に従って複数の処理開始可能なユニットに対し
てデータをマルチキャスト転送し、分散処理させること
ができる。
【0094】請求項9記載の発明によれば、同一バス上
で被処理データと処理結果データとを転送することがで
きるので、バスを実質的に2倍のバンド幅で利用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるユニット連結型システムの
ブロック図である。
【図2】転送制御部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明による通常のデータ転送を示すタイミン
グチャートである。
【図4】本発明によるコンカレントデータ転送の動作を
示すブロック図である。
【図5】本発明による転送経路上の障害を検知する動作
を示すブロック図である。
【図6】本発明による障害ユニット切り離し動作を示す
ブロック図である。
【図7】本発明による優先度付きデータ転送の動作を説
明するブロック図である。
【図8】優先度付きデータ転送の動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】優先処理の一例を示すタイミングチャートであ
る。
【図10】本発明による双方向の動作を示すブロック図
である。
【図11】双方向の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図12】本発明による並列処理の動作を示すフローチ
ャートである。
【図13】本発明による並列処理の他の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図14】本発明による変換データの転送動作を示すブ
ロック図である。
【図15】本発明による変換データの転送動作を示すタ
イミングチャートである。
【図16】転送制御部の他の構成を示すブロック図であ
る。
【図17】本発明によるウェイト制御の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図18】本発明によるウェイト制御の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図19】本発明によるFIFO制御の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図20】本発明によるFIFO制御の他の動作を示す
タイミングチャートである。
【図21】データバスの両端を接続してリング状に構成
したユニット連結型システムのブロック図である。
【図22】従来のユニット連結型システムを示すブロッ
ク図である。
【図23】従来のユニット連結型システムを示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1(1A〜1F) データ処理ユニット 2(2A〜2F),3(3A〜3F) コネクタ 4(4A〜4F) I/F部 5 データバス 40 転送制御部 41 入力部 42 出力部 43 クロックドライバ 44 フリップフロップ(FF) 45 マルチプレクサ(MUX) 46 制御部 47 スイッチ部 48 バッファ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ処理部と前記データ処理部の入出
    力データを転送するデータバスを備えたデータ処理ユニ
    ットを着脱自在な接続部を介して複数個縦列接続し、前
    記データ処理ユニット間でデータ転送を行うデータ処理
    装置において、 前記各ユニット内の入力側接続部および出力側接続部間
    に転送制御部を設け、前記データバスでデータをクロッ
    ク同期で入力時のクロック信号の次のクロック信号に同
    期してフリップフロップを介して隣接ユニットに転送す
    るように構成したことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 データバス上で転送された自ユニット宛
    のデータを受け入れると、転送制御部を制御して後段の
    データ処理ユニットへの前記データの転送を停止するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1記載のデータ処
    理装置。
  3. 【請求項3】 転送データのエラーチェックを行い、デ
    ータバス上の障害発生箇所をデータ処理ユニット毎に特
    定するように構成したことを特徴とする請求項1記載の
    データ処理装置。
  4. 【請求項4】 自データ処理ユニット内の故障時に、デ
    ータバス上を転送されてきたデータを自データ処理部に
    転送せず、データバス上を送られて来るデータを後段の
    データ処理ユニットへ転送するように構成したことを特
    徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 データを後段のデータ処理ユニットへ転
    送中に優先度が高い属性を有するデータが前段のデータ
    処理ユニットから入力されると、後段のデータ処理ユニ
    ットへ転送中のデータの転送を中断して前記優先度が高
    いデータを後段のデータ処理ユニットへ転送するように
    構成したことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装
    置。
  6. 【請求項6】 データバスは双方向の伝送路から構成さ
    れ、複数のデータ処理ユニットは1つのマスタデータ処
    理ユニットとそれに従属する複数のスレーブデータ処理
    ユニットとから構成され、スレーブデータ処理ユニット
    はマスタデータ処理ユニットからの読み出し命令を受け
    てマスタデータ処理ユニットにデータを転送し、マスタ
    データ処理ユニットにデータが到達するまでの間に1回
    の読み出し命令で最大2転送クロック分のデータを転送
    するように構成したことを特徴とする請求項1記載のデ
    ータ処理装置。
  7. 【請求項7】 複数のデータ処理ユニットは1つのマス
    タユニットとそれに従属する複数のスレーブユニットか
    ら構成され、マスタユニットは被処理データに処理トー
    クンを付加してスレーブユニットに転送し、処理開始可
    能状態にあるスレーブユニットは被処理データおよび処
    理トークンを受け入れると後段のスレーブユニットへの
    転送を停止し、処理開始可能状態にないスレーブユニッ
    トは被処理データおよび処理トークンを後段のスレーブ
    ユニットへ転送するように構成したことを特徴とする請
    求項1記載のデータ処理装置。
  8. 【請求項8】 マスタユニットは被処理データに条件付
    き処理トークンを付加してスレーブユニットに転送し、
    処理開始可能状態にあるスレーブユニットは被処理デー
    タおよび処理トークンを受け入れて処理トークンの条件
    を変更し、被処理データおよび条件を変更した処理トー
    クンを後段のスレーブユニットへ転送するように構成し
    たことを特徴とする請求項7記載のデータ処理装置。
  9. 【請求項9】 処理開始可能状態にあるスレーブユニッ
    トは被処理データおよび処理トークンを受け入れ、後段
    のスレーブユニットへは内部回路で処理した処理結果デ
    ータを転送するように構成したことを特徴とする請求項
    7記載のデータ処理装置。
JP9311022A 1997-10-28 1997-10-28 データ処理装置 Pending JPH11136309A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007315835A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Aloka Co Ltd ラック搬送システム
JP2009146123A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 情報処理装置および情報処理方法
JP2010098582A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Nec Commun Syst Ltd 出力停止制御回路と通信装置及び出力停止制御方法

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