JPH0868804A - 冷間鍛造製パルサリング - Google Patents
冷間鍛造製パルサリングInfo
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- JPH0868804A JPH0868804A JP6230479A JP23047994A JPH0868804A JP H0868804 A JPH0868804 A JP H0868804A JP 6230479 A JP6230479 A JP 6230479A JP 23047994 A JP23047994 A JP 23047994A JP H0868804 A JPH0868804 A JP H0868804A
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- tooth
- ring
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
- B21K1/00—Making machine elements
- B21K1/28—Making machine elements wheels; discs
- B21K1/30—Making machine elements wheels; discs with gear-teeth
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21J—FORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
- B21J5/00—Methods for forging, hammering, or pressing; Special equipment or accessories therefor
- B21J5/06—Methods for forging, hammering, or pressing; Special equipment or accessories therefor for performing particular operations
- B21J5/12—Forming profiles on internal or external surfaces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
- B21K1/00—Making machine elements
- B21K1/76—Making machine elements elements not mentioned in one of the preceding groups
- B21K1/761—Making machine elements elements not mentioned in one of the preceding groups rings
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/12—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
- G01D5/14—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage
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- G01D5/2006—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying inductance, e.g. by a movable armature by influencing the self-induction of one or more coils
- G01D5/2013—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying inductance, e.g. by a movable armature by influencing the self-induction of one or more coils by a movable ferromagnetic element, e.g. a core
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P3/00—Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
- G01P3/42—Devices characterised by the use of electric or magnetic means
- G01P3/44—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
- G01P3/48—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
- G01P3/481—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
- G01P3/488—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals delivered by variable reluctance detectors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷間鍛造が可能で、かつ必要な出力電圧が確
保できる歯形形状の冷間鍛造製パルサリングとする。自
動車のアンチロックブレーキ装置（ＡＢＳ）におけるホ
イール回転速度の計測用の回転計等に使用される 【構成】 このパルサリング１は、歯車状に並ぶ多数の
歯２を有し、各歯２が冷間鍛造で成形されたものとす
る。各歯２の歯形形状は、歯角度θが５〜１５°、歯高
さｈが１〜３mm、歯厚Ｂが１〜２mmの台形状とする。
保できる歯形形状の冷間鍛造製パルサリングとする。自
動車のアンチロックブレーキ装置（ＡＢＳ）におけるホ
イール回転速度の計測用の回転計等に使用される 【構成】 このパルサリング１は、歯車状に並ぶ多数の
歯２を有し、各歯２が冷間鍛造で成形されたものとす
る。各歯２の歯形形状は、歯角度θが５〜１５°、歯高
さｈが１〜３mm、歯厚Ｂが１〜２mmの台形状とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のアンチロッ
クブレーキ装置（ＡＢＳ）におけるホイール回転速度の
計測用の回転計等に使用される冷間鍛造製パルサリング
に関する。
クブレーキ装置（ＡＢＳ）におけるホイール回転速度の
計測用の回転計等に使用される冷間鍛造製パルサリング
に関する。
【０００２】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】この種の
パルサリングはギヤ状に形成したものであり、各歯を電
磁誘導形式のセンサで検出することで、そのパルス出力
から回転検出が行われる。従来のパルサリングは、焼結
または切削加工で形成しており、図４（Ａ）に示すよう
に、歯５１の歯形形状は尖鋭な形状となっている。しか
し、焼結や切削加工はコスト高となるため、安価に製造
できる方法が求められている。そこで、本出願人は冷間
鍛造でパルサリングを製造する方法を提案した（例えば
特願平５−３２８９４）。これは、リング状の素材を歯
形のダイス内に押し込むことで、各歯の歯形を成形する
方法である。このような冷間鍛造で歯形を形成する場
合、図４（Ａ）のような尖鋭な歯形形状とすることは難
しく、例えば図４（Ｂ）のように滑らかな形状とする必
要がある。
パルサリングはギヤ状に形成したものであり、各歯を電
磁誘導形式のセンサで検出することで、そのパルス出力
から回転検出が行われる。従来のパルサリングは、焼結
または切削加工で形成しており、図４（Ａ）に示すよう
に、歯５１の歯形形状は尖鋭な形状となっている。しか
し、焼結や切削加工はコスト高となるため、安価に製造
できる方法が求められている。そこで、本出願人は冷間
鍛造でパルサリングを製造する方法を提案した（例えば
特願平５−３２８９４）。これは、リング状の素材を歯
形のダイス内に押し込むことで、各歯の歯形を成形する
方法である。このような冷間鍛造で歯形を形成する場
合、図４（Ａ）のような尖鋭な歯形形状とすることは難
しく、例えば図４（Ｂ）のように滑らかな形状とする必
要がある。
【０００３】ところが、図４（Ｂ）のような滑らかな歯
形形状になると、出力電圧の低下が起きてしまい、安定
した回転検出が行えなくて、実用化できない可能性があ
る。例えば、出力電圧は、パルサリングの回転数に対応
して図５（Ａ）に曲線ａや曲線ｂで示すような波形の出
力となる。回転数が低いときは出力電圧も低い。このセ
ンサ出力は、ノイズの影響の除去等のために、一定のス
レッショルドレベルＳＬで信号処理して図５（Ｂ）のよ
うな矩形波に変換する。このスレッショルドレベルＳＬ
のため、回転数が低速のときは速度検出が行えないが、
前記のようにパルサリングの歯形形状を滑らかにしたこ
とに伴って出力電圧が低くなる場合は、検出可能な最低
回転速度が一層高くなってしまう。
形形状になると、出力電圧の低下が起きてしまい、安定
した回転検出が行えなくて、実用化できない可能性があ
る。例えば、出力電圧は、パルサリングの回転数に対応
して図５（Ａ）に曲線ａや曲線ｂで示すような波形の出
力となる。回転数が低いときは出力電圧も低い。このセ
ンサ出力は、ノイズの影響の除去等のために、一定のス
レッショルドレベルＳＬで信号処理して図５（Ｂ）のよ
うな矩形波に変換する。このスレッショルドレベルＳＬ
のため、回転数が低速のときは速度検出が行えないが、
前記のようにパルサリングの歯形形状を滑らかにしたこ
とに伴って出力電圧が低くなる場合は、検出可能な最低
回転速度が一層高くなってしまう。
【０００４】この発明の目的は、冷間鍛造が可能で、か
つ必要な出力電圧が確保できる歯形形状の冷間鍛造製パ
ルサリングを提供することである。
つ必要な出力電圧が確保できる歯形形状の冷間鍛造製パ
ルサリングを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明の冷間鍛造製パ
ルサリングは、歯車状に並ぶ多数の歯を有し、前記各歯
が冷間鍛造で成形されたパルサリングであって、前記各
歯の歯形形状を、側面の傾き角度である歯角度が５°以
上で１５°以下となる台形状としたものである。上記構
成において、各歯の歯高さを１mm以上で３mm以下とし、
かつ歯厚を１mm以上で２mm以下とすることが望ましい。
ルサリングは、歯車状に並ぶ多数の歯を有し、前記各歯
が冷間鍛造で成形されたパルサリングであって、前記各
歯の歯形形状を、側面の傾き角度である歯角度が５°以
上で１５°以下となる台形状としたものである。上記構
成において、各歯の歯高さを１mm以上で３mm以下とし、
かつ歯厚を１mm以上で２mm以下とすることが望ましい。
【０００６】
【作用】歯角度は、小さくなるに従って出力電圧が大き
く得られるが、５°以下の場合は鍛造が殆ど不可能とな
る。また、１５°以上にすると、出力電圧が低下する。
したがって、歯角度を５°〜１５°の範囲に設定するこ
とで、鍛造が可能で、かつ必要な出力電圧の確保が可能
となる。歯高さは、高くなるに従って出力電圧が大きく
得られるが、３mmよりも高くなると鍛造が難しくなり、
１mmよりも小さいと必要な出力電圧が得られない。した
がって、歯高さを１〜３mmの範囲とすることで、鍛造が
可能で、かつ必要な出力電圧の確保が可能となる。歯厚
は、１mmより小さいと鍛造が非常に難しく、また２mmを
超えても鍛造し難くなる。２mmを超えた場合は出力電圧
の低下も生じる。このように、歯角度が５°〜１５°、
歯高さが１〜３mm、歯厚が１〜２mmとなる台形状とする
ことで、鍛造が可能で、かつ必要な出力電圧の確保が可
能な最適の歯形形状となる。
く得られるが、５°以下の場合は鍛造が殆ど不可能とな
る。また、１５°以上にすると、出力電圧が低下する。
したがって、歯角度を５°〜１５°の範囲に設定するこ
とで、鍛造が可能で、かつ必要な出力電圧の確保が可能
となる。歯高さは、高くなるに従って出力電圧が大きく
得られるが、３mmよりも高くなると鍛造が難しくなり、
１mmよりも小さいと必要な出力電圧が得られない。した
がって、歯高さを１〜３mmの範囲とすることで、鍛造が
可能で、かつ必要な出力電圧の確保が可能となる。歯厚
は、１mmより小さいと鍛造が非常に難しく、また２mmを
超えても鍛造し難くなる。２mmを超えた場合は出力電圧
の低下も生じる。このように、歯角度が５°〜１５°、
歯高さが１〜３mm、歯厚が１〜２mmとなる台形状とする
ことで、鍛造が可能で、かつ必要な出力電圧の確保が可
能な最適の歯形形状となる。
【０００７】
【実施例】この発明の一実施例を図１および図２に基づ
いて説明する。このパルサリング１は、外周の全周に一
定ピッチで歯２を有するものであって、リング状素材を
冷間鍛造することで前記各歯２を形成したものである。
各歯２は、各部の寸法関係が次の範囲となる等脚台形状
の歯形形状とする。すなわち、歯角度θは５°以上で１
５°以下、歯高さｈは１mm以上で３mm以下、歯厚Ｂは１
mm以上で２mm以下とする。歯角度θは、歯２の側面のリ
ング半径方向に対する傾き角度を示す。歯厚Ｂは、歯高
さの中心における厚さとする。この場合に、パルサリン
グ１のリング幅Ｈに対する歯高さｈの比Ｈ／ｈは、冷鍛
加工が可能となる制限範囲である１．０〜５．０の範囲
としてある。前記リングＨは、歯２の歯元における径方
向幅である。パルサリング１の材質としては、軟鋼また
はステンレス鋼等が使用できる。軟鋼を使用する場合
は、防塵のための表面処理やめっき処理を施す。
いて説明する。このパルサリング１は、外周の全周に一
定ピッチで歯２を有するものであって、リング状素材を
冷間鍛造することで前記各歯２を形成したものである。
各歯２は、各部の寸法関係が次の範囲となる等脚台形状
の歯形形状とする。すなわち、歯角度θは５°以上で１
５°以下、歯高さｈは１mm以上で３mm以下、歯厚Ｂは１
mm以上で２mm以下とする。歯角度θは、歯２の側面のリ
ング半径方向に対する傾き角度を示す。歯厚Ｂは、歯高
さの中心における厚さとする。この場合に、パルサリン
グ１のリング幅Ｈに対する歯高さｈの比Ｈ／ｈは、冷鍛
加工が可能となる制限範囲である１．０〜５．０の範囲
としてある。前記リングＨは、歯２の歯元における径方
向幅である。パルサリング１の材質としては、軟鋼また
はステンレス鋼等が使用できる。軟鋼を使用する場合
は、防塵のための表面処理やめっき処理を施す。
【０００８】歯角度θは、５〜１０°の範囲が好まし
い。歯高さｈは、２〜３mmの範囲が好ましい。歯厚Ｂ
は、１．０〜１．５mmの範囲が好ましい。これら歯角度
θ、歯高さｈ、歯厚Ｂの組み合わせは、好ましくは、歯
角度が５〜１０°、歯高さｈが２〜３mm、歯厚Ｂが１．
０〜１．５mmの組み合わせである。このパルサリング１
は、図２に示すように、歯１の検出を行う電磁誘導型の
センサ３等と組み合わせて回転計４を構成する。
い。歯高さｈは、２〜３mmの範囲が好ましい。歯厚Ｂ
は、１．０〜１．５mmの範囲が好ましい。これら歯角度
θ、歯高さｈ、歯厚Ｂの組み合わせは、好ましくは、歯
角度が５〜１０°、歯高さｈが２〜３mm、歯厚Ｂが１．
０〜１．５mmの組み合わせである。このパルサリング１
は、図２に示すように、歯１の検出を行う電磁誘導型の
センサ３等と組み合わせて回転計４を構成する。
【０００９】図３は、上記パルサリング１の冷間鍛造法
の一例を示す。この方法では、リング状のダイ１１と段
付き軸状のポンチ１２とを用い、ダイ１１内に投入した
リング状素材Ｗをポンチ１２の段面１２ｃで押し込む。
リング状素材Ｗは、パイプ状部材の輪切り品等からな
る。このように押し込むことで、ダイ１１の内径面にギ
ヤ状に突設された多数の歯成形用歯部１３により、リン
グ状素材Ｗの外径面に前記の歯２が塑性加工され、図３
（Ｂ）のようにダイ１１から押し出された状態で、リン
グ状素材Ｗはパルサリング１となる。ダイ１１の各歯成
形用歯部１３の上端面１３ａは傾斜面としてある。
の一例を示す。この方法では、リング状のダイ１１と段
付き軸状のポンチ１２とを用い、ダイ１１内に投入した
リング状素材Ｗをポンチ１２の段面１２ｃで押し込む。
リング状素材Ｗは、パイプ状部材の輪切り品等からな
る。このように押し込むことで、ダイ１１の内径面にギ
ヤ状に突設された多数の歯成形用歯部１３により、リン
グ状素材Ｗの外径面に前記の歯２が塑性加工され、図３
（Ｂ）のようにダイ１１から押し出された状態で、リン
グ状素材Ｗはパルサリング１となる。ダイ１１の各歯成
形用歯部１３の上端面１３ａは傾斜面としてある。
【００１０】この構成のパルサリング１によると、歯２
の歯形形状を前記のように設定したので、必要な出力電
圧が確保でき、かつ冷間鍛造が支障なく行える。すなわ
ち、歯角度θは、小さくなるに従って出力電圧が大きく
得られるが、５°以下の場合は鍛造が殆ど不可能とな
る。また、１５°以上にすると、出力電圧が低下する。
したがって、歯角度を５°〜１５°の範囲に設定するこ
とで、鍛造が可能で、かつ必要な出力電圧の確保が可能
となる。歯高さｈは、高くなるに従って出力電圧が大き
く得られるが、３mmよりも大きくなると鍛造が難しくな
り、１mmよりも小さいと必要な出力電圧が得られない。
したがって、歯高さｈを１〜３mmの範囲とすることで、
鍛造が可能で、かつ必要な出力電圧の確保が可能とな
る。歯厚Ｂは、１mmより小さいと鍛造が非常に難しく、
また２mmを超えても鍛造し難くなる。２mmを超えた場合
は出力電圧の低下も生じる。このように、歯角度θが５
°〜１５°、歯高さｈが１〜３mm、歯厚Ｂが１〜２mmと
なる歯形形状とすることで、出力電圧の低下をあまり起
こさず、必要な出力電圧の確保が可能となり、また鍛造
が可能となる最適な歯形形状となり、安価にパルサリン
グ１の製造が行える。歯角度θ、歯高さｈ、および歯厚
Ｂの前記の適正範囲は、実験結果から推測できた。な
お、歯高さｈおよび歯厚Ｂは、リング幅Ｈやリング内径
ｄとも関係する場合があるが、リング幅Ｈが５〜２０mm
の範囲、リング内径ｄが５０〜９０mmの範囲であれば、
上記の制限範囲で出力電圧が確保でき、また鍛造が可能
となる。
の歯形形状を前記のように設定したので、必要な出力電
圧が確保でき、かつ冷間鍛造が支障なく行える。すなわ
ち、歯角度θは、小さくなるに従って出力電圧が大きく
得られるが、５°以下の場合は鍛造が殆ど不可能とな
る。また、１５°以上にすると、出力電圧が低下する。
したがって、歯角度を５°〜１５°の範囲に設定するこ
とで、鍛造が可能で、かつ必要な出力電圧の確保が可能
となる。歯高さｈは、高くなるに従って出力電圧が大き
く得られるが、３mmよりも大きくなると鍛造が難しくな
り、１mmよりも小さいと必要な出力電圧が得られない。
したがって、歯高さｈを１〜３mmの範囲とすることで、
鍛造が可能で、かつ必要な出力電圧の確保が可能とな
る。歯厚Ｂは、１mmより小さいと鍛造が非常に難しく、
また２mmを超えても鍛造し難くなる。２mmを超えた場合
は出力電圧の低下も生じる。このように、歯角度θが５
°〜１５°、歯高さｈが１〜３mm、歯厚Ｂが１〜２mmと
なる歯形形状とすることで、出力電圧の低下をあまり起
こさず、必要な出力電圧の確保が可能となり、また鍛造
が可能となる最適な歯形形状となり、安価にパルサリン
グ１の製造が行える。歯角度θ、歯高さｈ、および歯厚
Ｂの前記の適正範囲は、実験結果から推測できた。な
お、歯高さｈおよび歯厚Ｂは、リング幅Ｈやリング内径
ｄとも関係する場合があるが、リング幅Ｈが５〜２０mm
の範囲、リング内径ｄが５０〜９０mmの範囲であれば、
上記の制限範囲で出力電圧が確保でき、また鍛造が可能
となる。
【００１１】なお、前記実施例では外歯のパルサリング
１の場合につき説明したが、この発明は内歯のパルサリ
ングにも適用することができる。
１の場合につき説明したが、この発明は内歯のパルサリ
ングにも適用することができる。
【００１２】
【発明の効果】この発明の冷間鍛造製パルサリングは、
各歯の歯形形状を、歯角度が５°以上で１５°以下とな
る台形状としたため、出力電圧の低下を起こさず、かつ
鍛造が可能で、安価にパルサリングの製造が行える。請
求項２の発明の場合は、さらに歯高さを１〜３mm、歯厚
を１〜２mmの範囲としたため、歯高さや歯厚の観点から
も、出力電圧の低下を起こさず、かつ鍛造が可能なもの
とでき、安価に製造可能なパルサリングを実現できる。
各歯の歯形形状を、歯角度が５°以上で１５°以下とな
る台形状としたため、出力電圧の低下を起こさず、かつ
鍛造が可能で、安価にパルサリングの製造が行える。請
求項２の発明の場合は、さらに歯高さを１〜３mm、歯厚
を１〜２mmの範囲としたため、歯高さや歯厚の観点から
も、出力電圧の低下を起こさず、かつ鍛造が可能なもの
とでき、安価に製造可能なパルサリングを実現できる。
【図１】この発明の一実施例にかかるパルサリングの部
分正面図である。
分正面図である。
【図２】同パルサリングとセンサでなる回転計の構成説
明図である。
明図である。
【図３】同パルサリングの製造方法を示す工程図であ
る。
る。
【図４】パルサリングの歯形例を示す部分正面図であ
る。
る。
【図５】パルサリングを使用した回転計の出力電圧例お
よびその信号処理例を示すグラフである。
よびその信号処理例を示すグラフである。
１…パルサリング、２…歯、３…センサ、４…回転計、
Ｂ…歯厚、ｈ…歯高さ、θ…歯角度、１１…ダイ、１２
…ポンチ
Ｂ…歯厚、ｈ…歯高さ、θ…歯角度、１１…ダイ、１２
…ポンチ
Claims (2)
- 【請求項１】 歯車状に並ぶ多数の歯を有し、前記各歯
が冷間鍛造で成形されたパルサリングであって、前記各
歯の歯形形状を、側面の傾き角度である歯角度が５°以
上で１５°以下となる台形状としたことを特徴とする冷
間鍛造製パルサリング。 - 【請求項２】 各歯の歯高さを１mm以上で３mm以下と
し、かつ歯厚を１mm以上で２mm以下とした請求項１記載
の冷間鍛造製パルサリング。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6230479A JPH0868804A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 冷間鍛造製パルサリング |
| GB9517285A GB2292781B (en) | 1994-08-30 | 1995-08-23 | Cold forged pulsar ring |
| DE19531992A DE19531992A1 (de) | 1994-08-30 | 1995-08-30 | Kaltgeschmiedeter Impulsgeberring |
| US08/856,195 US5764051A (en) | 1993-08-31 | 1997-05-14 | Cold forged toothed ring for producing rotational speed signals |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6230479A JPH0868804A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 冷間鍛造製パルサリング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0868804A true JPH0868804A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16908451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6230479A Pending JPH0868804A (ja) | 1993-08-31 | 1994-08-30 | 冷間鍛造製パルサリング |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0868804A (ja) |
| DE (1) | DE19531992A1 (ja) |
| GB (1) | GB2292781B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002531757A (ja) * | 1998-12-03 | 2002-09-24 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 自動車に用いられる伝動ユニット |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1650572B1 (de) | 2004-10-22 | 2012-12-19 | Getrag Ford Transmissions GmbH | Zahnrad mit Markierungen zur Geschwindigkeits- und Positionserfassung |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61123970U (ja) * | 1985-01-22 | 1986-08-04 | ||
| JPH0745014Y2 (ja) * | 1989-10-23 | 1995-10-11 | エヌティエヌ株式会社 | パルスリング |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP6230479A patent/JPH0868804A/ja active Pending
-
1995
- 1995-08-23 GB GB9517285A patent/GB2292781B/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-08-30 DE DE19531992A patent/DE19531992A1/de not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002531757A (ja) * | 1998-12-03 | 2002-09-24 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 自動車に用いられる伝動ユニット |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2292781B (en) | 1998-02-04 |
| DE19531992A1 (de) | 1996-03-07 |
| GB9517285D0 (en) | 1995-10-25 |
| GB2292781A (en) | 1996-03-06 |
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