JPH086865Y2 - 削岩機用ドリル - Google Patents

削岩機用ドリル

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JPH086865Y2
JPH086865Y2 JP1994008347U JP834794U JPH086865Y2 JP H086865 Y2 JPH086865 Y2 JP H086865Y2 JP 1994008347 U JP1994008347 U JP 1994008347U JP 834794 U JP834794 U JP 834794U JP H086865 Y2 JPH086865 Y2 JP H086865Y2
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JP
Japan
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drill
cutter
cutting
rod
head
Prior art date
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JP1994008347U
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JPH0720386U (ja
Inventor
ショルツ ディーター
フレッシュ フリードリッヒ
Original Assignee
ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト
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Publication date
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    • E21—EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21B—EARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B10/00—Drill bits
    • E21B10/46—Drill bits characterised by wear resisting parts, e.g. diamond inserts
    • E21B10/58—Chisel-type inserts
    • E—FIXED CONSTRUCTIONS
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    • E21B—EARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B10/00—Drill bits
    • E21B10/44—Bits with helical conveying portion, e.g. screw type bits; Augers with leading portion or with detachable parts
    • E21B10/445—Bits with helical conveying portion, e.g. screw type bits; Augers with leading portion or with detachable parts percussion type, e.g. for masonry
    • E—FIXED CONSTRUCTIONS
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  • Drilling Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、シャフトと、押込み方
向に向けられた先端部を有するドリルヘッドとを具える
削岩機用ドリルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】削岩機用のドリルは、石材、コンクリー
ト、煉瓦などの材料中に固定素子もしくは爆薬を納め、
または管もしくはケーブルを通すための孔を形成するの
に供せられている。硬質金属製のインサートが設けられ
たドリルとしては、従来より２種類の形式のものが既知
である。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】少なくとも1 つのカッ
タープレートを有するドリルは製造が容易であり、主と
して約35mm程度の比較的小径の孔を穿設するのに用いら
れる。このドリルは、カッタープレートのカッターが特
にその外周領域で早期に摩耗し、作業効率が著しく低下
する。カッター縁部の摩耗によって操作性も悪化する。
【０００４】特に大径の孔を穿設するための削岩機用ド
リルとして、ドイツ連邦共和国特許出願公開第2528003
号公報に記載されたものにおいては、ドリルの押込み方
向に向けられたドリルヘッドの先端部に硬質金属製のカ
ッターロッドを設けている。これらのカッターロッドは
荷重負荷面積が小さいために高い圧力を受け材料に及ぼ
し、したがって作業能率を向上することができる。ただ
し、カッタープレートとは異なり、個々のカッターロッ
ドは再研削を経済的に行うことができない。しかも、か
かるカッターロッドを使用する場合には作業時にドリル
を安定に芯出しすることが困難である。個々のカッター
ロッドの破損時には、その交換が不可能であるため、ド
リル全体が使用不能となる。
【０００５】本考案の目的は、高い切削トルクの作用時
であっても砕石を良好に排出し、所要形状の受け孔を形
成することのできる削岩機用ドリルを提案することであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本考案によるドリルは、シャフトと、押込み方向に
向けられた先端部を有するドリルヘッドと、該ドリルヘ
ッドの外周より突出した硬質金属製のカッタープレート
とを具え、該カッタープレートに２個の相互に鈍角をな
すよう屋根状に傾斜させて配置したカッターを設けた削
岩機用ドリルにおいて、ドリルヘッドの先端部に硬質金
属製のカッターロッドを複数個設けるとともに、カッタ
ーロッドの遊端を、カッタープレートのカッターの回転
面内に配置したことを特徴とするものである。
【０００７】本考案によれば、カッタープレートを設け
たことによって穿孔時の良好な作動特性を実現すること
ができるとともに、カッターロッドを付設したことによ
って、カッタープレートとカッターロッドとをほぼ同時
に受け材料に作用させうるので、カッタープレートのカ
ッターの摩耗を抑制し、穿孔作業能率の低下を効果的に
防止することが可能となる。
【０００８】本考案を実施するにあたり、カッタープレ
ートを、ドリルヘッドの外周より突出させて配置するの
が有利である。かかる構成により、受け孔の良好な表面
および正確な形状を実現しうるのみならず、ドリルヘッ
ド自体が受け孔内面と接触して早期に消耗するのを防止
することが可能となる。ドリルヘッドの外周に対するカ
ッタープレートの突出量は、ドリルヘッドの直径および
カッタープレートの厚さに応じて例えば数mmまでの値と
することができる。
【０００９】本考案を実施するにあたり、カッタープレ
ートに２個の相互に屋根状に傾斜させて配置したカッタ
ーを設けるのが有利である。相互に屋根状に傾斜させて
配置した両カッターにより受け材料内でドリルの良好な
芯出が行え、しかもドリルの先端をその中心軸線領域に
形成することが可能となる。その傾斜角度は、両カッタ
ーが相互に鈍角、例えば約 130゜をなすように設定する
のが望ましく、ドリルの先端を早期の摩擦から保護し、
かつ、ドリルを良好に案内する効果を発揮するものであ
る。
【００１０】削岩機用ドリルを容易に製造可能とするた
め、カッターロッドの少なくとも一部をドリル軸線と平
行に配置することができる。カッターロッドは主として
ドリル軸線方向の応力が負荷されているので、カッター
ロッドを上記のごとく配置することによってカッターロ
ッドをドリルヘッドの先端部内で良好に支持することが
できる。カッターロッドは、ドリル軸線と平行に配置す
ることにより、カッタープレートに近接させて配置する
ことが可能となる。受け物質を良好に破砕可能とするた
め、カッターロッドの少なくとも一部をドリル軸線に対
して傾斜させて配置することができる。ドリルヘッドの
先端部が例えば円錐形状を呈する場合、カッターロッド
をドリルヘッドの表面に対してほぼ直角に配置すること
によりカッターロッドを最も効率よくドリルヘッドに埋
設することが可能となる。受け物質を良好に破砕可能と
するため、カッターロッドの少なくとも一部を相互に異
なる半径方向位置に配置することができる。
【００１１】カッターロッドの一部をドリルヘッドの外
周より突出させて配置するのが有利である。カッターロ
ッドをドリルヘッドの外周より突出させて配置すること
により、破砕物質がドリルヘッドと受け孔の内壁との間
で圧密されることに起因するドリルのロックを防止する
ことができる。さらに、これらのカッターロッドにより
受け孔の所要の形状精度を達成することも可能となる。
【００１２】カッターロッドの遊端を、カッタープレー
トにおけるカッターの回転面内に配置するのが有利であ
る。ドリルを受け物質にあてがう際に、カッタープレー
トとカッターロッドとを受け物質に同時に係合させるこ
とができる。これにより、カッタープレートおよびカッ
ターロッドの摩耗を大幅に抑制し、穿孔作業能率を向上
することが可能となる。カッターロッドはカッタープレ
ートと同程度の硬度を有するものとして両者の耐用寿命
および摩耗量をほぼ一致させると共に作動特性を一定に
保持する構成とすることができる。
【００１３】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例について説明す
る。第１〜３図に示す削岩機用ドリルは、シャフト１
と、これに結合されたドリルヘッド２とを具えている。
シャフト１に案内ねじ３を設け、この案内ねじによって
ドリルを受け孔内で案内すると共に砕石の排出を行な
う。
【００１４】ドリルヘッド２に排出溝４を長手方向に延
在させて設け、この排出溝４を経て砕石をドリルの押込
み方向に向けられたドリルヘッド２の先端部2aからシャ
フト１まで移動させる。ドリルヘッド２の中央にカッタ
ープレート５を配置する。このカッタープレート５はド
リルヘッド２より押込み方向および半径方向に突出させ
る。ドリルヘッド２の残余の先端部2aにはカッターロッ
ド６, ７を配設する。
【００１５】ドリルの縦断面を示す第３図から明らかな
とおり、カッターロッド６はドリル軸線と平行に、また
カッターロッド７はドリル軸線に対して傾斜させてそれ
ぞれ配置する。カッターロッド６，７は、それぞれの遊
端がカッタープレート５のカッター5a , 5b によって形
成される回転面内に位置するように適宜の深さだけドリ
ルヘッド２内に埋設する。かかる配置により、ドリルの
使用時にカッタープレート５とカッターロッド６，７と
を均等に摩耗させることができる。
【００１６】第４図に示す実施例に係る比較的大径の削
岩機用ドリルは、シャフト11と、シャフト11に対しこれ
により半径方向に突出させて結合したドリルヘッド12と
を具えている。シャフト11上には別体の案内ねじ13を配
置する。ドリルの押込み方向に向けられたドリルヘッド
12の先端部12a には、その中央にカッタープレート15を
配置する。ドリルの回転時におけるカッタープレート15
の回転面は２点鎖線で示すとおりである。カッタープレ
ート15に加えて、ドリルヘッド12の先端部12aおよび外
周部にはカッターロッド16 , 17 , 18 , 19 を配設す
る。カッターロッド17 ,19はドリル軸線に対して傾斜さ
せて配置する。カッターロッド16はドリル軸線と平行に
配置する。さらに、カッターロッド18はドリル軸線に対
して直角にドリルヘッドの外周面よりも突出させて配置
する。カッターロッド18はドリルの使用時に受け孔の内
壁と接触させ、例えば内壁の粗面化に供する。カッター
ロッド16 ,17 , 18 , 19は異なる半径方向位置に配置す
る。その結果、受け材料を良好に破砕することができ、
しかも各カッターロッドに力を均等に分配することも可
能となる。本実施例においてもカッターロッド16 , 17
, 18 , 19 を、それぞれの遊端がカッタープレート15
のカッターの回転面内に位置するように適宜の深さだけ
ドリルヘッド12内に埋設する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例による削岩機用ドリルの正面
図である。
【図２】第１図に示したドリルの端面図である。
【図３】第２図のIII−III線に沿う縦断面図である。
【図４】本考案の他の実施例によるドリルを示す第３図
と同様な縦断面図である。
【符号の説明】
1 , 11 シャフト 2 , 12 ドリルヘッド 2a , 12a 同先端部 5 , 15 カッタープレート 5a , 5b カッター 6 , 7 , 16 , 17 , 18 , 19 カッターロッド

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 シャフト(1,11)と、押込み方向に向けら
    れた先端部(2a, 12a) を有するドリルヘッド(2 ,12)
    と、該ドリルヘッドの外周より突出した硬質金属製のカ
    ッタープレート(5，15) とを具え、該カッタープレート
    (5，15) に２個の相互に鈍角をなすよう屋根状に傾斜さ
    せて配置したカッター(5a, 5b)を設けた削岩機用ドリル
    において、 ドリルヘッドの先端部に硬質金属製のカッターロッド(6
    , 7 , 16 , 17 , 18, 19) を設けるとともに、 カッターロッド(6 , 7 , 16 , 17 , 18 , 19) の遊端
    を、カッタープレート(5, 15)のカッター(5a , 5b) の
    回転面内に配置したことを特徴とするドリル。
  2. 【請求項２】 実用新案登録請求の範囲第１項に記載の
    ドリルにおいて、カッターロッド(6 , 16)の少なくとも
    一部をドリル軸線と平行に配置したことを特徴とするド
    リル。
  3. 【請求項３】 実用新案登録請求の範囲第１項又は第２
    項に記載のドリルにおいて、カッターロッド(7, 17 , 1
    8 , 19) の少なくとも一部をドリル軸線に対して傾斜さ
    せて配置したことを特徴とするドリル。
  4. 【請求項４】 実用新案登録請求の範囲第１項〜第３項
    のいずれか１つに記載のドリルにおいて、カッターロッ
    ド(6 , 7 , 16 , 17 , 18 , 19) の少なくとも一部を相
    互に異なる半径方向位置に配置したことを特徴とするド
    リル。
  5. 【請求項５】 実用新案登録請求の範囲第１項〜第４項
    のいずれか１つに記載のドリルにおいて、カッターロッ
    ド(18 , 19) の一部をドリルヘッド(12)の外周より突出
    させて配置したことを特徴とするドリル。
JP1994008347U 1985-12-16 1994-07-12 削岩機用ドリル Expired - Lifetime JPH086865Y2 (ja)

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DE3544433:9 1985-12-16
DE3544433A DE3544433C2 (de) 1985-12-16 1985-12-16 Gesteinsbohrer

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JPH0720386U JPH0720386U (ja) 1995-04-11
JPH086865Y2 true JPH086865Y2 (ja) 1996-02-28

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Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61297813A Pending JPS62141293A (ja) 1985-12-16 1986-12-16 削岩機用ドリル
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US (1) US4765419A (ja)
EP (1) EP0226537B1 (ja)
JP (2) JPS62141293A (ja)
AT (1) ATE106985T1 (ja)
AU (1) AU587514B2 (ja)
CA (1) CA1266651A (ja)
DE (2) DE3544433C2 (ja)
DK (1) DK173050B1 (ja)
ES (1) ES2056047T3 (ja)
FI (1) FI81295C (ja)

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