JPH0868513A - 燃焼兼電気抵抗式間接加熱方法及び装置 - Google Patents
燃焼兼電気抵抗式間接加熱方法及び装置Info
- Publication number
- JPH0868513A JPH0868513A JP20567294A JP20567294A JPH0868513A JP H0868513 A JPH0868513 A JP H0868513A JP 20567294 A JP20567294 A JP 20567294A JP 20567294 A JP20567294 A JP 20567294A JP H0868513 A JPH0868513 A JP H0868513A
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- JP
- Japan
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- heating
- combustion
- electric resistance
- burner
- mode
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 燃焼兼電気抵抗式間接加熱方法及び装置。
【構成】 一端にバーナ部を構成し、他端に排気部を構
成したセラミックラジアントチューブ２の加熱部３を炉
内に設置し、前記バーナ部４の下流側に電気絶縁部６と
電極を設けると共に前記排気部の上流側に絶縁部と電極
部７を設け、高負荷急速加熱必要時には、前記バーナ部
４の運転により燃焼モードにより加熱部３を加熱し、繊
細温度制御必要時には、前記バーナの運転を停止した
後、電極部７に通電させて電気抵抗モードにより加熱部
３を加熱して炉内被熱物を間接加熱処理するようにした
ことを特徴とするものである。高負荷急速加熱必要時に
は、前記バーナ部４の運転により燃焼モードにより加熱
部３を加熱し、繊細温度制御必要時には、前記バーナの
運転を停止した後、電極部７に通電させて電気抵抗モー
ドにより加熱部３を加熱して炉内被熱物を間接加熱処理
する。
成したセラミックラジアントチューブ２の加熱部３を炉
内に設置し、前記バーナ部４の下流側に電気絶縁部６と
電極を設けると共に前記排気部の上流側に絶縁部と電極
部７を設け、高負荷急速加熱必要時には、前記バーナ部
４の運転により燃焼モードにより加熱部３を加熱し、繊
細温度制御必要時には、前記バーナの運転を停止した
後、電極部７に通電させて電気抵抗モードにより加熱部
３を加熱して炉内被熱物を間接加熱処理するようにした
ことを特徴とするものである。高負荷急速加熱必要時に
は、前記バーナ部４の運転により燃焼モードにより加熱
部３を加熱し、繊細温度制御必要時には、前記バーナの
運転を停止した後、電極部７に通電させて電気抵抗モー
ドにより加熱部３を加熱して炉内被熱物を間接加熱処理
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は燃焼兼電気抵抗式間接加
熱方法及び装置に関するものである。
熱方法及び装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】機械部品等の熱処理をする場合、一般に
還元雰囲気中での加熱が行われる。この加熱には電気ヒ
ーターやラジアントチューブのうちどちらかを使用され
ている。
還元雰囲気中での加熱が行われる。この加熱には電気ヒ
ーターやラジアントチューブのうちどちらかを使用され
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記ラジアントチュー
ブバーナ方式及び電気ヒーター方式には、次の通り課題
を有している。 燃焼式（ラジアントチューブバーナ方式） 急速な加熱が可能であり、昇温時間の短縮等が図れる
上、一般にエネルギーコストは安価である。しかし特に
仕上げ工程での炉内の温度分布やその精度に課題があ
る。 電気抵抗方式（電気ヒーター） 一般にヒーター１本当たりの加熱能力は低く、昇温に時
間が掛かる。昇温を考えるとヒーターの本数も相当に必
要となる。また同一処理量当たりのエネルギーコストは
燃焼式に比べ、２倍から３倍と高い等の課題がある。
ブバーナ方式及び電気ヒーター方式には、次の通り課題
を有している。 燃焼式（ラジアントチューブバーナ方式） 急速な加熱が可能であり、昇温時間の短縮等が図れる
上、一般にエネルギーコストは安価である。しかし特に
仕上げ工程での炉内の温度分布やその精度に課題があ
る。 電気抵抗方式（電気ヒーター） 一般にヒーター１本当たりの加熱能力は低く、昇温に時
間が掛かる。昇温を考えるとヒーターの本数も相当に必
要となる。また同一処理量当たりのエネルギーコストは
燃焼式に比べ、２倍から３倍と高い等の課題がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、一端にバーナ部を構成し、他端に排
気部を構成したセラミックラジアントチューブの加熱部
を炉内に設置し、前記バーナ部の下流側に電気絶縁部と
電極を設けると共に前記排気部の上流側に絶縁部と電極
部を設け、高負荷急速加熱必要には、前記バーナ部の運
転により燃焼モードにより加熱部を加熱し、繊細温度制
御必要時には、前記バーナの運転を停止した後、電極部
に通電させて電気抵抗モードにより加熱部を加熱して炉
内被熱物を間接加熱処理するようにしたことを特徴とす
る燃焼兼電気抵抗式間接加熱方法を提供するものであ
る。
ために、本発明は、一端にバーナ部を構成し、他端に排
気部を構成したセラミックラジアントチューブの加熱部
を炉内に設置し、前記バーナ部の下流側に電気絶縁部と
電極を設けると共に前記排気部の上流側に絶縁部と電極
部を設け、高負荷急速加熱必要には、前記バーナ部の運
転により燃焼モードにより加熱部を加熱し、繊細温度制
御必要時には、前記バーナの運転を停止した後、電極部
に通電させて電気抵抗モードにより加熱部を加熱して炉
内被熱物を間接加熱処理するようにしたことを特徴とす
る燃焼兼電気抵抗式間接加熱方法を提供するものであ
る。
【０００５】また、本発明は、一端にバーナ部を構成
し、他端に排気部を構成したセラミックラジアントチュ
ーブの加熱部を炉内に設置し、前記バーナ部の下流側に
電気絶縁部と電極を設けると共に前記排気部の上流側に
電気絶縁部と電極部を設けたことを特徴とする燃焼兼電
気抵抗式間接加熱装置を提供するものである。
し、他端に排気部を構成したセラミックラジアントチュ
ーブの加熱部を炉内に設置し、前記バーナ部の下流側に
電気絶縁部と電極を設けると共に前記排気部の上流側に
電気絶縁部と電極部を設けたことを特徴とする燃焼兼電
気抵抗式間接加熱装置を提供するものである。
【０００６】また、本発明は、前記セラミックラジアン
トチューブを炉体に複数本設置したことを特徴とする燃
焼兼電気抵抗式間接加熱装置を提供するものである。
トチューブを炉体に複数本設置したことを特徴とする燃
焼兼電気抵抗式間接加熱装置を提供するものである。
【０００７】
【作用】高負荷急速加熱必要時には、前記バーナ部の運
転により燃焼モードにより加熱部を加熱し、繊細温度制
御必要時には、前記バーナの運転を停止した後、電極部
に通電させて電気抵抗モードにより加熱部を加熱して炉
内被熱物を間接加熱処理する。
転により燃焼モードにより加熱部を加熱し、繊細温度制
御必要時には、前記バーナの運転を停止した後、電極部
に通電させて電気抵抗モードにより加熱部を加熱して炉
内被熱物を間接加熱処理する。
【０００８】
【実施例】符号１は炉体を示し、２は加熱部３を炉体１
に設置したラジアントチューブを示す。このラジアント
チューブ２の一端にバーナ部４を構成し、他端には排気
部５を構成する。前記バーナ部４の下流側には電気絶縁
部６と電極部７を設け、同様に前記排気部５の上流側に
は電気絶縁部６と電極部７を設ける構成とする。このよ
うに構成したラジアントチューブ２は炉体１に複数本設
置してもよい。
に設置したラジアントチューブを示す。このラジアント
チューブ２の一端にバーナ部４を構成し、他端には排気
部５を構成する。前記バーナ部４の下流側には電気絶縁
部６と電極部７を設け、同様に前記排気部５の上流側に
は電気絶縁部６と電極部７を設ける構成とする。このよ
うに構成したラジアントチューブ２は炉体１に複数本設
置してもよい。
【０００９】しかして、高負荷急速加熱必要時には燃焼
モードにより被熱物８を加熱する。即ちバーナ部４には
燃料と空気が供給され燃焼が開始すると、加熱部３内に
於いて火炎９を発生して、燃焼を進行しながら間接加熱
により被熱物８を加熱する。排気は排気部５を介して排
出される。次に、繊細温度制御必要時には、前記バーナ
部４の運転を停止して電気抵抗モードに切換える。即
ち、電極部７に通電することによって加熱部３がヒータ
ーとなって、被熱物８を間接加熱する。このように、燃
焼モードと電気抵抗モードを選択的にスイッチして被熱
物８に対してベストの温度コントロールを実行し品質の
高い製品を得るものである。
モードにより被熱物８を加熱する。即ちバーナ部４には
燃料と空気が供給され燃焼が開始すると、加熱部３内に
於いて火炎９を発生して、燃焼を進行しながら間接加熱
により被熱物８を加熱する。排気は排気部５を介して排
出される。次に、繊細温度制御必要時には、前記バーナ
部４の運転を停止して電気抵抗モードに切換える。即
ち、電極部７に通電することによって加熱部３がヒータ
ーとなって、被熱物８を間接加熱する。このように、燃
焼モードと電気抵抗モードを選択的にスイッチして被熱
物８に対してベストの温度コントロールを実行し品質の
高い製品を得るものである。
【００１０】
【発明の効果】本発明は以上の通りであるので、次の諸
効果がある。負荷の掛かる時は燃焼式、そうでない仕
上げの段階では電気と、処理コストが抑えられ経済性が
高い。昇温時間は短くできる。仕上げ時（均熱時）
の温度制御並びに炉内温度分布も良好となり、製品の品
質向上に繋がる。低温から高温まであらゆる範囲での
使用が可能となる。チューブが兼用であり、スペース
をとらず、かつ設置コストも抑えられる。
効果がある。負荷の掛かる時は燃焼式、そうでない仕
上げの段階では電気と、処理コストが抑えられ経済性が
高い。昇温時間は短くできる。仕上げ時（均熱時）
の温度制御並びに炉内温度分布も良好となり、製品の品
質向上に繋がる。低温から高温まであらゆる範囲での
使用が可能となる。チューブが兼用であり、スペース
をとらず、かつ設置コストも抑えられる。
【図１】本発明の全体の断面的説明図である。
１ 炉体 ２ ラジアントチューブ ３ 加熱部 ４ バーナ部 ５ 排気部 ６ 電気絶縁部 ７ 電極部 ８ 被熱物 ９ 火炎
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ２３Ｎ 5/00 Ａ Ｆ２７Ｄ 11/02 Ａ 8926−4Ｋ Ｈ０５Ｂ 3/00 ３７５
Claims (3)
- 【請求項１】 一端にバーナ部を構成し、他端に排気部
を構成したセラミックラジアントチューブの加熱部を炉
内に設置し、前記バーナ部の下流側に電気絶縁部と電極
を設けると共に前記排気部の上流側に絶縁部と電極部を
設け、高負荷急速加熱必要時には、前記バーナ部の運転
により燃焼モードにより加熱部を加熱し、繊細温度制御
必要時には、前記バーナの運転を停止した後、電極部に
通電させて電気抵抗モードにより加熱部を加熱して炉内
被熱物を間接加熱処理するようにしたことを特徴とする
燃焼兼電気抵抗式間接加熱方法。 - 【請求項２】 一端にバーナ部を構成し、他端に排気部
を構成したセラミックラジアントチューブの加熱部を炉
内に設置し、前記バーナ部の下流側に電気絶縁部と電極
を設けると共に前記排気部の上流側に電気絶縁部と電極
部を設けたことを特徴とする燃焼兼電気抵抗式間接加熱
装置。 - 【請求項３】 前記セラミックラジアントチューブを炉
体に複数本設置したことを特徴とする請求項１記載の燃
焼兼電気抵抗式間接加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20567294A JPH0868513A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 燃焼兼電気抵抗式間接加熱方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20567294A JPH0868513A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 燃焼兼電気抵抗式間接加熱方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0868513A true JPH0868513A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16510787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20567294A Pending JPH0868513A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 燃焼兼電気抵抗式間接加熱方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0868513A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5901700A (en) * | 1996-03-25 | 1999-05-11 | Matsushita Electric Industrial, Co. Ltd. | Combustion apparatus |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP20567294A patent/JPH0868513A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5901700A (en) * | 1996-03-25 | 1999-05-11 | Matsushita Electric Industrial, Co. Ltd. | Combustion apparatus |
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