JPH086835B2 - 磁気弁 - Google Patents

磁気弁

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JPH086835B2
JPH086835B2 JP2246016A JP24601690A JPH086835B2 JP H086835 B2 JPH086835 B2 JP H086835B2 JP 2246016 A JP2246016 A JP 2246016A JP 24601690 A JP24601690 A JP 24601690A JP H086835 B2 JPH086835 B2 JP H086835B2
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magnetic
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shaft
valve shaft
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ニコライセン ホルゲル
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ダンフォス アクチュセルスカベト
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/06Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
    • F16K31/0644One-way valve
    • F16K31/0655Lift valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/30Expansion means; Dispositions thereof
    • F25B41/31Expansion valves
    • F25B41/34Expansion valves with the valve member being actuated by electric means, e.g. by piezoelectric actuators
    • F25B41/345Expansion valves with the valve member being actuated by electric means, e.g. by piezoelectric actuators by solenoids
    • F25B41/347Expansion valves with the valve member being actuated by electric means, e.g. by piezoelectric actuators by solenoids with the valve member being opened and closed cyclically, e.g. with pulse width modulation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気コイルと、磁気コアと、バルブシャフ
トを形成し、前記磁気コイルの磁場を通って変位可能な
磁石可動部と、前記バルブシャフトを囲むバルブプレー
トと、少なくとも1つの弁座と、前記磁気コイルがスイ
ッチオフされたときに、前記バルブプレートを弁座に保
持するリセットスプリングとを含み、前記バルブプレー
トに作用する力が、前記バルブシャフトから伝達される
磁気弁に関するものである。
〔従来の技術〕
西独特許第3441251号に開示されたかかる種類の従来
の磁気弁においては、バルブプレートおよびバルブシャ
フトあるいは磁石可動部は、磁気伝導性材料から一体的
につくられている。したがって、弁の開閉に際しては、
比較的大きな質量を動かすことが必要となり、このため
に、とくに、磁気弁が電気パルスによって作動される場
合には、磁気弁の応答スピードの上限が決定されてしま
う。また、硬質の材料は、接触により、表面の粗さを補
うことができないため、閉止状態において、バルブプレ
ートによる弁座のシールが充分ではなくなるおそれがあ
る。
また、西独特許出願公告第1218242号および同第12182
43号により、バルブシャフトが、バルブプレートに強固
に接続し、後者が比較的高剛性の支持プレートと支持プ
レートを囲むゴム状材料とから形成されている磁気弁も
知られている。しかしながら、かかる磁気弁において
は、蒸気が、支持プレートにおけるゴム状材料の間を容
易に透過して、バルブプレートを変形させるという問題
点があった。その結果、バルブプレートの不均一性によ
り、閉止状態において、シールに欠陥が生じていた。ま
た、バルブシャフトとバルブプレートとが強固に接続さ
れているため、ゴム状材料の摩耗した場合におけるバル
ブプレートの交換が困難であるという問題もあった。さ
らには、バルブシャフトも交換しなければならない場合
もあり得る。しかし、これは、とくに磁気伝導性材料の
場合には、材料の浪費であり、大きなコストアップの原
因となる。
〔発明の目的〕
本発明は、磁気コイルと、磁気コアと、バルブシャフ
トを形成し、前記磁気コイルの磁場を通って変位可能な
磁石可動部と、前記バルブシャフトを囲むバルブプレー
トと、少なくとも1つの弁座と、前記磁気コイルがスイ
ッチオフされたときに、前記バルブプレートを弁座に保
持するリセットスプリングとを含み、前記バルブプレー
トに作用する力が、前記バルブシャフトから伝達される
磁気弁であって、閉止状態において、より良好にシール
することができ、とくにパルスによって操作される場合
に、より迅速な作動が可能な磁気弁を提供することを目
的とするものである。
〔発明の構成および作用〕
本発明のかる目的は、前記バルブプレートが、前記バ
ルブシャフトとは別個に形成され、前記バルブシャフト
により支持された弾性金属の環状プレートを備え、該環
状プレートが、少なくとも、その内縁において半径方向
に突出する歯を備えており、さらに、前記歯の少なくと
も一部を被覆しない状態で残すように、前記環状プレー
ト上に吹きつけられ、前記少なくとも1つの弁座と協動
する弾性プラスチックからなるコーティングを備えるこ
とによって達成される。
本発明によれば、高剛性のバルブプレートを用いる場
合に比して、弾性プラスチックが、薄い環状プレート、
とくに、その小断面の歯の弾性的可撓性と協動して、よ
り容易に弁座の不均一さに適合し、および/または、バ
ルブシャフトの傾斜によりバルブプレートが斜めに位置
することを、より容易に補償するから、閉止状態におい
て、充分なシールを達成することができる。支持環状プ
レートの弾性プラスチックとの間に閉じ込められた蒸気
およびこれによってもたらされるリークのために生ずる
バルブプレートの不均一さは、歯の露出表面により、閉
じ込められた蒸気が大気に放出されるから、同様に防止
される。また、これらの歯は、バルブプレートの開放ま
たは閉止動作の最終段階において、ゴム弾性プラスチッ
クが、吸込圧力の下で(または、弁が流れの方向に閉じ
る場合には、吸込圧力に抗して)、衝撃を伴って、弁座
に吸付けられたり、あるいは、弁座に吸付けられたまま
になったりすることが起こりにくくするとともに、急激
に持ち上がったりすることが起りにくくなることを保証
している。これに伴って、コーティングは、弁座に対向
する側の環状プレートから持ち上げられ、同時に、歯が
なければ、環状プレートの他方の側で引き伸され、ま
た、環状プレートの両端のまわりに引き出されるが、こ
れらは、プレートの半径方向の内縁における歯によって
防止されている。コーティングは、歯がない場合よりも
半径方向に狭くなるが、環状プレートの内径および外径
は変わらない。したがって、持ち上げる対象となるコー
ティング材料は少ない。急激な閉止または開放は、接続
された導管システムにおいて、聴き取ることが可能な液
体の「ノッキング」を生じさせる。環状プレートの歯の
露出領域は、バルブプレートの組立て中、あるいは、磁
気弁の動作中における開放および閉止力を伝達する役目
を果たすことができる。好ましくは、ショアD硬さが、
約40乃至63の領域にある比較的高硬度の熱可塑性ポリマ
ー、さらに、好ましくは、熱可塑性ポリエステルまたは
冷媒に対して高い抵抗力を備えたクロロプレンゴムから
なる弾性プラスチックの吹付けは、極めて迅速且つ簡単
におこなうことができる。また、バルブプレートとバル
ブシャフトとを合わせたものは、これらを磁気伝導性材
料で一体に形成する場合よりも小さい質量を有してい
る。したがって、磁気弁を、高い作動パルス周波数で開
閉することができる。
好ましくは、環状プレートは、環状プレートの内縁に
おいて半径方向に突出する歯に対して、周方向にオフセ
ットされ、外縁において半径方向に突出する歯も合わせ
て備え、これらの表面の少なくとも一部が、露出してい
ることが好ましい。これによって、環状プレートと弾性
プラスチックとを、より一層良好に接触させることがで
きる。弁を通って流れる液体およびその結果生じるコー
ティング材料の環状プレートの半径方向への伸張のため
に、プラスチックの膨張が生じた場合にも、弾性コーテ
ィングが、バルブプレートと弁座に対向する側の環状プ
レートの縁のまわりの弁座との間の吸込み圧力により、
弁座から離れた側から、引かれ、持ち上げられにくくな
っている。これはまた、環状プレートの同一の内径およ
び外径に対して、コーティングの半径方向の幅がより小
さいままであるためである。弁座へのコーティング材料
の急激な吹付き、あるいは、コーティング材料が最初に
弁座に吸付けられている場合には、弁の開放に際しての
急激な持ち上がりによって生ずる衝撃ノイズには、これ
によって、より一層防止される。同時に、環状プレート
とプラスチックとの間に閉じ込められた蒸気は、弾性プ
ラスチック材料での膨れを生じることなしに(歯に沿っ
て)、より容易に、放出され得る。
この磁気弁は、環状プレートの面に対して垂直なバル
ブプレートの中央軸の周囲に複数の弁座が配置された複
数ノズル弁として特に好適である。弾性プラスチック材
料のための特別の保持手段が必要ないので、弁座に対向
する環状面全体を弁座に対する当接面として利用するこ
とができ、単一の弁座の場合に比して、弁座に対するバ
ルブプレートの傾斜を、ほとんど防止することができ
る。
バルブシャフトの周囲に取付けられ、1または複数の
弁座から離れた側に位置し、半径方向内側の歯を有する
環状プレートの縁部分のための当接面を備えた段部を有
するブッシュを設けることもできる。一方では、これ
は、バルブプレートをバルブシャフトから引き抜くこと
によって、バルブプレートを容易に交換することを可能
とする。他方、バルブプレートがバルブシャフトの如何
なる横軸まわりに回動可能であり、したがって、その位
置を1または複数の弁座の位置に対して、より容易に適
合させることを、同時に保証している。また、バルブシ
ャフトに作用する作動力は、実質的に半径方向内側の歯
を介してバルブプレートに伝達され、逆も同様である。
このブッシュは、バルブシャフトの一端部に位置させ
てもよく、他端部が、バルブハウジングの出口チャンバ
内の制動シリンダ内に突出する制動ピストンを形成する
ようにしてもよい。このようにして、磁気弁の急激な作
動に際してのバルブプレートと弁座との間の接触音を抑
制するだけでなく、制動シリンダ内におけるガイトに起
因するバルブシャフトの傾きをほとんど防止することが
でき、これによって、より一層良好なシールがなされ
る。
制動シリンダは、その口部分から半径方向に突出し、
出口チャンバを画成し、それぞれ、弁座により囲まれる
ノズルにより横切られる環状フランジを備えていてもよ
い。こうすることにより、弁座を担うプレートと制動シ
リンダとを別々にした構造に比して、バルブプレートお
よび弁座の傾きが防止されるように、プレートと制動シ
リンダを軸方向に性格に組み立てる目的で、プレートと
制動シリンダを精密に製造することは必要でなくなる。
同時に、バルブプレートを、ノズルオリフィスから小さ
な間隔で配置してもよく、これによって、バルブプレー
トの湾曲および弁の開閉中に隣接する導管システムにお
いて爆発音として感じられる衝撃状圧力波(「ノッキン
グ」)を防止することができる。
磁気コイルにより囲まれ、磁気コイル中の軸方向位置
が調節可能な磁気コアの一端面と、磁石可動部を形成す
る閉止位置におけるバルブシャフトの一端面との間にエ
アギャップを形成してもよい。磁気コアが軸方向に調節
可能であることは、エアギャップの寸法を正確に設定し
て、最適の磁力を生成することを可能にしている。ま
た、可動部のストロークを、これによって正確に定め、
その持ち上がった位置において、バルブプレートが、ノ
ズルを通る流れに影響を与えないように、ストロークを
小さくすることができる。ストロークの長さは、ノズル
オリフィスの直径の少なくとも四分の一であることが好
ましい。
磁気コアのエアギャップに対向する端面において、非
励磁性材料からなるプレートが取付けられていることが
好ましい。このようにして、磁気コイルのスイッチがオ
フになって、リセットスプリングがバルブプレートおよ
び磁石可動部を閉止状態に復帰させる場合に、磁石可動
部が残留磁気によっ、て磁気コアニ保持されることがな
いようにされている。
1または複数の弁座から離れた側において、バルブプ
レートは、バルブシャフトを囲み、かつ、リセットスプ
リング内に突出する突出部を備えていてもよい。このよ
うにして、リセットスプリングは、好ましくは円錐形状
であるこの突出部によりガイドされる。このリセットス
プリングは、バルブプレートをブッシュの段に対して押
圧し、それによってバルブシャフトを動かして、磁気コ
イルがスイッチオフになった場合に、バルブプレートが
弁座に対して位置するようにしている。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例につき、
詳細に説明を加える。
第1図は、本発明の実施例に係る磁気弁の略断面図で
ある。
第1図において、本発明の実施例に係る磁気弁は、互
いにシールされた磁気伝導性の同軸ハウジング部1およ
び2を有するハウジングを備えている。ハウジング部1
内には、磁気コイル4と、磁気コイル4を収容するコイ
ル担体5と、磁気コイル4を囲む壁6と、コイル担体5
の軸方向中央穴7内に配置された管8と、管8に挿入さ
れた棒状磁気コア9と、管8を囲み、ハウジング部分1
を閉じる環状プレート10と、コイル担体5と壁6との間
の間隙をシールする2枚のシールプレート11とを備えた
電磁石が備えられている。電流の供給または電磁石の励
起は、壁6およびハウジング部1から横方向に導き出さ
れるケーブル12を通じてなされる。電磁石は、棒状バル
ブシャフト13をさらに備えており、これが同時に磁石可
動部および制動ピストンを形成している。バルブシャフ
ト13は、磁気コア9と同軸であり、エアギャップによ
り、磁気コア9から隔てられている。磁気コア9に対向
するバルブシャフト13の端部は、そこに固定され、か
つ、バルブプレート15により囲まれているブッシュ14に
よって囲まれている。バルブプレート15は、その一方
が、環状プレート10によりハウジングに支持され、か
つ、他方が、バルブプレート15により支持されている円
錐状リセットスプリングによって、弁座17に押しつけら
れている。バルブシャフト13の他端部は、その口部から
半径方向に突出する環状フランジ19を有する制動シリン
ダ18内に突出する制動ピストンを形成している。環状フ
ランジ19は、入口接続部20に連続された入口チャンバ21
を、出口接続部23に連結された出口チャンバ22から隔絶
し、制動シリンダ18は出口チャンバ22内に突出してい
る。
弁座17は、入口チャンバ21内に、バルブシャフト13の
まわりに均一な角距離で、かつ、各々がノズル24が横切
られるように、配置され、入口チャンバ21および出口チ
ャンバ22は、電磁石の力によって、バルブプレート15
が、弁座17から持ち上げられる際に、ノズル24を介して
相互に接続されるようになっている。
第2図は、バルブプレート15の略平面図であり、第3
図は、第2図のIII−III線略断面図、第4図は、第2図
のIV−IV線略断面図、第5図は、第2乃至4図のバルブ
プレートの弾性プラスチック材料に埋め込まれた弾性金
属の環状プレートの略平面図である。
バルブプレート15は、バルブシャフト13とは別個に形
成され、特にスプリング鋼のような弾性金属からつくら
れる厚さ約0.25mmの極めて薄い環状プレート25を含み、
(第5図参照)さらに、環状プレート25の内縁から半径
方向に突出する6個の歯26と環状プレート25の外縁から
半径方向に突出する6個の歯27を備えている。ここに、
歯26と27とは等しい角距離で配置され、周方向に、連続
する内側および外側歯の間で、ある間隔をもって、互い
違いに配置されている。環状プレート25は、歯26、27の
少なくとも一部が露出したまま残されるように吹きつけ
られた基部の厚さが約1mmの弾性プラスチック材料のコ
ーティング28と、軸方向環状突出部29とを備えている。
環状突出部29は、リセットスプリング16内に延びて、こ
れをガイドし、リセットスプリング16内へ導入するため
に、その自由端において、外側が円錐状に面取りされて
いる。歯26および27は、コーティング28から部分的にの
み放射状に突出している。
この弾性プラスチック材料は、約40乃至63のショアD
硬度を有している。熱可塑性ポリマーが、これに適し、
とくに、熱可塑性エラストマーが好適である。熱可塑性
ポリエステルもこれに適している。クロロプレンゴム
は、好適に用いられ得る。
半径方向に延びる内側の歯26を介して、バルブプレー
ト15は、リセットスプリング16の圧力により、ブッシュ
14の段部30の当接面に、当接するように保持され、この
当接面は弁座から離れた位置に設けられている。このよ
うに、弁の開閉中に働く力は、実質的に、半径方向に延
びる内側の歯26を介して、伝達される。同時に、バルブ
プレート15は、バルブシャフト13の任意の横軸を中心に
して回転可能であり、したがって、大きな領域にわたっ
て、弁座17に対して位置し得る。
磁気コア9のエアギャップに対向する端面において、
非励磁材料からなるプレート31が取付けられている。プ
レート31はその中央部において、プレート31と磁気コア
9との間に閉じ込められた蒸気を放出することのできる
孔32を備えている。プレート31は、磁石コイル4をスイ
ッチオフした後に磁気コア9内に残留する残留磁気が、
リセットスプリング16によってもたらされるバルブシャ
フト13とバルブプレート15とによる閉止動作を著しく妨
げることがないように保証している。
磁気コア9の軸方向の位置、したがって、エアギャッ
プの幅は、正確に設定することができる。このため、磁
気コイル4がスイッチオフされ、したがって、バルブプ
レート15がリセットスプリング16により、弁座17に対し
て、第1図に示される位置に保持されると、固定リング
33、34によって、ハウジング部分1とコイル担体5に対
して、その軸方向の位置が固定された管8内において、
当初は変位可能であったバルブプレート15は、バルブシ
ャフト13上に嵌められたブッシュ30が、制動シリンダ18
の口部に位置するまでバルブシャフト13に対して押圧さ
れる。次いで、磁気コア9を、所望のギャップ幅で、管
8から反対方向に引き出し、はんだのシーム35によって
示されるように、金属管8にはんだ付けする。さらに、
管8の突出端部および磁気コア9を、保護フード36によ
ってカバーする。エアギャップのこのように正確に設定
し得ることにより、開閉時間を等しくすることができ、
磁気コア4を最大限に活用することができるという効果
が得られる。
この磁気弁は、とくに冷凍プラントにおける容易に揮
発する液体用の膨張弁として用いられる。磁気コイル4
がスイッチオンされ、その結果、バルブプレート15が、
ブッシュ30を介して、リセットスプリング16の力に抗し
て、磁気コイル13によって弁座17から持ち上げられる
と、蒸発するべき液体は、入口チャンバ21から出て、ノ
ズル24を通って、出口チャンバ22に入り、そこから、出
口接続部23を介して、冷凍プラントへ達することが可能
となる。出口チャンバ22内での膨張中に、冷媒は蒸発し
て、制動シリンダ18を冷却し、さらに、バルブシャフト
13と制動シリンダ18との間の環状ギャップを通って、制
動シリンダ18の制動チャンバに達した液体を冷却し、そ
の結果、磁石可動部13が磁石コア9に引き寄せられる際
に生ずる制動チャンバの体積の増大にもかかわらず、制
動シリンダ18の制動チャンバ内の液体は蒸発せず、した
がって、制動ピストンおよび制動シリンダ18の制動効果
に悪い影響が与えられることがないようにしている。
〔発明の効果〕
本発明によれば、磁気コイルと、磁気コアと、バルブ
シャフトを形成し、前記磁気コイルの磁場を通って変位
可能な磁石可動部と、前記バルブシャフトを囲むバルブ
プレートと、少なくとも1つの弁座と、前記磁気コイル
がスイッチオフされたときに、前記バルブプレートを弁
座に保持するリセットスプリングとを含み、前記バルブ
プレートに使用する力が、前記バルブシャフトから伝達
される磁気弁であって、閉止状態において、より良好に
シールすることができ、とくにパルスによって操作され
る場合に、より迅速な作動が可能な磁気弁を提供するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る磁気弁の略断面図であ
り、第2図は、磁気弁のバルブプレートの平面図、第3
図は、第2図のIII−III線略断面図、第4図は、第2図
のIV−IV線略断面図、第5図は、第2乃至4図のバルブ
プレートの弾性プラスチック材料に埋め込まれた弾性金
属の環状プレートの略平面図である。 1、2……ハウジング部、 4……磁気コイル、 5……コイル担体、 6……壁、 8……管、 9……磁気コア、 10……環状プレート、 11……シールプレート、 12……ケーブル、 13……バルブシャフト、 14……ブッシュ、 15……バルブプレート、 17……弁座、 18……制動シリンダ、 20……入口接続部、 21……入口チャンバ、 22……出口チャンバ、 23……出口接続部、 24……ノズル、 25……環状プレート、 26、27……歯、 28……コーティング、 29……環状突出部、30……段、 31……プレート、 33、34……固定リング、 35……シーム、 36……保護フード。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気コイル4と、磁気コア9と、バルブシ
    ャフト13を形成し、前記磁気コイル4の磁場を通って変
    位可能な磁石可動部13と、前記バルブシャフト13を囲む
    バルブプレート15と、少なくとも1つの弁座17と、前記
    磁気コイルがスイッチオフされたときに、前記バルブプ
    レート15を弁座に保持するリセットスプリング16とを含
    み、前記バルブプレート15に作用する力が、前記バルブ
    シャフト13から伝達される磁気弁において、前記バルブ
    プレート15が、前記バルブシャフト13とは別個に形成さ
    れ、前記バルブシャフト13により支持された弾性金属の
    環状プレート25を備え、該環状プレート25が、少なくと
    も、その内縁において半径方向に突出する歯26を備えて
    おり、さらに、前記歯26の少なくとも一部を被覆しない
    状態で残すように、前記環状プレート25上に吹きつけら
    れ、前記少なくとも1つの弁座17と協動する弾性プラス
    チックからなるコーティング28を備えたことを特徴とす
    る磁気弁。
  2. 【請求項2】前記環状プレート25が、環状プレート25の
    内縁において半径方向に突出する歯26に対して、周方向
    にオフセットされ、外縁において半径方向に突出する歯
    27を備えたことを特徴とする請求項(1)に記載の磁気
    弁。
  3. 【請求項3】前記少なくとも1つの弁座が、複数の弁座
    からなり、該複数の弁座17が、前記環状プレート25の面
    に垂直なバルブプレート15の中央軸の周囲に配置された
    ことを特徴とする請求項(1)または(2)に記載の磁
    気弁。
  4. 【請求項4】前記弁座17から離れた側に位置し、半径方
    向内側の歯26を有する前記環状プレート25の縁部分のた
    めの当接面を備えた段部30を有し、前記バルブシャフト
    13の周囲に取付けられたブッシュ14が設けられたことを
    特徴とする請求項(1)乃至(3)のいずれか1項に記
    載の磁気弁。
  5. 【請求項5】前記ブッシュ14が、前記バルブシャフト13
    の一端部に位置し、該バルブシャフトの他端部が、バル
    ブハウジングの出口チャンバ22内の制動シリンダ18内に
    突出する制動ピストンを形成していることを特徴とする
    請求項(4)に記載の磁気弁。
  6. 【請求項6】前記制動シリンダ18が、その口部分から半
    径方向に突出して、出口チャンバを画成し、それぞれ、
    前記弁座17によって囲まれたノズル24によって横切られ
    る環状フランジ19を備えたことを特徴とする請求項
    (5)に記載の磁気弁。
  7. 【請求項7】前記磁気コイル4により囲まれ、磁気コイ
    ル4中における軸方向位置が調節可能な前記磁気コア9
    の一端面と、磁石可動部を形成する閉止位置におけるバ
    ルブシャフトの前記磁気コア9の一端面に対向する一端
    面との間にエアギャップが形成されたことを特徴とする
    請求項(1)乃至(6)のいずれか1項に記載の磁気
    弁。
  8. 【請求項8】非励磁性材料からなるプレート31が、前記
    磁気コア9のエアギャップに対向する端面に取付けられ
    たことを特徴とする請求項(7)に記載の磁気弁。
  9. 【請求項9】1つまたは複数の弁座17から離れた側にお
    いて、バルブプレート15は、バルブシャフト13を囲み、
    かつ、リセットスプリング16内に突出する突出部29を備
    えたことを特徴とする請求項(1)乃至(8)のいずれ
    か1項に記載の磁気弁。
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