JPH0868099A - 排水ます - Google Patents

排水ます

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Publication number
JPH0868099A
JPH0868099A JP20203094A JP20203094A JPH0868099A JP H0868099 A JPH0868099 A JP H0868099A JP 20203094 A JP20203094 A JP 20203094A JP 20203094 A JP20203094 A JP 20203094A JP H0868099 A JPH0868099 A JP H0868099A
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JP
Japan
Prior art keywords
outflow
connection port
pipe connection
inflow
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP20203094A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kurashima
隆 倉嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP20203094A priority Critical patent/JPH0868099A/ja
Publication of JPH0868099A publication Critical patent/JPH0868099A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流入管接続口から流入した下水が円滑に流出
管接続口へ流れる排水ますを提供する。 【構成】 流入管接続口1と流出管接続口2とが設けら
れ、流入管接続口1から流出管接続口2への流路底部3
に下り勾配が設けられた排水ますにおいて、流入管接続
口1から流出管接続口2への流路底部3の下り勾配が5
/100〜50/100である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個の流入管接続口
と1個の流出管接続口とが設けられた排水ますに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、実開平4−97988号
公報に記載されているように、流入管接続口と流出管接
続口とが設けられ、流入管接続口から流出管接続口への
流路底部に下り勾配が設けられた排水ますが知られてい
る。このような排水ますにおいては、流入管接続口から
流出管接続口への流路底部の下り勾配は普通1.5〜2
/100程度の勾配とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
排水ますのように、流入管接続口から流出管接続口への
流路底部の下り勾配が1.5〜2/100程度であれ
ば、流入管接続口から流入した下水中の固形分が流路底
部に停滞し、流出管接続口へ円滑に流れない欠点があっ
た。
【0004】本発明は、上記従来の排水ますにおける、
このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、上記の問題を解決し、流入管接続口
から流入した下水が円滑に流出管接続口へ流れる排水ま
すを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の本発明排水ますは、流入管接続口
と流出管接続口とが設けられ、流入管接続口から流出管
接続口への流路底部に下り勾配が設けられた排水ますに
おいて、流入管接続口から流出管接続口への流路底部の
下り勾配が5/100〜50/100であることを特徴
とするものである。
【0006】又、請求項2記載の本発明排水ますは、請
求項1記載の排水ますにおいて、流出管接続口に到る流
出側接続部の内部の入口上側に、流出側接続部の入口の
面積を広げるようにして立ち上がり壁と天井壁からなる
凹部が設けられていることを特徴とするものである。
【0007】請求項1、2記載の本発明においては、流
入管接続口から流出管接続口への流路底部の下り勾配が
5/100〜50/100とし、望ましくは20/10
0〜30/100とするものであり、流入管接続口から
流出管接続口への流路底部の下り勾配が5/100未満
であると、流入管接続口から流入した下水が円滑に流出
管接続口へ流れ難くなり、又、この下り勾配が50/1
00を越えると流入管接続口と流出管接続口との落差が
過大となり、流入管接続口及び流出管接続口との流入管
或いは流出管の接続工事上の制約が過大となって接続が
困難となってくる。
【0008】請求項1、2記載の本発明においては、排
水ますの材質は、特に限定されるものではないが、例え
ば、硬質塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、FRP等の合成樹脂やコンクリート等の無機質材料
等が使用できる。
【0009】
【作用】請求項1記載の本発明排水ますにおいては、流
入管接続口から流出管接続口への流路底部の下り勾配が
5/100〜50/100であるので、下水は流入管接
続口から流出管接続口へと円滑に流れ、しかも、流入管
接続口及び流出管接続口との流入管或いは流出管の接続
が容易である。
【0010】又、請求項2記載の本発明排水ますにおい
ては、流出管接続口に到る流出側接続部の内部の入口上
側に、流出側接続部の入口の面積を広げるようにして立
ち上がり壁と天井壁からなる凹部が設けられているの
で、流出側接続部の内部が満水になったときに流出側接
続部の入口で生じる跳水現象が凹部により吸収され、渦
流や飛散が発生することがなく、下水が円滑に流出され
る。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。 〔実施例1:請求項1記載の発明の実施例〕図1は、本
発明排水ますの一例を示す断面図である。図1におい
て、1、1は本発明排水ますの流入管接続口、2は本発
明排水ますの流出管接続口であり、流入管接続口1、1
から流出管接続口2への流路底部3の下り勾配が20/
100にされている。流入管接続口1には流入管10が
接続され、流出管接続口2には流出管20が接続されて
いる。4は上方に設けられた立上管受口であり、立上管
受口4には立上管41が接続されている。
【0012】〔実施例1の作用〕流入管接続口1、1か
ら流出管接続口2への流路底部3の下り勾配が20/1
00にされているので、流入管10から流入管接続口1
を経由して本発明排水ます内に流入した下水は円滑に流
出管接続口2へと流れ、下水中の固形分が流路底部3上
に滞留することはなく、流出管20により流出される。
【0013】〔実施例2:請求項1記載の発明の実施
例〕図2は本発明排水ますの他の一例を示す正面図であ
る。図2に示す本発明排水ますにおいては、三方に流入
管接続口1が設けられ、三方の流入管接続口1から流出
管接続口2への流路底部3の下り勾配が30/100に
されている。尚、4は上方に設けられた立上管受口であ
る。
【0014】〔実施例2の作用〕三方の流入管接続口1
から流出管接続口2への流路底部3の下り勾配が30/
100にされているので、流入管接続口1から本発明排
水ます内に流入した下水は円滑に流出管接続口2へと流
れ、下水中の固形分が流路底部3上に滞留することはな
い。
【0015】〔実施例3:請求項2記載の発明の実施
例〕図3は本発明排水ますの他の一例を示す断面図、図
4は図3に示す本発明排水ますの平面図である。図3、
4に示す本発明排水ますにおいては、流出管接続口2に
到る流出側接続部の内部の入口上側に、流出側接続部の
入口の面積を広げるようにして立ち上がり壁21と天井
壁22からなる凹部23が設けられている。立ち上がり
壁21は流出管接続口2の管壁に対してほぼ垂直に設け
られ、天井壁22は流出管接続口2の管壁とほぼ平行に
設けられている。尚、図3、4に示す本発明排水ますの
流入管接続口1、1、1は断面が縦に長い長円形であ
る。矢印イ、ロ、ハは各流入管接続口1、1、1から2
0/100程度の勾配が設けられた流路底部3への流入
方向を示している。
【0016】〔実施例3の作用〕図3、4に示す本発明
排水ますにおいては、流出管接続口2に到る流出側接続
部の内部の入口上側に、流出側接続部の入口の面積を広
げるようにして立ち上がり壁21と天井壁22からなる
凹部23が設けられているので、流出側接続部の内部が
満水になったときに流出側接続部の入口で生じる跳水現
象が凹部23により吸収され、渦流や飛散が発生するこ
とがなく、下水が円滑に流出される。
【0017】図5は、流出管接続口2に到る流出側接続
部の内部の入口上側に設けられる凹部の他の例を示す要
部拡大断面図であり、図3に示す凹部23aにおいて
は、凹部23aを形成する天井壁22aが緩やかに傾斜
して立ち上がり壁21aと連続している。
【0018】図6は、流出管接続口2に到る流出側接続
部の内部の入口上側に設けられる凹部の更に他の例を示
す要部拡大断面図であり、図4に示す凹部23bにおい
ては、凹部23bを形成する天井壁22b及び立ち上が
り壁21bが湾曲して滑らかに連続している。
【0019】以上、本発明の実施例を図により説明した
が、本発明の具体的な構成は図示の実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更は本発明に含まれる。例えば、流入管接続口は1か所
でもよく、4か所以上でもよい。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の本発明排水ますにおいて
は、流入管接続口から流出管接続口への流路底部の下り
勾配が5/100〜50/100であるので、下水は流
入管接続口から流出管接続口へと円滑に流れ、しかも、
流入管接続口及び流出管接続口との流入管或いは流出管
の接続が容易である。
【0021】又、請求項2記載の本発明排水ますにおい
ては、流出管接続口に到る流出側接続部の内部の入口上
側に、流出側接続部の入口の面積を広げるようにして立
ち上がり壁と天井壁からなる凹部が設けられているの
で、流出側接続部の内部が満水になったときに流出側接
続部の入口で生じる跳水現象が凹部により吸収され、渦
流や飛散が発生することがなく、下水が円滑に流出され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明排水ますの一例を示す断面図。
【図2】本発明排水ますの他の一例を示す正面図。
【図3】本発明排水ますの更に他の一例を示す断面図。
【図4】図3に示す本発明排水ますの平面図。
【図5】凹部の他の一例を示す要部拡大断面図。
【図6】凹部の更に他の一例を示す要部拡大断面図。
【符号の説明】
1 流入管接続口 10 流入管 2 流出管接続口 20 流出管 21 立ち上がり壁 22 天井壁 23 凹部 3 流路底部 4 立上管受口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入管接続口と流出管接続口とが設けら
    れ、流入管接続口から流出管接続口への流路底部に下り
    勾配が設けられた排水ますにおいて、流入管接続口から
    流出管接続口への流路底部の下り勾配が5/100〜5
    0/100であることを特徴とする排水ます。
  2. 【請求項2】 流出管接続口に到る流出側接続部の内部
    の入口上側に、流出側接続部の入口の面積を広げるよう
    にして立ち上がり壁と天井壁からなる凹部が設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の排水ます。
JP20203094A 1994-08-26 1994-08-26 排水ます Pending JPH0868099A (ja)

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JP20203094A JPH0868099A (ja) 1994-08-26 1994-08-26 排水ます

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JP20203094A JPH0868099A (ja) 1994-08-26 1994-08-26 排水ます

Publications (1)

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JPH0868099A true JPH0868099A (ja) 1996-03-12

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ID=16450768

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JP20203094A Pending JPH0868099A (ja) 1994-08-26 1994-08-26 排水ます

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040225

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