JPS6015825Y2 - 排水用トラップ - Google Patents

排水用トラップ

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JPS6015825Y2
JPS6015825Y2 JP6695481U JP6695481U JPS6015825Y2 JP S6015825 Y2 JPS6015825 Y2 JP S6015825Y2 JP 6695481 U JP6695481 U JP 6695481U JP 6695481 U JP6695481 U JP 6695481U JP S6015825 Y2 JPS6015825 Y2 JP S6015825Y2
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JP
Japan
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inner cylinder
ribs
storage space
water storage
trap
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Expired
Application number
JP6695481U
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JPS57178874U (ja
Inventor
忠好 福本
Original Assignee
関西鋳工株式会社
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Publication date
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、風呂場等の排水口に装着される排水用トラッ
プ、詳しくは、排水管に連通接続される上下開放型内筒
及び前記内筒の周囲に貯水空間を形成すべく前記内筒を
取り囲むように前記内筒に一体的に連設された上端開放
下端閉塞型外筒から成る鋳造本体と、前記内筒及び外筒
との間にそれぞれ所定間隔の流路を確保しうると共に前
記貯水空間の仮想上縁面との間に密閉空間を確保しうる
ように前記内筒に対し上方から真夏配置される下端開放
上端閉塞型鋳造ワン体とを有し、下水からの臭気を遮断
可能に構成された排水用トラップに関する。
従来のこの種の排水用トラップにおいては、第5図に示
すように、ワン体B′を所定位置に案内載置するための
複数個のリブ5′・・は、ワン体B′の内部上奥部周辺
に位置するように、ワン体B′に一体的に鋳造形威され
たものであった。
従って、前記ワン体B′の鋳造に際しては、比較的簡単
な形状のワン体B′外側面に対しては簡単でコストの安
い生砂鋳型にて鋳込めるが、複雑な形状のワン体B′の
内側面に対しては、前記生砂鋳型によるとリブ5r・の
型くずれや鋳バリ等の不良品が出来易いため、品質の良
い製品を得るためにはコストが高くまた手間を要するセ
ルモールド鋳型にて鋳込む必要があり、製造コスト上不
利であった。
また、このような構成のものでは、ワン体B′内部上奥
部にリブ5r・が位置するもので、リブ5r・と内筒2
の位置関係を把握し難く、ワン体B′の設置に際しては
、通常何回かの試行錯誤的操作を繰り返さねばならない
という不便があった。
更にまた、従来構成のものでは、リブ5′・・が流速の
遅いワン体B′の内部上奥部に位置するものであるから
、毛髪や糸屑等がリブ5′と内筒2′の間に引掛り易く
、また、その引掛かった毛髪等が離脱排出されにくくリ
ブ5′・・部分から垂れ下がったまま放置される状態と
なって、時間の経過と共に垢状のものが付着発達して流
水面積を減少させるため、流水状態が悪化し易いという
欠点があった。
なお、排水用トラップに使用される従来のワン体として
は、第6図に示すようにワン体B“下端周部に複数個の
突出片B″a・・を一体的に鋳造形成したものも知られ
ているが、このような構成では、コストの安い生砂鋳型
にて鋳込めるものの、ワン体B″に対する案内具が無い
のでワン体B″を正常な位置に設置することは極めて困
難であると共に、製造上前記突出詔B″a・・の周方向
幅を比較的大きくとらざるを得ないので流水を阻止する
面積が広くなってしまうという欠点がある。
本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであって、製
造コストを安価にできると共にワン体設置作業を簡単に
行なえ、かつ、長期に亘って良好な流水状態を保持しう
るような排水用トラップを提供せんとするものである。
以下、本考案の実施の態様を例示図に基いて詳述する。
第1図及び第2図は本考案の第1実施例を示す。
Aは排水管1の上端に取付けられる鋳造本体であって、
前記排水管1に連通接続される上下開放型内筒2と、前
記内筒2の周囲に貯水空間3を形成すべく前記内筒2を
取り囲むように前記内筒2に一体的に連設された上端開
放下端閉塞型外筒4と、前記内筒2の外周面から前記外
筒4に向かってそれぞれ突出せる側断面視が略三角形状
をなす板状体に構成されたリブ5・・・とを一体的に鋳
造形成して成るものである。
なお、この本体Aの鋳造は、外側形状は生砂鋳型にて行
なわれ、内側形状はセルモールド鋳型にて行なわれる。
前記リブ5・・は平面視において実質的に120度の角
度間隔をもって計3個設けられている。
また、それぞれのリブ5の斜面には、後記するワン体B
を容易に所定位置に案内載置できるように、上方側に若
干突出する湾曲面から戒る前記ワン体Bに対する案内面
5aとその案内面5aに連続的であって実質的に水平な
面から′威る前記ワン体Bに対する載置面5bが形成さ
れている。
前記Bは、前記内筒2及び外筒4との間にそれぞれ所定
間隔の流路a、bを確保しうるように、かつ、前記内筒
2の上端の同一レベルに位置するはずの貯氷部吃水面と
しての前記貯水空間3の仮想上縁面WSとの間に密閉空
間Cを確保しうるように、前記内筒2に対し上方から真
夏配置された下端開放上端閉塞型鋳造ワン体であって、
このワン体Bの所定配設位置は、前記リブ5・・の載置
面5b・・によって、その縦軸芯P□と前記内筒2の縦
軸芯P2とが実質的に一致するように規制されるように
なっている。
なお、前記両流路a、 bにおける流量は略々相等しく
なるようにされている。
なお、このワン体Bの鋳造は生砂鋳型のみを用いて行な
われる。
6は、前記外筒上縁内部に螺合される高さ調節スリーブ
6a、この高さ調節スリーブ6aの上端部に冠着載置さ
れる目皿受6b、及び、この日皿受6b上に冠着載置さ
れる目皿6cから成る高さ調節自在な目皿載置部材であ
り、目皿受6cの上面を床面Fと同レベルとなるように
容易に調節できるようになっている。
なお、上述した第1実施例における排水用トラップは主
として建物の1階の部屋、例えば、風呂場やトイレ或は
厨房等に設置される形式のものである。
次に、本考案の第2実施例として第3図に示すものは、
建物の2階以上の部屋に設置される形式のものであって
、外筒4上部外周面に一体的に鋳造形成された皿状つば
部7を有すると共に、前記外筒4の前記つば部連設周部
には複数個の水抜き用穴8・・が穿設されている。
これによって、たとえば排水用トラップの周囲に隙間や
モルタルの亀裂等が生じたとしても、そこから浸透する
水を貯水空間3内へ導入することができるので、階下へ
の漏水を未然に防止できるのである。
他の構成部分については、第1実施例と共通であるので
、説明を省略する。
なお、前述したワン体Bを所定位置に案内載置するため
のリブ5・・としては、上述の第1及び第2実施例にお
いて示したものに限らず、種々の設計変更が可能である
例えば、120度毎の3個ではなく、90度毎に計4個
とか、60度毎に計6個設けてもよい。
また、第4図イに示すように、案内面5aを湾曲面では
なく平面にて構成してもよいし、第4図口に示すように
外筒4の内周面から内筒2に向かって突出するように前
記外筒4に一体的に形成してもよいし、あるいは、内筒
2から外筒4に亘る側断面視が略■字形状の板状体に一
体形成するもよい。
以上要するに、本考案は、官記した排水用トラップにお
いて、前記ワン体Bを所定位置に案内載置するための複
数個のリブ5・・を前記貯水空間3の底部に位置するよ
うに前記本体Aに一体的に鋳造形威しであることを特徴
とする。
つまり、前記ワン体Bを所定位置に案内載置するための
リブ5・・を、従来のようにワン体B側に形成するので
はなく、本来複雑な内部形状を有するために生砂鋳型の
みならず、もともとコストが高く製作手間を要するセル
モードル鋳型を併用して鋳造形威されるものであるとこ
ろの本体A側に設けたので、本体Aの鋳造にかかる費用
や手間を殆ど変えずに、しかも、ワン体Bの鋳造コスト
の安い土砂鋳型のみを用いて鋳造できるようになったた
め、全体として製造手間が大幅に軽減されると共にコス
トも安価にできたのである。
また、前記リブ5・・を本体Aの貯水空間3の底部に設
けたことにより、ワン体Bを載置するに際しては、従来
のようにワン体の上部を感覚的な基準として載置操作を
行なうのではなく、ワン体Bの下端部を基準とすること
ができるので、ワン体Bとリブ5・・の位置関係を極め
て把握し易いのであり、従って、−回の操作のみで容易
にワン体Bを所定位置に載置できるようになった。
更にまた、前記リブ5・・は流速の速い貯水空間3の底
部に位置されているから、毛髪や糸屑が引掛り難く、た
とえ、引掛ったとしても速い流速によって離脱し易いし
、また、垢等も付着し難いのであり、従って、良好な流
水状態を長期に亘って保持できるようになったのである
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る排水用トラップの実施の態様を例示
し、第1図は第1実施例の縦断面図、第2図は第1図の
平面図、第3図は第2実施例の縦断面図、第4図イ9口
、ハはその他の別実施例の要部縦断面図、第5図は従来
例の説明図、そして、第6図は別の従来例の説明図であ
る。 1・・・・・・排水管、2・・・・・・内筒、3・・・
・・・貯水空間、4・・・・・・外筒、5・・・・・・
リブ、A・・・・・・本体、B・・・・・・ワン体、a
、 b・・・・・・流路、C・・・・・・密閉空間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 排水管1に連通接続される上下端開放型内筒2及び
    前記内筒2の周囲に貯水空間3を形成すべく前記内筒2
    を取り囲むように前記内筒2に一体的に連設された上端
    開放下端閉塞型外筒4から成る鋳造本体Aと、前記内筒
    2及び外筒4との間にそれぞれ所定間隔の流路a、 b
    を確保しうると共に前記貯水空間3の仮想上縁面WSと
    の間に密閉空間Cを確保しうるように前記内筒2に対し
    て上方から真夏配置される下端開放上端閉塞型鋳造ワン
    体Bとを有し、下水からの臭気を遮断可能に構成された
    排水用トラップであって、前記ワン体Bを所定位置に案
    内載置するための複数個のリブ5・・を前記貯水空間3
    の底部に位置するように前記本体Aに一体的に鋳造形威
    しであることを特徴とする排水用トラップ。 ■ 前記リブ5・・は、それぞれ、前記内筒2の外周面
    から前記外筒4に向かって突出する側断面視が略三角形
    をなす板状体であって、その斜面部分に前記ワン体Bに
    対する傾斜案内面5aと水平載置面5bが形成されてい
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第■項に記
    載の排水用トラップ。 ■ 前記リブ5・・の傾斜案内面5a・・は、それぞれ
    上方側に若干突出する湾曲面であることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第■項に記載の排水用トラップ。 ■ 前記リブ5・・は、上面視において実質的に120
    度毎に計3個形成されていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第■項から第■項の何れかに記載の排水
    用トラップ。 ■ 前記本体Aは、その上端開放部に目皿載置部材6を
    高さ調節自在に取付けられるように構成されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第■項に記載の排
    水用トラップ。
JP6695481U 1981-05-09 1981-05-09 排水用トラップ Expired JPS6015825Y2 (ja)

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JP6695481U JPS6015825Y2 (ja) 1981-05-09 1981-05-09 排水用トラップ

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JP6695481U JPS6015825Y2 (ja) 1981-05-09 1981-05-09 排水用トラップ

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Publication Number Publication Date
JPS57178874U JPS57178874U (ja) 1982-11-12
JPS6015825Y2 true JPS6015825Y2 (ja) 1985-05-17

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