JPH08677A - 天井走行リフト - Google Patents

天井走行リフト

Info

Publication number
JPH08677A
JPH08677A JP15947794A JP15947794A JPH08677A JP H08677 A JPH08677 A JP H08677A JP 15947794 A JP15947794 A JP 15947794A JP 15947794 A JP15947794 A JP 15947794A JP H08677 A JPH08677 A JP H08677A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lift
rail
drum
main body
overhead traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15947794A
Other languages
English (en)
Inventor
Michinao Hatsutori
道尚 服部
Yasuhiro Fukushima
靖博 福島
Minoru Kurihara
稔 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
O G GIKEN KK
Og Giken Co Ltd
Original Assignee
O G GIKEN KK
Og Giken Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by O G GIKEN KK, Og Giken Co Ltd filed Critical O G GIKEN KK
Priority to JP15947794A priority Critical patent/JPH08677A/ja
Publication of JPH08677A publication Critical patent/JPH08677A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 患者の移動範囲を増し昇降を安全にした天井
走行リフトを提供すること。 【構成】 水平に設けた互いに平行な固定レール4と、
該固定レール4に移動自在に載置される移動レール5
と、移動レール5に移動自在に掛止されるリフト本体1
と、リフト本体1から垂下される吊り部31と、非常時
に吊り部31を下降させる非常時スローダウン機構19
とからなり、吊り部31に係るベルト15を巻き上げる
ドラム16と、ドラム16の回動を検出する検出器17
とがリフト本体1に備わっている天井走行リフト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、身体障害者や養護老人
等の患者の介護に用いる天井走行リフトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、特公平3−8772
号公報に、曲路を有する一条のレールと、走行車輪と、
介護装置本体と、操作スイッチと、走行電動機と、巻上
機とからなる介護装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の介護装
置では、決まったレールを介護装置本体が走行するもの
であって、患者の移動先が敷設されたレール位置に限定
される。前記公報には電源供給不能の非常時に、吊り上
げた患者をゆっくり下降させる制動装置が開示されてい
ない。又、患者を吊り上げるロープの巻き込み及び巻き
出しの上下限を検出する機構も開示されていない。本発
明の目的は、上記不都合点を解決したもので、患者の移
動範囲を増し昇降を安全にした天井走行リフトを提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、水平に設
けた互いに平行な固定レール4と、該固定レール4に移
動自在に載置される移動レール5と、移動レール5に移
動自在に掛止されるリフト本体1と、リフト本体1から
垂下される吊り部31と、非常時に吊り部31の下降動
を減速する非常時スローダウン機構19とからなる天井
走行リフトである。又、前記吊り部31に係るベルト1
5を巻き上げるドラム16と、ドラム16の回動を検出
する検出器17とがリフト本体1に備わっている。更
に、所定の停留位置に在るリフト本体1を移動不自在に
なすストッパー12を有する。
【0005】
【作用】本発明は、水平に設けた互いに平行な固定レー
ル4上を移動レール5が自在に移動し、移動レール5に
掛止されるリフト本体1が自在に移動する。リフト本体
1から吊り部31が垂下しており、非常時スローダウン
機構19は非常時に前記吊り部31の下降動を減速す
る。ドラム16は吊り部31に係るベルト15を巻き上
げ、検出器17はドラム16の回動を検出する。ストッ
パー12は、所定の停留位置に在るリフト本体1を移動
不自在となし、容易に移動させない。
【0006】
【実施例】図面を参照して本発明の実施例を説明する
と、該実施例は、患者を吊り上げるリフト本体1と、リ
フト本体1を移動自在に支持する支持具2とからなる。
支持具2(図1参照)は、部屋の両側壁に、水平に平行
に取付金具3で取付けた二本の固定レール4、4と、該
固定レール4にレールローラー34を介在させて摺動自
在に載置される移動レール5とからなり、該移動レール
5に移動自在に前記リフト本体1が本体ローラー11を
介して掛止される。
【0007】リフト本体1(図5参照)は、患者を吊っ
て昇降させる巻上機構6と、巻上機構6に電力を供給す
るバッテリー7と、バッテリー7を充電するための電力
を受ける接触部8と、バッテリー7の蓄電容量が所定量
以下になったことを警告するバッテリー警告灯9と、巻
上機構6の作動を制御し、バッテリー警告灯9(図7参
照)の点灯消灯を制御する制御部10と、リフト本体1
に取付けられ、移動レール5に回動自在に載置される本
体ローラー11とから構成される。
【0008】前記バッテリー警告灯9は、第一段階の点
滅警告と、第二段階の点灯警告の二段階方式となってお
り、第一段階の点滅警告の時には、蓄電容量が適切充電
時の約50%に減少した時であり、この時以降は、装置
の使用は可能であるが早目に充電すべきことを警告報知
するものである。第二段階の点灯警告の時には、上述の
蓄電容量が約25%に減少した時であり、この時には、
充電しないと装置が作動しないか又は使用中に作動が停
止する可能性があるので、充電してから使用すべきこと
を警告報知するものである。前記蓄電容量の放電状況は
バッテリー7の端子間電圧に比例するので、該放電状況
をバッテリー7の端子間電圧から検出している。
【0009】ストッパー12(図1、2参照)は、所定
の停留位置に移動させたリフト本体1が容易に移動しな
いようにするものであり、所定の停留位置に移動させた
リフト本体1を移動レール5に固定するリフトストッパ
ー43(図1参照)と、移動レール5を固定レール4の
所定位置(一例では固定レール4の基端位置)で移動レ
ール5が容易に移動しないようにするレールストッパー
42(図2参照)とでなる。リフトストッパー43は、
リフト本体1と移動レール5にわたって設けられ、レー
ルストッパー42は、移動レール5と固定レール4にわ
たって設けられる。リフトストッパー43は、下方に弾
性付与されてリフト本体1に取着されるリフト固定アー
ム35と、移動レール5に設けられ、リフト固定アーム
35のローラー部35aが乗り越える受部36とからな
る。
【0010】レールストッパー42は、移動レール5の
レールローラー34と、固定レール4に設けられ該レー
ルローラー34にかぶさって移動レール5を移動不自在
とするレール固定アーム38とからなる。詳しくは、ス
トッパーローラー45の下側にレールローラー34が進
入し、該レールローラー34をレール固定アーム38が
押圧するものである。
【0011】巻上機構6(図1、5参照)は、ブレーキ
13付きのモーター14と、ベルト15を巻くドラム1
6と、ドラム16から巻き出されるベルト15を誘導す
る誘導プーリー40と、ドラム16の回動を検出する検
出器17と、モーター14の回動を減速してドラム16
に伝達する減速機18とからなる。前記検出器17はド
ラム16とタイミングベルト44を介して連結される。
【0012】非常時スローダウン機構19(図5参照)
は、ブレーキ13による制動を解除するレバー21と、
前記モーター14と、前記減速機18とから構成され
る。前記レバー21には、レバー21を動かす紐20が
連結される。接触部8(図3参照)は、リフト本体1か
ら突出した二接触片22・23と、固定レール4から突
出した二金属片24・25と、リフト本体1が所定の停
留位置に至っている時、二接触片22・23を二金属片
24・25に押圧付勢させる接触片バネ37(図2、3
参照)とからなる。充電に係る構成として、充電中に点
灯する充電ランプ26(図7参照)と、充電の完了を感
知し自動的に充電を停止する自動充電停止機構(図示省
略)がある。
【0013】操作部27(図7参照)は、リフト本体1
からケーブル28にて吊り下げられ、前記制御部10
(図5参照)に接続されており、モーター14とブレー
キ13に指示を与えるもので、上昇・下降スイッチ29
・30からなる。吊り部31(図7参照)は、リフト本
体1から垂下され、患者に装着するスリング32と、ス
リング32を掛けるハンガー46と、ハンガー46を吊
るフック33と、フック33が下端に取着された前記ベ
ルト15とでなる。図1中、41はリフト本体1に被せ
るカバーである。
【0014】実施例の使用方法を述べると、リフト本体
1を、ベルト15を介助者が引くことによって手動で患
者の所在位置の上部へ移動させ、患者にスリング32を
装着する。操作部27(図7参照)の上昇スイッチ29
を押し、モーター14を回動させ、ドラム16でベルト
15を巻き込み、スリング32及び患者を吊り上げる。
即ち、前記上昇スイッチ29を押すと、ブレーキ13を
開放し、バッテリー7の電源をモーター14へ通電し、
該通電によりモーター14を回動させる。次に、移動レ
ール5及びリフト本体1を移動させ、患者を目的位置へ
移動させる。患者を目的位置に至らせると、下降スイッ
チ30を押し、ドラム16を逆転させてベルト15を巻
き出し、スリング32及び患者を下ろし、患者からスリ
ング32を外し、患者の移動を終了する。
【0015】モーター14が作動中に、バッテリー7の
蓄電量を消費し電圧が低下した時に、又は、不慮の電源
供給不能故障時に、非常時スローダウン機構19を作動
させるが、その操作は手動で紐20を引きレバー21を
動かすことにより行なわれる。レバー21を動かすとブ
レーキ13が解除されるので、患者の体重がドラム16
に掛り、該ドラム16が回動する。当該ドラム16はそ
の回動に対して、モーター14及び減速機18が抵抗と
なってゆっくり回動するので、患者はゆっくり降下す
る。
【0016】リフト本体1を所定の停留位置に移動させ
ると、リフト固定アーム35(図1参照)のローラー部
35aが受部36を乗り越えリフト本体1の移動を不自
在とし、同時に、レール固定アーム38(図2参照)が
移動レール5のレールローラー34にかぶさり移動レー
ル5も移動不自在とする。
【0017】ストッパー12の解除に際して、介助者が
吊り部31を持って水平方向へ強く引っ張れば、リフト
固定アーム35は受部36から離脱し、リフトストッパ
ー43が解除され、リフト本体1は移動レール5に対し
て移動自在になり、同時に、レールローラー34もレー
ル固定アーム38から離脱し、レールストッパー42が
解除され、移動レール5は固定レール4上を移動自在に
なる。所定の停留位置にリフト本体1が移動不自在状態
に在る時には、二接触片22・23が、所定直流電圧が
印加された二金属片24・25に接触し、二接触片22
・23は二金属片24・25から電力を受け入れバッテ
リー7を充電する。充電中は、当該充電作動がおこなわ
れていることを明示する充電ランプ26が点灯する。
【0018】ドラム16の回転数はベルト15の巻き出
し長さ又は巻き込み長さに対応しており、昇降時、検出
器17が、ドラム16の回転数を検出し、ベルト15の
巻き込み長さ即ち上限、又は巻き出し長さ即ち下限を検
出する。従って、上昇・下降スイッチ29・30を押っ
放しにしても、検出器17がドラム16の回動を検出す
るので、該検出によりベルト15に吊られたスリング3
2の所定の上・下限位置でモーター14が停止し、且
つ、ブレーキ13が作動する。
【0019】
【発明の効果】請求項1に記載した本発明は、固定レー
ル4と移動レール5と非常時スローダウン機構19とを
有するので、患者を広域な適宜位置に移動させることが
できるうえ、非常時には、患者を安全に下降させること
ができ、使用上便利であり安心して使用できる。非常時
スローダウン機構19は、紐20を引くだけの容易な操
作で作動させることができるので、扱い易く好都合であ
る。
【0020】請求項2に記載した本発明は、ベルト15
の巻き出し長さ及び巻き込み長さをドラム16に連動さ
せた検出器17で検出する機械的構成は、ドラム16の
回動軸に検出器17を連結するという簡単な構成で実施
でき、製造コストを低減でき好都合である。又、従来装
置の様に、ベルト15に被検出体を取着しないので、ベ
ルト15から被検出体が外れる恐れもなく該ベルト15
の上下限を確実に検出できる。又、ベルト15に何ら取
着しないのでベルト15を痛めることもなく、好都合で
ある。
【0021】請求項3に記載した本発明は、ストッパー
12により簡易にリフト本体1を移動不自在状態に固定
できるので、充電部8は終始一定の接触圧を確保でき
る。そのため、電力授受を良好に行なえ、バッテリー7
の充電を確実に行なうことができ、好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の正面図である。
【図2】本発明実施例の平面図である。
【図3】本発明実施例におけける充電部を示す図であ
る。
【図4】本発明実施例における固定レールと移動レール
を示す図である。
【図5】本発明実施例におけるリフト本体の底面図であ
る。
【図6】本発明実施例におけるリフト本体の右側面図で
ある。
【図7】本発明実施例におけるリフト本体の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 リフト本体 4 固定レール 5 移動レール 12 ストッパー 15 ベルト 16 ドラム 17 検出器 19 非常時スローダウン機構 31 吊り部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平に設けた互いに平行な固定レール
    (4)と、該固定レール(4)に移動自在に載置される
    移動レール(5)と、移動レール(5)に移動自在に掛
    止されるリフト本体(1)と、リフト本体(1)から垂
    下される吊り部(31)と、非常時に吊り部(31)を
    下降させる非常時スローダウン機構(19)とからなる
    天井走行リフト。
  2. 【請求項2】 吊り部(31)に係るベルト(15)を
    巻き上げるドラム(16)と、ドラム(16)の回動を
    検出する検出器(17)とがリフト本体(1)に備わっ
    ていることを特徴とする請求項1記載の天井走行リフ
    ト。
  3. 【請求項3】 所定の停留位置に在るリフト本体(1)
    を移動不自在になすストッパー(12)を有することを
    特徴とする請求項1記載の天井走行リフト。
JP15947794A 1994-06-16 1994-06-16 天井走行リフト Pending JPH08677A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15947794A JPH08677A (ja) 1994-06-16 1994-06-16 天井走行リフト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15947794A JPH08677A (ja) 1994-06-16 1994-06-16 天井走行リフト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08677A true JPH08677A (ja) 1996-01-09

Family

ID=15694633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15947794A Pending JPH08677A (ja) 1994-06-16 1994-06-16 天井走行リフト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08677A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012011161A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Kosaku Nakazawa 介護リハビリ住宅システム
WO2017055849A3 (en) * 2015-09-30 2017-05-11 Acorn Mobility Services Limited Power management of a battery of a stair lift system
CN108996369A (zh) * 2018-06-13 2018-12-14 温州职业技术学院 载人爬楼装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012011161A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Kosaku Nakazawa 介護リハビリ住宅システム
WO2017055849A3 (en) * 2015-09-30 2017-05-11 Acorn Mobility Services Limited Power management of a battery of a stair lift system
AU2016332625B2 (en) * 2015-09-30 2020-05-28 Acorn Mobility Services Limited Power management of a battery of a stair lift system
US11254541B2 (en) 2015-09-30 2022-02-22 Acorn Mobility Services Limited Power management of a battery of a stair lift system
AU2020223642B2 (en) * 2015-09-30 2022-08-25 Acorn Mobility Services Limited Power Management Of A Battery Of A Stair Lift System
EP3356274B1 (en) * 2015-09-30 2023-05-31 Acorn Mobility Services Limited Power management of a battery of a stair lift system
US11780708B2 (en) 2015-09-30 2023-10-10 Acorn Mobility Services Limited Power management of a battery of a stair lift system
CN108996369A (zh) * 2018-06-13 2018-12-14 温州职业技术学院 载人爬楼装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012153507A (ja) エレベータおよびエレベータの非常時運転方法
CN114524325B (zh) 一种漆包线原料卷纵向自动转移上料装置
KR20200004847A (ko) 천장식 환자 리프트 시스템을 위한 수용 모듈
WO2018177378A1 (zh) 自动升降救援设备
JPH08677A (ja) 天井走行リフト
EP1680063B1 (en) Hoisting device
JP2000086109A5 (ja)
JPH0856998A (ja) バッテリー警告器付リフト
JP2510732B2 (ja) 主ロ―プ交換補助装置
CN210620101U (zh) 一种轻质墙板用吊板装置
JPH10286288A (ja) 人体吊下げ移動用のホイスト装置
JPH07172297A (ja) 索道用乗客救助装置
JP3148993U (ja) 介護用吊下移動装置
JPH07137991A (ja) ワイヤロープの巻上げ装置
JP3915221B2 (ja) 介護用リフト
JP3027081U (ja) バランサー
JP2001061906A (ja) 移動型支持構造体を備えた介護リフト
JP2591439Y2 (ja) 介助装置
JP2524214B2 (ja) 人用昇降装置および該装置の制御方法
JP2000169055A (ja) エレベータの乗客救出方法
JP2004089427A (ja) 介護用リフト
JPH1087274A (ja) 吊り荷で操作するクレーン
JPS6312152Y2 (ja)
JP2004331321A (ja) 昇降装置
JP2002167140A (ja) 垂直昇降装置及びその安全装置