JPH0867589A - コンポスト機の攪拌装置 - Google Patents

コンポスト機の攪拌装置

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JPH0867589A
JPH0867589A JP6225916A JP22591694A JPH0867589A JP H0867589 A JPH0867589 A JP H0867589A JP 6225916 A JP6225916 A JP 6225916A JP 22591694 A JP22591694 A JP 22591694A JP H0867589 A JPH0867589 A JP H0867589A
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JP
Japan
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carriage
scoop
raw material
tank
fermentation tank
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JP6225916A
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JP3011226B2 (ja
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Minoru Tsuchiya
実 土屋
Sueharu Nomiyama
季治 野見山
Yasunobu Kajiwara
泰伸 梶原
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Ishigaki Mechanical Industry Co Ltd
Original Assignee
Ishigaki Mechanical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ループ状に形成したコンポスト槽において、
攪拌装置が作動しながら槽内を円滑に周回することがで
きる装置を提案する。 【構成】 長方形の二個の槽体を並列して、その並列し
た槽体の両端をその槽体の巾を半径とする半円弧状の壁
で閉塞してループ状のコンポスト槽を形成し、そのコン
ポスト槽上を往復動するキャリヤーにコンポスト槽内の
原料を攪拌することができる攪拌装置を載架し、その攪
拌装置をキャリヤーの往復動終点において、キャリヤー
に対して旋回できるようにした。攪拌装置は、キャリヤ
ーの往復動部分ではキャリヤーに隨って移動して原料を
攪拌しキャリヤーの往復動終端部分では、静止している
キャリヤーに対して旋回して円形部分の槽内原料を攪拌
し、コンポスト槽内の原料を連続して攪拌することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、汚泥等のコンボスト
機における原料の攪拌装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種汚泥等のコンポスト機は、
種々の形式のものが公知である。すなわち、原料を上下
に移動させながら発酵させるもの、水平状に移動させな
がら発酵させるもの等々である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】種々のコンポスト器の
中でも、発酵槽がループ状に構成されていて、スクープ
(攪拌切り返し装置)が一方向に周回するようにしたも
のでは、これを作動させるための電源ケーブルがねじれ
て作動不能となる。これを防ぐには、周回する毎にスク
ープ全体を反対方向に一回転させればよいが、スクープ
全体を回転させるためには、スクープを発酵槽から引上
げなければならない。また、別の方策として、電源供給
部分(電源ケーブル)をスリップさせることが考えられ
るが、発酵槽からは水蒸気、硫化水素、アンモニヤ等の
電気系統に取って有害なガスが多量に発生し、この対策
も故障頻発の因となっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述のよう
な課題を解決し得るものであって、その要旨とするとこ
ろは、長方形の槽体を2列に並べ、その両端部をその槽
体の巾を半径とする半円弧状の側壁で閉塞したループ状
の発酵槽を構成し、その発酵槽の側壁上に、その直線部
において往復動自在な台車を設け、この台車に槽内に供
給された原料の攪拌切り返し装置を載架し、この載架し
た攪拌切り返し装置を台車の移動終端位置において台車
に対して旋回可能にするとともに、その旋回軸を台車の
中心部に位置させたものである。
【0005】
【作用】この発明に係る装置は上述のように構成してあ
り、攪拌切り返し装置を作動させて、台車を往動させる
ことによって一方側の発酵槽の原料を攪拌して切り返す
ことができる。そして、その往動終点で、台車を停止さ
せて切り返し装置を旋回させることによって、発酵槽の
一方の端の半円形部の原料を攪拌して切り返すことがで
きる。
【0006】次に、切り返し装置が旋回(180゜)し
たところで台車を復動させることによって、隣接する他
方の側の発酵槽の原料を攪拌して切り返すことができ
る。そして、その復動終点で切り返し装置を旋回(18
0゜)させることによって、発酵槽の始端側の半円形部
の原料を切り返すことができる。
【0007】この始端側で180゜の旋回させることに
よって切り返し装置は、360゜旋回することとなり、
発酵槽に対して元の姿勢に復帰する。すなわち、台車が
往復動するのみでループ状の発酵槽全体の原料を切り返
すことができるものである。ループを形成する半円形部
分の原料の切り返しは、切り返し装置が旋回して行われ
るもので、そのとき、旋回中心が往復動する台車の中心
に設けてあるので、切り返し装置は台車の往復に伴なっ
て往復運動をするのみで、駆動モーターのケーブルが捩
じれることはない。以下、図面に隨ってこの発明を具体
的に説明する。
【0008】
【実施例】図1において、符号1は発酵槽であり、中央
に仕切壁2を設け、その両端が半円筒形の側壁2aで閉
塞されてループ状に構成してある。そして、その上面に
は、図2示すように台車3がその長手方向にローラー3
aによって往復動自在に設けてある。符号4は原料の供
給用のスクリュー、5は、発酵が完了した原料の引抜き
スクリューである。
【0009】次に、台車3およびこの台車3に載架され
た原料の切り返し装置の構成を説明する。台車3には、
図4および図5に示すように、原料攪拌用のスクープ6
が吊設してある。符号7はその支持フレームであり、こ
の支持フレーム7は、台車3の下面に設けたレール8に
係合するローラー9と、台車3のベアリング10に嵌合
する旋回駆動軸11とによって支持されていて、台車3
の中心に設けた旋回駆動軸11を中心にして台車3に対
して旋回できるようにしてある。
【0010】旋回駆動軸11は、モーター12の駆動軸
12aに一体に形成したウオームが旋回駆動軸11のウ
オームホイル13aに係合させてあって、支持フレーム
8が旋回駆動軸11を中心にして旋回できるようにして
ある。
【0011】次に、原料の攪拌切り返し装置は、図5に
示すように無端帯に掻上げ羽根を付設したスクープで構
成されており、このスクープ6への伝動は、台車3の中
心部に載架したモーター14から垂下したモーター軸1
5の歯車16がカウンター軸17の歯車18に噛合させ
てあり、さらに、カウンター軸17に形成したウオーム
19に、スクープ6の駆動軸20に固定したウオームホ
イル21が係合させてある。尚、符号22は、スクープ
6の駆動スプロケット、23はガイドスプロケットを示
すものである。
【0012】この発明に係る装置は、上述のように構成
してあり、スクープ6を作動させて図1に示すように台
車を前進(図において上方)させることによって、図
中、左方の発酵槽1の原料を攪拌して切り返すことがで
きる。その状態を図5におい矢印イで示す。すなわち、
発酵槽内の原料が低部層から持ち上げられてスクープの
前進方向に対して後方に放てきされる。
【0013】そして、スクープ6がその前進終端に達し
たときには、モーター12を作動させることによって、
スクープ6の支持フレーム7が旋回駆動軸11を中心に
して旋回し、上述作動しているスクープ6によって半円
形の発酵槽内の原料を攪拌して切り返すことができる。
【0014】そして、スクープ6が旋回(180゜)を
終ったところで、台車3を復動させると、上記作動して
いるスクープ6で図1において右方の発酵槽1の原料を
攪拌して切り返すことができる。そして、台車3が復動
を終えたところで、前述のようにしてスクープを旋回
(180゜)させることによって、半円形の発酵槽の原
料を攪拌して切り返すことができ、ループ状の発酵槽内
の全体の原料を攪拌切り返すことができる。
【0015】このようにして、元の位置に復帰したスク
ープ6は半円形部で360゜旋回して元の姿勢に復帰し
ている。すなわち、台車3が往復運動するのみで、スク
ープ6がループ状の発酵槽内を周回して槽内全体の原料
を攪拌して切り返すことができるものである。そして、
スクープが旋回するときには、その旋回中心が往復する
台車3の中心に設けてあるので、スクープ6の駆動モー
ター14へのケーブルの捩れはなく、連続作業が可能で
ある。
【0016】
【発明の効果】このように、この発明に係るコンポスト
機の攪拌装置ループ状の発酵槽に用いて、槽内全体の原
料を均一に攪拌することができるとともに、その作動時
に駆動モーターへの電気ケーブルの捩れがなく、連続作
業が可能であり、この種、コンポスト機の難点を完全に
解決し得たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るコンポスト機の概略の平面図で
ある。
【図2】同じく、その横断面図である。
【図3】同じく、台車部分の平面図である。
【図4】同じく、そのスクープ部分の横断側面図であ
る。
【図5】同じく、そのスクープ部分の縦断面図である。
【符号の説明】
1 発酵槽 3 台車 6 スクープ 11 旋回駆動軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形の槽体を2列に並べ、その両端部
    をその槽体の巾を半径とする半円弧状の側壁で閉塞した
    ループ状の発酵槽1を構成し、この発酵槽1の側壁上
    に、直線部において往復動自在な台車3を設け、この台
    車3に槽内に供給された原料の攪拌切り返し装置6を載
    架し、この載架した切り返し装置6を台車3の移動終端
    位置において台車3に対して旋回可能にするとともに、
    その旋回軸11を台車3の中心部に位置させてなるコン
    ポンス機の攪拌装置。
JP6225916A 1994-08-26 1994-08-26 コンポスト機の攪拌装置 Expired - Fee Related JP3011226B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112714757A (zh) * 2018-06-28 2021-04-27 微巨营农组合法人 有机废弃物的发酵处理装置

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CN112714757A (zh) * 2018-06-28 2021-04-27 微巨营农组合法人 有机废弃物的发酵处理装置

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