JP3011226B2 - コンポスト機の攪拌装置 - Google Patents

コンポスト機の攪拌装置

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JP3011226B2
JP3011226B2 JP6225916A JP22591694A JP3011226B2 JP 3011226 B2 JP3011226 B2 JP 3011226B2 JP 6225916 A JP6225916 A JP 6225916A JP 22591694 A JP22591694 A JP 22591694A JP 3011226 B2 JP3011226 B2 JP 3011226B2
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季治 野見山
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  • Treatment Of Sludge (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、汚泥等のコンポスト
機における原料の攪拌装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種汚泥等のコンポスト機は、
種々の形式のものが公知である。すなわち、原料を上下
に移動させながら発酵させるもの、水平状に移動させな
がら発酵させるもの等々である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】種々のコンポスト機の
中でも、発酵槽がループ状に構成されていて、スクープ
(攪拌切り返し装置)が一方向に周回するようにしたも
のでは、これを作動させるための電源ケーブルがねじれ
て作動不能となる。これを防ぐには、周回する毎にスク
ープ全体を反対方向に一回転させればよいが、スクープ
全体を回転させるためには、スクープを発酵槽から引上
げなければならない。また、別の方策として、電源供給
部分(電源ケーブル)をスリップさせることが考えられ
るが、発酵槽からは水蒸気、硫化水素、アンモニヤ等の
電気系統に取って有害なガスが多量に発生し、この対策
も故障頻発の因となっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述のよう
な課題を解決し得るものであって、その要旨とするとこ
ろは、中央に仕切壁を設けたループ状の発酵槽に、往復
動自在な台車を設け、この台車に槽内に供給された原料
の攪拌用のスクープを載架し、この載架したスクープを
台車の移動終端位置で旋回可能とした攪拌装置におい
て、スクープを吊設した支持フレームを、台車に設けた
レールと、台車の中心に設けた旋回駆動軸とで支持さ
せ、台車に配設したモーターと旋回駆動軸とを連動連結
させると共に、台車の中心部に載架したモーターと、ス
クープの駆動軸とを連動連結させたものである。
【0005】
【作用】この発明に係る装置は上述のように構成してあ
り、スクープを作動させて、台車を往動させることによ
って一方側の発酵槽の原料を攪拌して切り返すことがで
きる。そして、その往動終点で、台車を停止させてスク
ープを旋回させることによって、発酵槽の一方の端の半
円形部の原料を攪拌して切り返すことができる。
【0006】次に、スクープが旋回(180゜)したと
ころで台車を復動させることによって、隣接する他方の
側の発酵槽の原料を攪拌して切り返すことができる。そ
して、その復動終点でスクープを旋回(180゜)させ
ることによって、発酵槽の始端側の半円形部の原料を切
り返すことができる。
【0007】この始端側で180゜の旋回させることに
よってスクープは、360゜旋回することとなり、発酵
槽に対して元の姿勢に復帰する。すなわち、台車が往復
動するのみでループ状の発酵槽全体の原料を切り返すこ
とができるものである。ループを形成する半円形部分の
原料の切り返しは、スクープが旋回して行われるもの
で、そのとき、旋回中心が往復動する台車の中心に設け
てあるので、スクープは台車の往復に伴なって往復運動
をするのみで、駆動モーターのケーブルが捩じれること
はない。以下、図面に隨ってこの発明を具体的に説明す
る。
【0008】
【実施例】図1において、符号1は発酵槽であり、中央
に仕切壁2を設け、その両端が半円筒形の側壁2aで閉
塞されてループ状に構成してある。そして、その上面に
は、図2示すように台車3がその長手方向にローラー3
aによって往復動自在に設けてある。符号4は原料の供
給用のスクリュー、5は、発酵が完了した原料の引抜き
スクリューである。
【0009】次に、台車3およびこの台車3に載架され
コンポスト機の撹拌装置の構成を説明する。台車3に
は、図4および図5に示すように、原料攪拌用のスクー
プ6が吊設してある。符号7はその支持フレームであ
り、この支持フレーム7は、台車3の下面に設けたレー
ル8に係合するローラー9と、台車3のベアリング10
に嵌合する旋回駆動軸11とによって支持されていて、
台車3の中心に設けた旋回駆動軸11を中心にして台車
3に対して旋回できるようにしてある。
【0010】旋回駆動軸11は、モーター12の駆動軸
12aに一体に形成したウオームが旋回駆動軸11のウ
オームホイル13aに係合させてあって、支持フレーム
7が旋回駆動軸11を中心にして旋回できるようにして
ある。
【0011】次に、コンポスト機の撹拌装置は、図5に
示すように無端帯に掻上げ羽根を付設したスクープ6で
構成されており、このスクープ6への伝動は、台車3の
中心部に載架したモーター14から垂下したモーター軸
15の歯車16がカウンター軸17の歯車18に噛合さ
せてあり、さらに、カウンター軸17に形成したウオー
ム19に、スクープ6の駆動軸20に固定したウオーム
ホイル21が係合させてある。尚、符号22は、スクー
プ6の駆動スプロケット、23はガイドスプロケットを
示すものである。
【0012】この発明に係る装置は、上述のように構成
してあり、スクープ6を作動させて図1に示すように台
車3を前進(図において上方)させることによって、図
中、左方の発酵槽1の原料を攪拌して切り返すことがで
きる。その状態を図5におい矢印イで示す。すなわち、
発酵槽1内の原料が低部層から持ち上げられてスクープ
の前進方向に対して後方に放てきされる。
【0013】そして、スクープ6がその前進終端に達し
たときには、モーター12を作動させることによって、
スクープ6の支持フレーム7が旋回駆動軸11を中心に
して旋回し、上述作動しているスクープ6によって半円
形の発酵槽1内の原料を攪拌して切り返すことができ
る。
【0014】そして、スクープ6が旋回(180゜)を
終ったところで、台車3を復動させると、上記作動して
いるスクープ6で図1において右方の発酵槽1の原料を
攪拌して切り返すことができる。そして、台車3が復動
を終えたところで、前述のようにしてスクープを旋回
(180゜)させることによって、半円形の発酵槽1の
原料を攪拌して切り返すことができ、ループ状の発酵槽
1内の全体の原料を攪拌切り返すことができる。
【0015】このようにして、元の位置に復帰したスク
ープ6は半円形部で360゜旋回して元の姿勢に復帰し
ている。すなわち、台車3が往復運動するのみで、スク
ープ6がループ状の発酵槽1内を周回して槽内全体の原
料を攪拌して切り返すことができるものである。そし
て、スクープ6が旋回するときには、その旋回中心が往
復する台車3の中心に設けてあるので、スクープ6の駆
動モーター14へのケーブルの捩れはなく、連続作業が
可能である。
【0016】
【発明の効果】このように、この発明に係るコンポスト
機の攪拌装置は、往復動自在な台車の中心部に固定した
モーターと、移動終端位置で旋回可能としたスクープの
駆動軸とを連動連結させたので、従来装置の電源供給部
分(電源ケーブル)をスリップさせることもなく、その
作動時に電気ケーブルの捩れがないものである。そし
て、有害ガスによる電気系統の故障もなく、連続作業が
可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るコンポスト機の概略の平面図で
ある。
【図2】同じく、その横断面図である。
【図3】同じく、台車部分の平面図である。
【図4】同じく、そのスクープ部分の横断側面図であ
る。
【図5】同じく、そのスクープ部分の縦断面図である。
【符号の説明】
1 発酵槽2 仕切壁 3 台車 6 スクープ7 支持フレーム 8 レール 11 旋回駆動軸12 モーター 14 モーター 20 駆動軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C05F 1/00 - 17/02 C02F 11/00 - 11/20 B09B 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央に仕切壁2を設けたループ状の発酵
    槽1に、往復動自在な台車3を設け、この台車3に槽内
    に供給された原料の攪拌用のスクープ6を載架し、この
    載架したスクープ6を台車3の移動終端位置で旋回可能
    とした攪拌装置において、スクープ6を吊設した支持フ
    レーム7を、台車3に設けたレール8と、台車3の中心
    に設けた旋回駆動軸11とで支持させ、台車3に配設し
    たモーター12と旋回駆動軸11とを連動連結させると
    共に、台車3の中心部に載架したモーター14と、スク
    ープ6の駆動軸20とを連動連結させたことを特徴とす
    るコンポスト機の攪拌装置。
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