JPH0867372A - 画像形成装置及び搬送ローラ清掃装置 - Google Patents

画像形成装置及び搬送ローラ清掃装置

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JPH0867372A
JPH0867372A JP6230402A JP23040294A JPH0867372A JP H0867372 A JPH0867372 A JP H0867372A JP 6230402 A JP6230402 A JP 6230402A JP 23040294 A JP23040294 A JP 23040294A JP H0867372 A JPH0867372 A JP H0867372A
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JP
Japan
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image forming
forming apparatus
roller
peripheral surface
outer peripheral
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JP6230402A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Awaya
哲郎 粟屋
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シート材を補給するために給紙カセットを画像
形成装置本体1外へ引き出すと、搬送ローラの清掃が行
えるようにする。 【構成】シート材の補給のために給紙カセット2を矢印
X1方向に引き出すと、給紙カセット2の先端面2Aに
よって規制されていた操作子33が付勢ばね34の付勢
力によってストッパ36に規制されるまで支持軸32を
中心として時計方向に回転するようになっている。ま
た、これによって、図示のように待機位置にある清掃部
材30が搬送ローラ対6の上側ローラ6Aの外周面に所
定圧で接触するようになっている。そして、これと略同
時に、上側ローラ6Aが清掃のための回転を開始するよ
うになっている。給紙カセット2を矢印X2方向に挿入
してセットすると、清掃部材30は待機位置に戻り、上
側ローラ6Aは清掃のための回転を停止するようになっ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機.プリンタ.フ
ァクシミリ等の画像形成装置、及び同画像形成装置に備
えられる搬送ローラ清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14及び図15に、従来の画像形成装
置(小型複写機)の構成例を示す。ここで、図14は一
部分を切除した縦断側面図であり、図15は正面図であ
る。
【0003】本画像形成装置においては、一度に多数枚
のシート材を連続的に自動給紙できる給紙カセット2を
画像形成装置本体1内の底部に備えている。また、シー
ト材を1枚ずつ手差し給紙できる手差し給紙台3を画像
形成装置本体1外に備えている。
【0004】給紙カセット2内に積載収納されているシ
ート材Sは、矢印方向に1回転する給紙ローラ4によっ
て最上位のシート材から順次繰り出され、かつ、分離爪
5によって1枚ずつ分離される。この分離されたシート
材Sは、矢印方向に回転している搬送ローラ対6に搬送
されて反転パス7を通って反転され、直行パス8に至
る。そして、直行パス8に到達したシート材Sは矢印方
向に回転している搬送ローラ対9に搬送されて回転停止
中のレジストローラ対10に到達する。
【0005】矢印方向に回転してシート材Sを搬送して
いる搬送ローラ対6,9は、シート材Sの先端がレジス
トローラ対10のニップに突き当たってシート材Sに所
定のループが形成されると、回転を停止する。これによ
り、シート材Sの斜行状態が矯正される。
【0006】斜行状態が矯正されたシート材Sは、矢印
方向に回転している感光ドラム11上のトナー像と位置
を合わせるタイミングをとって矢印方向の回転を開始す
るレジストローラ対10によって感光ドラム11と転写
ローラ12との間の転写部へ搬送され、ここで、感光ド
ラム11上のトナー像が転写ローラ12によりシート面
上に転写される。
【0007】転写部においてトナー像の転写を終えたシ
ート材Sは下流の定着装置(不図示)へ送られてトナー
像の定着処理が行なわれた後、排紙ローラ対(不図示)
によって機外の排紙トレイ(不図示)上へ排紙される。
【0008】給紙カセット2は、シート材Sの補給を可
能とするため、画像形成装置本体1に対して着脱可能に
設置されている。すなわち、図14に示すように画像形
成装置本体1内にセット状態とされている給紙カセット
2は、矢印X1方向に引き出すと、画像形成装置本体1
から取り外すことができる。また、画像形成装置本体1
から取り外された給紙カセット2は、画像形成装置本体
1のカセット挿入口(不図示)より挿入して矢印X2方
向に押し込むと、図14のセット状態に装着することが
できる。
【0009】反転パス7は、内側カイド(搬送路形成部
材)13と、この内側ガイド13に対向する外側上ガイ
ド(搬送路形成部材)14及び外側下ガイド(搬送路形
成部材)15とからなっている。ここにおける内側ガイ
ド13は、反転パス7内を移動するシート材Sの摺動摩
擦を低減するために、シート材搬送方向に対して直交す
る方向に配設されている複数のガイド板13A(図17
参照)によって形成されている。また、ここにおける外
側下ガイド15は、反転パス7内において生じたジャム
を処理しやすくするために、画像形成装置本体1に対し
支軸16を中心として開閉可能となるように取り付けら
れている。また、ここにおける外側上ガイド14の一部
分は手差し給紙台3になっている。
【0010】搬送ローラ対6の一方のローラ(駆動ロー
ラ)6Aは内側ガイド13に取り付けられ、かつ、他方
のローラ(従動ローラ)6Bは外側下ガイド15に取り
付けられており、両ローラ6A,6Bは外側下ガイド1
5の開閉動作に伴って互いに接離するようになってい
る。すなわち、両ローラ6A,6Bは、外側下ガイド1
5が図14及び図15に示すように閉じられると接触す
る状態になる。また、両ローラ6A,6Bは、ジャム処
理のために外側下ガイド15が図16及び図17に示す
ように開けられると離脱する状態になる。
【0011】手差し給紙台3からシート材を1枚ずつ手
差し給紙する場合、手差し給紙台3上に載せたシート材
の先端を手差し口17に挿入すると、シート材検知セン
サ(不図示)が手差しシート材の先端を検知することに
より、搬送ローラ対9が矢印方向に回転を開始する。従
って、手差し口17に挿入された手差しシート材は搬送
ローラ対9によって回転停止中のレジストローラ対10
へ搬送される。これ以後、手差しシート材は、上述の給
紙カセット2から自動給紙されたシート材Sの場合と同
じ要領でトナー像の転写、定着処理が行なわれて機外の
排紙トレイ上へ排紙される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成例の
場合、給紙カセット2から給紙されたシート材Sを最初
に搬送することになる搬送ローラ対6と、手差し給紙台
3から手差し給紙されたシート材を最初に搬送すること
になる搬送ローラ対9にはそれぞれ、紙粉等が多量に付
着するようになる。このために、搬送ローラ対6,9の
搬送力が著しく低下し、反転パス7内又は直行パス8内
において紙詰りが生じてしまうことがあった。
【0013】このような場合、従来では、オペレータの
手により搬送ローラ対6,9に付着した紙粉等を除去し
て、搬送ローラ対6,9の搬送力を回復させていたが、
画像形成装置の中には、構成的にオペレータの手による
清掃作業が不可能なものや、専用の清掃具を用いないと
オペレータの手による清掃作業が困難なものがある。
【0014】また、画像形成装置の中には、搬送ローラ
の外周面に常時接触している清掃部材を備えて、搬送ロ
ーラの外周面に付着した紙粉等を直ちに除去するように
したものもあるが、このような構成の場合、清掃部材と
の摩擦で搬送ローラの表面が早期に摩耗してしまい、搬
送ローラの搬送力が低下する問題があった。
【0015】そこで請求項1に記載の発明は、上述の如
き事情に鑑みてなされたもので、オペレータが画像形成
装置本体外で簡単な操作を行うと、清掃部材が自動的に
搬送ローラの外周面を清掃するようになる画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0016】また、請求項13に記載の発明は、例え
ば、所定区間でのシート材の搬送時間が通常かかる時間
よりも長時間かかっている場合等に、清掃部材が自動的
に搬送ローラの外周面を清掃するようになる搬送ローラ
清掃装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、シート材(S)を搬送する搬送ローラ(9)と、オ
ペレータの手により着脱操作又は開閉操作又はスライド
操作等が行われる手動操作部材(18,19)と、を具
備している画像形成装置に係る。
【0018】そして、請求項1に記載の発明は、上記目
的を達成するため、前記手動操作部材(18,19)の
着脱又は開閉又はスライド等の動作に連動して前記搬送
ローラ(9)の外周面に接離する清掃部材(20)を有
したことを特徴とする。
【0019】また、前記手動操作部材(18,19)が
前記清掃部材(20)を前記搬送ローラ(9)の外周面
に当接させる方向に動作すると前記搬送ローラ(9)が
清掃のための回転を開始し、かつ、前記手動操作部材
(18,19)が前記清掃部材(20)を前記搬送ロー
ラ(9)の外周面から離脱させる方向に動作すると前記
搬送ローラ(9)が清掃のための回転を停止することを
特徴とする。
【0020】請求項13に記載の発明は、上記目的を達
成するため、画像形成装置本体(1)内に設置されてい
る搬送ローラ(9A)の近傍に配置された清掃部材(5
1)と、前記清掃部材(51)を前記搬送ローラ(9
A)の外周面に接触させる第1の動作と前記清掃部材
(51)を前記搬送ローラ(9A)から離脱させる第2
の動作とを行う清掃部材駆動手段(52)と、前記清掃
部材駆動手段(52)の第1,第2の動作を制御する制
御手段(53)と、を有したことを特徴とする。
【0021】また、前記搬送ローラ(9A)の上流側に
おいてシート材(S)の先端を検知する第1のシート材
検知手段(54)と、前記搬送ローラ(9A)の下流側
においてシート材(S)の先端を検知する第2のシート
材検知手段(55)と、を有し、前記制御手段(53)
は前記第1のシート材検知手段(54)及び前記第2の
シート材検知手段(55)が検知した情報に基づいてシ
ート材(S)が前記第1のシート材検知手段(54)及
び前記第2のシート材検知手段(55)の間を移動する
のにかかった時間T2を算出し、この算出した時間T2
が通常かかる時間T1よりも長時間の場合、前記搬送ロ
ーラ(9A)の搬送力が紙粉等の付着によって低下した
として、前記清掃部材駆動手段(52)に第1の動作を
行わせ、前記清掃部材(51)を前記搬送ローラ(9
A)の外周面に所定時間当接させることを特徴とする。
【0022】また、前記搬送ローラ(9A)が搬送する
シート材(S)の枚数を計数する計数手段(54)を有
し、前記制御手段(53)は前記計数手段(54)が計
数した合計枚数N2が予め設定されている枚数N1を超
えた場合、前記搬送ローラ(9A)の外周面に搬送力を
低下させる紙粉等が付着したとして、前記清掃部材駆動
手段(52)に第1の動作を行わせ、前記清掃部材(5
1)を前記搬送ローラ(9A)の外周面に所定時間当接
させることを特徴とする。
【0023】
【作用】上記構成とした請求項1に記載の発明によれ
ば、オペレータが手動操作部材(18,19)を所定の
方向に操作すると、清掃部材(20)が搬送ローラ
(9)の外周面に当接し、かつ、搬送ローラ(9)が清
掃のための回転を開始する。
【0024】これにより、オペレータが簡単な操作を行
うだけで、搬送ローラ(9)の清掃が行える。
【0025】上記構成とした請求項13に記載の発明に
よれば、例えば、所定区間でのシート材(S)の搬送時
間T2が通常かかる時間T1よりも長時間かかっている
場合や、搬送ローラ(9A)が搬送したシート材(S)
の枚数N2が予め設定されている枚数N1を超えた場合
等に、制御手段(53)は清掃部材駆動手段(52)に
第1の動作を行わせて清掃部材(51)を所定方向に回
転している搬送ローラ(9A)の外周面に所定時間当接
させる。
【0026】これにより、オペレータが何も操作をしな
くても、搬送ローラ(9A)の外周面に付着した紙粉等
が自動的な清掃によって除去される。
【0027】なお、上記カッコ内の符号は図面を参照す
るためのものであって、本発明の構成を何等限定するも
のではない。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 〈実施例1〉図1及び図2は本発明の実施例1に係る画
像形成装置(小型複写機)の構成を示す。ここで、図1
は一部分を切除した縦断側面図であり、図2は一部分を
切除した横断平面図である。
【0029】なお、本画像形成装置を説明するに当た
り、上記従来例の画像形成装置(図14,図15)と同
一の部材等には同一符号を付すと共に、構成的かつ機能
的に変わらないものについては、その説明を省略する。
【0030】本画像形成装置においては、オペレータが
手差し給紙台3上に設置されている左右の手差しガイド
部材18,19を所定位置へスライドさせると、清掃部
材20によって搬送ローラ対9の上側ローラ(駆動ロー
ラ)9Aの外周面の清掃が行われるようになっている。
【0031】手差し給紙台3上には、シート材を中央搬
送基準で搬送するため、側璧18A,19Aによって手
差し給紙するシート材の幅方向(搬送方向に対して直交
する方向)の両端位置を規制する左右の手差しガイド部
材18,19が矢印Y1,Y2方向にスライド可能とな
るように設置されている。
【0032】左右の手差しガイド部材18,19は不図
示の連動機構により互いに連動して手差し給紙台3上を
スライドするようになっている。例えば、一方の手差し
ガイド部材18を矢印Y1方向にスライドさせると、他
方の手差しガイド部材19も矢印Y1方向に同じ距離だ
けスライドする。
【0033】左右の手差しガイド部材18,19がシー
ト材のガイドとして機能するのは、図4に示すように、
各手差しガイド部材18,19間の距離がH2以上にあ
る場合である。すなわち、距離H2は各手差しガイド部
材18,19が最小幅サイズのシート材をガイドする位
置であり、それ以上の幅サイズのシート材をガイドする
場合には、各手差しガイド部材18,19を矢印Y2方
向にスライドさせて両者間の距離をH2以上にする。
【0034】左右の手差しガイド部材18,19は、最
小幅サイズのシート材をガイドする距離H2の位置より
も更に両者間の距離がH1となる位置へ矢印Y1方向に
スライド可能になっている。
【0035】左右の搬送ローラ対9,9のそれぞれの上
部には、上側ローラ9Aの外周面を清掃するための清掃
部材20が矢印X3,X4方向に移動可能に設置されて
いる。この清掃部材20には、紙粉等を吸着する能力が
高く、かつ、ローラ表面を摩耗させにくい材質、例えば
布材やフェルト材等が用いられている。清掃部材20は
通常、図1及び図2に示すように、上側ローラ9Aの外
周面から離れた位置に待機している。この待機状態に清
掃部材20があるとき、清掃部材20を支持すると共に
清掃部材20を矢印X3,X4方向に移動させるための
操作子21の後端21Aは、矢印Y1方向にスライドす
る手差しガイド部材18,19の前壁18B,19Bと
干渉する位置にある。なお、手差しガイド部材18,1
9の前壁18B,19Bの下端部は、図1に示すよう
に、手差し挿入口17の一部になっている。また、清掃
部材20が待機状態にあるとき、操作子21の略中央部
に垂直に起立している軸22が画像形成装置本体1側に
支持軸23,24を介して設置されている復帰ばね(板
ばね)25の側面に係合している。
【0036】今、オペレータが、図2の位置にある左右
の手差しガイド部材18,19を、両者間の距離がH1
となる位置まで矢印Y1方向にスライドさせる(ここで
は、これを清掃開始動作という)と、図4に示すよう
に、手差しガイド部材18,19の前壁18B,19B
が操作子21に干渉して操作子21を復帰ばね25のば
ね力に抗して矢印X3方向に移動させるようになる。こ
れにより、待機状態にあった清掃部材20が図3に示す
ように上側ローラ9Aの外周面に所定圧で接触する。ま
た、これと略同時に上側ローラ9Aが清掃のための回転
を開始し、上側ローラ9Aの外周面に付着している紙粉
等が清掃部材20によって清掃(吸着除去)される。
【0037】また、オペレータが、図4の位置にある左
右の手差しガイド18,19を、両者間の距離がH2以
上となる位置まで矢印Y2の方向にスライドさせる(こ
こでは、これを清掃終了動作という)と、手差しガイド
部材18,19の前壁18B19Bによる押し込みが解
除された操作子21は復帰ばね25の復元力によって矢
印X4方向に移動する。これにより、清掃部材20は図
1の待機位置に戻る。また、これと略同時に上側ローラ
9Aが清掃のための回転を停止する。
【0038】ここにおいては、左右の手差しガイド部材
18,19の動作状態を検知する動作状態検知手段(不
図示)が常に上述の清掃開始動作に入ったか否か、及び
上述の清掃終了動作に入ったか否かを検知している。こ
の動作状態検知手段は手差しガイド部材18,19が清
掃開始動作に入るとオンになり、また、手差しガイド部
材18,19が清掃終了動作に入るとオフになる。
【0039】画像形成装置全体の動作を制御するCPU
(不図示)は、動作状態検知手段からオン信号が入力す
ると、上側ローラ9Aの駆動モータ(不図示)をオンに
させ、動作状態検知手段からオフ信号が入力すると、上
側ローラ9Aの駆動モータをオフにさせる。
【0040】なお、動作状態検知手段としては、例え
ば、左右の手差しガイド部材18,19が距離H1の位
置まで矢印Y1方向にスライドするとオンになり、左右
の手差しガイド部材18,19が距離H1の位置から矢
印Y2方向にスライドするとオフになるオン、オフスイ
ッチや、操作子21が矢印X3方向に移動するとオンに
なり、操作子21が矢印X4方向に移動するとオフにな
るオン、オフスイッチ等がある。
【0041】本画像形成装置においては、オペレータ
が、手差しガイド部材18,19をスライドさせるとい
う簡単な操作を行うだけで、搬送ローラ対9に付着した
紙粉等を除去することができ、低下した搬送ローラ対9
の搬送力を回復させることができる。 〈実施例2〉図5及び図6は本発明の実施例2に係る画
像形成装置(小型複写機)の構成を示す。ここで、図5
は一部分を切除した縦断側面図であり、図6は一部分を
切欠いた正面図である。
【0042】なお、本画像形成装置を説明するに当た
り、上記従来例の画像形成装置(図14,図15)と同
一の部材等には同一符号を付すと共に、構成的かつ機能
的に変わらないものについては、その説明を省略する。
【0043】本画像形成装置においては、オペレータが
シート材補給のために給紙カセット2を画像形成装置本
体1から引き出すと、清掃部材30によって搬送ローラ
対6の上側ローラ(駆動ローラ)64の外周面の清掃が
行われるようになっている。
【0044】左右の搬送ローラ対6,6のそれぞれの上
部には、上側ローラ6Aの外周面を清掃するための清掃
部材30(実施例1の清掃部材20と同じ材質が用いら
れている)が上下の方向に移動可能に設置されている。
この清掃部材30を支持している支持アーム31は画像
形成装置本体1に対して回転可能に取り付けられている
支持軸32上に固定されている。支持軸32は、給紙カ
セット2の略先端位置の上方に配置されている。
【0045】また、支持軸32上には、支持アーム31
と所定の角度ずれて操作子33が固定されている。この
操作子33は付勢ばね(コイルばね)34によって時計
方向に付勢されている。
【0046】図5に示すように、画像形成装置本体1内
の所定位置に給紙カセット2がセットされている場合、
付勢ばね34によって時計方向に付勢されている操作子
33の下端は給紙カセット2の先端面2Aに当接してい
る。このように、操作子33の下端が給紙カセット2の
先端面2Aに当接している場合、清掃部材30は上側ロ
ーラ6Aから離れた位置に待機している。
【0047】今、オペレータが、シート材Sを補給する
ために図5のようにセットされている給紙カセット2を
矢印X1方向に引き出すと、図7及び図8に示すよう
に、操作子33は給紙カセット2による規制が解除され
るために、付勢ばね34の付勢力で支持軸32を中心と
してストッパ36に規制されるまで時計方向に回転す
る。これにより、待機位置にあった清掃部材30が時計
方向に回転して上側ローラ6Aの外周面に所定圧で接触
する。また、これと略同時に上側ローラ6Aが清掃のた
めの回転を開始し、上側ローラ6Aの外周面に付着して
いる紙粉等が清掃部材30によって清掃(吸着除去)さ
れる。
【0048】また、シート材Sを補給後に、給紙カセッ
ト2を矢印X2方向にセット位置まで挿入すると、図5
のように、給紙カセット2の先端面2Aが操作子33を
付勢ばね34の付勢力に抗して反時計方向に回転させ
る。これにより、上側ローラ6Aの外周面に接触してい
た清掃部材30は反時計方向に回転して待機位置に戻
る。また、これと略同時に上側ローラ9Aが清掃のため
の回転を停止する。
【0049】ここでは、給紙カセット2がセット位置に
挿入されると先端面2Aに押圧されてオフになり、給紙
カセット2がセット位置から引き出されると先端面2A
による押圧が解除されてオンになるオン、オフスイッチ
(不図示)が画像形成装置本体1に設置されている。そ
して、画像形成装置全体の動作を制御するCPU(不図
示)は、オン、オフスイッチからオン信号が入力する
と、上側ローラ6Aの駆動モータ(不図示)をオンにさ
せ、オン、オフスイッチからオフ信号が入力すると、上
側ローラ6Aの駆動モータをオフにさせる。
【0050】本画像形成装置においては、オペレータ
が、シート材Sの補給のために給紙カセット2を画像形
成装置本体1から取り外す操作を行うと、搬送ローラ対
6に付着した紙粉等を除去することができ、低下した搬
送ローラ対6の搬送力を回復させることができる。
【0051】そして、給紙カセット2へのシート材Sの
補給は普通、給紙量に応じて一定の期間毎に行われるの
で、搬送ローラ対6の清掃も紙粉等の付着状態に応じて
行える。 〈実施例3〉図9及び図10は本発明の実施例3に係る
画像形成装置(小型複写機)の構成を示す。ここで、図
9は一部分を切除した縦断側面図であり、図10は正面
図である。
【0052】なお、本画像形成装置を説明するに当た
り、上記従来例の画像形成装置(図14、図15)と同
一の部材等には同一符号を付すと共に、構成的かつ機能
的に変わらないものについては、その説明を省略する。
【0053】本画像形成装置においては、オペレータが
反転パス7内で生じたジャムを処理するために外側下ガ
イド15を開くと、外側上ガイド14に設けられている
清掃部材37(実施例1の清掃部材20と同じ材質が用
いられている)によって搬送ローラ対6の上側ローラ
(駆動ローラ)6Aの外周面の清掃が行われるようにな
っている。
【0054】外側上ガイド14は、画像形成装置本体1
に対して上下の方向に移動可能に取り付けられている。
外側上ガイド14の左右両側端にはそれぞれ支持アーム
37,37が固定されている。この各支持アーム37,
37の端部が画像形成装置本体1に対して支軸38を介
して結合されていることにより、外側上ガイド14は支
軸38を中心として上下の方向に移動可能になってい
る。
【0055】外側上ガイド14の各支持アーム37,3
7と外側下ガイド15との間には、リンク部材39,3
9が取り付けられている。このリンク部材39の一端の
結合ピン40は支持アーム37の長穴41にスライド可
能に嵌め込まれており、他端の結合ピン42は外側下ガ
イド15に固定されている。
【0056】今、オペレータが、反転パス7内で生じた
ジャムを処理するために、図9のように閉じられている
外側下ガイド15を支軸16を中心として開くと、図1
1及び図12に示すように、図9の位置にあった外側上
ガイド14がリンク部材39に引っ張られて下方に移動
する。これにより、外側上ガイド14に取り付けられて
いる清掃部材37が上側ローラ6Aに所定圧で接触す
る。また、これと略同時に上側ローラ6Aが清掃のため
の回転を開始し、上側ローラ6Aの外周面に付着してい
る紙粉等が清掃部材37によって清掃(吸着除去)され
る。
【0057】また、ジャム処理後、外側下ガイド15を
閉じると、外側上ガイド14がリンク部材39に押し上
げられて、図9の位置に復帰し、同時に、清掃部材37
も待機位置に戻る。また、これと略同時に上側ローラ6
Aが清掃のための回転を停止する。
【0058】ここでは、所定位置まで閉じた外側下ガイ
ド15に押圧されてオフになり、外側下ガイド15を開
くとオンになるオン、オフスイッチ(不図示)が画像形
成装置本体1に設置されている。そして、画像形成装置
全体の動作を制御するCPU(不図示)は、オン、オフ
スイッチからオン信号が入力すると、上側ローラ6Aの
駆動モータ(不図示)をオンにさせ、オン、オフスイッ
チからオフ信号が入力すると、上側ローラ6Aの駆動モ
ータをオフにさせる。
【0059】本画像形成装置においては、オペレータ
が、反転パス7内で生じたジャムを処理するために、外
側下ガイド15を開く操作を行うと、搬送ローラ対6に
付着した紙粉等を除去することができ、低下した搬送ロ
ーラ対6の搬送力を回復させることができる。
【0060】また、外側下ガイド15を開放時、外側上
ガイド14は上側ローラ6Aの保護部材として機能する
ので、紙づまり処理時等に起こしやすいローラ軸の曲が
り又はローラの外れ等を防止することができる。また、
ローラのゴム面に接触することが不可能となるため、ゴ
ム面への異物の付着を防止することもできる。また、ロ
ーラのゴム面に外光があたるのを防げるため、光による
ゴム面の物性の劣化を防止することもできる。
【0061】なお、本明細書においては、清掃部材が手
差しガイド部材、給紙カセット、外側下ガイド(搬送路
形成部材)に連動して搬送ローラを清掃する場合につい
て説明したが、清掃部材はそのほかの部材、例えばメン
テナンス用扉等に連動するようにしてもよいことは言う
迄もない。 〈実施例4〉図13は本発明の実施例4に係る搬送ロー
ラ清掃装置を備えた画像形成装置(小型複写機)の構成
を示す。
【0062】なお、本画像形成装置の基本的な構成は上
記従来例の画像形成装置(図14,図15)と同じであ
る。
【0063】本画像形成装置においては、搬送ローラ対
9の上側ローラ(駆動ローラ)9Aの外周面を自動的に
清掃するための搬送ローラ清掃装置50が画像形成装置
本体1内に備えられている。
【0064】搬送ローラ清掃装置50は、上側ローラ9
Aの上流側近傍に配置されている清掃部材51(実施例
1の清掃部材20と同じ材質が用いられている)と、清
掃部材20を上側ローラ9Aの外周面に接触させる第1
の動作と清掃部材20を上側ローラ9Aから離脱させる
第2の動作とを行う電磁ソレノイド52と、電磁ソレノ
イド52の第1,第2の動作を制御するCPU(画像形
成装置全体の動作を制御する)53と、搬送ローラ対9
の直上流部においてシート材Sの先端を検知する第1の
シート材検知センサ54と、搬送ローラ対9の下流側
(レジストローラ対10の直上流部)においてシート材
Sの先端を検知する第2のシート材検知センサ55と、
を備えて構成されている。
【0065】電磁ソレノイド52をオンの状態(通電状
態)にすると、電磁ソレノイド52に支持されている清
掃部材51は略水平に移動して上側ローラ9Aの外周面
に所定圧で接触する。すなわち、電磁ソレノイド52は
第1の動作を行う。
【0066】また、電磁ソレノイド52をオフの状態
(非通電状態)にすると、上側ローラ9Aに当接してい
た清掃部材51は略水平に移動して上側ローラ9Aから
離れる。すなわち、電磁ソレノイド52は第2の動作を
行う。図13はこの状態を示す。
【0067】CPU53は、第1のシート材検知センサ
54及び第2のシート材検知センサ55から受信した情
報に基づいてシート材Sが第1のシート材検知センサ5
4及び第2のシート材検知センサ55の間を移動するの
にかかった時間T2を算出し、この算出した時間T2が
通常かかる時間T1よりも長時間(T2>T1)の場
合、搬送ローラ対9の搬送力が紙粉等の付着によって低
下したとして、電磁ソレノイド52をオンにして、清掃
部材51を所定方向に回転している上側ローラ9Aの外
周面に当接させる。これにより、上側ローラ9Aの外周
面に付着している紙粉等が除去される。そして、所定時
間(例えば、数秒間)当接させた後、電磁ソレノイド5
2をオフにして、清掃部材51を上側ローラ9Aから離
す。
【0068】なお、ここでは、所定区間(第1のシート
材検知センサ54及び第2のシート材検知センサ55の
間)でのシート材Sの搬送時間T2が通常かかる時間T
1よりも長時間かかっている場合に、CPU53は電磁
ソレノイド52に第1の動作を行わせるようにしている
が、CPU53は、例えば、第1のシート材検知センサ
54からの情報で搬送ローラ対9が搬送したシート材S
の枚数をカウントし、そのカウントした合計枚数N2が
予め設定されている枚数N1を超えた場合に電磁ソレノ
イド52に第1の動作を行わせるようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置においては、画像形成装置本体外でオペレータが簡
単な操作を行うと、画像形成装置本体内に設置されてい
る清掃部材が搬送ローラの外周面に付着している紙粉等
を除去する清掃を行うようにしたので、オペレータの手
で清掃を行う必要がない。そして、清掃部材は常時搬送
ローラ表面に接触していないので、搬送ローラ表面の摩
耗速度を早めることもない。
【0070】また、本発明の搬送ローラ清掃装置におい
ては、例えば、所定区間でのシート材の移動時間が通常
かかる時間よりも長時間かかっている場合等に、清掃部
材駆動手段が清掃部材を所定方向に回転している搬送ロ
ーラの外周面に当接させる動作を行うようにしているの
で、紙粉等が付着している搬送ローラの外周面の清掃が
オペレータの手を煩わせることなく自動的に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る画像形成装置(小型複
写機)の構成を示す一部を切除した縦断側面図。
【図2】同画像形成装置の構成を示す一部を切除した横
断平面図。
【図3】同画像形成装置の動作を説明する縦断側面図。
【図4】同画像形成装置の動作を説明する横断平面図。
【図5】本発明の実施例2に係る画像形成装置(小型複
写機)の構成を示す一部を切除した縦断側面図。
【図6】同画像形成装置の構成を示す一部を切欠いた正
面図。
【図7】同画像形成装置の動作を説明する縦断側面図。
【図8】同画像形成装置の動作を説明する一部を切欠い
た正面図。
【図9】本発明の実施例3に係る画像形成装置(小型複
写機)の構成を示す一部を切除した縦断側面図。
【図10】同画像形成装置の構成を示す正面図。
【図11】同画像形成装置の動作を説明する縦断側面
図。
【図12】同画像形成装置の動作を説明する正面図。
【図13】本発明の実施例4に係る搬送ローラ清掃装置
を備えた画像形成装置(小型複写機)の構成を示す一部
を切除した縦断側面図。
【図14】従来の画像形成装置(小型複写機)の構成例
を示す一部を切除した縦断側面図。
【図15】同画像形成装置の構成例を示す正面図。
【図16】同画像形成装置において反転パス内で生じた
ジャムを処理するために外側下ガイドを開いた状態を示
す縦断側面図。
【図17】同画像形成装置において反転パス内で生じた
ジャムを処理するために外側下ガイドを開いた状態を示
す正面図。
【符号の説明】
1 画像形成装置本体 2 給紙カセット(手動操作部材) 6A,9A 上側ローラ(搬送ローラ) 15 外側下ガイド(手動操作部材) 18,19 手差しガイド部材(手動操作部材) 20,30,37,51 清掃部材 52 電磁ソレノイド(清掃部材駆動手段) 53 CPU(制御手段) 54 第1のシート材検知センサ(第1のシート
材検知手段、計数手段) 55 第2のシート材検知センサ(第2のシート
材検知手段) S シート材

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材を搬送する搬送ローラと、オペ
    レータの手により着脱操作又は開閉操作又はスライド操
    作等が行われる手動操作部材と、を具備している画像形
    成装置において、 前記手動操作部材の着脱又は開閉又はスライド等の動作
    に連動して前記搬送ローラの外周面に接離する清掃部材
    を有したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記手動操作部材が前記清掃部材を前記
    搬送ローラの外周面に当接させる方向に動作すると前記
    搬送ローラが清掃のための回転を開始し、かつ、前記手
    動操作部材が前記清掃部材を前記搬送ローラの外周面か
    ら離脱させる方向に動作すると前記搬送ローラが清掃の
    ための回転を停止することを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記手動操作部材の動作状態を検知する
    動作状態検知手段と、前記動作状態検知手段からの情報
    に基づいて前記搬送ローラの駆動を制御する制御手段
    と、を有していることを特徴とする請求項2記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記清掃部材は、前記搬送ローラの外周
    面に付着している紙粉等の吸着力が高く、かつ、前記搬
    送ローラの外周面に対する摩擦力が小さい布材、フエル
    ト材等によって形成されていることを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記手動操作部材は、画像形成装置本体
    に対して着脱可能に取り付けられている給紙カセットで
    あることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記給紙カセットを前記画像形成装置本
    体から取り外す動作に連動して前記清掃部材が前記搬送
    ローラの外周面に当接し、かつ、前記給紙カセットを前
    記画像形成装置本体に取り付ける動作に連動して前記清
    掃部材が前記搬送ローラの外周面から離脱することを特
    徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記手動操作部材は、画像形成装置本体
    に対して開閉可能に取り付けられている搬送路形成部材
    であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記搬送路形成部材を開く動作に連動し
    て前記清掃部材が前記搬送ローラの外周面に当接し、か
    つ、前記搬送路形成部材を閉じる動作に連動して前記清
    掃部材が前記搬送ローラの外周面から離脱することを特
    徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記手動操作部材は、画像形成装置本体
    に対して開閉可能に取り付けられているメンテナンス用
    扉であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】 前記メンテナンス用扉を開く動作に連
    動して前記清掃部材が前記搬送ローラの外周面に当接
    し、かつ、前記メンテナンス用扉を閉じる動作に連動し
    て前記清掃部材が前記搬送ローラの外周面から離脱する
    ことを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記手動操作部材は、手差し給紙台上
    にスライド可能に設置されている手差しガイド部材であ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記手差しガイド部材をガイド領域外
    へスライドさせる動作に連動して前記清掃部材が前記搬
    送ローラの外周面に当接し、かつ、前記手差しガイド部
    材をガイド領域内へスライドさせる動作に連動して前記
    清掃部材が前記搬送ローラの外周面から離脱することを
    特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 画像形成装置本体内に設置されている
    搬送ローラの近傍に配置された清掃部材と、前記清掃部
    材を前記搬送ローラの外周面に接触させる第1の動作と
    前記清掃部材を前記搬送ローラから離脱させる第2の動
    作とを行う清掃部材駆動手段と、前記清掃部材駆動手段
    の第1,第2の動作を制御する制御手段と、を有したこ
    とを特徴とする搬送ローラ清掃装置。
  14. 【請求項14】 前記搬送ローラの上流側においてシー
    ト材の先端を検知する第1のシート材検知手段と、前記
    搬送ローラの下流側においてシート材の先端を検知する
    第2のシート材検知手段と、を有し、前記制御手段は前
    記第1のシート材検知手段及び前記第2のシート材検知
    手段が検知した情報に基づいてシート材が前記第1のシ
    ート材検知手段及び前記第2のシート材検知手段の間を
    移動するのにかかった時間T2を算出し、この算出した
    時間T2が通常かかる時間T1よりも長時間の場合、前
    記搬送ローラの搬送力が紙粉等の付着によって低下した
    として、前記清掃部材駆動手段に第1の動作を行わせ、
    前記清掃部材を前記搬送ローラの外周面に所定時間当接
    させることを特徴とする請求項13記載の搬送ローラ清
    掃装置。
  15. 【請求項15】 前記搬送ローラが搬送するシート材の
    枚数を計数する計数手段を有し、前記制御手段は前記計
    数手段が計数した合計枚数N2が予め設定されている枚
    数N1を超えた場合、前記搬送ローラの外周面に搬送力
    を低下させる紙粉等が付着したとして、前記清掃部材駆
    動手段に第1の動作を行わせ、前記清掃部材を前記搬送
    ローラの外周面に所定時間当接させることを特徴とする
    請求項13記載の搬送ローラ清掃装置。
  16. 【請求項16】 前記計数手段はシート材検知センサで
    あることを特徴とする請求項15記載の搬送ローラ清掃
    装置。
  17. 【請求項17】 前記清掃部材は、前記搬送ローラの外
    周面に付着している紙粉等の吸着力が高く、かつ、前記
    搬送ローラの外周面に対する摩擦力が小さい布材、フェ
    ルト材等によって形成されていることを特徴とする請求
    項13記載の搬送ローラ清掃装置。
  18. 【請求項18】 前記清掃部材駆動手段には電磁ソレノ
    イドを用いていることを特徴とする請求項13記載の搬
    送ローラ清掃装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006109369A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Ricoh Co Ltd 自動原稿搬送装置、及び画像形成装置
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US11834286B2 (en) 2019-09-04 2023-12-05 Konica Minolta, Inc. Paper feeder, image forming apparatus, and control method

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