JP2014024614A - シート搬送装置と画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ジャム処理後の再起動時に案内路に残留するシートを、傷付けることなく排出すること。
【解決手段】シート搬送装置6は、ジャムシートを除去した後、複数のモータM1〜M5を再起動させたとき、案内路にシートが残っている場合、そのシートが単一のモータM4により駆動される反転ローラ対R6によって挟持されて停止している場合、複数のモータM1〜M5を作動させて、シートを排出する。このため、シートは、異なるモータによってそれぞれ回転するローラ対に跨って搬送されることがなく、異なるモータの始動回転速度の相違によるローラ対同士の始動タイミングのずれによって傷を付けられることがなくなる。
【選択図】図4

Description

本発明は、シートを案内する案内路内で、シートが詰まった場合、その詰まったシートを取り出した後、残っているシート(残留シート)を排出できるシート搬送装置と、このシート搬送装置を備えた画像形成装置とに関する。
シートに画像を形成するコピー機、プリンタ、FAX等の画像形成装置は、画像形成装置の装置本体内でシートを搬送するシート搬送装置を備えている。ところが、稀に、シート搬送装置のシートを案内する案内路内にシートが詰まることがある。以下、詰まったシートを「ジャムシート」と称す。ジャムシートは、ユーザによって除去される。
しかし、ユーザがジャムシートを除去するとき、画像形成装置は、ユーザによって停止させられる。このため、案内路内に、ジャムシートと、ジャムシートで無い正常なシートとが停止させられて、ユーザは、これらの全てのシートを除去するジャム処理を行わなければならない。
そこで、特許文献1に記載の画像形成装置におけるシート搬送装置は、ジャムシートをジャム処理し、残留シートを排出して、ジャム処理を容易に行えるようになっている。
特開平11−246078号公報
しかし、従来のシート搬送装置は、シートの搬送を止めたとき、残留シートが複数の搬送ローラに跨って止められた場合、搬送ローラ同士が異なる駆動モータによって回転するようになっていることがある。この場合、駆動モータを再起動させたとき、駆動モータ同士の始動タイミングがずれると、各搬送ローラ同士の始動タイミングもずれることになる。
したがって、従来のシート搬送装置は、駆動モータ同士の始動タイミングのずれにより、搬送ローラ同士の始動タイミングがずれると、搬送ローラが残留シートに対してスリップして残留シートを傷つけることがあった。また、残留シートを弛ませてジャムシートを発生させるようなこともあった。
さらに、このようなシート搬送装置を備えた画像形成装置は、再度、シートに画像を形成し直す必要があり、画像形成効率が低かった。
本発明は、ジャム処理後の再起動時に案内路に位置するシートを、傷付けることなく、搬送できるシート搬送装置と、このシート搬送装置を備えた画像形成装置とを提供することにある。
本発明のシート搬送装置は、シートを案内する案内路と、前記案内路のシートを挟持して搬送する複数の搬送手段と、前記搬送手段を駆動させる複数の駆動手段と、前記案内路を搬送されるシートの位置を検知するシート位置検知手段と、前記駆動手段を作動させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記複数の駆動手段が前記複数の搬送手段を駆動中に停止されて再起動されるとき、前記シート位置検知手段によって、前記案内路に残留したシートを挟持している搬送手段が前記複数の駆動手段の中の単一の駆動手段により駆動される搬送手段であることが検知されている場合は、前記複数の駆動手段を作動させ、挟持している搬送手段が前記複数の駆動手段により駆動される搬送手段であることが検知されている場合は、前記複数の駆動手段を作動させない、ことを特徴としている。
本発明の画像形成装置は、装置本体と、前記装置本体に設けられてシートに画像を形成する画像形成部と、上記シート搬送装置と、を備えたことを特徴としている。
本発明のシート搬送装置は、複数の駆動手段の再起動時に、案内路のシートが、複数の駆動手段の内の単一の駆動手段に駆動される搬送手段によって搬送される場合に、複数の駆動手段を作動させるようになっている。
このため、本発明のシート搬送装置は、案内路に位置するシートを、単一の駆動手段で始動するため、従来の始動タイミングのずれによる傷付けを防止することができる。また、ジャムシートにすることなく排出することもできるという効果を奏する。
本発明の画像形成装置は、案内路の下流端部に位置するシートを、傷付けることなく、また、ジャムシートにすることなく排出するシート搬送装置を備えているので、再度シートに画像を形成することが少なくなり画像形成効率を高めることができる。
本発明の実施形態の画像形成装置の正面概略図である。 本発明の実施形態のシート搬送装置の概略図である。 CPUと各センサ、モータ、ローラ及びローラ対等との接続図である。 画像形成路の下流端部に保持されたシートが正常なシートであり、かつ1つのモータによって排出される状態を示した図である。 図1の画像形成装置と図2のシート搬送装置とにおいて、右ドアを開いたときの図である。 ジャムシートが発生したとき、画像形成路の下流端部に保持されたシートを排出するための動作説明用のフローチャートである。 画像形成路の下流端部に保持された正常なシートが、2つのモータによって回転するローラ対に跨って停止している状態の図である。 図7の状態のシートを処理する場合の動作説明用のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態のシート搬送装置と画像形成装置とを図に基づいて説明をする。
図1は、本発明の実施形態の画像形成装置1の概略正面図である。図2は、本発明の実施形態のシート搬送装置6の概略図である。図3は、CPUと各センサ、モータ、ローラ及びローラ対等との接続図である。
なお、以下の説明において、画像形成装置の装置本体内やシート後処理装置内に詰まったシートを「ジャムシート」と称す。また、数値は、参考数値であって、本発明を限定するものではない。
画像形成装置1は、画像形成装置の装置本体1Aに、シートをステイプル処理や孔あけ処理等の後処理をするシート後処理装置8を着脱自在に備えている。シート後処理装置8は、必ずしも必要としない。
また、画像形成装置1は、装置本体1Aの上部に、原稿自動供給装置10と、原稿自動供給装置10によって自動的に1枚ずつ供給される原稿Dを読み取る画像読取装置11とが重ねて備えられている。装置本体1Aは、画像読取装置11からの画像読取情報に基づいて、シートP(図2)に原稿Dを複写するようになっている。
また、装置本体1Aは、不図示の外部のファックス、パソコン等の外部装置と画像形成情報の授受を出来るようになっている。このため、画像形成装置1は、外部装置から送信されてきた画像情報に基づいてシートに画像を形成することができるし、また、外部装置に画像情報を送信して、外部装置に画像を形成させることもできる。なお、原稿自動供給装置10と画像読取装置11は、必ずしも必要としない。
画像形成装置1の装置本体1Aの構造を説明する。
装置本体1A内の底部には、シートPが収納されたカセット19が着脱自在に設けられている。カセット19のシート供給端部19aと、シートを排出及び反転する第1のシート排出口としての反転ローラ対R6とは、シートを案内する画像形成路18によって接続されている。画像形成路18の下流端部18a近くは、分岐点18Bによって分岐路18Cが分岐されている。この分岐路18Cの下流端には、シート後処理装置8が着脱される第2のシート排出口としての排紙ローラ対R5が設けられている。分岐路18Cは、画像形成路18の一部分である。シート後処理装置8の着脱は、装置本体1Aに設けられた着脱センサSN6によって検知されるようになっている。
画像形成路18の下流端部18aと、画像形成路18の後述する画像形成部7より上流側とは、画像形成路18の下流端部18aとでシートを反転案内して画像形成部7の上流側に案内する、反転路23によって接続されている。
図1、図5に示すように、装置本体1Aの右側の側壁は、装置本体1Aに設けられて、ジャム処理や装置本体1A内のメンテナンス等に使用される開閉蓋としての右ドア9によって開閉されるようになっている。右ドア9の開閉は、装置本体1Aに設けられた開閉検知手段としての開閉センサSN7によって検知されるようになっている。
図2において、カセット19のシート供給端部19aの上部には、シートPに接触してシートPをカセット19から送り出す給紙ローラR1が設けられている。給紙ローラR1の下流には、搬送ローラ対R9と、レジストローラ対R2とが順に設けられている。搬送ローラ対R9とレジストローラ対R2との間の画像形成路18には、反転路23が合流する合流点23Bが形成されている。
合流点23Bの下流には、シートにトナー画像を形成する画像形成部7が設けられている。画像形成部7は、画像形成路18の両側に配置されて互いに圧接された感光体ドラムR3と転写ローラR8等で構成されている。感光体ドラムR3は、画像情報に基づいてレーザ光を不図示のスキャナで走査されて静電潜像を形成され、この静電潜像を不図示の現像器によって、トナー現像されて、可視画像としてのトナー画像を形成されるようになっている。転写ローラR8は、トナー画像を感光体ドラムR3からシートPに転写するようになっている。
画像形成部7の下流には、シートを加熱加圧してシートにトナー画像を定着する定着器24が設けられている。
定着器24の下流は、分岐点18Bにおいて、分岐路18Cが分岐している。定着器24と分岐点18Bとの間には、搬送ローラ対R4が設けられている。分岐点18Bには、軸21を中心に回転する切替部材20が設けられている。切替部材20は、不図示のスプリングとプランジャによって回転して左右方向に傾くようになっている。選択手段としての切替部材20は、シートを、画像形成路18の下流端部18a及び反転ローラ対R6と、分岐路18C及び排紙ローラ対R5とに選択的に案内をするようになっている。
図4において、画像形成路18の下流端部18aは、シートを矢印F方向に排出する部分でもあり、シートを矢印F方向に一旦搬送してから、矢印G方向に逆送して反転路23に案内する部分でもある。このため、画像形成路18の下流端部18aは、反転路23の上流端部23aでもあり、画像形成路18の下流端部18aには、反転路23に分岐する分岐点18Dが形成されている。
分岐点18Dには、軸26を中心に回転する切替部材25が設けられている。切替部材25は、不図示のスプリングとプランジャによって左右方向に傾いて反転路23を選択できるようになっている。
反転路23には、表裏反転されたシートを搬送する両面搬送ローラ対R7が配置されている。
合流点23Bとレジストローラ対R2との間には、レジストセンサSN1が設けられている。画像形成部7と定着器24との間には、画像形成センサSN2が設けられている。定着器24と搬送ローラ対R4との間には、定着センサSN3が設けられている。分岐点18Dと反転ローラ対R6との間には、反転センサSN4が設けられている。そして、両面搬送ローラ対R7間には、両面搬送センサSN5が設けられている。これらのセンサSN1乃至SN5によって、シートが画像形成路18と反転路23とのどこにいるのかが検知される。すなわち、センサSN1乃至SN5は画像形成路18及び反転路23を搬送されるシートの位置を検知するシート位置検知手段である。
給紙ローラR1と搬送ローラ対R9は、給紙モータM1によって回転するようになっている。レジストローラ対R2と感光体ドラムR3は、メインモータM2によって回転するようになっている。レジストローラ対R2は、不図示のレジストクラッチを連結するまで、メインモータM2の回転が伝わらないようになっている。定着器24と搬送ローラ対R4と排紙ローラ対R5は、定着モータM3によって回転するようになっている。反転ローラ対R6は、正回転逆回転可能な反転モータM4によって回転するようになっている。両面搬送ローラ対R7は、両面搬送モータM5によって回転するようになっている。
画像形成装置1の装置本体1A内には、図3に示すCPU16が設けられている。図3に示すように、CPU16には、各種センサSN1〜SN7と、各種モータM1〜M5とが接続されている。
シート搬送装置6は、以上の、CPU16、各種センサSN1〜SN7、各種モータM1〜M5、給紙ローラR1及びローラ対R2〜R9、画像形成路18、反転路23及び切替部材20,25等で構成されている。
次に、シート搬送装置6を備えた画像形成装置1の動作を説明する。
ユーザが画像形成装置の電源を投入する。すると、CPU16は、画像形成装置全体に初期化動作を行わせた後、待機状態になる。このとき、モータM1〜M5は、一旦回転させられて、停止させられる。
ユーザが、待機状態の画像形成装置のパネル操作部15に画像形成に必要な情報を入力して、画像形成指示の不図示のスタートキーを押す。すると、CPU16は、給紙モータM1とメインモータM2と定着モータM3とを作動させる。給紙モータM1の作動によって、給紙ローラR1がカセット19からシートPを1枚送り出す。送り出されたシートは、搬送ローラ対R9に搬送されて、先端をレジストセンサSN1に検知される。レジストセンサSN1がシートの先端を検知すると、CPU16は、不図示のレジストクラッチを切り、メインモータM2の回転がレジストローラ対R2に伝達しないようにする。レジストローラ対R2は、回転を停止して、搬送ローラ対R9によって搬送を継続されているシートの先端を受け止める。すると、シートに撓みが生じて、シートが斜行している場合、その斜行が真っ直ぐに矯正される。
その後、CPU16は、トナー画像がシートの所望の位置に転写できるように、レジストクラッチを接続させて、レジストローラ対R2を回転させる。
シートは、レジストローラ対R2によって、画像形成部7の感光体ドラムR3と転写ローラR8とのニップに送り込まれる。感光体ドラムR3には、トナー画像が形成されている。このため、感光体ドラムR3のトナー画像が転写ローラR8によって転写される。トナー画像を転写されたシートは、定着器24で加熱加圧されて、トナー画像を定着される。
シートの先端が定着センサSN3に検知される。すると、CPU16は、反転モータM4を正転させる。反転モータM4の正転とは、反転ローラ対R6がシートを排出できる方向(図4、矢印F方向)に、反転ローラ対R6を回転させる方向である。また、CPU16は、不図示のプランジャを作動させて、切替部材20,25がシートを画像形成路18の下流端部18aに案内できるように、切替部材20,25を図2の実線の位置に傾ける。
シートは、切替部材20,25に案内されて、反転ローラ対R6に搬送され、排出される場合には、そのまま、排出される。シートは、排紙ローラ対R5にシート後処理装置8が接続されている場合には、シート後処理装置8の上面8aに排出される。シート後処理装置8が接続されていない場合には、装置本体1Aの胴内トレイ1bに排出される。
また、定着器24によってトナー画像を定着されたシートを、シート後処理装置8で綴じ処理、孔あけ処理等の後処理をする必要がある場合、CPU16は、切替部材20を破線の位置に傾けて、シートを分岐路18Cに案内する。シート後処理装置8は、シートの後処理を終了すると、処理済みトレイ8bに排出する。
反転ローラ対R6に到達したシートの両面に画像を形成する場合、CPU16は、反転センサSN4がシート先端を検知してからシートが所定の距離、搬送されると(シートの搬送長さ−25mm)、反転モータM4を一時停止させる。停止させられたシートの後端は、分岐点18Dを通過した位置にある。
シートの後端が分岐点18Dを通過すると、CPUは、切替部材25を破線の位置に傾けてシートが反転路23に案内されるようにする。
CPU16は、反転モータM4を一時停止させた後、逆転させる。これにともなって反転ローラ対R6も逆転(反転)する。反転ローラ対R6は、シートを、画像形成路18の下流端部18aでもあり、反転路23の上流端部23aでもある部分から、切替部材25の案内によって、反転路23に搬送する。この間にシートは、スイッチバック搬送されたことになり、表裏反転されたことになる。また、シートは、今まで後端であった部分を先端にして反転路23を搬送されることになる。
CPU16は、反転モータM4を逆転始動させたとき、両面搬送モータM5も作動させる。これにより、反転路23に送り込まれたシートは、両面搬送ローラ対R7によって、レジストローラ対R2の上流側の合流点23Bを経て、再度、レジストローラ対R2によって斜行補正をされる。
その後、シートは、画像形成部7で他方の面にもトナー画像が転写され、定着器24でトナー画像を定着されて、排紙ローラ対R5と反転ローラ対R6とのいずれからか排出される。
次に、画像形成路18、反転路23に詰まったジャムシートの検知とジャムを除去するジャム処理について概略説明する。
なお、ジャムシートの検知には、画像形成装置に電源が投入されたときに検知する「パワーONジャム」と、シートの搬送・画像形成途中に検知する「通紙ジャム」との2種類がある。これらジャムシートの検知は、画像形成路18と反転路23とに配置された各センサSN1〜SN5によって検知される。
上記「パワーONジャム」とは、画像形成装置に電源が投入されたとき、いずれかのセンサがシートを検知した場合のジャム検知のことである。また、画像形成装置は、画像形成装置に電源が投入されたとき、各モータM1〜M5が所定時間回転した後(いわゆる、初期化動作後)、停止して、待機状態になるようになっている。この待機状態になるまでの間に、各モータM1〜M5が所定時間回転したとき、ジャムシートが有ると、そのジャムシートが搬送されてセンサによって検知されることがある。このような、ジャム検知も「パワーONジャム」と称す。
また、上記「通紙ジャム」とは、シートの搬送動作が行われているとき、いずれかのセンサSN1〜SN5が、所定のタイミングでON−OFFしない場合に、ジャムシートが発生したものと、CPUが判断したときのジャム検知のことを称す。したがって、センサSN1〜SN5のON−OFFの時間に基づいてCPU16が、センサSN1〜SN5が検知しているシートが正常なシートであるか異状シートであるかを検知するので、センサSN1〜SN5とCPU16は、シート状態検知手段である。
CPU16は、パワーONジャム、或いは通紙ジャムを検知すると、画像形成路18、或いは反転路23にジャムシートが発生したことをパネル操作部15に表示して、ユーザに、ジャム処理を指示する。
ユーザがジャム処理を実施するには、装置本体1Aの右ドア9を開ける必要がある。右ドア9を開いた状態を図1、図5に示す。ユーザは右ドア9を開いて、目視出来るジャムシートを除去する。ユーザは、ジャムシートを除去したものとして右ドア9を閉じる。開閉センサSN7によって、右ドア9が閉じられたことが検知される。CPU16は、各センサSN1〜SN5がシートを検知していないか否かを、再度確認をする。CPU16は、各センサSN1〜SN5がシートを検知していない場合、ジャムシートが取り除かれたものと判断して、パネル操作部15のジャムシートが発生したことの表示を消す。これによって、ジャム処理が終了したことになる。
しかし、ユーザがジャムシートを除去したと思っても、ジャムシートの一部分が画像形成路18、或いは反転路23に残っている場合がある。そのような場合、センサSN1〜SN5に検知されて、ジャム処理が終了しない。
次に、画像形成路18、反転路23に詰まったジャムシートの検知とジャム処理について、図6のフローチャートに基づいて詳細に説明する。
CPU16は、シートの搬送途中において通紙ジャムの発生をいずれかのセンサSN1〜SN5が検知すると(S101)、全てのモータM1〜M5を緊急停止させる(S103)。CPU16は、通紙ジャムが発生したことを、パネル操作部15(図1)に表示して、ユーザにジャム処理を促す(S105)。
ユーザの手によって装置本体1Aの右ドア9が開かれて、ジャムシートを取り除く処理が行われる(S107)。右ドア9が開かれたことは、開閉センサSN7(図5)によって検知される。
ジャムシート除去が終了すると右ドア9が閉じられる。右ドア9が閉じられたことは、開閉センサSN7(図5)によって検知される(S109)。CPU16は、右ドア9が閉じられたことを、開閉センサSN7(図5)によって検知されると、画像形成路18や反転路23に残留シートが有るか否かをセンサSN1〜SN5の検知状態に基づいて確認をする。
CPU16は、画像形成路18の下流端部18aでもあり反転路23の上流端部23aでもある部分以外に残留シートがあるか否かを判断するため、反転センサSN4以外のセンサSN1〜SN3の状態をチェックする(S111)。画像形成路18の下流端部18a以外に残留シートがある場合(S111でYES)、CPU16は、残留シートを自動排出できないと判断して、再度、ユーザにジャム処理を促す(S105)。画像形成路18の下流端部18a以外に残留シートがない場合(S111でNO)、CPU16は、画像形成路18の下流端部18aの残留シートの有無を反転センサSN4によって判断する(S113)。
画像形成路18の下流端部18aに残留シートがない場合(S113でNO)、CPU16は、画像形成路18、或いは反転路23の残留シートがユーザの手によって全て除去されたものと判断して、パネル操作部15のジャム処理表示を消す。これによって、ジャム処理が完了となる。
画像形成路18の下流端部18aに残留シートP1がある場合(S113でYES)、CPU16は、この残留シートを反転モータM4のみの単独作動で排出できるか否かを判断する(S115)。判断する方法として、CPU16が、画像形成・搬送時に反転センサSN4がシートの先端を検知してからの経過時間と、反転モータM4のシート搬送速度とからシート位置を認識する。そして、CPU16は、図4に示すように、反転モータM4によって回転する反転ローラ対R6のみに位置しているか否かを判断する。この場合、残留シートが、反転モータM4によって回転する反転ローラ対R6のみに位置していないで、例えば、図7に示すように定着モータM3によって駆動される搬送ローラ対R4にも跨っている場合がある。この場合、シートを自動排出しようとして、反転モータM4と定着モータM3とを駆動すると、反転モータM4の方が定着モータM3よりも早く始動したり、始動回転速度が速かったりすると、ローラが残留シートに対してスリップして傷を付けるおそれがある。また、残留シートを引き裂いたりすることがある。残留シートが引き裂かれるようなことがあると、残留シートが正常なシートであっても詰まることになる。また、残留シートが、上記の検知されたジャムシートと異なるジャムシート(なんとか排出できる程度のジャムシート)である場合、詰まり易くなる。このため、CPUは、反転モータM4と定着モータM3とを始動させることなく、パネル操作部15にジャム処理表示をさせたままにしておく(S115でNO)。その後、残留シートは、ユーザの手によって除去される(S107〜S113)。これによって、シートのジャム処理が終了する。
処理S115において、反転モータM4が駆動する反転ローラ対R6のみで残留シートを排出可能な場合(S115でYES)、CPUは、シート後処理装置8が排紙ローラ対R5に接続されているか否かを着脱センサSN6の検知動作に基づいて判断をする。
シート後処理装置8が接続されている場合(S117でYES)、CPU16は、反転モータM4を正転させて、画像形成路18の下流端部18aの反転ローラ対R6によってシート後処理装置8の上面8aに排出する(S119)。
なお、残留シートがジャムシートの場合、反転ローラ対R6によって排出できるが、必ずしも排出できない。そこで、CPU16は、残留シートがジャムシートであるかジャムシートでない正常なシート(何とか排出できる程度にジャムしたシートも含む)であるかを判断して、ジャムシートのとき排出しないで、ジャム処理をユーザに促してもよい。そして、正常なシートであると判断したときのみ、シートを排出してもよい。正常なシートであるか否かは、反転センサSN4がシートの先端を検知してから、シートの長さに応じた所定時間内にシートの後端を検知したとき、CPUは、正常なシートであると判断する。
シート後処理装置8が接続されていない場合(S117でNO)、既に、画像形成されたシートが胴内トレイ1b(図1)に排出されている場合があり、そのシートの上に残留シートが積載されることになる。既に積載されているシートと残留シートとを区別するため、残留シートは排出することなく、ユーザに除去させる(S117でNO)。
なお、残留シートは、シート後処理装置8の接続の有無に関係なく、胴内トレイ1bに排出されてもよい。
また、以上の説明では、センサがジャムシートを検知した場合について説明したが、ユーザが誤って右ドア9を開いたり、電源を切ったりした後、右ドアを閉めたり、電源を投入した場合においても本発明を、適応させることできる。すなわち、誤って右ドアを開けた場合、処理S101のジャム発生を右ドア誤開放に置き換えることによって、図6に示す手順で下流端部18aに位置するシートを排出することができる。また、電源を誤って切った場合、処理S101のジャム発生を誤電源切り・電源再投入に置き換えることによって、図6に示す手順で下流端部18aに位置するシートを排出することができる。但し、この場合、ジャム処理でなく、シート搬送装置内に存在しているシートの除去処理になる。
以上のように、画像形成路18の下流端部18aに残留している残留シートは、CPU16が反転モータM4のみを駆動させて反転ローラ対R6のみによって排出されるので、傷を付けられることが少なくなる。なお、反転ローラ対R6は、1対設けられているが、反転モータM4によって作動するローラ対であれば、複数あってもよい。
以上の説明は、残留シートを反転ローラ対R6で排出する場合について説明したが、残留シートが図7に示すように画像形成路18に残っていた場合について、図8に基づいて説明をする。
処理S201〜S209は、図6のS101〜109と同様であるので説明を省略する。
ユーザは、ジャムシートを除去した後、右ドア9を閉じる。CPUは、開閉センサSN7の作動によって右ドア9を閉じられたものと判断する(S209でYES)。画像形成路18及び反転路23に残留シートがあるか否かを判断するため、センサSN1〜SN5の状態をチェックする(S211)。残留シートが無い場合(S211でNO)、ジャム処理は完了となる。
残留シートがある場合(S211でYES)、CPU16は、その残留シートが反転モータM4によって回転する反転ローラ対R6に位置しているか否かを判断する。残留シートが反転ローラ対R6に位置している場合、CPUは、ジャムシートが反転センサSN4によって検知されたのか否かを判断する。ジャムシートが反転センサSN4によって検知されたのであれば(S213でYES)、CPUは、残留シートとジャムシートとが同じであるのでジャム処理を促す(S205)。
CPUは、残留シートとジャムシートとが異なっていても、残留シートP2が定着モータM3によって駆動する搬送ローラ対R4に跨っているとすれば、画像形成路の下流端部分からシートを排出できない(S215でNO)。跨っていないとすれば排出できる(S215でYES)。しかし、シート後処理装置8が排紙ローラ対R5に接続されていないと、残留シートは、胴内トレイ1bに排出することになり、既に積載されているシートの上に積載されて、既に積載されているシートと混載されることになる。それを防ぐため、残留シートを排出しないでユーザに除去させる(S205)。もし、残留シートと既に積載されているシートと混載されても良い場合には、反転モータM4で残留シートP2を排出する。
シート後処理装置8が接続されているとすれば(S217でYES)、残留シートを反転モータM4でシート後処理装置8上に残留シートP2を排出する。
なお、残留シートが、反転モータM4によって駆動する反転ローラ対R6と、定着モータM3によって駆動する搬送ローラ対R4とに跨っている場合、定着モータM3を反転モータM4より多少早く始動させて、シートを反転ローラ対R6から排出してもよい。この場合、残留シートは、ジャムが生じない程度に撓まされて搬送される必要がある。従って、反転ローラ対R6は、残留シートに対してスリップすることがなく、傷を付けることが少ない。
以上説明したようにシート搬送装置6は、シートを案内する案内路としての画像形成路18及び反転路23と、画像形成路18及び反転路23のシートを挟持して搬送する複数の搬送手段としての給紙ローラR1及びローラ対R2,R4〜R7とを備えている。また、シート搬送装置6は、給紙ローラR1及びローラ対R2,R4〜R7を駆動させる複数の駆動手段としてのモータM1〜M5と、モータM1〜M5を作動させる制御手段としてのCPU16とを備えている。さらに、シート搬送装置6は、画像形成路18及び反転路23を搬送されるシートの位置を検知するシート位置検知手段としてのセンサSN1乃至SN5を備えている。
CPU16は、複数のモータM1〜M5が駆動中に停止されて再起動されるとき、反転センサSN4とで、画像形成路の下流端部18aに位置するシートがモータM4によってのみ搬送されることが検知されている場合、単一のモータM4のみを作動させる。なお、他のモータも作動させてもよい。
これによって、シート搬送装置6は、画像形成路18の下流端部18aに位置するシートを、従来、ローラ対同士の始動タイミングのずれによって傷を付けていたことを防止することができ、かつジャムシートにすることなく排出することができる。
シート搬送装置6は、センサSN1〜SN5のON−OFFの時間に基づいてCPU16が、センサSN1〜SN5が検知しているシートが正常なシートであるか異状シートであるかを検知するようになっている。
この場合、CPUは、複数のセンサSN1〜SN5の内のいずれかのセンサが異常シートを検知したとき、モータM1〜M5を停止させて、ユーザがジャムシートを除去した後、再起動するようになっている。但し、CPUは、モータを再起動する前に、画像形成路18の下流端部18aに位置するシートを検知する反転センサSN4によって、画像形成路18の下流端部18aに位置するシートが正常シートであるかを検知する。また、CPUは、反転センサSN4で、画像形成路18の下流端部18aに位置するシートを単一のモータM4により駆動される反転ローラ対R6によってのみ搬送されるかを検知する。CPUは、画像形成路の下流端部18aに位置するシートが正常シートであり、反転ローラ対R6によってのみ下流端部18aに位置するシートを搬送できるとき、単一のモータM4のみを作動させる。
シート搬送装置は、異常シートをセンサで検知するようになっているので、画像形成路の下流端部18aに位置するシートが正常シートなシートである場合、異常シートであると誤検知することが少なくなる。これによって、シート搬送装置は、ジャム処理のための停止回数が少なくなり、動作効率を高めることができる。
なお、以上の説明では、モータM4によって回転する反転ローラ対R6に残留シートがある場合について説明した。しかし、画像形成路18と反転路23の途中に設けてあるローラ対に残留シートがあり、そのローラ対を単一のモータで回転させることができる場合にも本発明を適用することができる。つまり、本発明は、モータを始動させるときのモータ同士の始動タイミングのズレによって、シートに傷が付くのを防止するものであり、モータが始動した後は、始動タイミングのズレが問題でなくなるからである。したがって、画像形成路18と反転路23の途中にあるローラ対が単一のモータによって回転する場合、その単一のモータの他に他のモータが回転しても、残留シートは、単一のモータにより搬送され、その後、他のモータによって搬送される。よって、画像形成路18と反転路23の途中にあるローラ対が単一のモータによって回転する場合も、シートに傷を付けるのを防止できる。
以上説明した画像形成装置1は、装置本体1Aと、装置本体に設けられてシートに画像を形成する画像形成部7と、シート搬送装置6と、を備えている。
このため、画像形成装置は、シートに傷をつけることを少なくしてシートを排出するシート搬送装置を備えているので、傷を付けられたシートの枚数分だけ、再度、シートに画像を形成する必要が無くなり、画像形成効率を高めることができる。
画像形成装置1は、装置本体に設けられた開閉蓋としての右ドア9を備えている。画像形成装置は、右ドア9を開閉された後、モータを再起動させるとき、画像形成路18の下流端部18aに位置するシートが、正常シートであり、反転ローラ対R6によってのみ搬送されるとき、単一のモータM4のみを作動させるようになっている。
このため、画像形成装置1は、右ドア9の開閉後、正常シートに傷を付けることなく排出することができて、画像形成効率を高めることができる。
画像形成装置に組み込まれたシート後処理装置の画像形成路の下流端部が枝分かれしている場合がある。すなわち、図2において、符号18aの部分だけが画像形成路18の下流端部18aでなく、分岐路18Cも画像形成路18の下流端部である。このため、ジャム処理後の再起動時に正常シートが、定着器24と搬送ローラ対R4に残っている場合、1つの定着モータM3で正常シート搬送して排紙ローラ対R5から排出することができる。このような場合、排紙ローラ対R5にシート後処理装置8が接続されていると、ジャム処理後の残存シートをシート後処理装置8に処理させてしまうことになる。このようなことを防止するため、シート後処理装置8が接続されていない、反転ローラ対R6から排出するのが好ましい。
そこで、画像形成装置は、画像形成路に設けられた第1のシート排出口としての反転ローラ対R6と、画像形成路に設けられて、シート後処理装置が着脱される第2のシート排出口としての排紙ローラ対R5とを備えている。さらに、画像形成装置は、シートを、反転ローラ対R6と排紙ローラ対R5とに選択的に案内をする選択手段としての切替部材20を備えている。そして、CPU16は、排紙ローラ対R5にシート後処理装置が接続されて、複数のセンサSN1〜SN5の内のいずれかのセンサが異常シートを検知したとき、切替部材20によって、反転ローラ対R6を選択するようになっている。
これによって、画像形成装置は、ジャム処理後の再起動時に排出される正常なシートをシート後処理装置に排出することを防止することができる。
D:原稿、P:シート、P1:シート、P2:シート、1:画像形成装置、1A:装置本体、6:シート搬送装置、7:画像形成部、8:シート後処理装置、9:右ドア(開閉蓋)、15:パネル操作部、16:CPU(制御手段、駆動検知手段)、18:画像形成路(案内路)、18a:下流端部、18B:分岐点、18C:分岐路、18D:分岐点、20:切替部材(選択手段)、23:反転路(案内路)、23a:上流端部、24:定着器、R1:給紙ローラ(搬送手段)、R2:レジストローラ対(搬送手段)、R3:感光体ドラム(搬送手段)、R4:搬送ローラ対(搬送手段)、R5:排紙ローラ対(搬送手段、第2のシート排出口)、R6:反転ローラ対(搬送手段、第1のシート排出口)、R7:両面搬送ローラ対(搬送手段)、R8:転写ローラ(搬送手段)、R9:搬送ローラ対(搬送手段)、SN1:レジストセンサ(シート位置検知手段、シート状態検知手段)、SN2:画像形成センサ(シート位置検知手段、シート状態検知手段)、SN3:定着センサ(シート位置検知手段、シート状態検知手段)、SN4:反転センサ(駆動検知手段、シート位置検知手段)、SN5:両面搬送センサ(シート位置検知手段、シート状態検知手段)、SN6:着脱センサ、SN7:開閉センサ(開閉検知手段)、M1:給紙モータ(駆動手段)、M2:メインモータ(駆動手段)、M3:定着モータ(駆動手段)、M4:反転モータ(駆動手段)、M5:両面搬送モータ(駆動手段)。

Claims (5)

  1. シートを案内する案内路と、
    前記案内路のシートを挟持して搬送する複数の搬送手段と、
    前記搬送手段を駆動させる複数の駆動手段と、
    前記案内路を搬送されるシートの位置を検知するシート位置検知手段と、
    前記駆動手段を作動させる制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記複数の駆動手段が前記複数の搬送手段を駆動中に停止されて再起動されるとき、前記シート位置検知手段によって、前記案内路に残留したシートを挟持している搬送手段が前記複数の駆動手段の中の単一の駆動手段により駆動される搬送手段であることが検知されている場合は、前記複数の駆動手段を作動させ、挟持している搬送手段が前記複数の駆動手段により駆動される搬送手段であることが検知されている場合は、前記複数の駆動手段を作動させない、
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記案内路を搬送されるシートが異常シートであるか正常シートであるかを検知するシート状態検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記複数の駆動手段が停止されて再起動されるとき、前記シート状態検知手段によって、前記案内路の下流端部に位置するシートが正常シートであると検知されており、かつ前記シート位置検知手段によって、前記案内路の下流端部に位置するシートが前記単一の駆動手段により駆動される前記搬送手段によって搬送されることが検知されている場合、前記複数の駆動手段を作動させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 装置本体と、
    前記装置本体に設けられてシートに画像を形成する画像形成部と、
    請求項1又は2に記載のシート搬送装置と、を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記装置本体に設けられた開閉蓋と、
    前記開閉蓋の開閉を検知する開閉検知手段と、を備え、
    前記シート搬送装置は、前記案内路の下流端部と前記案内路の前記画像形成部より上流側とを接続して、前記案内路の下流端部でシートを反転案内して前記画像形成部の上流側に案内する、前記開閉蓋に設けられた反転路を備え、
    前記シート搬送装置の制御手段は、前記開閉蓋が開かれたことを前記開閉検知手段が検知して、前記複数の駆動手段が停止されて再起動されるとき、前記シート位置検知手段によって、前記案内路に位置するシートが前記単一の駆動手段により駆動される前記搬送手段によって搬送されることが検知されている場合、前記複数の駆動手段を作動させる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記案内路に設けられた第1のシート排出口と、
    前記案内路に設けられて、搬送されるシートに後処理を行うシート後処理装置が着脱される第2のシート排出口と、
    シートを、前記第1のシート排出口と前記第2のシート排出口とに選択的に案内をする選択手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記第2のシート排出口に前記シート後処理装置が接続されて、前記シート搬送装置のシート状態検知手段が異常シートを検知したとき、前記選択手段によって、前記第1のシート排出口を選択して残留シートを搬送する、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
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