JPH0867118A - タイヤ冷却装置 - Google Patents

タイヤ冷却装置

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JPH0867118A
JPH0867118A JP23974194A JP23974194A JPH0867118A JP H0867118 A JPH0867118 A JP H0867118A JP 23974194 A JP23974194 A JP 23974194A JP 23974194 A JP23974194 A JP 23974194A JP H0867118 A JPH0867118 A JP H0867118A
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JP
Japan
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tire
water
air
cooling device
steam
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JP23974194A
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English (en)
Inventor
Kenichi Mori
建市 森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車などのタイヤを冷却しタイヤの消耗を
柔らげる。 【構成】 エアコン1のドレンをドレン管2を介して水
タンク3に導き、この水タンク3の水を空気管5を流れ
るエアコン1からの冷たい空気の一部もしくは噴霧器7
により水蒸気とし、この水蒸気もしくはエアコン1から
の冷たい空気などの一部をサスペンション11を介し
て、タイヤ12に吹き掛ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車などのタイヤの
タイヤ冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車などには、タイヤを冷やす
タイヤ冷却装置は設けられていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動車などに
は、タイヤを冷やすタイヤ冷却装置は設けられていない
ため、夏の暑い時期などの走行においては、アスファル
ト等の焼けた路面との摩擦によりタイヤは相当に熱くな
るため、タイヤの消耗も早くなる問題があった。
【0004】本発明は、特に夏の暑い時期などの走行に
おいて、タイヤの消耗を柔らげることを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のタイヤ冷却装置においては、主に水または
水蒸気もしくは空気をタイヤに吹き掛けるタイヤ冷却装
置である。
【0006】上記水または水蒸気をタイヤに吹き掛ける
タイヤ冷却装置については、それぞれの車などに適した
適当な水タンクを設け、連続的もしくは間欠的に水また
は水蒸気をタイヤに吹き掛けるようにするとよく、でき
れば、ある程度の車体の速度において作動及び停止する
装置を設けるほか、水蒸気を作ることに関しては、電気
的や機械的など現在使用されている噴霧器などのほか、
空気と混合するなど適当な方法とするとよく、水の節水
及び雨天時には必要でないため手動もしくは自動的な停
止装置を設けることが望ましい。
【0007】水タンクに関しては、大きすぎると色々と
不経済であるため適当な大きさとし、適当な給水口及び
ドレン抜きなどを設けるほか、水に関しては、たびたび
の補給を少しでも緩和するためにエアコンからのドレン
を回収して水タンクに導くとともに、安全のため低水位
におけるタイヤ冷却装置の停止装置を設けるとよい。
【0008】水タンクの位置については、それぞれの車
などに適した適当な水タンクを適当な位置に設けること
が望ましく、特に普通自動車などに関してはバンパー部
を利用するとスペース的によいのではないかと思われ
る。
【0009】また、空気をタイヤに吹き掛けるタイヤ冷
却装置については、ファンなどにより直接タイヤを冷却
するほか、エアコンからの冷たい空気の一部をタイヤの
冷却に導くと更に効果的である。
【0010】そして、タイヤに水または水蒸気もしくは
空気を吹き掛ける位置については、最近においては前、
後輪ともに上方から見た場合、左右に動く装置が使用さ
れているため、これらのタイヤの動く支点となる上方の
位置より吹き掛けるほか、サスペンションなどを介して
どの位置においても常に均等にタイヤに吹き掛けられる
ようにするとよい。
【0011】上記などのほかに、水タンクなどからサス
ペンションなどを介してタイヤそのものに水などを送り
込み、タイヤの表面から水などを滲ませるほか、断続的
及び連続的に水などを吸収できる冷却物を直接タイヤ表
面に接するなど、自動車などの種類及びそれぞれの用途
に適した適当な方法を用いるとともに、上記などを含め
てタイヤのスリップを十分に考慮した適当な水または水
蒸気もしくは空気などの冷却量としなければならない。
【0012】
【作用】上記のように構成されたタイヤ冷却装置は、特
に夏の暑い時期などの走行において、相当に熱くなって
いるタイヤに水または水蒸気もしくは空気を直接吹き掛
けるため、水または水蒸気においては、そのすぐれた比
熱及び潜熱によりタイヤの熱をうばうわけであり、走行
時のタイヤの回転によりタイヤ表面は空気により冷却作
用を受け、タイヤ表面の水分は更に冷却能力を増してタ
イヤの熱をうばい、蒸発及びタイヤの回転による遠心力
などにより水分は消費されるとともに、適当な量の水ま
たは水蒸気を吹き掛けることによりタイヤと路面との間
に水の膜を作り、タイヤと路面との摩擦を柔らげるとと
もに、空気においては、熱くなったタイヤより低い温度
の空気を直接吹き掛けることにより熱いタイヤを冷し、
それぞれの作用によりタイヤの消耗を柔らげる。
【0013】自動車などのタイヤは一般にゴムで出来て
おり、ゴムは一般に熱に弱い性質であるため、熱くなっ
たゴムは他の物との摩擦力が大きいと消耗も大きいわけ
であるから、このゴムの温度を水または水蒸気もしくは
空気及びこららの組み合わせなどにり少しでも下げる事
により、その消耗を柔らげられるはずである。
【0014】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1においてエアコン(1)のドレンをドレン管(2)
を介して水タンク(3)に導き、前記水タンク(3)の
水を水管(4)を介して空気管(5)を流れるエアコン
(1)からの冷たい空気により吸い上げ、水と空気との
混合の水蒸気としてサスペンション(11)を介して、
タイヤ(12)の路面に接する面に吹き掛けるものであ
り、スピードセンサー(14)との組み合わせにより電
磁弁(6)の開閉を行うようにする。
【0015】図2に示される実施例では、エアコン
(1)のドレンをドレン管(2)を介して水タンク
(3)に導き、前記水タンク(3)の水を噴霧器(7)
により水蒸気とし、エアコン(1)からの冷たい空気の
一部と混合してサスペンション(11)を介して、タイ
ヤ(12)の路面に接する面に吹き掛けるものであり、
スピードセンサー(14)との組み合わせにより噴霧器
(7)の作動及び停止を行うようにする。
【0016】図3に示される実施例では、エアコン
(1)からの冷たい空気の一部を空気管(5)によりサ
スペンション(11)を介して、タイヤ(12)の路面
に接する面に吹き掛けている。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0018】走行時のタイヤに水または水蒸気もしくは
空気を吹き掛けることにより、タイヤの路面に接する面
の表面温度を下げるため、タイヤと路面の摩擦力を幾分
柔らげて、タイヤの消耗を柔らげる。
【0019】走行時のタイヤに水または水蒸気を吹き掛
けることにより、一部がタイヤと路面の間に適当な水の
膜をつくり、タイヤと路面の摩擦力を幾分柔らげて、タ
イヤの消耗を柔らげる。
【0020】それぞれの自動車などが、水または水蒸気
をタイヤに適当に吹き掛けることにより、路面を適当に
湿らせて粉塵の舞い上がりを柔らげるとともに、路面の
損傷を柔らげられる。
【0021】場合によっては、冬季などの寒い場所にお
いて、不凍液などの使用による温かい水もしくは温かい
空気をタイヤに吹き掛けることにより、路面凍結などに
よるアクシデントに対しての非常用の装置とも成りえ
る。
【0022】冬季などの寒い場所において、エアコンな
どからの温かい空気の一部をタイヤに吹き掛けることに
より、チェーンの装着などがし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】水と空気との混合の水蒸気によるタイヤ冷却装
置のシステム図である。
【図2】噴霧器利用の水蒸気によるタイヤ冷却装置のシ
ステム図である。
【図3】空気によるタイヤ冷却装置のシステム図であ
る。
【図4】タイヤ冷却装置のサスペンション付近の一例を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 エアコン 2 ドレン管 3 水タンク 4 水管 5 空気管 6 電磁弁 7 噴霧器 8 給水口 9 ドレン抜き 10 低水位感知器 11 サスペンション 12 タイヤ 13 高さ調節装置 14 スビードセンサー 15 操作パネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水または水蒸気によるタイヤ冷却装置。
  2. 【請求項2】 空気によるタイヤ冷却装置。
JP23974194A 1994-08-27 1994-08-27 タイヤ冷却装置 Pending JPH0867118A (ja)

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