JPH0866796A - 空罐プレス機 - Google Patents

空罐プレス機

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JPH0866796A
JPH0866796A JP16278695A JP16278695A JPH0866796A JP H0866796 A JPH0866796 A JP H0866796A JP 16278695 A JP16278695 A JP 16278695A JP 16278695 A JP16278695 A JP 16278695A JP H0866796 A JPH0866796 A JP H0866796A
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JP
Japan
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plate
empty
movable plate
fixed plate
shooter
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JP16278695A
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Inventor
Takehiro Okagawa
武弘 岡川
Minoru Okada
実 岡田
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/32Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
    • B30B9/321Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 固定板6と可動板9との間に空罐24を挟圧
して押し潰すようになし、可動板9の前面に電磁石26
を埋入し、可動板9の下方には空罐24を中間位置に保
持する支持部材16を設け、前記可動板9の上部に支持
板19を立設し、前記固定板6の上部位置に重量物選別
板18を揺動自在に取付け、当該重量物選別板18と前
記支持板19との間の直上位置に空罐投入口20を設け
る。 【効果】 空罐投入口20から投入された空罐24を重
量物選別板18と支持板19とで支え、可動板9が後退
することにより直ちに可動板9と固定板6との間に落し
込むので、歪みや変形のある空罐24であっても途中で
引掛かったり経路から外れたりすることがなく、確実に
押し潰す位置に移送することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は罐ジュースや罐コーヒー
などの空罐を押し潰して、容積を縮小して処理するため
の空罐プレス機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種の空罐を押し潰すための
空罐プレス機として、各種のものが提案されている。
【0003】これらの多くのものは、投入口から投入さ
れた空罐を、その空罐の円筒形の形状を利用して転動さ
せて押し潰し位置まで誘導し、そのプレス位置でシリン
ダーなどにより押し潰すようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの種の
空罐プレス機で押し潰される空罐は、常に理想的な円筒
形を保持しているとは限らない。内容物が入った状態で
の運搬中に変形したり、空罐となった後に外力を加えら
れて潰されたりすることが多く、潰れたり変形したりし
ていることが少くない。
【0005】そのため装置の投入口から投入された空罐
は、装置内で所定の経路に沿って移動する際に、設計通
りの経路に従って転動するとは限らず、変形のために経
路から外れたり、経路の途中で停止したり、また複数の
空罐が絡み合って引掛かったりすることが少くない。
【0006】また空罐は容積が大きい割に軽量であるた
め、僅かな衝撃でも移動したり姿勢が変ったりし易く、
投入口から押し潰し位置まで常にスムーズに誘導するこ
とは容易ではない。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、潰れたり変形したりした空罐であっても、確実
に押し潰すことのできるプレス機を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決する手段】而して本発明の空罐プレス機
は、本体に対して固定的に支持された固定板と、当該固
定板に対して圧縮手段により離接せしめられる可動板
と、当該可動板の下方に設けられてその可動板が固定板
から離間したときに当該可動板と固定板との間に下方か
ら陥入する支持部材と、前記可動板の上部に立設された
支持板と、前記固定板の上部位置に取付けられ、常時は
ばね手段により先端が高くなるように支持されていると
共に、ばね手段の弾力に抗して下方に揺動可能の重量物
選別板と、当該重量物選別板と前記支持板との間の直上
位置に設けられた空罐投入口とを有し、空罐投入口から
投入された空罐から、重量物選別板で空ビンなどの重量
物を除去し、空罐を支持部材で支持しつつ固定板と可動
板との間でプレスすることを特徴とするものである。
【0009】この空罐プレス機においては、前記可動板
における前記固定板に対向する面に磁石を装着し、アル
ミニウム製空罐は固定板の位置で、スチール製空罐は可
動板の後退位置で下方に排出せしめることにより、アル
ミニウムとスチールの空罐を分別するようにすることが
できる。
【0010】またアルミニウムとスチールとの他の分別
手段として、前記固定板の下方にシューターを設け、前
記可動板の固定板に対する離接動に連動して前記シュー
ターに離接する磁石を設け、アルミニウム製空罐は前記
シューターにより、スチール製空罐は前記磁石のシュー
ターから離れた位置において、それぞれ下方に排出する
ようにすることもできる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すものであって、1は
空罐プレス機である。2は本体であり、フレーム29と
当該フレーム29に支持されて周囲を覆う筐体21とよ
りなっている。またその本体2にはプレス装置3が取付
けられている。
【0012】プレス装置3において4は本体2に対して
固定的に取付けられた固定部材であって、当該固定部材
4は両側部に側板5が形成され、その先端に固定板6が
設けられている。
【0013】また7はその後部が本体2に対して揺動可
能に支持された、圧縮手段としての油圧シリンダーであ
って、そのシャフト8の先端には可動板9が取付けられ
ており、油圧シリンダー7の作動により可動板9が前記
固定板6に離接するようになっている。
【0014】なお圧縮手段は、前記可動板9を固定板6
に対して離接せしめ、その両者の間で空罐24を圧縮す
るものであって、前記油圧シリンダー7のほか、エアー
シリンダーを使用することもでき、またモーターで回転
するねじ式により空罐24を圧縮するものであってもよ
い。
【0015】そして可動板9の両側部には、後方に延び
る摺動板10が取付けられており、可動板9が前後動す
る際には、その摺動板10が前記側板5の内側面に設け
られたガイド11に沿って摺動して支持するようになっ
ている。
【0016】また前記摺動板10の内側面にはカム板1
2が取付けられており、該カム板12の下縁にはカム縁
13が形成されている。
【0017】前記側板5の下部には揺動アーム14が揺
動自在に取付けられており、当該揺動アーム14はばね
手段15により上方に揺動するように付勢されており、
その揺動アーム14の先端には支持部材16が取付けら
れている。
【0018】そしてその揺動アーム14に取付けられた
転輪17が前記カム板12のカム縁13に当接し、可動
板9の前後動に伴うカム板12の動きにより、揺動アー
ム14を上下に揺動せしめるようになっている。
【0019】すなわち、可動板9が後退したときには揺
動アーム14が上方に揺動して支持部材16が固定板6
と可動板9との間に下方から嵌入し、可動板9が前進し
て固定板6に接近したときにはカム板12の作用により
揺動アーム14が下方に揺動して固定板6と可動板9と
の間から脱出し、固定板6の可動板9への接近の障害と
ならないようになっている。
【0020】18は前記固定板6の上部位置に揺動自在
に設けられた重量物選別板であって、常時はばね手段
(図示せず)により前方に向って先端が高くなるように
支持されていると共に、ばね手段の弾力に抗して先端が
先下りとなるように揺動し得るようになっている。
【0021】また19は前記可動板9の上部に立設され
た支持板19であって、この実施例においては上部がや
ゝ後方に傾斜するように設けられている。
【0022】そして前記重量物選別板18と支持板19
との間の直上位置には、空罐投入口20が設けられてい
る。この空罐投入口20は、図3に示すように筐体21
に形成された透孔22に、樋状の投入部材23が回動自
在に取付けられている。また25は投入部材23を回動
させる把手である。
【0023】而して投入部材23を回動させてその開放
部を筐体21の外方に向け、その投入部材23内に空罐
24を入れて、再度投入部材23を回動させて開放部を
内側に向けることにより、空罐24は投入部材23から
落下して筐体21内に投入することができるようになっ
ている。
【0024】26は前記可動板9の前面に取付けられた
電磁石であって、可動板9が固定板6に接近した状態に
おいて通電しており、可動板9が後退したときにその通
電が切れるようになっている。
【0025】また27a,27b,27cは、それぞれ選別
された空罐24などの分別シューターであって、その下
方には受け容器28a,28b,28cが設けられており、
スチール製空罐、アルミニウム製空罐及び空びんなどの
重量物に分別して収容するようになっている。
【0026】次に図4は、本発明の空罐プレス機1の他
の実施例の主要部を示すものであって、本体2のプレス
装置3の部分を示すものである。なおこの実施例は、ス
チール製空罐とアルミニウム製空罐との分別機構におい
て異るが、その他の機構は先の実施例と全く同様のもの
とすることができる。
【0027】而してこの実施例においては、先の実施例
において可動板9の前面に取付けられた電磁石26は無
い。
【0028】そして固定板6の下方に、後方に向って先
下りに傾斜したアルミニウム製空罐用のシューター30
aが設けられており、またそのシューター30aの後方に
は、間隔をおいてスチール製空罐用のシューター30b
が設けられている。
【0029】そしてカム板12の内側には支持部材31
が垂下されており、当該支持部材31の下端には永久磁
石32が取付けられている。そしてその永久磁石32
は、固定板6に伴って前後動し、前方に移動したときに
はシューター30aの上面に接近した位置に、また後方
に移動したときにはシューター30bの上方に位置する
ようになっている。
【0030】33はシューター30bの上方位置で、永
久磁石32からそこに吸着したスチール製空罐を脱落せ
しめるノックピンであって、フレーム29に一体に取付
けられている。
【0031】
【作用】次に上記実施例に基いて本発明の作用を説明す
る。以下図1の実施例に基いて説明するが、特に断らな
い限り図4の実施例においても同様である。この空罐プ
レス機1は、初期状態においては油圧シリンダー7の作
用で可動板9が前進し、固定板6に接近した位置にあ
り、重量物選別板18と支持板19とは空罐投入口20
の直下位置において略V字状をなしている。
【0032】一方可動板9が前進しているためカム板1
2も前進位置にあり、転輪17がカム縁13の凸部に当
接しているため、揺動アーム14はばね手段15の弾力
に抗して下方に揺動している。
【0033】そこで先ず空罐投入口20において、図3
(a)に示すように把手25を前方に引いて投入部材2
3を回動させ、開放部を上方に向けて、その投入部材2
3内に空罐24を入れる。そして把手25を後方に押し
て再度投入部材23を回動させ、開放部が下方に向くよ
うにすると、空罐24は図3(b)に示すように、投入
部材23から、その直下位置の重量物選別板18と支持
板19との間に落下する。
【0034】このとき空罐24が内味の無い真の空罐で
ある場合には、重量が小さいために重量物選別板18は
その空罐24を支えることができ、空罐24は略V字状
をなす重量物選別板18と支持板19とにより支持され
る。
【0035】しかしながら空罐投入口20から投入され
たものが、空びんや内味の入った罐などであるような場
合には、それらは重量が大きいために重量物選別板18
では支えられず、重量物選別板18は図3(b)に鎖線
で示すように下方に回動して先下りとなるように傾斜す
る。
【0036】従ってこれらの空びんなどの重量物は、図
1に24aで示すように、傾斜した重量物選別板18上
を先方に転動し、分別シューター27cに誘導されて重
量物用の受け容器28c内に落下し、プレス装置3に供
給されることはない。また空びんなどが落下した後は、
重量物選別板18はばね手段(図示せず)の作用により
再度先上りの傾斜状態に復帰する。
【0037】而して空罐投入口20から投入されたもの
が空罐24である場合には、重量物選別板18は先上り
の傾斜を保持しており、前述のように空罐24は重量物
選別板18と支持板19との間に支持されている。
【0038】この状態で油圧シリンダー7が作動し、可
動板9が後退すると、支持板19が重量物選別板18か
ら離れ、その両者の間に支持されていた空罐24は重量
物選別板18の傾斜に沿って後方に転動し、可動板9の
後退により生じた固定板6との間隔の間に、静かに落下
する。
【0039】一方可動板9の後退によりそれに伴ってカ
ム板12も後退し、カム縁13の凹部が転輪17の位置
に来ると、ばね手段15の弾力により揺動アーム14は
上方に揺動し、可動板9の後退により開いた固定板6と
可動板9との間に支持部材16が下方から嵌入して、そ
の支持部材16により上方から落下してきた空罐24
を、固定板6及び可動板9の中央付近の高さに支持す
る。この状態が図1において鎖線24bにより示されて
いる。
【0040】この状態で油圧シリンダー7を作動させて
可動板9が前進すると、空罐24は可動板9と固定板6
との間に挟圧され、圧縮される。
【0041】また可動板9が前進することによりカム板
12も前進し、転輪17がカム縁13の凸部に当接する
ことにより揺動アーム14が下方に揺動し、支持部材1
6が下動して固定板6と可動板9との間から脱出する。
【0042】しかしながらこのときは、空罐24は既に
固定板6と可動板9との間に挟持されているため、支持
部材16が下動してもそれに伴って空罐24が下動する
ことはなく、固定板6及び可動板9の中央付近に保持さ
れる。
【0043】そしてさらに可動板9が前進して空罐24
を圧縮し、空罐24は固定板6と可動板9との間に挟圧
されて完全に押し潰される。このとき円筒形の空罐24
が押し潰されることにより、前記円筒の直径より大きい
幅を有する板状となるが、空罐24は前記支持部材16
の作用により固定板6及び可動板9の下端より十分に高
い位置に支持され、そこで挟圧されるため、押し潰され
ることにより上下に拡大しても固定板6及び可動板9の
下端からはみ出すことがなく、全体に亙って完全に板状
に押し潰すことができる。
【0044】そして可動板9が最大限前進して空罐24
が完全に押し潰されたならば、図1における実線の状態
の初期状態に復帰する。
【0045】なお前記空罐投入口20においては、投入
された空罐24についての処理が終了し、可動板9が前
進位置に復帰するまでは、投入部材23を回動すること
を不可能ならしめ、支持板19が後退しているときに次
の空罐24が投入されるのを防止する機構を設けるのが
好ましい。
【0046】ここで先に述べたように空罐投入口20か
ら次の空罐24を投入し、その投入したものが真の空罐
である場合には、先に述べたと同様に油圧シリンダー7
が作動し、再び可動板9は後退する。
【0047】このとき図1の実施例においては、可動板
9の前面に取付けられた電磁石26に通電され、押し潰
されている空罐24がスチール製である場合には、その
空罐24は電磁石26に吸着され、可動板9に伴われて
後退する。
【0048】しかしながらその押し潰された空罐24が
アルミニウム製である場合には、電磁石26に吸着され
ることがなく、可動板9が後退を開始すると固定板6と
の間での挟圧が解除されるため、直ちに固定板6と可動
板9との間から落下し、中間の分別シューター27bに
沿って滑り落ちて、アルミニウム空罐用の受け容器28
b内に収容される。
【0049】またスチール製の空罐は電磁石26に吸着
されて可動板9と共に後退し、最大限後退した位置で電
磁石26への通電が切れるとそこで吸着が解除され、そ
の位置から落下して後部の分別シューター27aに沿っ
て滑り落ち、スチール空罐用の受け容器28a内に収容
される。
【0050】なお電磁石26に代えて永久磁石を可動板
9に装着し、その永久磁石に吸着したスチール製空罐を
可動板9の後退位置において適宜のノックピンなどによ
り永久磁石から離脱せしめるようにすることもできる。
【0051】また図4の実施例においては、可動板9に
磁石が装着されてないので、可動板9の後退により空罐
がスチール製であってもアルミニウム製であっても、共
に固定板6と可動板9との間からシューター30a上に
落下し、当該シューター30aに沿って滑り落ちる。
【0052】そして空罐がアルミニウム製である場合に
は、シューター30aに沿って滑り落ちてそのままアル
ミニウム空罐用の受け容器28bに収容されるが、空罐
がスチール製である場合には、シューター30aの途中
で永久磁石32に吸着され、可動板9の後退に伴われて
後退する。
【0053】そしてシューター30bの上方位置におい
て、永久磁石32に吸着せしめられたスチール製空罐は
ノックピン33によって永久磁石32から脱落せしめら
れ、シューター30b上に落下し、当該シューター30b
に沿って滑り落ち、スチール空罐用の受け容器28a内
に収容される。
【0054】なおこの実施例においても、永久磁石32
に代えて電磁石を使用し、当該電磁石への通電を制御す
ることにより、スチール製空罐の吸着離脱を行わせるよ
うにすることもできる。
【0055】而してこのように可動板9が後退すること
により、先の説明と同様に次の空罐24が固定板6と可
動板9との間に落下し、上動した支持部材16により支
持され、さらに再度可動板9が前進することにより押し
潰される。
【0056】以下同様にして、空罐投入口20から空罐
24が投入される度に、投入されたものが重量物である
場合にはそれを受け容器28cに収容し、また真の空罐
である場合には可動板9が後退前進を繰返し、その一ス
トロークにおいて固定板6と可動板9との間で押し潰
し、次のストロークの間にその押し潰された空罐24を
アルミニウム製とスチール製とに分別して、それぞれ受
け容器28b及び28aに収容する。
【0057】
【発明の効果】従って本発明によれば、空罐投入口20
から投入された空罐24は、そのまま重量物選別板18
及び支持板19に支えられ、空びんや中味の入った罐な
どの重量物を重量物選別板18で排除した後、可動板9
の後退に伴ってそのまま固定板6と可動板9との間に入
れられて圧縮されるため、空罐24が圧縮位置に至るま
でに複雑な経路を辿ることがない。
【0058】従って空罐24に多少の歪みや変形があっ
ても、押し潰し位置に至る移動途中に引掛かったり姿勢
が変ったりして停止したり、移動経路から外れたりする
ことがなく、常に確実に押し潰すことができるのであ
る。
【0059】また空罐24を一つずつ投入し、その都度
投入された空罐24を押し潰すので、複数の空罐24が
内部で絡み合ったり相互に障害となったりすることがな
い。また投入された空罐24の押し潰し工程中に次の空
罐24の投入を防止する機構を設けることにより、作動
はより確実となる。
【0060】また本発明によれば、誤って空罐投入口2
0から空びんや中味の入った罐が投入されたような場合
には、重量物選別板18の作用で押し潰し工程から排除
するので、剛直な空びんでプレス装置3を破損したり、
罐から飛散った液体で内部を汚したりすることがない。
【0061】また磁石26,32の作用でアルミニウム
空罐とスチール空罐とを分別して排出できるので、回収
した空罐の再利用も容易である。
【0062】さらにプレス装置3においては、支持部材
16の作用で空罐24を固定板6及び可動板9の中央部
に保持するので、押し潰しにより空罐24が上下に拡大
しても、全体に亙って確実に押し潰すことができる。
【0063】また前記反射板26の作用でスチール空罐
を吸着して可動板9と共に後退させる際にも、支持部材
16は下動しているため、スチール空罐が支持部材16
に引掛かることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の空罐プレス機の一実施例を示す中央
縦断面図
【図2】 図1の実施例におけるプレス装置の平面図
【図3】 図1の実施例における空罐投入口の拡大中央
縦断面図であって、(a)は開口状態を示し、(b)は
閉口状態を示す。
【図4】 本発明の空罐プレス機の他の実施例を示す主
要部の中央縦断面図
【符号の説明】
1 空罐プレス機 2 本体 6 固定板 7 シリンダー 9 可動板 16 支持部材 18 重量物選別板 19 支持板 20 空罐投入口 24 空罐 26 電磁石

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(2)に対して固定的に支持された
    固定板(6)と、当該固定板(6)に対して圧縮手段
    (7)により離接せしめられる可動板(9)と、当該可
    動板(9)の下方に設けられてその可動板(9)が固定
    板(6)から離間したときに当該可動板(9)と固定板
    (6)との間に下方から陥入する支持部材(16)と、
    前記可動板(9)の上部に立設された支持板(19)
    と、前記固定板(6)の上部位置に取付けられ、常時は
    ばね手段により先端が高くなるように支持されていると
    共に、ばね手段の弾力に抗して下方に揺動可能の重量物
    選別板(18)と、当該重量物選別板(18)と前記支
    持板(19)との間の直上位置に設けられた空罐投入口
    (20)とを有し、空罐投入口(20)から投入された
    空罐(24)から、重量物選別板(18)で空ビンなど
    の重量物を除去し、空罐(24)を支持部材(16)で
    支持しつつ固定板(6)と可動板(9)との間でプレス
    することを特徴とする、空罐プレス機
  2. 【請求項2】 前記可動板(9)における前記固定板
    (6)に対向する面に磁石(26)を装着し、アルミニ
    ウム製空罐は固定板(6)の位置で、スチール製空罐は
    可動板(9)の後退位置で、それぞれ下方に排出するよ
    うにしたことを特徴とする、請求項1に記載の空罐プレ
    ス機
  3. 【請求項3】 前記固定板(6)の下方にシューター
    (30a)を設け、前記可動板(9)の固定板(6)に
    対する離接動に連動して前記シューター(30a)に離
    接する磁石(32)を設け、アルミニウム製空罐は前記
    シューター(30a)により、スチール製空罐は前記磁
    石(32)のシューター(30a)から離れた位置にお
    いて、それぞれ下方に排出するようにしたことを特徴と
    する、請求項1に記載の空罐プレス機
JP16278695A 1994-06-20 1995-06-05 空罐プレス機 Pending JPH0866796A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16278695A JPH0866796A (ja) 1994-06-20 1995-06-05 空罐プレス機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-162665 1994-06-20
JP16266594 1994-06-20
JP16278695A JPH0866796A (ja) 1994-06-20 1995-06-05 空罐プレス機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0866796A true JPH0866796A (ja) 1996-03-12

Family

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ITPI20080100A1 (it) * 2008-09-25 2010-03-26 Texa S R L Apparecchiatura e metodo per la compattazione e raccolta differenziata di una pluralita' di tipi di rifiuti
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