JPH09182996A - 空き缶処理装置 - Google Patents
空き缶処理装置Info
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- JPH09182996A JPH09182996A JP7343370A JP34337095A JPH09182996A JP H09182996 A JPH09182996 A JP H09182996A JP 7343370 A JP7343370 A JP 7343370A JP 34337095 A JP34337095 A JP 34337095A JP H09182996 A JPH09182996 A JP H09182996A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 投入物のうちの空き缶を押し潰し、空きビン
/アルミ缶/スチ−ル缶を分別回収することができる逐
次処理方式の空き缶処理装置を提供する。 【解決手段】 空き缶投入口2の下に切替え台8を配置
し、投入物が既定重量より重いときにはガラスビン回収
箱3aへ払い落とし、既定重量より軽い空き缶であると
きにはシュート4を経由させてその投入物を固定部材と
シリンダロッド先端の押圧部材12とではさまれた受け
板10a上に案内する。油圧シリンダの作動にてその空
き缶を円筒軸線方向に押し潰す。そして、アルミ缶を押
し潰したときは、押圧力を解除したときにアルミ缶回収
箱3bへ落下せしめ、スチール缶を押し潰したときは、
押圧部材12に取付けたマグネット17aにて吸着保持
し、シリンダロッドの縮小動作に伴ってスチール缶回収
箱の上まで移送した後、マグネット17aから分離す
る。
/アルミ缶/スチ−ル缶を分別回収することができる逐
次処理方式の空き缶処理装置を提供する。 【解決手段】 空き缶投入口2の下に切替え台8を配置
し、投入物が既定重量より重いときにはガラスビン回収
箱3aへ払い落とし、既定重量より軽い空き缶であると
きにはシュート4を経由させてその投入物を固定部材と
シリンダロッド先端の押圧部材12とではさまれた受け
板10a上に案内する。油圧シリンダの作動にてその空
き缶を円筒軸線方向に押し潰す。そして、アルミ缶を押
し潰したときは、押圧力を解除したときにアルミ缶回収
箱3bへ落下せしめ、スチール缶を押し潰したときは、
押圧部材12に取付けたマグネット17aにて吸着保持
し、シリンダロッドの縮小動作に伴ってスチール缶回収
箱の上まで移送した後、マグネット17aから分離す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空き缶を押し潰し
てアルミ缶とスチ−ル缶とを分別回収する空き缶処理装
置に関する。
てアルミ缶とスチ−ル缶とを分別回収する空き缶処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、缶コ−ヒ−等の缶入り飲料が氾濫
しており、アルミ缶とスチ−ル缶とを分別して回収でき
る空き缶処理装置の設置が要請されているが、この種の
装置はバッチ式に処理をする大型のものが一般的である
ので街角などではほとんど目につかないのが現状であ
る。
しており、アルミ缶とスチ−ル缶とを分別して回収でき
る空き缶処理装置の設置が要請されているが、この種の
装置はバッチ式に処理をする大型のものが一般的である
ので街角などではほとんど目につかないのが現状であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】空き缶処理装置を広く
普及させて効率の良い回収と回収コストの低減を図るに
は、装置自体を小型化して安価に提供する必要がある。
そこで、本発明では、投入物のうちの空き缶を押し潰
し、アルミ缶とスチ−ル缶とを分別回収することができ
る逐次処理方式の空き缶処理装置を提供するとともに、
その装置の小型簡素化を図ることを目的とする。また、
ガラスビンとアルミ缶とスチ−ル缶とを分別回収できる
ようにすることを目的とする。
普及させて効率の良い回収と回収コストの低減を図るに
は、装置自体を小型化して安価に提供する必要がある。
そこで、本発明では、投入物のうちの空き缶を押し潰
し、アルミ缶とスチ−ル缶とを分別回収することができ
る逐次処理方式の空き缶処理装置を提供するとともに、
その装置の小型簡素化を図ることを目的とする。また、
ガラスビンとアルミ缶とスチ−ル缶とを分別回収できる
ようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、以下のような空き缶処理装置を創作した。すなわ
ち、請求項1の発明は、空き缶投入口を有するフレーム
と、前記空き缶投入口に投入された投入物を検出する検
出器と、前記検出器に制御装置を介して接続され、その
検出器が前記投入物を検出したときに前記空き缶投入口
を空き缶投入不能状態にロックできるロック機構と、前
記投入物を押し潰す押圧手段と、前記押圧機構により押
し潰された前記投入物を磁石体で吸着保持して移送可能
に形成された移送手段と、を備えてなり、前記押圧手段
の押圧力を解除したときに、前記投入物が非磁性缶の場
合には押し潰されたその投入物を押圧処理位置からアル
ミ缶回収部へ落下せしめる一方、その投入物が磁性缶の
場合には押し潰されたその投入物を前記移送手段を介し
てスチ−ル缶回収部へ移送するように構成したことを特
徴としている。
に、以下のような空き缶処理装置を創作した。すなわ
ち、請求項1の発明は、空き缶投入口を有するフレーム
と、前記空き缶投入口に投入された投入物を検出する検
出器と、前記検出器に制御装置を介して接続され、その
検出器が前記投入物を検出したときに前記空き缶投入口
を空き缶投入不能状態にロックできるロック機構と、前
記投入物を押し潰す押圧手段と、前記押圧機構により押
し潰された前記投入物を磁石体で吸着保持して移送可能
に形成された移送手段と、を備えてなり、前記押圧手段
の押圧力を解除したときに、前記投入物が非磁性缶の場
合には押し潰されたその投入物を押圧処理位置からアル
ミ缶回収部へ落下せしめる一方、その投入物が磁性缶の
場合には押し潰されたその投入物を前記移送手段を介し
てスチ−ル缶回収部へ移送するように構成したことを特
徴としている。
【0005】上記の空き缶処理装置では、空き缶投入口
から投入物が投入されたことを検出器が検出すると、ロ
ック機構が作動して空き缶投入口をロックし、さらに押
圧手段が作動してその空き缶を押し潰す。その後、押圧
手段の押圧力を解除し、投入物が非磁性缶の場合には押
し潰した空き缶をアルミ缶回収部へ落下させ、磁性缶の
場合には押し潰した空き缶を磁石体で吸着保持できる移
送手段を介してスチ−ル缶回収部へ移送する。すなわ
ち、空き缶を押し潰して、アルミ缶/スチ−ル缶の分別
回収を逐次処理方式で一個ずつ確実に行うことができ
る。
から投入物が投入されたことを検出器が検出すると、ロ
ック機構が作動して空き缶投入口をロックし、さらに押
圧手段が作動してその空き缶を押し潰す。その後、押圧
手段の押圧力を解除し、投入物が非磁性缶の場合には押
し潰した空き缶をアルミ缶回収部へ落下させ、磁性缶の
場合には押し潰した空き缶を磁石体で吸着保持できる移
送手段を介してスチ−ル缶回収部へ移送する。すなわ
ち、空き缶を押し潰して、アルミ缶/スチ−ル缶の分別
回収を逐次処理方式で一個ずつ確実に行うことができ
る。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載の空き缶
処理装置において、前記空き缶投入口に投入された投入
物が既定重量より軽いときにはその投入物を押圧処理位
置へ案内し、既定重量より重いときにはガラスビン回収
部へ案内する選別手段を有するシュートを備えているこ
とを特徴とする。
処理装置において、前記空き缶投入口に投入された投入
物が既定重量より軽いときにはその投入物を押圧処理位
置へ案内し、既定重量より重いときにはガラスビン回収
部へ案内する選別手段を有するシュートを備えているこ
とを特徴とする。
【0007】上記の空き缶処理装置では、ガラスビンが
投入されると、選別手段が既定重量より重いガラスビン
を排除してガラスビン回収部へ回収し、比較的軽量の空
き缶が投入されたときにはシュートを介して押圧処理位
置へ案内する。すなわち、ガラスビン/アルミ缶/スチ
−ル缶の分別回収が可能になる。
投入されると、選別手段が既定重量より重いガラスビン
を排除してガラスビン回収部へ回収し、比較的軽量の空
き缶が投入されたときにはシュートを介して押圧処理位
置へ案内する。すなわち、ガラスビン/アルミ缶/スチ
−ル缶の分別回収が可能になる。
【0008】また、請求項3の発明は、請求項1または
2記載の空き缶処理装置において、前記押圧手段は、固
定部材とこの固定部材に対し離接移動する押圧部材とで
前記投入物をはさみ込んで押し潰すように構成され、前
記移送手段は、前記磁石体が前記押圧部材に従動可能に
形成されるともにその押圧部材の側方で押圧面の前後位
置に相対移動可能に形成されてなり、前記押圧部材が前
記投入物を押圧するときには前記磁石体が前記押圧面よ
り前方に位置してその押圧面に当接している前記投入物
を吸着保持可能に形成され、その押圧部材が前記固定部
材から離隔する方向に復帰移動するときには所定の位置
で前記磁石体が前記押圧面より後方に相対移動して前記
投入物と分離するように構成されていることを特徴とす
る。
2記載の空き缶処理装置において、前記押圧手段は、固
定部材とこの固定部材に対し離接移動する押圧部材とで
前記投入物をはさみ込んで押し潰すように構成され、前
記移送手段は、前記磁石体が前記押圧部材に従動可能に
形成されるともにその押圧部材の側方で押圧面の前後位
置に相対移動可能に形成されてなり、前記押圧部材が前
記投入物を押圧するときには前記磁石体が前記押圧面よ
り前方に位置してその押圧面に当接している前記投入物
を吸着保持可能に形成され、その押圧部材が前記固定部
材から離隔する方向に復帰移動するときには所定の位置
で前記磁石体が前記押圧面より後方に相対移動して前記
投入物と分離するように構成されていることを特徴とす
る。
【0009】上記の空き缶処理装置では、押し潰された
空き缶の側部を吸着保持した磁石体が押圧部材に従動す
ることによりその空き缶がスチ−ル缶回収部へ移送され
る。したがって、空き缶を押し潰すときの押圧力が直接
磁石体には加わらないので磁石体の構成を簡素化でき
る。
空き缶の側部を吸着保持した磁石体が押圧部材に従動す
ることによりその空き缶がスチ−ル缶回収部へ移送され
る。したがって、空き缶を押し潰すときの押圧力が直接
磁石体には加わらないので磁石体の構成を簡素化でき
る。
【0010】また、請求項4の発明は、請求項3記載の
空き缶処理装置において、前記押圧部材及び固定部材に
は、その押圧部材と固定部材とにより前記投入物をはさ
み込んだときにその投入物の中に閉じ込められる空気を
外部に逃がす通気路が形成されていることを特徴として
いる。
空き缶処理装置において、前記押圧部材及び固定部材に
は、その押圧部材と固定部材とにより前記投入物をはさ
み込んだときにその投入物の中に閉じ込められる空気を
外部に逃がす通気路が形成されていることを特徴として
いる。
【0011】したがって、投入された空き缶の中の空気
は通気路を経由して外部に逃げるので、押圧手段の作動
が安定したものになる。
は通気路を経由して外部に逃げるので、押圧手段の作動
が安定したものになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は空き缶処理装置の断面構成
図、図2は天板を外した状態の平面図、図3は押圧機構
を示す断面図である。図1〜図3に示すように、空き缶
処理装置は、鋼板等で略直方体に形成されたフレーム1
の前面上部に空き缶投入口2が設けられ、その空き缶投
入口2から投入される投入物のうち比較的重量のあるガ
ラスビン等を選別機構にてガラスビン回収部(具体的に
はガラスビン回収箱3a)に誘導して回収し、軽量の空
き缶のみをシュート4を介して押圧処理位置に案内して
押圧機構により押し潰したうえで、アルミ缶回収部(具
体的にはアルミ缶回収箱3b)またはスチール缶回収部
(具体的にはスチール缶回収箱3c)に分別して回収す
る概略構成となっている。なお、図1中、1aはフレー
ム1に取付けられた天板、1bは案内板である。以下、
順に説明する。
に基づいて説明する。図1は空き缶処理装置の断面構成
図、図2は天板を外した状態の平面図、図3は押圧機構
を示す断面図である。図1〜図3に示すように、空き缶
処理装置は、鋼板等で略直方体に形成されたフレーム1
の前面上部に空き缶投入口2が設けられ、その空き缶投
入口2から投入される投入物のうち比較的重量のあるガ
ラスビン等を選別機構にてガラスビン回収部(具体的に
はガラスビン回収箱3a)に誘導して回収し、軽量の空
き缶のみをシュート4を介して押圧処理位置に案内して
押圧機構により押し潰したうえで、アルミ缶回収部(具
体的にはアルミ缶回収箱3b)またはスチール缶回収部
(具体的にはスチール缶回収箱3c)に分別して回収す
る概略構成となっている。なお、図1中、1aはフレー
ム1に取付けられた天板、1bは案内板である。以下、
順に説明する。
【0013】上記の空き缶投入口2は、処理対象とする
コーヒー等の飲料用の空き缶を横に寝かせた状態で通過
させるように横長形状に開口し、スプリング付きの蝶番
2aにて閉じ方向に付勢された扉2bが取付けられてい
る。この扉2bは、図示したように、空き缶の断面形状
に対応してフレーム1の内側に凹ませた形状に形成さ
れ、かつ最大開き角度をストッパー2cにて設定できる
ようになっている。したがって、投入物は開いた扉2b
により進行方向を規制され、フレーム1に内に入って直
下に落下するので、空き缶がシュート4上を正確に転が
るように正しい姿勢で投入されることになる。
コーヒー等の飲料用の空き缶を横に寝かせた状態で通過
させるように横長形状に開口し、スプリング付きの蝶番
2aにて閉じ方向に付勢された扉2bが取付けられてい
る。この扉2bは、図示したように、空き缶の断面形状
に対応してフレーム1の内側に凹ませた形状に形成さ
れ、かつ最大開き角度をストッパー2cにて設定できる
ようになっている。したがって、投入物は開いた扉2b
により進行方向を規制され、フレーム1に内に入って直
下に落下するので、空き缶がシュート4上を正確に転が
るように正しい姿勢で投入されることになる。
【0014】図1中、5は例えばマイコン等で構成され
各機器(次述する)を所定のシーケンスで制御する制御
装置である。6はその制御装置5に接続されたソレノイ
ドであり、空き缶が投入されるとその処理が終わるまで
一定時間ロックピン6aを突出させて扉2bを閉じ状態
でロックするようになっている。本発明でいうロック機
構は上記のように構成される。また、開いた扉2bの下
方位置にはその扉2bにて案内された状態で落下する投
入物を検出できる光電式センサ7aが設置され、光電式
センサ7aは制御装置5に接続されている。
各機器(次述する)を所定のシーケンスで制御する制御
装置である。6はその制御装置5に接続されたソレノイ
ドであり、空き缶が投入されるとその処理が終わるまで
一定時間ロックピン6aを突出させて扉2bを閉じ状態
でロックするようになっている。本発明でいうロック機
構は上記のように構成される。また、開いた扉2bの下
方位置にはその扉2bにて案内された状態で落下する投
入物を検出できる光電式センサ7aが設置され、光電式
センサ7aは制御装置5に接続されている。
【0015】次に、選別機構について説明する。フレー
ム1には切替え台8が水平軸8a回りに回動自在に取付
けられ、切替え台8の先端は空き缶投入口2から落下す
る投入物を受け止める位置まで斜め上方に延び、後端に
はバランスウエイト8bが取付けられて切替え台8が図
1の時計回転方向に回転するように付勢されている。そ
して、その切替え台8の後端部が、フレーム1に傾斜状
態で取付けられているシュート4の上端部に当接するこ
とで切替え台8が静止している。
ム1には切替え台8が水平軸8a回りに回動自在に取付
けられ、切替え台8の先端は空き缶投入口2から落下す
る投入物を受け止める位置まで斜め上方に延び、後端に
はバランスウエイト8bが取付けられて切替え台8が図
1の時計回転方向に回転するように付勢されている。そ
して、その切替え台8の後端部が、フレーム1に傾斜状
態で取付けられているシュート4の上端部に当接するこ
とで切替え台8が静止している。
【0016】したがって、切替え台8の先端に比較的重
量のあるガラスビン等が落下した場合には、切替え台8
が下向きに回動して投入物をほぼ真下に置いたガラスビ
ン回収箱3a内に払い落とす一方、軽量の空き缶が落下
した場合には、切替え台8からシュート4へと転動また
は摺動させるようになっている。このシュート4と切替
え台8の左右両側位置には、シュート4及び切替え台8
と共に断面コ字状の案内路を形成する側板9a,9bが
配設され、シュート4は長穴4aに通したボルトにより
側板9a,9bに固定されている。なお、シュート4の
取付位置を上下させて切替え台7の傾斜角度を調節する
ことにより、投入物の通過時間を適宜に調整して重量に
よる選別作用を安定させることができる。
量のあるガラスビン等が落下した場合には、切替え台8
が下向きに回動して投入物をほぼ真下に置いたガラスビ
ン回収箱3a内に払い落とす一方、軽量の空き缶が落下
した場合には、切替え台8からシュート4へと転動また
は摺動させるようになっている。このシュート4と切替
え台8の左右両側位置には、シュート4及び切替え台8
と共に断面コ字状の案内路を形成する側板9a,9bが
配設され、シュート4は長穴4aに通したボルトにより
側板9a,9bに固定されている。なお、シュート4の
取付位置を上下させて切替え台7の傾斜角度を調節する
ことにより、投入物の通過時間を適宜に調整して重量に
よる選別作用を安定させることができる。
【0017】次に、押圧機構ついて説明する。フレーム
1にはシュート4上を転がってきた空き缶の側周部を受
け止めて位置決めするガイド板9c,9dが設けられ、
フレーム1の略中央部に取付けられたベース10には、
ガイド板9c,9dの間に小径の空き缶が嵌まりこんだ
場合にその空き缶を下から支持するとともに一方のガイ
ド板9c側に転がすための勾配を有する受け板10aが
取付けられ、さらにこのベース10には空き缶の一方の
端面を当接させる固定部材11と、この固定部材11に
対向する押圧部材12を備えその空き缶を円筒軸線方向
に押圧して押し潰すようにしたシリンダ機構とが設けら
れている。固定部材11と押圧部材12は非磁性材料で
形成される。なお、受け板10a、ガイド板9c,9
d、固定部材11及び押圧部材12で空き缶を取り囲ん
だ位置が、本発明でいう押圧処理位置である。図1中、
7bは押圧処理位置に到達した空き缶(投入物)を検出
する検出器、本例の場合は光電式センサである。光電式
センサ7bは制御装置5に接続されている。
1にはシュート4上を転がってきた空き缶の側周部を受
け止めて位置決めするガイド板9c,9dが設けられ、
フレーム1の略中央部に取付けられたベース10には、
ガイド板9c,9dの間に小径の空き缶が嵌まりこんだ
場合にその空き缶を下から支持するとともに一方のガイ
ド板9c側に転がすための勾配を有する受け板10aが
取付けられ、さらにこのベース10には空き缶の一方の
端面を当接させる固定部材11と、この固定部材11に
対向する押圧部材12を備えその空き缶を円筒軸線方向
に押圧して押し潰すようにしたシリンダ機構とが設けら
れている。固定部材11と押圧部材12は非磁性材料で
形成される。なお、受け板10a、ガイド板9c,9
d、固定部材11及び押圧部材12で空き缶を取り囲ん
だ位置が、本発明でいう押圧処理位置である。図1中、
7bは押圧処理位置に到達した空き缶(投入物)を検出
する検出器、本例の場合は光電式センサである。光電式
センサ7bは制御装置5に接続されている。
【0018】上記のシリンダ機構は、ベース10上に取
付けた油圧シリンダ13を、油圧ポンプ、油タンク、電
磁弁及び駆動モータからなる油圧ユニット14で駆動す
るように構成したもので、油圧シリンダ13のシリンダ
ロッド13aの先端に支持体15が固着されている。支
持体15にはブッシュ15a(本例では3本)が挿着さ
れ、シリンダロッド13aと平行に延びるブッシュの孔
には押圧部材12に取付けられた頭付きピン12aが摺
動自在に挿通され、押圧部材12が支持体15に対し相
対的に離接移動可能に形成されていて、押圧部材12は
シリンダロッド13aが往動するときに支持体15に押
されて前進する。また、ベース10には、シリンダロッ
ド13aが復動したときにその縮小ストロ−クの終端位
置近くで頭付きピン12aを当接させて押圧部材12の
移動を阻止するストッパー16が配設されている。そこ
が押圧部材12の初期位置であり、ほぼ頭付きピン12
aの有効長さ分、支持体15と離隔するように構成され
ている。
付けた油圧シリンダ13を、油圧ポンプ、油タンク、電
磁弁及び駆動モータからなる油圧ユニット14で駆動す
るように構成したもので、油圧シリンダ13のシリンダ
ロッド13aの先端に支持体15が固着されている。支
持体15にはブッシュ15a(本例では3本)が挿着さ
れ、シリンダロッド13aと平行に延びるブッシュの孔
には押圧部材12に取付けられた頭付きピン12aが摺
動自在に挿通され、押圧部材12が支持体15に対し相
対的に離接移動可能に形成されていて、押圧部材12は
シリンダロッド13aが往動するときに支持体15に押
されて前進する。また、ベース10には、シリンダロッ
ド13aが復動したときにその縮小ストロ−クの終端位
置近くで頭付きピン12aを当接させて押圧部材12の
移動を阻止するストッパー16が配設されている。そこ
が押圧部材12の初期位置であり、ほぼ頭付きピン12
aの有効長さ分、支持体15と離隔するように構成され
ている。
【0019】また、支持体15の側部にはマグネットホ
ルダー17が取付けられ、このマグネットホルダー17
に装着されたマグネット17aが上記押圧処理位置にお
いて固定部材11と押圧部材12との間で押し潰された
空き缶(スチール缶)の側部を吸着保持できるようにな
っている(図5及び図6参照)。なお、マグネット17
aが装着されたマグネットホルダー17が本発明でいう
磁石体である。すなわち、シリンダロッド13aの往動
時において支持体15と押圧部材12とが近接している
ときにはマグネット17aは押圧部材12の押圧面(前
面)よりさらに前方に突出して位置する一方、シリンダ
ロッド13aが縮小して支持体15と押圧部材12とが
離隔したときにはマグネットホルダー17及びマグネッ
ト17aは押圧部材12の押圧面(前面)より後方に引
っ込んで、それまでスチール缶を吸着保持していた場合
にはそのスチール缶をそこで解放できるようになってい
る(図7及び図8参照)。本発明でいう移送手段は上記
のように構成されている。
ルダー17が取付けられ、このマグネットホルダー17
に装着されたマグネット17aが上記押圧処理位置にお
いて固定部材11と押圧部材12との間で押し潰された
空き缶(スチール缶)の側部を吸着保持できるようにな
っている(図5及び図6参照)。なお、マグネット17
aが装着されたマグネットホルダー17が本発明でいう
磁石体である。すなわち、シリンダロッド13aの往動
時において支持体15と押圧部材12とが近接している
ときにはマグネット17aは押圧部材12の押圧面(前
面)よりさらに前方に突出して位置する一方、シリンダ
ロッド13aが縮小して支持体15と押圧部材12とが
離隔したときにはマグネットホルダー17及びマグネッ
ト17aは押圧部材12の押圧面(前面)より後方に引
っ込んで、それまでスチール缶を吸着保持していた場合
にはそのスチール缶をそこで解放できるようになってい
る(図7及び図8参照)。本発明でいう移送手段は上記
のように構成されている。
【0020】なお、上記の構成では、押圧部材12の側
方かつ押圧面(前面)より前方位置にマグネット17a
が突出して空き缶の側部を吸着保持するので、押圧面と
吸着面とを同一に構成する場合と比較して、構成を簡素
化することができる。ところで、近年、飲料用のスチ−
ル缶は飲み口の側がアルミ材で形成されたプルトップ構
造のものがほとんどであるが、本装置は、上述したよう
に、空き缶の側部を吸着保持する構成であり、空き缶の
投入方向を180°変えても吸着力は略一定に保たれる
ので好ましい。
方かつ押圧面(前面)より前方位置にマグネット17a
が突出して空き缶の側部を吸着保持するので、押圧面と
吸着面とを同一に構成する場合と比較して、構成を簡素
化することができる。ところで、近年、飲料用のスチ−
ル缶は飲み口の側がアルミ材で形成されたプルトップ構
造のものがほとんどであるが、本装置は、上述したよう
に、空き缶の側部を吸着保持する構成であり、空き缶の
投入方向を180°変えても吸着力は略一定に保たれる
ので好ましい。
【0021】また、固定部材11及び押圧部材12に
は、空き缶をはさみ込んだときにその空き缶内に閉じ込
められる空気を逃がすための通気溝11b,12bが形
成されている。なお、通気溝11b,12bが本発明で
いうところの通気路であるが、この通気溝を通気孔(貫
通孔)に代えても良い。また、ベース10には、図2及
び図3に示すように、アルミ缶をアルミ缶回収箱3b内
に落下させるための貫通孔10bと、上記のスチール缶
をスチール缶回収箱3c内に落下させるための貫通孔1
0cが形成され、本例の場合は、貫通孔10cとスチー
ル缶回収箱3cとの間にガイド18が設けられている。
なお、図2中、1cは電源表示灯、1dは油圧ユニット
14の運転表示灯、7cはガラスビン回収箱3aの満杯
を検出する光学式センサ、7dはアルミ缶回収箱3bの
満杯を検出する光学式センサ、7eはスチール缶回収箱
3cの満杯を検出する光学式センサであり、それぞれ制
御装置5に接続されている。
は、空き缶をはさみ込んだときにその空き缶内に閉じ込
められる空気を逃がすための通気溝11b,12bが形
成されている。なお、通気溝11b,12bが本発明で
いうところの通気路であるが、この通気溝を通気孔(貫
通孔)に代えても良い。また、ベース10には、図2及
び図3に示すように、アルミ缶をアルミ缶回収箱3b内
に落下させるための貫通孔10bと、上記のスチール缶
をスチール缶回収箱3c内に落下させるための貫通孔1
0cが形成され、本例の場合は、貫通孔10cとスチー
ル缶回収箱3cとの間にガイド18が設けられている。
なお、図2中、1cは電源表示灯、1dは油圧ユニット
14の運転表示灯、7cはガラスビン回収箱3aの満杯
を検出する光学式センサ、7dはアルミ缶回収箱3bの
満杯を検出する光学式センサ、7eはスチール缶回収箱
3cの満杯を検出する光学式センサであり、それぞれ制
御装置5に接続されている。
【0022】さて、以上のように構成された空き缶処理
装置の動作を説明する。図9は動作フローの概略を示す
図である。空き缶処理装置の電源スイッチをオンにする
と電源表示灯1cが青色に点灯してスタンバイ状態にな
る。次に、空き缶投入口2から空き缶または空きビンを
投入する(図9のステップS1 )。投入された空き缶ま
たは空きビンは切替台8の上に落下し、それが既定重量
より重いときには切替台8が回動してガラスビン回収箱
3aに払い落とされ、軽いときにはそのままシュート4
を経由して受け板10a上の押圧処理位置まで転がり落
ちる(同図のステップS2 )。
装置の動作を説明する。図9は動作フローの概略を示す
図である。空き缶処理装置の電源スイッチをオンにする
と電源表示灯1cが青色に点灯してスタンバイ状態にな
る。次に、空き缶投入口2から空き缶または空きビンを
投入する(図9のステップS1 )。投入された空き缶ま
たは空きビンは切替台8の上に落下し、それが既定重量
より重いときには切替台8が回動してガラスビン回収箱
3aに払い落とされ、軽いときにはそのままシュート4
を経由して受け板10a上の押圧処理位置まで転がり落
ちる(同図のステップS2 )。
【0023】次に、光電式センサ7bにて空き缶が押圧
処理位置に到達しているかどうかを検出し、もし到達し
ていなければ以降の処理は行わない(ステップS3 )。
そして、空き缶が、図4に示す状態にあれば、ソレノイ
ド6を励磁しロックピン6aにて扉2bを閉じ状態にロ
ックするとともに、赤色の運転表示灯1dを点灯する
(ステップS4 )。なお、扉2bはスプリング付きの蝶
番2aにより閉じ位置に付勢されているはずであるが、
光電式センサ7aにて空き缶投入口2から異物が差し込
まれていないことを確認し、光電式センサ7aが投入物
を検出していれば以降の処理は行わない。
処理位置に到達しているかどうかを検出し、もし到達し
ていなければ以降の処理は行わない(ステップS3 )。
そして、空き缶が、図4に示す状態にあれば、ソレノイ
ド6を励磁しロックピン6aにて扉2bを閉じ状態にロ
ックするとともに、赤色の運転表示灯1dを点灯する
(ステップS4 )。なお、扉2bはスプリング付きの蝶
番2aにより閉じ位置に付勢されているはずであるが、
光電式センサ7aにて空き缶投入口2から異物が差し込
まれていないことを確認し、光電式センサ7aが投入物
を検出していれば以降の処理は行わない。
【0024】次に、油圧ユニット14を作動させて油圧
シリンダ13のシリンダロッド13aを伸長させ、図5
に示すように、空き缶を押し潰す動作を開始する。本例
では、制御装置5が備えたタイマーにて押圧時間が設定
されている(ステップS5 )。このとき、マグネット1
7aは、空き缶がスチール缶の場合にその側部を吸着す
る。また、固定部材11と押圧部材12ではさまれた空
き缶内に閉じ込められる空気は通気溝11b,12bか
ら外に逃げるので支障がない。
シリンダ13のシリンダロッド13aを伸長させ、図5
に示すように、空き缶を押し潰す動作を開始する。本例
では、制御装置5が備えたタイマーにて押圧時間が設定
されている(ステップS5 )。このとき、マグネット1
7aは、空き缶がスチール缶の場合にその側部を吸着す
る。また、固定部材11と押圧部材12ではさまれた空
き缶内に閉じ込められる空気は通気溝11b,12bか
ら外に逃げるので支障がない。
【0025】設定時間が経過して、図6に示すように、
空き缶を押し潰し終えたと判断したら、油圧シリンダ1
3による押圧力を解除する。ここで、押し潰された空き
缶がアルミ缶の場合は、押圧部材12の押しつけがなく
なると、図7に想像線で示したように、そのアルミ缶が
貫通孔10bを通ってアルミ缶回収箱3b内に落下する
(ステップS6 )。
空き缶を押し潰し終えたと判断したら、油圧シリンダ1
3による押圧力を解除する。ここで、押し潰された空き
缶がアルミ缶の場合は、押圧部材12の押しつけがなく
なると、図7に想像線で示したように、そのアルミ缶が
貫通孔10bを通ってアルミ缶回収箱3b内に落下する
(ステップS6 )。
【0026】他方、スチール缶が押し潰された場合は、
マグネット17aがスチール缶を吸着保持した状態でシ
リンダロッド13aが縮小し、そのスチール缶を貫通孔
10cの上に移送する。このとき、図7参照、頭付きピ
ン12aがストッパー16に当接して押圧部材12は停
止するが、支持体15はさらに移動して、図8参照、マ
グネット17aが押圧部材12の前面より図示左側に引
っ込むことになり、吸着力が及ばなくなったスチール缶
はマグネットから分離して貫通孔10cを通ってスチー
ル缶回収箱3c内に落下する(ステップS7 )。
マグネット17aがスチール缶を吸着保持した状態でシ
リンダロッド13aが縮小し、そのスチール缶を貫通孔
10cの上に移送する。このとき、図7参照、頭付きピ
ン12aがストッパー16に当接して押圧部材12は停
止するが、支持体15はさらに移動して、図8参照、マ
グネット17aが押圧部材12の前面より図示左側に引
っ込むことになり、吸着力が及ばなくなったスチール缶
はマグネットから分離して貫通孔10cを通ってスチー
ル缶回収箱3c内に落下する(ステップS7 )。
【0027】一連の処理が終わったら、制御装置5は初
期化作動をする。すなわち、油圧ユニット14を停止さ
せ、運転表示灯1dを消し、ソレノイド6のロックピン
6aを復帰させて空き缶投入口2の扉2bをアンロック
する(ステップS8 )。なお、図9への記載は省略した
が、各センサ7c〜7dにより回収箱3a〜3cの満杯
状態を検出したときには、警告灯(図示省略)を点灯す
る。
期化作動をする。すなわち、油圧ユニット14を停止さ
せ、運転表示灯1dを消し、ソレノイド6のロックピン
6aを復帰させて空き缶投入口2の扉2bをアンロック
する(ステップS8 )。なお、図9への記載は省略した
が、各センサ7c〜7dにより回収箱3a〜3cの満杯
状態を検出したときには、警告灯(図示省略)を点灯す
る。
【0028】なお、上記に説明した実施形態においては
油圧シリンダ13を使用したが、電動アクチュエータや
エアシリンダを使用しても良い。また、マグネット17
a及びマグネットホルダー17は各1個としたが、複数
個備えて吸着保持動作の信頼性の向上を図ることもでき
る。また、シュート4及び切替え台8を省いて空き缶回
収装置を構成することも可能である。この他、当業者の
知識に基づき、種々の変更を加えた態様で本発明を実施
し得ることは勿論である。
油圧シリンダ13を使用したが、電動アクチュエータや
エアシリンダを使用しても良い。また、マグネット17
a及びマグネットホルダー17は各1個としたが、複数
個備えて吸着保持動作の信頼性の向上を図ることもでき
る。また、シュート4及び切替え台8を省いて空き缶回
収装置を構成することも可能である。この他、当業者の
知識に基づき、種々の変更を加えた態様で本発明を実施
し得ることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】本発明では、空き缶を押し潰してアルミ
缶/スチ−ル缶の分別回収を逐次処理方式で一個ずつ確
実に行うことができるので装置を比較的コンパクトに構
成できる。またその際、押圧手段の作動中は空き缶投入
口をロックして誤操作による故障を防止できる。
缶/スチ−ル缶の分別回収を逐次処理方式で一個ずつ確
実に行うことができるので装置を比較的コンパクトに構
成できる。またその際、押圧手段の作動中は空き缶投入
口をロックして誤操作による故障を防止できる。
【0030】また、投入物の重量選別ができる選別手段
を備えて、ガラスビン/アルミ缶/スチ−ル缶に分別し
て回収することができる。
を備えて、ガラスビン/アルミ缶/スチ−ル缶に分別し
て回収することができる。
【0031】また、押し潰された空き缶の側部を磁石体
が吸着保持する構成としたので、空き缶を押し潰すとき
の押圧力が直接磁石体には加わらず、かつ空き缶の投入
方向を180°変えても吸着力はほぼ一定となるため、
磁石体を比較的簡素に構成することができる。
が吸着保持する構成としたので、空き缶を押し潰すとき
の押圧力が直接磁石体には加わらず、かつ空き缶の投入
方向を180°変えても吸着力はほぼ一定となるため、
磁石体を比較的簡素に構成することができる。
【0032】また、空き缶中に閉じ込められる空気は通
気路を経由して外部に逃げるので、押圧手段の作動が安
定したものになる。
気路を経由して外部に逃げるので、押圧手段の作動が安
定したものになる。
【0033】これらのことから、空き缶回収装置の小型
簡素化を図ることができる。
簡素化を図ることができる。
【図1】実施形態に係る空き缶処理装置を示す断面構成
図である。
図である。
【図2】空き缶処理装置の天板を外した状態の平面図で
ある。
ある。
【図3】押圧機構を示す断面図である。
【図4】押圧機構の作動説明図であり、空き缶がセット
された状態を示す。
された状態を示す。
【図5】押圧機構の作動説明図であり、空き缶を押し潰
し始めた状態を示す。
し始めた状態を示す。
【図6】押圧機構の作動説明図であり、空き缶が押し潰
し終えた状態を示す。
し終えた状態を示す。
【図7】押圧機構の作動説明図であり、押し潰した空き
缶を磁石体により吸着保持して移送した状態を示す。
缶を磁石体により吸着保持して移送した状態を示す。
【図8】押圧機構の作動説明図であり、押し潰した空き
缶の吸着を解除して落下させた状態を示す。
缶の吸着を解除して落下させた状態を示す。
【図9】動作フローの概略を示す図である。
1 フレーム 2 空き缶投入口 3a ガラスビン回収箱(ガラスビン回収部) 3b アルミ缶回収箱(アルミ缶回収部) 3c スチール缶回収箱(スチール缶回収部) 4 シュート 5 制御装置 6 ソレノイド(ロック機構) 6a ロックピン(ロック機構) 7b 光電式センサ(検出器) 8 切替え台(選別手段) 11 固定部材 11b 通気溝(通気路) 12 押圧部材 12b 通気溝(通気路) 13 油圧シリンダ 15 支持体 17 マグネットホルダー(磁石体) 17a マグネット(磁石体)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B03C 1/30 B03C 1/30 Z
Claims (4)
- 【請求項1】 空き缶投入口を有するフレームと、 前記空き缶投入口に投入された投入物を検出する検出器
と、 前記検出器に制御装置を介して接続され、その検出器が
前記投入物を検出したときに前記空き缶投入口を空き缶
投入不能状態にロックできるロック機構と、 前記投入物を押し潰す押圧手段と、 前記押圧機構により押し潰された前記投入物を磁石体で
吸着保持して移送可能に形成された移送手段と、を備え
てなり、 前記押圧手段の押圧力を解除したときに、前記投入物が
非磁性缶の場合には押し潰されたその投入物を押圧処理
位置からアルミ缶回収部へ落下せしめる一方、その投入
物が磁性缶の場合には押し潰されたその投入物を前記移
送手段を介してスチ−ル缶回収部へ移送するように構成
した空き缶処理装置。 - 【請求項2】 前記空き缶投入口に投入された投入物が
既定重量より軽いときにはその投入物を押圧処理位置へ
案内し、既定重量より重いときにはガラスビン回収部へ
案内する選別手段を有するシュートを備えてなる請求項
1記載の空き缶処理装置。 - 【請求項3】 前記押圧手段は、固定部材とこの固定部
材に対し離接移動する押圧部材とで前記投入物をはさみ
込んで押し潰すように構成され、 前記移送手段は、前記磁石体が前記押圧部材に従動可能
に形成されるともにその押圧部材の側方で押圧面の前後
位置に相対移動可能に形成されてなり、前記押圧部材が
前記投入物を押圧するときには前記磁石体が前記押圧面
より前方に位置してその押圧面に当接している前記投入
物を吸着保持可能に形成され、その押圧部材が前記固定
部材から離隔する方向に復帰移動するときには所定の位
置で前記磁石体が前記押圧面より後方に相対移動して前
記投入物と分離するように構成されている、請求項1又
は2記載の空き缶処理装置。 - 【請求項4】 前記押圧部材及び固定部材には、その押
圧部材と固定部材とにより前記投入物をはさみ込んだと
きにその投入物の中に閉じ込められる空気を外部に逃が
す通気路が形成されている、請求項3記載の空き缶処理
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7343370A JPH09182996A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 空き缶処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7343370A JPH09182996A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 空き缶処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09182996A true JPH09182996A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18360996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7343370A Pending JPH09182996A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 空き缶処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09182996A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100454391B1 (ko) * | 2001-10-30 | 2004-11-05 | 박창근 | 캔의 압착 분리방법 및 그 장치 |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP7343370A patent/JPH09182996A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100454391B1 (ko) * | 2001-10-30 | 2004-11-05 | 박창근 | 캔의 압착 분리방법 및 그 장치 |
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