JPH0866592A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
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- JPH0866592A JPH0866592A JP6207432A JP20743294A JPH0866592A JP H0866592 A JPH0866592 A JP H0866592A JP 6207432 A JP6207432 A JP 6207432A JP 20743294 A JP20743294 A JP 20743294A JP H0866592 A JPH0866592 A JP H0866592A
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- dehydration
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Links
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Landscapes
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 洗濯物の布質に応じた脱水ができると共に、
注水脱水すすぎ運転で充分なすすぎ性能、注水脱水すす
ぎ運転で洗濯物の量の如何にかかわらず安定したすすぎ
性能が得られ、給水流量の判定が洗濯物の布質の如何に
かかわらず精度良くできること、判定した給水流量に応
じ注水脱水すすぎ運転を効率良く行なうことが可能。 【構成】 注水脱水すすぎ運転の脱水を、槽を高速回転
させることにより行ない、最終の脱水行程を、洗濯物の
布質に応じた速度で槽を回転させることにより行なうよ
うにした。注水脱水すすぎ運転の注水時の槽の回転を、
洗濯物の量に応じて設定した最高と最低の回転速度間で
制御し、その平均回転速度が一定となるようにした。槽
内に対する給水流量の判定を、ためすすぎ運転のための
給水時に、槽内の所定水位からそれより高い所定水位に
達するまでの時間を計測することで行なうようにした。
注水脱水すすぎ運転で充分なすすぎ性能、注水脱水すす
ぎ運転で洗濯物の量の如何にかかわらず安定したすすぎ
性能が得られ、給水流量の判定が洗濯物の布質の如何に
かかわらず精度良くできること、判定した給水流量に応
じ注水脱水すすぎ運転を効率良く行なうことが可能。 【構成】 注水脱水すすぎ運転の脱水を、槽を高速回転
させることにより行ない、最終の脱水行程を、洗濯物の
布質に応じた速度で槽を回転させることにより行なうよ
うにした。注水脱水すすぎ運転の注水時の槽の回転を、
洗濯物の量に応じて設定した最高と最低の回転速度間で
制御し、その平均回転速度が一定となるようにした。槽
内に対する給水流量の判定を、ためすすぎ運転のための
給水時に、槽内の所定水位からそれより高い所定水位に
達するまでの時間を計測することで行なうようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は注水脱水すすぎ運転を実
行する洗濯機に関する。
行する洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、洗濯機においては注水脱水す
すぎ運転を実行するようにしたものが供されている。こ
の注水脱水すすぎ運転は、洗濯物を収容した槽を低速回
転させつつ槽内に上方より注水して洗濯物に水を浸透さ
せ、その後に槽を高速回転させることにより、浸透した
水と共に洗剤分を洗濯物から振り切り排出(脱水)する
というもので、洗濯物のすすぎが効率良くできる特長を
有している。又、この注水脱水すすぎ運転の後には、槽
内に貯水して撹拌するためすすぎ運転を行ない、その後
に最終の脱水行程運転を行なうようになっている。
すぎ運転を実行するようにしたものが供されている。こ
の注水脱水すすぎ運転は、洗濯物を収容した槽を低速回
転させつつ槽内に上方より注水して洗濯物に水を浸透さ
せ、その後に槽を高速回転させることにより、浸透した
水と共に洗剤分を洗濯物から振り切り排出(脱水)する
というもので、洗濯物のすすぎが効率良くできる特長を
有している。又、この注水脱水すすぎ運転の後には、槽
内に貯水して撹拌するためすすぎ運転を行ない、その後
に最終の脱水行程運転を行なうようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものにおいては、すべての脱水を洗濯物の布質に関
係なく一定の回転速度で行なうようになっているため、
洗濯物の布質によっては脱水のし過ぎによりしわが寄っ
たり、逆に脱水が不足したりしていた。又、かといっ
て、すべての脱水で洗濯物の布質に応じた回転速度で脱
水を行なうようにすると、脱水率の低い布質のものは、
注水脱水すすぎ運転で充分なすすぎ性能が得られないと
いう問題点を有していた。
来のものにおいては、すべての脱水を洗濯物の布質に関
係なく一定の回転速度で行なうようになっているため、
洗濯物の布質によっては脱水のし過ぎによりしわが寄っ
たり、逆に脱水が不足したりしていた。又、かといっ
て、すべての脱水で洗濯物の布質に応じた回転速度で脱
水を行なうようにすると、脱水率の低い布質のものは、
注水脱水すすぎ運転で充分なすすぎ性能が得られないと
いう問題点を有していた。
【0004】一方、槽を回転させるときの回転の立上が
り度は洗濯物の量によって異なる。にもかかわらず、従
来のものの注水脱水すすぎ運転の注水時の槽の回転は、
その最高回転速度が一定となるように制御されているた
め、洗濯物の量によって実際の平均回転速度が相違し、
それによって、洗濯物の水のかかり具合,浸透具合がば
らつき、安定したすすぎ性能が得られないという問題点
を有していた。
り度は洗濯物の量によって異なる。にもかかわらず、従
来のものの注水脱水すすぎ運転の注水時の槽の回転は、
その最高回転速度が一定となるように制御されているた
め、洗濯物の量によって実際の平均回転速度が相違し、
それによって、洗濯物の水のかかり具合,浸透具合がば
らつき、安定したすすぎ性能が得られないという問題点
を有していた。
【0005】更に、このような注水脱水すすぎ運転に有
用な給水流量の判定は、槽内の所定水位からそれより高
い所定水位に達するまでの時間を計測することにより行
なうようになっているが、その時間の計測は洗いのため
の給水時に行なっているため、そのときの槽内の洗濯物
は乾布であり、この乾布の洗濯物は布質により吸水性に
差があるため、最終計測水位に達するまでの時間にばら
つきがあり、給水流量の判定精度が良くないという問題
点を有していた。
用な給水流量の判定は、槽内の所定水位からそれより高
い所定水位に達するまでの時間を計測することにより行
なうようになっているが、その時間の計測は洗いのため
の給水時に行なっているため、そのときの槽内の洗濯物
は乾布であり、この乾布の洗濯物は布質により吸水性に
差があるため、最終計測水位に達するまでの時間にばら
つきがあり、給水流量の判定精度が良くないという問題
点を有していた。
【0006】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその第1の目的は、洗濯物の布質に応じ
た具合の良い脱水ができると共に、注水脱水すすぎ運転
で充分なすすぎ性能を得ることのできる洗濯機を提供す
るにある。又、本発明の第2の目的は、注水脱水すすぎ
運転で洗濯物の量の如何にかかわらず安定したすすぎ性
能を得ることのできる洗濯機を提供するにある。
であり、従ってその第1の目的は、洗濯物の布質に応じ
た具合の良い脱水ができると共に、注水脱水すすぎ運転
で充分なすすぎ性能を得ることのできる洗濯機を提供す
るにある。又、本発明の第2の目的は、注水脱水すすぎ
運転で洗濯物の量の如何にかかわらず安定したすすぎ性
能を得ることのできる洗濯機を提供するにある。
【0007】更に、本発明の第3の目的は、給水流量の
判定が洗濯物の布質の如何にかかわらず精度良くできる
洗濯機を提供するにある。そして、本発明の第4の目的
は、判定した給水流量に応じ注水脱水すすぎ運転を効率
良く行なうことのできる洗濯機を提供するにある。
判定が洗濯物の布質の如何にかかわらず精度良くできる
洗濯機を提供するにある。そして、本発明の第4の目的
は、判定した給水流量に応じ注水脱水すすぎ運転を効率
良く行なうことのできる洗濯機を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の洗濯機においては、第1に、行程を洗い,
すすぎ,脱水の順に進行するもので、そのすすぎ行程時
には、洗濯物が存する槽内に注水して脱水する注水脱水
すすぎ運転を実行するものにあって、その注水脱水すす
ぎ運転の脱水を、槽を高速回転させることにより行な
い、最終の脱水行程を、洗濯物の布質に応じた速度で槽
を回転させることにより行なうようにしたことを特徴と
する。
に、本発明の洗濯機においては、第1に、行程を洗い,
すすぎ,脱水の順に進行するもので、そのすすぎ行程時
には、洗濯物が存する槽内に注水して脱水する注水脱水
すすぎ運転を実行するものにあって、その注水脱水すす
ぎ運転の脱水を、槽を高速回転させることにより行な
い、最終の脱水行程を、洗濯物の布質に応じた速度で槽
を回転させることにより行なうようにしたことを特徴と
する。
【0009】本発明の洗濯機においては、第2に、行程
を洗い,すすぎ,脱水の順に進行するもので、そのすす
ぎ行程時には、洗濯物が存する槽内に注水して脱水する
注水脱水すすぎ運転を実行するものにあって、その注水
脱水すすぎ運転の注水時の槽の回転を、洗濯物の量に応
じて設定した最高の回転速度と最低の回転速度との間で
制御することにより、その平均回転速度が洗濯物の量に
かかわらず一定となるようにしたことを特徴とする。
を洗い,すすぎ,脱水の順に進行するもので、そのすす
ぎ行程時には、洗濯物が存する槽内に注水して脱水する
注水脱水すすぎ運転を実行するものにあって、その注水
脱水すすぎ運転の注水時の槽の回転を、洗濯物の量に応
じて設定した最高の回転速度と最低の回転速度との間で
制御することにより、その平均回転速度が洗濯物の量に
かかわらず一定となるようにしたことを特徴とする。
【0010】本発明の洗濯機においては、第3に、行程
を洗い,すすぎ,脱水の順に進行するもので、そのすす
ぎ行程時には、洗濯物が存する槽内に注水して脱水する
注水脱水すすぎ運転と、槽内に必要水量を貯水して撹拌
するためすすぎ運転とを実行するものにあって、その槽
内に対する給水流量の判定を、ためすすぎ運転のための
給水時に、槽内の所定水位からそれより高い所定水位に
達するまでの時間を計測することにより行なうようにし
たことを特徴とする。
を洗い,すすぎ,脱水の順に進行するもので、そのすす
ぎ行程時には、洗濯物が存する槽内に注水して脱水する
注水脱水すすぎ運転と、槽内に必要水量を貯水して撹拌
するためすすぎ運転とを実行するものにあって、その槽
内に対する給水流量の判定を、ためすすぎ運転のための
給水時に、槽内の所定水位からそれより高い所定水位に
達するまでの時間を計測することにより行なうようにし
たことを特徴とする。
【0011】本発明の洗濯機においては、第4に、給水
流量の判定結果から、注水脱水すすぎ運転の注水を、給
水流量が少ないほど長い時間行なうように制御すること
を特徴とする。
流量の判定結果から、注水脱水すすぎ運転の注水を、給
水流量が少ないほど長い時間行なうように制御すること
を特徴とする。
【0012】
【作用】上記第1の手段によれば、最終の脱水行程を、
洗濯物の布質に応じた速度で槽を回転させて行なうこと
により、洗濯物の布質に応じた具合の良い脱水ができ
る。又、この場合、注水脱水すすぎ運転の脱水を、槽を
高速回転させて行なうことにより、注水脱水すすぎ運転
で充分なすすぎ性能を得ることができる。
洗濯物の布質に応じた速度で槽を回転させて行なうこと
により、洗濯物の布質に応じた具合の良い脱水ができ
る。又、この場合、注水脱水すすぎ運転の脱水を、槽を
高速回転させて行なうことにより、注水脱水すすぎ運転
で充分なすすぎ性能を得ることができる。
【0013】第2の手段によれば、注水脱水すすぎ運転
の注水時の槽の回転を、洗濯物の量に応じて設定した最
高の回転速度と最低の回転速度との間で制御して、その
平均回転速度を洗濯物の量にかかわらず一定とすること
により、洗濯物の水のかかり具合,浸透具合を一定にで
きて、洗濯物の量の如何にかかわらず安定したすすぎ性
能を得ることができる。
の注水時の槽の回転を、洗濯物の量に応じて設定した最
高の回転速度と最低の回転速度との間で制御して、その
平均回転速度を洗濯物の量にかかわらず一定とすること
により、洗濯物の水のかかり具合,浸透具合を一定にで
きて、洗濯物の量の如何にかかわらず安定したすすぎ性
能を得ることができる。
【0014】第3の手段によれば、槽内に対する給水流
量の判定を、ためすすぎ運転のための給水時に、槽内の
所定水位からそれより高い所定水位に達するまでの時間
を計測することで行なうことにより、吸水性に差のない
湿布の洗濯物が存する槽内に給水することになるから、
給水流量の判定が洗濯物の布質の如何にかかわらず精度
良くできる。
量の判定を、ためすすぎ運転のための給水時に、槽内の
所定水位からそれより高い所定水位に達するまでの時間
を計測することで行なうことにより、吸水性に差のない
湿布の洗濯物が存する槽内に給水することになるから、
給水流量の判定が洗濯物の布質の如何にかかわらず精度
良くできる。
【0015】第4の手段によれば、給水流量の判定結果
から、注水脱水すすぎ運転の注水を、給水流量が少ない
ほど長い時間行なうように制御することにより、洗濯物
に対する給水量を極力一定にできて、注水脱水すすぎ運
転を効率良く行なうことができる。
から、注水脱水すすぎ運転の注水を、給水流量が少ない
ほど長い時間行なうように制御することにより、洗濯物
に対する給水量を極力一定にできて、注水脱水すすぎ運
転を効率良く行なうことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき、図1ない
し図5を参照して説明する。まず図2には洗濯機全体の
構成を示しており、外箱1内に外槽2を弾性吊持機構3
(一部のみ図示)により支持して配設し、外槽2内に内
槽4を、更に内槽4内の底部に撹拌体5をそれぞれ配設
している。
し図5を参照して説明する。まず図2には洗濯機全体の
構成を示しており、外箱1内に外槽2を弾性吊持機構3
(一部のみ図示)により支持して配設し、外槽2内に内
槽4を、更に内槽4内の底部に撹拌体5をそれぞれ配設
している。
【0017】又、外槽2外の下方部にはモータ6を主体
とする駆動機構7を配設しており、この駆動機構7によ
って、上記内槽4及び撹拌体5の回転を選択的に行なわ
しめるようにしている。更に、外槽2外の下方部には、
内槽4の底部の中心部から外槽2の底部の排水通路8及
び排水口9を通じて排水する排水弁10をも配設してお
り、排水口9にはその外側方で水位検知用のエアトラッ
プ11を連通させている。
とする駆動機構7を配設しており、この駆動機構7によ
って、上記内槽4及び撹拌体5の回転を選択的に行なわ
しめるようにしている。更に、外槽2外の下方部には、
内槽4の底部の中心部から外槽2の底部の排水通路8及
び排水口9を通じて排水する排水弁10をも配設してお
り、排水口9にはその外側方で水位検知用のエアトラッ
プ11を連通させている。
【0018】一方、内槽4には脱水孔12を上端部にの
み形成しており、その内方部にバランスリング13を装
着している。又、その上方に位置して、外槽2の上端部
には遮水リング14を装着しており、これに注水部15
を有する内蓋16を開閉可能に枢設している。更に、遮
水リング14上方の外箱1上端部にはトップカバー17
を装着しており、このトップカバー17内の後部に上記
内蓋16の注水部15に向けて給水する例えば電磁石を
駆動源とした給水弁18を配設し、前部に制御手段であ
る制御装置19を配設している。
み形成しており、その内方部にバランスリング13を装
着している。又、その上方に位置して、外槽2の上端部
には遮水リング14を装着しており、これに注水部15
を有する内蓋16を開閉可能に枢設している。更に、遮
水リング14上方の外箱1上端部にはトップカバー17
を装着しており、このトップカバー17内の後部に上記
内蓋16の注水部15に向けて給水する例えば電磁石を
駆動源とした給水弁18を配設し、前部に制御手段であ
る制御装置19を配設している。
【0019】上記制御装置19はマイクロコンピュータ
から成るもので、図3に示すように、前記モータ6の回
転(内槽4,撹拌体5の回転)を検知する洗濯物量セン
サであり布質センサでもある回転センサ20から回転検
知信号が入力されると共に、内槽4内の水位を前記エア
トラップ11からエアチューブ21を介して空気圧によ
り検知する水位センサ22から水位検知信号が入力され
るようになっており、それらの入力並びにあらかじめ記
憶された制御プログラムに基づいて、前記給水弁18と
モータ6及び排水弁10を駆動するための駆動回路23
に駆動制御信号を与えるようになっている。
から成るもので、図3に示すように、前記モータ6の回
転(内槽4,撹拌体5の回転)を検知する洗濯物量セン
サであり布質センサでもある回転センサ20から回転検
知信号が入力されると共に、内槽4内の水位を前記エア
トラップ11からエアチューブ21を介して空気圧によ
り検知する水位センサ22から水位検知信号が入力され
るようになっており、それらの入力並びにあらかじめ記
憶された制御プログラムに基づいて、前記給水弁18と
モータ6及び排水弁10を駆動するための駆動回路23
に駆動制御信号を与えるようになっている。
【0020】そこで、以下には制御装置19の機能によ
る作用について述べる。図4に示すように、制御装置1
9はその作動が開始(スタート)された最初に洗濯物量
の判定をする(ステップS1)。この洗濯物量の判定
は、例えば洗濯物を収容した内槽4あるいは撹拌体5を
所定時間回転させて、その回転の立上がり度や立下がり
度を回転センサ20からの回転検知信号に基づいて判断
することにより行なうもので、内槽4内に収容した洗濯
物量が多いほど回転の立上がり度,立下がり度は悪くな
るから、それによって洗濯物量の判定ができる。
る作用について述べる。図4に示すように、制御装置1
9はその作動が開始(スタート)された最初に洗濯物量
の判定をする(ステップS1)。この洗濯物量の判定
は、例えば洗濯物を収容した内槽4あるいは撹拌体5を
所定時間回転させて、その回転の立上がり度や立下がり
度を回転センサ20からの回転検知信号に基づいて判断
することにより行なうもので、内槽4内に収容した洗濯
物量が多いほど回転の立上がり度,立下がり度は悪くな
るから、それによって洗濯物量の判定ができる。
【0021】この後、洗濯物量の判定結果に応じた給水
水位の設定をし(ステップS2)、その設定水位までの
給水をして(ステップS3)後、洗濯物の布質の判定を
する(ステップS4)。この洗濯物の布質の判定は、例
えば撹拌体5を所定時間正逆回転させて、その正逆両回
転のばらつき度を回転センサ20からの回転検知信号に
基づいて判断することにより行なうもので、洗濯物布質
が「ごわごわ」であるほど正逆両回転のばらつき度が多
くなるから、それによって洗濯物の布質の判定ができ
る。
水位の設定をし(ステップS2)、その設定水位までの
給水をして(ステップS3)後、洗濯物の布質の判定を
する(ステップS4)。この洗濯物の布質の判定は、例
えば撹拌体5を所定時間正逆回転させて、その正逆両回
転のばらつき度を回転センサ20からの回転検知信号に
基づいて判断することにより行なうもので、洗濯物布質
が「ごわごわ」であるほど正逆両回転のばらつき度が多
くなるから、それによって洗濯物の布質の判定ができ
る。
【0022】この後、洗い行程に入って撹拌体5を正逆
回転させることによる洗いを実行し(ステップS5)、
次いで、内槽4を高速回転させることによる脱水を実行
し(ステップS6)。
回転させることによる洗いを実行し(ステップS5)、
次いで、内槽4を高速回転させることによる脱水を実行
し(ステップS6)。
【0023】そして、その後、すすぎ行程に入って注水
脱水すすぎを実行する(ステップS7)。この注水脱水
すすぎ時、制御装置19は、図5に示すように、まず1
分間、モータ6を低速回転通電して内槽4を100[r
pm]の低速で回転させ、同時に給水弁18を開放させ
て内蓋16の注水部15を通じ内槽4内に上方より注水
させる。これにより内槽4内の図示しない洗濯物に水を
浸透させるもので、その後に、2分間、給水弁18を閉
塞させた状態で、モータ6を高速回転通電して内槽4を
1000[rpm]の高速で回転させ、洗濯物から浸透
した水と共に洗剤分を振り切り排出させる。そして、そ
れらを10秒間の休止タイムを挟んであと2回、計3回
実行する。
脱水すすぎを実行する(ステップS7)。この注水脱水
すすぎ時、制御装置19は、図5に示すように、まず1
分間、モータ6を低速回転通電して内槽4を100[r
pm]の低速で回転させ、同時に給水弁18を開放させ
て内蓋16の注水部15を通じ内槽4内に上方より注水
させる。これにより内槽4内の図示しない洗濯物に水を
浸透させるもので、その後に、2分間、給水弁18を閉
塞させた状態で、モータ6を高速回転通電して内槽4を
1000[rpm]の高速で回転させ、洗濯物から浸透
した水と共に洗剤分を振り切り排出させる。そして、そ
れらを10秒間の休止タイムを挟んであと2回、計3回
実行する。
【0024】この後、内槽4内に設定水位まで貯水して
撹拌するためすすぎを実行し(ステップS8)、その後
に、最終の脱水行程に入って、ステップS4で判定した
洗濯物の布質に応じた速度で内槽4を回転させることに
よる脱水を実行する。この場合、具体的には、まず、洗
濯物の判定布質が「ごわごわ」であるか否かの判断をし
(ステップS9)、「ごわごわ」であると判断されれ
ば、内槽4を1000[rpm」の速度で回転させる内
容で脱水を実行する(ステップS10)。
撹拌するためすすぎを実行し(ステップS8)、その後
に、最終の脱水行程に入って、ステップS4で判定した
洗濯物の布質に応じた速度で内槽4を回転させることに
よる脱水を実行する。この場合、具体的には、まず、洗
濯物の判定布質が「ごわごわ」であるか否かの判断をし
(ステップS9)、「ごわごわ」であると判断されれ
ば、内槽4を1000[rpm」の速度で回転させる内
容で脱水を実行する(ステップS10)。
【0025】これに対して、洗濯物の判定布質が「ごわ
ごわ」ではないと判断されれば、次に、「しなやか」で
あるか否かの判断をし(ステップS11)、「しなや
か」であると判断されれば、内槽4を700[rpm」
の速度で回転させる内容で脱水を実行する(ステップS
12)。そして又、「しなやか」でもない(「標準」で
ある)と判断されれば、内槽4を900[rpm」の速
度で回転させる内容で脱水を実行する(ステップS1
3)。
ごわ」ではないと判断されれば、次に、「しなやか」で
あるか否かの判断をし(ステップS11)、「しなや
か」であると判断されれば、内槽4を700[rpm」
の速度で回転させる内容で脱水を実行する(ステップS
12)。そして又、「しなやか」でもない(「標準」で
ある)と判断されれば、内槽4を900[rpm」の速
度で回転させる内容で脱水を実行する(ステップS1
3)。
【0026】図1はこのことを注水脱水すすぎの脱水時
と共にまとめて表わしたたもので、要するに、注水脱水
すすぎ運転の脱水を、内槽4を1000[rpm」の高
速で回転させることにより行ない、最終の脱水行程を、
洗濯物の布質に応じた700〜1000[rpm」速度
で槽を回転させることにより行なうようにしているので
ある。
と共にまとめて表わしたたもので、要するに、注水脱水
すすぎ運転の脱水を、内槽4を1000[rpm」の高
速で回転させることにより行ない、最終の脱水行程を、
洗濯物の布質に応じた700〜1000[rpm」速度
で槽を回転させることにより行なうようにしているので
ある。
【0027】このようにしたものでは、最終の脱水行程
で洗濯物の布質に応じた具合の良い脱水ができ、しなや
かな布質の洗濯物の脱水のし過ぎによりしわ寄りや、ご
わごわした布質の洗濯物の脱水不足の問題を解消でき
る。又、それでいて、注水脱水すすぎ運転の脱水では、
内槽4を高速回転させることによる充分なすすぎ性能を
得ることができる。
で洗濯物の布質に応じた具合の良い脱水ができ、しなや
かな布質の洗濯物の脱水のし過ぎによりしわ寄りや、ご
わごわした布質の洗濯物の脱水不足の問題を解消でき
る。又、それでいて、注水脱水すすぎ運転の脱水では、
内槽4を高速回転させることによる充分なすすぎ性能を
得ることができる。
【0028】以上に対して、図6ないし図8は本発明の
第2実施例を示すもので、注水脱水すすぎ運転の注水時
の内槽4の回転につき、その最高の回転速度と最低の回
転速度とをステップS1での洗濯物量の判定結果に基づ
いて設定し、この設定した最高の回転速度と最低の回転
速度との間で内槽4を回転させ、その平均回転速度が洗
濯物の量にかかわらず一定となるようにしたものを示し
ている。
第2実施例を示すもので、注水脱水すすぎ運転の注水時
の内槽4の回転につき、その最高の回転速度と最低の回
転速度とをステップS1での洗濯物量の判定結果に基づ
いて設定し、この設定した最高の回転速度と最低の回転
速度との間で内槽4を回転させ、その平均回転速度が洗
濯物の量にかかわらず一定となるようにしたものを示し
ている。
【0029】この場合、具体的には、ステップS1での
洗濯物量の判定結果が3[kg]であった場合には、最
高の回転速度を40[rpm]に、最低の回転速度を0
[rpm]に設定して、その間で内槽4を回転させるこ
とにより、平均回転速度が30[rpm]となるように
している。これに対して、洗濯物量の判定結果が6[k
g]であった場合には、回転の立上がり度がその重量差
相当に悪くなる分、最高の回転速度を50[rpm]
に、最低の回転速度を0[rpm]に設定して、その間
で内槽4を回転させることにより、平均回転速度が同じ
く30[rpm]となるようにしている。
洗濯物量の判定結果が3[kg]であった場合には、最
高の回転速度を40[rpm]に、最低の回転速度を0
[rpm]に設定して、その間で内槽4を回転させるこ
とにより、平均回転速度が30[rpm]となるように
している。これに対して、洗濯物量の判定結果が6[k
g]であった場合には、回転の立上がり度がその重量差
相当に悪くなる分、最高の回転速度を50[rpm]
に、最低の回転速度を0[rpm]に設定して、その間
で内槽4を回転させることにより、平均回転速度が同じ
く30[rpm]となるようにしている。
【0030】このようにすることにより、洗濯物の水の
かかり具合,浸透具合を一定にできて、洗濯物の量の如
何にかかわらず安定したすすぎ性能を得ることができ
る。
かかり具合,浸透具合を一定にできて、洗濯物の量の如
何にかかわらず安定したすすぎ性能を得ることができ
る。
【0031】図9ないし図15は本発明の第3実施例を
示すもので、内槽4内の所定水位からそれより高い所定
水位に達するまでの時間を計測する結果に基づいて行な
う給水流量の判定を、ためすすぎ運転のための給水時に
行なうようにしたものを示している。
示すもので、内槽4内の所定水位からそれより高い所定
水位に達するまでの時間を計測する結果に基づいて行な
う給水流量の判定を、ためすすぎ運転のための給水時に
行なうようにしたものを示している。
【0032】この場合も、具体的には、先のステップS
7(注水脱水すすぎ運転)の後に、ためすすぎ運転のた
めの給水を開始し(ステップS21)、その後、水位セ
ンサ22からの水位検知信号により、内槽4内の水位が
図10に示す所定水位Aに達したか否かの判断をし(ス
テップS22)、達したと判断されたところで、時間の
計測を開始する(ステップS23)。次いで、内槽4内
の水位が水位Aより高い所定水位Bに達したか否かの判
断をし(ステップS24)、達したと判断されたところ
で、時間の計測を終了する(ステップS25)。
7(注水脱水すすぎ運転)の後に、ためすすぎ運転のた
めの給水を開始し(ステップS21)、その後、水位セ
ンサ22からの水位検知信号により、内槽4内の水位が
図10に示す所定水位Aに達したか否かの判断をし(ス
テップS22)、達したと判断されたところで、時間の
計測を開始する(ステップS23)。次いで、内槽4内
の水位が水位Aより高い所定水位Bに達したか否かの判
断をし(ステップS24)、達したと判断されたところ
で、時間の計測を終了する(ステップS25)。
【0033】そして、その後、給水流量の判定をする
(ステップS26)。この給水流量の判定は、内槽4内
の水位が上述の水位Aから水位Bまで達するまでに要し
た時間(計測結果)をもとに行なうもので、図11に示
すように、例えばその計測時間が30[秒]以下であれ
ば、給水流量は13[l/min]以上であると判定
し、30[秒]以上で60[秒]以下であれば、給水流
量は5[l/min]以上で13[l/min]以下で
あると判定する。
(ステップS26)。この給水流量の判定は、内槽4内
の水位が上述の水位Aから水位Bまで達するまでに要し
た時間(計測結果)をもとに行なうもので、図11に示
すように、例えばその計測時間が30[秒]以下であれ
ば、給水流量は13[l/min]以上であると判定
し、30[秒]以上で60[秒]以下であれば、給水流
量は5[l/min]以上で13[l/min]以下で
あると判定する。
【0034】しかして、その後、内槽4内の水位が設定
水位に達したか否かの判断をし(ステップS27)、達
したと判断されたところで、給水を終了し(ステップS
28)、その後、ステップ8に進んで、ためすすぎ運転
を実行する。
水位に達したか否かの判断をし(ステップS27)、達
したと判断されたところで、給水を終了し(ステップS
28)、その後、ステップ8に進んで、ためすすぎ運転
を実行する。
【0035】図12は従来の給水流量の判定時の内槽4
内の状況を表わしている。従来の給水流量の判定は上記
同様に内槽4内の所定水位Aからそれより高い所定水位
Bに達するまでの時間を計測することにより行なうもの
であるが、その時間の計測を洗いのための給水時に行な
っていたため、内槽4内の洗濯物(Wで示す)は乾布で
あった。この乾布の洗濯物は布質により吸水性に差があ
るもので、木綿など天然繊維は吸水性が良いため、水に
よく沈むが、化学繊維は吸水性が悪く、水中に浮遊す
る。このため、布質により内槽4内の水位Aから水位B
までの間に入る洗濯物量が相違し、その分、水位Aから
水位Bまでの水量が相違するもので、最終計測水位Bに
達するまでの時間にばらつきを生じ、給水流量の判定精
度が良くない。
内の状況を表わしている。従来の給水流量の判定は上記
同様に内槽4内の所定水位Aからそれより高い所定水位
Bに達するまでの時間を計測することにより行なうもの
であるが、その時間の計測を洗いのための給水時に行な
っていたため、内槽4内の洗濯物(Wで示す)は乾布で
あった。この乾布の洗濯物は布質により吸水性に差があ
るもので、木綿など天然繊維は吸水性が良いため、水に
よく沈むが、化学繊維は吸水性が悪く、水中に浮遊す
る。このため、布質により内槽4内の水位Aから水位B
までの間に入る洗濯物量が相違し、その分、水位Aから
水位Bまでの水量が相違するもので、最終計測水位Bに
達するまでの時間にばらつきを生じ、給水流量の判定精
度が良くない。
【0036】図13はこのことを表わしており、給水流
量が10[l/min]と判定されたときの計測時間は
30[秒]から37[秒]までの間でばらついており、
それには化学繊維の洗濯物が大きく影響している。
量が10[l/min]と判定されたときの計測時間は
30[秒]から37[秒]までの間でばらついており、
それには化学繊維の洗濯物が大きく影響している。
【0037】これに対して、上述のように給水流量の判
定のためを時間の計測をためすすぎのための給水時に行
なうようにした本構成のものでは、内槽4内の洗濯物
(同じくWで示す)は湿布である。この湿布の洗濯物は
布質による吸水性の差がほとんどなく、図14に示すよ
うにすべての洗濯物が水によく沈む。このため、内槽4
内の水位Aから水位Bまでの間に入る洗濯物はなく、そ
の水位Aから水位Bまでの水量は一定で、最終計測水位
Bに達するまでの時間に従来ほどのばらつきを生じるこ
とはなく、給水流量の判定精度を良くすることができ
る。
定のためを時間の計測をためすすぎのための給水時に行
なうようにした本構成のものでは、内槽4内の洗濯物
(同じくWで示す)は湿布である。この湿布の洗濯物は
布質による吸水性の差がほとんどなく、図14に示すよ
うにすべての洗濯物が水によく沈む。このため、内槽4
内の水位Aから水位Bまでの間に入る洗濯物はなく、そ
の水位Aから水位Bまでの水量は一定で、最終計測水位
Bに達するまでの時間に従来ほどのばらつきを生じるこ
とはなく、給水流量の判定精度を良くすることができ
る。
【0038】図15はこのことを表わしており、給水流
量が10[l/min]と判定されたときの計測時間は
31[秒]から35[秒]までの間でまとまっており、
特に33[秒]に集中していて、給水流量の判定精度が
良いことが分かる。
量が10[l/min]と判定されたときの計測時間は
31[秒]から35[秒]までの間でまとまっており、
特に33[秒]に集中していて、給水流量の判定精度が
良いことが分かる。
【0039】図16は本発明の第4実施例を示すもの
で、上述の給水流量の判定結果から、注水脱水すすぎ運
転の注水を、給水流量が少ないほど長い時間行なうよう
に制御するようにしたものを示している。これも、具体
的には、給水流量が15[l/min]以上と判定され
た場合には、1回目から3回目までの注水脱水すすぎ運
転の各注水時間を40[秒]とするのに対し、給水流量
が15[l/min]未満と判定された場合には、同じ
く1回目から3回目までの注水脱水すすぎ運転の各注水
時間を70[秒]とするのであり、このようにすること
により、洗濯物に対する給水量を極力一定にできて、注
水脱水すすぎ運転を効率良く行なうことができる。
で、上述の給水流量の判定結果から、注水脱水すすぎ運
転の注水を、給水流量が少ないほど長い時間行なうよう
に制御するようにしたものを示している。これも、具体
的には、給水流量が15[l/min]以上と判定され
た場合には、1回目から3回目までの注水脱水すすぎ運
転の各注水時間を40[秒]とするのに対し、給水流量
が15[l/min]未満と判定された場合には、同じ
く1回目から3回目までの注水脱水すすぎ運転の各注水
時間を70[秒]とするのであり、このようにすること
により、洗濯物に対する給水量を極力一定にできて、注
水脱水すすぎ運転を効率良く行なうことができる。
【0040】
【発明の効果】本発明の洗濯機は以上説明したとおりの
もので、下記の効果を奏する。第1に、行程を洗い,す
すぎ,脱水の順に進行するもので、そのすすぎ行程時に
は、洗濯物が存する槽内に注水して脱水する注水脱水す
すぎ運転を実行するものにおいて、その注水脱水すすぎ
運転の脱水を、槽を高速回転させることにより行ない、
最終の脱水行程を、洗濯物の布質に応じた速度で槽を回
転させることにより行なうようにしたことにより、洗濯
物の布質に応じた具合の良い脱水ができると共に、注水
脱水すすぎ運転で充分なすすぎ性能を得ることもでき
る。
もので、下記の効果を奏する。第1に、行程を洗い,す
すぎ,脱水の順に進行するもので、そのすすぎ行程時に
は、洗濯物が存する槽内に注水して脱水する注水脱水す
すぎ運転を実行するものにおいて、その注水脱水すすぎ
運転の脱水を、槽を高速回転させることにより行ない、
最終の脱水行程を、洗濯物の布質に応じた速度で槽を回
転させることにより行なうようにしたことにより、洗濯
物の布質に応じた具合の良い脱水ができると共に、注水
脱水すすぎ運転で充分なすすぎ性能を得ることもでき
る。
【0041】第2に、行程を洗い,すすぎ,脱水の順に
進行するもので、そのすすぎ行程時には、洗濯物が存す
る槽内に注水して脱水する注水脱水すすぎ運転を実行す
るものにおいて、その注水脱水すすぎ運転の注水時の槽
の回転を、洗濯物の量に応じて設定した最高の回転速度
と最低の回転速度との間で制御することで、その平均回
転速度が洗濯物の量にかかわらず一定となるようにした
ことにより、洗濯物の量の如何にかかわらず安定したす
すぎ性能を得ることができる。
進行するもので、そのすすぎ行程時には、洗濯物が存す
る槽内に注水して脱水する注水脱水すすぎ運転を実行す
るものにおいて、その注水脱水すすぎ運転の注水時の槽
の回転を、洗濯物の量に応じて設定した最高の回転速度
と最低の回転速度との間で制御することで、その平均回
転速度が洗濯物の量にかかわらず一定となるようにした
ことにより、洗濯物の量の如何にかかわらず安定したす
すぎ性能を得ることができる。
【0042】第3に、行程を洗い,すすぎ,脱水の順に
進行するもので、そのすすぎ行程時には、洗濯物が存す
る槽内に注水して脱水する注水脱水すすぎ運転と、槽内
に必要水量を貯水して撹拌するためすすぎ運転とを実行
するものにおいて、その槽内に対する給水流量の判定
を、ためすすぎ運転のための給水時に、槽内の所定水位
からそれより高い所定水位に達するまでの時間を計測す
ることで行なうようにしたことにより、給水流量の判定
を洗濯物の布質の如何にかかわらず精度良く行なうこと
ができる。
進行するもので、そのすすぎ行程時には、洗濯物が存す
る槽内に注水して脱水する注水脱水すすぎ運転と、槽内
に必要水量を貯水して撹拌するためすすぎ運転とを実行
するものにおいて、その槽内に対する給水流量の判定
を、ためすすぎ運転のための給水時に、槽内の所定水位
からそれより高い所定水位に達するまでの時間を計測す
ることで行なうようにしたことにより、給水流量の判定
を洗濯物の布質の如何にかかわらず精度良く行なうこと
ができる。
【0043】第4に、上記給水流量の判定結果から、注
水脱水すすぎ運転の注水を、給水流量が少ないほど長い
時間行なうように制御することにより、判定した給水流
量に応じ注水脱水すすぎ運転を効率良く行なうことがで
きる。
水脱水すすぎ運転の注水を、給水流量が少ないほど長い
時間行なうように制御することにより、判定した給水流
量に応じ注水脱水すすぎ運転を効率良く行なうことがで
きる。
【図1】本発明の第1実施例を示す説明図
【図2】洗濯機全体の破断側面図
【図3】概略電気構成図
【図4】作用内容のフローチャート
【図5】注水脱水すすぎ運転のタイムチャート
【図6】本発明の第2実施例を示す図5相当図
【図7】図5部分相当拡大図
【図8】異なるケースでの図5部分相当拡大図
【図9】本発明の第3実施例を示す図4相当図
【図10】図2相当図
【図11】給水流量と計測時間との関係を示した図
【図12】従来のものの給水流量判定時の槽内の状況を
表わした図
表わした図
【図13】従来のものの給水流量の判定精度を表わした
図
図
【図14】本発明のものの給水流量判定時の槽内の状況
を表わした図
を表わした図
【図15】本発明のものの給水流量の判定精度を表わし
た図
た図
【図16】本発明の第4実施例を示す注水時間設定図
【符号の説明】 4は内槽(槽)、7は駆動機構、18は給水弁、19は
制御装置、20は回転センサ、22は水位センサ、Aは
所定水位、Bは水位Aより高い所定水位、Wは洗濯物を
示す。
制御装置、20は回転センサ、22は水位センサ、Aは
所定水位、Bは水位Aより高い所定水位、Wは洗濯物を
示す。
Claims (4)
- 【請求項1】 行程を洗い,すすぎ,脱水の順に進行す
るもので、そのすすぎ行程時には、洗濯物が存する槽内
に注水して脱水する注水脱水すすぎ運転を実行するもの
において、その注水脱水すすぎ運転の脱水を、槽を高速
回転させることにより行ない、最終の脱水行程を、洗濯
物の布質に応じた速度で槽を回転させることにより行な
うようにしたことを特徴とする洗濯機。 - 【請求項2】 行程を洗い,すすぎ,脱水の順に進行す
るもので、そのすすぎ行程時には、洗濯物が存する槽内
に注水して脱水する注水脱水すすぎ運転を実行するもの
において、その注水脱水すすぎ運転の注水時の槽の回転
を、洗濯物の量に応じて設定した最高の回転速度と最低
の回転速度との間で制御することにより、その平均回転
速度が洗濯物の量にかかわらず一定となるようにしたこ
とを特徴とする洗濯機。 - 【請求項3】 行程を洗い,すすぎ,脱水の順に進行す
るもので、そのすすぎ行程時には、洗濯物が存する槽内
に注水して脱水する注水脱水すすぎ運転と、槽内に必要
水量を貯水して撹拌するためすすぎ運転とを実行するも
のにおいて、その槽内に対する給水流量の判定を、ため
すすぎ運転のための給水時に、槽内の所定水位からそれ
より高い所定水位に達するまでの時間を計測することに
より行なうようにしたことを特徴とする洗濯機。 - 【請求項4】 給水流量の判定結果から、注水脱水すす
ぎ運転の注水を、給水流量が少ないほど長い時間行なう
ように制御することを特徴とする請求項3記載の洗濯
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6207432A JPH0866592A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6207432A JPH0866592A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0866592A true JPH0866592A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16539672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6207432A Pending JPH0866592A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0866592A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7376997B2 (en) | 2001-01-16 | 2008-05-27 | Lg Electronics Inc. | Rinse control method for washing machine |
WO2009138529A1 (es) * | 2008-05-16 | 2009-11-19 | Girbau, S.A. | Método de aclarado por rociado aplicable a una máquina lavadora de ropa |
JP2015165938A (ja) * | 2012-09-24 | 2015-09-24 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 洗濯物処理装置の制御方法 |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP6207432A patent/JPH0866592A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7376997B2 (en) | 2001-01-16 | 2008-05-27 | Lg Electronics Inc. | Rinse control method for washing machine |
WO2009138529A1 (es) * | 2008-05-16 | 2009-11-19 | Girbau, S.A. | Método de aclarado por rociado aplicable a una máquina lavadora de ropa |
ES2360991A1 (es) * | 2008-05-16 | 2011-06-13 | Girbau, S.A. | Método de aclarado por rociado aplicable a una máquina lavadora de ropa. |
JP2015165938A (ja) * | 2012-09-24 | 2015-09-24 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 洗濯物処理装置の制御方法 |
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