JPH0866515A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH0866515A
JPH0866515A JP22607494A JP22607494A JPH0866515A JP H0866515 A JPH0866515 A JP H0866515A JP 22607494 A JP22607494 A JP 22607494A JP 22607494 A JP22607494 A JP 22607494A JP H0866515 A JPH0866515 A JP H0866515A
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JP
Japan
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display
color
lamp
game state
color lamp
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JP22607494A
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English (en)
Inventor
Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望する色彩で発光させることができ、しか
も大きな輝度が得られる小型の発光源を有する表示器、
及びこの表示器を備えた遊技機を提供する。 【構成】 特定の遊技状態になったことを検出する特定
遊技状態検出手段と、カラーランプ22を発光して特定
遊技状態になったことを可視表示する表示器9と、特定
遊技状態検出手段からの検出出力に基づいて、表示器の
カラーランプを所定の表示状態で表示駆動する制御手段
とを備え、表示器のカラーランプは、フィラメント式豆
電球の外周面に透光性着色樹脂で光輝層を形成し、フィ
ラメントに通電するリード線を上記光輝層から延出させ
て上記制御手段に導通した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機、アレンジ
ボール式遊技機、雀球式遊技機、パチスロ式遊技機など
の遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機、例えばパチンコ機にあっ
ては、打球が入賞すると点滅するランプ表示器、打球が
入賞し易い特定の遊技状態に変換するとその旨を点灯す
ることによって遊技者に知らせるランプなど様々なラン
プ表示器が設けてある。そして、パチンコ機などの遊技
機は、遊技店における設置場所の一台当りの取付スペー
スが規格化されているので、実際には大きさを自由に拡
大することができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パチン
コ機に代表されるように、近年の遊技機は、興趣を高め
るために、遊技内容の多様化および複雑化が進み、これ
に伴って入賞具が大型化しており、入賞具の動きも複雑
になっている。また、装飾効果を高めるために、装飾ラ
ンプの数も増加する一方である。ところが、遊技機はそ
の大きさが限られているので、従来構造のランプ表示器
をそのまま数を増やして取り付けることが困難になって
きている。また、発光ダイオード(LED)等の小型発
光源を使用して表示器を構成すると、輝度が低いので光
量が不足してしまい、遊技内容の変化など重要な遊技情
報を遊技者に確実に伝達することが困難になってきてい
る。
【0004】さらに、発光ダイオードは、赤色、緑色、
黄色、橙色などの基本色に限られており、所望する色彩
を自由に発光することはできない。また、青色を発光す
る発光ダイオードも近年になって開発されたが、高価す
ぎて実用に供することができない。
【0005】また、着色白熱ランプは、薄いガラスチュ
ーブの表面を単に着色しただけなので、発光させると着
色ガラスチューブを通してフィラメント部分が白く見え
てしまい、均一にならない。そして、電球の製造技術
上、ガラスチューブを肉厚にすることは困難である。
【0006】そこで、本発明は、所望する色彩で発光さ
せることができ、しかも大きな輝度が得られる小型の発
光源を有する表示器、及びこの表示器を備えた遊技機を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたもので、請求項1に記載のもの
は、特定の遊技状態になったことを検出する特定遊技状
態検出手段と、遊技機前面の所定部位に設けたカラーラ
ンプを発光して特定遊技状態になったことを可視表示す
る特定遊技状態表示手段と、上記特定遊技状態検出手段
からの検出出力に基づいて、上記遊技状態表示手段を所
定の表示状態で表示駆動する制御手段と、を備え、上記
特定遊技状態表示手段のカラーランプは、フィラメント
式豆電球の外周面に透光性着色樹脂で光輝層を形成し、
フィラメントに通電するリード線を上記光輝層から延出
させて上記制御手段に導通したことを特徴とする遊技機
である。
【0008】上記特定遊技状態検出手段は、複数の識別
情報を可変表示する可変表示装置と、該可変表示装置の
停止表示した識別情報の組み合せ態様が特定態様になっ
たことを判別する判別手段とから構成することができる
(請求項2)。
【0009】また、上記特定遊技状態検出手段は、所定
の始動信号により開放作動して打球を受入可能な変動入
賞装置と、該変動入賞装置が受け入れた打球が特定入賞
口へ入賞したことを検出する特定入賞検出手段とから構
成することもできる(請求項3)。
【0010】さらに、上記特定遊技状態表示手段は、色
彩を異ならせた複数のカラーランプを配設してもよい
(請求項4)。
【0011】上記特定遊技状態表示手段は、大入賞口に
形成した凹室に臨ませて設けてもよい(請求項5)。
【0012】また、請求項6に記載のものは、表示指令
信号を発生する表示指令信号発生手段と、カラーランプ
を有する表示器と、上記表示指令信号発生手段からの表
示指令信号に基づいて表示器のカラーランプを所定の表
示状態で表示駆動する制御手段と、を備えた遊技機であ
って、表示器のカラーランプは、フィラメント式豆電球
の外周面に透光性着色樹脂で光輝層を形成し、フィラメ
ントに通電するリード線を上記光輝層から延出させて上
記制御手段に導通したものである。
【0013】また、上記表示器は、複数のカラーランプ
と、カラーランプを支持するランプ基板と、カラーラン
プの頭部を臨ませる窓部を開設した装飾部材とで構成し
てもよい(請求項7)。
【0014】上記表示器は、複数のカラーランプと、カ
ラーランプを支持するランプ基板と、カラーランプの前
方に配設されたレンズ部材とを備えてもよい(請求項
8)。
【0015】また、上記表示器は、複数のカラーランプ
の光輝層を透光性樹脂製包括光輝部内に後方から埋設し
て一体化してもよい(請求項9)。
【0016】
【作用】請求項1に記載の遊技機では、特定遊技状態検
出手段が特定の遊技状態になったことを検出し、この検
出出力に基づいて制御手段が所定の表示状態で遊技機前
面の所定部位に設けた特定遊技状態表示手段のカラーラ
ンプを発光して特定遊技状態になったことを可視表示す
る。この様にして特定遊技状態表示手段のカラーランプ
の発光により可視表示すると、フィラメント式豆電球の
外周面に形成した透光性着色樹脂製の光輝層がその着色
で光輝き、しかもフィラメント式豆電球の光量で光輝く
ので、高い光度で表示できる。
【0017】請求項2では、可変表示装置が複数の識別
情報を可変表示し、停止表示した識別情報の組み合せ態
様が特定態様になったことを判別手段が判別すると、こ
の判別によって特定遊技状態表示手段のカラーランプが
発光して特定遊技状態であることを可視表示する。
【0018】請求項3では、所定の始動信号により変動
入賞装置が開放作動し、該変動入賞装置が受け入れた打
球が特定入賞口へ入賞したことを特定入賞検出手段が検
出すると、特定遊技状態表示手段のカラーランプが発光
して可視表示する。
【0019】請求項4では、特定遊技状態表示手段が色
彩を異ならせた複数のカラーランプを備えるので、これ
ら異なる色彩を融合した色彩で表示することができる。
【0020】請求項5では、特定遊技状態表示手段とし
て、大入賞口に形成した凹室にカラーランプを臨ませて
設けたので、カラーランプが発光することにより凹室内
を照明することができ、これにより特定遊技状態である
ことを可視表示できる。
【0021】請求項6では、表示指令信号発生手段から
の表示指令信号に基づいて制御手段が表示器のカラーラ
ンプを発光させ、この発光により所定の情報を可視表示
することができ、しかも表示器のカラーランプはフィラ
メント式豆電球の光量を有するので、光輝層の着色で明
るく表示できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は代表的な遊技機であるパチンコ機1の斜
視図であり、図2はパチンコ機1に遊技盤の正面図であ
る。
【0023】図1に示すように、パチンコ機1の前面枠
2の上部に横長な第1表示器3を取り付けてある。ま
た、図2に示すように、前面枠2の窓部を裏側から塞ぐ
ようにして取り付ける遊技盤4には種々の遊技盤前面装
着部材を装着してある。例えば、ガイドレール5等の区
画部材によってほぼ円形の遊技部6を区画し、該遊技部
6の外側の上隅角部に第2表示器7、第3表示器8を、
ガイドレール5の上部から右下に亙って第4表示器9を
取り付け、遊技部6内には、そのほぼ中央にセンター役
物を、左右には区画部材に沿ってサイドランプとして第
5表示器10、第6表示器11を、下部には大入賞口と
して機能するアタッカー12を、該アタッカー12の左
右に第7表示器13、第8表示器14を取り付けてあ
る。
【0024】そして、本実施例ではセンター役物とし
て、複数種類の識別情報を視認不能な速さで可変表示し
て、停止表示した識別情報の組み合せ態様によって大当
りを発生する特別図柄可変表示装置15を使用してお
り、この特別図柄可変表示装置15の上部には7セグメ
ント構成で数字を視認不能な速さで可変表示して、停止
したときの数字の種類によって当りを発生する普通図柄
可変表示装置16を設けてある。また、この普通図柄可
変表示装置16が始動するための条件を成立させる始動
口(通過チャッカ17)を特別図柄可変表示装置15の
左右に配設し、特別図柄可変表示装置15が始動するた
めの条件を成立させる始動口として機能する普通電動役
物18をアタッカー12の上部に配設し、変動入賞装置
の一種である普通電動役物18は、普通図柄可変表示装
置16において当りが発生することを条件として打球を
受け入れ易い状態に変換(開放動作)するように構成し
てある。
【0025】なお、上記した通過チャッカ17、普通電
動役物18に入賞した打球を検出して信号を送出する検
出器(普図始動スイッチ19,第1種始動スイッチ2
0)をそれぞれ設け、これら検出器は変動入賞装置とし
ての普通電動役物18と共に、遊技状態の変更条件成立
を検出する特定遊技状態検出手段として機能する。
【0026】また、通過チャッカ17や普通電動役物1
8に短時間に連続して入賞した場合には、普通図柄可変
表示装置16や特別図柄可変表示装置15で行う別遊技
が時間的に追従し得ないので、この様な場合には始動条
件(入賞)を所定数(本実施例では4つ)まで記憶して
おき、この記憶数を始動記憶表示装置で可視表示してお
く。普通図柄可変表示装置16の始動条件の記憶数を表
示する普通図柄用始動記憶表示装置21は、普通図柄可
変表示装置16の左右にカラーランプ22を2個宛合計
4個配設してなり、特別図柄可変表示装置15の始動条
件の記憶数を表示する特別図柄用始動記憶表示装置23
は、特別図柄可変表示装置15の画面の上方に突設した
庇部24の下にカラーランプ22を4個並べて配設して
なる。
【0027】カラーランプ22は、上記した普通図柄用
始動記憶表示装置21及び特別図柄用始動記憶表示装置
23に使用するばかりでなく、前記した各表示器の光源
としても使用するものである。このカラーランプ22の
構造は、図3に示すように、フィラメント式豆電球31
の外周面に着色配合した透光性合成樹脂で光輝層32を
略円柱状に一体成形して上記豆電球31を包囲し、この
光輝層32には反射板33を埋設するとともに端子状の
リード線34の基端をインサート固着してある。
【0028】豆電球31は、米粒位の大きさの透明ガラ
スチューブの内部にフィラメント(図示せず)を設けた
もので、該フィラメントに導通したリード線35がガラ
スチューブの尻部から引き出されている。そして、この
豆電球31は、尻部を反射板33の係合部36に係合し
た状態で光輝層32内にキャスティングモールドされて
いる。
【0029】反射板33は、豆電球31の光を反射して
効率を高める機能を有することは勿論のこと、光輝層3
2を形成する際に豆電球31の位置を所定位置に合わせ
る位置決めとしての機能、および豆電球31のリード線
35を端子状リード線34に固着する際の押え治具とし
ての機能も併せ持っている。そして、豆電球31の光を
効率良く反射させるための上記円盤状反射板33の下面
には端子を挿入する挿入孔を対向する位置に開設し、外
周面には型との位置合わせを行なう三角錐状の位置決め
部37を90度位相を変えて4箇所突設してある。した
がって、豆電球31の尻部を係合部36内に係合する
と、この豆電球31は反射板33の中心に位置する。ま
た、豆電球31の尻部を係合部36内に確実に係合する
と、反射板33に対する豆電球31の高さが予め設定し
た所定高さに調整される。
【0030】光輝層32は、耐熱性に優れ、変色が生じ
難い樹脂、例えば熱硬化性エポキシ樹脂を所望する色彩
に着色配合して硬化させたものである。図面に示す実施
例では、先端部分を曲面で構成して凸レンズ部38を形
成し、全体として高さ(長さ)が約9mmで直径が約5mm
の略円柱体に成形してあり、尻部には直径約6mmの鍔部
39を一体成形してある。なお、本実施例では豆電球3
1の直径が約2mmなので、光輝層32は、約1.5mmの
厚さを有し、豆電球31のガラスチューブの厚さに比較
すると遥かに厚い。
【0031】また、この光輝層32の色彩は、赤色、緑
色、黄色、橙色などの基本色は勿論のこと、発光ダイオ
ードでの開発が困難であった青色に着色することがで
き、さらには、紫色など光りを吸収し易い色彩を選択し
ても豆電球31の輝度が高いので支障なく着色できる。
また、発光ダイオードでは発光させることができなかっ
た中間色であっても自由に着色することができる。
【0032】そして、この様にして所望する色彩に着色
した光輝層32によってフィラメント式豆電球31の外
周を包囲したカラーランプ22の両リード線34に通電
して点灯すると、豆電球31のフィラメントの白色光が
肉厚な光輝層32を透過して外部に放射される。したが
って、光輝層32は着色された色彩で全体がほぼ均一に
光輝き、豆電球31のフィラメントは外部から視認でき
ない。なお、豆電球31のフィラメントが白熱すると発
熱するが、光輝層32は耐熱性に優れ、尚且つ熱膨張率
をガラスチューブの熱膨張率に対応させてあるので、光
輝層32が溶融したり、或は熱膨張率の差によってガラ
スチューブが破損するなどのトラブルは発生しない。ま
た、光輝層32を無色透明にすると、光輝層32は白熱
電球特有のピカピカした輝きで発光する。
【0033】次に、上記した構成から成るカラーランプ
22を有する表示器の構造について説明する。第1表示
器3は、図5に示すように、複数のカラーランプ22を
取り付けるランプ基板41aと、カラーランプ22の光
輝層32が嵌合可能な窓部42aを開設した装飾部材で
あるプラスチック製カバー部材43aと、該カバー部材
43aを前方から嵌合する横長な凹部44を前面に形成
して該凹部44内にはカバー部材43aの取付ボス45
を形成した横長なプラスチック製の基台46とからな
り、各カラーランプ22はリード線をランプ基板41の
孔内に挿通してプリント配線に半田付けによって固定さ
れている。なお、カラーランプ22の色は、例えば赤色
で統一してもよいし、或は異なる色彩ものを適宜に選択
して組み合せてもよい。
【0034】そして、この様な構成からなる第1表示器
3を組み立てる場合には、カラーランプ22の光輝層3
2を窓部42a内に後方から挿入してカラーランプ22
の頭部を窓部42aから前方に少し突出させ、ランプ基
板41aをカバー部材43aの取付座にビス止めして、
この状態でカバー部材43aをランプ基台46の凹部4
4内に嵌合して取付ボス45にビス止めする。
【0035】この様にして組立は第1表示器3は、発光
源となるカラーランプ22の1個ずつのサイズは小さく
ても、光量は従来の白熱ランプと同様に十分に備えてい
る。したがって、カラーランプ22を点灯すると、各光
輝層32が赤色などの色彩で全体的に輝き、この輝きは
頭部の凸レンズ部38で増大されて、カバー部材43に
開設してある窓部42a内から前方に放射され、光輝層
32の外周面から放射される輝きはカバー部材43aの
窓部42aの開口縁から後方に延設した筒部からカバー
部材43内部を通ってカバー部材43の表面全体から外
部に放出される。
【0036】したがって、第1表示器3においては、カ
ラーランプ22が点灯すると、頭部が露出している窓部
42a内が最も強く光輝き、その周りに位置するカバー
部材43a全体が頭部よりも弱い光で輝く。このため、
遊技者の視覚で認識し易い。また、異なる色彩のカラー
ランプ22を取り付けた場合には、各カラーランプ22
の色彩がカバー部材43内部を通過する際に混ざり合っ
てから外部に放出され、窓部42a内ではカラーランプ
22それ自体の色彩で頭部が強く輝く。このため、単一
の第1表示器3であっても複数の色彩で光輝き、しかも
複数の色彩の融合乃至ぼかしにより従来にない微妙な色
調で表示することができる。
【0037】上記した第1表示器3においては、カラー
ランプ22をカバー部材43の窓部42a内に嵌合して
頭部をそのまま露出させたが、図6に示す第2の実施例
のように、カラーランプ22群をカバー部材43bで覆
ってもよく、この場合、カバー部材43bは無着色のク
リアープラスチック製、或は着色クリアープラスチック
製でもよい。カバー部材43bを着色クリアーにする
と、カラーランプ22の色彩とカバー部材43bの着色
とが微妙に融合した色彩で光輝く。
【0038】また、上記した第1,第2実施例ではカラ
ーランプ22を別途設けたカバー部材43bで覆うか、
或はカバー部材43aに開設した窓部42a内にカラー
ランプ22を臨ませるかしたが、図7に示す第3の実施
例の様に、カラーランプ22の光輝層32を透光性樹脂
製包括光輝部材としてのカバー部材43c内に後方から
埋設して一体化、モジュール化してもよい。
【0039】第2表示器7及び第3表示器8は、図8に
示すように、カラーランプ22を取り付けるランプ基板
41dと、カラーランプ22及びランプ基板41dを収
納可能であって取付部位の形状に応じて(本実施例では
ほぼ直角三角形)に成形したプラスチック製のカバー部
材43dとからなり、各カラーランプ22はリード線を
ランプ基板41dの孔内に挿通してプリント配線に半田
付けによって固定されている。
【0040】そして、この様な構成からなる第2表示器
7或は第3表示器8を組み立てる場合には、カラーラン
プ22をカバー部材43d内に後方から臨ませた状態で
ランプ基板41dをカバー部材43dの取付座にビス止
めすればよい。
【0041】この様にして組み立てた第2,第3表示器
7,8は、発光源となるカラーランプ22のサイズは小
さくても、光量は従来の白熱ランプと同様に十分に備え
ている。したがって、カラーランプ22を点灯すると、
光輝層32が赤色などの色彩で全体的に発光し、この光
がカバー部材43dを透過して放射される。このため、
遊技者から視認され易い。また、第3表示器8のよう
に、カラーランプ22を複数(本実施例では2個)設
け、別個に点灯することにより異なる内容を可視表示し
てもよい。本実施例では、一方のカラーランプ22の前
方に位置するカバー部材43dに賞球排出数が15個で
ある旨の表示「15」を、他方のカラーランプ22の前
方に位置するカバー部材43dに賞球排出数が5個であ
る旨の表示「5」を記載して、一方のカラーランプ22
を点灯することにより「15」を、他方のカラーランプ
22を点灯することにより「5」を表示するようにして
もよい。この場合、色彩の異なるカラーランプ22を取
り付けると、光る色彩の違いによっても、賞球排出数が
15個または5個である旨を表示することができる。
【0042】また、第3表示器8は、図9に示す第2実
施例の様に、カラーランプ22の光輝層32をカバー部
材43e内に埋設してモジュール化してもよい。第2表
示器7も同様にモジュール化してもよい。
【0043】第4表示器9は、図10に示すように、複
数個のカラーランプ22を取り付ける細長いランプ基板
41fと、カラーランプ22及びランプ基板41fを収
納可能であって各カラーランプ22の前方に位置する部
位にレンズ部材47を設けてガイドレール5の曲率に対
応した略円弧形状に成形したプラスチック製のカバー部
材43fとからなり、各カラーランプ22はリード線3
4をランプ基板41の孔内に挿通してプリント配線に半
田付けによって固定されている。また、このカバー部材
43fは上下の中程の内面が画部材として機能するの
で、この部分を滑らかな曲面48に形成し、該曲面48
の下端に段部49を形成し、該段部49から下方の内面
に下ガイドレール5を収納して上記曲面48によって案
内されながら流下した打球が下ガイドレール5に円滑に
流下するように構成してある。
【0044】そして、この様な構成からなる第4表示器
9を組み立てる場合には、カラーランプ22をカバー部
材43f内に後方から臨ませた状態でランプ基板41f
をカバー部材43fの取付座にビス止めすればよい。
【0045】この様にして組み立てた第4表示器9は、
発光源となるカラーランプ22のサイズは小さくても、
光量は従来の白熱ランプと同様に十分に備えている。し
たがって、カラーランプ22を点灯すると、光輝層32
が赤色などの色彩で全体的に発光し、この光がカバー部
材43のレンズ部材47fを透過して放射される。この
ため、遊技者から視認され易い。なお、カラーランプ2
2を順次点滅させることにより光輝く部分が移動するよ
うに構成してもよい。
【0046】次に、サイドランプとして機能する第5表
示器10は、図11に示すように、複数個のカラーラン
プ22を取り付ける細長くて僅かに彎曲したランプ基板
41gと、カラーランプ22及びランプ基板41gを収
納可能であって各カラーランプ22の前方に位置する部
位にレンズ部材47gを設けてガイドレール5等の区画
部材の曲率に対応した略円弧形状に成形したプラスチッ
ク製のカバー部材43gとからなり、各カラーランプ2
2はリード線34をランプ基板41gの孔内に挿通して
プリント配線に半田付けによって固定されている。な
お、第6表示器11は、第5表示器10と形状が左右対
象であり、本実施例では同一の表示器を向きを換えるこ
とにより共用している。
【0047】そして、この様な構成からなる第5表示器
10を組み立てる場合には、カラーランプ22をカバー
部材43g内に後方から臨ませた状態でランプ基板41
gをカバー部材43gの取付座にビス止めすればよい。
【0048】この様にして組み立てた第5表示器10
は、発光源となるカラーランプ22のサイズは小さくて
も、光量は従来の白熱ランプと同様に十分に備えてい
る。したがって、カラーランプ22を点灯すると、光輝
層32が赤色などの色彩で全体的に発光し、この光がカ
バー部材43gのレンズ部材47gを透過して放射され
る。このため、遊技者から視認され易い。なお、カラー
ランプ22を順次点滅させることにより光輝く部分が移
動するように構成してもよい。
【0049】また、この第5表示器10は、図12に示
すように、カラーランプ22の光輝層32をカバー部材
43h内に埋設してモジュール化してもよい。なお、本
実施例ではカバー部材43hにレンズ部材47hを一体
成形し、このレンズ部材47h内にカラーランプ22を
後方から埋設することが望ましい。
【0050】第7表示器13は、一般入賞口50を一体
化したもので、膨出形状に成形したレンズ部に入賞口5
0を一体成形したレンズ部材47iと、レンズ部材47
iの膨出レンズ部内に後方から収納されて止着されるラ
ンプ基板41iとからなり、該ランプ基板41iに複数
のカラーランプ22を取り付けてある。なお、入賞口5
0に入賞した打球が流下する流路との干渉を回避するた
めに、カラーランプ22は所定の左右間隔を空けてラン
プ基板41iに取り付けてある。なお、第8表示器14
は、第7表示器13と左右対象形状であり、構造は同様
である。
【0051】この様な入賞口50を一体化した表示器1
3,14は、発光源を収納するスペースが狭いが、カラ
ーランプ22は、前述したように、サイズが従来のLE
Dと同様に小さいので、占有スペースが狭くても複数個
を何等の支障もなく取り付けることができ、しかも光量
に乏しいLEDとは異なり白熱ランプと同様の光量を確
保することができる。したがって、第7,第8表示器1
3,14はカラーランプ22を点灯すると、その大きな
光量でレンズ部材47iを明るく光らせることができ、
遊技者からの視認性を高めることができる。
【0052】上記した第1乃至第6表示器3,7,8,
9,10,11は、カラーランプ22の発光により遊技
者等に遊技に関する情報を視覚を通して報知したり、或
は装飾効果を高めるものであるが、本実施例では、サイ
ズは小さくても白熱電球と同様の高い光量を確保できる
カラーランプ22を使用しているので、別個単独に取り
付けられる単なる表示器に限らず、他の役物にもカラー
ランプ22を設けて表示器と同様に視覚を通しての報知
と装飾を行うことができる。
【0053】例えば、大入賞口(変動入賞装置)として
機能するアタッカー12にあっては、図14に示すよう
に、横長な開閉扉51が受け止めた打球を導入する凹室
52の正面壁を透光性のあるプラスチック板で構成し、
継続入賞検出器(所謂V入賞検出器或は継続スイッチ5
3であり、特定遊技状態検出手段として機能)と入賞球
計数用検出器(カウントスイッチ54)の取付基板55
をランプ基板41と兼用し、この基板55にカラーラン
プ22を複数取り付け、各カラーランプ22が上記凹室
52の正面壁の裏側に位置する様にして基板55をビス
等によってアタッカー12に取り付ける。なお、継続入
賞検出器53および入賞球計数用検出器54は、検出器
ホルダ56を貫通させて先端の球通過穴53′,54′
を凹室52内の所定位置に配置する。
【0054】この様な構成から成るアタッカー12は、
カラーランプ22が点灯或は点滅すると、白熱電球と同
様の光量で凹室52を正面壁の裏側から照らすことがで
きる。したがって、アタッカー12が開いて遊技を行う
特定遊技状態においては、凹室52内が明るく照らされ
ることによって遊技者に特定遊技状態であることを視覚
を通して報知することができ、しかも凹室52内に入っ
た入賞球を明るく照らし出して見やすくすることによ
り、視覚を通して遊技者に入賞の喜びを再確認させるこ
とができる。このため、遊技者に対して、特定遊技状態
であることの認識と現実に入賞し続けていることの認識
との相乗効果によって遊技の興趣を向上させることがで
きる。
【0055】また、本実施例では、LED程度の小さな
カラーランプ22を凹室52の外部に壁面に臨ませた状
態で取り付けるだけで済むので、ランプ基板41から被
照明部材である壁面までの寸法を従来の白熱ランプ式照
明構造に比較して著しく縮小化することができる。した
がって、球の流路やソレノイドなどが設けられて狭い凹
室52の外部の僅かなスペースにでも支障なく取り付け
られる。
【0056】特に、図15に示すような変動入賞装置5
7にあっては、左右の回動球受部材58で受け止めた打
球を一旦凹室52内に流下させてから前方のV入賞口5
9や一般入賞口60に入賞させる構造を採るために凹室
52の奥行きが大きく、しかも凹室52の背後に回動球
受部材58の駆動用ソレノイド61等が配設してあるの
で凹室照明部材取付スペースが狭いが、この場合であっ
ても小さなカラーランプ22であれば何等支障なく装着
することができる。さらに、カラーランプ22は、従来
の白熱ランプと同様の光量を確保することができ、しか
も色彩を自由に選択することができるので、凹室52内
の照明効果を著しく高めることができる。
【0057】さらにまた、このカラーランプ22は、色
彩を異ならせてあるので、色彩を適宜に選択することに
より様々な色彩を融合してカラーランプ22自体の着色
とは異なる色彩で表示することができる。なお、色彩を
異ならせる場合には、例えば赤色,緑色,青色の三原色
にすることが望ましく、これら三原色を適宜に混ぜるこ
とにより所望する色彩で照明乃至表示することができ
る。例えば、赤色と緑色のカラーランプ22を発光させ
ると黄色となり、青色と赤色を発光させると赤紫色とな
り、緑色と青色を発光させるとスカイブルー色になる。
なお、カラーランプ22の色彩を異ならせることは、前
記アタッカー12や表示器等においても可能である。
【0058】また、本実施例では特別図柄可変表示装置
15と普通電動役物18との間に配設した一般入賞口6
2については、単なる入賞具としての機能の他に特定遊
技状態表示手段としての機能も兼ね備えるように構成し
てある。具体的には、図16に示すように、ポケット状
の入賞部63を前面の装飾部64から突設した入賞具本
体65と、2つのカラーランプ22を左右に取り付けた
ランプ基板41jとから構成し、透光性樹脂製入賞具本
体65の裏側にランプ基板41jをビス止めしてカラー
ランプ22の光輝層32を入賞具本体65の装飾部64
に後方から臨ませてある。したがって、カラーランプ2
2を発光させると、装飾部64および入賞部63を後方
から光らせることができ、これにより遊技者に視覚を通
して情報を伝えることができると共に、装飾効果を高め
ることができる。
【0059】普通図柄用始動記憶表示装置21および特
別図柄用始動記憶表示装置23は、本実施例において
は、図17に示すように、特別図柄可変表示装置15の
装飾フレーム66に装着してある。普通図柄用始動記憶
表示装置21は、普通図柄可変表示装置16の取付基板
を兼ねたランプ基板41kにカラーランプ22を4個固
定するとともに、普通図柄可変表示装置16を左右のカ
ラーランプ22の間に位置させて固定し、この状態で装
飾フレーム66に開設した4つの窓部67内にカラーラ
ンプ22をそれぞれ後方から臨ませるとともに、矩形窓
部68内に普通図柄可変表示装置16を後方から臨ませ
てランプ基板41kを装飾フレーム66にビスで止着す
る。
【0060】一方、特別図柄用始動記憶表示装置23
は、ランプ基板41mにカラーランプ22を横一列に4
つ並べて固定し、装飾フレーム66の庇部24の下方に
開設した窓部69内にカラーランプ22をそれぞれ後方
から臨ませてランプ基板41mを装飾フレーム66にビ
スで止着する。
【0061】この様にして両始動記憶表示装置21,2
3を構成すると、狭いスペースであっても支障なく装着
することができ、また、カラーランプ22の光量がLE
Dに比較して遥かに強力なので、遊技上重要な始動記憶
数を遊技者が視認し易い状態で確実に表示することがで
きる。また、カラーランプ22は、小さくて光量が豊か
であるばかりでなく、所望する色彩で輝かすことができ
るので、始動記憶表示という大切な表示に適する。
【0062】次に、上記パチンコ機1の遊技内容とこの
遊技状態の変換、およびこれに伴う各表示器等による表
示制御などについて説明する。パチンコ機1の遊技の制
御および表示器等の表示制御は、図18および図19に
示すように、RAM,ROM,CPUなどを備えたマイ
クロコンピュータ構成の制御装置(制御手段)71、換
言すれば予め記憶させたプログラムに則って行い、表示
制御装置もこれらに含まれる。また、「大当り」に代表
される遊技情報は、遊技店の管理室に設置してある管理
装置72に送られて管理データーとして使用される。
【0063】本実施例に挙げたパチンコ機1において
は、図20のフローチャートに示すように、先ずST1
で電源投入を判断し、電源投入時であればST2で初期
化処理を行い、次にST3で確率設定を判断し、予め設
定した条件が成立していればST4で確率設定処理を行
い、次にST5で賞球制御処理を、ST6で乱数更新処
理をST7でスイッチ入力処理を行う。
【0064】このスイッチ入力処理は、図21のフロー
チャートに示すように、特別図柄可変表示装置15の始
動入賞の有無をST8で判断し、始動入賞が有った場合
にはST9で始動記憶が既に最大値「4」であるかを判
断し、「4」でないときにはST10で始動記憶を
「1」加算してからST11で乱数を抽出し、ST12
でこの抽出した乱数を特別図柄乱数判定用記憶領域へ格
納する。
【0065】なお、ST10で始動記憶を「1」加算す
ると、表示制御装置が特別図柄用始動記憶表示装置23
のカラーランプ22を1個追加して点灯する。この様に
始動記憶を表示する様にした理由は、特別図柄可変表示
装置15は1回の可変表示による別遊技を行うにあたっ
て所定時間要するので、この時間内に次の打球が始動口
である普通電動役物18に入ることもあり、この様な場
合には順次所定数(本実施例では4個)まで記憶してお
き、この記憶数を特別図柄用始動記憶表示装置23に表
示することが遊技者にとって遊技の現状を把握し易いか
らである。即ち、記憶数が1つ増加するごとに特別図柄
用始動記憶表示装置23のカラーランプ22の点灯数を
増加して、最大記憶数4個まで点灯し、記憶に基づいて
特別図柄可変表示装置15が作動する度に記憶数を
「1」宛減算すると共に、特別図柄用始動記憶表示装置
23のカラーランプ22を1宛消灯する。これにより遊
技者に記憶数を視覚を通して確認できるように構成した
のである。また、本実施例では、先にも説明したよう
に、カラーランプ22が小さくても白熱電球と同様の光
量があるので、遊技者にとっては記憶数を確認し易く見
落としが殆どない。
【0066】スイッチ入力処理が終了すると、ST13
で処理番号による分岐を行い、ST14の通常処理、S
T15の図柄変動処理、ST16の大当り処理、ST1
7の外れ処理のいずれかに移行する。
【0067】通常処理に移行した場合、図22のフロー
チャートに示すように、ST18で特別図柄表示装置の
始動記憶の有無を判断し、有る場合にはST19で始動
記憶を「1」減算し、これに伴って表示制御装置が特別
図柄用始動記憶表示装置23のカラーランプ22を1個
消灯し、次にST20で特別図柄表示装置乱数判定用記
憶領域より乱数を取得し、ST21で確率が変動中、即
ち確率が通常であるか或はアップしている状態であるか
を判断し、通常確率中であればST22で乱数判定値を
選択し、確率アップ中であればST23で乱数判定値を
選択する。そして、確率アップ中の場合、例えば先の大
当り遊技(特定遊技状態)が終了しており大当り発生確
率を高く設定した状態であり、この遊技状態は遊技者に
とって遊技の興趣に大きな影響を与える事態なので、表
示制御装置がカラーランプの発光により遊技者に報知す
ることが好ましく、本実施例では第4表示器9のカラー
ランプ22を点灯するように構成してある。なお、大当
り遊技中は、上記確率を通常に戻す。
【0068】この様にして乱数判定値を選択したなら
ば、ST24で取得乱数と判定値を比較し、ST25で
当該乱数が当り値であるか否かを判断し、外れであると
判断したならばST26で外れ停止図柄を決定し、大当
りであると判断したならばST27で大当り停止図柄を
決定し、これらの決定が終了したならば図柄変動処理に
移行する。
【0069】ST15の図柄変動処理は、図23のフロ
ーチャートに示すように、ST28で変動停止タイミン
グであるかを判断し、停止タイミングが到来していない
と判断したならばST29で特別図柄可変表示装置15
の可変表示の変動が前半であるか否かを判断し、前半で
あると判断した場合にはST30で高速変動処理、例え
ば3桁の図柄(識別情報)を高速変換し、一方、後半で
あると判断した場合にはST31で低速変動処理、例え
ば2桁の図柄を停止して残り1桁の図柄をゆっくりと変
動する。
【0070】また、上記ST30で特別図柄可変表示装
置15の高速変動処理を行っている間、表示制御装置が
カラーランプ22の発光により高速変動処理中である旨
を可視表示し、ST31で低速変動処理を行っている間
は上記可視表示態様とは異なる可視表示態様で低速変動
処理中である旨を可視表示してもよい。例えば、高速変
動処理中は、サイドランプ(第5,第6表示器10,1
1)のカラーランプ22を高速で点滅させ、低速変動処
理中はゆっくりと点滅させることにより別遊技の前半と
後半を判別できるように可視表示し、これにより別遊技
の興趣を高めるように構成してもよい。
【0071】そして、低速変動処理して先に停止した停
止図柄がリーチ表示であるかをST32で判断し、リー
チが発生していればST33でリーチ変動処理を行うと
ともに、表示制御装置からの信号によりカラーランプ2
2、例えば第7,第8表示器13,14のカラーランプ
22を点灯することにより上記リーチが発生した旨を遊
技者に可視表示してもよい。
【0072】一方、ST28で変動停止タイミングが到
来したと判断したならばST34で特別図柄可変表示装
置15の変動を停止せしめ、停止表示された識別情報の
組み合せ態様が特定態様、例えば「7」,「7」,
「7」と揃って大当り図柄になっているかをST35で
判断し、大当り図柄でないと判断したならばST36で
外れ処理に変更し、大当り図柄であると判断した場合に
はST37で大当り処理に処理変更してからST38で
大当り確率を通常の確率に戻す。
【0073】即ち、本実施例では、複数の識別情報を可
変表示する特別図柄可変表示装置15と、この特別図柄
可変表示装置15の停止表示した識別情報の組み合せ態
様が特定態様になったことを判別する制御手段の判別手
段(主としてST25,ST35)とが特定遊技状態検
出手段として機能している。
【0074】大当り処理は、図24のフローチャートで
示すように、ST39のV入賞チェックを行い、ST4
0で大入賞口への入賞球数をチェックし、ST41で1
サイクル終了条件が成立したか否かを判断する。ST3
9のV入賞チェックでは、先ず制御装置71からの給電
によって大入賞口ソレノイド75を励磁し、これにより
アタッカー12の開閉扉51が開かれて打球を受け入れ
易い状態に変換されて1サイクル目が開始され、この開
放状態で打球が継続入賞口(V入賞口)に入賞して継続
スイッチ53が当該入賞球を検出したかをチェックす
る。
【0075】このV入賞口への入賞は、大当りの発生に
基づいて行う大当り遊技(特定遊技状態)を継続するた
めの条件として設定されている。即ち、大当り遊技では
アタッカー12の開閉扉51が所定時間開放し、この間
に継続入賞口に入賞(V入賞)して継続入賞検出器53
で検出されることを条件とし、この条件が成立すると次
のサイクルに移行して大当り遊技を継続することがで
き、このサイクルの更新を所定の回数まで繰り返すこと
ができる。
【0076】そして、1サイクル中における入賞球の数
は入賞球計数用検出器54で検出してカウントされ、所
謂10カウントチェックがST40で行われる。なお、
アタッカー12の凹室52内は、前記したように、カラ
ーランプ22によって明るく照らされているので、入賞
した打球を視覚を通して認識し易いし、さらには入賞し
た打球が継続入賞口に入賞したか否かも容易に確認する
ことができる。
【0077】ST41で1サイクル終了条件成立の判断
が行われ、終了条件が成立していない場合には上記チェ
ックが繰り返し行われて当該サイクルが進行する。一
方、所定時間の経過,アタッカー12への入賞球数が所
定数(例えば10個)に達した場合等の予め設定した終
了条件が成立したと判断された場合には、次のST42
で継続条件が成立しているか否かが判断される。そし
て、継続条件が成立していると判断されると、ST43
で次のサイクルの大当り処理へ移行する。即ち、大入賞
口ソレノイド75が所定時間だけ消磁した後に、ST3
9のV入賞チェックで再度大入賞口ソレノイド75が励
磁してアタッカー12が開放され、上記動作を繰り返
す。そして、サイクルの更新は所定回数まで行うことが
できる。
【0078】一方、ST42で継続条件が成立していな
いと判断されると、即ちV入賞口に入賞がなかったり、
或は最終サイクルで所定時間が経過した場合には、ST
44で確率変動条件の成立が判断され、条件が成立して
いればST45で確率変動を開始し、条件が成立してい
ない場合には通常処理に処理変更される。そして、ST
45の確率変動開始では、確率を変動するとともに、表
示制御装置からの信号によりカラーランプ22を発光さ
せて遊技者にその旨を可視表示してもよい。例えば、第
4表示器9のカラーランプ22を点灯することにより遊
技者に確率がアップした旨を可視表示してもよい。
【0079】大当り遊技は上記の様に処理されるが、こ
の大当り遊技(特定遊技状態)の権利は特別図柄可変表
示装置15によって行なわれる別遊技で大当りの賞態様
が成立することが条件であることは前述した通りであ
り、特別図柄可変表示装置15で別遊技を行なうために
は始動口である普通電動役物18に打球が入賞すること
が条件として設定されている。また、普通電動役物18
は、普通図柄可変表示装置16で行なう別遊技の結果で
打球が入賞し難い状態と打球が入賞し易い状態とに変換
可能であり、普通図柄可変表示装置16で行なう別遊技
を行なうためには始動口である通過チャッカ17に入賞
することが条件として設定されている。そして、これら
普通図柄可変表示装置16と普通電動役物18の作動制
御はST46の普図普電処理で行なわれる。
【0080】即ち、打球が通過チャッカ17を通過する
と、通過チャッカ17(普図始動スイッチ19)が検出
信号を制御装置71に送出し、制御装置71はこの検出
信号に基づいて普通図柄可変表示装置16を作動して識
別情報である数字を高速変換表示し、所定時間が経過し
て停止表示された数字が賞態様を形成していると判断す
れば、例えば停止表示が「7」であると判断すれば、変
動入賞装置構成の普通電動役物18の始動口ソレノイド
に通電して該普通電動役物18の球受可動部材74を打
球が入賞し易い状態に開く。
【0081】普通図柄可変表示装置16は1回の可変表
示による別遊技を行うにあたって所定時間要するので、
この時間内に次の打球が通過チャッカ17に入ることも
あり、この様な場合には順次所定数(本実施例では4
個)まで記憶しておき、この記憶数を普通図柄用始動記
憶表示装置21に表示する。即ち、記憶数が1つ増加す
るごとに普通図柄用始動記憶表示装置21のカラーラン
プ22の点灯数を増加して、最大記憶数4個まで点灯
し、記憶に基づいて普通図柄可変表示装置16が作動す
るたびに記憶数を「1」宛減算すると共に、普通図柄用
始動記憶表示装置21のカラーランプ22を1宛消灯す
る。これにより遊技者に記憶数を視覚を通して確認でき
るように構成してある。また、本実施例では、先にも説
明したように、カラーランプ22が小さくても白熱電球
と同様の光量があるので、遊技者にとっては記憶数を確
認し易く見落としが殆どない。
【0082】この様にして作動する普通電動役物18
は、大当り遊技の前提となる特別図柄可変表示装置15
の始動口として機能しているので、遊技者にとってはこ
の始動口の打球受け入れ状態を把握することは重要であ
る。そこで、本実施例ではST47の照明処理で大当り
遊技の状態と共に普通電動役物18の開放状態をカラー
ランプ22の発光という照明によって行なう。
【0083】照明処理は、図25のフローチャートに示
すように、ST48で確率変動中であるか否かを判断
し、変動中であればST49で確率変動中の表示を行な
う。この表示は、例えば第4表示器9のカラーランプ2
2を点灯することによって可視表示してもよい。また、
確率変動中でない場合にはST50で大当り動作中であ
るかを判断し、大当り動作中であればST51で大当り
の前半であるかを判断して、大当り動作の前半であれば
ST52で大当り前半表示を、大当りの後半であればS
T53で大当り後半表示を行なう。そして、ST54で
普通電動役物18が開放中であるかを判断し、開放中で
あればST55で普通電動役物開放表示を行なう。
【0084】特定遊技状態(大当り遊技)になったこと
を可視表示する特定遊技状態表示手段として機能する表
示器は、本実施例では第5,第6,第7,第8表示器1
0,11,13,14,アタッカー12であり、これら
のカラーランプ22を表示制御装置からの信号により一
斉に同期して点滅する。そして、大当りの前半と後半と
では表示態様を変化させ、例えば、大当りの前半では点
滅の間隔を比較的長く(0,7秒間隔)し、後半では点
滅の間隔を前半よりも短縮(0,3秒間隔)する。
【0085】この様に、特定遊技状態表示手段の発光態
様を大当り遊技の前半と後半とで変化させると、カラー
ランプ22の輝度が高いので、遊技者は大当り遊技の進
行状況を視覚を通して確実に把握することができ、これ
により技術介入を容易にでき、また、大当り遊技のスリ
ルと興奮を満喫できる。
【0086】そして、大当り遊技が終了したならば特定
遊技状態表示手段のカラーランプ22を一斉に消灯して
初期状態に戻す。したがって、遊技者はアタッカー12
の開閉扉51を改めて確認するまでもなく大当り遊技が
終了したことを特定遊技状態表示手段の表示停止によっ
て認識することができる。
【0087】なお、特定遊技状態表示手段として機能さ
せる表示器は上記に限定されるものではなく、適宜に設
定することができる。また、大当りの前半と後半を可視
表示する態様も適宜に変更して設定できる。そして、い
ずれの表示においても、カラーランプ22の輝度が高い
ので、確実に可視表示することができ、遊技者が不注意
で見落とすことを防止できる。
【0088】また、普通電動役物18が開放中であるこ
とを表示するには、例えば一般入賞口62のカラーラン
プ22を点灯し続けてその旨を遊技者に可視表示する。
したがって、遊技者は、一般入賞口62が光輝いていれ
ば普通電動役物18が開いていると容易に認識すること
ができる。
【0089】また、図15に示す変動入賞装置57をセ
ンター役物として備えたパチンコ機1の場合、打球が始
動口に入賞すると、この打球を検出した検出器からの信
号に基づいて制御装置71がソレノイド61を励磁して
回動球受部材58を1回、或は2回開閉し、この回動球
受部材58の開閉によって当該入賞装置に取り入れられ
た打球がV入賞口59に入賞して継続入賞検出器が検出
すると特定遊技状態(大当り遊技)の権利が発生する。
したがって、この様な変動入賞装置57を備えた場合に
は、当該変動入賞装置57と、該変動入賞装置57のV
入賞口59に入賞した打球を検出する特定入賞検出手段
としての継続入賞検出器とが特定遊技状態検出手段とし
て機能することになる。
【0090】そして、特定遊技状態検出手段が特定の遊
技状態になったことを検出すると、前記した実施例と同
様に、変動入賞装置57の凹室52に臨ませて設けたカ
ラーランプ22の他に第5,第6表示器10,11など
の表示器のカラーランプ22を発光させて、即ちこれら
を特定遊技状態表示手段として機能せしめ、これにより
特定遊技状態である旨を遊技者に視覚を通して明確に認
識させることができると共に、特定遊技状態の興奮を高
めることができる。
【0091】また、本発明は、上記した様な特定の遊技
状態を表示する場合に適することは勿論ではあるが、L
EDの様に小さくても白熱ランプの様な光量が得られる
ので、上記特定遊技状態の表示に限定されるものではな
く、表示指令信号を発生する表示指令信号発生手段と、
カラーランプ22を有する表示器と、表示指令信号発生
手段からの表示指令信号に基づいて表示器のカラーラン
プ22を所定の表示状態で表示駆動する制御手段とによ
って、特定遊技状態以外の情報を表示してもよい。
【0092】例えば、表示指令信号発生手段として、ガ
ラス枠80がしっかりと閉じていない状態で信号を送出
する金枠異常検出器81を制御手段71に接続し、ガラ
ス枠80の閉止状態に異常がある場合には金枠異常検出
器81からの表示指令信号に基づいて制御手段71が第
1乃至第8表示器3,7,8,9,1,11,13,1
4のすべてのカラーランプ22を所定の表示状態(例え
ば1.5秒間隔で点滅させる状態)で表示駆動し、この
表示によって係員にガラス枠80の異常の発生を報知し
てもよい。また、不正行為の虞れが高い強力な磁力を検
出すると信号を送出する磁力検出器82を前面枠2や遊
技盤4の裏側に取り付け、この磁力検出器82を制御手
段71に接続し、磁力検出器82が強力な磁力を検出し
て表示指令信号を制御手段71に送出すると、制御手段
71が第1乃至第8表示器3,7,8,9,1,11,
13,14のすべてのカラーランプ22を所定の表示状
態(例えば1.0秒間隔で点滅させる状態)で表示駆動
し、この表示によって係員に不正行為のチェックが必要
である旨を知らせるように構成してもよい。
【0093】なお、以上説明した実施例はすべてパチン
コ機1であるが、本発明はこれに限定されるものではな
く、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機、パチスロ
式遊技機、スロットマシンなどどのような遊技機であっ
てもよい。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、表
示器や特定遊技状態表示手段に、フィラメント式豆電球
の外周面に透光性着色樹脂で光輝層を形成したカラーラ
ンプを備え、このカラーランプの発光により表示するの
で、サイズは小さくても白熱電球と同様の光量を確保す
ることができる。したがって、従来は取付スペースを確
保することに難儀していた様な場所にでも表示器或は特
定遊技状態表示手段として取り付けることができ、大き
さが事実上規制されている遊技機を設計する際の自由度
を高めることができる。
【0095】また、サイズは小さくても所望する光量を
確保することができるので、狭いスペースに取り付けた
としても、表示機能乃至アピール度は高く、凹室の裏側
という狭くて煩雑な場所にも取付可能であり、凹室内を
従来にない明るさで照らすことができる。さらに、透光
性着色樹脂で光輝層を形成したので、所望する色彩のカ
ラーランプを容易且つ安価に作製することができる。し
たがって、所望する色彩で、豊富な色彩を使ってバラエ
ティー豊に表示することができる。
【0096】このため、特定遊技状態という遊技者にと
って最も重要な状態を視覚を通して確実に知らせること
ができる。また、特定遊技状態に限らず、その他の情報
も確実に伝達することができ、さらには色彩が豊かで高
い輝度で表示するので、装飾効果の向上も期待すること
ができる。
【0097】また、カラーランプの光輝層を透光性樹脂
製包括光輝部内に後方から埋設して一体化すると、表示
器を組み立てる作業においてカラーランプを1個ずつラ
ンプ基板に取り付ける手間、リード線を1本ずつ接続配
線する手間を大幅に低減することができ、組立作業の効
率を著しく高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の斜視図である。
【図2】遊技盤の正面図である。
【図3】カラーランプの正面図である。
【図4】(A)はカラーランプの反射板の平面図、
(B)は反射板の断面図、(C)は反射板の底面図であ
る。
【図5】(A)は第1表示器のカラーランプ取付状態を
示す断面図、(B)は第1表示器の分解斜視図である。
【図6】第1表示器の他の実施例の分解斜視図である。
【図7】第1表示器の第3実施例の分解斜視図である。
【図8】第2表示器および第3表示器の分解斜視図であ
る。
【図9】第3表示器の他の実施例の斜視図である。
【図10】第4表示器の分解斜視図である。
【図11】第5表示器の分解斜視図である。
【図12】第5表示器の他の実施例の斜視図である。
【図13】第7表示器の分解斜視図である。
【図14】普通電動役物と一体化した大入賞口としての
アタッカーにカラーランプを取り付ける状態を示す斜視
図である。
【図15】大入賞口である変動入賞装置の他の実施例の
斜視図である。
【図16】カラーランプを備えた一般入賞口の分解斜視
図である。
【図17】普通図柄用始動記憶表示装置および特別図柄
用始動記憶表示装置の取付状態を示す斜視図である。
【図18】制御装置(制御手段)の概略ブロック図の一
部である。
【図19】制御装置(制御手段)の概略ブロック図の一
部である。
【図20】制御手段のスタート関係のフローチャートで
ある。
【図21】制御手段のスイッチ入力処理のフローチャー
トである。
【図22】制御手段の通常処理関係のフローチャートで
ある。
【図23】制御手段の図柄変動処理関係のフローチャー
トである。
【図24】制御手段の大当り処理関係のフローチャート
である。
【図25】制御手段の照明処理関係のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 パチンコ機 3 第1表示器 4 遊技盤 7 第2表示器 8 第3表示器 9 第4表示器 10 第5表示器 11 第6表示器 12 大入賞口として機能する変動入賞装置であるアタ
ッカー 13 第7表示器 14 第8表示器 15 特別図柄可変表示装置 16 普通図柄可変表示装置 17 普通電動役物の始動口として機能する通過チャッ
カ 18 普通電動役物 19 普通図柄表示装置の始動スイッチ 20 特別図柄可変表示装置の始動信号を送出する第1
種始動スイッチ 21 普通図柄用始動記憶表示装置 22 カラーランプ 31 フィラメント式豆電球 32 光輝層 33 反射板 34 リード線 41 ランプ基板 43 カバー部材 47 レンズ部材 51 アタッカーの開閉扉 52 凹室 53 継続スイッチ 55 ランプ基板を兼ねた検出器の取付基板 57 変動入賞装置 58 回動球受部材 59 V入賞口 60 一般入賞口 62 カラーランプを備えた一般入賞口 66 特別図柄可変表示装置の装飾フレーム 67 カラーランプ用の窓部 71 制御装置(制御手段) 81 金枠異常検出器 82 磁力検出器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の遊技状態になったことを検出する
    特定遊技状態検出手段と、 遊技機前面の所定部位に設けたカラーランプを発光して
    特定遊技状態になったことを可視表示する特定遊技状態
    表示手段と、 上記特定遊技状態検出手段からの検出出力に基づいて、
    上記遊技状態表示手段を所定の表示状態で表示駆動する
    制御手段と、を備え、 上記特定遊技状態表示手段のカラーランプは、フィラメ
    ント式豆電球の外周面に透光性着色樹脂で光輝層を形成
    し、フィラメントに通電するリード線を上記光輝層から
    延出させて上記制御手段に導通したことを特徴とする遊
    技機。
  2. 【請求項2】 上記特定遊技状態検出手段は、複数の識
    別情報を可変表示する可変表示装置と、該可変表示装置
    の停止表示した識別情報の組み合せ態様が特定態様にな
    ったことを判別する判別手段とから構成したことを特徴
    とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 上記特定遊技状態検出手段は、所定の始
    動信号により開放作動して打球を受け入れ可能な変動入
    賞装置と、該変動入賞装置が受け入れた打球が特定入賞
    口へ入賞したことを検出する特定入賞検出手段とから構
    成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 上記特定遊技状態表示手段は、色彩を異
    ならせた複数のカラーランプを配設してなることを特徴
    とする請求項1から3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 上記特定遊技状態表示手段は、大入賞口
    に形成した凹室に臨ませて設けたことを特徴とする請求
    項1から4のいずれかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 表示指令信号を発生する表示指令信号発
    生手段と、 カラーランプを有する表示器と、 上記表示指令信号発生手段からの表示指令信号に基づい
    て表示器のカラーランプを所定の表示状態で表示駆動す
    る制御手段と、を備え、 表示器のカラーランプは、フィラメント式豆電球の外周
    面に透光性着色樹脂で光輝層を形成し、フィラメントに
    通電するリード線を上記光輝層から延出させて上記制御
    手段に導通したことを特徴とする遊技機。
  7. 【請求項7】 上記表示器は、複数のカラーランプと、
    カラーランプを支持するランプ基板と、カラーランプの
    頭部を臨ませる窓部を開設した装飾部材とを備えたこと
    を特徴とする請求項6に記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 上記表示器は、複数のカラーランプと、
    カラーランプを支持するランプ基板と、カラーランプの
    前方に配設されたレンズ部材とを備えたことを特徴とす
    る請求項6に記載の遊技機。
  9. 【請求項9】 上記表示器は、複数のカラーランプの光
    輝層を透光性樹脂製包括光輝部内に後方から埋設して一
    体化してなることを特徴とする請求項6に記載の遊技
    機。
JP22607494A 1994-08-29 1994-08-29 遊技機 Pending JPH0866515A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009172067A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Sammy Corp 入賞ユニット及び遊技機

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JP2009172067A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Sammy Corp 入賞ユニット及び遊技機

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