JPH0865594A - テレビジョン信号処理回路 - Google Patents

テレビジョン信号処理回路

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Publication number
JPH0865594A
JPH0865594A JP19265894A JP19265894A JPH0865594A JP H0865594 A JPH0865594 A JP H0865594A JP 19265894 A JP19265894 A JP 19265894A JP 19265894 A JP19265894 A JP 19265894A JP H0865594 A JPH0865594 A JP H0865594A
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JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
signal component
qpsk
bpf
Prior art date
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Pending
Application number
JP19265894A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Itagaki
博 板垣
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0865594A publication Critical patent/JPH0865594A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つのNICAM復調回路構成で2方式のN
ICAM放送を受信する回路の構成を従来より簡易にす
る。 【構成】 SIF検波回路5で第2中間周波数に変換さ
れたFM信号成分およびQPSK信号成分からなる音声
信号から一方の方式のQPSK信号成分を抽出するため
のB/G方式のBPF8と、他方の方式のQPSK信号
成分を抽出するためのI方式のBPF9と、BPF8か
ら出力される信号で不要な成分を削除するための帯域阻
止フィルター14を備え、SIF検波回路5からの第2
中間周波数を周波数検知回路12で検出して、スイッチ
11に制御信号を供給し、スイッチ11により第1の水
晶発振子10a(B/G方式用)または第2の水晶発振
子10b(I方式用)を起動して、QPSK復調回路1
0でそれぞれのQPSK信号成分をPCM音声信号に復
調する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NICAM方式のテレ
ビジョン放送を受信するテレビジョン受信機のテレビジ
ョン信号処理回路において、2方式のNICAM放送を
受信し、その2方式を自動的に判別するテレビジョン信
号処理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下従来の技術を図3を用いて説明す
る。図3は従来の2方式のNICAM放送を自動的に判
別するテレビジョン信号処理回路のブロック図である
(特開平5ー191744号公報)。
【0003】以下に図3のテレビジョン信号処理回路に
ついて説明する。まずB/G方式のNICAM放送を受
信した場合の動作を説明する。アンテナで受信されたB
/G方式のNICAM放送の信号は、チューナ1で第1
中間周波数に変換され、次段のVIFのSAWフィルタ
ー2とSIFのSAWフィルター4に入力される。VI
FのSAWフィルター2では映像信号成分が取り出さ
れ、次段の映像検波回路3で映像信号が検波される。S
IFのSAWフィルター4では、FM信号成分とQPS
K信号成分からなる音声信号成分が取り出される。この
音声信号成分はさらに次段のSIF検波回路5で第2中
間周波数に変換される。この変換された信号は3つに分
かれ、一方はFM検波回路6でFM信号成分が検波さ
れ、FM信号が出力される。もう一方は、第1のスイッ
チ7と周波数検知回路12に入力される。その信号は周
波数検知回路12で検出され、B/G方式だと周波数検
波回路12から“H”の制御信号が第1のスイッチ7に
供給され、第1のスイッチ7はB側に切換わる。そし
て、B/G方式のBPF8に入力され、FM信号成分な
どの不要成分が除去され、5.85MHZのQPSK信
号成分のみが出力され、次段のQPSK復調回路10に
入力される。
【0004】このとき、B/G方式なので、第2のスイ
ッチ11に周波数検知回路12から“H”の制御信号が
供給され、第2のスイッチ11はB側に切換わり、B/
G方式用の第1の水晶発振子10aが作動し、5.85
MHZのQPSK信号はQPSK復調回路10で復調さ
れ、PCM音声信号となり、PCMデコーダー13に入
力され、PCM音声信号が出力される。
【0005】また、I方式のNICAM放送を受信した
場合の動作も上記のB/G方式の場合と同様であり、周
波数検知回路12からの制御信号は“L”の信号とな
り、第1のスイッチ7に供給されて第1のスイッチ7は
C側に切換り、I方式のBPF9に接続される。また、
第2のスイッチ11にも“L”の制御信号が供給されて
第2のスイッチ11はC側に切換わり、第2の水晶発振
子10bが作動し、6,552MHZのQPSK信号は
QPSK復調回路10で復調される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
テレビジョン信号処理回路では、1つのNICAM復調
回路構成でI方式とB/G方式の両方のNICAM放送
を受信できたが、異なる周波数を搬送波とするNICA
Mの信号に対して帯域通過フィルター(BPF)と発振
子を選択的に切換えているため、回路構成が複雑であっ
た。
【0007】本発明は上記問題に鑑み、異なる周波数を
搬送波とするNICAM信号に対して発振子のみを選択
的に切換えることにより、簡易な回路構成でありながら
1つのNICAM復調回路構成で2方式のNICAM放
送が受信できるようにしたテレビジョン信号処理回路を
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のテレビジョン信号処理回路は、一方の帯域
通過フィルターの後段に不要な成分を削除する帯域阻止
フィルターを付加することにより、第2中間周波数に変
換されたFM信号成分およびQPSK信号からなる音声
信号成分が方式の違いに関係なく、2つの帯域通過フィ
ルターを切換えるスイッチを用いずに、切換えスイッチ
を2つの水晶発振子を切換えるスイッチのみとしたこと
を特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、異なるNICA
M搬送周波数の信号を1つの復調回路で受信する場合、
従来では、帯域通過フィルターと水晶発振子の2つを選
択的に切換えていたものを、水晶発振子のみの切換えと
することにより、回路構成を簡易にすることができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明におけるテレビジョン信号処理回路
の一実施例を示すブロック構成図、図2は同テレビジョ
ン信号処理回路の動作を説明する特性図を示す。
【0011】図1において、従来の図3で示すブロック
構成図と比較すると、2方式のNICAM放送を自動的
に受信できるテレビジョン信号処理回路のSIF検波回
路5から第2中間周波数に変換されるFM信号成分およ
びQPSK信号成分からなる音声信号成分が出力され、
この音声信号成分の周波数からB/G方式かI方式かを
周波数検知回路12で判断する。その結果、出力される
“H”,“L”の制御信号が供給されてI方式のBPF
かB/G方式のBPFかを切換える第1のスイッチ7は
削除されており、代わりにI方式のNICAM放送を受
信時にこの信号がB/G方式のBPF8を通過したとき
に、不要な信号部分を削除する帯域阻止フィルター14
をBPF8の後段に設けたものである。その他の構成は
図3のブロック構成図と同様である。
【0012】以上のように構成された図1のテレビジョ
ン信号処理回路の動作について説明する。まず、NIC
AM放送の信号はチューナ1で第1中間周波数び変換さ
れ、その信号は次段のVIFのSAWフィルター2とS
IFのSAWフィルター4に入力される。VIFのSA
Wフィルター2では映像信号成分が取り出され、その信
号は次段の映像検波回路3で映像信号に検波される。S
IFのSAWフィルター4ではFM信号成分とQPSK
信号成分からなる音声信号成分が取り出され、SIF検
波回路5で第2中間周波数に変換されたFM信号成分と
QPSK信号成分からなる音声信号成分が得られる。そ
のうちのFM信号成分は次段のFM検波回路6で検波さ
れ、FM音声信号として出力される。ここまでは従来の
技術と同様である。
【0013】上記のSIF検波回路5から出力された音
声信号成分は次段のB/G方式のBPF8とI方式のB
PF9に入力される。ここで図2を用いて、B/G方式
のNICAM放送を受信した場合とI方式のNICAM
放送を受信した場合とに分けて説明する。まず、I方式
のNICAM放送受信時の場合、この信号はB/G方式
のBPF8とI方式のBPF9に入力される。B/G方
式のBPF8では5.85MHZの信号しか出力しない
ため、I方式のNICAM受信時でのBPF8の出力
は、図2(b)のように、6.552MHZのQPSK
信号成分は取り除かれるが、FM信号成分が少し残って
しまう。しかし、次段の帯域阻止フィルター14でその
残っている信号部分は取り去られる。それにより、BP
F9から6.552MHZのQPSK信号成分だけが抽
出され、次段のQPSK復調回路10に入力される。こ
のとき、SIF検波回路5で第2中間周波数に変換され
た音声信号成分から、周波数検知回路12でその信号の
方式を検出する。この場合はI方式のため、この周波数
検知回路12から“L”の制御信号をスイッチ11に供
給し、その信号により、C側にスイッチされ、第2の水
晶発振子10bが作動し、QPSK復調回路10で6.
552MHZのQPSK信号成分が復調され、次段のP
CMデコーダー13に入力され、PCM音声信号となっ
て出力される。
【0014】次に、B/G方式のNICAMを受信時の
場合、この信号はB/G方式のBPF8とI方式のBP
F9に入力される。B/G方式のBPF8ではFM信号
成分などの不要成分が除去され、次段の帯域阻止フィル
ター14を通過して、5.85MHZのQPSK信号成
分のみが出力される。I方式のBPF9では6.552
MHZの信号しか出力されないため、図2(a)のよう
に、このI方式のBPF9の出力から5.85MHZの
信号は取り除かれる。これにより、次段のQPSK復調
回路10にはBPF8から出力される5.85MHZの
QPSK信号成分のみが入力される。
【0015】このとき、I方式のNICAM放送受信時
と同様に周波数検知回路12から制御信号がスイッチ1
1に供給され、この場合、B/G方式受信なので“H”
の制御信号がスイッチ11に入力されるため、第1の水
晶発振子10aが作動し、5.85MHZのQPSK信
号成分がQPSK復調回路10で復調され、次段のPC
Mデコーダー13に入力され、PCM音声信号となって
出力される。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、2方式
のNICAM信号に対しての切換えが発振子のみである
ので、1つのNICAM復調回路構成で2方式のNIC
AM放送を自動的に受信できる構成を従来より簡易にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるテレビジョン信号処
理回路のブロック図
【図2】本発明の一実施例におけるテレビジョン信号処
理回路の動作を説明する特性図
【図3】従来のテレビジョン信号処理回路のブロック図
【符号の説明】
1 チューナ 2 VIF用SAWフィルター 3 映像検波回路 4 SIF用SAWフィルター 5 SIF検波回路 6 FM検波回路 8 B/G方式用のBPF 9 I方式用のBPF 10 QPSK復調回路 10a 第1の水晶発振子(B/G方式用) 10b 第2の水晶発振子(I方式用) 11 スイッチ 12 周波数検知回路 13 PCMデコーダー 14 帯域阻止フィルター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2方式のNICAM放送を選択的に受信
    可能なテレビジョン信号処理回路であって、テレビジョ
    ン信号を第1中間周波数に変換する手段と、その変換さ
    れた中間周波数からFM信号成分とQPSK信号成分か
    らなる音声信号成分を取り出す手段と、その取り出され
    た音声信号成分を第2中間周波数に変換する回路と、上
    記の回路から出力される音声信号成分から一方の方式の
    QPSK信号成分を通過させる第1の帯域通過フィルタ
    ーと、上記の回路から出力される音声信号成分から他方
    の方式のQPSK信号成分を通過させる第2の帯域通過
    フィルターと、上記の第1の帯域通過フィルターから出
    力される信号で不要な成分を削除する帯域阻止フィルタ
    ーと、2方式のNICAM放送に適合した第1,第2の
    発振子をもち、上記の不要な成分を削除する帯域阻止フ
    ィルターまたは第2の帯域通過フィルターから出力され
    るQPSK信号成分をPCM音声信号に復調するQPS
    K復調回路と、その復調の際、異なる方式により第1,
    第2の発振子を選択的に切換える回路と、第2中間周波
    数に変換する回路の出力周波数により第1,第2の発振
    子を選択的に切換える回路を制御する回路を備えたテレ
    ビジョン信号処理回路。
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