JPH05207400A - 車載用テレビジョン受信回路 - Google Patents
車載用テレビジョン受信回路Info
- Publication number
- JPH05207400A JPH05207400A JP4032847A JP3284792A JPH05207400A JP H05207400 A JPH05207400 A JP H05207400A JP 4032847 A JP4032847 A JP 4032847A JP 3284792 A JP3284792 A JP 3284792A JP H05207400 A JPH05207400 A JP H05207400A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- monaural
- stereo
- mode
- switch
- Prior art date
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- Pending
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- Television Receiver Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車載用テレビジョン受信回路に関し、車両の
走行中ステレオモードのままにしておくとノイズが生じ
音質が低下することを避ける。 【構成】 車載用テレビジョン受信回路における音声受
信のためのステレオ／モノラル判別回路に、車速センサ
出力により制御されて車両の停止あるいは走行状態に応
答する自動ステレオ／モノラル切換手段を設け、車両の
停止および低速走行時にモノラルモードに自動的に切換
えてノイズを低減し高音質でテレビジョン音声を聴取で
きるようにする。
走行中ステレオモードのままにしておくとノイズが生じ
音質が低下することを避ける。 【構成】 車載用テレビジョン受信回路における音声受
信のためのステレオ／モノラル判別回路に、車速センサ
出力により制御されて車両の停止あるいは走行状態に応
答する自動ステレオ／モノラル切換手段を設け、車両の
停止および低速走行時にモノラルモードに自動的に切換
えてノイズを低減し高音質でテレビジョン音声を聴取で
きるようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、車載用テレビジョン
受信回路、特にそのためのテレビジョン音声信号受信回
路に関する。
受信回路、特にそのためのテレビジョン音声信号受信回
路に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば我国における音声多重方式のテレ
ビジョン放送を受信するためのテレビジョン受信機の音
声信号受信回路においては、受信信号のステレオ／モノ
ラル判別を行ってステレオ／モノラル処理の自動切換を
行う音声多重判別回路（以下、音多判別回路という）が
設けられており、その音多判別回路の判別結果に応じて
自動的にステレオ／モノラル切換が行われているが、車
載用として用いられる場合は、車両の走行中にＰ／Ｓの
変動や電界強度の変動がフラッタ的に生じ、ステレオ音
声差信号（Ｌ−Ｒ）のＳ／Ｎが著しく損われたり、ステ
レオ信号の誤判が生じる等の不所望の状態が頻発するこ
ととなる。このため、車載用テレビジョン受信回路をス
テレオモードにしたままで車両走行を行うと、著しくノ
イズが混入して音質が極めて悪化していた。そして、こ
のような場合には、ステレオ／モノラルのモード切換ス
イッチによりモノラルに手動切換を行う以外に回避する
方法がなかった。
ビジョン放送を受信するためのテレビジョン受信機の音
声信号受信回路においては、受信信号のステレオ／モノ
ラル判別を行ってステレオ／モノラル処理の自動切換を
行う音声多重判別回路（以下、音多判別回路という）が
設けられており、その音多判別回路の判別結果に応じて
自動的にステレオ／モノラル切換が行われているが、車
載用として用いられる場合は、車両の走行中にＰ／Ｓの
変動や電界強度の変動がフラッタ的に生じ、ステレオ音
声差信号（Ｌ−Ｒ）のＳ／Ｎが著しく損われたり、ステ
レオ信号の誤判が生じる等の不所望の状態が頻発するこ
ととなる。このため、車載用テレビジョン受信回路をス
テレオモードにしたままで車両走行を行うと、著しくノ
イズが混入して音質が極めて悪化していた。そして、こ
のような場合には、ステレオ／モノラルのモード切換ス
イッチによりモノラルに手動切換を行う以外に回避する
方法がなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上記した
状況を避けるために、車載用テレビジョン受信回路にお
いて、車両の走行に応じたステレオ／モノラルの自動切
換を行うことができるようにすることを目的とする。
状況を避けるために、車載用テレビジョン受信回路にお
いて、車両の走行に応じたステレオ／モノラルの自動切
換を行うことができるようにすることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本願発明によれば、車載
用テレビジョン受信回路における音声信号受信回路中の
ステレオ／モノラル判別回路が、車両の停止状態と走行
状態とに応答する自動ステレオ／モノラル切換手段を備
えており、車両の走行時には自動的にモノラルモードに
切換えるように制御される。具体的には、車両の走行速
度を検出する車速センサを設け、その出力によりステレ
オ／モノラル判別回路に設けられているステレオ／モノ
ラル切換スイッチあるいはそれに並設された切換スイッ
チを制御するように構成する。
用テレビジョン受信回路における音声信号受信回路中の
ステレオ／モノラル判別回路が、車両の停止状態と走行
状態とに応答する自動ステレオ／モノラル切換手段を備
えており、車両の走行時には自動的にモノラルモードに
切換えるように制御される。具体的には、車両の走行速
度を検出する車速センサを設け、その出力によりステレ
オ／モノラル判別回路に設けられているステレオ／モノ
ラル切換スイッチあるいはそれに並設された切換スイッ
チを制御するように構成する。
【０００５】
【作用】車両が走行を始め、車速センサの出力がある程
度以上に大きくなると制御信号が発生されて、ステレオ
／モノラル切換スイッチがモノラルモードに自動的に切
換えられる。これにより、車両が高速走行状態に入ると
自動的にモノラルモードとなり、ノイズを回避すること
ができる。
度以上に大きくなると制御信号が発生されて、ステレオ
／モノラル切換スイッチがモノラルモードに自動的に切
換えられる。これにより、車両が高速走行状態に入ると
自動的にモノラルモードとなり、ノイズを回避すること
ができる。
【０００６】
【実施例】以下、我国の音声多重方式のテレビジョン放
送を受信するためのものとして、本願発明の実施例を図
面を参照しつつ説明する。図１は、本願発明による車載
用テレビジョン受信回路の主要な構成を示すブロック図
であり、１は受信アンテナ、２はチューナおよび周波数
変換回路、３は表面波フィルタＳＡＷＦ、４は映像中間
周波増幅および映像復調回路、５は４．５ＭＨｚの帯域
フィルタＢＰＦから成る音声分離回路、６はＦＭ検波回
路、７は音多判別回路、８，８′は左右チャンネル音声
信号出力Ｌｃｈ，Ｒｃｈ、９はステレオ／モノラル切換
スイッチ、１０は車速センサである。
送を受信するためのものとして、本願発明の実施例を図
面を参照しつつ説明する。図１は、本願発明による車載
用テレビジョン受信回路の主要な構成を示すブロック図
であり、１は受信アンテナ、２はチューナおよび周波数
変換回路、３は表面波フィルタＳＡＷＦ、４は映像中間
周波増幅および映像復調回路、５は４．５ＭＨｚの帯域
フィルタＢＰＦから成る音声分離回路、６はＦＭ検波回
路、７は音多判別回路、８，８′は左右チャンネル音声
信号出力Ｌｃｈ，Ｒｃｈ、９はステレオ／モノラル切換
スイッチ、１０は車速センサである。
【０００７】アンテナ１から入力されたテレビジョン放
送信号は、チューナおよび周波数変換回路２によってレ
ベルを一様にされ、周波数変換された後、表面波フィル
タＳＡＷＦ３によって選択される。この時、映像キャリ
アは５８．７５ＭＨｚ、音声キャリアは５４．２５ＭＨ
ｚとなる。次いで、映像中間周波増幅および映像復調回
路４を経て、映像信号出力とともに５８．７５−５４．
２５＝４．５ＭＨｚのインターキャリアを得る。映像信
号出力は４．５ＭＨｚトラップを介して利用され、４．
５ＭＨｚインターキャリアは４．５ＭＨｚ帯域フィルタ
ＢＰＦ５により分離されてＦＭ検波回路６に供給され
る。ＦＭ検波出力にはステレオ音声和信号Ｌ＋Ｒととも
に、差信号Ｌ−Ｒにより変調された２ｆＨキャリアが得
られる。音多判別回路７において、２ｆＨキャリアから
差信号Ｌ−Ｒが復調され、和信号Ｌ＋Ｒとマトリクス合
成されて、左右チャンネル音声信号Ｌｃｈ、Ｒｃｈが生
成される。
送信号は、チューナおよび周波数変換回路２によってレ
ベルを一様にされ、周波数変換された後、表面波フィル
タＳＡＷＦ３によって選択される。この時、映像キャリ
アは５８．７５ＭＨｚ、音声キャリアは５４．２５ＭＨ
ｚとなる。次いで、映像中間周波増幅および映像復調回
路４を経て、映像信号出力とともに５８．７５−５４．
２５＝４．５ＭＨｚのインターキャリアを得る。映像信
号出力は４．５ＭＨｚトラップを介して利用され、４．
５ＭＨｚインターキャリアは４．５ＭＨｚ帯域フィルタ
ＢＰＦ５により分離されてＦＭ検波回路６に供給され
る。ＦＭ検波出力にはステレオ音声和信号Ｌ＋Ｒととも
に、差信号Ｌ−Ｒにより変調された２ｆＨキャリアが得
られる。音多判別回路７において、２ｆＨキャリアから
差信号Ｌ−Ｒが復調され、和信号Ｌ＋Ｒとマトリクス合
成されて、左右チャンネル音声信号Ｌｃｈ、Ｒｃｈが生
成される。
【０００８】音多判別回路７に設けられているステレオ
／モノラル切換スイッチ９は、開放状態ＯＦＦにおいて
ステレオモード、閉成状態ＯＮにおいてモノラルモード
を設定するように接続されており、車速センサ１０の出
力によりその開閉状態が制御される。例えば、車速セン
サ１０はスピードメータの駆動信号と同様のものを用
い、車両の停止時、あるいは停止時および低速走行時の
出力により切換スイッチ９をＯＦＦとしてステレオモー
ド設定とし、高速走行時の出力により切換スイッチ９を
ＯＮとしてモノラルモードに切換える。図２は、車速セ
ンサ１０によりステレオ／モノラル切換スイッチを制御
するための具体的な実施例を示しており、手動のステレ
オ／モノラルモード切換スイッチ９に電子的な切換スイ
ッチ９′を並設し、車速センサ１０の出力を演算増幅器
１１を経てスイッチ９′の切換制御を行うように構成さ
れる、車速に応じたステレオ／モノラルの切換設定は、
演算増幅器１１の設定電圧値Ｅにより調整することがで
きる。
／モノラル切換スイッチ９は、開放状態ＯＦＦにおいて
ステレオモード、閉成状態ＯＮにおいてモノラルモード
を設定するように接続されており、車速センサ１０の出
力によりその開閉状態が制御される。例えば、車速セン
サ１０はスピードメータの駆動信号と同様のものを用
い、車両の停止時、あるいは停止時および低速走行時の
出力により切換スイッチ９をＯＦＦとしてステレオモー
ド設定とし、高速走行時の出力により切換スイッチ９を
ＯＮとしてモノラルモードに切換える。図２は、車速セ
ンサ１０によりステレオ／モノラル切換スイッチを制御
するための具体的な実施例を示しており、手動のステレ
オ／モノラルモード切換スイッチ９に電子的な切換スイ
ッチ９′を並設し、車速センサ１０の出力を演算増幅器
１１を経てスイッチ９′の切換制御を行うように構成さ
れる、車速に応じたステレオ／モノラルの切換設定は、
演算増幅器１１の設定電圧値Ｅにより調整することがで
きる。
【０００９】上記した実施例において、中間周波増幅お
よび復調回路４の中間周波増幅回路ＶＩＦとしては、ス
プリット付きインターキャリア方式、クラッジパラレル
トーン方式、スプリットキャリア方式に対応するものも
利用することができる。また、上記した実施例におい
て、モノラルモードとして、全てのスピーカーから同一
音声を発音することなく、左右のスピーカーから発音さ
れる音声の信号の位相を異ならせることにより疑似的な
ステレオ音声を発生させる、いわゆる疑似ステレオモー
ドとすることも出来る。更に、上記した実施例は、日本
方式の音声多重方式のテレビジョン放送信号を受信する
ものとして説明を行ったが、ＵＳＡ音声多重方式やドイ
ツのツーバイトーン方式、英国，北欧のＮＩＣＡＭ音声
多重方式にも応用できる。
よび復調回路４の中間周波増幅回路ＶＩＦとしては、ス
プリット付きインターキャリア方式、クラッジパラレル
トーン方式、スプリットキャリア方式に対応するものも
利用することができる。また、上記した実施例におい
て、モノラルモードとして、全てのスピーカーから同一
音声を発音することなく、左右のスピーカーから発音さ
れる音声の信号の位相を異ならせることにより疑似的な
ステレオ音声を発生させる、いわゆる疑似ステレオモー
ドとすることも出来る。更に、上記した実施例は、日本
方式の音声多重方式のテレビジョン放送信号を受信する
ものとして説明を行ったが、ＵＳＡ音声多重方式やドイ
ツのツーバイトーン方式、英国，北欧のＮＩＣＡＭ音声
多重方式にも応用できる。
【００１０】
【発明の効果】本願発明の車載用テレビジョン受信回路
によれば、車両の走行時に車速に応じて自動的にモノラ
ルまたは疑似ステレオモードに切換えることができ、紛
わしい手動による切換を要することなく、ノイズを低減
して高音質でテレビジョン音声を聴取することができ
る。
によれば、車両の走行時に車速に応じて自動的にモノラ
ルまたは疑似ステレオモードに切換えることができ、紛
わしい手動による切換を要することなく、ノイズを低減
して高音質でテレビジョン音声を聴取することができ
る。
【図１】本願発明による車載用テレビジョン受信回路の
主要部を示すブロック図である。
主要部を示すブロック図である。
【図２】車速に応じたステレオ／モノラル切換スイッチ
の制御回路の具体例を示すブロック図である。
の制御回路の具体例を示すブロック図である。
４ 映像中間周波増幅幅および映像復調回路 ５ ４．５ＭＨｚ帯域フィルタ ６ ＦＭ検波回路 ７ 音多判別回路 ９，９′ ステレオ／モノラル切換スイッチ １０ 車速センサ １１ 演算増幅器
Claims (1)
- 【請求項１】 音声受信のためのステレオ／モノラル自
動判別回路を備えた車載用テレビジョン受信回路におい
て、 上記ステレオ／モノラル自動判別回路が車両の停止ある
いは走行状態に応答する自動ステレオ／モノラル切換手
段を備えていることを特徴とする車載用テレビジョン受
信回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4032847A JPH05207400A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 車載用テレビジョン受信回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4032847A JPH05207400A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 車載用テレビジョン受信回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05207400A true JPH05207400A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=12370224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4032847A Pending JPH05207400A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 車載用テレビジョン受信回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05207400A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107197406A (zh) * | 2017-06-29 | 2017-09-22 | 广州国光音频科技有限公司 | 一种多功能音频集成系统 |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP4032847A patent/JPH05207400A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107197406A (zh) * | 2017-06-29 | 2017-09-22 | 广州国光音频科技有限公司 | 一种多功能音频集成系统 |
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